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  • 【MotoGP】 第17戦 マレーシアGP :ドヴィツィオーゾがトップ発進

    【MotoGP】 第17戦 マレーシアGP :ドヴィツィオーゾがトップ発進

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第17戦 マレーシアGPのフリー走行1回目が27日(金)、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が今季8度目のトップタイムをマークした。

    気温28度、路面温度30度のドライコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィオーゾは2分00秒671のトップタイムをマーク。2番手には0.071秒差でアルバロ・バウティスタ(プル&ベア)、3番手にはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)が続いた。

    4番手にはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、タイトル獲得に王手をかけているマルク・マルケス(マルク・マルケス)は5番手。以下、カル・クラッチロー、カレル・アブラハム、エクトル・バルベラ、ダニ・ペドロサ、ホルヘ・ロレンソがトップ10入り。

    バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は12番手。代役参戦のマイケル・ファン・デル・マークは19番手だった。

    2017 MotoGP 第17戦 マレーシアGP フリー走行1回目 結果

    Po. Num. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 2分00秒671
    2 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 2分00秒742
    3 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 2分00秒807
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 2分00秒903
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 2分00秒950
    6 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 2分01秒060
    7 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム 2分01秒077
    8 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 2分01秒147
    9 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 2分01秒162
    10 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 2分01秒189
    11 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング 2分01秒560
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 2分01秒662
    13 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 2分01秒740
    14 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分01秒803
    15 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分01秒831
    16 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング 2分02秒416
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分02秒496
    18 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング 2分03秒056
    19 60 マイケル・ファン・デル・マーク モンスター・ヤマハ・テック3 2分03秒473
    20 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分03秒531
    21 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分03秒534
    22 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 2分04秒381
  • 【MotoGP】 ホンダ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    日本GP、オーストラリアGPに続く、3連戦最後の戦いとなるロードレース世界選手権 MotoGP 第17戦マレーシアGPが、10月27日(金)~29日(日)の3日間、クアラルンプール郊外のセパン・サーキットで開催される。

    マレーシアGPは、1991年にシャーアラムでスタートした。その後、ジョホールへと舞台を移し、99年からはクアラルンプール国際空港に近い、セパンで開催されるようになった。マレーシアGPは今年で27度目、セパンでは19度目の開催となる。

    セパンは一周5.543km。2本の長いストレートとバラエティーに富んだコーナーが組み合わさったレイアウトで、MotoGPマシンのテストに適していることから、ウインターテストの舞台としても定着した。マレーシアは熱帯地方であり気候が安定しているため、一年中走行することができる。今年は1月下旬から2月上旬にかけて公式テストが行われた。

    チームや選手にとって、セパンはシーズンを通して最もデータが豊富なサーキット。マシンのセットアップなどがどう進化したのか、確認できる大会となる。

    前戦オーストラリアGPで今季6勝目を挙げ、2年連続4回目のタイトルに王手をかけたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に33点のリードを築いて今大会を迎える。今大会のタイトル決定のシナリオは、ドヴィツィオーゾに先着すれば文句なしの自力でのチャンピオン。ドヴィツィオーゾが優勝した場合は2位、それ以外の着順では25点差のキープとなる。

    ウエットコンディションとなった昨年は、チャンピオンを決めたあとの大会ということもあり、プレッシャーから解放された積極的な走りで快走するも、痛恨の転倒を喫し、再スタートを切って11位だった。今年はチャンピオンを決める重要な戦いとして挑む。

    また2014年のマレーシアGPでは、シーズン13度目のシーズン最多ポールポジション記録を樹立した。この記録は、ミック・ドゥーハン(97年)とケーシー・ストーナー(2011年)がHondaマシンで記録した、12度というそれまでの最多記録をブレイクするものだった。この年には初めて2分を切る1分59秒791のサーキットベストタイムをマーク。また15年のウインターテストでは初めて1分58秒867をマークするなど、マルケスはセパン最速ライダーとして注目を集めてきた。今年はチャンピオン決定戦となる一方で、今季8度目のPPと7勝目が期待される。

    第15戦日本GP、第16戦オーストラリアGPと不安定な天候に翻ろうされ、思うような結果を残せなかったダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、得意とするマレーシアGPに気合を入れている。過去、セパンでは、125ccと250ccで優勝、MotoGPクラスでは、12年、13年、そして15年と3度の優勝を果たしている。今年は、過去2戦の雪辱と今季2勝目に闘志を燃やしている。

    前戦オーストラリアGPで優勝争いに加わり、5位でフィニッシュしたカル・クラッチロー(LCR Honda)は、今季初優勝と今季2度目の表彰台を狙う。ここ数戦、調子を上げているクラッチロー。オーストラリアGPでは、上り調子をやっと結果に反映させた。テストを十分に行っているセパンでは、昨年、優勝争いに加わるも転倒リタイアに終わった。今年はその雪辱に挑む。

    オーストラリアGPで今季ベストグリッドの5番手から7位でチェッカーを受けたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、マレーシアGPに向けて気合を入れている。3連戦最初のレースとなった日本GPはケガのために欠場したが、復帰戦となったオーストラリアGPばらしいパフォーマンスを見せたことで、自信を深めている。今大会も今季ベストを狙う。

    チームメートのティト・ラバトは、得意とするマレーシアGPを楽しみにしている。今大会は、ウインターテストからの自身の成長と、マシンのコンディションを知る絶好のチャンス。こちらも今季ベストを狙う。

    マルク・マルケス(MotoGP 1位)
    「フィリップアイランドで勝利し、マレーシアへ向かうことができてうれしいです。オーストラリアでいいリザルトを残して、セパンの前に少しでもギャップを広げておくことが大切でした。セパンは厳しいラウンドになりますし、昨シーズンはドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)が勝っています。セパンの厳しさはなんといっても湿度と、高い気温です。体力面で最も難しいレースの一つになると思っています。一ついい点は、路面が再舗装されてからあまり経っていないサーキットだということ。そのためアスファルトの状態がいいことです。グリップもいいです。レースウイークは状況を見極めて、チャンピオンシップにとってベストなレースにしたいと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
    「僕のチームにとっては、とてもいい思い出がいくつもあるサーキットなので、レースが楽しみです。気候が厳しい場所なので簡単にはいかないラウンドになると思います。レイアウト的にも難易度が高いと思います。コース幅が広く、コーナーの性質がそれぞれ違うので、速さを出していくためには最適なコース取りが必要です。いいセットアップが見つかれば、しっかり戦っていけると思います。金曜日は力強くスタートを切って、日曜日の決勝ではいい結果を残したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 9位)
    「今週末のレースが楽しみです。マレーシアでは、マレーシアのHondaが非常によくサポートしてくれます。観衆は熱狂的で、イベントとしてすばらしいです。また、僕のチームでは今シーズン2度目になりますが、カストロール仕様のカウルを使います。今シーズンの開幕前には、このサーキットで行われたテストで経験を積んでいますし、僕たちのマシンはテストのころよりもだいぶ仕上がっていると感じています。オーストラリアでいいレースができたので、気分よく自信を持って、セパンに来ています。今週末もまた、力強いレースにできることを願っています」

    ジャック・ミラー(MotoGP 12位)
    「今週のレースが楽しみです。マレーシアはいい場所で、暑くて、まるで僕の地元であるタウンズビルのようなところです。ホームグランプリでは、先頭を走って最後まで前の集団と絡めて本当に楽しかったです。わずか3週間前に右足を骨折したばかりだと考えればなおさらです。オーストラリアGPの決勝日、僕のファンのいるスタンドの前でバーンアウトをするのに、フットペダルから足を下ろすまでは、僕の足は大丈夫でした。足を着いてしまったとき、“なんだか固まってしまっているみたいだ!”と思いました。でも大丈夫です。本当に自信になりましたし、満足できています」

    ティト・ラバト(MotoGP 20位)
    「先週のレースには満足しているので、できれば今週末もいいライディングができて、チャンピオンシップポイントがかせげるように、もう少し上の順位にいたいと思っています。セパンは好きなサーキットです。コンディションは厳しいですが、だからこそ鍛えられます。また、Moto2のチャンピオンを獲得した場所なので、いつになっても本当に自分にとって特別なサーキットです。このレースウイークもいつも通り、サーキットに入ったそのときから一生懸命作業をして、最善を尽くしたいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    ロードレース世界選手権 第17戦 マレーシアGPが、10月27日(金)~29日(日)の3日間、クアラルンプール郊外のセパン・サーキットで開催される。

    前回の第16戦フィリップアイランドではダブル表彰台を達成したMovistar Yamaha MotoGP。第17戦 Shell Malaysia Motorcycle Grand Prixでも、引き続きチームタイトルとコンストラクターズタイトルを狙ってゆく。

    先週のオーストラリアGPでは激しいバトルの末に2位と3位を獲得したバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、休む間もなく、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットへとやって来た。

    マーベリック・ビニャーレスはマレーシアでのMotoGP初優勝を目指している。2011年に125㏄クラスで優勝、2014年にはMoto2で優勝しているが、MotoGPでは昨年の6位が最高。今年はこの記録を塗り替えることが目標だ。

    シリーズランキングでは3番手につけてポジションアップを目指しているものの、あと2戦を残してトップと50ポイント差があるため、すでにチャンピオンの可能性は消えている。それゆえランキング2位との差を縮めることに集中し、あと2戦で17ポイントを追いかける。

    チームメイトのバレンティーノ・ロッシもフィリップアイランドでは大活躍。2位獲得で20ポイントを加算したためマーベリック・ビニャーレスに31ポイント差のランキング4位に復帰し、今回はさらなる飛躍を目指す。

    セパンの経験は豊富で、これまでに合計12回表彰台に上っている。2001年には500ccクラスで、2003年、2004年、2006年、2008年、2010年にはMotoGPで優勝。2002年、2005年、2014年、2016年は2位、2009年と2015年は3位を獲得した。

    セパン・インターナショナル・サーキットは1999年にグランプリを初開催。全長5.5kmの長距離コースに低速、中速、高速の様々なコーナー(左が5つ、右が10)が入り混じり、これを2本のロングストレート(最長ストレートは920m)がつなげている。この特徴的なレイアウトに加え、暑さと湿度の高さがマシンテストに適しているため、オフシーズンには多くのチームがここを利用する。

    マーベリック・ビニャーレス
    「オーストラリアで表彰台を獲得し、ますますモチベーションを上げてマレーシアへ向かいました。フィリップアイランドや日本のもてぎとは気候条件がまったく異なり、とても暑いところなので、体力的に非常に厳しい戦いになります。マシンはこのところとても好調。それだけに、すでにチャンピオンの可能性がなくなってからここに来ることになり残念に思いますが、これからはランキング2位を目標に頑張っていきます。シーズン序盤のような強さを取り戻すことが最大の課題。そして、ここセパンでもまた表彰台を目指します。目標達成のためにハードワークに励みます」

    バレンティーノ・ロッシ
    「オーストラリアではいいレースができました。こういう時こそ、気持ちを引き締めていかなければなりません。いい仕事ができたし一歩前進できたことはうれしいですが、依然として課題がたくさんあるからです。時間を空けずにまたレースがあるのはとても良いことで、余計なことを考えずに、ただ好レースを目指してハードワークに取り組みます。大好きですし、晴れてくれれば充実したウイークになるでしょう。それまでの2、3日でしっかり休養し、体調を整えて金曜日のフリープラクティスに臨みます」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「フィリップアイランドの日曜日は、わたしたちとって最高の一日になりました。ふたりが表彰台に上ったということだけではなくて、マシンについても確かな進化があったからです。今週もこの好調を維持し、来シーズンのことも視野に入れながら成果を積み上げていきたいと考えています。セパンは毎年、3連戦の最後に設定されており、いつも厳しい戦いになります。ライダーもチーム・メンバーも、すでに2週間休まずに仕事に取り組んできており、ここではそれに加えて暑さと湿度の高さとも戦わなければならないのです。それでもわたしたちは、いつものようにトップを目指して最大限、努力していきます。ふたりのライダーは好調ですし、先週の活躍のあとますますモチベーションが上がっています。この金曜日、マレーシアのファンと再開するのを楽しみにしています」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    日本GPからの連戦となったMotoGP 第16戦オーストラリアGPは、今季7回目のポールポジションを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、好スタートから7台に膨れ上がったトップ集団での戦いを制し、今季6勝目を達成した。

    序盤から中盤にかけては、バレンティーノ・ロッシ、マーベリック・ビニャーレス、そしてヨハン・ザルコらのヤマハ勢と激しくポジションを入れ替え、手に汗握る接戦を展開した。

    しかし終盤に入ってからペースを上げると、ラスト7周でトップに。その後は後続をジリジリと引き離し、最後は2位争いの集団に約2秒のリードを築いての勝利だった。

    この優勝でマルク・マルケスは、今大会13位に終わったアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)との差を33点に広げ、タイトルに王手。次戦マレーシアGPで26点差をつけるか、もしくはドヴィツィオーゾに先着すれば、2年連続4回目のチャンピオンが決まる。今シーズンの天王山となるが、タイトルに王手をかけるマルク・マルケスのモチベーションは高く、次戦マレーシアGPでの決着に全力で挑む。

    昨年のウイナーのカル・クラッチロー(LCR Honda)は、トップグループに加わり、5位でフィニッシュした。朝のウォームアップで転倒を喫し、ドクターストップの可能性もあっただけに、トップグループに加わり5位でフィニッシュしたことに満足げな表情だった。

    ホームグランプリに気合十分のジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今季最高のレースを見せた。予選5番手からホールショットを奪うと、4周目までトップを快走、地元ファンを大いに沸かせた。その後、ポジションを落とすがトップグループに加わり7位でフィニッシュした。

    予選12番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、マシンのパフォーマンスを十分に引き出せず苦戦を強いられ、12位だった。ウエットコンディションとなった朝のウォームアップでは、マルク・マルケス、ビニャーレスに続いて3番手タイムをマーク。決勝に向けて上り調子だったが、決勝ではドライとなり、路面コンディションの変化に対応できなかった。ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は16位。ポイント獲得を果たせまなかった。

    マルク・マルケス(MotoGP 1位)

    「すばらしいレースでした。ファンにとっても最高のショーになったと思います。今日のレースが重要だと分かっていたので、とてもうれしいです。ドビ(ドヴィツィオーゾ)は今週末、少し苦戦していましたが、僕の方はマシンの感触がとてもよかったので、それを最大限に活用しました。レースがスタートしてからは落ち着いてタイヤのマネージメントをしなければならないと考えていましたが、(ヨハン)ザルコ(ヤマハ)が僕に当たってからはバトルになると思いました。僕は激しい集団の中にいました。ポジションを、守らなければならなかったですが、アタックもしなければなりませんでした。とにかく状況をコントロールしようとがんばりました。そして残り8周で全力で走りました。3、4周は本当に一生懸命プッシュしました。それだけです。もちろん優勝できてうれしいですが、33ポイントのアドバンテージでマレーシアに行かれることがもっとうれしいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5位)
    「明らかにレースの結果は予選よりもよかったと思います。レースでは本当に調子がよく、自信が持てました。レースの最後に表彰台に向けて挑戦できるよう、辛抱強く待つことができました。問題だったのはレース開始後5~6周の時点で、トップ集団とのわずかなギャップができてしまったことです。このために、その時点でプッシュするためにリアタイヤを酷使しなくてはなりませんでした。でも今朝、ひどい転倒をしたことを考えれば5位というのは悪い結果ではありません。6コーナーでの転倒は、自分のレースキャリアの中でも一番大きなハイサイドの一つです。医師やチームのアドバイスでは、もう乗ることができないかと思っていたので、このようなかたちでマシンに乗れるのはいいことです。ベストを尽くしましたし、いい結果だとは思うのですが、自分たちがトップ争いをできるような、もう少しいい週末を望んでいたので、昨年の勝利を再現できず残念です。ですが、本当にすごい戦いでした。今日のフィリップアイランドは本当にすばらしいショーになったと思います」

    ジャック・ミラー(MotoGP 7位)
    「フィリップアイランドのホームレースでトップを走るのはすばらしい感覚でした。ですが、最初に強く攻めすぎたので、レース後半にエンジンマップを切り替えたときには、リアのグリップが下がってしまっていました。レース後半でももう少し強くプッシュしていけたらよかったのですが、自分のケガのことを考慮すると、しっかりとした週末にできたと思います。母国のファンの前で、5位でスタートして7位でフィニッシュできたことに満足しています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 12位)
    「全体的にはここでは難しいレースウイークでした。今日も状況を改善できませんでした。チームはいい仕事をしてくれたと思いますが、僕が力強い走りをできませんでした。ウォームアップはウエットで、速いタイムで周回しましたが、そのセットアップをレースで使うことはできませんでした。1周目にはらんでしまい、ドビのようにトップと離れてしまいました。その後も速いペースを維持できませんでした。集中力を維持して、マレーシアではもっといい結果が出せるようにがんばりたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 16位)
    「常にポイントを獲得したいと思っています。今日は獲得できませんでしたが、レースウイークを通してポジティブなことがたくさんありました。フィリップアイランドの3日間の変わりやすい天候の中で多くのことを学びました。予選で14位となり、レースではトップと26秒差でした。これは一歩前進と言えます。自分のレースには満足しています。来週のセパンでのレースが楽しみです」

    関連:【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 結果:マルク・マルケスが優勝

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPでMovistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、7台による激しいトップ争いを果敢に走り切って2位と3位を獲得。ダブル表彰台はチームにとって、今季4回目の快挙となった。

    バレンティーノ・ロッシはグリッド7番手から好スタート。すぐに5番手につけ、プッシュを続けてマーベリック・ビニャーレスの後ろの4番手に上がって1ラップ目を終了した。

    その後ヨハン・ザルコとのバトルのなかで一時5番手に後退したが、マルク・マルケス(ホンダ)とヨハン・ザルコがコーナーではらむ間に3番手へ浮上。さらにマーベリック・ビニャーレスをパスし、5ラップ目にジャック・ミラー(ホンダ)をとらえてトップに躍り出た。

    しかしその後も混沌とした状態が続く。バレンティーノ・ロッシは第4コーナーではらみ、ヨハン・ザルコとマルケス、そしてしばらくしてミラーにも先行を許してしまう。数台が激しく順位を入れ替える混乱のなかで、バレンティーノ・ロッシは再び果敢にプッシュしてトップへの返り咲きを目指していった。

    残り8ラップ。2番手を走行していたバレンティーノ・ロッシにマルケスのフロントホイールが接触。これで4番手に後退するも最後の4ラップで復活を期す。第1セクションと第2セクションで繰り返し自己ベストを更新しながら攻め続け、ついには再び2番手に上がって最終ラップに突入した。この時点でトップのマルケスとの差は2秒まで広がっていたため、バレンティーノ・ロッシはヨハン・ザルコとマーベリック・ビニャーレスの追撃を抑えることに集中。そしてトップから1.799秒差の2位でチェッカーを受け、自己通算17回目となるフィリップアイランドの表彰台に上った。

    一方のマーベリック・ビニャーレスは好スタートを切り、トップのミラー、2番手のマルケスについて行く。2ラップ後にタイヤが暖まってからペース上げてマルケスをパス。そのあとバレンティーノ・ロッシに先行を許したが、離されることなくともにトップを追いかけていった。

    バレンティーノ・ロッシがミラーをとらえると、マーベリック・ビニャーレスはまとめてふたりをパス。これで一時トップに立ったが、次の瞬間にはマルケス、ヨハン・ザルコ、ミラーとのバトルに飲み込まれて5番手まで後退してしまう。

    バレンティーノ・ロッシが果敢に仕掛ける一方で、マーベリック・ビニャーレスはひとつずつ慎重にポジションを上げてゆく作戦。しかし前方では依然として激しいポジション争いが続いており、また後方から攻め立てるヨハン・ザルコとアンドレア・イアンノーネ(スズキ)に押し出される格好で7番手まで後退してしまったため、再び身体を伏せてペースアップを余儀なくされた。そして残り5ラップでミラーとカル・クラッチロー(ホンダ)をとらえ、さらにイアンノーネとヨハン・ザルコをパスして3番手に浮上。トップから1.826秒差の3位でチェッカーを受けた。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコが終始、トップ争いを展開。僅差で表彰台を逃し4位でチェッカーを受けた。

    3番手からスタートしたヨハン・ザルコは一旦、順位を下げたが、少しずつ追い上げて9ラップ目にはトップに浮上。その後はトップグループのなかで何度かポジションを入れ替えながら果敢に走り切り、最終的には3位に0.016秒差の4位となった。この活躍によりルーキー・オブ・ザ・イヤーを確実にしている。

    一方、欠場中のジョナス・フォルガーに代わって出場したブロック・パークスは、YZR-M1のデビューレースで力強い走り。MotoGPのベテランライダーたちに戦いを挑み、22位で走り切った。

    この結果、マーベリック・ビニャーレスはランキングトップから50ポイント差のランキング3位。バレンティーノ・ロッシは81ポイント差の4位につけている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングで2位へ浮上。Movistar Yamaha MotoGPはチームランキングで2位につけている。
    来週はセパン・インターナショナル・サーキットで行われるマレーシアGPに出場する。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (2位)
    「思い切りエンジョイできました。コースがとても素晴らしいし、レース自体も最高でした! 上位グループの全員が非常にアグレッシブだったので、そのなかで勝つためには彼ら以上にアグレッシブに、ある意味”バカ”にならなければなりません。ザルコ、イアンノーネ、マルケス、ビニャーレスとのバトルは本当に素晴らしかったので、そのなかで何としても表彰台に上りたいと全力を尽くしました。そして2位を獲得できたのでとても嬉しいです! チームのみんなにお礼を言いたいです。彼らはいつも懸命に仕事に取り組んでいます。ヤマハのすべての人に感謝しています」

    マーベリック・ビニャーレス (3位)
    「残り5ラップで仕掛けようと考えていました。その前のラップでザルコをとらえ、ストレート・エンドでバレンティーノをパスしようとしたのですが、はらんで遅れてしまいました。ここでザルコと接触しそうになり、イアンノーネも絡んできたため、もう今日のレースは終わったかと思いましたが、そのあと絶好のタイミングが巡ってきて挽回することができたのです。最終コーナーでは、本当ならもうちょっと差を詰めておきたかったところですが、加速が非常に良かったのでバレンティーノをパスできるかもしれないと考えました。しかし結局、届かず3位に終わってしまいました。今回もチームが良い仕事をしてくれて、とくに午前中のウォームアップ・セッションでは、ウエット・コンディションで好感触を得ることができました。またソフト・タイヤのフィーリングもとても良かったので、今回はたくさんの収穫があったと思います。チャンピオン争いに決着がついてしまったことは残念ですが、厳しいシーズンになることは常に意識していました。次のマレーシアでもいつものようにベストを尽し、もう一度、表彰台を狙っていきたいと思っています。そしてシリーズランキング2位のドビツィオーゾとの差を少しでも縮めることも重要です。マシンのポテンシャルを引き出し、いつも以上に力強い走りを目指します」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「まさにファンタスティック! 全27ラップを通じて、アドレナリンがハイレベルで出続けていました。バレンティーノとマーベリックは異なるタイヤを選択していたので、私としては気が気ではありませんでした。どちらが正しかったのか、確信が持てなかったからです。でも結果的には、どちらのチョイスも良い結果につながり、ふたりそろって表彰台に上ることができました。これはチームにとって非常に重要なことです。前回のもてぎでは苦戦しただけに、今日の成果を糧に次のマレーシアにつなげていきたいと思っています。午前中のウォームアップ・セッションでは、ウエット・コンディションで進化を実感。このことも今回の収穫のひとつです。ライダーたち、チーム・メンバーたち、エンジニアたちのハードワークに感謝します。この好調を維持してチーム・タイトルとコンストラクターズ・タイトルを目指していきます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (4位)
    「素晴らしいレースになりました。最後まで優勝争いができたことに満足しています。結局マルケスが前に出ましたが、私も何度もトップを走ることができました。スタートは大混戦になったので、接触を避けて一旦アクセルを戻さなければならず、その間にいくつかポジションを下げました。それでもそのあとは非常に好調で、次々にパスして順位を挽回。本当に最高の気分でした。危ない場面が何度かありましたが、素晴らしいバトルを走り切ったことは良い経験になりました。しかもそのなかでライバルたちの走りを観察し、速さの秘密を探していたのです。最終ラップでは3位を走りながら2位を狙っていて、最終コーナーの立ち上がりで仕掛けました。ラインを変えて前へ出ようとしましたが、気づくと2位ではなく4位になってしまっていたのです。表彰台を逃したことは本当に悔しい。でも今日は大きな収穫を得ることができたと思っています」

    ブロック・パークス (22位)
    「スタート直後からリアグリップに悩まされました。これはおそらく、YZR-M1での走行経験が少なかったことが原因だと思っています。レースのなかではドゥカティ勢について行けると感じていましたが、残念ながら少しずつ離され、しばらくは単独走行になりました。もちろんもっと上を目指してスタートしたわけですが、ホーム・グランプリで完走できたことには満足しています。このようなチャンスを与えてくれたエルベ(ポンシャラル)とモンスター・ヤマハ・テック3のみんなに感謝しています」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「ここフィリップアイランドでは、いつも信じられないようなレースが展開されます。そのなかでも今日の一戦は、MotoGPの歴史に残る本当に素晴らしい戦いでした。チームとしては雨を心配していましたが、幸い、そのようにはならず、サーキットに集まってくれた大勢のファンに最高のショーをお見せすることができました。スタートでヨハンはミラーと接触し、転倒を避けるために大勢を先行させました。そのあと見事なスピードでポジションを上げていき、ついにはトップへ躍り出たのです。そしてトップに立つやリードを広げようとさらにペースアップ。しかしフィリップアイランドはスリップストリームが有効なので、なかなかアドバンテージを拡大することはできませんでした。わたしたちは2000年、250ccクラスでオリビエ・ジャックを擁し、チームメイトの中野真矢との戦いに勝った経験があります。そのなかでスリップストリームの優位性を実感していたのです。ヨハンはストレートで後ろに付かれたとき、スピードが上がりませんでした。最終ラップではマルケスがリードを広げており、ヨハンは3位につけて2位を窺っていました。確かに無理をし過ぎたところがあったと思いますが、バレンティーノのインに飛び込み、その結果、ストレートに入るところでスピードが落ちてしまったのです。そしてすぐ後ろにつけていたマーベリックがスリップストリームを利用してヨハンをパス。われわれは結局、ほんのわずかの差で表彰台を逃すこととなりました。チームの素晴らしい仕事のおかげでサスペンションもタイヤも完璧。ライダーももちろん申し分なく、アグレッシブであるとしても決して行きすぎてはいませんでした。その結果としてランキング6位を確実にすることができたことが、何より重要だと思っています。その意味でも非常に満足していますが、表彰台を僅差で逃したことはやはり残念でもあります。一方、パークスには心から感謝しています。短期間でフィリップアイランドのコース、YZR-M1、2017年型ミシュラン・タイヤに順応しなければならず、彼にとっては非常に難しいチャレンジだったと思います。その上、コース・コンディションの変化にもかなり苦労させられましたが、彼はほとんどミスをおかしませんでした。決勝は厳しい戦いになることがわかっていましたし、ベテランライダーとの差を縮めるためには当然、もっとたくさんの時間が必要です。このような難しい状況のなかでベストを尽くし、あらゆる面で長所を発揮してくれました。未来のことはわかりませんが、わたしたちは今回、ひとりのトップライダーであり最高のナイスガイと巡り合いました。彼のチームへの貢献に心から感謝します」

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  • 【MotoGP】 スズキ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 スズキ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPの決勝は、雨予報が一転し、ドライコンディションで行われ、チームスズキエクスターライダーのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスは、終始トップグループに留まり、イアンノーネ6位、リンス8位と、ふたり揃ってシングルフィニッシュとなった。

    朝のウォームアップは冷たい雨に見舞われ、イアンノーネ、リンス共にセッティングに苦しみ、それぞれ12番手と21番手と苦戦を強いられたものの、午後になって気温が上昇し、時折降る雨で濡れる路面も直ぐに乾き、決勝前には青空が広がった。

    イアンノーネはスタート直後から積極的にプッシュし、終始トップグループで順位争いを繰り返し、終盤には一時2番手までポジションを上げるも、惜しくも表彰台を逃しての6位フィニッシュとなった。リンスもイアンノーネ同様、スタート直後からアグレッシブに攻め、1コーナでいくつかポジションアップをした後、少し差が開いたトップグループにじりじりと迫り、その後リンスまで8台がトップグループとなる。リンスは安定したラップタイムで走行を続けるも、オーバーテイクができないまま、終盤まで8番手をキープ。終盤にタイヤのグリップが低下してからはペースダウンを強いられるものの、後続グループとのギャップはすでに大きく、そのまま8位でチェッカーを受けた。

    雨の日本GPに続き、ドライのオーストラリアGPでもふたりのライダーが揃ってポジティブな走りを見せたことで、3連戦最後となるマレーシアGPにも期待がかかる。

    アンドレア・イアンノーネ (決勝6位)
    「決勝を最後までトップグループで戦えたのは今シーズン初めてだし、今日は僕らにとってとてもポジティブな1日だったと思うよ。スズキもチームも本当に素晴らしい仕事をしてくれていて、この2戦はそれが結果として現れるようになった。もちろんまだまだやるべき事は山ほどあるけど、良い方向性が見つかったから、この先はさらに良くなっていくと確信しているんだ。今日は表彰台も狙えるチャンスがあっただけに、6位という結果はちょっと残念でもあるけど、最後の数周はグリップが落ちて、アクセレーションで差が開いてしまった。でも今日は全てを出し切ってレースができたから、結果には納得しているよ。スズキとチームの努力と頑張りに本当に感謝しているし、1日も早く、彼らに良い結果をプレゼントしたいと思っている。」

    アレックス・リンス (決勝8位)
    「今週は天候が不安定で、路面のコンディションがコロコロ変わったために、とても難しい週末だったね。でも決勝では良いパフォーマンスを見せることができたし、8位という結果にも満足しているよ。タイヤが消耗してからはリアのグリップが極端に落ちてしまい、最後の6・7周はペースダウンしてしまったけど、そこまではずっとトップグループと同じペースで、無理なくグループについていくことができたし、今日はマシンのフィーリングもかなり良かったよ。スズキの2台が揃ってトップグループで戦えたことが何より嬉しいし、僕らのマシンが確実に進化していることも証明できた。もちろん僕自身もさらに成長しているから、残りのレースが楽しみでならないよ。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「雨の日本GPでポジティブな結果を残した後、今度はドライコンディションでふたりのライダーが揃ってトップグループでレースできた事は、素晴らしいことだと思います。アンドレアは最後まで激しいトップ争いを見せてくれましたし、アレックスもタイヤのグリップが落ちてしまった最後の数周までは、力強い走りでトップグループに食らいつき、ふたり共本当に頑張ってくれました。ふたりの頑張りには心から感謝しています。この2戦、ウエット、ドライ共に上位を走れるようになったことは、マシンの確実な進化を証明しているはずなので、残りの2戦も、さらに上を目指して頑張っていきたいと思っています。」

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  • 【MotoGP】 ドゥカティ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:第16戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    2017 MotoGP第16戦のオーストラリアGPがフィリップアイランドで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソは、予想以上の苦戦を強いられ、それぞれ13位と15位でフィニッシュした。

    4列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、スタートで順位を上げることができず、オープニングラップ終了時点で11番手につけた。その後、ターン1手前のブレーキングが遅れて12番手に後退した。

    リカバリーはしたものの、その後は11番手にとどまり、最終ラップの最終コーナーでスコット・レディング(プラマック・ドゥカティ)とダニ・ペドロサ(ホンダ)にオーバーテイクされ、13位でチェッカーを受けた。

    チームメイトのロレンソは、昨日のクラッシュによる負傷が癒えず、13番手前後で走行するシーンが大半だった。しかし、終盤に15番手にポジションを落とし、そのままフィニッシュラインを通過した。

    オーストラリアGP終了時点のランキングによると、ドヴィツィオーゾは2位の座を維持しているものの、首位のマルク・マルケス(ホンダ)とのポイント差は33に拡大し、3位のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)との差は17ポイントとなった。

    第17戦のマレーシアGPは、10月29日にセパン・インターナショナル・サーキットで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 13位
    「今日のレースは大きな失望でしかない。チャンピオンシップで大きくポイントを失うことになった。序盤にミスをして、展開を複雑にしてしまったのは確かだし、リアタイヤの選択もおそらくはベストとは言えないものだったと思うが、それを差し引いてもマシンとサーキットの相性が悪すぎた。今年はマシンにさまざまな改良を施して、シーズンを通じて戦闘力を維持してきたが、ハードなブレーキングポイントが少なく、高速コーナーの多いフィリップアイランドのコースでは、ある種の限界を露呈してしまった。実際、他のドゥカティ・マシンも良いタイムを出せていなかった。マルケスとのポイント差を縮められたら良かったが、気持ちを切り替えてマレーシアに集中したい。すべての力を出し切って次戦に臨みたい」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 15位
    「記憶から消し去りたい週末だ。まったく戦闘力が発揮できなかった。グリッド後方からのスタートだったうえにポジションを上げることができなかった。10周ほど経過するとそれなりにコンスタントに走れるようになり、昨日よりもコンマ数秒速いペースで周回できたが、リアタイヤのパフォーマンスが低下してからは、そのペースを維持できなくなった。フィリップアイランドでは、タイヤチョイスに関わらず、すべてのドゥカティ・マシンが苦戦を強いられていた。セパンはドゥカティ向きのサーキットなので、自信を持って今週末の戦いを迎えられそうだ」

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  • 【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 結果:マルク・マルケスが優勝

    【MotoGP】 第16戦 オーストラリアGP 結果:マルク・マルケスが優勝

    ロードレース世界選手権 MotoGP 第16戦 オーストラリアGPの決勝が22日(日)、フィリップアイランド・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝した。

    気温16℃、路面温度30℃のドライコンディションで27周のレースはスタート。優勝はマルク・マルケス。序盤に5位まで順位を下げたマルケスだったが、残り6周でトップに立ってからは後続を引き離す展開。今季6勝目を挙げた。

    表彰台争いは最終ラップまでバトルが続く大接戦。最終的に2位にバレンティーノ・ロッシ、3位にマーベリック・ビニャーレスが続き、ヤマハ勢がダブル表彰台を獲得。

    以下、ヨハン・ザルコ、カル・クラッチロー、アンドレア・イアンノーネ、ジャック・ミラー、アレックス・リンス、ポル・エスパルガロ、ブラッドリー・スミスまでがトップ10入り。

    チャンピオンシップ2位のアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)はオープニングラップでコースアウト。20番手から巻き返しを図るが13位でフィニッシュ。首位のマルク・マルケスとの差は33ポイントに広がった。

    2017 MotoGP 第16戦 オーストラリアGP 結果

    Po. Num. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    3 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    4 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    5 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    7 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    8 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    9 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    10 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    11 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング
    12 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    13 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    14 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム
    15 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    16 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    17 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム
    18 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    19 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    20 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    21 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング
    22 23 ブロック・パークス モンスター・ヤマハ・テック3
      41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
  • ロマン・グロージャン、ニッキー・ヘイデン追悼ヘルメットを制作

    ロマン・グロージャン、ニッキー・ヘイデン追悼ヘルメットを制作

    ロマン・グロージャンは、2017年のF1アメリカGPをニッキー・ヘイデンを追悼したスペシャルヘルメットで戦う。

    2006年のMotoGPチャンピオンであるニッキー・ヘイデンは、今年5月にイタリアのリミニ近郊でサイクリング中に交通事故に遭い、入院先の病院で集中治療が行われていたが、5月22日にこの世を去った。

    ロマン・グロージャンは、スペシャルヘルメットを制作してニッキー・ヘイデンをトリビュート。ヘルメットはニッキー・ヘイデンが2012年のMotoGPアメリカGPで着用したオープンフェイスヘルメットを思わせるスペシャルヘルメットのデザインを採用。背面にはヘイデンのレースナンバーである“69”とニックネームの“ケンタッキー・キッド”の文字が入れられる。

    最近のルール変更により、F1ドライバーはシーズンあたり1回に限りヘルメットデザインの変更が許されている。

    通常、ドライバーは、母国グランプリやモナコGPなどでヘルメットデザインを変更するが、ロマン・グロージャンは、ニッキー・ヘイデンの母国アメリカでのグランプリで彼にトリビュートを捧げるためにその機会を利用することを選んだ。

    ニッキー・ヘイデン MotoGP ロードレース世界選手権

  • 【MotoGP】 ホンダ:第16戦 オーストラリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第16戦 オーストラリアGP 予選レポート

    ロードレース世界選手権 第16戦 オーストラリアグランプリ。雨が降ったり止んだりという不安定な天候となった予選は、初日2番手と好調なスタートを切ったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、今季7回目のポールポジション(PP)を獲得した。

    ウエットコンディションとなった午前中のFP3でトップタイムをマークし、ドライになった午後のFP4でもライバルを圧倒。上位12台で行われるQ2では、なかなかクリアラップが取れずにフラストレーションをためることになるが、セッション終盤に会心のアタックを披露してPP獲得となった。

    チャンピオン争いは大詰め。日本GPから続く、オーストラリアGP、マレーシアGPの連戦でチャンピオンが決まる可能性もあり、決勝は緊迫した戦いになりそうだ。

    2戦ぶりに復帰を果たしたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、初日6番手と好調なスタートを切り、ダイレクトにQ2進出を果たした。予選では地元ファンの熱烈な声援を受けて、今季ベストの5番グリッドを獲得した。

    初日4番手と好調なスタートを切ったカル・クラッチロー(LCR Honda)は、アタックが決まらず10番手へとポジションを落とした。しかし、走りの内容はよく、決勝では追い上げに期待される。初日9番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、不安定な天候とコンディションにセットアップを合わせきれずに12番手。ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、目標としていた1分29秒台のタイムをマークして14番手につけた。決勝では、クラッチロー、ペドロサ、ラバトの3選手の追い上げが期待される。

    マルク・マルケス (MotoGP 1番手)
    「すべてのセッション、そしてどんなコンディションでも感触がよくて嬉しいです。1周でいいタイムを出すこともできました。レースに向けて非常に重要となるフリー走行でもいいリズムをキープできました。FP4で取り組んだことが鍵になると思います。また予選ではとても快適に走れましたが、数ヵ所で渋滞につかまってしまいました。このサーキットではスリップストリームが重要なことはわかっていますが、プラクティス中にほかのライダーが後ろについてくるのは構わないのですが、予選では1人で走る方が好きです。2度目のアタックまで少し待ちました。その後アタックするチャンスが訪れました。今回のポールポジションには満足していますが、レースは明日です。ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)のグリッドが少し後方なのは事実ですが、もてぎでも彼は9番グリッドでした。明日の天気がどうなるか様子を見たいです。今日みたいに不安定になりそうです。最初から最後まで100%で挑みたいと思います」

    ジャック・ミラー (MotoGP 5番手)
    「ケガをしてからわずか3週間しか経っていませんが、体調とマシンの感触にはとても満足しています。フィリップアイランドは大好きなので、ホームサーキットで速く走れてとてもクールな気分です。5番手はレースではいいポジションです。力強いスタートを切って、トップグループについていきたいです。それができるレースペースがあると思います。バイクに乗ってしまえば、脚のケガは気にならないので、レースでは問題ないです。準備はできています」

    カル・クラッチロー (MotoGP 10番手)
    「予選で10番手になってしまい、いい日にはなりませんでした。昨年優勝したことを考えたら、今回の結果はよくありません。フィーリングもよかったし、自信もありましたが、4コーナーでプッシュしすぎて、フロントのグリップを失ってしまいました。残念ながら、ピットに戻り再び出るまでの時間が十分残っていませんでした。でもレースに向けて自信はあります。スタートから頑張らなければならなくなったというだけなので、明日のグランプリが楽しみです。最初の数周でいいプランを考えなければなりません。辛抱強くならなければなりません。僕たちのようにタイヤをマネジメントできるチームやライダーがそれほど多くいるとは思わないからです。今日のポジティブな面を持ち帰り、明日どうなるか様子を見たいです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 12番手)
    「今日の予選はとても難しかったです。ウエットのFP3は悪くありませんでしたが、ドライのFP4では思ったより速くありませんでした。最初のアタックで思ったように速く走れず、2度目でもタイムは上がりませんでした。中速コーナーであまりプッシュできませんでした。グリッドポジションはあまりよくありませんが、明日のレースに集中しなければなりません。うまく抜け出して、集団のペースを保っていけるようにしたいと思います。また、天気がどうなるのかを確認して、ベストを尽くします」

    ティト・ラバト (MotoGP 14番手)
    「この予選結果はとてもポジティブです。金曜日のプラクティスセッションからとてもよくなりました。ラップタイムだけではなく、レースへ向けた自分のリズムもよくなりました。目標は1分29秒台だったので、それを達成できてうれしいです。そしてレースで力強い結果とポイントを獲得するためにもいいポジションです」