カテゴリー: MotoGP

  • バレンティーノ・ロッシ 転倒で骨折 … 連続参戦記録がストップ

    バレンティーノ・ロッシ 転倒で骨折 … 連続参戦記録がストップ

    バレンティーノ・ロッシは、MotoGP第4戦イタリアGPのフリー走行2で転倒。右脛骨を骨折し、予選と決勝レースを欠場することとなった。

    フリー走行1を制して、幸先のストートを切ったロッシだったが、16ラップ目の13コーナーでハイサイドから激しく路面に叩きつけられた。

    サーキットのメディカルセンターでレントゲン検査を受けた結果、右足首上の脛骨開放骨折を確認。

    精密検査を受けるために、ヘリコプターでフィレンツェ市内の病院に運ばれ、その後、近郊の整形外科センターに転院する予定。

    クリニカ・モービルのマッキアゴデーナ医師は、「考えていたよりも、シリアスなケガです。開放骨折だからです。2ヶ月を要するかもしれませんが、時間に関して説明するのは、時期尚早です。彼は冷静さを保っています」と説明。今日中に同センターで手術の可能性があることも認めた。

    骨折により、今週末の公式予選、決勝レースは欠場。デビュー戦の1996年開幕戦マレーシアGPから続いていた史上最多の連続参戦記録は、前戦の230戦で止まることになる。

    画像 画像

  • バレンティーノ・ロッシ、3台目のフェラーリでのF1参戦への願望を認める

    バレンティーノ・ロッシ、3台目のフェラーリでのF1参戦への願望を認める

    バレンティーノ・ロッシは、F1で3台目のフェラーリをドライブすることへの関心を認めた。

    MotoGPの複数のチャンピオンであるバレーンティーノ・ロッシは、フェラーリでのF1転向が噂されており、フェラーリは、3台目のマシンの出走を許可するレギュレーションの変更を求めている。

    バレンティーノ・ロッシは、フェラーリの2人のメインドライバーの一人としてF1に参戦することは考えていないと La Gazzetta dello Sport にコメントした。

    「(MotoGPの)ヤマハのような強いチームを持つために、フェラーリはアロンソとチームメイトとしてセバスチャン・ベッテルを雇うべきだね」とロッシはコメント。

    「僕は3台目のクルマの可能性を探りたいね」

  • フィアット、バレンティーノ・ロッシのF1転向を望む

    フィアット、バレンティーノ・ロッシのF1転向を望む

    フィアットのセルジオ・マルキオーネCEOは、バレンティーノ・ロッシのF1転向に関心があることを認めた。

    フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は今週、バレンティーノ・ロッシが参戦できるように3台目マシンが出走できるようにF1のルール変更を希望していると述べていた。

    セルジオ・マルキオーネは、バレンティーノ・ロッシがフェラーリのF1マシンに乗ることを「素晴らしいアイデア」だと考えていることを認めた。

    「ルカは、バレンティーノとフェラーリの3台目のマシンを走らせたいと述べた。ロッシがそれを望むなら、それは素晴らしいアイデアだ」

    フィアットが支援するヤマハとバレンティーノ・ロッシのMotoGP契約は今年で満了となるが、セルジオ・マルキオーネはロッシの将来については「何も言うことはできない」と述べた。

  • MotoGP 日本GP、火山噴火の影響で延期

    MotoGP 日本GP、火山噴火の影響で延期

    今週末の4月23日(金)〜25日(日)に栃木県ツインリンクもてぎで開催が予定されていた「2010 MotoGP 世界選手権シリーズ第2戦 日本グランプリ」が、アイスランドの火山噴火による航空機関欠航の影響で、参戦ライダー・チーム関係者の移動が困難となり、開催が延期された。

    これにより2010年のMotoGP 日本GPは、2010年10月1日(金)〜3日(日)に延期となる。既に購入済みの観戦チケットについては、そのまま利用が可能。

    株式会社モビリティランド 取締役社長 大島裕志
    「この度、アイスランドの火山噴火による航空機関欠航のため、今週末に予定していたMotoGPの開催を延期することとなりました。不可抗力とは言え、世界最高峰のレースを心待ちいただいたファンの皆様には、心からお詫び申し上げます。

    日本のMotoGPファンの皆様のご期待にお応えするため、関係各位との調整の結果、スケジュールを組み替え10月3日(日)に開催することを決定いたしました。

    半年後の開催となりますが、シーズン終盤のチャンピオン争いなど、新たな見どころも増えますので、ファンの皆様には是非とも、お楽しみにお待ちいただければと存じます。
    既にご購入いただいた観戦チケットはそのままお使いいただけますが、やむなく払い戻し等をご希望されるお客様への対応は、後日ご案内をさせていただきます。」

  • MotoGPヤマハ代表 「ロッシは再びF1を検討するかもしれない」

    MotoGPヤマハ代表 「ロッシは再びF1を検討するかもしれない」

    ヤマハ MotoGPチーム代表のダヴィデ・ブリヴィオは、今週のフェラーリFテストでパレンティーノ・ロッシが力強いパフォーマンスを示したことで、再びF1転向に興味を示したかもしれないと語る。

    パレンティーノ・ロッシは、すでにF1に参戦するチャンスは逃しており、今回のフェラーリでのテストは楽しむためだけのものだと繰り返し主張している。

    しかしダヴィデ・ブリヴィオは、バレンティーノ・ロッシがGP2用スリックタイヤを装着したフェラーリ F2008で最近のF1に迫るラップタイムを記録したことで、再び彼がF1での将来を考え始めることを恐れていると語る。

    「バレンティーノが本気でスポーツを変えたいと願うかもしれないので、その素晴らしいタイムについて心配しなければならない」とダヴィデ・ブリヴィオはGazzetta dello Sportにコメント。

    パレンティーノ・ロッシとヤマハとの契約は今シーズンで満了する。パレンティーノ・ロッシは、ヤマハがどれだけ彼とチームメイトのホルヒ・ロレンソと平等な地位を与え続けることができるかに懸念を表明しており、ドゥカティへの移籍が噂されている。

    しかしダヴィデ・ブリヴィオは、ロッシがヤマハを去るとするなら、選択肢はドゥカティではないと考えている。

    「最大の危険はフェラーリだ」とダヴィデ・ブリヴィオは述べた。

    フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、F1規約が変更になり3台のマシンを走らせることが許されるなら、パレンティーノ・ロッシが理想的な候補であると語っていた。

  • 動画:バレンティーノ・ロッシ、フェラーリF1テスト走行

    動画:バレンティーノ・ロッシ、フェラーリF1テスト走行

    2010年1月20〜21日の2日間、スペインのカタロニア・サーキットで行われたバレンティーノ・ロッシのフェラーリF1テストの動画。

    今回のテストはバレンティーノ・ロッシの2009年MotoGPチャンピオン獲得のご褒美として実施された。

    GP2タイヤを装着したF2008をドライブしたバレンティーノ・ロッシは、1分21秒900というタイムを記録した。

    バレンティーノ・ロッシ、フェラーリF1テスト走行 (動画)

  • バレンティーノ・ロッシ、フェラーリの最新シミュレーターを体験

    バレンティーノ・ロッシ、フェラーリの最新シミュレーターを体験

    バレンティーノ・ロッシがマラネロを訪れ、バルセロナでのF1テストに備えてシミュレーターでの作業を行った。

    フェラーリは、昨年のMotoGPで9度目のチャンピオンを獲得したロッシとの約束を守り、F1テストの機会を設けることを発表した。

    現在F1ではテスト規制が敷かれているため、ロッシはフェラーリの2008年マシンであるF2008での走行を予定している。テストは1月20日〜21日にカタロニア・サーキットで行われる。

    バレンティーノ・ロッシは、フェラーリのエンジニアとテストに備え、フェラーリの最新F1シミュレーターで走行を実施。

    また、フィオラノのトラックでフェラーリの新型車458イタリアを試乗した。

    関連:
    ・バレンティーノ・ロッシ、再びフェラーリF1のテストに参加 - 2010年1月14日
    ・マルコ・ファイネロ Q&A:フェラーリ最新F1シミュレーターについて - 2009年12月23日
    ・フェラーリ、新型F1シミュレーターを公開 - 2009年12月23日

  • バレンティーノ・ロッシ、再びフェラーリF1のテストに参加

    バレンティーノ・ロッシ、再びフェラーリF1のテストに参加

    バレンティーノ・ロッシは、MotoGPチャンピオン獲得のご褒美として再びフェラーリのF1マシンをテストする。しかし、今回は古いシャシーでの走行となる。

    2006年にF1転向を考えてフェラーリを初めてテストしたバレンティーノ・ロッシだが、二輪に残ることを決めたあとも何度かフェラーリのテストに参加。2008年の11月にはチャンピオン獲得のご褒美としてフェラーリ F2008をドライブした。

    2009年に9度目のMotoGPチャンピオンを獲得したロッシは、再びフェラーリでのF1テストを希望。フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリは快く願いを受け入れた。

    しかし、現在のテスト規制により最新のシャシーを使用することはできず、マシンは昨年ミハエル・シューマッハとフェリペ・マッサが復帰に向けて使用したフェラーリのコルセ・クリエンティ部門が管理するF2007になる。

    「バレンティーノは、1月20〜21日にバルセロナで伝統的なフェラーリをテストする予定だ。彼が昨年ワールドチャンピオンシップに勝ったときに約束していたんだ」とステファノ・ドメニカリはコメント。

    「バレンティーノは、そのあと我々が2010年シーズンの目標に集中しなければならないことをわかっているよ」

  • 青山博一:インタビュー (MotoGP)

    青山博一:インタビュー (MotoGP)

    MotoGP 250クラスワールドチャンピオンを獲得し、トヨタのF1撤退をはじめ暗いニュースが続いた日本のモータスポーツ界に明るいニュースを届けてくれた青山博。2009年を振り返るとともに、MotoGPにステップアップする2010年の意気込みを語った。

    MotoGP250クラスワールドチャンピオン達成、おめでとうございます。
    ありがとうございます。まだ実感は沸きませんが、夢を叶えられて本当に嬉しいです。今までこだわって250に残ってきた甲斐があったなと思いますね。去年、一昨年とうまくいかなくて悔しいシーズンを送っていたので、今年250最後の年にこういう形でチャンピオンを取れて本当に嬉しいです。特にこの250最後のシーズンと言うのはデカいですね。

    250クラスで世界チャンピオンを取ってからMoto GPクラスに行きたいという強い夢と信念を持っていましたよね。そのこだわりはどこから来ていたのですが?
    そうですね、MotoGPクラス参戦に関しては、カワサキ、デュカティやヤマハなど、色んなチームからの話はあり、いつでも行けるチャンスはあったんですけど、やっぱり自分としては、けじめとして250でチャンピオンを取ってから行きたいというはっきりとした目標があったので、今までそういうオファーを断ってきていました。やっぱりひとつのカテゴリーを極められないといくら違うカテゴリーに行っても同じようなパターンになってしまうと思うんです。ひとつのクラスでチャンピオンを取ることによって自分の中にもリズムというかスタイルというか、何かひとつの形が出来ると思っていたんですよね。それが250だったら出来ると思ったし、今まで日本でも250を乗ってきて経験もあったし、やっぱり世界の舞台で僕のパフォーマンスを見せてチャンピオン取りたいというのはありましたね。

    今シーズンは、Scotチームからの初参戦ながら、2戦目の母国日本GPで2位、3戦目のスペインで優勝して良い形でシーズンが進み、途中から年間チャンピオン「行けるかもしれない」というプレッシャーが出てきたと思うんですが、その辺はどういう感じで乗り切ったのですか?
    そうですね、今年のシーズン初めは、たぶん誰も僕たちがチャンピオン争いをするなんて期待していなかっただろうし、僕たち自身もそういう体制ではないと思っていたし、厳しいだろうと思っていたので、僕もチームも驚きました。その中で、シーズンはじめにシングルフィニッシュしていったときの周りの反応、リアクションはやはりすごい大きなものがあったんですよ。それからシーズン中盤ぐらいからチャンピオンシップのリーダーにもなったし、「もしかしたらチャンピオン取れるかもしれない」という風になっていきました。シーズンの初めは4位とは5位でも周りはすごいと言ってくれて(青山選手はホンダの開発の止まった2年落ちのマシンでシーズンを戦っていた)、今度は逆にシーズン終盤になったら4位とか5位だと結果がよくないとか、流れがよくないと言われてしまって。ある意味いいことなんですけどね(笑)それだけ周りが期待してくれたという、シーズン初めとシーズン終わりでまったく違う立場になったし、まったく違う精神状態になっていたと思います。

    その精神状態というのはどんな感じだったのですか?
    今までずっと追う立場だったのが、シーズン半ばと終わりにかけては追われる立場で、特にシーズン最後ですね。最後の残り3戦はチャンピオンを自力で取れるポイント差もあったし、それだけにやっぱりここで勝てば決められるとか、そういう欲ではないんですが、いつもと違うプレッシャーがありました。

    プレッシャーを乗り越えて優勝を達成したわけですけど、その達成できた自分に対する想いやチームに対する想いとはどんなものですか?ほんと今シーズンは厳しくて難しいシーズンだったし、決して簡単なシーズンではなかったんですね。でもいつもチームは、スタッフが夜遅くまでバイクを仕上げてくれて、いつもぼくのバイクは良いコンディションだったし、アプリリアと互角に戦えたし、やっぱりそういうところで僕はチームから力をもらったし、それがエキストラモチベーションになって今のこの結果に到達できたんだと思います。

    本当に簡単なシーズンではなかったと思いますが、一番印象に残る出来事や、レースはありますか?
    一番印象に残っているのは最後のレース(最終戦バレンシア)です。シーズン中では、初めからいい流れできて、中盤まで行って、最後ここぞと決めたいところで、ライバルであるシモンチェリがすごく連勝してきて、僕が逆にいい流れに乗れなくて、、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで、僕はすごく勝ちたかったんですね。でもそのレースで彼が勝って、僕が7位だったんですよ。やっぱりそこが今シーズン一番のターニングポイントというか、一番落ち込んだところですね。一番良くなかったところだし、でもその次のレースでもうひとつのターニングポイントが来て、マレーシアで僕が勝って彼が3位で、そこで21点差というポイント差を作って最終戦に乗り込めたので、そのオーストラリアのレースとマレーシアのレースというのが今シーズン大きなポイントになったと思います。

    シーズンの途中でインタビューをしたときは、「ライバルはバウティスタ」と答えていたと思いますが、後半戦はシモンチェリに変わっていきましたね。シモンチェリに対してはどんな印象を持っていますか?
    彼は去年シーズンの250クラスチャンピオンだし、彼が速いのは誰もが知っているし、いつもいいパフォーマンスを出しています。彼が完璧なコンディションの時はそう簡単に勝たせてもらえないですから。彼もチャンピオンというプライドもあっただろうし、他のライダーが出してないくらいの気迫を出していましたね。

    最終戦(バレンシア)のレースもスタートから、青山選手はシモンチェリも含めて3台ぐらいでトップを競っていて、見ているほうからもやきもきしたんですが(笑)
    僕はこの最終戦11位で、5ポイント取れば(たとえシモンチェリが優勝しても)チャンピオンが取れるというレースだったんですけれど、僕の中では11位でゴールしようというのはさらさらなくて、優勝目指して走っていました。それが故にちょっとリスクを犯しすぎて、危うく転倒しそうになってコースアウトしたんですけど、僕の中ではそれぐらいのリスクを負ってでも勝ちに行きたかったんですよね。

    グラベル(コース外の砂利部分)に出てしまったときの心境、ガタガタするバイクを支えていたときはどんな気持ちだったんですか?
    やってしまったというか、絶対転べないと思って。一度グラベルに出てポジションを落とすことは明らかだったんですけど、絶対転ばずにコース復帰しようと思って、何とかバイクを押さえこみました。コースに戻ってその後順位を見たら11位だったんですよ。それもちょっとびっくりだったんですけど、その後も11位では不安だったのでペース上げていって7位まで挽回して、最後の最後は結局ショモンチェリも転倒して、ここで確定だったんですけど、最後までレースって何があるかわからないんだなっていうのを改めて思い知らされました。

    最終戦にしてものすごい危機を乗り越えたわけですが、シーズンを振り返るともっと辛かったこと、どうなってしまうだろうと思ったことなどはありますか?
    僕の中ではどのレースも同じように厳しかったし、でも最後の3戦は精神戦だったと思います。僕は逆にポイントというアドバンテージを持っていたのでそれを精神戦でも有利に生かしました。相手(シモンチェリ)はもう行くしかない、リスクを犯すしかないですからね。僕もリスクは犯さないといけないですが、でも必要以上に犯さなくてもいいというのがあったので。まあ最後ちょっとリスクを負いすぎちゃいましたけどね(笑)。その辺がシモンチェリが転んだ要因でもあると思います。彼は僕のポジションが11位に下がるのを見て、気負いすぎたんだと思うんですよね。彼の中では僕が12位になって彼が優勝すればチャンピオンになれるのが分かっていたので、プッシュしすぎたんでしょう。そこが僕と彼の間に21ポイント差あったというアドバンテージなんだと思います。僕は逆に11位でコースに戻ったときにここで二つ目のミスをしなかったら良いんだと思えましたから。一応不安だったんで、7位まで挽回しましたけど、ピットからはポジション7でオッケーというサインが出ていましたし、余裕を持ってレースを終えられた。逆に相手側はまったく余裕がない、ギリギリまで攻めなくてはならない、僕は最後の精神戦でポイントを有利に使えたんです。

    ポイントと精神戦をうまく制して7位という形でゴールして、喜びが爆発しましたよね。ゴールしたときの瞬間はどんな心境でしたか?
    ありえないと思いましたね!!!僕が小さい頃、テレビを通して世界グランプリを見ていた頃は、そのときの偉大な先輩たち、岡田忠之選手とか加藤大治郎選手とか、往年のライダーの方々がテレビの中で活躍していたんですね。それを見て憧れていた僕が、今はそのテレビの中で走っていて、しかも僕がチャンピオンを取ったというのはありえないと思いましたね(笑)まだ実感はないですけど、嬉しかったです。僕の中では最終戦にチャンピオン争いをしているポジションでグリッドにつけただけで、本当に泣けるぐらい嬉しかったんです。今日、この日に目標としていたチャンピオン争いの可能性を持ってこのレースに挑めるということが本当にすごく嬉しかったんです。

    いつも冷静なイメージがある青山選手ですが、ゴールした瞬間にバイクにまたがったまま立って喜びを最大限に表現していましたね。周りの人たちの喜びもすごかったのでは?
    そうですね、現場で生のシーンを見ている方々はもちろんのこと、そうじゃなくても日本や他の国でテレビを見て応援してくれている方々もやっぱり喜んでくれたと思います。僕はここまで来るのに相当長い時間を費やしてきたし、その長い間に、ものすごく多くの人たちに会ってお世話になってきて、その人たちのおかげで今ここにいられるし、恩返しという意味でもチャンピオンを取れたということがものすごく嬉しかった。

    今、日本のモータースポーツ界は、たとえばF1でのトヨタ、ブリジストンの撤退など、あまり良くないニュースが多いですが、そういう最中でMotoGPの250クラスのチャンピオンになりましたね。今の日本のモータースポーツ界に対する思いと、その中で自分が出来るようなことなどはどういう風に考えていますか?
    今シーズンが始まる前に、僕の気持ちの中で思っていたのは、今の世の中、全体として元気がないじゃないですか、なので僕は一度失ったシートをまた与えてもらって、この得たチャンスを生かして、やっぱり応援してくれている人たちに少しでもいいニュースというか、いいエナジーを送りたいと考えていました。いつも応援してもらっているエナジーを返すというか、元気が出るニュースを日本に送りたいなと思っていたんですね。そういう気持ちで今シーズンに挑みました。

    このシーズンをステップにして来年はMoto GPクラス参戦となるわけですが、新しいチーム、新しいクラス、青山選手自身の展望はいかがですか?
    今日はじめてMoto GPのバイクでテストしたんですけど(インタビューは最終戦レース翌日)、まだバイクのフィーリングっていうのが掴めてないんですね。Moto GPのバイクは250と違ってカーボンブレーキという違う素材のブレーキを使っていて、そのブレーキの特性がまったく違うので、今はそのフィーリングがまったく掴めていません。もう少しバイクのフィーリングが掴めてきたら、僕の中でのクリアな目標点が見えてくると思います。

    来年になったら新しいチームの新しいマシン(テストはScotのチームのMoto GPクラスのマシンを使用)でレースが始まりますが、来年の目標、また来年以降の青山選手のキャリアの目標であったりを、今はどう考えていますか?
    今現在は、正直なところあんまり先々のことまで考えられていないですね。昨日まで本当にチャンピオン取ることだけを目標に、それだけを考えてやってきたので。今はとりあえずこの大事なチャンスをもらって、新しいバイクに乗って感覚をつかみたいというのが第一の気持ちで、その後先の展開というのはまだ自分の中で描けてないです。もう少し時間がたって落ち着いたら見えてくるんだと思います。

    今回の青山選手の活躍で新しくファンになったような人たちもいると思います。今までのファン、これからのファンに、メッセージを願いします。
    Moto GPクラスにステップアップするって言うのは僕の中で目標であり、夢だったんですね。その前に250のチャンピオンを取るというのがまたひとつの目標であり、夢だったんです。昨日その夢がひとつ叶って、今日は二つ目のMoto GPにステップアップするという目標をスタートすることが出来て、僕にとって本当にポジティブなステップを踏んでいます。もちろんMoto GPカテゴリーというのは世界最高峰のクラスで、バレンティーノ・ロッシや、ダニー・ペドロサという世界超一流のライダーが走っていて、そのライダー達と戦わなければいけないわけです。そう考えると、そう簡単にいい結果を残させてもらえないと思いますが、そういう有力な選手たちに絡んでいけるように僕も僕自身の実力をその中で磨いていって、彼らと競り合って行きたいと思っています。そういう気持ちでいるので、今後もどんどん皆さんには応援してもらいたいですね。まだまだな自分ですけが、今後も応援よろしくお願いします。

    関連:青山博一、MotoGP 250ccクラスのチャンピオン獲得! – 2009年11月8日

  • 青山博一、MotoGP 250ccクラスのチャンピオン獲得!

    青山博一、MotoGP 250ccクラスのチャンピオン獲得!

    青山博一が、MotoGP 250ccクラスでチャンピオンを獲得した。

    チーム・スコットでホンダマシンに乗る青山博一。2001年の加藤大治郎以来、8年ぶりの日本人チャンピオンが誕生した。

    トヨタのF1撤退をはじめ、暗いニュースが続くモータースポーツ界で、二輪の青山博一が明るいニュースを届けてくれた。

    最終戦バレンシアGPを7位でフィニッシュした青山博一。今シーズンは4勝と3度の表彰台を獲得し261ポイントを獲得して、見事タイトルを獲得した。

    来年から250ccクラスは Moto2/250ccへ移行。青山博一は、250ccクラス最後のチャンピオンとなった。

    青山博一は、2010年からMotoGPクラスにステップアップ。ホンダサテライトの新チーム「インターベッテンホンダ」から参戦することが決定している。

    青山博一
    「今日は、本当に難しいレースでした。最後のレースだったので、優勝したくプッシュしましたが、途中でオーバーランしてしまいました。転倒しないようリカバーしましたが、トップから大きく離れてしまい、順位を上げるのが難しかったです。終盤シモンチェリが残念ながら転倒したことで、7位でゴールと自分にとってはベストなレースではありませんでしたが、チャンピオンを獲得でき今日は忘れられない1日となりました。このすばらしい結果を得られたのも、チームが一緒に今シーズンを懸命に戦ってくれたからだと思います。支えてくれた皆さんに、心から感謝しています。今後も引き続き自分をプッシュしながら、皆さんの期待に応えられるレースをしていきたいと思います。ありがとうございました」