カテゴリー: MotoGP

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 予選レポート

    ロードレース世界選手権 第16戦 オーストラリアグランプリ。Movistar Yamaha MotoGPはウイーク2日目、変わりやすいコンディションに翻弄された。

    そのためバレンティーノ・ロッシはQ1に出場することとなったが、Q2進出を果たして予選7番手を獲得。一方のマーベリック・ビニャーレスはQ2で2番手獲得と好調ぶりを発揮した。

    マーベリック・ビニャーレスはQ2セッションの開始とともにピットアウト。最初のアタックで1分30秒116を記録するとしばらく8番手をキープし、3回目のアタックで6番手に上がり、バレンティーノ・ロッシのすぐ後ろにつけた。残り7分弱でピットに戻ってタイヤを交換。2分後にコースに戻るとすぐさま1分29秒146まで短縮し、バレンティーノ・ロッシを抜いて5番手に浮上した。さらに次のラップでもハイペースをキープし、1分28秒719を更新して暫定トップへ。終盤で先行を許し2番手でセッションを終了した。

    一方、Q1へ進んだバレンティーノ・ロッシはスタートを遅らせて前方にクリアスペースを確保。Q2進出を目指してすぐさまアタックを開始し、1回目で5番手、さらに次のトライでは1分29秒665へ更新してトップに浮上した。次のラップではタイムを短縮することができず、6分半を残してピットイン。1分半後にコースに戻ると、すべてのセクションでトップタイムをマークしながら1分29秒346を記録。これで最後までトップをキープしてQ2進出を果たした。

    続くQ2でも、クリアスペースを確保するために最後尾からピットアウト。2回目のトライで1分29秒260を記録して5番手につけると、残り8分でタイヤ交換を行い、残り5分で最後のアタックに臨んだ。そして2回目のアタックで1分29秒203へ更新。ライバルたちもペースを上げ始めていたため、順位では6番手へ。最終的にトップと0.817秒差の7番手となった。決勝はグリッド3列目からスタートする。

    Monster Yamaha Tech 3 Teamのヨハン・ザルコが予選3番手を獲得し、明日の決勝をフロントローからスタートすることとなった。変わりやすいコンディションのなかで行われたフリープラクティス第3セッションで2番手を獲得したヨハン・ザルコだが、ラップタイムでは初日の記録が採用されたため8番手でQ2へ進出。Q2では素早くペースを上げ、マーベリック・ビニャーレスにわずか0.025秒差と迫る好タイムをマークした。

    一方のブロック・パークスは、YZR-M1での初レースで地元ファンを喜ばせたいところ。午前中のプラクティスで順調に調子を上げ、Q1でもMotoGPレギュラー勢をしのぐ勢いを見せた。決勝はグリッド7列目からスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選2番手/1分28秒719)
    「正直に言うと、思っていたよりも良い結果になりました。冬のテストのときとタイヤが違うので、フリープラクティス第4セッションはフィーリングがあまり良くなかったのです。でも予選のセカンドランは調子が良かったので順調にプッシュ。良い結果が出たことはとてもうれしく思います。今回は苦しい状況が続いていましたが、ここでようやく解決策が見つかったので、明日は精一杯攻めていきます。もちろんドライ・コンディションを期待していますが、ウエットでも対応できるようになっています。今日のプラクティスが十分に役に立っているのです。明日は自分のペースを守って戦います。ベストを尽くし、プッシュし、ライバルたちにプレッシャーをかけていきます」

    バレンティーノ・ロッシ (予選7番手/1分29秒203)
    「去年のような速さを見せることはできませんでした。Q1はいつも難しい戦いですが、ここでQ2進出を果たせたのが良かったと思います。実際のところ、序盤は好調でしたが、終盤になるとコーナー進入が非常に厳しい状態。最終ラップで伸ばせず、5番手を逃したのは残念でした。セッティングがまだ十分に煮詰まっていないので、明日までに改良が必要です。明日の決勝時の天気が今日と同じようになって、スリックタイヤでレースできるよう期待しています」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「午前中は雨のプラクティスになり、明日、もしもウエットになった場合に備えて、データ収集のための良いチャンスになりました。第4セッションもセッティング作業を続けました。数種類のセッティングとタイヤ・オプションを試し、予選を前に大きな手応えをつかんでいました。マーベリックもバレンティーノも、いつものように100%を注ぎました。マーベリックはQ2のセカンドランで1分28秒719を記録し、トップにはわずかに届かなかったものの2番手を獲得できました。バレンティーノはQ1で全力を尽くして難なくQ2へ進出。すぐさまペースを上げていきましたが、終盤ではコーナー進入で少し手間取り、前の2列を逃してしまいました。チームとしては今夜も作業を続け、明日のウォームアップで試すいくつかのバリエーションを用意したいと思っています。天気とタイヤチョイスが重要な鍵を握ることになるので、あらゆる可能性に備えなければなりません」

    Monster Yamaha Tech 3 Team
    ヨハン・ザルコ (予選3番手/1分28秒719)
    「予選3番手を獲得し、明日の決勝がますます楽しみになりました。マルケスとビニャーレスに何とかついて行きたいと思っています。あのふたりが上位を争うことになるでしょうし、ビニャーレスは優勝を狙っています。だから彼らについて行って、表彰台争いに加わることができれば最高です! 私自身は絶好調ですし、フリープラクティス第4セッションで試したミディアム・タイヤがとても気に入りました。あとは明日の天気がどうなるか。でもどうなったとしても27ラップを力強く走り切る自信があります」

    ブロック・パークス (予選21番手/1分30秒889)
    「乗るたびにYZR-M1のフィーリングが良くなってきていて、昨日よりもさらに、大きく前進することができたと感じています。予選はドライ・コンディションで行われ、そのなかで初めて、マシンとの一体感を味わうことができました。ライバルたちとの差も縮まってきているので、明日は決勝のなかでも、1ラップずつ調子をつかんでいきたいと思います。ポイント獲得の15位以内が目標です」

  • 【MotoGP】 ミシュラン、2023年までタイヤを供給

    【MotoGP】 ミシュラン、2023年までタイヤを供給

    ロードレース世界選手権を運営するドルナスポーツは21日(土)、フランスのタイヤメーカー、ミシュランとの間で、MotoGPクラスのオフィシャルタイヤサプライヤーとして、2019年から2023年まで、タイヤを供給することに関して合意したことを発表した。

    ミシュランは、2016年からブリヂストンに代わってMotoGPにタイヤを供給している。

    ミシュランがタイトルスポンサーを務める第16戦オーストラリアGPの開催地フィリップアイランド・サーキットのプレスカンファレンスルームで記者会見に出席したミシュランのモータースポーツディレクター、パスカル・クアスノンは「スペクタクルなモーターサイクルに2年間貢献し、ドルナスポーツは、より安全かつ革新的なタイヤの開発を継続する目的で、ミシュランをテクニカルパートナーとして、さらに5年間の協力関係を延長することを決断しました。これは我々の公道用タイヤの開発に対して有益となります。ミシュランは参戦チームとの共同作業を継続できることが嬉しいです」と、延長契約を喜んだ。

  • 【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 予選:マルク・マルケスがポール

    【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 予選:マルク・マルケスがポール

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPの予選が21日(土)、フィリップアイランド・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。

    ドライコンディションで行われた予選。マルク・マルケスは1分28秒386を記録して今シーズン7度目のポールポジションを獲得。2番グリッドにはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、3番グリッドにはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)が続いた。

    2列目にはアンドレア・アインノーネ(スズキ)、ジャック・ミラー(マーク・VDS)、ポル・エスパルガロ(KTM)、3列目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ブラッドリー・スミス(KTM)が並ぶ。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は4列目11番グリッド、ダニ・ペドロサ(ホンダ)は12番グリッド、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)はQ1で敗退して6列目16番グリッドから決勝をスタートする。

    2017 MotoGP 第16戦 オーストラリアGP 予選 結果

    Po. Num. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分28秒386
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分28秒719
    3 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分28秒744
    4 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分28秒937
    5 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分28秒964
    6 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒030
    7 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分29秒203
    8 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分29秒271
    9 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒321
    10 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分29秒429
    11 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分29秒496
    12 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分29秒546
    13 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分29秒824
    14 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分29秒847
    15 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分29秒961
    16 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分30秒085
    17 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分30秒224
    18 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分30秒471
    19 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分30秒543
    20 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分30秒806
    21 23 ブロック・パークス モンスター・ヤマハ・テック3 1分30秒889
    22 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分30秒900
    23 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分31秒158
  • 【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP:マルク・マルケスがFP3トップ

    【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP:マルク・マルケスがFP3トップ

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPのフリー走行3回目が21日(土)、フィリップアイランド・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がトップタイムをマーク。フリー走行2回目にアレイシ・エスパルガロが記録したタイムがフリー走行総合1番手tタイムとなった。

    気温11℃、路面温度18℃のウェットコンディションの中、マルク・マルケスは1分38秒522をマーク。2番手には0.461秒差でヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、3番手にはポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM)が続いた。

    以下、カレル・アブラハム、ダニロ・ペトルッチ、ダニ・ペドロサ、カル・クラッチロー、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、エクトル・バルベラ、ジャック・ミラーがトップ10入り。

    ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は11番手。バレンティーノ・ロッシが12番手、マーベリック・ビニャーレスが13番手とヤマハ勢が続いた。フリー走行総合1番手に進出したアレイシ・エスパルガロは最後尾23番手だった。

    2017 MotoGP 第16戦 オーストラリアGP フリー走行3回目 結果

    Po. Num. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分38秒522
    2 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分38秒983
    3 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分39秒056
    4 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分39秒212
    5 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分39秒356
    6 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分39秒556
    7 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分39秒704
    8 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分39秒760
    9 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分39秒802
    10 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分39秒889
    11 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分39秒956
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分40秒009
    13 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分40秒122
    14 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒162
    15 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒204
    16 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分40秒801
    17 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分40秒879
    18 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分41秒267
    19 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分41秒420
    20 23 ブロック・パークス モンスター・ヤマハ・テック3 1分41秒818
    21 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分41秒822
    22 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分41秒886
    23 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分43秒415
  • 【MotoGP】 ホンダ:第16戦 オーストラリアGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第16戦 オーストラリアGP 初日レポート

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦オーストラリアGPのフリー走行は、午前中は青空が広がるまずまずのコンディションだったが、午後になると雲が空を覆い、強い風が吹く厳しい条件となった。

    その中で、総合首位のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が順調にメニューを消化して初日2番手につけた。午前のFP1では1分29秒台から30秒台で連続ラップをこなし、ベストタイムを記録。

    午後のFP2では、トップタイムこそアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)に譲ったが、1分29秒台の安定したタイムで2番手につけ、4年連続のポールポジション獲得と2年ぶりの優勝に向けて、好調子をアピールした。

    4番手につけたのは昨年のウイナーのカル・クラッチロー(LCR Honda)で、1回目のセッションではタイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず10番手だったが、2回目の走行では1分29秒台に入れて4番手へと浮上した。しかし、安定したタイムを刻めていないことから、土曜日のフリー走行、予選では、アベレージを上げることに全力を注ぐ。

    前戦日本GPではトレーニング中に右脚を負傷して欠場、2戦ぶりに復帰のジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、地元ファンの声援を受けて1回目のセッションで3番手。2日回目のセッションでも6番手と、今季最も気合の入った走りでファンを喜ばせた。「今大会の目標はトップ10に入ってダイレクトにQ2進出を果たすこと」と語るジャック・ミラー。 その目標達成に向けて、まずは一歩前進となった。

    ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、低い路面温度によるグリップ力の不足と強風に苦戦し、思うようにタイムを伸ばせなかった。2日目のフリー走行と予選では、フロントのフィーリング改善とリアのスピニング対策に集中する。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)もセットアップに苦戦、午後のセッションでは転倒を喫し、思うようにタイムを短縮できなかった。2日目のセッションではタイムの短縮とポジションアップに挑む。

    マルク・マルケス (MotoGP 2番手)
    「今日は満足しています。FP1からいいベースのセットアップでスタートできました。そしてすぐにいい感触をつかめました。ペースは速く、タイヤを使っていい仕事ができました。明日はもっとセットアップを進めたいです。特に高速コーナーでのマシンの安定性に取り組みたいです。その部分に取り組んで一歩進むことができれば、さらに速くなる箇所がまだ数箇所あります。今日の気温は低く、また風も強かったので、時折りフロントがホールドしそうになりました。でも、こういうことは、このサーキットでは普通のことですから、それを防ぐためのセットアップと妥協点を見つけていかなくてはなりません」

    カル・クラッチロー (MotoGP 4番手)
    「一日を終えてみて、自分たちのパフォーマンスには十分に満足していますが、今夜は一晩中、マシンのセッティングを変える必要がありそうです。今日はタイヤの感触があまりよくありませんでしたが、最後は大きく前進できたと思います。明日の予選と日曜日で、どれだけ力を発揮できるか楽しみです。おそらく激しいバトルになると思います。どのような結果になるか楽しみです」

    ジャック・ミラー (MotoGP 6番手)
    「アドレナリンが出ているからなのか、体調はあまり悪く感じませんでした。このサーキットは高速コーナーが多く、切り返しがたいへんなのでまだ少し力が足りません。いつものような速さを感じませんが、一日を通していいスピードがありましたし、自分のペースには満足しています。午前中に3番手となり、これで勢いに乗りました。FP3でラップタイムが上がるかどうか分からないので、午後のセッションも速く走ることが重要だと分かっていました。そのため、今日の大きな目標はトップ10に入ることでした。このサーキットは大好きです。雰囲気も大好きです。多くのファンがサポートしてくれるので、とてもうれしいです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 9番手)
    「今日はいいセッティングを見つけるのに少し苦労しました。いくつか試しましたが、まだ改善の余地はあります。タイヤをいくつか試しましたが、セットアップを少し調整しなければなりません。午後はアスファルトの温度が午前中より少し上がりましたが、風と曇り空で気温は下がりました。今のところ、スピンに少し苦戦しています。フロントのフィーリングも上げなければなりません。明日は一歩前進できることを願っています」

    ティト・ラバト (MotoGP 19番手)
    「今日は、朝のセッションでとても速かったにもかかわらず、楽なスタートにはなりませんでした。FP1では一度もタイヤを変えずに走って、気持ちのいいペースをつかむことができました。FP2も同じように周回数を重ねたかったのですが、10周目に転倒してしまいました。この転倒がなければ、ポジティブな一日でした。トップタイムからは1.3秒しか離れていませんが、まだ問題をたくさん抱えながらの走行です。もっと扱いやすいマシンにできれば、決勝ではもっと戦えるようになっていると思います。ブレーキングからの立ち上がりで、もう少しスピードに乗せてマシンを切り返せるようにしていきたいと思います」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 初日レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 初日レポート

    ロードレース世界選手権 第16戦 オーストラリアグランプリ。好天に恵まれたフィリップアイランド・サーキット。Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、フリープラクティスの初日、マシン・セッティングを中心に行ってそれぞれ5番手と12番手につけた。

    第15戦、日本GP終了時点でシリーズランキング3位につけ、2位との30ポイント差を追うマーベリック・ビニャーレスは、午前中の第1セッションからペースをつかんで2番手へ浮上。

    そのあとはマシン・セッティングに集中し、1分29秒781のベストタイムで5番手でセッションを終了。トップとの差は0.179秒だった。午後からの第2セッションでもスタートからわずか2、3ラップで2番手へ浮上。そのあとはさまざまなセッティング・オプションを試すことにしていたが、残り20分の第8コーナーで転倒を喫して計画を変更せざるを得なくなった。すぐさまマシンを起こしてピットに急ぎ、ライバルたちがタイムアタックを始める最後の15分に間に合うようコースに復帰。タイム短縮を試みたが、7ラップ目に記録した1分29秒423によって初日の総合順位は5番手、トップとの差は0.198秒となった。

    一方のバレンティーノ・ロッシも、ドライ・コンディションを有効に使って順調にウイークをスタート。先週、日本GPで転倒した際に右肩を傷めているが、フリープラクティス第1セッションから果敢に攻めて順調にペースを上げていった。そして一旦トップ10まで浮上したあとはマシン・セッティングに集中。1分30秒553のベストタイムを記録したもののトップから0.951秒差の13番手でセッションを終了した。

    第2セッションでは序盤で5番手へ浮上する好調ぶり。その後セッティング作業に戻るとライバルたちのタイム更新もあって順位を下げたが、すぐに反応してセッション終盤では1分30秒の壁を破り1分29秒977へ更新。これで第1セッションのタイムをコンマ5秒以上も上回ったが、第2セッション、総合ともに12番手で初日を終えた。トップとの差は0.752秒。

    Monster Yamaha Tech 3 Teamのヨハン・ザルコがフリープラクティス初日を8番手で終了。午前中に行われた第1セッションでは2番手を獲得し、第2セッションもタイムを更新して3番手に0.354秒差まで近づいた。

    一方、ジョナス・フォルガーに代わって出場が決定したブロック・パークスもホーム・グランプリで好調ぶりを発揮。フリープラクティス第1セッションでマシンのフィーリングを確かめたあと、第2セッションでは0.902秒更新した。

    ウイーク2日目は現地時間10:55にフリープラクティス第3セッションがスタート。両ライダーとも予選に向けて、さらなる進化を目指す。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (初日フリー走行総合8番手/1分29秒423)
    「一日を通して好調でした。転倒するまでは多くのセクションでトップタイムが出ていたのですが、そのあとプッシュし過ぎて、結果的に転倒してしまいました。ライダーとして常に前進を目指さなければなりませんが、これは私のミスです。タイヤがまだ十分に暖まっていないのに、限界を超えてプッシュしてしまったのです。転倒のあとは、その前のように走ることはできまんせでした。それでも1分29秒台をキープすることができたので、ベース・セッティングがうまくいっている証拠です。それをさらに煮詰めていかなければなりません。とくに第4セクションが課題。シーズン前のテストのときと状態が変わっているのですが、決して悪くなったわけではありません。気温は前より低いけれど、しっかりグリップしてくれています。明日はさらに上を目指します。でも今日までのところには満足しています」

    バレンティーノ・ロッシ (初日フリー走行総合8番手/1分29秒977)
    「ポジションには満足していません。ここフィリップアイランドは、明日の天気がどうなるかまったくわからないので、今日は何としてもトップ10に入っていなければなりませんでした。でもそれ以外のところでは、とても良い仕事ができたし、マシンのフィーリングも悪くありませんでした。終盤、よりポテンシャルの高いソフト・タイヤを履いてさらにモディファイを試みましたが、とくに高速コーナーで気に入りませんでした。それでトップ10入りを逃してしまったのです。課題はまだたくさんあります。タイヤ・チョイスも未定です。だからこそ明日も好コンディションを期待しているのです」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「先週とはまったく違うスタートになりました。すべてが通常の状態に戻ったという感じです。でも最終結果はわれわれの本当のポテンシャルを反映したものにはなりませんでした。マーベリックが第2セッション中盤で転倒してしまったことは非常に残念。あれがなければ順位は大きく変わっていたでしょう。第1セッションでは自信を持ってハイペースをキープしており、マシンの挙動にも満足しながら、しかもまだ余裕があったのです。バレンティーノは、右肩に痛みがあったにもかかわらず、両セッションを好調に走り切りました。ソフト・コンパウンドを履いたときにセッティングが好みのものでなかったため、タイヤのポテンシャルをフルに引き出せなかったことが残念。明日も好調をキープできるようベストを尽くします」

    Monster Yamaha Tech 3 Team
    ヨハン・ザルコ (初日フリー走行総合8番手/1分29秒667)
    「ウイーク初日を順調にスタートすることができました。ペースも非常に良く満足しています。フリープラクティス第1セッションからマシンのフィーリングが良く、ラップタイムも序盤から上がっていきました。このことで自信がついたので、リラックスしてその後の作業を進めることができ、とても良かったです。第2セッションではタイムはほとんど変わりませんでしたが、プッシュを続けて問題点の解決を目指しました。このサーキットは風が強くて、高速走行中はマシンが激しく揺さぶられたりするので、とくに安定性追求に集中して取り組みました」

    ブロック・パークス (初日フリー走行総合24番手/1分32秒1525)
    「オーストラリアGPに召集されたのは先週金曜日。私がアンドラにいたときのことで、まさにぎりぎりのタイミングでした。その翌日、エルブ(ポンシャラル)から話を聞き、すぐに飛行機に乗って、週の半ばにようやくここにたどり着きました。正直なところ、自分ではもう少し早くマシンに慣れることができると思っていたのですが、実際には苦労しています。午後にはちょっとした転倒もあって時間を無駄にしてしまいました。それでも、今日一日で少しずつ調子が上がってきています。ここには世界のトップライダーが集まっていて、彼らはみな長くそのマシンに乗っています。いきなりM1に乗り、すぐさま結果を出すのは簡単なことではありません。でも今のところ順調に進んでいます。明日が楽しみです」

  • 【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP:A.エスパルガロが初日トップ

    【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP:A.エスパルガロが初日トップ

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPのフリー走行2回目が20日(金)にフィリップアイランドで行われ、アレイシ・エスパルガロ(プリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)がトップタイムを記録した。

    気温16℃、路面温度31度のドライコンディション。アレイシ・エスパルガロは1分29秒225をマークして初日のトップに立った。2番手には0.005秒差でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、3番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が続いた。

    以下、カル・クラッチロー、マーベリック・ビニャーレス、ジャック・ミラー、アンドレア・イアンノーネ、ヨハン・ザルコ、ダニ・ペドロサ、ポル・エスパルガロまでがトップ10入り。

    ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が11番手タイム、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は12番手タイムだった。

    2017 MotoGP 第16戦 オーストラリアGP フリー走行2回目 結果

    Po. Num. Rider Team Time
    1 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分29秒225
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分29秒230
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分29秒322
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分29秒329
    5 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分29秒423
    6 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分29秒466
    7 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分29秒604
    8 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分29秒667
    9 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分29秒702
    10 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒760
    11 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分29秒820
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分29秒977
    13 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分29秒987
    14 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分30秒046
    15 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分30秒085
    16 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分30秒140
    17 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分30秒269
    18 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分30秒274
    19 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分30秒546
    20 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分30秒682
    21 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分30秒777
    22 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分31秒688
    23 23 ブロック・パークス モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒152
  • 【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP:マルク・マルケスがトップ発進

    【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP:マルク・マルケスがトップ発進

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPのフリー走行1回目が20日(金)にフィリップアイランドで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がトップタイムを記録した。

    一周4.4kmのフィリップアイランドは、高速コーナーが連続するレイアウトで、シーズンを通して高いアベレージスピードの高速サーキットの一つ。アクセル全開で走る割合が多いので、エンジンの性能差がほとんど出ないサーキットとなっている。

    快晴のなかで行われたフリー走行1回目。マルク・マルケスは1分29秒602をマーク。2番手には0.093秒差でヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、3番手にはジャック・ミラー(エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS)が続いた。

    以下、アンドレア・アンドレア・ドヴィツィオーゾ、マーベリック・ビニャーレス、アンドレア・イアンノーネ、ポル・エスパルガロ、ホルヘ・ロレンソ、ブラッドリー・スミス、カル・クラッチローがトップ10入り。

    ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は11番手タイム、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は13番手タイムだった。

    2017 MotoGP 第16戦 オーストラリアGP フリー走行1回目 結果

    Po. Num. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分29秒602
    2 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分29秒695
    3 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分29秒724
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分29秒753
    5 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分29秒781
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分29秒857
    7 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分29秒878
    8 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分30秒059
    9 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分30秒279
    10 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 1分30秒384
    11 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分30秒400
    12 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分30秒494
    13 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分30秒553
    14 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 1分30秒879
    15 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 1分31秒001
    16 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 1分31秒174
    17 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分31秒329
    18 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分31秒457
    19 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分31秒599
    20 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 1分31秒614
    21 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 1分31秒994
    22 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分32秒426
    23 94 ブロック・パークス モンスター・ヤマハ・テック3 1分33秒054
  • 【MotoGP】 ホンダ:第16戦 オーストラリアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第16戦 オーストラリアGP プレビュー

    日本GPからの連戦となるMotoGP 第16戦オーストラリアGPが、10月20日(金)~22日(日)の3日間、フィリップアイランド・サーキットで開催される。

    一周4.4kmのフィリップアイランドは、高速コーナーが連続するレイアウトで、シーズンを通して高いアベレージスピードの高速サーキットの一つ。アクセル全開で走る割合が多いので、エンジンの性能差がほとんど出ない。

    また、こうした特徴により、スリップストリームを使い合うことになるため、毎年し烈なバトルが繰り広げられる。今大会も壮絶な優勝争いとなることが予想される。

    前戦日本GPは、3日間連続の雨という今季最も厳しいコンディションの中でレースが行われた。転倒車が多い中で総合首位のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とし烈な優勝争いを繰り広げ2位でフィニッシュ。2人のバトルは、今季最高と賞賛されるバトルとなった。

    今季6勝目は果たせなかったが、ツインリンクもてぎに集まったレースファンを熱狂したマルケスは、総合2位のドヴィツィオーゾに11点差をつけてオーストラリアGPに挑む。過去、フィリップアイランドでは、2012年にMoto2クラスのタイトルを獲得している。

    以後、MotoGPクラスで史上最年少記録でチャンピオンを獲得した2013年は、新しい路面にタイヤが適合せず、ドライコンディションでありながら“フラッグ・トゥ・フラッグ”でレースを行うという変則ルールで決勝が行われ、ピットインの指示をチームがミスしたことで失格になっている。そして、2014年は独走態勢に入りながらも転倒を喫し、2年連続、あと一歩のところで優勝を逃し、MotoGPでの3年目となる2015年に大会初制覇を成し遂げた。日本GPでタイトルを決めてオーストラリアGPに挑んだ昨年は、3年連続となったポールポジション(PP)から勝利に向けて快走したが、タイトル争いのプレッシャーから解放されたこともあり、攻めの走りに徹したことで転倒してリタイアに終わっている。今年は、チャンピオン争いにとって重要な一戦となる。4年連続PPと今季6勝目に全力を注ぐ。

    ケガのため昨年の大会を欠場しているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、2年ぶりのオーストラリアGPとリタイアに終わった前戦日本GPの雪辱に全力を注ぐ。今年はウエットコンディションでタイヤの温度を上げられないという状況に苦戦している。過去3回優勝している日本GPも雨のために精彩を欠くことになった。今大会もウエットコンディションになれば、その対策に集中することはもちろんだが、ドライコンディションのレースを期待するばかりだ。前戦日本GPのリタイアでチャンピオンの可能性は消滅したが、15戦を終えて総合4位につけるダニ・ペドロサは、残り3戦でランキングを一つでも上げる戦いに挑む。

    昨年の大会で優勝しているカル・クラッチロー(LCR Honda)が、今季2度目の表彰台、初優勝に挑む。昨年の大会は予選2番手。決勝ではマルケスとバトルを繰り広げ、マルケスが転倒した後は、後続に大きなリードを築いて独走で優勝した。ホームグランプリの第12戦イギリスGPで4位になったあとの第13戦サンマリノGPでは転倒再スタートで13位。第14戦アラゴンGP、第15戦日本GPと転倒リタイアに終わっているだけに、今大会は4戦ぶりの快走に気合を入れている。

    第15戦日本GP直前にケガをして大会を欠場したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、ホームグランプリとなるオーストラリアGPで復帰する。右脚のケガの回復は順調で、昨年以上の走りを地元ファンに披露する意気込みだ。昨年は予選5番手、決勝10位。今年はそれ以上のリザルトに挑む。チームメートのティト・ラバトは、不安定な天候となった昨年の大会では予選21番手、決勝16位と苦戦した。今年は、昨年の経験を活かしコース攻略に挑む。

    マルク・マルケス (MotoGP 総合1位)

    「もてぎはいつも自分たちにはタフなサーキットですが、難しいコンディションの中、いいポイントを獲得することができました。日本GPを終えて高いモチベーションでオーストラリアに向かうことができます。フィリップアイランドは素晴らしいコースで大好きなサーキットの一つなので、この週末を本当に心待ちにしています。ハードで素早い切り返しを要求されるコーナーが多く、体力的に負荷の高いサーキットですが、毎年とても楽しんでいます。ツインリンクもてぎよりは自分たちには向いているサーキットだと思っています。天気がいいことを願い、いいセットアップが見つかるように一生懸命作業して、チャンピオンシップに向けて戦いたいです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 総合4位)
    「日本GPはウエットコンディションとなり、難しい週末となってしまいました。しかし、次のレースに向けて気持ちを切り替えなくてはいけません。フィリップアイランドは大好きなサーキットの一つとは言えないので、いいペースをつかめるように一生懸命がんばらなくてはいけません。とにかく、それぞれのレースウイークを一つひとつ新しいストーリーだと考えて、ポジティブであり続けたいです。次の日曜日は天候に恵まれ、タイヤが正しく使える環境でいい順位でのバトルができることを願っています」

    カル・クラッチロー (MotoGP 総合9位)
    「もてぎの決勝は自分にとってはちょっとした災難でした。ウエットコンディションでの問題点を解消するよう、がんばってくれていたチームやHRCには申し訳ないと思っています。フィリップアイランドはグランプリのスケジュールの中でもいい時期に行われるレースの一つなので、より高いモチベーションでオーストラリアに来ています。去年はここで優勝しているので、今週末は前向きに臨みたいと思います」

    ジャック・ミラー (MotoGP 総合13位)
    「ケガからの回復は順調で本当に上手くいっています。そして、フィリップアイランドでまたマシンに乗ることができるので、非常にポジティブな気持ちです。日本GPの欠場については、難しい決断でしたが、フィリップアイランドで最高の状態で挑むためには、必要なことでした。ホームグランプリの観衆の前でコースに戻るのが待ち遠しいです」

    ティト・ラバト (MotoGP 総合19位)
    「もてぎでは、どこに向かって走行しているのか分からないような本当にタフなレースでした。それだけに、あのような状況でチャンピオンシップのポイントを獲得できたことはうれしいことでした。次戦は素晴らしいサーキットの一つであるフィリップアイランドです。Moto2では表彰台を獲得しているので、自分が速く走れることは分かっています。いつも通り、自分のチームクルーとベストなセットアップに向けて作業するつもりです。3日間とも天気がよくて、雨も風もあまりない日になることを願っています」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP プレビュー

    15日に日本GPを終えたばかりのMovistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ、今週末はアジア/オセアニア・ラウンドの2戦目、フィリップアイランド・サーキットで行われる第16戦オーストラリアGPを迎える。

    第15戦終了時点でランキング3位につけるマーベリック・ビニャーレスは、得意のフィリップアイランドで2位との30ポイント差を縮めようと意欲を燃やしている。これまでに合計3回、表彰台に上っており、2013年にはMoto3で2位、2014年にはMoto2で優勝、そして2016年には最高峰クラスで3位を獲得した。

    バレンティーノ・ロッシは現在ランキング5位。フィリップアイランドでの活躍はよく知られており、日本GPでの不運なノーポイントを取り戻してポジションアップを狙う。1998年と1999年は250㏄クラスで優勝、2000年は500㏄クラスで3位、2001年から2005年は5年連続で最高峰クラス優勝、2006年と2007年に同クラス3位、2008年と2009年に同2位、2010年は同3位と13年連続で表彰台を獲得。2011年と2012年は喝采から遠ざかったが、2013年に3位を獲得して表彰台に復帰し、翌2014年に優勝、2016年は2位を獲得した。

    フィリップアイランドで初めてモーターサイクル・レースが行われたのは1931年。1956年には恒久的な施設となり、1968年までグランプリを開催した。1989年と1990年に一旦、GPカレンダーに復帰し、1997年からはその常連として固定された。海に面した美しいロケーションに加えて、7つの左コーナーと5つの右コーナー、900mのストレートを含む、流れるようなレイアウトが多くのファンから愛されており、毎年、大勢が遠方から足を運ぶ。

    マーベリック・ビニャーレス
    「日本GPではベストを尽くしましたが、残念ながらまだ足りなかったようです。これからは次のオーストラリアに照準を合わせ、チャンピオンシップ・ランキングを上げるために頑張っていきたいと思っています。私にとってフィリップアイランドは大好きなコースのひとつで、レイアウトも雰囲気も最高。2月にテストしたときには私が最速だったので、今回もやる気は十分です。ポイント争いの行方は最後までわかりません。逆転を目指して100%の力を注ぎます」

    バレンティーノ・ロッシ
    「もてぎでは非常に苦労しましたが、今はもう気持ちを切り替えて、あのときの問題を解決するためにチームのみんなと力を合わせて頑張っています。あとはフィリップアイランドでドライ・コンディションに恵まれることを願うばかり。大好きなこのコースで良い条件で走ることができれば、初日の金曜日から順調に仕事を進めることができるでしょう。日本GPで転倒したあと、ちょっと痛みがあるだけで体調にはまったく問題ありません。ウイーク中ずっと晴れてくれることを望んでいます」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「もてぎのレースのあと、すぐにオーストラリアへ移動しました。前回のレースは予定通りにはいきませんでしたが、今はそれよりも、次のチャンスに賭けています。つまり日本GPでの経験をモチベーションに変え、次のフィリップアイランドで生かしたいと思っているのです。ここはチームにとって、MototGPカレンダーのなかでも最も相性の良いコースのひとつだと考えています。コースレイアウトがわたしたちのマシンに合っているということだけではなくて、海に近い美しいロケーションが大いに楽しませてくれるのです。今年の初めにここでテストを行い多くのデータを収集していますが、この金曜日以降、さらに加えていくことになります。フリープラクティスを有効に使い、手ごたえをつかめるよう期待しています」