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  • MotoGP | ホルヘ・ロレンソ、怪我が回復せず日本GPの欠場を決断

    MotoGP | ホルヘ・ロレンソ、怪我が回復せず日本GPの欠場を決断

    ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは、MotoGP 第16戦 日本GPを欠場することを決断した。

    ホルヘ・ロレンソは、前戦タイGPのフリー走行2回目で転倒を喫して、左手首と右足首を負傷。2日目以降のセッションを欠場し、左手首の橈骨(とうこつ)にひびが入っており、日本GPにむけて治療とリハビリを行っていた。

    ホルヘ・ロレンソは、日本GPのフリー走行1回目でコースに出たが、1ラップを完了する前にピットボックスに戻ることを決断。残りの週末を欠場することを明らかにした。

    ドゥカティ・コルセのスポーティングディレクターを務めるパオロ・チャバッティは「彼の週末は終わってしまったようです。2週間の休息で体調が良くなりましたが、ここ数日間でトレーニングを強化したところ、痛みを抱えていました。改めて検査を受け、骨折が回復していないことを確認しました」とコメント。

    「もてぎは、怪我を抱えている状態で臨むには最適なトラックではありません。決断を下しますが、痛みを抱えている状態で走るのは賢くありません」

  • MotoGP | ホンダ 第16戦 日本GP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 第16戦 日本GP プレビュー

    ロードレース世界選手権のMotoGP 第16戦日本GPが、10月19日(金)~21日(日)の3日間、栃木県・ツインリンクもてぎで開催される。

    ツインリンクもてぎでは、1999年に初めて日本GPが開催された。2000年から03年までの4年間は、鈴鹿サーキットで日本GP、ツインリンクもてぎではパシフィックGPとして開催されたが、04年からはツインリンクもてぎだけの開催となり、日本GPの舞台として定着した。

    日本GPが秋の開催になったのは2010年からで、シーズン終盤のタイトル決定の一戦として、カレンダーに定着した。今年も日本GPは5年連続で3連戦の初戦の舞台となり、オーストラリアGP、マレーシアGPと続く。

    過去の日本GPでは、14年の大会でマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、2年連続チャンピオンを決め、Hondaとしては初めてホームグランプリでのタイトル獲得を達成、ファンも関係者も歓喜に沸く大会となった。翌15年は、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が優勝したが、その時点で、チャンピオン争いに加わっていたマルケスのタイトルの可能性が消滅するという、悔しさも残る結果になった。その雪辱に闘志を燃やすことになった16年は、再び日本GPがタイトル決定の舞台となり、マルケスはシーズン5勝目を挙げて2年ぶりにタイトル獲得を果たした。

    そして昨年は、マルケスは総合首位で日本GPを迎え、総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とし烈な優勝争いを繰り広げて2位。続くオーストラリアGP、マレーシアGPの連戦に挑み、最終戦決着となったバレンシアGPでは、見事、2年連続、最高峰クラスで4度目のタイトルを獲得した。

    マルケスは、13年には史上最年少記録で最高峰クラス初のポールポジション(PP)、優勝、タイトルを獲得。14年にHondaはシーズン最多PP記録と最多優勝記録を達成した。16年の日本GPのタイトル決定時は、15戦を終えてシーズン最多タイ記録となる8人のウイナー(シーズン終了時には9人)が誕生する激戦となったが、5勝を含む11度の表彰台獲得を果たしてチャンピオン獲得。最終戦決着となった昨シーズンは、6勝12回の表彰台で2年連続4度目の最高峰クラスチャンピオンに輝いた。

    今年は15戦を終えて7勝12回の表彰台を獲得。第16戦日本GPをタイトル王手で迎えた。タイトルの可能性を残すのは、総合2位で77ポイント差のドヴィツィオーゾ、総合3位で99ポイント差のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。今大会を終えて75ポイント以上の差をつければ、マルケスのタイトルが決まる。これまで日本GPで2度タイトルを決めているマルケスが、日本GP3度目となるチャンピオン決定に挑む。

    総合6位のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、ツインリンクもてぎで今季3度目の表彰台獲得に闘志を燃やしている。これまでクラッチローは、ツインリンクもてぎでは、あまりいい結果を残せなかったが、ウエットコンディションとなった15年に6位、ドライコンディションで行われた16年は5位と着実に苦手意識を克服している。ウエットコンディションとなった昨年は転倒リタイアに終わったが、今年は優勝争いに加わる意気込みだ。

    後半戦に入って着実に調子を上げているペドロサが、今季初の表彰台獲得に挑む。ツインリンクもてぎを得意とするペドロサは、MotoGPクラスでは11年、12年、そして15年と過去3度の優勝を達成している。激しい雨の中で行われた昨年の大会は、タイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず、リタイアとなった。今シーズンを最後に引退を表明しているペドロサ。最後となる日本GPで最高のレースを見せる意気込みだ。

    シーズン後半に入って着実に調子を上げているフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、第4戦スペインGPの9位をしのぐベストリザルトに挑む。前戦タイGPは、タイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず14位と、フリー走行、予選の走りを再現できなかった。15戦を終えて総合15位。ルーキー勢トップのモルビデリに注目だ。

    ホームグランプリを迎える中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、開幕を前に来季の継続参戦が発表された。レースに集中できる環境ができた中上は、地元ファンの前で今季最高のモチベーションで挑む。目標はトップ10フィニッシュと今季ベストリザルト。昨年の大会は、Moto2クラスに出場、PPを獲得し決勝6位と日本のファンの声援に応えた。今年も日本のレースファンの期待に応える意気込みだ。

    トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、得意とするツインリンクもてぎで今季初ポイント獲得に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「Hondaのホームレースで最初のタイトル決定戦となりました。このレースは僕たちのファクトリーにとって、とても重要なレースになります。もちろんHondaで働く人たち、そして、ホームのファンの前で最高の結果を残したいと思いますが、もてぎはストップアンドゴーサーキットで、力強い加速が勝敗のカギを握ります。もしドゥカティとの戦いになったときには、その部分に一生懸命取り組み、少し改善しなければなりません。もしくは集中力を維持して、落ち着いて、できる限りその状況に対応できるようにがんばらなければなりません。重要なことはどこかの時点で最終的な目標を達成することです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合6位)
    「もてぎはカレンダーの中で最も重要なレースの一つです。なぜならHondaとHRCのホームレースだからです。そのため僕たちはいい結果を本当に残したいと思っています。タイではもっといい結果を出したかったです。でも同時にインディペンデントチームライダーズチャンピオンシップでリードできたことはうれしいことでした。もてぎはブリーラムよりも僕のライディングスタイルに合っているので、目標はトップ5です。できれば表彰台に上がりたいです。トップグループでのバトルはとても厳しいと思います。どうなるかは様子を見たいです。日本の観客はいつものように最高だと思います。日曜日にすばらしいショーを見せるためにベストを尽くします。また、タカ(中上)のホームレースでもあります。彼が家族やファンのためにいいレースができることを願っています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合11位)
    「もてぎは楽しいサーキットで、これまでいい結果をたくさん残してきました。でもたいへんな時期もありました。だから様子を見なければなりませんが、もちろん今年はうまくいくことを願っています。ここ数戦のように、マシンのセットアップで前進し続けられることを願っています。日本のファンはいつも歓迎してくれます。サポートされている気持ちになります。もてぎで走ることを楽しみにしています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合15位)
    「タイは難しいレースでしたが、今週末のHondaのホームレースではもっと戦闘的になれることを願っています。いい仕事をして、このパッケージの力を最大限発揮できるようにがんばります」

    中上貴晶(MotoGP 総合20位)
    「タイGPは思っていたような結果は残せませんでしたが、今回は僕のホームグランプリなので、いい結果を残したいです。僕にとっては、とても忙しいグランプリになりますが、RC213Vでもてぎを走るのを楽しみにしています。ベストを尽くして、今年のベストリザルトを出せることを願っています」

    トーマス・ルティ(MotoGP 総合25位)
    「日本での一番の目標は今シーズン初のポイント獲得です。日本はとても好きな場所で、ツインリンクもてぎではたくさんのいい思い出があります。Hondaにとって大きなレースなので、力強い走りができることを願っています。3連戦の最初のレースで、ポジティブな結果でスタートできることを願っています」

  • MotoGP | ヤマハ 第16戦 日本GP プレビュー

    MotoGP | ヤマハ 第16戦 日本GP プレビュー

    Movistar Yamaha MotoGPはフライ・アウェイのトリプル・ヘッダーをヤマハのホーム、ツインリンクもてぎからスタートする。

    日本のファンとの再会を楽しみにしているバレンティーノ・ロッシ。第15戦終了時点でランキング3位をキープし、2位を22ポイント差で追っている。前回のブリラムでは惜しくも表彰台を逃したが、好調をそのままに、今回もトップ争いを目指す。

    もてぎでは多くの好成績を残しており、最高峰クラスでは2001年と2008年に優勝、2000年、2002年、2003年、2004年、2006年、2009年、2015年に2位、2010年と2014年に3位を獲得している。

    チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは前回、表彰台を獲得。この活躍もありランキング4位につけて日本GPを迎えることとなった。グランプリ参戦を開始した2011年以降、2012年と2013年にMoto3で2位、2014年にMoto2で2位、2016年にはMotoGPで3位を獲得して合計4回、表彰台に上っている。今年はその頂点を目指し、25ポイントを獲得してランキング3位との26ポイント差を縮めたい。

    ツインリンクもてぎは1997年、マシンテストを目的に建設された。全長4.8kmのコースには6つの左コーナーと8つの右コーナーが設けられ、様々なハードブレーキングと加速が何度も繰り返される。1999年に初めてJapanese Grand PrixとしてMotoGPを開催し、1年後にはPacific Grand Prixの名称で大観衆を集めた。2004年には鈴鹿サーキットに代わってMotoGPカレンダーに加えられ、再び日本GPを開催。以来、シーズン終盤の重要な一戦として位置づけられ、ここで数々のドラマが繰り広げられてきた。

    初開催されたタイGPで5位獲得と健闘したヨハン・ザルコは今週末、強い期待を胸にツインリンクもてぎへ向かう。アジア/オセアニア・ラウンド3連戦の初戦で、ライバルのC・クラッチローとD・ペトルッチを抑えてトップ・サテライトに返り咲くことが目標だ。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのチームメイト、ハフィス・シャーリンにもミッションがある。前回のタイで12位を獲得し、ここもてぎで自己通算16回目のグランプリに挑むシャーリンは、今回もまたポイントゲットを目指す。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ
    「タイGPのあと一度、イタリアへ戻り、自宅で1週間ほど過ごしました。そのなかでトレーニングを行って、このあとの3連戦に備えてきました。日本では何度も好成績を残してきたので、ここへ来るのはとてもいい気分です。コースとの相性もよく非常に気に入っています。でも昨年はずっと雨ばかりで、まさに悪夢のようでしたから、今年はドライコンディションを期待したいですね。私たちチームは、この日本GPのことだけではなく、ここからの3連戦をどう戦うかということを考えています。前回の好調が本物ならば、次の3戦もきっといいレースができるでしょう」

    マーベリック・ビニャーレス
    「ブリラムのレースのあとで思ったことは、このようなレースこそが本来の私たちなのだということでした。私たちは本来、いるべき場所に戻ってきたのです。チームの努力のおかげでマシンのセッティング変更が成功してフィーリングが向上。いくつかの変更が、ようやく実を結んだのだと感じました。タイではコーナー進入とコーナー途中でハイスピードを維持することができ、それが強みになりました。タイヤも重要な助けになってくれました。その他、荷重配分の変更もかなり役に立っていたと思います。その意味で、今回のもてぎでは、前回の好調の理由がタイヤだったのか、それとも設定変更だったのかをはっきりさせたいと考えています。もてぎはヤマハのホームグランプリで、私たちにとっても特別な場所です。いつも私たちをサポートしてくれるすばらしいファンの前で、いいパフォーマンスを見せたいと思います。とても楽しみです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「もてぎはヤマハ・チームのホーム・レースのようなもの。ここでのレースはいつでも特別な気持ちで迎えます。このトリプル・ヘッダーはシーズンが終盤に近付いていることを意味しているので、100%気持ちを集中していかなければなりません。ここからの数週間はライダーにとってもクルーたちにとっても非常に厳しいものになりますが、バレンティーノもマーベリックも体調は良い状態にあるので、アジアとオセアニアのファンにエキサイティングなレースをお見せすることができると確信しています。もてぎのストップ&ゴーの特徴はヤマハの得意とするところではありませんが、ふたりはこのコースに良い印象を持っています。金曜日のフリープラクティスが楽しみです」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ
    「もてぎはとてもいいコースです。2011年の125ccクラス、2015年のタイトル獲得、昨年のポールポジションなど、良い思い出もいろいろ残っています。もっとも、昨年のポールポジションのことは、ときどき忘れてしまうのです。昨年はウイーク中ずっと雨だったので、今回もしも好天に恵まれれば、私にとってはヤマハで初めてのドライ・コンディションということになるのですが、いずれにしても、きっと好成績を挙げられると信じています。前回のタイGPのようにトップに近づけるかどうかわかりませんが、もちろんそこを目指して戦いますし、もう一度、トップ5に入ることができればとても素晴らしいと思います。そしてトップ・サテライトが最大の目標です。ヤマハ、ホンダ、スズキといったビッグ・メーカーの母国で行われるレースは、コースもパドックも雰囲気が最高です。ここで速さをアピールしたいと思います」

    ハフィス・シャーリン
    「もてぎは大好きなコースなので、とても楽しみです。いいレースをしたいと思っています。また15位以内に入り、ベスト・ルーキーを獲得できるよう頑張ります。チームと私は、いつも一緒にハードワークに取り組んできて、今では非常に近い関係になっています。チームは私のスタイルを把握し、私もマシンの特性を前より理解できるようになりました。もてぎに到着するや、すぐさまフリープラクティスの準備ができているようにしたいと思っています。決勝で好スタートを切ってポイント圏内を目指すためには、予選でいいポジションを獲得しなければなりません。何度か後方からのスタートを経験し、序盤でトップに近づくことがとても難しかったので、今回こそは予選位置を前へ進め、中盤あたりにつけてスタートしたいと思います。今季2度目となるトップ10を目指し、ポイント獲得を最大の目標にして、その上でできるだけトップに近づきたいと思います」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「タイGPを終えて、アジア・ラウンドの2戦目、日本のもてぎツインリンクへやって来ました。MotoGPに参戦する3つのトップ・メーカーの地元ということで、日本でのレースはパドックの全員にとって非常に重要なものです。ここには歴史がありますし、多くのサプライヤーが携わっている特別な大会なのでプレッシャーも大きいですが、それだけに非常によくオーガナイズされた素晴らしい大会であることは間違いありません。我々のふたりのライダーはこのコースを気に入っており、ヤマハはいつも強さを発揮してきました。1年のなかでもこの時期は天候変化が激しいようですが、晴れて暖かい日はとてもすてきな場所です。ヨハンとハフィスが前回のタイと同じような好調ぶりを見せてくれることを期待しています」

  • 中上貴晶、2019年もLCR・ホンダからMotoGP参戦が決定

    中上貴晶、2019年もLCR・ホンダからMotoGP参戦が決定

    中上貴晶が、2019年シーズンもロードレース世界選手権(MotoGP)のMotoGPクラスに「LCR Honda IDEMITSU(エルシーアール・ホンダ・イデミツ)」から引き続き参戦することが発表された。

    中上貴晶は、2012年にMoto2クラスへ初参戦。ホンダが進めてきた、世界で活躍するアジア人ライダーを育成する取り組みの一環として、2014年からは「イデミツ・ホンダ・チーム・アジア(IDEMITSU Honda Team Asia)」より参戦し、これまでに2回優勝している。

    2018年は、MotoGPクラスに昇格し、LCR Honda IDEMITSUより参戦。現在ランキング20位(第15戦終了時点)につけ、ルーキー・オブ・イヤーの獲得を目指している。

    中上貴晶選手 | LCR Honda IDEMITSU
    「2019年もLCR Honda IDEMITSUでMotoGPに参戦できることを、本当にうれしく思います。多大な支援をいただいている出光興産さま、私を信頼して、戦える環境を用意してくれるHonda、HRCには感謝してもしきれません。LCR Honda IDEMITSUはプロフェッショナル集団で、最高峰クラスへのデビューシーズンに臨んだ私にとっては、最高のチームでした。代表のルーチョ、そしてチームクルーたちと引き続き戦えることがとてもうれしいです。新シーズンが待ちきれない思いですが、今週末のもてぎでのホームレース、そしてシーズン残りの戦いにも集中してがんばっていきます」

    ルーチョ・チェッキネロ | LCR Hondaチームプリンシパル&CEO
    「中上選手の最高峰クラスデビューシーズンをともに戦えることは光栄でしたので、出光興産さま、ならびにHondaとHRCが中上選手への支援を来シーズンも継続してくれることを本当にうれしく思います。MotoGPクラスへのデビューはライダーにかなりの苦労を強いますが、タカ(中上選手)は非凡な才能と学習意欲を発揮し、ルーキーの中では最高レベルの走りを見せてくれています。チームを代表して、出光興産さま、Honda、HRCへ感謝するとともに、タカとの新たな挑戦を成功させるべく全力を尽くします」

    ■中上貴晶(なかがみ たかあき) プロフィール
    生年月日:1992年2月9日 26才
    出身:千葉県
    身長・体重:174cm・64kg

    ■主な戦績
    2011年 全日本ロードレース選手権 J-GP2 チャンピオン
    2012年 MotoGP世界選手権Moto2 15位
    2013年 MotoGP世界選手権Moto2 8位
    2014年 MotoGP世界選手権Moto2 22位
    2015年 MotoGP世界選手権Moto2 8位
    2016年 MotoGP世界選手権Moto2 6位
    2017年 MotoGP世界選手権Moto2 7位
    2018年 MotoGP世界選手権MotoGP 20位(第15戦終了時点)

    ■LCR Honda
    チームプリンシパル&CEO:ルーチョ・チェッキネロ (Lucio Cecchinello)
    設立:1996年
    チーム拠点:モナコ公国

  • レッドブル、マックス・フェルスタッペンのMotoGPテストを許可せず

    レッドブル、マックス・フェルスタッペンのMotoGPテストを許可せず

    マックス・フェルスタッペンは、MotoGPバイクをテストしたいという願望をレッドブルから許可されなかったことを明かした。

    21歳になったマックス・フェルスタッペンは、今年初めにバイクの免許を取得しており、Daily Telegraph によると、ハーレーダビッドソンを購入したという。

    マックス・フェルスタッペンは「MotoGPバイクを試すことができるかどうかチームに聞いてみたんだ」とコメント。

    「レッドブルはMotoGPでスポンサーもやっているし、レッドブル・リンクやどこかでMotoGPを試してみたかった」

    「でも、彼らはチャンスはないと言った。完全にノーだとね。彼らはあまりに危険だと考えている。そりゃそうだよね」

  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    初開催となったMotoGP タイGPは、今季5度目のポールポジション(PP)を獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)との最終ラップの攻防を制し、今季7勝目を達成。総合2位で今大会2位のドヴィツィオーゾとの差を77点とし、3年連続5度目のタイトル獲得に王手をかけた。

    PPから好スタートを切ったマルケスは、ホールショットを奪うと4周目までトップを快走。その後、5周目にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、11周目にはドヴィツィオーゾが首位に立った。マルケスもドヴィツィオーゾに続き、ロッシをかわして2番手へ。その2人を追うロッシの3人がトップグループを形成した。

    わずかの差でカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)、アレックス・リンス(スズキ)、そしてダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が続き、トップグループは一時、8台まで膨れあがった。

    しかし、終盤はドヴィツィオーゾとマルケスの一騎打ちとなり、マルケスは何度も首位を奪うが、すかさずドヴィツィオーゾが抜き返すという大接戦。迎えた26周目、最終ラップで前に出たマルケスをドヴィツィオーゾが最終コーナーで逆転。しかし、クロスラインで立ち上がったマルケスが再逆転し、サーキットに集まった10万人の大観衆から大きな歓声と拍手が送られた。

    マルケスは、これまで最高峰クラスで4回のタイトルを獲得。そのうち2回は日本GPでタイトルを決めている。今年は、日本GPでの3度目のタイトル決定に期待が寄せられる。

    予選5番手からトップグループに加わり、前半4番手を走行したクラッチローは、終盤にかけてややペースを落とし7位。トップ集団に加わったペドロサは、16周目の5コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わった。

    予選13番手からシングルフィニッシュが期待されたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、暑さの中でブレーキが思うように機能せず14位、チームメートのトーマス・ルティは20位。中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、序盤3周目の最終コーナーで転倒。再スタートを切って22位だった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「今日はとてもうれしいです。このようなかたちでドビ(ドヴィツィオーゾ)を破ったのは初めてです。僕たちはほとんど同じペースだったので、僕の戦略はギャップを広げるためにアタックすることでした。そして最終ラップまでバトルすることを避けること。でもドビのペースはとてもよく、僕はフロントタイヤに苦戦していたので、それはできませんでした。その代りにタイヤをうまく使い、彼についていきました。正直、最終ラップへ入るときはあまり自信がありませんでした。なぜならこれまで彼との一対一のバトルで何度も負けていたからです。でも今回は役割が逆転しました。僕はドビのスタイルを使い、ドビはマルケススタイルでした。それがうまくいき最終コーナーで彼をオーバーテイクできました。すべてのライダーを平等に応援してくれるタイのすべてのファンの前でこのようなレースができて素晴らしい気分です。このスポーツがとても楽しく、レースウイークを通していい気分でした。彼らに本当に感謝しています。最初のマッチボールは日本になります。Hondaにとって唯一のホームグランプリなので最も重要なレースです。もちろん僕たちもベストを尽くしますが、もしそれが可能でなければ、目標はどこかでタイトル獲得を達成することです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 7位)
    「今日は素晴らしいレースでした。数周ですが、トップグループで戦うことができていいショーになりました。残念ながら前のライダーたちのペースをキープすることはできませんでした。ベストを尽くしましたが、15周走ったところでリアタイヤがかなり消耗したのを感じました。フロントタイヤのグリップのよさがリアに影響し、うまくグリップをマネジメントすることができませんでした。チームは戦闘的なマシンを僕に準備するためにいい仕事をしてくれました。レースを完走することはチャンピオンシップにおいて重要なことです。しかし、今回は、今シーズンの中では最悪なフィニッシュの一つになりました。以前、トップと6秒差で表彰台に立ったことがあるのですが、今日はトップと6秒差で7位というリザルトだったからです。でも、今はこれからの3連戦が楽しみです。日本はHondaのホームレースです。ベストを尽くします。もてぎは僕と相性がいいと思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 14位)
    「とても難しいレースでした。最初からトップスピードに苦しみ、集団の中では思ったように深くブレーキができませんでした。ポイント圏内に戻るのも難しいレースでしたが、なんとか貴重な2ポイントを獲得しました」

    トーマス・ルティ(MotoGP 20位)
    「序盤に大きなミスをしてしまい、それで自分のレースが滅茶苦茶になってしまったのが残念です。1周目の3コーナーで危ない瞬間がありました。ブレーキングのコントロールできず、芝生に入ってしまい、最後尾になってしまいました。その後、中上の転倒を避けるために6秒落としてしまいました。こうして僕のレースは終わってしまい、あとはとにかく走り続け、マシンをもっと理解することにつとめました。このような暑いコンディションではいいトレーニングになりました」

    中上貴晶(MotoGP 22位)
    「スタートして3周目の最終コーナーで転んでしまいました。完全に自分のミスです。いつもより、ちょっと突っ込みすぎてしまい、ブレーキを握ったままマシンを倒し込んだときに、路面のバンプにのってフロントから転びました。今日はタイヤの選択に悩みましたが、ミシュランのエンジニアのアドバイスもあり、最終的に前後ハードをチョイスしました。フリー、予選でもハードはちょっとフィーリングがよくなかったのですが、タイヤライフを考えればハードしかありませんでした。日本GP前のレースとしては残念な結果に終わりましたが、気持ちを切り替えてもてぎに挑みたいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP リタイア)
    「今日は、表彰台争いができるチャンスだったので、この結果はとても残念でした。一生懸命プッシュして、前に近付いているときにフロントから転倒してしまいました。バンプに当たり、セーブできませんでした。今日はスタートがレースに大きく影響しました。最初はクラッチに問題があり、そのすぐあとには、(ジャック)ミラーがインに入ってきて、2人ではらんでしまったからです。今日は、みんなハードリアを使わざるを得なかったので、最初の3周は、タイヤを温めるのに苦労しましたし、グリップがあまりありませんでした。速いリズムをつかむのに少し時間がかかりました。ポジティブなことは、そのあと力強いレースができて、トップグループに近付いたことです。いいチャンスがあったのですが、転倒で終わりました。次のレースではもっとうまくいくことを願っています」

  • MotoGP | ドゥカティ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    2018 MotoGP 第15戦のタイGPが10月7日にブリラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。決勝レースには100,000人以上の熱狂的なファンが詰めかけた(ウィークエンドでは延べ222,535人の観客を動員)。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、エキサイティングな走りで2位表彰台を獲得した。ウィナーのマルク・マルケス(ホンダ)とは最終ラップの最終コーナーまで激しバトルを繰り広げた。チェッカー時点のふたりの差は0.115秒にすぎなかった。

    チームメイトのホルヘ・ロレンソは、金曜日のフリー走行第2セッションでハイサイドにクラッシュ。右足首と左手首の負傷により今回のレースは欠場し、日本GPでの復帰を目指す。

    予選3番手のドヴィツィオーゾは、フロントローから力強いスタート。4周目まで3位を走行し、5周目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とともにマルケスをオーバーテイクして2位にポジションを上げた。

    11周目にはロッシを攻略して首位に。その後は、マルケスと抜きつ抜かれつのバトルを演じながらも、最終ラップまでトップをキープ。しかし、ターン5でオーバーテイクを許したドヴィツィオーゾは、最終コーナーのブレーキングで勇気溢れる最後のアタックに賭けたものの、再び首位の座は奪えなかった。

    ドヴィツィオーゾにとっては、今季7度目、8月に開催されたチェコGPから数えると5戦連続の表彰台フィニッシュとなる。

    今回のリザルトにより、ドヴィツィオーゾはランキング3位のロッシとのポイント差を22ポイントに拡げることに成功した。

    第16戦の日本GPは、10月19日~21日にツインリンクもてぎで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 2位
    「最終コーナーで優勝のチャンスを失ったが、今回の2位フィニッシュには大いに満足している。ほとんど首位を走っていたので、マルケスの走りを観察して、長所と短所を見極めることができなかった。ターン5では、マルケスがパスするのを阻止しようと試みた少しグリップを失った。それでもなんとかマシンをコントロールして、最終コーナーでは、ギリギリで仕掛けることができたものの、オーバーテイクできるほど接近していなかった。残念なのは確かだが、昨年はこのようなレイアウトのサーキットで優勝争いすることは考えられなかったので、同じ2位でもアラゴンより嬉しい。特にレース毎に進歩しているという手応えがあることに満足感を覚えている。エンジニアと一丸になって、いつも新しいアイデアを模索している。良い仕事ができているので、どのレースでも優勝争いに絡めている」

  • MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    初開催のMotoGP タイGPを迎え、ブリラムのグリッドは緊張と興奮に包まれていた。Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは26ラップのレースで終始トップグループでバトルし、ビニャーレスが3位表彰台、ロッシが4位を獲得した。

    ビニャーレスは4番グリッドからスタート後、大勢が競り合うなかで6番手へ後退。そこからすぐさま挽回を開始し、3ラップ目にヨハン・ザルコをパスして5番手、さらにトップグループを追ってペースを上げていった。

    トップ5がわずかに後続を引き離し、11ラップ目に前の3台が激しいバトルを展開する間にビニャーレスも一気に接近。しかしこれは同時に、後方グループからの追撃ももたらすこととなった。

    プレッシャーと戦いながら果敢に攻め続けるビニャーレス。トップ3が再びアドバンテージを広げようというところで素早くC・クラッチロー(ホンダ)をパスし、ロッシの後方4番手へ。残り6ラップでロッシをパスして3番手に上がり、さらにトップ2を追って行った。最後の3ラップはバトルが激しさを増し、ビニャーレスはA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)、M・マルケス(ホンダ)の背後にぴったりとついていた。しかし最終的にはわずかに届かず、トップから0.270秒差、2位から0.155秒差で3位を獲得した。

    一方のロッシは2番グリッドからポジションを維持して第1コーナーへ。序盤からアタックを開始してマルケスにプレッシャーをかけ、とくに第4セクションでは激しく攻め立てた。マルケスも懸命にロッシの追撃を振り払おうとするが成功せず、ついには5ラップ目、ここまでハイペースをキープし続けたロッシがトップに浮上した。

    11ラップ目、ドビツィオーゾとマルケスに抜かれて3番手に後退。残り7ラップではビニャーレスが追いつき、その1ラップ後には先行されたが、その後もテールにぴったりとついて逆転を狙う。ところが最終ラップの最終コーナーで離されてチャンスを逸し、トップから1.564秒差の4番手でチェッカーを受けた。

    この結果、シリーズポイントではロッシがトップに99ポイント差、2位に22ポイント差のランキング3位。ビニャーレスはランキング4位に浮上し、26ポイント差でロッシを追う。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングでトップから88ポイント差の3位。Movistar Yamaha MotoGPはトップに40ポイント差、2位に6ポイント差でチーム・ランキング3位につけている。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは初開催となったタイGPで5位獲得と健闘した。グリッド3列目から絶好のスタートで飛び出してトップグループに加わったあと、一時順位を落としたが、最終ラップで5位を奪い返してトップ・サテライトを獲得した。

    チームメイトのハフィス・シャーリンも同様に大活躍を見せた。18番グリッドからスタートして徐々にペースをつかむと、前を行くライダーたちを次々にパス。そしてゴールラインまで好調を維持してルーキー勢トップの12位でチェッカーを受け、貴重な4ポイントも手中にした。

    次回、第16戦は10月19日~21日、ツインリンクもてぎで開催される。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (3位)
    「思っていたより、決勝ではいい走りができました。序盤でクラッチローとバトルし、バレンティーノとも少し競り合い、その後も好調に走れました。このところ苦しい状況が続いていたので、今回はトップにここまで接近し、表彰台を獲得できたことに満足しています。今週末の私たちの仕事がよい方向へ進んだ結果なので本当にうれしく感じていますし、暑く、滑りやすい難しいコンディションのなかで、このようないい戦いができたことを評価したいと思います。マシンについては、ブレーキングでフロントを信頼できたことがよかったと思うので、次回以降もこれを維持できるよう努力を続けます。日本でもまた同じことができれば、確かに問題を克服できたことになるでしょう。安定性、精確性、集中力が大切です」

    バレンティーノ・ロッシ (4位)
    「私たちはこのウイークのなかで大幅に進化することができました。残念ながら表彰台には届きませんでしたが、それでも少なくとも、前の数戦よりは格段にいいレースができたと思います。すべてのセッションで常に上位をキープし、フロントローからスタートし、ハイレベルなバトルを展開することができました。大きな成果を得ることができたと思いますが、実際にはそれではまだ足りませんでした。ライバルたちのほうがもうちょっと速かったわけですから、今回のことはコースが私たちを後押ししてくれたせいなのか、あるいは本当に私たちが成長した結果なのかを、しっかり考えておく必要があるでしょう」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ビニャーレス選手とロッシ選手がそろってトップグループで戦う姿にワクワクしていました。2月のテストでも、またこのところの数戦でもかなり苦戦を強いられてきただけに、今回このような好成績を獲得できたことをとてもうれしく思います。チーム一丸となってよい仕事をし、困難を克服してきたのです。結果的にビニャーレス選手が3位、ロッシ選手が4位となったわけですが、ふたりそろって表彰台に上っていたとしたら、もっとよかったのですけれど…。いずれにしても、よい方向へと踏み出すことができたので、自信を持って次からの3連戦に臨めるでしょう。その1回目が日本GPで、ヤマハのホームレースとして非常に重要な一戦です。今回の勢いを維持できるようベストを尽くします」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (5位)
    「このコースが大好きです。2月のテストのときはとても好調だったものの、このレースウイーク中はなかなかペースが上がらず苦労しましたが、決勝は自分が思っていたほど調子は悪くありませんでした。そしてレースを楽しみ、上位についていくことができました。でも加速ではどうしてもライバルたちにかなわなかったので、ブレーキングで抜こうとしましたが、ビニャーレスとのバトル中にミスをしてポジションダウン。それでもペースよく追い上げることができ、激しくプッシュしてクラッチローをパス。次にペドロサが転倒するなど少しずつ順位を取り戻していったのです。このように非常に厳しい戦いでしたし、私にとってはともても難しいレースだったのですが、彼らにとっても同様なのだと思います。そして最後にリンスに追いついてバトルになったときには、打ち勝つ自信があったけれども、同時に決してミスをしないよう集中しました。最終的には彼が第9コーナーでわずかにはらみ、そこでインに入って5位に上がりました。ウイナーとの差もそれほど離れていないし、サテライト勢トップを獲得できたので、とても満足しています」

    ハフィス・シャーリン (12位)
    「またポイント圏内に戻ってくることができてとてもハッピーです。ウイーク初日のフリープラクティス第1セッションから昨日の予選まで、常に18番手でした。だから自分自身に少しがっかりしていたのです。でも決してあきらめたりせずにチームとともにハードワークを続けるなかで、彼らも僕を信じてくれました。僕にとってはチームからの信頼が、とても重要なことなのです。決勝序盤でマシンがオーバーヒートし、オイルの温度が上昇して十分なパワーが出なくなってしまいました。この状況を受け止めて対処方法を考えた結果、私はスリップストリームを使わないことを決めました。マシンが熱くなり過ぎていたからです。初めに中上をパス。次にモルビデリにも届くと思ったので追いかけてパスし、そのあともリズムをキープして走り切ることができました。次回以降もまた、モルビデリとのポイント差を縮めていくためにベストを尽くします。今回は2ポイント近づくことができましたが、あと5戦残っているので、毎回、彼の前でゴールできるようがんばります。マシンがよく走ってくれて、正しいタイヤチョイスができて、すべてがよい方向へ進み始めています。今は心からハッピーです」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「何というすばらしいレースでしょう! Monster Yamaha Tech3については、どこまで期待してよいかわからない状態でした。コンディション、路面温度の高さ、タイヤチョイスなど多くの不安要素が、おそらく誰にもあったと思います。ザルコ選手は勇敢にもフロントにミディアムを履くことを決断し、最終的にはこれが報われました。ラップタイムは最後まで落ちることはありませんでした。絶好のスタートから上位グループについていきましたが、不運にも第1コーナーでビニャーレス選手と接触してトップグループから離されてしまいました。ここからはゆっくりと、ペドロサ選手、リンス選手とともに少しずつ挽回していきました。そのあとペドロサ選手が転倒してクラッチロー選手がスローダウン。最後はラストラップでリンス選手をパスできるかどうかというところでしたが、ザルコ選手はそれを成し遂げたのです。5位は本当に見事な成績です。上位との差もわずかですし、ヤマハが3位、4位、5位を獲得して私たちはファクトリーライダーのすぐ後ろ。このようなことはもう長い間、経験していません。ザルコ選手、クラッチロー選手、ペトルッチ選手によるベストサテライトの戦いも激しさを増しています。このところ非常に厳しい状況が続いていただけに、今回の好成績を非常にうれしく感じています。このようなことがライダーをポジティブにしてくれるのです。だからザルコ選手は、ポジティブな気持ちで次の日本GPまでの時間を過ごすことができるでしょう。一方、シャーリン選手はスタートで出遅れてしまいましたが、見事なリカバリーを見せてくれました。そのラップタイムの速さには驚かされました。タイヤはトップライダーと同様のハード/ハードで、それをしっかりと使いこなしていました。そして多くのライバルをパスしていったのですが、イアンノーネ選手にだけはわずかに届きませんでした。今日のレースは、シーズンのなかでも最高のものだったと思います。ミサノとアラゴンでは苦戦し、私たちも希望を失いかけましたが、彼自身が不安を取り除いてくれたのです。彼は常に多くのことを学び、体調もしっかり管理しています。マシンにまったく問題がない状態だったとしたら、イアンノーネ選手の前に出ることも可能だったかもしれません。最後に、ふたりのライダーとMonster Yamaha Tech3のクルーを祝福します。1週間のブレイクのあと日本へ向かいますが、幸せな気持ちのまま荷造りを楽しみ、次もまたエキサイティングなウイークを過ごしたいと思います」

  • MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    初開催となったブリラム、チャン・インターナショナルサーキットで行われたMotoGP タイGP決勝は、激しい気温の上昇により、ライダーは暑さとの戦いを強いられ、またタイヤ選択が大きな鍵を握ることとなった。

    10万人を超える熱狂的ファンに見守られる中、午後2時に決勝がスタート。26周の熱く、厳しいレースが幕を開けた。

    2列目グリッドからスタートしたアンドレア・イアンノーネは、一斉に1コーナーに飛び込もうとする集団の中で行き場を失ってコースアウトし、後方4列目からスタートしたチームメイトのアレックス・リンスの前に入って、チームスズキエクスターライダーは9番手、10番手に。

    イアンノーネは必死でトップグループについていこうと粘るも、タイヤが消耗するに従いペースを維持できず、セカンドグループでバトルを続け、11番手でゴール。リンスは徐々に前をオーバーテイクしながら、レース中盤にトップグループに追いつき、グループの最後尾を走行。虎視眈々とポジションアップを狙い、残り10 周で5番手に。しかし、最終ラップにオーバーテイクを許し、6位でレースを終えた。

    アレックス・リンス (6位)
    「後方からのスタートだったから、とにかくトップからのギャップが広がらないように、最初から全開でプッシュしたんだ。でも前のライダー達と激しくバトルしたせいで、タイムもロスしちゃったし、タイヤも消耗しちゃったね。結果トップグループには追いつくことができなかったけど、後ろも離れていたので、少なくても5位か6位ではフィニッシュできると分かり、落ち着いて走ったよ。最後にひとつポジションを落としてしまったことは残念だったけど、今日のコンディションではこの結果はそんなに悪くないと思うんだ。ここ数レースは比較的順調に行っているし、次戦は僕にとってもチームにとってもとても大切な日本GPだから、この良い流れで、ぜひとも良いウィークにしたいね。」

    アンドレア・イアンノーネ (11位)
    「今日は本当にスタートが悪くて、最初の数周でかなりポジションダウンしちゃったんだ。週末良いペースで走れていただけに本当に残念だけど、とにかくスタートの失敗で全てを台無しにしてしまったよ。なんとか最後までセカンドグループに留まることはできたけど、ブレーキングでオーバーテイクするのは不可能だった。次の日本GPに行くのを心から楽しみにしているよ。どんなレース展開になるかは全く想像もつかないけど、少なくとも僕らのマシンとは相性の良いサーキットだし、僕らも今かなり良い状態だと思うから、きっと良いパフォーマンスを見せることができると思うよ。」

    河内 健 (テクニカルマネージャー)
    「前戦のアラゴンのレースが非常に良い結果だっただけに、今日のレースは残念な結果に終わったと言わざるを得ません。アレックスは最後までトップの見える位置でレースができたので、その点ではポジティブだったのですが、スタートポジションが悪かったこと、そしてレース序盤で良いポジションにいれなかったことが、この接戦ではハンデとなってしまったと思います。あとは最後にポジションをひとつ落としてしまったことも残念でした。アンドレアはこの週末ずっと良いペースだったのですが、スタートを失敗して序盤にポジションを下げてしまったので、そこからリカバリーするのが難しかったようです。全体には厳しいレースでしたが、次は私達スズキのホームレースとなる日本GPもてぎなので、今日の結果をしっかり反省し、また表彰台争いに戻れるよう全力を尽くしたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「予想通りかなり厳しいレースになりましたが、アレックスはうまくレースをマネージメントしたと思います。しかし後方のグリッドからスタートしたために、序盤に他のライダー達よりプッシュしなくてはならず、そのためにタイヤを消耗させてしまいました。しかしそれでも彼は積極的にオーバーテイクし、トップ6でゴールすることができたので、予選ポジションを考えれば上出来だったと言えるでしょう。アンドレアはスタートを失敗してしまったせいで、それを取り戻そうと、序盤にタイヤに負担を掛けすぎてしまいました。トップグループから大きく離されることはなかったものの、追いつくことは不可能で、11位という悔しい結果となってしまいました。今日のレースは難しいレースになることを覚悟していたので、この結果を踏まえつつ、気持ちを切り替えて次戦の日本GPに挑みたいと思います。」

  • MotoGP 第15戦 タイGP 結果 | マルク・マルケスがポール・トゥ・ウィン

    MotoGP 第15戦 タイGP 結果 | マルク・マルケスがポール・トゥ・ウィン

    MotoGP 第15戦 タイGPの決勝レースが10月7日(日)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケスが今季7勝目を挙げた。

    気温32度、路面温度49度のドライコンディションの中、ポールポジションからスタートしたポイントリーダーのマルク・マルケスはゴールラインまで繰り広げられた優勝に競り勝ち、2戦連続7勝目。今季3度目のポール・トゥ・フィニッシュ、最高峰クラスで42勝目、キャリア通算68勝目を挙げた。

    2位には0.115秒差で、アンドレア・ドヴィツィオーゾが入り今季7度目の表彰台を獲得。3位にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)が入り、第9戦ドイツGP以来今季4度目の表彰台を獲得した。

    以下、バレンティーノ・ロッシ、ヨハン・ザルコ、アレックス・リンス、カル・クラッチロー、アルバロ・バウティスタ、ダニロ・ペトルッチ、ジャック・ミラーがトップ10入り。

    14番グリッドの中上貴晶(LCR・ホンダ)は、3ラップ目に今季12度目の転倒を喫したが、レースに復帰して2周遅れで完走した。

    残り4戦100ポイントのタイトル争いとなったチャンピオンシップは、総合1位マルク・マルケスと総合2位アンドレア・ドヴィツィオーゾのギャップが72ポイント差から77ポイント差に拡大。

    次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで19日に初日、21日に決勝レースが行われる。

    2018年 MotoGP 第15戦 タイGP 決勝 結果

    順位 No. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    3 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    4 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    5 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    6 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    7 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    8 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム
    9 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング
    10 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
    11 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    12 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3
    13 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    14 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    15 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    16 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    17 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム
    18 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
    19 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング
    20 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    21 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    22 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
      26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム