カテゴリー: F1関連

  • モズレーのスキャンダル、ポルシェのF1参入を遠ざける

    モズレーのスキャンダル、ポルシェのF1参入を遠ざける

    マックス・モズレーのセックス・スキャンダルが、ポルシェのF1参入の可能性をさらに遠ざけた。

    ポルシェのヴォルフガング・ポルシェ会長は、「マックス・モズレーが女性と問題になった今、(F1への)参入にあまり魅力を感じない」との意見を述べた。

    また、ポルシェはフォルクスワーゲンの株式の過半数以上を獲得する動きをみせているが、F1参入が噂されてきたフォルクスワーゲンもまた、F1参入へは否定的だ。

    フォルクスワーゲンのフェルディナント・ピエヒ会長は、F1に必要な年間予算について、「年間3億ユーロ(約490億円)は、まるで金を燃やすようなものだ」と語っている。

    FIA会長であるマックス・モズレーがナチ風の乱交パーティに参加したとの報道により、ドイツ国内では大きな非難の声が上がっている。BMWとメルセデス・ベンツは今月はじめに異例の共同声明を出している。

    ポルシェは、1950年代後半から1960年代前半にコンストラクターズとしてF1に参戦。1980年代にはマクラーレンにエンジンを供給し、マクラーレンTAGポルシェとして、ドライバーズタイトル3回、コンストラクターズタイトル2回を獲得。1991年にはフットワーク・アロウズにもエンジンを供給していた。

  • インディ、ダニカ・パトリックが女性ドライバー史上初優勝

    インディ、ダニカ・パトリックが女性ドライバー史上初優勝

    インディカー・シリーズ第3戦、ブリヂストン・インディ・ジャパン300決勝レースが栃木・ツインリンクもてぎで行われた。

    優勝は、ダニカ・パリック(アンドレッティ・グリーン・レーシング)。ダニカにとっては初優勝であり、それは同時に女性ドライバーとして同シリーズで史上初の優勝となった。

    2位にはエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、3位には、スコットディクソン(チップ・ガナッシ)が入った。

    日本人ドライバーの武藤英紀(アンドレッティ・グリーン・レーシング)、ロジャー安川(インターラッシュ/ウェルマン)は14位だった。

    インディカー・シリーズは、今季チャンプカーと統合し新たなスタートを切っている。チャンプカーでは、元トロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーが2004年から4年連続でチャンピオンに輝いていた。

    ダニカ・パトリック 優勝コメント
    「ついにやったわ!長い時間がかかった。燃料戦略のレースだったけど、チームは私のために完璧な仕事をしてくれた。エリオ・カストロネベスが同じ作戦だってわかっていたから、私が彼をリードしたときは信じられなかったわ。ほんとうに信じられない。真っ先にモトローラと彼らのサポート全てに感謝しなければらない。彼らは、素晴らしいサポートをしてくれたし、数年で彼らに最初の勝利を与えられたことに興奮している。またGo Daddy.com、XM、AirTran Airways、HondaやFirestoneの全てのサポートにも同じように感謝したい。それと、マイケル・アンドレッティとキム・グリーン、ケビン・セイボリーにも感謝している。彼らは初めから私を信じてくれたし、彼らの決定が証明された。初優勝は素晴らしいわ。ホンダのトラックで達成できたのも良かったわ。」

    ダニカ・パトリック 画像
    ダニカ・パトリック ダニカ・パトリック ダニカ・パトリック ダニカ・パトリック

  • F1 2009年 レギュレーション

    F1 2009年 レギュレーション

    F1は2009年、大幅なレギュレーション変更が実施される。

    2009年のレギュレーション変更により、F1各チームは、マシンの設計において大きな変更が必要になる。特にKERSシステムの採用は、技術面において大きなチャレンジとなる。現在はまだ変更案の段階ではあるが、2009年に予定されるF1レギュレーションについてまとめてみる。

    スリックタイヤの復活
    1998年に禁止されたスリックタイヤが2009年に10年ぶりに復活する。空力グリップよりもメカニカルグリップの増加を目指しての導入とされ、グリップは約20%増加する。しかし、増加分は改正される空力レギュレーションで削減されるダウンフォースレベルによって相殺されることになる。全体的な影響は、高速コーナーで現れることになる。ドライバーは、これまでと同様、2種類のドライコンパウンドを選択し、レース中に両方のコンパウンドを使わなければならない。

    KERSシステムの導入
    2009年から、チームはマシンのパフォーマンスを高めるために運動エネルギー回生システムであるKERS(Kinetic Energy Recovery System)システムを使用するオプションが与えられる。KERSは、ブレーキング時に発生するエネルギーを蓄積し、推進力に変換、運動エネルギーを回生し再利用するシステムだ。各チームは、マシンのひとつの車軸から60kWのエネルギーを引き出すために電気バッテリー、またはフライホイールを使って保存し、ドライバーは1周あたり400kJ(約80馬力:1ラップにつき7秒未満)のエネルギーを「ブースト」ボタンにより利用できる。

    ダウンフォースの大幅な低減
    よりオーバーテイクを容易にするために、マシンのダウンフォースは約50%まで削減される。これによりバージボードやウイングレット、チムニーなどのアイテムが禁止になり、マシンはすっきりした外観となる。フロントウイングは、最低地上高が150mmから75mmと低くなり、幅は1400mmから1800mmへと拡大される。また、オーバーテイクを狙い、ドライバーは1周のうちに2回、フロントウイングのフラップの角度を変えられるようになる。リアウイングの高さは150mm高くなり、エンジンカバーの上部と同じ高さとなる。また幅は1000mmmから750mmと縮小される。

    エンジン
    コスト削減の一環として、エンジンは現在の2レース使用から3レース使用に変更となる。また、チーム間でのエンジンパフォーマンスを均一化することも検討されている。

    追記:
    後にこの1エンジン3レース制は破棄され、ドライバーはシーズンを通して8基のエンジンを使用することとなった。エンジンは連続使用する必要はなく、9基目のエンジンを使用したレースでペナルティが科せられる。

    テスト規制
    2008年は30,000kmのテスト走行が許されたが、2009年は開発コストを削減するために20,000kmに規制される。

    追記:
    テスト規制も変更となり、シーズン中はテストが禁止となった。またシーズン開幕8日前から年末までのテストも禁止となった。

  • F1セーフティカードライバー ベルント・マイレンダー

    F1セーフティカードライバー ベルント・マイレンダー

    レース中のセーフティーカー導入は、F1のレース展開をよりスリリングにさせる。セーフティカーが入ると、開いていたギャップは縮まり、各チームは瞬時に戦略を立て直す。

    では、そのセーフティカーの運転しているのは、どのような人物なのだろう?2000年からF1のセーフティカー・ドライバーを務めるベルント・マイレンダーがF1のセーフティカーについて語った。

    F1の公式セーフティカーについて教えてください。
    F1で使用される安全車両です。2007年シーズンは、507馬力のメルセデス・ベンツ CLK63 AMGでしたが、2008年は新しいマシンになります。

    いつトラックに出るよう呼ばれるのですか?
    FIAの公式規則に則って、マシンは配備されます。競争者またはオフィシャルが肉体的な危険な状態るが、レースを止める必要がない状況。例えば事故の後や、激しい雨にあるときです。

    F1セーフティカーの役割は役割はなんですか?
    危険な状況が去るまで、フィールドの先頭で、低速でF1マシンを先導することです。レースリーダーを先頭に、全マシンは、セーフティカーの背後に並ばなくてはなりません。上位のマシンにはさまれた周回遅れのマシンは、最後尾へ移動することが許されます。

    トラックに出るタイミングは誰が決めるのですか?
    FIAのレースディレクター、チャーリー・ホワイティングが決定します。彼はセーフティカー期間の解除についても決めます。

    ドライバーには、どうようにしてセーフティーカー導入を知らされるのですか?
    ドライバーには、マーシャルの振るイエローフラッグと、”SC”と書かれたボードで通知されます。

    セーフティカーはどれくらい間サーキットに残るのですか?
    危険な状況が管理され、FIAが再開しても安全だと判断するまで走行します。セーフティカー導入時の周回は、通常のレース周回と見なされます。指定された周回が終わると、セーフティカーが先導していてもレースが終了することもあります。

    セーフティカー導入はレース作戦にどのような影響を与えますか?
    概して、セーフティカーが出動すると、チームは予定外のピットストップを行います。フルスピードでレースをしているときよりも、ロスする時間がかなり少ないからです。チームが正しいタイミングでドライバーをピットに導くことができれば、それは重要なアドバンテージになります。セーフティカー導入中はマシンの間隔が狭まるので、観客もより興奮します。

    F1ではいつからセーフティカーが使われているのですか?
    1973年のカナダGPで初めて導入されました。しかし、FIAがセイフティカーの役割に関する明確なガイドラインを定めたのは1992年です。

  • 「F1 疾走するデザイン」開催

    「F1 疾走するデザイン」開催

    「F1 疾走するデザイン」が、東京オペラシティアートギャラリーで、2008年4月12日(土)から開催。「F1 疾走するデザイン」は、発展の歴史の中でデザインが果たしてきた役割を実際のF1カーによってご紹介する展覧会である。

    「F1 疾走するデザイン」は、2006年にロンドンのデザイン・ミュージアムによって企画され、F1におけるデザインをテーマとした国際巡回展の日本展。F1が発展するプロセスにおいてデザインが果たしてきた役割を、初めてF1グランプリが開催された1950年から現在にわたって、各時代を代表する実物のF1カーによって検証する。

    F1黎明期の名車クーパー T51にはじまり、60、70年代を競ったブラバム、ロータス、88年圧倒的な強さを誇り、アイルトン・セナに初のタイトルをもたらしたマクラーレン・ホンダ MP4/4などの歴史的なF1カーなどが展示される。

    また、映像資料やパーツごとに分解されたマシンの展示などによって、普段見ることのできない舞台裏も公開。


    F1 疾走するデザイン
    FORMULA ONE™ The Great Design Race

    期間:2008年4月12日(土)〜6月29日(日)
    会場:東京オペラシティアートギャラリー
    開館時間:11:00 〜 19:00
    (金・土は11:00 〜 20:00:いずれも最終入場は閉館30分前まで)

    休館日:月曜日(但し4/28、5/5は開館)

    入場料:
    一般 1,200円
    大学・高校生 1,000円
    中学・小学生 600円
    *土・日および祝日は中学・小学生無料。

  • 開幕3戦で分析する2008年F1チーム&F1マシンの実力

    開幕3戦で分析する2008年F1チーム&F1マシンの実力

    最初のフライアウェイ3戦を終えて、ぼんやりとだが2008年の各チームの傾向が見えてきた。オーストラリアは参考にはならないが、マレーシア、バーレーンのレースコンディションの中で、それなりにマシンの実力は明らかになってきた。

    ヨーロッパラウンドを前に、ここで一度、開幕3レースを振り返って、2008年のF1チーム&F1マシンの実力を整理してみる。

    ■一歩抜き出ているフェラーリ
    下馬評通り、今年もフェラーリの強さは光っている。メルボルンは例外であって、マレーシアからの圧倒的な速さは、すでに他を寄せ付けない安定感をみせている。今のところフェラーリ F2008に弱点は見当たらない。唯一、タイヤの温まりに時間がかかる点があるが、これは例年のことであり大きな問題ではないだろう。ライコネンとマッサのチームメイト対決は、単純にセッティングが決まった方が勝利するだろう。安定感ではライコネンに分があるが、決まったときのマッサは手が付けられない。今後、マッサに冷静さが身についたら、怖い存在になるだろう。

    ■形勢逆転?マクラーレン vs BMWの2番手争い
    シーズン前はフェラーリとマクラーレンの“2強”による争いになるだろうとの見方が強かった。逆にBMW F1.08は、シーズン前のテストでは速さをみせず、「F1.08は失敗作なのでは?」との意見もあった。だが、蓋を開けてみるとテスト時のデータが嘘であったかのようなペースを発揮している。オンボード映像を見ると、両ドライバーはドライビングに苦労しているように見えるのだが、なぜか速い。F1.08に付けられた数々のウィングレットを見ると、空力面は相当センシティブなはずなのだが、バーレーンの強風にも特に大きな影響を受けていないようだった。

    一方、マクラーレンはいまひとつピリっとしない。MP4-23は先代を進化させたエアロマシンであるし、ドライバビリティの高いコーナリングマシンといえる。これまでのレースを見ると、コバライネンのペースがMP4-23のデフォルトの実力であるように思う。つまり、基本性能は高い。ただし、チーム全体がまだMP4-23から最大限を引き出せず、苦労しているように感じる。今年のハミルトンは、速さに疑いないが、精神面の安定感が感じられない。ペースを掴めば恐ろしい存在であることに間違いないが、昨年終盤にみせた脆さが垣間見られる。昨年2位のドライバーが同一周回の琢磨を抜くのにいちいち中指を立てているようでは・・・。

    MP4-23とF1.08のポテンシャルは、MP4-23に軍配が上がるだろう。なんとかマシンをねじ伏せているBMWと、最大限を引き出せずにいるマクラーレンという見方ではマクラーレンが有利だが、今後MP4-23の進歩が見られなければ、BMWにも可能性があるかもしれない。

    ■トヨタ vs ウィリアムズによるトヨタエンジン対決
    今年のトヨタの好調ぶりは驚きだ。TF108は、TF107からエアロコンセプトを劇的に変化させてはいるが、相対的にみれば近年のトレンドを組み込んだスタンダードかつコンサバティブなマシンといえる。しかし、その個性のなさ(アグレッシブではないエアロコンセプト)がかえって今シーズンはうまく作用しているように思える。

    そういった意味では、ウィリアムズ FW30もコンサバティブなマシンと言える。シーズン前から力強いペースを見せているし、一発の速さもロングランもよい。ロズベルグはうまく乗りこなしている。しかし、なぜか速いのはフリー走行まで。レースセッティングに改善の余地があるだろう。

    バランスという点では、TF108とFW30は均等にバランスの取れたマシンだ。今後の開発の方向性でどちらが競争力をつけるかがハッキリとしてくるだろう。マクラーレン、BMWには追いつけないものの、中団グループの上位争いはこの2チームで行われるのではないだろうか。現時点ではトヨタの方が伸びる可能性を感じるし、経験面から言ってもヤルノ・トゥルーリの方がニコ・ロズベルグより競争力があると言える。

    ただし、そういえるのは両チームのエースドライバーのみで、セカンドドライバーとなるとまた別の話となる。ティモ・グロックに関しては、レッドブル、アロンソあたりとの戦いになるだろう。中嶋一貴に関しては、もう一段下位での争いとなるだろう。フジテレビが期待するほど、現実は甘くないと思う。

    ■不気味な存在のレッドブル
    今シーズンのレッドブルは不気味な存在だ。信頼性という面で、RB4は昨年マシンより改善されている。エイドリアン・ニューウェイの空力デザインは予想に反してスタンダードだが、エアロ効率が高いマシンと言える。反面、マレーシアではトラクション性能の弱さがみえてきた。RB4は、今シーズンのマシン陣の中では個性的な特性をもったマシンともいえる。1発の速さはあり、「きちんと走れば速い」のが今年のレッドブル。セッティングが決まれば、中団グループの上位争いをするだろう。

    ■どちらが抜け出すか、ルノー vs ホンダ
    ルノーの首脳陣も認めるとおり、現時点のR28には速さが足りない。昨年マシンR27の空力面の失敗が尾を引いている印象は否めない。フェルナンド・アロンソの実力で一段上の戦いをしてはいるが、マシンのポテンシャルはそう高くないだろう。

    逆に、ホンダ RA108は予想外に良いマシンに仕上がっている。失敗作RA107の全てを捨ててのゼロからの開発の方向性は間違っていなかったようだ。ただし、運がない・・・。開発の遅れを取り戻すという意味でも、今後の進歩が期待できるだろう。

    現時点では、勢いという点ではホンダの方が勝っている印象。ルノーはバルセロナで“アロンソ仕様”のアップデートを入れるとしている。それが巧くはまれば、何レースかはレッドブルより上でバトルができるかもしれない・・・。

    ■アップデートが鍵、トロ・ロッソ vs フォース・インディア
    何気にフェラーリエンジン対決でもあるトロ・ロッソとフォース・インディア。両チームとも昨シーズンのシャシーでの戦いとなる。その点、VJM01が実質昨年のスパイカーマシンであることを考えると、フォース・インディア進歩の幅は大きい。ベテランドライバー、ジャンカルロ・フィジケラは新天地で輝きを取り戻している。昨年の2倍とも言われる予算による開発、またシームレス・シフトのギアボックスが導入されれば、Q2進出も夢ではないかもしれない。

    トロ・ロッソ STR2Bは、エアロ面が強くないことは明らかだ。また信頼性も不足している。信頼性はレッドブル RB3がベースとなっており、ギアボックスも昨年の改良版ということを考えれば納得はできるだろう。ただし、トルコGPあたりでレッドブル RB4(STR3)が導入されれば、また違ってくるはず。若手有望ドライバー、セバスチャン・ベッテルのアグレッシブなドライビングにRB4のソリッドな走りが加われば、中団を脅かす存在になるかもしれない。

    ■開発力はあるスーパーアグリ
    マグマ・グループとの提携が発表されたものの、テスト不足・パーツ不足=資金不足の影響が露骨に現れているスーパーアグリ。ただし、あのRA107をここまで仕上げてくるのだから、スーパーアグリの開発力は大したものである。レースを完走しているところも評価したい。速さがないだけなのである(致命的だが)。今年しっかりした走りをみせているRA108が手に入れば、SA08Bは今シーズン終盤には下位争いを面白くしてくれると期待している。新しい体制の発表が待たれる。

    ■今後の展開
    多くのチームがスペインGPまでに大きなアップデートを予定してる。ここで大きく抜けだすチームはないとは思うが、トルコGPあたりで大方の勢力図は固まってくるだろう。なぜなら、多くのチームは、早ければ5月から2009年のレギュレーションを踏まえた来季マシンの開発を進めるからだ。当面の注目は、やはりBMWとマクラーレン。アロンソがどこまでR28を育ててくるかも気になるところだ。(F1-Gate.com)

    2008年F1チーム紹介

  • 小林可夢偉、GP2で今季2勝目

    小林可夢偉、GP2で今季2勝目

    6日(日)、F1のサポートレースとして開催されたGP2アジアシリーズ第4大会バーレーンGPで、トヨタF1チームのサードドライバーである小林可夢偉が今季2勝目を挙げた

    前大会マレーシアの第2レースで初優勝を飾った小林可夢偉は、その勢いを駆ってバーレーンへと乗り込んだ。

    4月4日(金)に行われた公式練習では小林は6番手タイムと好調。続いて行われた予選でも5番手グリッドを確保。3列目の好位置から第1レースの決勝に臨むこととなった。

    5日(土)に行われた第1レースでは、小林はスタート直後に他車と接触。その後、タイヤに若干の問題を抱えてレースを戦うこととなったが、見事な追い上げで3位フィニッシュ。2戦連続の表彰台獲得となった。

    6日(日)の第2レースは、第1レースの結果から上位8台が逆順でグリッドが決定されるため、小林は6番手スタート。好スタートで1周目に3位まで浮上し、その後も素晴らしい走りでポジションをアップ。14周目に首位に立つと、そのままトップでチェッカー。見事今季2勝目を挙げた。小林はこれで3レース連続の表彰台獲得となった。

  • ブリヂストン、タイヤのパフォマンスに満足

    ブリヂストン、タイヤのパフォマンスに満足

    F1公式サプライヤーのブリヂストンは、2008年F1第3戦でのタイヤのパフォーマンスをレポートした。バーレーンGPではミディアムとソフトコンパウンドのポテンザタイヤを供給した。

    F1第3戦バーレーンGPの優勝は、ソフト・ソフト・ミディアムのタイヤ戦略で戦ったフィリペ・マッサ(フェラーリ)。マッサと共に表彰台に並んだのは、3.3秒遅れて2位でフィニッシュしたチームメイトのキミ・ライコネン。ライコネンもマッサと同じタイヤ戦略で、前年度コンストラクターズ・チャンピオンのフェラーリがワン・ツー・フィニッシュを決めた。

    最速ラップタイムは、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)が、49周目にミディアム・コンパウンドで記録した1分33秒193。

    バーレーンGPではバラエティーに富んだタイヤ戦略が使われた。レースを完走したほとんどのドライバーが燃料補給とタイヤ交換で2回のピットストップを行ったが、2種類のコンパウンドを使う順番は各選手のパフォーマンスや好みによって異なった。1ストップ戦略で戦った中嶋一貴(ウィリアムズ)は、チャレンジングで厳しいこのサーキットでも両方のタイヤが耐久性に優れているところを見せた。

    次のF1グランプリは、4月25日〜27日にシルクィート・デ・カタルーニャで開催されるグラン・プレミオ・デ・エスパーニャ・テレフォニカ。ブリヂストンのハード及びミディアムのポテンザタイヤが使われる予定だ。

    小林徹郎 ブリヂストン・モータースポーツ テクニカル・マネージャー
    「ミディアムとソフトの両方のコンパウンドが非常に良いパフォーマンスを発揮し、ブリヂストンにとっては非常に満足のいくレースでした。これで、昨年のハードとミディアムから、コンパウンドの選択を変更したのが正解だったことが確認できました。今日はどちらのタイヤも耐熱性、摩耗耐久性、安定性に優れていましたので、戦略は選手の好み次第でした。今回のレースは数多くのアクシデントが発生し、コースの破片でタイヤにダメージを負ったケースもありましたが、パフォーマンスの面ではタイヤには何も心配すべき点はありませんでした。土曜日と同じく今日も風が強かったですが、クルマの安定性は高かったと思います。興味深かったのは、コースが一番きれいで一番ゴムが乗っているレース後半に、ミディアム・コンパウンドで最速ラップタイムが記録された点です。今回のレースでは力強い戦いができたと思っています。3週間後のスペインGPの挑戦が楽しみです」

  • F1ドライバーの年俸 (2008年)

    F1ドライバーの年俸 (2008年)

    2008年のF1は、ここ数年ではじめてグリッドにペイドライバーがいないシーズンである、とドイツの「Auto Motor und Sport」が報じている。

    中嶋一貴とエイドリアン・スーティルの年俸は100万ドル(約1億円)台と最も低い。しかし、これまでのようにチームに在籍するために個人スポンサー基金を持ち込んでいるドライバーはいないという。

    今年の最高年俸は今季ルノーに復帰したフェルナンド・アロンソの2,800万ドル(約28億万円)。しかし、チームメイトのルーキー、ネルソン・ピケJr.は150万ドル(約1億5,000万円)と低く、対照的だ。

    トヨタのティモ・グロックは、今シーズン200万ドル(約2億円)でF1に再挑戦している。

    トップ2チームのうち、現F1チャンピオンのキミ・ライコネンの2008年の年俸は2,200万ドル(21億9,000万円)で、マクラーレンのルイス・ハミルトンの500万ドル(約5億円)とヘイキ・コバライネンの250万ドル(2億5,000万円)の合計年俸の2倍以上である。

    ウィリアムズのニコ・ロズベルグも、ハミルトンと同じく500万ドル(約5億円)で、1年前に比べるとかなり増額している。

    ホンダのジェンソン・バトンは1,600万ドル(約16億円)で、BMWのニック・ハイドフェルドの1,100万ドル(約11億)よりも多い。

    関連:
    F1ドライバーの年俸 (2009年)

  • ブリヂストン、「クルマのバランスが明確に表れたレース」

    ブリヂストン、「クルマのバランスが明確に表れたレース」

    F1公式サプライヤーのブリヂストンは、2008年F1第2戦でのタイヤのパフォーマンスをレポート。マレーシアGPではハードとミディアム・コンパウンドのポテンザタイヤを供給した。

    マレーシアではバラエティーに富んだタイヤ戦略が使われた。レースを完走したドライバーの全員が燃料補給やタイヤ交換のために2回のピットストップを行っているが、2種類のコンパウンドを使う順番はそれぞれのドライバーのパフォーマンスや好みによって異なった。

    気温が急上昇したにも関わらず、どちらのコンパウンドのタイヤも力強いパフォーマンスを発揮した。この季節特有の雨が降る怖れもあったが、最終的には雨は降らず、ウェット及びエキストリームウェット・タイヤは今回のレースでは使われなかった。

    優勝は、ハード・ハード・ミディアムのタイヤ戦略で戦ったキミ・ライコネン(フェラーリ)。レースの最速ラップタイムをニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)が、ミディアム・コンパウンドで55周目に記録した1分35秒366。

    次回のF1グランプリは、4月4日から6日までバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるガルフエアバーレーンGP。タイヤは、ミディアム及びソフトが使われる予定だ。

    浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
    「今回も気温の高いレースでしたが、今回もタイヤは非常に優れたパフォーマンスを発揮しました。今日は、特にフロントタイヤの摩耗という点でとても興味深いレースでした。バランスの良いクルマはタイヤの磨耗外観はきれいでしたが、バランスがそれほど好ましくないクルマにはかなりのグレーニングが見られました。再舗装されたこのサーキットでは、クルマのバランスが非常に明確に表れました。以前よりも厳しいコースになっていたために、昨年とは異なる様々なタイヤ戦略が使われました。ドライバーによって戦略も様々で、興味深い戦略的なレースになりました。戦略で成功を収めたフェラーリとキミ・ライコネンにお祝い申し上げます。タイヤの性能を最大限に引き出すことが出来ていたと思います。また、ロバート・クビサとBMWザウバーも大変素晴らしかったと思います。最大限に近いタイヤのポテンシャルを引き出していたと思います」