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  • 【MotoGP】 第8戦 オランダGP:マーベリック・ビニャーレスが初日トップ

    【MotoGP】 第8戦 オランダGP:マーベリック・ビニャーレスが初日トップ

    MotoGP 第8戦 オランダGPのフリー走行2回目が23日(金)、オランダ北東部に位置するTTサーキット・アッセンで行われ、マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)がトップタイムを記録した。

    セッション途中に小雨が降った気温22度、路面温度31度のドライコンディションの中、マーベリック・ビニャーレスは1分33秒130を記録。2番手には0.367秒差でジョナス・フォルガー(モンスター・ヤマハ・テック3)、3番手にはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が続いた。

    ドゥカティ勢はアンドレア・ドヴィツィオーゾが4番手タイム、ホルヘ・ロレンソは14番手タイムで初日のセッションを終了。

    バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)は6番手タイム、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は10番手タイムだった。

    2017 MotoGP 第8戦 オランダGP フリー走行2回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分33秒130
    2 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分33秒497
    3 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分33秒782
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分33秒790
    5 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分33秒929
    6 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分33秒930
    7 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分33秒890
    8 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分33秒986
    9 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分34秒103
    10 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分34秒148
    11 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分34秒299
    12 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分34秒337
    13 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分34秒491
    14 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分34秒523
    15 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分34秒596
    16 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分34秒605
    17 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分34秒617
    18 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分34秒759
    19 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分34秒923
    20 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分35秒039
    21 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分35秒185
    22 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分35秒373
    23 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分36秒334
  • 【MotoGP】 第8戦 オランダGP:ダニロ・ペトルッチがトップ発進

    【MotoGP】 第8戦 オランダGP:ダニロ・ペトルッチがトップ発進

    MotoGP 第8戦 オランダGPのフリー走行1回目が23日(金)、オランダ北東部に位置するTTサーキット・アッセンで行われ、ダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック・レーシング)がトップタイムを記録した。

    気温20度、路面温度28度のドライコンディション。ダニロ・ペトルッチは1分34秒680をマーク。2番手には0.126秒差でヨハン・ザルコ(モンスター・ヤマハ・テック3)、3番手にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)とサテライトチームのライダーがトップ3に名を連ねた。

    4番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、5番手にはバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、6番手にはアンドレア・イアンノーネ(スズキ)が続いた。

    レプソル・ホンダ勢は、ダニ・ペドロサが7番手、マルク・マルケスが13番手。チャンピオンシップ首位のマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)は12番手で1回目のプラクティスを終えた。

    2017 MotoGP 第8戦 オランダGP フリー走行2回目 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分34秒680
    2 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分34秒806
    3 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分34秒822
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分34秒829
    5 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分34秒841
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分34秒914
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分34秒936
    8 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 1分35秒052
    9 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分35秒155
    10 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分35秒183
    11 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分35秒193
    12 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分35秒263
    13 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分35秒282
    14 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分35秒381
    15 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分35秒528
    16 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分35秒562
    17 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分35秒722
    18 22 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分35秒877
    19 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分35秒898
    20 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分35秒916
    21 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分36秒404
    22 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分36秒819
    23 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分37秒603
  • 【MotoGP】 カル・クラッチロー、LCR・ホンダとの契約を2年延長

    【MotoGP】 カル・クラッチロー、LCR・ホンダとの契約を2年延長

    LCR・ホンダは21日(水)、HRCホンダ・レーシング・コーポレーションとの間で2018年から2年間のテクニカルパートナーシップに関して契約を更新したことを発表。同時に、協力関係の一環として、HRCとの間で2018年から2年契約を締結したカル・クラッチローの起用が決定した。

    カル・クラッチローは、2015年からLCR・ホンダに所属し、昨季2勝を含む4度の表彰台を獲得。今季は第2戦アルゼンチンGPで3位表彰台を獲得し、総合9位につけている。

    「さらに2年間、LCRチームと共に、HRCのためにレースをすることが決まり、本当に幸せだ」とカル・クラッチローはコメント。

    「この3年間は一緒に仕事をしてきた。一緒にさらに多くの素晴らしい結果を楽しめるはずだ。僕と僕のチームに対して素晴らしい支援をしてくれるHRCに感謝したい。いつものように、このプロジェクトに対して100%を尽くしたい」

    最高峰クラスに進出した2006年からHRCとのパートナーシップを継続するLCRチームのチーム代表ルーチョ・チェッキネロは「カルは疑う余地のない最も戦闘力があり、才能のあるライダーの1人です。HRCのサポートに感謝します。来年から2年間、再び彼と共に働けることを光栄に思います。カルは最高峰クラスで我々の初優勝をもたらし、重要な結果を獲得してくれました。HRCをはじめ、このプロジェクトを支援し、一緒に働いてくれる全ての人たちに感謝したいです」とコメント。

    HRCのレース運営室室長の桒田哲宏は「LCRチームとカルと共に2018年から2年間、一緒に仕事を続けられることを大変嬉しく思います。我々は彼らの仕事を大変評価し、カルと直接契約を締結することによって、我々との関係を確認し、さらに高めることを決めました。残りのシーズンと将来において、カルとルーチョの最善を願います」と述べた。

    カル・クラッチロー

  • 【MotoGP】 ドゥカティ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    2017 MotoGP第7戦のカタルニアGPが、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで開催された。ドゥカティチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾが素晴らしいパフォーマンスを見せ、10万人近い熱狂的なMotoGPファンが見守る中、前戦イタリアGPを制してからわずか1週間後に今季2勝目を手中に収めた。

    3列目から見事なスタートを切ったアンドレア・ドヴィツィオーゾは、オープニングラップを3番手で通過。その後、8周目にチームメイトのホルヘ・ロレンソとマルク・マルケス(ホンダ)をオーバーテイクして2位に浮上。リーダーのダニ・ペドロサ(ホンダ)の背後に迫り、17周目にペドロサを抜いてトップに立った。

    以降は危なげない走りで、2位に入ったマルケスに3.5秒以上の大差をつけてチェッカーフラッグを受けた。

    予選2番手となり、母国開催に燃えるホルヘ・ロレンソもフロントローから好スタート。すぐにリードを奪い、5周に渡って首位を守ったが、徐々に順位を落として8番手まで後退。しかし、その後は凄まじい追い上げを見せ、残り4周の時点で4番手までポジションを上げ、そのままフィニッシュラインを通過した。

    第7戦終了時点のライダーズ・ランキングでは、2位につけるアンドレア・ドヴィツィオーゾがランキング・リーダーのマーヴェリック・ヴィニャーレス(ヤマハ)とのポイント差を7に縮めた。ホルヘ・ロレンソは59ポイントで7位。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ
    (Ducati MotoGPチーム #04) 1位

    「本当に嬉しいが、僕自身ちょっと驚いている部分もある。ただ、今日はかなり行けると確信していたので、スタート前から良い気分だった。僕らが最速というわけではなかったが、昨日レースに向けて良い準備ができていた。今日のレースは戦略が勝敗を分けた。僕らはサーキットとタイヤの限界をうまく読み切れたと思う。かなり難しいコンディションだったので、多くのライダーがグリップの大幅な低下に悩まされていた。そこで僕らはタイヤを温存することに集中して、安定したペースで走ることを心がけた。この作戦が功を奏した。ペドロサの後ろについた時は、それほど必死にならなくても良いタイムで走行できた。最後の10周はこの走りが効いたようだ。彼の前に出てからは、2台のホンダに対して少しずつ差を広げることができた。今日は本当にうまく走れた!」

    ホルヘ・ロレンソ (Ducati MotoGPチーム #99) 4位

    「この2連勝は、チームにとって素晴らしいリザルトだ。個人的には、今年初めてウィナーから10秒以内でフィニッシュできた。フロントローからのスタートも今季初だったし、数周だがレースをリードすることもできた。つまり、僕らはコンスタントにパフォーマンスを向上させている、ということになる。6周目以降にペースを落としてしまったのが残念だ。ブレーキングで何度かパスされて、中盤はトップグループよりもラップタイムが落ちて引き離された。終盤はどうにかポジションを回復して、母国GPを4位でフィニッシュできた。レースペースをさらに安定させるよう仕事を継続しなければならない。できるだけ早く、ヘレスの3位を上回るリザルトを獲得したい」

    クラウディオ・ドメリカーリ (ドゥカティ・モーター・ホールディングCEO)

    「ムジェロでの驚異的な勝利からわずか1週間でまた表彰台の頂点に立てた。我々が本当に良い仕事をしたからだと自負しているし、勝つことのスリルを味わうだけでなく、我々が着実に成長していることを証明することもできた。ドゥカティ・コルセのスタッフ全員に再び感謝の意を表するとともに、終始我々を応援してくれるファンの皆さまにも御礼申し上げたい。皆さまの応援があるからこそ、こうしてランキング・リーダーにも近づけている。ほんの2~3ヶ月前には、今の姿は考えられなかった。苦しい時でも冷静沈着に自分を信じて仕事を続ければ、困難から脱却できる。常にこの精神を忘れないことが重要だ」

    ルイジ・ダッリーニャ (ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)

    「ムジェロの素晴らしい優勝に続いて、わずか1週間後にまたしても見事な勝利を勝ち取った。バルセロナはドゥカティとはそれほど相性が良くないサーキットだ。昨年は散々だったので、このGP前に2日間のテストセッションを実施した。それがプラスに作用したことは間違いない。我々のマシンには戦闘力があったし、サテライトチームのマシンも力強かった。アンドレアのライディングには知性を感じた。素晴らしいレースを見せてくれた。ホルヘも素晴らしいスタートの後、しぶとく4位で完走した。本当に嬉しい。ドゥカティ・コルセ全員の献身的な努力に感謝したい」

    関連:【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 決勝:ドヴィツィオーゾが2連勝!

  • 【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    MotoGP 第7戦カタルニアGPは、最高気温が33℃まで上昇。レースウイークで最も暑く、ライダーにもタイヤにも厳しい一日となった。その中で、4番グリッドから決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、3戦ぶりの表彰台となる2位でチェッカーを受けた。

    マルク・マルケスは、2列目から好スタートを切ると、オープニングラップで2番手に浮上した。

    そして6周目には、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)をかわしてトップに浮上。しかし、8周目にチームメートでポールポジション(PP)スタートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)とアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に抜かれて3番手へとポジションを落とし、しばらくはこの3台がトップグループを形成した。

    18周目、マルク・マルケスは2番手に浮上し、そこから前を走るドヴィツィオーゾを追いかける。地元ファンの大声援を受けて最後までプッシュしたが、ドヴィツィオーゾを捕らえることはできず、2番手をキープ。25周のレースを走りきって、今季3回目の表彰台を獲得した。

    今年は第3戦アメリカズGPでシーズン初優勝を達成。第4戦スペインGPで2位になった。しかし、第5戦フランスGPで転倒リタイア、第6戦イタリアGPでも、タイヤとマシンのマッチングが完ぺきではなく我慢のレースを強いられ6位に。2戦連続で表彰台から遠ざかっていただけに、今大会の2位はうれしいものとなった。

    これで総合4位から3位に浮上。今大会を制した総合2位のドヴィツィオーゾに16点差。今大会を10位で終えた総合首位のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)との差を23点へと縮めることに成功した。

    今大会は、土曜日のフリー走行と予選で4度の転倒。決勝日朝のウォームアップでも転倒と、苦しい状況が続いた。決勝に向けて不安を抱える状態だったが、いつも通りの100%の走りで表彰台を獲得した。

    今季2度目のPPを獲得したダニ・ペドロサは、レース中盤にトップを快走したが、終盤はペースをキープできず、3位でフィニッシュした。「今日はスタートから攻める走りができませんでした。タフなレースでしたが、地元ファンの前で表彰台に立ててうれしい」と、今季4度目の表彰台に笑み。苦しいレースをしっかり走りきったことで、総合5位から4位へとランキングを上げることに成功した。これでRepsol Honda Teamは、今季3度目のダブル表彰台となった。

    予選17番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)は、後方グリッドから追い上げて11位でフィニッシュ。予選19番手からスタートしたティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は15位で、今季6度目のポイント獲得を果たした。予選15番手のジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は10番手を走行していた13周目に転倒し、リタイアとなった。

    マルク・マルケス(MotoGP 2位)

    「週末をこういう結果で終われてとてもうれしいです。なぜなら、昨日4回、そして今日の朝に1回転んで、精神的にかなり厳しい状況に追い込まれていたからです。自分自身の走りとマシンへの自信を取り戻すために、チームが全力でヘルプしてくれました。そしてレースの前には“自分は昨年のマルクと同じだ”と言い聞かせました。自分のスタイルは常にプッシュし、決してあきらめないことです。だから今日も、優勝を目標にレースに臨みました。スタートしてすぐに(ダニロ)ペトルッチ(ドゥカティ)が真横に当たってきました。バランスを取り戻したので本当に幸運でした。それからはレースに集中しました。(アンドレア)ドヴィツィオーゾがプッシュして前に出たときは、自分もプッシュしましたが、今日の彼は速くて、2位になることを目標にしました。チャンピオンシップはまるでジェットコースターのようです。とにかく、一戦一戦レースに集中し、100%のトライをしなくてはいけません」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 3位)

    「今日の結果にはとても満足しています。チェッカーを受けて表彰台に立てたときは、いつもすばらしい気持ちになります。先週のイタリアでは、ひどいレースをしましたが、今週はポールポジションを獲得して、地元ファンの前で表彰台に立てました。正直、もう少しいいレースができると思っていましたが、今日はタイヤにとても厳しいコンディションで、グリップがあまりよくありませんでした。トップに立ったときにレースをリードしようとしました。しかし、ドヴィツィオーゾに抜かれてからは、タイヤをセーブする走りをする必要がありました。今日のタイヤは、フロントもリアもミディアムをチョイスしましたが、最後は限界に達していました。でも、両方ハードよりもいい選択だったと思います。パフォーマンスや耐久性も大事ですが、フィーリングがとても重要になります。厳しいレースでしたが、最終的に表彰台に立てたのですばらしいレースでした。明日のテストではフロントのフィーリングを改善し、いくつかのステップを刻みたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 11位)

    「今日は完走できました。これが今大会の一番大事なことだったと思います。今日はそれほどすばらしい日ではありませんでしたが、17番手からスタートしたことを考えれば、11位になれて十分満足しています。愚かなことだと言われるかもしれませんが、今日は表彰台に上がる自信がありました。みんなのペースが落ちてくることを想定してハードタイヤを選びましたが、思ったほどうまくはいきませんでした。今週は予選で17番手。ミスもしてしまい、不利な状況になりました。でもHondaはすばらしい仕事をして、マルクとダニを表彰台に上げました。でもドゥカティのマシンはストレートで速かったです。これからも引き続き、一生懸命に取り組まなければなりません。ドヴィはすばらしい仕事をしました。とてもうれしく思います」

    ティト・ラバト(MotoGP 15位)

    「ホームレースだったので、もっといい結果を出したかったです。100%で走り、これ以上は無理でした。レース終盤に向けて快適に走ることができました。今日はトップと40秒差。昨年は1分差だったので、20秒短縮できました。今シーズンはすべてのレースで完走していますし、ポイント圏内にいます。問題はレース序盤に、ほかのライダーをオーバーテイクするペースがないことです」

    ジャック・ミラー(MotoGP リタイア)

    「セットアップに改善点を見つけ、ウォームアップではいいペースがありました。そのペースを決勝でもキープして、1分47秒台後半のリズムを刻んでいました。(バレンティーノ)ロッシ(ヤマハ)や(ホルヘ)ロレンソ、そして(ヨハン)ザルコ(ヤマハ)がいる集団を追いかけていました。とても快適に走っていましたが、ダウンヒルのコーナーで縁石に当たって転倒してしまいました。いいポジションを得られるよう一生懸命取り組んできました。残り11周だったし、快適に走っていたときの転倒なのでとても残念です。ポジティブなのは、フロントの感触が戻ってきたことです。次のアッセンが楽しみです」

    関連:【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 決勝:ドヴィツィオーゾが2連勝!

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、カタルニアGPでそれぞれ8位と10位でゴールラインを通過し、貴重なポイントを手中にした。

    バレンティーノ・ロッシは好スタートから順位をひとつ上げたが、ヨハン・ザルコとバトルして再びグリッド・ポジションの13番手へ後退。4ラップ目の始めに、スコット・レッディング(ドゥカティ)をパスすると、ジャック・ミラー(ホンダ)とエクトル・バルベラ(ドゥカティ)を一気に抜き去り10番手へ浮上した。

    ここからさらに順位を上げていこうと、ペースを上げるなかで自己ベストを更新。5ラップ目にはヨハン・ザルコの背後に迫り、1ラップもしないうちに前へ出ることに成功した。その後Aアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)のリタイアによって一時8番手へ上がったが、10ラップ目にはミスをおかして再びヨハン・ザルコの後方へ。

    しばらく後ろについてゆき、そのままホルヘ・ロレンソとアルバロ・バウティスタ(いずれもドゥカティ)をパスするも、突然タイヤ・グリップが落ちて、6番手争いから離脱することとなってしまった。終盤でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が転倒し、バレンティーノ・ロッシはトップから20.821秒差の8位でチェッカーを受けた。

    一方、グリップ不足に苦しめられたマーベリック・ビニャーレスは、グリッド9番手から慎重にスタートし、コーナーをいくつか抜けたあたりで16番手を確保。フィーリングをつかめないながらも、ひとつポジションを上げ、その後はその位置をキープすることに集中した。

    エスパルガロのリタイアによって14番手へ。その3ラップ後にはタイヤの感触がつかめるようになったためアタックを開始し、12ラップ目にレッディングをパスして13番手に浮上。さらにミラーが転倒し、20ラップ目にはカル・クラッチロー(ホンダ)をとらえて、ついにはトップ10入りの可能性が見えてきた。残り4ラップでバルベラをパスして10番手へ。ペトルッチのリタイアにより一時9番手に上がったが、最終ラップで再びバルベラと競り合い10位でチェッカーを受けた。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが、14番手からスタートしたあと素早く順位を上げてヤマハ勢トップの5位を獲得。厳しい暑さで、難しいコンディションになったにもかかわらず、レース終盤までに6番手へ浮上し、最終ラップではチームメイトをパスしてサテライト勢トップの座をもぎ取った。

    ジョナス・フォルガーは8番手グリッドから好スタートを切って4番手に浮上。序盤からトップグループに加わり、レース中盤までそのポジションをキープした。後半戦はグリップ不足に悩まされて苦戦したものの、ヨハン・ザルコに続く6位でゴール。開幕以来の連続ポイント獲得記録を更新した。全戦でポイントを獲得しているのはフォルガーただひとり。

    バレンティーノ・ロッシは8ポイントを加算したものの、合計83ポイントでランキング5位へ。マーベリック・ビニャーレスはバレンティーノ・ロッシを28ポイント上回る101ポイントでランキング・トップをキープしている。Movistar Yamaha MotoGPもまたチーム・ランキングでトップに立ち、2位との差は22ポイント。またコンストラクターズ・ランキングでも14ポイントをリードしてトップをキープしている。
    Movistar Yamaha MotoGPは明日、カタルニア・サーキットで公式IRTAテストを予定している。

    Movistar Yamaha MotoGP

    バレンティーノ・ロッシ (8位)
    「ここで去年は優勝しましたし、大好きなコースのひとつですから、今日はとても悲しいです。プラクティスでは路面温度とグリップ・レベルに問題を抱え、決勝が厳しい戦いになることはわかっていました。あまりうまくいきませんでしたが、とにかく少しでも多くのポイントを獲得するべくベストを尽くしました。明日は重要なテストになります。試したいことがたくさんあるんです。次の連戦ではトップに返り咲きたいですね」

    マーベリック・ビニャーレス (10位)
    「非常に苦しい展開でした。時には、ポイントを獲ることだけに集中しなければならレースもあるんです。いつもの順位とは違いますが、これが今日のベストなので、6ポイントを獲得し、依然としてチャンピオンシップをリードしていることを喜ぶべきでしょうね。次回からはもっと上を目指していきますよ」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「フリープラクティスの全セッションで苦戦してきたので、厳しい展開になることをはじめから予想していました。今日のようなコンディション、つまり暑くて路面グリップが低下しているときには、われわれのマシンはいつものような強さを発揮することが難いようです。8位と10位は目標とは違いますが、チャンピオンシップのためには価値あるものです。今日のことは記憶の底にしまい、次のレースに集中していきたいですね。明日もここに残ってテストに参加するので、エンジニアたちが開発した新しい材料についてすぐさまフィードバックすることができます。彼らは今回、今日のような状況のなかでパフォーマンスを向上させるための新しい2種類のフレームを持ち込んでいます。表彰台へ復帰する日も遠くはありません」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (5位)
    「結果に大満足、同時にとっても疲れました。この暑さのなかですので、体力的な厳しさは誰もが同じだったと思います。路面グリップが不十分で、タイヤもグリップ感が落ちてきてしまいましたが、僕にとっては大した問題ではありません。このような状況のとき、ライバルたちよりもフィーリングがいいみたいなんです。グリッド14番手からのスタートだったので、どんどん攻めていかなければなりませんでしたが、レース序盤は大勢が競り合い、接触もあって大混乱。それでもトップグループのペースがそれほど上がっていなかったので、必ず追いつけると考えていたんです。ところが、レース中盤になっても、上位がそれほど速くなっていないにもかかわらず、僕も同じようなペースだったため、十分に追いつけませんでした。終盤ではペトルッチが転倒し、ロレンソが僕を抜いて差を広げていき、ジョナスが僕の目の前にいました。彼が苦戦しているのがわかったので、僕は気持ちを集中してラインをキープし、最終ラップで仕掛けていったんです。その結果、こうして5位を獲得することができました。難しいウイークでしたが、最後に好成績を得られたことが今後に向けて大きなモチベーションになります」

    ジョナス・フォルガー (6位)
    「非常にタフなウイークエンドでした。でもそのなかで、これまでの数戦よりもずっと大きく前進することができたと思います。これまでの僕らに足りなかった予選とレース序盤で力を発揮できたことが大きな収穫です。このふたつを改善することで大幅に順位が上がり、好成績を獲得することができたのです。でも最終ラップでヨハンに抜かれてしまったのは残念です! 始めからずっと僕のほうがリードしていて、彼を封じ込めたつもりでいたのに最後につかまってしまったんですから……。いずれにしろ、前進し、進化したことは間違いないので、僕をここまで引き上げるためにがんばってくれたチームのみんなに感謝しています。彼らはいつも”必ずできる”と言ってくれるんです。そして今日はその通りになりました」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「非常に素晴らしく、激しく、厳しいウイークでした。誰もが苦しみましたが、われわれは最後に好結果を導き出すことができ満足しています。気温が高く、グリップが足りず、多くの不安要素が残っていたにもかかわらず、ふたりのライダーが素晴らしい仕事をしてくれました。ジョナスはウイークを通じて常にヤマハ勢トップの座をキープ。決勝でも好スタートを決めてトップグループに加わり、中盤までそのポジションを維持して、自信を持って気持ちよく乗れているように見えました。最後に少し遅れてしまったものの、それまでの活躍は強く印象に残っており、大いに評価できます。一方のヨハンも、驚異的なペースで走り、前のライダーとの差をじりじりと詰めていきました。彼は常にファイターであり、今日も、指に小さなひびが入った状態で果敢に攻め続けていました。そして最終的には、チームメイトのふたりがコンマ数秒差で次々にゴールするという、われわれにとってはまさに夢のようなシナリオが現実になったのです。チャンピオンシップでは、ヨハンがバレンティーノ・ロッシに8ポイント差まで迫っています。ジョナスは持ち前の速さをようやく結果に結びつけることができましたが、ここが最終地点ではなく、これからもっとわれわれを驚かせてくれるでしょう。ふたりのライダーを心から誇りに思っています。明日はテストを予定しており、そのなかでいくつか解決策を見つけ出して次のオランダGPに備えたいですね」

    関連:【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 決勝:ドヴィツィオーゾが2連勝!

  • 【MotoGP】 スズキ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 スズキ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    気温、路面温度が共に上昇し、滑りやすい厳しいコンディションとなったカタルニアGPは、イアンノーネ16位、ギントーリ17位と共に苦戦を強いられ、ポイント獲得には届かなかった。

    イアンノーネは朝のウォームアップを良いフィーリングで終えたものの、午後からの気温、路面温度の上昇により、決勝ではグリップが落ち、思い通りのパフォーマンスを見せることなく、終始我慢のレースに。

    ギントーリは昨日の体調不良からすっかり回復し、決勝では激しい追い上げを見せ、一時はチームメイトのイアンノーネをオーバーテイク。ふたたび抜き返されるも、17位でチェッカーを受けた。

    チームスズキエクスターはこの後、月曜、火曜とカタルニアに残り、月曜日にはIRTAオフィシャルテスト、火曜日にはプライベートテストを行う。この2日間のテストには、アメリカズGPで負傷し、休戦中だったリンスが復帰し、またギントーリもスズキテストチームと共に2日間走行を継続。今後の開発に向けてのデータ収集を行う。

    アンドレア・イアンノーネ (決勝16位)

    「相変わらず厳しい状況が続いているよ。もうちょっと良い状況の時もあるし、今日みたいにうまくいかないこともある。でも今は前を見て頑張っていくしかないと思っているよ。明日から2日間テストがあるので、とにかく問題解決のための糸口を見つけられるようベストを尽くすよ。今日の決勝は最初から最後まで前後共全くグリップ感がなく、どうすることもできなかった。転倒だけはしないようにと思って走った結果、ポイント圏内で終えることすらできなかったよ。」

    シルバン・ギントーリ (決勝17位)

    「路面温度が上昇したせいで路面が本当に滑りやすく、スタート直後はリズムを掴むのに苦労しましたね。中盤以降やっとペースが安定し、アンドレアを含む何人かをオーバーテイクできたのですが、後半になってグリップが激しく落ち、ペースを維持することができなくなってしまいました。でも昨日の体調不良を考慮すれば、今日はポジティブなレースができたと思っています。この素晴らしい機会を与えてくれたスズキにとても感謝していますし、自分自身も、思った以上の仕事ができ、満足しています。僕のために常に全力で一緒に闘ってくれたチームスタッフに心からお礼を言いたいですね。」

    河内健 (テクニカルマネージャー)

    「暑いコンディションだったので、タフなレースになることは予測していましたが、ここまで厳しい結果になるとは予測していませんでした。グリップの悪いコンディションになるとパフォーマンスが落ちてくるというのが、今の我々のマシンが抱えている問題なのですが、幸いにもこの後2日間カタルニアに残ってテストを行うので、良い諸元を見つけて、次のレースでは少しでも挽回できるよう、ベストを尽くしたいと思っています。シルバンについては、代役として参戦してくれたこの3戦、非常に良い仕事をしてくれて感謝しています。今回もしっかり完走してくれ、我々にデータを残してくれました。彼の今後のBSBでの活躍にも期待しています。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)

    「今週末の結果は、残念としか言いようがありません。このサーキットはグリップが良くないので、厳しいレースになることは予想していたものの、結果はその予想を遥かに下回るもので、アンドレアは最初から最後まで全く何もすることができず、16位で終えることが精一杯でした。シルバンの方は安定したラップタイムで、何人かをオーバーテイクしてポジションアップもできたので、今日のレースはポジティブだったと思います。また、彼のフィードバックはチームにとってとても貴重なものであり、この3戦、彼がチームに与えてくれたデータは、とても有り難いものでした。明日から2日間行うテストでは、解決すべき問題や、新しいアイデア等、課題が山盛りなので、有意義なものにしたいと思っています。」

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  • 【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 決勝:ドヴィツィオーゾが2連勝!

    【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 決勝:ドヴィツィオーゾが2連勝!

    MotoGP 第7戦 カタルニアGPの決勝が11日(日)、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が前戦に続いて優勝を成し遂げた。

    気温32℃、路面温度53℃のドライコンディション。3列目7番グリッドからスタートしたアンドレア・ドヴィツィオーゾは残り9周で首位に浮上。そのままトップでチェッカーを受け、前戦イタリアGPに続いて今季2勝目を挙げた。

    2位はマルク・マルケス、3位にはダニ・ペドロサが続き、レプソル・ホンダがダブル表彰台を獲得。4番手にはホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が続いた。

    5位にはヨハン・ザウコ、6位にはジョナス・フォルガーとモンスター・ヤマハ・テック3が続いた

    モビスター・ヤマハ勢は、バレンティーノ・ロッシが8位、マーベリック・ビニャーレスが10位でレースを終えた。

    チャンオンシップはマーベリック・ビニャーレスが105ポイントでトップ。2位には26ポイント差でアンドレア・ドヴィツィオーゾが浮上。3位にバレンティーノ・ロッシ(75ポイント)、4位にマルク・マルケス(68ポイント)という順になっている。

    2017 MotoGP 第7戦 カタルニアGP 決勝 結果

    Pos. Num. Rider Team
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    3 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    4 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    5 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    6 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3
    7 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム
    8 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    9 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    10 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    11 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ
    12 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    13 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング
    14 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム
    15 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    16 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    17 50 シルバン・ギュントーリ チーム・スズキ・エクスター
    18 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    19 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング
      41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
  • 【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 予選レポート

    MotoGP 第7戦カタルニアGPの予選は、最高気温30℃、路面温度が50℃を超える厳しいコンディションとなった。そのため転倒者の多い一日となったが、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が快調にラップを刻み、今季2度目のポールポジション(PP)を獲得した。

    初日はセットアップに集中してFP2で7番手。2日目は今大会に向けて新設されたシケインが危険との判断で、昨年使用したF1シケインへと変更された。

    そのため、全長は4.652kmから4.655kmに変わり、FP3のタイムでQ2進出が決まることになった。

    このセッションで2番手タイムをマークしてQ2にダイレクトで進んだダニ・ペドロサは、その後に行われたFP4で転倒を喫するが、このセッションでトップタイムをマーク。セットアップも決まり、上り調子でQ2を迎え、ただ一人1分43秒台をマークして今季2度目のPPを獲得した。

    初日トップタイムをマークしたチームメートのマルク・マルケスは、2日目も好調なスタートを切った。FP3では、この日、最も転倒者が多かった10コーナーでスリップダウン。しかし、再スタートを切ったマルケスは、順調にタイムを短縮してトップタイムでQ1進出を果たした。

    その後に行われたFP4では、12コーナーでこの日2度目の転倒を喫するが3番手タイムをマーク。そして今季3度目のPPを狙った予選Q2では、セッションで2度の転倒を喫して4番手。2列目から決勝に挑むことになった。

    ホームグランプリを迎え、地元ファンのために最後までプッシュしたマルク・マルケス。PPを獲得できなかったが、大きな拍手が送られた。決勝では、ペドロサとともに優勝争いに挑む。

    厳しいコンディションとなった土曜日のフリー走行と予選。ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は15番手、カル・クラッチロー(LCR Honda)はQ1で転倒を喫し17番手、ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)もアタックがうまくいかず19番手だったが、決勝では、3選手の後方からの追い上げのレースに注目される。

    ダニ・ペドロサ (MotoGP ポールポジション)

    「ポールを獲得するのはいつも難しいことなので、今日の結果にはとても満足しています。地元ファンの前でそれを達成できたことはすばらしいことです。昨年は多くの苦労を経験してきましたが、今年はこれで2度目のポールポジション獲得となりました。チームに感謝したいです。今年は予選で速く走ることに真剣に取り組んできました。どんどんいい状態になっています。今日はとても難しいコンディションでした。非常に暑かったし、特にタイヤに関しては厳しい条件となり、グリップに関してはベストな状態ではありませんでした。今日はこの状況の中で、タイヤライフをいかに延ばせるかというセットアップに集中しました。明日の決勝のカギを握るのはタイヤなので、今日と同じようなフィーリングにしたいです。明日はベストを尽くします」

    マルク・マルケス (MotoGP 4番手)

    「4番グリッド、そして4度のクラッシュ。今日は我々にとってチャレンジングな一日になりましたが、実際はそれほど悪くはありませんでした。今日はいいスタートが切れました。FP3はとても快適に走ることができました。FP4では転倒してしまいましたが、予選に向けて準備は整っていました。しかし、気温が上がり、路面コンディションは同じではありませんでした。路面温度が非常に高くなり、フロントタイヤの動きが大きくなりました。しかし、ホームグランプリだったので、地元ファンの前で100%の走りをしました。その結果、転倒しましたが、4番グリッドを獲得することができました。落ち着いてスムーズに乗れば大丈夫だと思います。明日はすばらしいレースをして表彰台争いができることを楽しみにしています」

    ジャック・ミラー (MotoGP 15番手)

    「先週のムジェロよりマシンのフィーリングはよかったです。フロントのグリップもよくて、すべてのセッションで順調にセットアップを進めることができました。もう少しいいグリッドを獲得したかったのですが、ここで行われたテストに参加していなかったので、その分、セットアップが遅れました。しかし、レースに向けてペースは悪くありません。タイヤは数周するとグリップが落ち始めるので、決勝ではタイヤのマネージングが重要です。タイヤライフをいかに長持ちさせるかにかかっています」

    カル・クラッチロー (MotoGP 17番手)

    「とても難しいレースウイークとなりました。そして、17番グリッドというのは理想的な状況ではありませんが、不思議なことに今日の結果には満足しています。予選のポジションは、すべてを反映したものではありません。Q1の最初のアタックは問題があり、タイヤの交換をして2度目のアタックに出ました。しかし、アウトラップでノーブレーキで転んでしまいました。しかし、転んだのは自分だけではありません。この状況をどうにかしなくてはいけないし、ここでいいリザルトを獲得するために解決しなくてはいけません。レースディスタンスでマシンの状態はよくなっているので、明日のレースが楽しみです」

    ティト・ラバト (MotoGP 19番手)

    「今日の予選結果はとても残念でした。もっと速く走ろうとがんばりましたが、これ以上は無理でした、マシンのフィーリングはよかったのですが、タイムを出すためにあるライダーを待っていてミスをしてしまいました。自分のポテンシャルをフルに発揮できませんでした。フランス、イタリアと過去2戦、11位でフィニッシュしました。今大会もレースに集中して、ポイントを獲得したいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第7戦 カタルニアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第7戦 カタルニアGP 予選レポート

    MotoGP 第7戦 カタロニアGPの予選で、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスはQ1で2番手を獲得し、12人で行われるQ2へ進出して9番手を獲得。一方のバレンティーノ・ロッシはQ2への進出を僅差で逃して13番手となった。

    ウイーク初日の結果を受けて、2日目以降は昨年と同様のコースレイアウトを使用することとなったため、フリープラクティス第3セッションのタイムだけでQ2進出ライダーが決定。Movistar Yamaha MotoGPのふたりはトップ10入りを逃し、ともにQ1に出場することとなった。

    ビニャーレスは早々にピットを出て、最初のアタックで2番手へ浮上。残り6分半でタイヤ交換を行い、再びコースインしたときにも依然として2番手をキープしていた。ここからさらに1分44秒934へと更新し、順位は上がらなかったものの、最後まで2番手をキープして楽々とQ2進出を決定した。

    Q2では開始早々に2番手につけたものの、そのあとゴールラインを通過したライダーが上回って4番手に後退。その後の2ラップでタイムを更新できないまま、7分弱を残して一旦ピットに戻りタイヤ交換を行った。1分後にコースに戻ったときには8番手まで後退していたが、その後、自己ベストを更新して再び5番手へ浮上。しかしセッション終盤ではライバルたちがペースを上げたのに対し、ビニャーレスは1分44秒620のまま、順位は9番手となりグリッド3列目が決定した。

    一方のロッシは、Q1を後方からスタート。第1グループがコースに出るのを待って、クリアスペースを確保してから2回目のアタックで5番手につけた。残り6分弱でタイヤを交換し、タイム更新を目指したものの、この時点で残り時間はわずか4分。チャンスは2ラップしか残されておらず、しかも全体のペースが上がったためロッシは一時、7番手へ後退していた。ここから1周目のアタックで4番手へ浮上。さらにペースアップを図り、1分44秒661へと更新したが、ビニャーレスにはわずかに届かず3番手に留まった。このためQ2進出を逃したロッシは予選13番手。決勝は5列目からスタートする。

    Monster Yamaha Tech3のジョナス・フォルガーが予選で健闘してヤマハ勢トップの8番手を獲得。明日の決勝はグリッド3列目の真ん中の位置からスタートする。フリープラクティス第3セッションではわずか0.023秒差でQ2進出を逃したものの、Q1で果敢に攻めてトップタイムをマーク。これでQ2に進出すると、序盤からハイペースをキープしてフロントロウまであと0.380秒と迫る好タイムを記録した。

    チームメイトのヨハン・ザルコもQ1で決意の走りを見せた。後方からスタートしたあと激しいチャージを図ったが、トップ2にはわずか0.060秒届かずQ2進出はならなかった。明日の決勝は予選14番手、5列目からのスタート。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (予選9番手/1分44秒620)
    「昨日と比べてマシンは少し良くなっていますが、問題はマシンではなく、いろいろな要素のコンビネーションなんです。今日もたくさんのセッティングを試しましたが、どれも今ひとつ。ベース・セッティングさえ見つけることができませんでした。そのなかで自分のベストを尽くすことだけを考え、その通りに実行しました。明日は好スタートが必至。そしてそのあと、今日と同じようにもう一度ベストを尽くすだけです」

    バレンティーノ・ロッシ (予選13番手/1分44秒661)
    「いくつかいいアイディアが浮かんでいたので、上位獲得を期待していたのですが、どうやらヘレスのときと同じような状況になってしまっているみたいです。グリップ不足に悩まされ、予選で力を出すことができませんでした。それに、あとひとりというところでQ2進出を逃してしまったこともアンラッキー。タイヤが十分にグリップしてくれないので、明日は僕だけではなくて、誰にとっても厳しい戦いになるでしょう。とくに気温が高くなれば大変ですが、明日までにはまだ時間があるので、何らかの解決策を見つけられるようにがんばるしかありません」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「マーベリック、バレンティーノともに、フリープラクティスの第3セッションと第4セッションのなかで様々なセッティングとタイヤ・オプションを試してみました。しかしそのどれもが、期待したような効果を発揮してくれなかったのです。そのような状況のなかで、マーベリックがQ1で2番手を獲得できたのは、まさに彼のハード・プッシュのおかげだと思っています。またバレンティーノのほうも終盤でタイムを上げてきたが、残念ながら、わずか0.040秒差でQ2進出を逃して13番手。チームとしては明日までにたくさんの仕事が残っています。今晩、懸命に作業を続けて解決策を導き出し、明日のウォームアップで試さなければなりません」

    Monster Yamaha Tech3

    ジョナス・フォルガー (予選8番手/1分44秒600)
    「今日の結果には満足している。自信を持って決勝に臨むことができます。Q1がとても好調で、自分のラップタイムに自分でびっくりしてしまったほど! Q2でも同じことをしようとしたのですが、おそらくプッシュし過ぎてしまったのでしょう。そのあとはいくつか問題が出てきてしまいました。それにQ1でがんばり過ぎたせいか、ちょっと疲れが出ていたことも残念です。いずれにしても、今回はウイークを通して好調を維持して、バランスもとてもいいので不安はありません。コースもYZR-M1も気に入っているから、明日はきっと好レースを展開できると思っています」

    ヨハン・ザルコ (予選14番手/1分44秒681)
    「今日は難しい状況でしたが、明日はきっとうまくいくと確信しています。午前中のフリープラクティス第3セッションで昨日と同じ問題が出てしまい、思うようにペースが上がりませんでした。そのうちに高速セクションで転倒してしまったため、第4セッションでは、失った自信を取り戻すことに集中しなければなりませんでした。いつもと同じように懸命に取り組んできたのに、今回はなかなかフィーリングがつかめず苦戦しています。Q1では、Q2に進出できたときのことを考えて体力を温存し、タイヤも1セットだけを使用。ここでようやくいい走りができるようになり、ペースも上がってきたのですが、残念ながらわずかの差でQ2進出を逃してしまいました。明日の決勝は14番手からのスタートですが、決してこれが世界の終わりというわけではありません。ライバルたちのなかでも何人かは苦戦するでしょうから、僕は焦らず冷静に、集中力を維持してポジティブなレースを展開したいですね」