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  • ザク・ブラウンがMIA功労賞を受賞 マクラーレン再建の手腕を評価

    ザク・ブラウンがMIA功労賞を受賞 マクラーレン再建の手腕を評価

    マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンが、モータースポーツ業界への卓越した貢献を称える「Motorsport Industry Association(MIA) Outstanding Contribution to the Motorsport Industry Award」の2026年受賞者に選ばれた。

    ブラウンは24日、英国貴族院で開催されたMIAの年次サマーレセプションで表彰を受けた。この賞はモータースポーツおよび高性能エンジニアリング分野への顕著な個人貢献を称えるもので、業界内でも権威ある賞のひとつとされている。

    歴代の名将たちに続く受賞
    授賞式には約200人のモータースポーツ業界関係者や政界関係者が出席し、ブラウンの業界への貢献を祝福した。

    ブラウンは今回の受賞により、ジャッキー・スチュワート、スターリング・モス、トト・ヴォルフ、ロス・ブラウンといった過去の受賞者たちに名を連ねることになった。

    近年のブラウンは、低迷していたマクラーレンの再建を主導。組織改革や商業面での成功に加え、チームを再びF1のトップ争いへ押し上げた手腕が高く評価されている。

    「チーム全員と分かち合う賞」
    ブラウンは受賞後、チームへの感謝を口にした。

    「この栄誉を与えてくれたMIAに心から感謝したい。この賞は誇りを持ってマクラーレン・テクノロジー・センターへ持ち帰り、チーム全員と分かち合いたい」

    「F1は究極のチームスポーツだ。強いチーム文化と優れたチームワークなしに成功はあり得ない」

    「僕たちはF1グリッドの先頭へ戻るために素晴らしい挑戦を続けてきた。その実現を可能にしてくれたマクラーレン・レーシングのすべてのスタッフに感謝したい」

    「僕たちが共に成し遂げてきたことを、これ以上ないほど誇りに思っている」

    ザク・ブラウンは2018年にマクラーレンのCEOに就任して以降、チームの経営基盤強化と競争力回復を推進してきた。今回の受賞は、F1チーム運営だけでなくモータースポーツ業界全体への貢献が評価されたものとなった。

  • アロンソが擁護するニューウェイ流 AMR26失敗でも貫く“限界突破”の哲学

    アロンソが擁護するニューウェイ流 AMR26失敗でも貫く“限界突破”の哲学

    アストンマーティンF1は2026年シーズン、深刻な苦戦を強いられている。ホンダ製パワーユニットのパフォーマンス不足だけでなく、ギアボックスや空力性能などマシン全体に問題を抱え、AMR26はグリッド後方に沈んでいる。

    そうした状況の中で批判の矢面に立たされているのが、テクニカル・マネージングディレクターを務めるエイドリアン・ニューウェイだ。

    しかし、フェルナンド・アロンソはその開発アプローチを全面的に支持しており、現在の苦境も将来的な成功のために必要な過程だと考えている。

    ニューウェイが選んだ攻めの設計思想
    アストンマーティンの不振は単純にホンダ製パワーユニットだけが原因ではない。

    ギアボックスについては、これまでメルセデス製トランスミッションを使用してきた経緯があり、自社開発経験の少なさが課題となっている。一方で、空力面を含めた車体全体については、ニューウェイ率いる技術陣が極めて野心的な設計を採用したことが背景にある。

    ニューウェイは2025年3月にチームへ加入したため、ライバル勢より開発開始が遅れていた。それにもかかわらず保守的なコンセプトを選ばず、最初から大きな性能向上を狙った大胆な設計に踏み切った。

    その結果、AMR26は多くの領域で限界を超えた設計となり、期待した性能を発揮できていない。

    アロンソ「限界を見つけることが重要」
    しかしアロンソは、この姿勢こそニューウェイらしさだと語る。

    「それが彼の哲学なんだ。常に限界を見つけようとする。そして限界を見つけたら半歩だけ戻る。今の僕たちはまさにその段階にいる」

    アロンソによれば、アストンマーティンは複数の領域で意図的に限界へ挑戦しているという。

    「僕たちは多くの分野で限界を押し広げようとしている」

    さらに、より保守的なセットアップへ戻せば短期的なパフォーマンス向上を得られる可能性があることも認めている。

    「より馴染みのある領域へ戻れば、すぐにパフォーマンスを見つけられるかもしれない」

    それでもチームは現在の方向性を維持する考えだ。

    「将来的にさらに大きなパフォーマンスを引き出せると信じているので、マシンのいくつかの領域では今の哲学を維持したいと思っている」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    AMR26Bがニューウェイ構想の試金石
    現時点でAMR26の挑戦は成功しているとは言い難い。アストンマーティンはコンストラクターズ争いの後方に沈み、シーズン序盤から苦しい戦いを続けている。

    しかしチームは夏以降に大規模改良版となるAMR26Bを投入する予定であり、ここに大きな期待を寄せている。

    AMR26Bは、現在のコンセプトを維持しながら問題点を解消することを目指したマシンであり、ニューウェイが描く開発構想の成否を占う重要な存在となる。

    もしこのアップデートで競争力を取り戻せなければ、ニューウェイの設計思想だけでなく、アストンマーティンのプロジェクト全体に対する評価にも大きな影響を与えるだろう。

    アロンソの将来にも直結する重要な転換点
    AMR26Bの結果は、フェルナンド・アロンソ自身の将来にも関わる可能性がある。

    アロンソは依然としてF1残留への意欲を示しているが、2027年以降については明確な決断を下していない。アストンマーティンが復活への道筋を示せるかどうかは、契約延長の判断材料になるだけでなく、他チームからのオファーを検討する可能性にも影響を与える。

    アロンソは現在の苦境を理解しながらも、ニューウェイの「限界を攻める」哲学が最終的には成功につながると信じている。そして、その答えが示される舞台こそ、今夏デビュー予定のAMR26Bとなりそうだ。

  • フェルスタッペンは「とても支えてくれた」 ローソンが語る降格劇の舞台裏

    フェルスタッペンは「とても支えてくれた」 ローソンが語る降格劇の舞台裏

    2025年シーズン開幕直後にレッドブルのシートを失ったリアム・ローソンが、その苦しい時期にマックス・フェルスタッペンから受けたサポートについて明かした。

    ローソンは2025年、セルジオ・ペレスの後任としてレーシングブルズからレッドブルへ昇格。しかしオーストラリアGPと中国GPのわずか2戦でシートを失い、チームは角田裕毅を起用する決断を下した。

    当時、この判断にはフェルスタッペン自身も不満を抱いていたと報じられている。

    フェルスタッペンとの関係を語るローソン
    ローソンは『High Performance Podcast』で、フェルスタッペンの人柄について次のように語った。

    「マックスは本当に自然体な人なんだ。あれほど高いレベルにいて、あれだけの実績を持つ立場なら、そうならなくてもおかしくないと思う」

    「しかも僕だけじゃなくて、誰に対してもそうみたいなんだ。彼は純粋にレースが好きで、クルマの話やレースの話をするのが好きな人なんだと思う」

    リザーブ時代から続く気遣い
    ローソンによれば、フェルスタッペンはリザーブドライバー時代から積極的に声を掛けてくれていたという。

    「僕が加入した頃から、彼はいつも僕のことを気に掛けてくれた。挨拶してくれたり、声を掛けてくれたりね」

    「僕がまだリザーブでF2を走っていた時も、『F2はどうだ?』『クルマはどうだ?』『調子はどう?』と聞いてくれたんだ」

    「当時は本当にうれしかったし、彼はいつもそういう自然体の人だった」

    フェルスタッペンは4度のF1世界王者という立場にありながらも、若手ドライバーに対して分け隔てなく接していたことがうかがえる。

    降格後も受けたサポート
    ローソンにとって、レッドブルからの降格はキャリア最大級の試練だった。

    そんな中でフェルスタッペンは大きな支えになったという。

    「レッドブルに昇格してから起きた一連の出来事の中で、彼は本当に支えてくれた」

    「詳しいことはあまり話したくないけれど、とても支えてくれた。本当に、本当に支えてくれたんだ」

    ローソンは当時、多くの関係者と話をしたものの、フェルスタッペンとも直接この件について話し合ったと明かした。

    「その時期には多くの人と話をした。でも彼ともそのことについて話したし、本当に支えてくれた」

    フェルスタッペンが示した不満
    ローソンの降格は2025年シーズン序盤最大の話題のひとつとなった。

    レッドブルは開幕わずか2戦でドライバー交代を決断したが、この判断についてフェルスタッペンは当時から懐疑的な姿勢を見せていたとされる。

    今回のローソンの証言からは、フェルスタッペンが公の場での発言だけでなく、個人的にもローソンを支えていたことが分かる。

    今も続く信頼関係
    フェルスタッペンとローソンがレッドブルでチームメイトとして過ごした期間は短かった。しかし今回の発言は、その間に築かれた信頼関係が現在も続いていることを示している。

    厳しい降格劇を経験したローソンにとって、グリッド最高峰のドライバーからの支援は大きな励みとなったようだ。また、このエピソードはフェルスタッペンの競争心だけでなく、若手ドライバーを気遣う一面を改めて浮き彫りにしている。

    【関連】
    ・リアム・ローソン レッドブルF1降格の真相激白「中国GPの実験が不当に利用された」

  • ウィリアムズF1「ほぼ新車」を投入へ サインツJr.とアルボンに追い風

    ウィリアムズF1「ほぼ新車」を投入へ サインツJr.とアルボンに追い風

    ウィリアムズは2026年シーズン後半に向けてFW48へ大規模アップデートを投入し、巻き返しを図る計画だ。ジェームズ・ボウルズ代表は、今後数戦で苦戦を覚悟しながらも、夏休み明けには「ほぼ新しいマシン」と呼べるレベルまで進化すると明かした。

    チームはすでに2027年マシン開発を優先しているものの、今季を諦めたわけではない。カルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンにとっても、後半戦は大きな転機となる可能性がある。

    バルセロナの不振は実力を反映したものではない
    ウィリアムズはマイアミ、カナダ、モナコで競争力を示した一方、第7戦スペインGPでは苦戦を強いられた。

    しかしボウルズ代表は、その結果をチーム本来の実力とは考えていない。

    「バルセロナで見られた状況は、サーキット特有の特徴やマシン側で正常に機能しなかった要素が重なった結果だった」

    「それらの問題については詳細な分析を終えており、シーズン中にどのように修正していくか明確な計画を持っている」

    また、今後のアップデートによって着実な性能向上が期待できると説明した。

    「大きな性能向上が近づいている。ただし一度に実現するわけではない」

    「シルバーストンでアップデートを投入し、おそらくスパでも改良を加える」

    後半戦には“ほぼ新車”を投入
    ボウルズ代表によると、改良プログラムは夏休み前後にかけて継続的に進められるという。

    「8月の夏休み前にもさらなるアップデートがある。そして休暇後にはさらに多くの改良を投入する」

    「その頃にはサーキット上でほぼ新しいマシンを走らせることになるだろう」

    この発言からは、9月から10月頃に大規模アップデート版のFW48が投入される可能性が高いことがうかがえる。

    一方でボウルズ代表は、FW48に関する基本的なエンジニアリング作業はすでに完了しており、チームの主な開発リソースは2027年プロジェクトへ移行していることも明らかにした。

    まだ十分に挽回できると確信
    7戦終了時点でウィリアムズはコンストラクターズランキング8位。獲得ポイントは11点にとどまり、ハース、レーシングブルズ、アルピーヌの後方に位置している。

    それでもボウルズ代表は、シーズンはまだ長く、巻き返しの余地は十分に残されていると語る。

    「シーズン終盤のような感覚になるが、実際にはまだ全体の3分の1を消化しただけだ」

    「8月の夏休み後にも、今年が22戦になるか23戦になるかにもよるが、まだ約9レース残されている」

    「時間はある。ただし必要な性能を十分早い段階でマシンに与えられるかが重要だ」

    サインツJr.の将来を左右する重要な数か月
    ウィリアムズの復調は、カルロス・サインツJr.の将来にも影響を与える可能性がある。

    サインツJr.はすでに、自身が再び勝利争いへ戻るまでどれだけ待てるかを考えなければならないと認めている。もしウィリアムズの競争力向上が思うように進まなければ、過去に獲得を検討していたチームが再び接触を試みる可能性もある。

    さらにドライバー市場では、マックス・フェルスタッペンの去就が注目を集めている。フェルスタッペンがレッドブルを離れメルセデスへ移籍するような展開となれば、市場全体が大きく動き出し、その余波によってサインツJr.の名前が再び有力候補として浮上する可能性もある。

    その意味でも、ウィリアムズが後半戦に投入する“ほぼ新車”がどこまで競争力を引き上げられるかは、チームだけでなくサインツJr.自身の将来を占う上でも重要な要素となりそうだ。

  • 元F1チームのスパイカー ル・マン24時間レース復帰を計画

    元F1チームのスパイカー ル・マン24時間レース復帰を計画

    かつてF1に参戦したオランダのスポーツカーメーカー、スパイカーがモータースポーツ復帰を視野に入れていることが明らかになった。特に、伝統のル・マン24時間レースへの再挑戦が構想として浮上している。

    スパイカーは1999年に設立され、2006年シーズン終盤にミッドランドF1チームを買収してF1へ参戦。2007年シーズンを戦った後、チームはインドの実業家ビジェイ・マリヤへ売却され、2008年からフォース・インディアとして活動した。

    スパイカーが復活を示唆
    同社はF1以外にもル・マン24時間レースやル・マン・シリーズ、セブリング12時間レース、FIA GT選手権などに参戦してきた実績を持つ。

    スパイカーの最後のル・マン参戦は2010年で、それ以降はモータースポーツの舞台から遠ざかっていた。

    同社は2014年末に経営破綻したものの、2015年初頭に破産手続きを撤回。その後、2021年に再び破産したが、2022年にはスポーツカー製造事業への復帰を発表していた。

    そして最近、スパイカーはSNSで意味深な動画を公開。大きなプロジェクトが進行していることを示唆しており、同社でル・マン参戦経験を持つオランダ人ドライバーのイェルーン・ブリークモーレンも、その動きを認めている。

    「確かに何かが進んでいる」とブリークモーレンはRacingNews365に語った。

    目標はル・マンへの再挑戦
    現在スパイカーは、新型ロードカー「C8プレリアトール」を開発中で、今年後半に米カリフォルニア州で開催されるペブルビーチで公開される予定となっている。

    このプロジェクトは新たな投資家グループの支援を受けて進められており、その資金力を背景に長年温められてきたモータースポーツ復帰計画も再始動したという。

    ブリークモーレンは、共同創設者のビクター・ミュラーが当初からル・マン復帰への強い意欲を示していたことを明かした。

    「ビクター・ミュラーは最初から『再出発するなら、ル・マンにも戻る』と言っていた」

    もっとも、実際のモータースポーツ復帰にはまだ時間を要する見通しだ。メーカーには厳しいホモロゲーション要件が課されており、実現までには多くの課題が残されている。

    「まだ乗り越えなければならないハードルはかなり多い」とブリークモーレンは認める。

    「それでも、その意思が確実に存在することは間違いない」

    スパイカーのモータースポーツ復帰はまだ構想段階にあるものの、新たな投資家の支援を受けて再始動した同社は、将来的なル・マン24時間レース復帰に向けた準備を進めている。

  • ハースF1チーム ネバーマイルと提携 日本発テクノロジー企業がF1参入

    ハースF1チーム ネバーマイルと提携 日本発テクノロジー企業がF1参入

    ハースF1チームは6月24日、日本のテクノロジー企業であるNeverMile(ネバーマイル)との新たなパートナーシップ締結を発表した。契約は2026年F1第8戦オーストリアGPから開始され、NeverMileのロゴはVF-26やガレージ、デジタル資産などに掲出される。

    今回の提携では、ソフトウェア開発や業務改革を強みとするNeverMileが、ハースF1チームのグローバルなオペレーションやサプライチェーン管理に関する知見を共有。

    両社は業務効率の向上や海外市場での新たなビジネス機会の創出を目指し、F1という世界最高峰の競技環境を通じて企業価値の向上を図っていく。

    日本企業の技術をF1の現場へ
    NeverMileは東京都を拠点とするテクノロジー企業で、ソフトウェア開発と業務改革を通じて企業の変革を支援している。物流や製造業を中心に、建設、小売、金融サービスなど社会インフラを支える業界向けのソリューションを提供している。

    今回の提携では、ハースF1チームとNeverMileがグローバルなオペレーションやサプライチェーン管理に関する知見を共有するほか、新たな海外市場でのビジネス機会の創出や企業価値の向上を目指す。

    F1は、開発、調達、生産、物流、レース運営を極めて短期間で連携させる必要がある世界最高水準のオペレーション環境として知られている。ハースF1チームはアメリカ、イギリス、イタリアの複数拠点をまたいでチーム運営を行っており、その運営ノウハウとNeverMileのソフトウェア技術を組み合わせることで、新たな価値創出を図る考えだ。

    小松礼雄代表「本物のパートナーシップを築いていく」
    ハースF1チームの小松礼雄代表は、新たな提携について次のように語った。

    「NeverMileを新たなパートナーとして迎えることで、成長を続けるパートナーポートフォリオをさらに強化できることを大変嬉しく思います」

    「私たちは、チームとしての価値観と真に一致するブランドとの、誠実で本質的なパートナーシップを重視しています」

    「NeverMileは、継続的な卓越性の追求と価値創出という共通の理念を持つパートナーです」

    「Formula 1の世界に彼らを迎え入れ、その専門知識を活用して私たちのオペレーション効率向上につなげることで、双方にとって有益な成果を生み出せることを楽しみにしています」

    NeverMile「世界最高峰の運営環境から新たな価値を創出する」
    NeverMile創業者兼CEOの深作康太氏は、今回の提携の意義について次のように述べた。

    「このたび、TGR Haas F1 Teamとのパートナーシップを発表できることを大変嬉しく思います」

    「Formula 1はモータースポーツの最高峰であると同時に、世界最高水準のオペレーションが求められる環境でもあります」

    「ネバーマイルは創業以来、物流・製造業を中心に、サプライチェーン領域における業務改革とソフトウェア構築を支援してまいりました」

    「今回のパートナーシップを通じて、世界最高峰の現場との交流を深めながら、新たな知見や価値を共創し、その成果をお客様への提供価値向上につなげていきたいと考えています」

    「また、日本発のテクノロジーカンパニーとして、今後もグローバル市場への挑戦を積極的に進めてまいります」

    オーストリアGPからブランド掲出
    NeverMileのロゴは、2026年オーストリアGPからVF-26、ガレージ内のサイン類、デジタルコンテンツなどに掲出される。両社は今回の提携を通じて知識や経験を共有し、F1の現場で培われる運営ノウハウを活用しながら、新たな価値創出に取り組んでいく。

    今回の提携により、ハースF1チームは日本企業との新たな協力関係を築き、オペレーションの効率化と海外市場でのビジネス拡大を目指す。NeverMileにとっても、F1という世界最高峰の競技環境で得られる知見を、自社の技術や顧客への価値向上につなげる重要な取り組みとなる。

  • レッドブルF1 マックス・フェルスタッペン残留へ重要協議 離脱条項が焦点

    レッドブルF1 マックス・フェルスタッペン残留へ重要協議 離脱条項が焦点

    マックス・フェルスタッペンのF1での将来を巡る不透明感が続くなか、レッドブルは2027年以降もチームに残留する確約を得るため、今週末のF1オーストリアGPで協議を継続する見通しとなった。

    フェルスタッペンは2028年末までレッドブルとの契約を結んでいる。しかし、その契約には成績に関連した離脱条項が含まれているとされており、2027年以降の去就については依然として憶測が絶えない。

    レッドブルが残留確約を求める理由
    フェルスタッペンは近年、自身の将来についてたびたび疑問を投げかけてきた。スプリントレース開催数の増加や、今年導入された新たな技術レギュレーションへの不満を理由として挙げており、その発言は将来を巡る憶測をさらに強めることとなった。

    レッドブルは来季以降もフェルスタッペンがチームに残留する保証を求めているが、現時点で双方の間に合意は成立していない。

    オーストリアで続く将来に関する協議
    フェルスタッペンはバルセロナGP前にマネジメント陣とともにオーストリアを訪問し、レッドブルの親会社であるエナジードリンク企業の経営幹部と協議を行った。

    レッドブルは今後の方向性について明確な回答を求めており、チームのホームレースとなる今週末のオーストリアGPでは、重要な関係者が現地入りする予定となっている。

    その中にはレッドブルGmbH共同オーナーのマーク・マテシッツとチャレーム・ユーウィッタヤも含まれている。RacingNews365の情報筋によれば、金曜日までに合意に至らなかった場合でも、協議は週末を通じて継続される可能性が高いという。

    離脱条項の扱いが焦点に
    今回の協議の重要なテーマのひとつは、契約に盛り込まれている離脱条項の扱いだ。

    レッドブルとフェルスタッペン陣営の話し合いでは、チーム側がその離脱条項を買い取る可能性が議論されているとみられている。もし実現すれば、フェルスタッペンが将来的に当該条項を行使することはできなくなり、レッドブルは長期的な安定を確保することができる。

    アップグレード評価も重要な週末に
    ただし、レッドブルにとって今週末の最優先事項はコース上でのパフォーマンスであることに変わりはない。

    チームはオーストリアGPで大きな期待が寄せられているアップグレードパッケージを投入する予定であり、その効果を評価することが重要な課題となる。

    フェルスタッペン自身は将来について率直な姿勢を貫いており、今月のスペインGPでレッドブルとの会談について質問された際には、「もし僕の将来について何か新しいことがあれば、そのときは皆さんに伝えるよ」と語っていた。

    レッドブルがフェルスタッペンの残留確約を求める背景には、競争力維持だけでなく組織運営上の理由もある。71勝を誇るドライバーが長期的に残留することが確定すれば、パドック内の優秀なエンジニアや技術者を獲得しやすくなるほか、苦戦するシーズン序盤を過ごしているチーム全体の士気向上にもつながると考えられている。

    オーストリアGPの週末は、レッドブルにとってアップグレードの成果を確認する重要な機会であると同時に、フェルスタッペンの将来を巡る協議の行方を占う場にもなりそうだ。チームの今後を左右する重要なテーマとして、その動向に注目が集まっている。

  • レッドブルF1 オーストリアGPで重量ハンディ解消狙う重要アップデート投入

    レッドブルF1 オーストリアGPで重量ハンディ解消狙う重要アップデート投入

    レッドブルは今週末のF1オーストリアGPで、2026年シーズン2度目となる大規模アップグレードパッケージを投入する。チームにとって極めて重要な改良となるが、一気に勢力図を塗り替えるような劇的な変化は期待すべきではないようだ。

    レッドブルのホームレースとなるレッドブル・リンクでは、ミルトンキーンズのチームが準備を進めてきた新パッケージがデビューする予定となっている。

    マシン全体に手を加えた改良
    今回のアップデートの詳細は明らかにされていないが、関係者の話では特定の領域だけでなくマシン全体に改良が施されているという。

    ただし、フェラーリが投入した“逆さまウイング”のような目を引く革新的なアイデアや極端なコンセプト変更が含まれているわけではない。

    今回の開発の焦点は、レッドブルがシーズン序盤から抱えていた重量問題の解消に置かれている。

    開幕時点でレッドブルはトップチームの中でも最も重いマシンを走らせていたとされ、最低重量に対して約12kgの超過があったとみられている。

    軽量化を完了へ
    マイアミGPで投入された前回のアップデートによって、その重量超過分のおよそ半分が解消された。

    そして今回のオーストリアGP向けパッケージによって残る重量ハンディキャップも取り除かれる見込みだ。

    これによりレッドブルは、今後の開発を軽量化ではなく純粋なパフォーマンス向上へ集中させることができるようになる。

    もちろんチームはアップグレードの効果をすぐに引き出したい考えだが、新パッケージの理解と最適化には一定の時間が必要になるとみられている。

    メキース代表は慎重な見方
    マイアミで投入されたアップデートは即座に一定の成果をもたらしたが、ローラン・メキース代表は今回のパッケージに過度な期待を寄せるべきではないと語っている。

    「全員がこのパッケージのために非常に懸命に働いてきた」

    メキース代表はそう語った。

    「だが、オーストリアのパッケージだけで十分だとは考えていない。まだいくつかのステップが必要になることは分かっている」

    「重要なのは、日本GP以降続けてきた差を縮める流れを維持することだ」

    「以前のように4分の1秒の差について話すのではなく、それよりも小さな差について語れるようになることを期待している」

    現在レッドブルはコンストラクターズランキング4位につけている。3位のマクラーレンとは52ポイント差があり、ホームレースで投入される今回のアップデートが反撃への足掛かりとなるか注目される。

    【関連】
    ・F1オーストリアGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)

  • フェラーリの問い合わせでFIAが動く メルセデスF1のディフューザーに規制強化か

    フェラーリの問い合わせでFIAが動く メルセデスF1のディフューザーに規制強化か

    FIA(国際自動車連盟)が、メルセデスのディフューザー設計の運用方法について技術的な明確化(クラリフィケーション)を発行する準備を進めていると、RacingNews365が報じた。

    メルセデスは今季投入したアップグレードパッケージの一環として、リアディフューザー後端に延長部品を追加。2026年の新技術規則下で各チームが革新的な解釈を模索する中、メルセデス独自のアイデアとして注目を集めていた。

    2026年はレギュレーションが大幅に変更されたことで、各チームが新たな設計コンセプトを導入している。メルセデスのディフューザーに加え、フェラーリとレッドブルが採用する、軸を中心に回転する通称「マカレナ・リアウイング」もその一例とされる。

    しかし、このメルセデスのディフューザーに対してライバルチームが関心を示しており、フェラーリがFIAに対して合法性についての見解を求めたという。

    F1では過去にも、競合チームがライバルの革新的な設計についてFIAへ問い合わせを行うケースが数多くあった。問い合わせを行うチームは、その技術を自ら開発可能か判断する目的で確認することもあれば、規則解釈の明確化を求める場合もある。

    また、FIAは必要と判断した場合、規則の明確化を通じて当該設計の模倣を防いだり、既存の設計の使用中止を求めたりすることができる。

    オーストリアGPから適用の可能性
    こうした措置は即時適用される場合もあれば、チーム側に対応期間が与えられる場合もある。

    RacingNews365によると、今回のメルセデスのディフューザーに関しては後者のケースに該当する見込みだという。

    現在、FIAは関連文書の作成を進めており、オーストリアGPから適用される方向で準備が進んでいるとされる。しかしメルセデスは、その適用開始を次戦のイギリスGPまで延期するよう求めているという。

    その理由は物流上の問題にある。すでにチームの輸送トラックはオーストリアへ向けて出発しており、現地で仕様変更に対応することが難しいためだ。

    メルセデスは、自らのフロアおよびディフューザー設計は現行規則の範囲内で合法だと考えている。しかし、FIAの明確化によって設計変更が必要になれば、修正版を投入するために追加の作業が必要になる。

    今回の動きは、2026年の新世代マシンを巡る技術開発競争が激化する中で、各チームがライバルの革新的な解釈を厳しく監視していることを改めて示している。フェラーリの問い合わせを受けたFIAの判断が、今後の開発競争や勢力図にどのような影響を及ぼすのか注目される。

  • フェラーリF1 ADUO初活用 オーストリアGPでPUアップグレード投入

    フェラーリF1 ADUO初活用 オーストリアGPでPUアップグレード投入

    スクーデリア・フェラーリは、2026年F1第8戦オーストリアGPで今季初となるパワーユニットのアップグレードを投入することを正式に発表した。また、シャルル・ルクレールはFP1を欠場し、フェラーリ育成ドライバーのディーノ・ベガノビッチが代役を務める。

    フェラーリは2026年の新パワーユニット規則導入後、ライバル勢に対して出力不足が指摘されており、今回のアップグレードはFIAのADUO(Additional Development Upgrade Opportunities)制度を活用した最初の開発トークンとなる。

    ADUOを活用した最初の一歩
    フェラーリはレッドブル・リンクで内燃エンジン(ICE)の改良版を投入する。

    ただしチームは、今回のアップデートによって即座に大幅な性能向上が得られるとは考えていない。むしろ開発プログラムで得られた成果を実戦投入する第一歩と位置付けている。

    フェラーリのパワーユニット技術責任者エンリコ・グアルティエリは次のように説明した。

    「ファクトリーのチーム全体は現在、ADUO制度によって与えられた追加開発機会を最大限活用するため、計画された開発ロードマップに沿って精力的に作業を続けている」

    「シュピールベルクに持ち込むアップデートは比較的小規模なものだ。ここ数週間で開発プログラムから得られた改善を実戦に反映した成果でもある」

    「継続的な改善、迅速な対応、そして得られた成果を可能な限り早く投入するという、このスポーツの本質を体現するものだ」

    フェラーリは性能差縮小を目指す
    フェラーリのパワーユニットは、メルセデスやレッドブル・フォードと比較して出力面で不利な状況にあるとみられている。

    今回のアップグレードはその差を縮めるための第一弾であり、今後もADUO制度を活用した追加開発が続く見通しだ。

    チーム内部では、今回の改良だけで勢力図が大きく変化するとは考えられていないものの、シーズン後半へ向けた重要な基盤になると評価されている。

    ルクレールに代わりベガノビッチがFP1出走
    オーストリアGPのFP1では、ルクレールに代わってフェラーリ育成ドライバーのディーノ・ベガノビッチがSF-26をドライブする。

    ベガノビッチは第7戦スペインGPでもルイス・ハミルトンのマシンでFP1を担当しており、今回が今季2度目の公式セッション出走となる。

    フェラーリにとっては、シーズン中に4回実施が義務付けられているルーキードライバー起用規定の半分を消化することになる。

    ベガノビッチにとっても、将来的なF1昇格へ向けて貴重なアピールの機会となりそうだ。

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    ・F1オーストリアGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)