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  • ジョージ・ラッセル メルセデスF1残留を明言「来季も100%ここで走る」

    ジョージ・ラッセル メルセデスF1残留を明言「来季も100%ここで走る」

    ジョージ・ラッセルは、2027年まで有効な契約オプションを保有するメルセデスで、来季もレースに参戦すると明言した。レッドブルのマックス・フェルスタッペンとの交代説が再び浮上するなか、自身の去就に疑問の余地はないと強調している。

    現在、ラッセルには2027年までメルセデスに残留できる契約オプションがあり、本人はキミ・アントネッリとともに来季もチームに残る考えを示した。

    一方で、4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは、2026年限りでレッドブルやF1に残留するかどうかを明言しておらず、メルセデス移籍の噂が再燃していた。

    フェルスタッペンは2026年から導入された新パワーユニット規則をたびたび批判しており、FIAが承認した2027年・2028年のレギュレーション変更が、彼の将来の決断にどのような影響を与えるかも注目されている。

    そのため、レッドブルを離れてF1に残る場合の有力候補としてメルセデス移籍説が長年取り沙汰されてきた。

    ラッセル「100%ここで走る」
    しかし、ラッセルはオーストリアGPの木曜日に行われたメディア対応で、自身の残留は揺るぎないものだと断言した。

    「今週末に発表はない」とラッセルは英国メディアに語った。

    「でも、僕は来年も(メルセデスで)ここでレースをしている。100%だ」

    さらに、チーム代表トト・ヴォルフとの間でも契約について話し合う必要はなかったと明かした。

    「(ヴォルフとは)そのことについて話し合ってすらいない。話し合う必要もない」

    「疑問符が付くような状況ですらない。これ以上詳しく話すつもりはないけれど、来年も僕はここにいる。それが事実だ」

    ラッセルの発言により、少なくとも2027年シーズンに向けたメルセデスのドライバー体制は変更されないとの見方が強まった。一方で、フェルスタッペンの将来については依然として正式な発表はなく、今後の動向が引き続き注目される。

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  • アルピーヌF1 ブリアトーレがコラピント残留示唆 アロンソ復帰説にも言及

    アルピーヌF1 ブリアトーレがコラピント残留示唆 アロンソ復帰説にも言及

    フランコ・コラピントの成長が、アルピーヌでの長期的な将来につながる可能性が浮上している。チームのエグゼクティブアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、コラピントの著しい成長を高く評価し、2027年以降も現在のドライバーラインアップを維持する可能性を示唆した。

    一方で、ブリアトーレがマネジメントを務めるフェルナンド・アロンソのアルピーヌ復帰説も依然として取り沙汰されており、今後のドライバー市場に新たな注目が集まっている。

    コラピントの成長を高く評価
    フランコ・コラピントはF1デビュー当初こそ苦戦を強いられたが、現在ではパドックでも注目される若手ドライバーの一人へと成長した。

    23歳のアルゼンチン人ドライバーは昨年のエミリア・ロマーニャGPでジャック・ドゥーハンに代わってアルピーヌのシートを獲得。その後、正式なレギュラードライバーとして起用されている。

    初年度は思うような結果を残せなかったものの、2026年はカナダGPで自身初の6位入賞を記録。さらに複数回のトップ10フィニッシュや、チームメイトのピエール・ガスリーを上回る予選結果を重ね、チーム内での評価を大きく高めている。

    ブリアトーレは『Beyond The Grid』で、コラピントの成長について次のように語った。

    「フランコはチームへの溶け込み方がずっと良くなっている。精神面でも技術面でも、そしてチームとの関係性も大きく改善している。我々は彼のために本当に多くの努力を重ねてきた」

    さらに、コラピントの変化はコース外でも表れているという。

    「彼はモナコへ引っ越した。私もモナコで彼によく会うし、たくさん話をしている。彼は大きなプレッシャーを抱えてF1に来た若いドライバーだ。精神的に落ち着くのは簡単ではない。我々が助けなければならない」

    ブリアトーレは、コラピントの自信が徐々に備わってきたと説明した。

    「彼とは本当に多くの仕事をしてきた。そして少しずつ自信がついてきた。彼がどこまで才能を伸ばせるかはまだ分からない。しかし才能があることだけは100%間違いない」

    フランコ・コラピント(アルピーヌF1チーム)

    ガスリーとのコンビ継続が有力候補
    アルピーヌは2026年シーズンここまで7戦を終え、57ポイントを獲得。トップ4チームに次ぐ「ベスト・オブ・ザ・レスト」として中団トップの地位を築いている。

    コラピントはそのうち16ポイントを獲得し、ガスリーは安定した走りと経験で開発面でもチームを支えている。

    ブリアトーレは、この組み合わせを2027年も維持する可能性について前向きな考えを示した。

    「フランコが今のようなパフォーマンスを続け、フランコとピエールの関係が今のままであれば、かつてフェルナンド・アロンソとジャンカルロ・フィジケラ、あるいはヤルノ・トゥルーリと築いていたような素晴らしい関係になる。そうであれば、なぜ続けない?」

    さらに、現在はチームづくりを優先している段階だと説明した。

    「今ではフランコのことをよく理解しているし、ピエールのことも十分に理解している。我々は技術的にチームを築き、一貫性を確立しようとしているところだ。シーズンはまだ多く残っている。夏休み前、8月末までには決断することになるだろう」

    ブリアトーレの発言からは、アルピーヌが再びドライバー市場に大きく動くよりも、継続性と安定性を重視する方向へ傾いていることがうかがえる。

    アロンソ復帰説は依然として浮上
    一方で、アルピーヌの将来を巡る話題として、フェルナンド・アロンソの復帰説も消えてはいない。

    2度のF1世界王者であるアロンソは現在もブリアトーレがマネジメントを担当しており、フランスでは2027年からアルピーヌへ復帰することで実質的に合意済みだと報じるメディアも現れている。

    現時点でアルピーヌ、アロンソの双方とも、この報道を正式に認めてはいない。しかし、ブリアトーレが2027年のドライバー体制を検討するなかで、アロンソ復帰説が今後も注目を集める可能性は高い。

    アルピーヌは夏休み前までに2027年以降のドライバー体制を判断する見通しだ。現時点ではコラピントとガスリーのコンビ継続が有力視される一方、アロンソ復帰説も完全には消えておらず、今後の判断が注目される。

  • アストンマーティンF1 フェルナンド・アロンソ残留を熱望「引退すべきではない」

    アストンマーティンF1 フェルナンド・アロンソ残留を熱望「引退すべきではない」

    アストンマーティンは、フェルナンド・アロンソの将来について初めて公の場で見解を示し、チームとして2027年以降も残留を望んでいることを明らかにした。

    アロンソは2026年末までアストンマーティンとの契約を結んでいるが、今後についてはさまざまな憶測が飛び交っている。アルピーヌ復帰説やF1引退説が報じられる一方で、本人は将来について明言を避け続けている。

    アロンソは夏休みまでに決断か
    そうした状況の中、オーストリアGPを前にアストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーを務めるマイク・クラックが、アロンソの去就について言及した。

    「1~2年前を振り返れば、彼はここに残ると言ってきた」とクラックはシュピールベルクで報道陣に語った。

    契約延長を正式に示す発言ではないものの、アストンマーティンが依然としてアロンソを長期プロジェクトの中心人物と位置付けていることを改めて強調する内容となった。

    一方で、最終的な判断はアロンソ本人に委ねられていることも認めた。

    「フェルナンドは夏休み頃に決断すると考えている。そして、我々はそれを受け入れるつもりだ」

    この発言によって憶測が収まるどころか、夏休みが近づくにつれてアロンソの一挙手一投足や発言が、残留、アルピーヌ移籍、あるいはF1引退を占う材料として注目されることになりそうだ。

    根強く続くアルピーヌ復帰説
    アロンソの移籍先候補として最も有力視されているのがアルピーヌだ。

    その背景には、現在アルピーヌで強い影響力を持つフラビオ・ブリアトーレとの深い関係がある。両者はルノー時代にともに2度のワールドチャンピオンを獲得しており、フランスでは両者の再タッグに向けた話し合いが進展しているとの報道も出ている。

    ただし、それらの情報が事実なのか、それともパドック内の憶測に過ぎないのかは依然として不透明だ。

    さらにアルピーヌでは、フランコ・コラピントがピエール・ガスリーと並ぶ長期的なレギュラー候補として評価を高めており、2027年以降のドライバー体制も注目を集めている。

    こうした状況が、アロンソの将来を巡る議論をさらに複雑なものにしている。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アストンマーティンは現体制を維持する方針
    アストンマーティンは、今季ここまでパフォーマンス不足や信頼性の問題に苦しみ、アロンソが上位争いに加われないレースが続いている。

    スペインGPでは母国レースで予選下位に沈み、決勝でもマシントラブルによってリタイアを喫するなど、厳しい戦いが続いている。

    それでもクラックは、アロンソとランス・ストロールの両ドライバーに対する信頼は揺らいでいないと強調した。

    「我々はドライバーたちに満足している。彼らは我々とともに戦ってくれている。そして、この状況への向き合い方には本当に敬意を表したい」

    さらに次のように続けた。

    「この件については何度も話してきた。最も影響を受け、最も表に立つのはドライバーたちだ。それでも彼らの対応には頭が下がる思いだ。今後も一緒に仕事を続けられることを願っている」

    そして最後に、アロンソへの期待を端的な言葉で表現した。

    「フェルナンドは引退すべきではない。彼はまだ十分に速い」

    アロンソ本人は依然として将来について口を閉ざしているものの、アストンマーティンは2027年以降もチームに残ってほしいという姿勢を明確に打ち出した。一方で、アルピーヌ復帰説や引退説は依然として消えておらず、アロンソが夏休みまでにどのような決断を下すのかが、今後のF1ストーブリーグ最大の注目点の一つとなりそうだ。

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  • ボッタス フェラーリF1で復活のハミルトンを分析「彼のDNAが入ったSF-26」

    ボッタス フェラーリF1で復活のハミルトンを分析「彼のDNAが入ったSF-26」

    ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍後初勝利について、元メルセデスのチームメイトであるバルテリ・ボッタスが、その復調の背景に「マシンへハミルトンのDNAが反映され始めたこと」があるとの見解を示した。

    ハミルトンは2026年シーズン序盤こそフェラーリへの適応に苦しんだものの、モナコGPとカナダGPで連続表彰台を獲得すると、前戦スペインGPでは待望のフェラーリ初優勝を飾った。

    5年間にわたってメルセデスでハミルトンとコンビを組んだボッタスは、その変化が偶然ではないと見ている。

    「ハミルトンのDNA」が宿るマシン
    ボッタスは、ハミルトンが現在のフェラーリで本来の力を発揮し始めた理由について、マシン開発への影響が表れ始めた可能性を指摘した。

    「当然だけど、レースがうまくいけば気分も良くなるものだ。彼はいま本当にいい状態にいるし、それを見るのはうれしい」

    「彼は素晴らしい予選も素晴らしいレースもできる能力を失っていないことを証明したと思う」

    そして、こう続けた。

    「たぶん、このクルマはこれまでとは少し違うんだろう。もしかすると、彼のDNAが少し入った初めてのマシンなのかもしれない」

    「そういう小さな違いが大きな差につながる。この世界では本当にわずかな差で勝負が決まるからね。でも、彼が好調なのを見るのはうれしいよ」

    グラウンドエフェクト時代のF1では、ハミルトンはメルセデス時代を通じてマシンとの相性に苦しみ続けた。2024年には勝利を挙げたものの、常に完全な一体感を得ていたわけではなかった。

    しかしフェラーリは、ハミルトンの加入後にSF-26を全面刷新。近年のアップデートと並行してハミルトン自身の自信も高まり、再び優勝争いを演じるまでに復調している。

    フェラーリ SF-26を駆るルイス・ハミルトン

    ロズベルグも復活劇を祝福
    ハミルトンのフェラーリ初勝利には、2016年F1王者で元チームメイトのニコ・ロズベルグも祝福の言葉を送った。

    かつて激しいタイトル争いを繰り広げたライバルだが、ロズベルグはスペインGP後に率直な喜びを語っている。

    「心から彼と一緒に喜べるよ。すぐに祝福の言葉を伝えた。本当におめでとうと言えてうれしかった。素晴らしいことだからね」

    また、フェラーリ移籍直後の苦戦を見守るのは辛かったと明かした。

    「フェラーリでのスタートは本当に苦しかったし、見ていてつらかった。でも今は自信に満ちあふれ、速さも戻り、レースを楽しんでいる。それが本当に素晴らしい」

    「今回の勝利は歴史的なものだ。本当に特別な勝利だった。彼にとっても、このスポーツにとっても素晴らしい一日になった」

    さらにロズベルグは、この勝利がフェラーリ全体に好循環をもたらすと予想する。

    「いい結果が出れば、さらにモチベーションが高まり、幸せになり、もっと努力するようになる」

    「その流れがチーム全体をさらに高いレベルへ押し上げていくだろう。いまのフェラーリには素晴らしい勢いがある」

    ハミルトンの復活によりフェラーリの勢いは一気に増している。ボッタスが語ったように、SF-26がハミルトンの好みに近づいたことが事実であれば、その小さな変化こそが2026年シーズンを左右する大きな要因になるかもしれない。

  • メルセデスF1 トト・ヴォルフ「反撃が必要」 オーストリアGPでアップデート投入

    メルセデスF1 トト・ヴォルフ「反撃が必要」 オーストリアGPでアップデート投入

    ルイス・ハミルトンが前戦スペインGPでフェラーリ移籍後初優勝を飾り、メルセデスの開幕6連勝が止まった。2026年シーズン序盤を支配してきたメルセデスだが、ライバル勢の巻き返しを受け、チーム代表トト・ヴォルフはオーストリアGPでの反撃を誓っている。

    コンストラクターズランキングでは依然として72ポイント差で首位を維持し、ドライバーズランキングでもアンドレア・キミ・アントネッリがハミルトンに41ポイント差をつけてトップに立っている。

    しかしヴォルフは、現在の状況に危機感を抱いている。

    バルセロナで突き付けられた現実
    前戦スペインGPは、メルセデスにとって今後の課題を浮き彫りにする週末となった。

    ヴォルフは、ライバル勢の急速な進歩を認め、チームもさらなる改善が必要だと語った。

    「バルセロナは現在のパフォーマンスを測るベンチマークとなった。開幕から6連勝したあとだっただけに、現実を突き付けられる結果になった」

    「ライバルたちは急速に差を縮めてきており、私たちも対応しなければならない。両タイトルを争う立場にあるが、シーズン終了時に頂点に立つためには改善が必要だ」

    一方で、今季のメルセデス最大の課題は信頼性だ。ここまでマシントラブルによって43ポイントを失っており、これは全チーム中で最多となっている。

    カナダGPではジョージ・ラッセルが勝利目前でリタイアを喫し、スペインGPでは2位走行中だったアントネッリもマシントラブルで18ポイントを失った。

    ヴォルフは次のように続けた。

    「ここまでの最大の弱点は信頼性だ。ここ数戦で両マシンとも多くのポイントを失ってしまった。クリーンな週末をまとめられなければ、ライバルたちは喜んでその隙を突いてくるだろう」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    オーストリアGPで新アップデート投入
    メルセデスは巻き返しに向け、オーストリアGPへ新たなアップデートを投入する。

    カナダGPで導入した大型アップデートをさらに発展させたもので、W17の性能向上と信頼性改善の両面を狙っている。

    ヴォルフは次のように説明した。

    「私たちは立ち止まるつもりはない。今週末のオーストリアでは、パフォーマンスと信頼性の両方を改善することを目的としたアップデートをいくつか投入する」

    レッドブル・リンクは1周が短く、わずかなタイム差が予選・決勝の結果を左右するサーキットだ。高地特有の厳しい条件も重なり、マシン性能だけでなく信頼性も重要な勝負の鍵となる。

    ヴォルフは最後に、完璧な週末をまとめる必要性を強調した。

    「タイム差は非常に小さく、シュピールベルクではラップタイムが短いだけに、その差はさらに縮まる。ここ数戦よりも良い週末をまとめなければならない。しかし、自分たちの力を最大限に発揮できれば、勝利を争うことは十分可能だ」

    メルセデスはフェラーリやマクラーレンの追い上げを受けるなか、オーストリアGPで投入するアップデートによって巻き返しを狙う。性能向上だけでなく、今季最大の課題となっている信頼性の改善も実現できるかが、タイトル争いの行方を左右する重要なポイントとなりそうだ。

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  • フェルスタッペン レッドブルF1新パッケージに期待「タイム改善が楽しみ」

    フェルスタッペン レッドブルF1新パッケージに期待「タイム改善が楽しみ」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルのホームレースとなるF1第8戦オーストリアGPで投入される新アップグレードパッケージに大きな期待を寄せている。

    前戦スペインGPではマシンバランスに苦しみ優勝争いに加われなかったが、RB22に施される最新仕様がパフォーマンス改善の鍵になると見ている。

    ホームレースで新パッケージを初投入
    レッドブル・リンクはフェルスタッペンにとって数々の勝利を挙げてきた得意なサーキットであり、オレンジ色に染まるスタンドの熱狂的な応援でも知られている。チームのホームレースでもある今週末を前に、フェルスタッペンは特別な思いを語った。

    「オーストリアはもちろんチームにとってのホームグランプリだ。このコースではこれまで素晴らしい結果を残してきたし、本当にいい思い出がたくさんある」

    一方で、結果を残すにはRB22を最適な状態に仕上げることが不可欠だと強調する。

    「とても興味深いサーキットで、それぞれのコーナーの性格が大きく異なる。だからマシンのバランスをうまく合わせることが非常に重要だ」

    「高速コーナーと低速コーナーの両方で性能が必要になるし、優れたトラクションも欠かせない。さらに最近はエネルギーマネジメントの影響を受けやすいサーキットもあるので、その点もしっかり最適化する必要がある」

    スペインGPではバランス不足に苦しみ、本来の速さを発揮できなかったが、今回投入されるアップグレードには大きな期待を寄せている。

    「オーストリアには新しいパッケージを持ち込む。これによってどれだけラップタイムを改善できるのかを見るのが楽しみだ。レッドブル・リンクでどんな走りができるか期待している」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    ハジャーもアップグレードに期待
    チームメイトのアイザック・ハジャーも、レッドブルのホームレースを心待ちにしている。

    「オーストリアは以前から楽しみにしていたレースだ。チームのホームレースだし、このチームのドライバーとして初めてこの雰囲気を味わえるので本当に楽しみだ」

    前戦スペインGPではスタート直後の後退から見事に挽回し、6位でフィニッシュ。その内容にも手応えを感じているという。

    「バルセロナは僕たちの進歩を示す良いレースだった。スタートでは後退してしまったけれど、その後はマシンのペースをしっかり引き出し、力強いリカバリーができた」

    ハジャーも今週末の焦点は新パッケージの理解にあると話す。

    「オーストリアには新しいパッケージを投入する。アップグレードではいつもそうだけど、最も重要なのはその特性を理解し、週末を通して最大限に性能を引き出すことだ」

    「それによって僕たちが目指す位置へ近づき、ホームのファンの前で良いレースができることを願っている」

    レッドブル復調への試金石
    オーストリアGPは、レッドブルにとって2026年シーズンの重要な分岐点となる可能性がある。ここまでRB22は速さを見せる場面がありながらも、その性能を安定して引き出せていない。今回投入される新パッケージが弱点の改善につながるかどうかは、今後の戦いを占う重要な指標となりそうだ。

    フェルスタッペンはホームレースで新仕様を素早く理解し、その性能を最大限に引き出すことを目指している。レッドブル・リンクに集う大観衆の後押しを受けながら、巻き返しへの第一歩を踏み出せるか注目される。

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  • ホンダF1渡辺社長 ニューウェイの批判にも「率直な対話」で関係修復

    ホンダF1渡辺社長 ニューウェイの批判にも「率直な対話」で関係修復

    2026年シーズン序盤、アストンマーティンの苦戦を巡ってホンダのパワーユニット開発に厳しい批判を向けたエイドリアン・ニューウェイ。その発言はホンダとアストンマーティンの新たな提携関係に亀裂を生じさせる可能性すら指摘された。

    しかし、HRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長は対立を深めるのではなく、率直な対話を重ねることで関係修復を進めてきた。現在では両者の協力体制は強化されつつあり、ホンダは苦境からの巻き返しを目指している。

    ニューウェイの厳しい批判が波紋
    オーストラリアGPでニューウェイは、ホンダ製パワーユニットが引き起こす振動によってドライバーの安全性が脅かされていると指摘した。また、ホンダがプロジェクトの実情や開発状況について十分な情報を共有していなかったとも主張した。

    こうした発言は、2015年にマクラーレンとの提携が破綻へ向かった際を思い起こさせるものだった。

    当時のアストンマーティンはパワーユニットだけでなく、車重超過や空力性能不足、ギアボックスの問題など複数の課題を抱えていたが、ニューウェイの発言によってホンダに批判が集中する状況となった。

    渡辺社長が選んだ対立ではなく対話
    それでもホンダは反論による応酬を避け、自らの問題を認めながら改善に取り組む姿勢を示した。

    渡辺康治社長はニューウェイとの関係について次のように語っている。

    「エイドリアンとの社内での会話は非常に率直でオープンなものです」

    「もちろん、彼が外部メディアに対して語った内容には一定の影響がありました。しかし重要なのは、問題を解決するためにお互いが正直かつ率直に話し合えるかどうかです」

    さらに渡辺社長は、その姿勢をアストンマーティン全体との関係構築にも貫いてきたと説明する。

    「私たちはアストンマーティンに対しても同じ姿勢を取りました。その結果、問題を一つひとつ解決していくことができました」

    「理想的な関係が最初から築かれていたわけではありません。時間も経験も必要でした」

    「ホンダとアストンマーティンの関係は日々強くなっています。私は非常に満足していますが、そこに至るまでには時間が必要でした。以前のパートナーとは仕事の進め方も異なります」

    渡辺康治(ホンダ・レーシング)

    レッドブル時代とは全く異なる環境
    渡辺社長は、ホンダがレッドブルとの黄金時代から現在の苦境に陥った背景についても説明した。

    「レギュレーションは大きく変わりました。そして今回の規則は非常に難しいものです」

    「私たちにとって全てが新しい挑戦でしたし、レッドブル時代とは状況が大きく異なっていました。新たなパートナーとゼロから関係を築くことは大きなチャレンジでした」

    2026年に導入された新規則は内燃機関と電動システムのバランスが大きく変化しており、各メーカーとも開発に苦戦している。ホンダも例外ではなかった。

    F1撤退が残した大きな空白
    さらにホンダは一度F1撤退を決断したことで、開発体制そのものを縮小していた。

    渡辺社長は当時の状況を振り返る。

    「2022年3月末にエンジニアをホンダ本体へ戻し、2023年4月にF1復帰を発表しました。その間、F1活動はほぼ停止状態でした」

    「もちろんレッドブルへの供給は続けていましたが、担当エンジニアの数は非常に限られていました」

    復帰決定後は技術者の再招集や新規採用を進めたが、即座に体制を再構築することはできなかったという。

    「F1復帰を発表するとすぐに、ホンダ本体からエンジニアを呼び戻し、新たな人材採用も始めました。しかし時間がかかりました」

    「すぐに全員を戻すことはできませんでした。リーダークラスの人材が戻るまで2か月、エンジニアによっては3か月必要でした」

    「体制を100%まで回復させるのにほぼ1年を要しました」

    ホンダはいつ苦境を脱するのか
    ホンダは現在、ADUO制度による追加開発機会を活用しながらパワーユニットの性能向上を進めている。またアストンマーティン側も、夏以降に投入予定のAMR26Bによってシャシー面の抜本的な改善を目指している。

    シーズン序盤はニューウェイの厳しい批判によって提携崩壊説まで浮上したが、渡辺社長が選んだのは対立ではなく対話だった。ホンダとアストンマーティンは互いの課題を認識しながら関係を深めており、今後のアップデートが両者の再浮上を左右することになりそうだ。

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  • フェラーリF1 ルイス・ハミルトン担当サンティ続投へ 初勝利で信頼獲得

    フェラーリF1 ルイス・ハミルトン担当サンティ続投へ 初勝利で信頼獲得

    ルイス・ハミルトンのフェラーリでのレースエンジニアを務めるカルロ・サンティが、2026年シーズン後半も引き続きその役割を担う見通しとなった。

    サンティは当初、暫定的なレースエンジニアとして起用されたが、開幕から7戦を通じてハミルトンとの連携を築き上げ、フェラーリは現時点で交代を検討していないという。

    暫定起用から正式続投へ
    カルロ・サンティは、2025年にハミルトンを担当したリカルド・アダミが社内の別職務へ異動したことを受け、プレシーズンテストからレースエンジニアを務めてきた。

    当初は新たな専任エンジニアが決まるまでの暫定措置とみられていたものの、開幕から継続してハミルトンをサポート。バルセロナ・カタルーニャGPでは、両者はフェラーリ移籍後初勝利を挙げ、サンティもハミルトンとともに表彰台へ上がった。

    BBC Sportによると、フェラーリにサンティを交代させる計画はなく、チーム広報担当者は次のように説明している。

    「カルロとルイスは非常にうまく仕事ができている。彼を交代させる計画はない」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    ハミルトン「新たな絆を築けた」
    バルセロナ・カタルーニャGPでフェラーリ初勝利を飾ったハミルトンは、表彰台にサンティを招いたことを喜び、その働きを高く評価した。

    「彼が表彰台にいてくれて本当にうれしかった。今年、彼は途中から僕の担当として飛び込んできた。お互い面識もなく、一度も話したことがなかったし、彼について何も知らなかった」

    「でも会ってすぐに打ち解けることができた。以前とは違うエンジニアと信頼関係を築けたのは本当に素晴らしいことだ。長い間ボノと一緒に仕事をしていたから、その感覚を失っていたけれど、今はボノがキミ(アントネッリ)を担当している」

    「彼とあの舞台を共有できたことは本当に良かった。彼はとても物静かな人で、感情を表に出すのは得意ではない。でも笑顔を見せてくれて、僕は何度も抱きしめて『ありがとう』と伝えた」

    「今回の経験が、彼にとってエンジニアという仕事への情熱を再び呼び起こすきっかけになったならうれしい。それは僕自身がドライバーとして感じたことでもある」

    ライコネンとも勝利を経験
    サンティはこれまでフェラーリで長年エンジニアを務め、キミ・ライコネンのレースエンジニアも担当した経験を持つ。

    2018年アメリカGPでは、ライコネンがF1最後の優勝を飾った際にもレースエンジニアを務めており、2026年にはハミルトンとともに再び勝利を味わうことになった。

    ハミルトンとサンティは短期間で強い信頼関係を築き、フェラーリは両者のコンビネーションを高く評価している。スペインGPでの初勝利を経て、サンティは引き続きハミルトンのレースエンジニアとしてシーズンを戦う見通しだ。

  • ランス・ストロール F1のV8エンジン復活支持「バッテリーなしの方がいい」

    ランス・ストロール F1のV8エンジン復活支持「バッテリーなしの方がいい」

    2026年のF1パワーユニット規則を巡る議論が続くなか、アストンマーティンのランス・ストロールは、選択できるのであれば来季からでもV8エンジンへ回帰したいとの考えを示した。

    2026年の新パワーユニットは、長いストレート終盤で最高速が落ちるなどの懸念が指摘されてきた。これを受け、FIAと各チームは2027年以降に向けて内燃機関(ICE)の比率を高める方向でレギュレーションを見直している。

    2027年から内燃機関の比率を拡大
    F1コミッションとパワーユニット諮問委員会で今月合意された内容は、火曜日にFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)で正式承認された。

    これにより、2027年型マシンでは内燃機関とエネルギー回生システム(ERS)の出力比率がおよそ58対42となり、2028年には60対40へ移行する予定だ。

    また、ドライバーの走行体験を改善するため、一部サーキットでは1周あたりの最大回生量を引き下げ、予選で全開走行を維持しやすくするほか、「スーパークリップ」の最大出力引き上げにより、バッテリー充電のためにアクセルを戻す時間を減らす対策も導入されている。

    「バッテリーなしの方がいい」
    こうした変更について、ストロールはドライバーがルールを決める立場ではないと認めつつも、方向性としては前進だと評価した。

    「バッテリーも電動コンポーネントもない方がいいと思う。でも、今回の変更は間違いなく正しい方向だ」

    「この1年間、クルマを運転することを知っている人なら誰でも、こういうマシンは運転しづらいものになると言っていただろう」

    「バッテリーのせいで重量は増えるし、回生もある。バッテリーの使い方を考えながら走らなければならない。僕はそういうクルマには慣れていないし、正直これじゃない」

    「とはいえ、ドライバーがルールを決めるわけじゃない。決めるのは別の人たちだからね」

    現行の変更は「ごくわずか」
    今季中に加えられた調整について質問されると、ストロールは改善は限定的だとの見方を示した。

    「本当に小さな調整だよ。アクセルを戻してから踏み直す場面で、以前ほどエネルギーを使わなくなったとか、その程度だ」

    「もちろん以前よりはいい。でも、根本的な考え方は同じだ」

    ベン・スライエム会長もV8回帰を支持
    FIAのモハメド・ビン・スライエム会長も、次期レギュレーションでは持続可能燃料を使用する自然吸気V8エンジンへの回帰と、電動要素を小さくした構成を個人的に支持している。

    今回のレギュレーション変更が正式承認されたことを受け、ビン・スライエム会長は、F1の将来像について関係者が建設的な議論を続けていることを歓迎した。

    「私たちは協力しながら、この選手権の将来の方向性を模索している。イノベーション、持続可能性、パフォーマンス、そしてファンにとっての魅力をどのように両立させるかを検討している」

    「持続可能燃料を使用するV8エンジンを含む将来のパワーユニット構想について議論していることは、関係者全員がF1の次の時代をともに形作ろうとしている姿勢を示している」

    2027年以降は内燃機関の比率を高める方向でレギュレーションが見直されることが決まったが、ストロールはさらに踏み込み、電動要素を排したV8エンジンへの回帰を支持する姿勢を明確にした。一方で、FIAも将来の選択肢として持続可能燃料を用いたV8エンジンを検討しており、F1のパワーユニットを巡る議論は今後も続く見通しだ。

  • ピエール・ガスリー F1モナコGP3位トロフィー受領も結果は係争中

    ピエール・ガスリー F1モナコGP3位トロフィー受領も結果は係争中

    ピエール・ガスリーが、2026年F1モナコGPで獲得した3位トロフィーを受け取ったことを明らかにした。一方で、レース結果を巡る異議申し立ては現在も継続しており、最終順位はなお確定していない。

    アルピーヌはモナコGP決勝で、ガスリーに科された2件のピットレーン速度違反ペナルティについて、レース後に異議を申し立てた。その後、FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)は速度計測に使用した測定位置が77cmずれていたことを認め、2件のペナルティは取り消された。

    トロフィーがガスリーの元へ
    ペナルティ取り消しにより、ガスリーは3位へ復帰。これに伴い、レッドブルのアイザック・ハジャーは4位へ降格となり、チーム加入後初の表彰台は取り消される結果となった。

    ガスリーは水曜日夜、自身のSNSでトロフィーを手にした写真を投稿し、次のように喜びを表現した。

    「モナコのトロフィーがついに家にやってきた!!! 最高にハッピーな一日だ!!」


    マクラーレンとレッドブルが異議申し立て
    しかし、このモナコGPの正式結果は依然として確定していない。マクラーレンとレッドブルは、FIAがペナルティを取り消した裁定を不服として異議申し立てを行っている。

    マクラーレンは声明で次のように主張した。

    「モナコGP週末を通じて、そしてあらゆるイベントにおいて、全チームは当時適用されていた規則および確立された運用手順に従ってピットレーン速度制限を運用してきた。各競技者はそれに合わせて手順を調整し、必要に応じて科されたペナルティを受け入れ、消化した」

    「その後になってペナルティが取り消されることは、当時の規則やスチュワードの裁定に従って行動した競技者が不利益を被る状況を生み出すと考えている。このような結果はスポーツとしての公平性を損ない、FIAスポーティングレギュレーションが一貫して適用されるという信頼を揺るがしかねない」

    表彰台争いへの影響
    マクラーレンは、レース中にピットレーン速度違反のペナルティを消化したオスカー・ピアストリこそ、最終的な3位に値すると主張している。一方、レッドブルもハジャーが表彰台を失ったことに不満を示している。

    また、メルセデスは当初、ジョージ・ラッセルに科されたピットレーン速度違反と、そのペナルティを適切に消化しなかったことによる追加裁定について再審査請求を行ったが、その後この手続きを取り下げている。

    今回ガスリーは3位トロフィーを受け取ったものの、モナコGPの最終結果を巡る係争は現在も続いている。FIAの最終判断次第では順位が再び変更される可能性も残されており、各チームは裁定の行方を注視している。