カテゴリー: MotoGP

  • MotoGP 第15戦 タイGP 予選 | マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP 第15戦 タイGP 予選 | マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP 第15戦 タイGPの公式予選が10月6日(土)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。

    気温31度、路面温度50度のドライコンディションの中、マルク・マルケスは1分30秒863をマーク。20113年から始まった予選方式で初めて公式予選1を突破したライダーがポールポジションを獲得した。

    2番手には0.011秒差でバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が入り、第10戦チェコGP以来、今季4度目の1列目に進出。3番手には0.139秒差でアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が入り、2戦連続5度目の1列目を確保した。

    以下、マーベリック・ビニャーレス、カル・クラッチロー、アンドレア・イアンノーネ、ダニ・ペドロサ、ヨハン・ザルコ、ダニロ・ペトルッチ、ジャック・ミラーがトップ10入り。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、公式予選1で4番手。明日の決勝レースを5列目14番グリッドから迎える。

    2018年 MotoGP 第15戦 タイGP 予選 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分30秒088
    2 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分30秒099
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分30秒227
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分30秒328
    5 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分30秒356
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分30秒419
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分30秒458
    8 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分30秒471
    9 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分30秒599
    10 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分30秒660
    11 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分30秒738
    12 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分30秒976
    13 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分30秒923
    14 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分30秒995
    15 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分31秒207
    16 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分31秒243
    17 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分31秒374
    18 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分31秒389
    19 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分31秒399
    20 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分31秒686
    21 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング 1分31秒819
    22 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分31秒830
    23 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分31秒835
  • MotoGP | ホルヘ・ロレンソが転倒による負傷でタイGPを欠場

    MotoGP | ホルヘ・ロレンソが転倒による負傷でタイGPを欠場

    ドゥカティ・チームは10月6日(土)、MotoGP 第15戦 タイGPのフリー走行2回目で転倒を喫して、左手首と右足首を負傷したホルヘ・ロレンソが決勝レースを含む2日目以降のセッションを欠場することを発表した。

    ホルヘ・ロレンソはチームのホスピタリティでメディアデブリーフィングを行い、ブリーラム市内の病院で受けた精密検査の結果、左手首の橈骨(とうこつ)にひびが入っていることを明かし、リスクを回避することを説明した。

    ホルヘ・ロレンソは、2週間後にツインリンクもてぎで開催される第16戦日本GPでの復帰に向けて治療とリハビリに専念する。

  • MotoGP 第15戦 タイGP | アンドレア・ドヴィツィオーゾが初日総合1番手

    MotoGP 第15戦 タイGP | アンドレア・ドヴィツィオーゾが初日総合1番手

    MotoGP 第15戦タイGPのフリー走行が10月5日(金)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がトップタイムをマークした。

    気温30度、路面温度54度のドライコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィオーゾは1分31秒090を記録して、今季19度目のトップタイムをマーク。第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来今季6度目の初日総合1番手に進出した。

    2番手には0.031秒差でマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)。3番手には、0.074秒差でカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)が入った。

    マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、上位陣で唯一タイヤを履き替えずに0.098秒差の4番手。以下、ダニロ・ペトルッチ、アンドレア・イアンノーネ、アルバロ・バウティスタ、ダニ・ペドロサ、バレンティーノ・ロッシ、ヨハン・ザルコがトップ10入り。

    フリー走行1で8番手だった中上貴晶は、0.624秒差の13番手。フリー走行1で17番手のホルヘ・ロレンソは、3コーナーで今季6度目の転倒を喫して、0.937秒差の16番手だった。

    2018年 MotoGP 第15戦 タイGP フリー走行2回目 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分31秒090
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分31秒121
    3 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分31秒164
    4 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分31秒188
    5 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分31秒238
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分31秒256
    7 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分31秒378
    8 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分31秒385
    9 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分31秒398
    10 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分31秒421
    11 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分31秒486
    12 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分31秒647
    13 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分31秒714
    14 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分31秒841
    15 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分31秒929
    16 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分32秒027
    17 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分32秒067
    18 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒177
    19 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分32秒403
    20 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分32秒475
    21 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分32秒650
    22 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分32秒661
    23 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分32秒989
    24 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング 1分33秒503
  • MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 初日レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、アジア/オセアニア・ラウンドの初戦をタイのチャーン・インターナショナル・サーキットでスタート。

    ふたりは午前中のフリープラクティス第1セッションで1-2を獲得。午後からの第2セッションでも好調を維持し、それぞれ総合2番手と9番手で初日を終えた。

    ビニャーレスは順調にウイークをスタート。第1セッションの序盤からペースを上げ、1分32秒台を連発して6番手に浮上した。そのまましばらくポジションの変動はなかったが、セッティングを調整しセッション終盤にタイムアタックを試みると1分31秒220へ更新。これで2番手以下に0.270秒の差をつけトップに立った。

    第2セッションも同様に好調をキープ。周回を重ねるごとにマシンのフィーリングが向上し、少しずつペースも上がってゆく。しかし数台がタイムアタックを始めたところで転倒車があり、レッドフラッグが提示されてセッションは中断。再スタート後の残り12分では当初は8番手にとどまったが、再びアタックを行い暫定トップに浮上した。最終的には0.031秒差で逆転されたものの、1分31秒121のタイムで2番手となっている。

    一方のロッシはコースを観察しながら慎重なスタートを切った。第1セッション序盤はベースセッティングを追求し、後半で好感触をつかむと終盤で1分32秒台をマーク。そこからはラップごとに自己ベストを更新して1分31秒490のベストラップを記録し、これでビニャーレスに0.270秒差と迫る2番手に浮上し、ヤマハの1-2となった。

    第2セッションでは新型カウルを初めてテスト。赤旗中断後のセッション終盤にはそのフィーリングにも慣れてきたため、リアにソフトタイヤを装着してタイムアタックを開始した。まもなく1分31秒528を記録して2番手に浮上。さらに1分31秒398へと短縮したが、全体のペースが上がるなかでポジションをキープすることができず9番手に後退した。トップとの差は0.308秒。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは、チャーン・インターナショナル・サーキットで行われた初めてのフリープラクティスでトップから0.566秒差の6番手を獲得。フリープラクティスの第2セッションではラップタイムを更新してトップとの差を0.331秒まで縮めたが、順位では10番手に下げてウイーク初日を終了した。

    チームメイトのハフィス・シャーリンは第1セッションで少しずつリズムをつかみ、午後からの第2セッションでは0.593秒ほど短縮。ザルコから0.756秒遅れの18番手につけており、明日の午前中に行われるフリープラクティス第3セッションでさらなるペースアップを目指す。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合2番手/1分31秒121)
    「第1セッションでトップ、第2セッションで2番手を獲得することができました。まだ1日目なので、これを決勝でも再現できるというわけではありませんが、前回のアラゴンと比べれば、フィーリングはずっとよくなっていることは確かです。セッティング変更がうまく機能していおり、少なくとも僕の場合はハード・タイヤでよい走りができました。開幕前のテストやこのところの数戦とは感覚がまったく異なっています。これまでとは違う方向へと進んでいて、その結果として今日の両セッションで好結果を導き出すことができたのです。明日はさらに前進できるよう期待します」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合9番手/1分31秒398)
    「午前中のセッションではマーベリックと僕が1-2を獲得し、予想よりもよい結果となりました。しかしこのときはセッション終盤で多くのライダーが新品タイヤを使っていなかったのです。マーベリックは午後からの第2セッションでも好タイムを記録。僕のほうは何度かミスもあり、あまりいいタイムを出すことができませんでしたが、それでも10番以内に入れたのは良かったと思っています。課題はいくつかあり、とくにリアタイヤの選択が重要な鍵となりそうです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「大きな成果を見ることができました。ライバルに追いつくために初日を好調にスタートする必要がありましたが、今日はそれを達成できました。アラゴンのあと対応策を練ってきた成果が現れたのだと思います。私たちはフリープラクティス第1セッションでベースとなるセッティングを作り上げ、ライダーたちが気持ちよく乗れるようになったことで1-2を獲得。これがチームの自信につながりました。そこで午後からのセッションでは新型カウルとタイヤオプションのテストを行いました。オフシーズン中のテストのときとはスペックが異なっているので、これはどうしても必要な作業でした。全体的には順調に初日を終えることができたと思っていますが、まだ判断するには早すぎるでしょう。明日もこの好調を維持できるようハードワークを続けます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合10番手/1分31秒421)
    「ウイーク初日としては順調です。ここブリラムでの走りを楽しむことができています。フリープラクティス第1セッションは上々のできだったので第2セッションではユーズドタイヤを試してみましたが、このときは、あまりフィーリングはよくなく、苦戦することとなりました。しかし敢えてこのようなトライをして、チームとともに問題を解決したかったのです。最後にはニュータイヤを履いてラップタイムを更新。10番手とぎりぎりのところでしたが、何とかそこに入れたことはよかったと思います。トップとの差はわずかコンマ3秒ほどで大勢が非常に接近しています。この暑さのなかではマシンのフィーリングがとても重要なので、それを重視しながらさらに上を目指します」

    ハフィス・シャーリン (フリー走行総合18番手/1分32秒177)
    「フィーリングはよく、ラップタイムもかなり速かったのですが、ポジションアップにはつながりませんでした。マシン自体は好調なので、あとはコーナリングとコーナー立ち上がりのパフォーマンス向上のためにセッティング変更を試します。明日までにきっと何らかの答えが見つかるでしょう。ウイークポイントを取り除くためにチームみんなで懸命に作業を続けています。僕自身も、今日はフィーリングがよかったとはいえ常に前進するためにハードワークが必要であることをよく理解しています。明日はラップタイムを更新し、トップに近づきたいです」

  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 初日レポート

    初開催となったMotoGP タイGPのフリー走行は、終日、青空が広がり、最高気温30℃、路面温度が54度を記録する、熱帯地方特有の厳しいコンディションの中で行われた。タイGPが開催されるチャーン・インターナショナル・サーキットは、2月に3日間の公式テストが行われており、各チームともに2月のデータを基に走行を開始、厳しい条件の中で、トップから1秒差に17台という大接戦となった。

    その中でカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、2台のRC213Vをフルに活用、異なるセットアップに取り組みながら、3番手と上々のスタートを切った。2月の公式テストのベストタイムにはとどかなかったが、フィーリングはよく、セットアップも順調に進み、土曜日の予選、そして日曜日の決勝に向けて手応えをアピールした。

    2月のテストで1分30秒台で連続ラップを刻んでいるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、順調にセットアップを進めた。FP1、FP2の総合タイムでは4番手だったが、今大会も1セッション1セットのタイヤで連続走行を行い、ベストタイムは4番手だが、内容では今大会もポールポジションを狙えるものだった。今大会の結果では、タイトルに王手がかかるマルケス。「コース上では走ることに集中する」とコメントしている通り、着実にセットアップを進めた。

    2月の公式テストでトップタイムをマークしているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は8番手。FP1、FP2とタイヤテストに集中し、着実に前進した。前戦アラゴンGPでは、表彰台争いに加わり5位でフィニッシュ。今季初の表彰台獲得の期待が膨らむ。

    後半に入って調子を上げているフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が12番手。ウインターテストのときに比べ、確実に成長していることを感じ取る一日になり、今季3回目のQ2進出に闘志を燃やす。

    ウインターテストで10番手につけた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、FP1で8番手、FP2で13番手へとポジションを落としたが、大接戦の中で順調にセットアップを進めた。2月のテストとは、コンディションが違うためにタイヤテストに集中、土曜日は2戦連続4回目のQ2進出に挑む。

    14戦を終えてノーポイントのトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は22番手。今大会もポイント獲得を目標に全力で挑む。

    カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)
    カル・クラッチロー 「2月にここでテストを行ったときよりも路面コンディションが悪いように感じました。しばらく使われていなかったせいかもしれません。それ以外では、フィーリングもよく、マシンもうまく機能しました。今日は2つのセッティングを試しました。一つはいつものマシンで、もう一つはテストを行ったときのマシンです。いつものマシンの方が感触がよかったように感じます。明日も引き続き一生懸命がんばらなければなりません。残念ながら僕たちのタイムはトップ10に残るためには十分ではないので、明日の午前中のFP3で、またがんばらなければなりません。しかし、全体的にマシンはフィーリングはよく、チームはいい仕事をしています。ホルヘが転倒するというアクシデントがありましたが、無事であることを願っています。大きな転倒でした。決して見たいと思うようなものではありません。とにかく、自分の仕事に集中しなければなりません。そして、できる限りベストな仕事をして、トップ5でフィニッシュできるようにがんばります」

    マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
    「今日はマシンのフィーリングがよかったです。暑い一日でしたが、耐えられない暑さではありませんでした。今大会もこれまでと同じように取り組み、タイヤやマシン、電気系のセットアップ、そして路面コンディションを理解するために周回しました。もちろんプッシュしましたが、セットアップのプランを頭においてのプッシュでした。午前中は少し滑りやすい路面でしたが、一日を通してよくなっていきました。ラップタイムはテストの時より遅いですが、これはテストの時と違うリアタイヤを使っているためだと思います。そのため基本的にセットアップをそれに合わせる必要があります。とにかく、ここまでいい仕事をしています。レースペースは快適です。明日は自分のポジションがもっとクリアになると思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 8番手)
    「今日はタイヤや路面コンディションを理解するために一生懸命取り組みました。路面コンディションは、FP1よりFP2と徐々によくなりました。グリップとトラクション、そして耐久性のベストな妥協点を見つけることが重要になってくるので、ミシュランが持ってきたいくつかのタイヤのスペックを試しました。明日も引き続きこれに取り組まなければなりませんが、今のところいい仕事ができていると思います。徐々に感触はよくなっています。引き続き前進していかなければなりません」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 12番手)
    「ここではタイヤのチョイスが4つあり、レースへ向けて正しい選択をすることが重要になってくるので、タイヤのパフォーマンスをチェックすることにかなり時間を費やしました。また、プレシーズンのときに比べていろいろ改善させることができたので、全体的にいい日でした。テストで走った経験があるので、より自由に走ることができました」

    中上貴晶(MotoGP 13番手)
    「FP1が8番手だったので、13番手までポジションを落としたのは残念でした。しかし、タイムがすごく接近しているので、ミスをせず、明日のFP3ではしっかりまとめてQ2に進出したいです。今日はトップ10までが0.3秒差。トップから1秒差に16台という接戦。ワンミスが決定的にタイムに影響するので、しっかりチャンスをいかしたいです。今日の課題は3コーナー。ライン取りが難しく、ここでちょっとタイムをロスしています。ウインターテストより、全体的にタイムが遅いので、明日はまだまだ上がることが予想されます。しっかりデータをチェックして明日に備えたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 22番手)
    「FP2でタイムを更新したのはよかったのですが、同じポジションだったことに少しフラストレーションがたまりました。午後はマシンの感触がかなりよくなりました。明日の予選でまた前進できるように引き続きがんばります。今日はかなり走り込みましたが、もっと速くなる必要があります。FP2は本当に暑くて、こういうコンディションになったら、ライダーにとってもタイヤにとっても厳しいレースになると思います」

  • MotoGP | ホンダ、「日本グランプリ ファンミーティング」を開催

    MotoGP | ホンダ、「日本グランプリ ファンミーティング」を開催

    ホンダは10月16日(火)に10月21日(日)に開催される「2018 FIM MotoGP 世界権シリーズ第16戦 MOTUL 日本グランプリ」に参戦する、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとダニ・ペドロサ、LCR Honda CASTROLのカル・クラッチロー、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶を迎えて、ファンミーティングをHondaウエルカムプラザ青山で開催する。

    第14戦のアラゴンGPでは、マルケスが大会3連覇で今季6勝目を挙げ、ペドロサは今季ベストタイの5位でフィニッシュ。アラゴンGPを終えてマルケスは、次戦タイGPの結果次第ではタイトル王手となる。

    当日の司会には、ピエール北川さんを迎え、日本でも大注目のHondaライダー4名に日本でのレースに対する想いなどを聞き出していくう。イベント後半では、会場の皆様からも直接質問をいただく時間が設けられる。

    2018 FIM MotoGP 世界権シリーズ 第16戦 「MOTUL 日本グランプリ ファンミーティング」
    ■開催日時:
    2018年10月16日(火) 15:00~16:00(予定)

    ■ゲスト:
    Repsol Honda Team マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ
    LCR Honda CASTROL カル・クラッチロー
    LCR Honda IDEMITSU 中上貴晶

    ■司会:
    ピエール北川氏、Hondaスマイル

    ■内容:
    トークショー、フォトセッションなど

    ■入場料:
    無料(座席数150席。座席指定なし。先着順)

    ■ご来場にあたっての注意事項
    ※当日のウエルカムプラザの開館時間は10:00~18:00となっております。
    ※当館の駐車/駐輪場には限りがあります。なるべく公共交通機関のご利用をお願いいたします。なお、満車の場合は駐車をお断りする場合がございます。
    ※館内への飲食物のお持ち込み、ペットを連れてのご入館はご遠慮ください。
    ※イベントスケジュールは予告なく変更する場合がございます。
    ※イベント当日は、取材カメラが入る関係で、ご来場のお客様の個々の肖像権については、ウエルカムプラザ青山に帰属することをご了承ください。
    ※10月16日のASIMO&UNI-CUBのデモンストレーションはございません。
    ※四輪車、二輪車の展示車両も少なくなる予定です。展示車に関する詳細なお問合せは、ご面倒ですが03-3423-4118までご確認ください。

  • ホンダ、F1とMotoGPの日本GPをテーマにした特別展示を開催

    ホンダ、F1とMotoGPの日本GPをテーマにした特別展示を開催

    ホンダは、10月7日(日)に開催される「2018 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 Honda日本グランプリレース」と、10月21日(日)に開催される「2018 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL 日本グランプリ」をテーマとした特別展示「Honda Racing JAPANESE GRAND PRIX EXHIBITION 2018」をHondaウエルカムプラザ青山で開催中している。

    今回、特別企画として、鈴鹿サーキットの「130R」と、ツインリンクもてぎの「90度コーナー」を館内に再現。2つの名物コーナーを一度に観られるのは、ウエルカムプラザ青山だけとなる。

    さらに、記念撮影用のポディウム(表彰台)も用意。「青山でサーキットの雰囲気を感じていただいたあとは、ぜひサーキットで本物のレースを体感してください!」としている。

    展示車両 カテゴリー 展示期間
    Red Bull Toro Rosso Honda STR13 Prototype F1 9月25日(火)~10月2日(火)
    Repsol Honda RC213V(#26) MotoGP 9月25日(火)~10月21日(日)
    RC213V-S – 調整中

    体験コーナー カテゴリー 期間
    なりきりMotoGPライダー(フルバンク体験) MotoGP 10月13日(土)、14日(日)
    RC213V パーツ体感
    (ホイール、マフラー、カウル等)
    MotoGP 9月25日(火)~10月21日(日)
    ポディウム(表彰台)撮影コーナー – 9月25日(火)~10月21日(日)

    ■ご来場についての注意事項
    ※展示内容は、予告なく変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
    ※当館の駐車/駐輪場には限りがあります。なるべく公共交通機関のご利用をお願いいたします。なお、満車の場合は駐車をお断りする場合がございます。
    ※四輪車、二輪車などの展示車両も少なくなる予定です。展示車に関する詳細なお問い合わせなどは、ご面倒ですが03-3423-4118までご確認ください。
    ※当日はASIMO & UNI-CUBデモンストレーションは11:00~の1回となりますので、あらかじめご了承ください。

  • ホルヘ・ロレンソ、マルク・マルケスに怒り「確信犯でやっている」

    ホルヘ・ロレンソ、マルク・マルケスに怒り「確信犯でやっている」

    ドゥカティのホルヘ・ロレンソは、MotoGP 第14戦 アラゴンGPのオープニングラップで行く手を阻む走りをしたマルク・マルケス(ホンダ)を“確信犯でやっている”と批判した。

    ポールポジションからスタートしたホルヘ・ロレンソは、ターン1のブレーキングでアウトのダート側に膨らみ、リアのコントロールを失ってハイサイドを起こし激しくクラッシュ。ロレンソは、自力で立ち上がったものの、足を引きずっており、サーキットのメディカル・センターに搬送された。

    診断では、右足親指を脱臼し、第2中足骨に複雑骨折があることが判明。医師は、即座に右足をギブスで固定した。

    「失望感と同時に怒りを覚えている」とホルヘ・ロレンソはコメント。

    「良いレースができると確信していたうえ、優勝争いもできると思っていた」

    「スタートは良かった。マルケスと同じラインを取ったが、彼は最初のコーナーでブレーキングを遅らせたため、ワイドにラインを取らざるを得ず、しかも彼に行く手を阻まれる格好になった。他のライダーに抜かれまいとダートの上でアクセルを開けたら、リアがスライドしてクラッシュする羽目になった」

    「マルケスがああいう走り方をするのは今回が初めてではない。彼は他のライダーのことを気にしないし、しかも確信犯でやっている。レース・ディレクションに話をすることはないが、再びこのようなことが起こって欲しくない」

    ホルヘ・ロレンソは、10月5日~7日にブリラム・サーキットで開催予定のタイGPには参戦できると回復に自信を覗かせた。

    「足の親指を脱臼して、他の骨には骨折があるので、完治までどのくらいかかるか見極める必要がある。タイGPまでには治って欲しい。今回もポイントを獲得できなかった上に、怪我をした状態でアラゴンを去ることになり、本当に残念だ。悲しいし、ガッカリしている」

  • MotoGP | ホンダ 第14戦 アラゴンGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第14戦 アラゴンGP 決勝レポート

    MotoGP 第14戦 アラゴンGPの決勝レースは、レースウイークを通じて最も気温も路面温度も上がり、厳しいコンディションの中でスタートが切られた。その中で予選3番手につけたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、決勝に向けて調整してきたハードコンパウンドのリアタイヤのフィーリングが完ぺきでなかったことから、ウォームアップのあとでソフトを選択することを決断。チームとの間で長いミーティングを行い、チームも最終的にマルケスの判断を尊重、フロントにハード、リアにソフトを履いてレースに挑んだ。

    結果的にそれが功を奏し、23周を通じて安定した走りが実現。中盤まではアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)をピタリとマーク。後半はスズキ勢の2人、アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスを加えた4台でトップグループを形成するが、終盤トップに立ったマルケスが後続の追撃を振りきり、今季6勝目を達成した。これにより、後半戦に入って連勝を続けてきたドゥカティ勢の連勝は「3」でストップ。総合2位で今大会2位のドヴィツィオーゾとの差を67点から72点へと広げ、マルケスはタイトル獲得まで、あと一歩に迫った。

    大会3連覇、最高峰クラスで通算4回目の優勝を達成したマルケスは、サーキットに集まった大勢の地元ファンの声援を受け、満面の笑みを浮かべた。

    チームメートのダニ・ペドロサも今季ベストタイの5位でフィニッシュした。トップグループを形成した4人には少し遅れを取ったが、後続の追撃を完全にシャットアウトするすばらしい走りを披露。2年連続の表彰台獲得は果たせずも、アラゴンGP最後のレースで好走を見せたペドロサには、ファンから大きな拍手が送られた。

    予選13番手もグリッドペナルティーにより、19番グリッドから決勝に挑んだフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、すばらしい追い上げを見せて11位でフィニッシュした。今大会は初日から好調な走りを見せていたが、決勝でも厳しいグリッドからの追い上げに、ファンは大喜びだった。そのモルビデリと最後まで激しい戦いを展開した中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が12位。Moto2時代からのライバルに遅れを取り、悔しいレースとなったが、次戦からのアジアラウンドを迎えるにあたり、上り調子の走りで手応えをアピールした。

    トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が17位でフィニッシュ。初ポイント獲得にあと一歩まで迫った。15位のカレル・アブラハム(ドゥカティ)とは2秒差と、着実に初ポイント獲得が視野に入っているだけに、次戦タイGPでの走りに期待される。

    予選4番手から2戦連続表彰台の期待が寄せられたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、スタート直後に転倒したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)を回避するために8番手へとポジションを落とし、その遅れを取り戻そうとした5周目の1コーナーで転倒、リタイアとなった。

    今大会を終えてマルケスは、次戦タイGPの結果次第ではタイトル王手となる。コンストラクターズタイトルでも、今大会の優勝でドゥカティとの差を28ポイントへと広げ、チームタイトルでもドゥカティとの差を29ポイントに広げた。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「今日はリスクを負ってもいいと思い、朝、目を覚ましました。レースウイーク中はハードのリアタイヤであまりフィーリングがよくなかったので、ウォームアップのあとにソフトタイヤを使いたいとチームに話しました。それから長いミーティングが始まり、話し合いが続きました。最終的にソフトで行くことにし、レースに勝つことができました。チームに対して、賭けに出ることを説得できたからです。結局、正しい選択でした。レースではいいスタートを切りましたが、そのあとすぐに汚れている路面で転倒しそうになりました。そのため、ブレーキを離して少しはらまなければなりませんでした。ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が転倒していたことには最後まで気づきませんでした。とにかくアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)やアンドレア・イアンノーネ(スズキ)とのバトルはとてもタイトでした。たいへんなバトルでしたが、限界は超えませんでした。これがMotoGPです。今日はファンが楽しめるレースになったと思います。モーターランド・アラゴンは大好きなサーキットの一つですがプレッシャーは高く、毎日やることがたくさんあります。しかし、楽しく走ることができました。いいコースですが、難しいサーキットです。それでも集中力を維持して、チームとうまく仕事に取り組み、ついにドゥカティの勢いを止めることができました。午前中はDrakeの『In my feelings』を聞き、ウイニングランではこの曲のことを考えました。とにかく、今まで以上に落ち着き、レースウイークをうまく過ごさなければなりませんでした。なぜならタイトルを獲得したいからです。そのためには完全に集中しなければなりませんでした」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
    「今日はほかのレースのときよりも戦闘的になれたと思います。そしてトップグループに近づけたと思います。残念ながら、今日のレースのカギはタイヤの選択だったと思います。自分のライディングもペースもよかったのですが、グリップがあまり高くなく、ハードリアタイヤがプラクティスのときと同じグリップを発揮できなかったのが残念でした。もしかしたら、今日の路面コンディションにはソフトの方がよかったかもしれません。毎周、コンマ数秒タイムを落としました。ほかのライダーにもついていけませんでした。それがなければ表彰台争いはもちろん、優勝も狙えたと思います。一歩一歩、少しずつ前進しています。次のレースではもっと速くなれるようにしたいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 11位)
    「今日はいい仕事ができました。それと同時に、チームがレースウイークを通していい仕事をしてくれたことを証明できました。残念ながらグリッドペナルティーで19番手からのスタートになってしまいましたが、かなりのポジションをリカバーすることができて、11位を獲得できました。とてもうれしく思っています。チームのサポートがなければこの結果は出せませんでした」

    中上貴晶(MotoGP 12位)
    「ベストリザルトタイの12位でしたが、正直、内容がよくなかったのであまりうれしくありません。今日は前後ハードでいったのですが、フロントに問題があり、特に左コーナーのブレーキングで問題を抱え、ペースを上げられませんでした。そのタイミングでほかのライダーに前を抑えられ、なかなか抜けなくなりました。今日はトップ10を狙っていました。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に抜かれ、その後、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)にも抜かれましたが、マーベリックの前でゴールできたんじゃないかと思います。悔しさの残るレースですが、予選ではソフトを使えるようになるなど、成果はありました。しかし、正直もったいないレースをしてしまったという気持ちです。ほかの選手のペナルティーで一つグリッドが上がって11番グリッドだったので、もう少し上のリザルトを残したかったです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 17位)
    「ポイント獲得まであと少しだったので、それを逃してしまい残念です。スタートからリズムがとてもよく、ロレンソが転倒したときにインサイドにいたのはラッキーでした。レース中盤、タイヤに問題が出るまではいいペースがありました。残り4周では、リアホイールに少し振動がありました。レース序盤でタイヤをセーブする方法を見つけなければなりません。このような暑いコンディションのレースで多くのことを学びました。今後のレースに役立つと思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)
    「いいスタートを切ることができましたが、ホルヘが僕の前で転倒して、ポジションを9番手から10番手まで落としてしまいました。彼のせいではありません。あれはレースアクシデントの一つです。彼に当たってしまうと思ったので、止まらなければなりませんでした、そのあと追い上げましたが、ウォームアップの1コーナーで転んだマルクのような転倒をしてしまいました。ブレーキングで突然、グリップを失いました。レースではかなりいい感触がありました。自分のペースには満足しています。必要であればもっと速く走れると思いました。でも長いレースだということが分かっていたので、自分のポジションをしばらくキープしました。それから数周でアレイシやダニに追いつきました。転ばなければ、表彰台争いもできたかもしれません。でもドヴィやマルクの走りはすばらしく、スズキ勢も今日はいい走りをしていたので、厳しいレースになっていたかもしれません。でも転倒してしまったので、今は次のタイに気持ちを切り替えたいです」

  • MotoGP | ヤマハ 第14戦 アラゴンGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 第14戦 アラゴンGP 決勝レポート

    猛暑に見舞われたMotoGP アラゴンGP決勝。この過酷な環境のなかMovistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシは6列目から、マーベリック・ビニャーレスは5列目からスタートし、23ラップを走り切ってそれぞれ8位と10位を獲得した。

    バレンティーノ・ロッシは後方のグリッドから好スタート。大集団の中でアクシデントにも巻き込まれることなく、1ラップ目終了時点で12番手に浮上し、次のラップで中上貴晶(ホンダ)をとらえて11番手。

    2ラップ後にはヨハン・ザルコをパス、そして前方でC・クラッチロー(ホンダ)が転倒したため、さらにふたつ上げて9番手とした。

    ここからしばらくは単独走行となり9番手をキープしたまま少しずつ前との差を縮めていった。そして残り2ラップとなったところでJ・ミラー(ドゥカティ)をパスすると、トップから15.199秒差の8位でチェッカーを受けた。

    一方のマーベリック・ビニャーレスはスタートで出遅れてグリッド14番手から19番手へ後退。しかし2~3ラップ目ごろからはペースを取り戻して着実にポジションを挽回していった。A・バウティスタ(ドゥカティ)とクラッチローが転倒リタイアとなったあと、ビニャーレスはハフィス・シャーリンと14番手争いを展開。これに打ち勝つと、10番手争いとの差を詰めてゆき、ついにはザルコとF・モルビデリ(ホンダ)をパス。さらに残り10ラップでは中上とB・スミス(KTM)をとらえて10番手へ浮上した。

    この時点でチームメイトのロッシが6秒前方を走っており、ここを目標に懸命のプッシュを続けてゆく。十分なクリアスペースもあったため多くのセクションで自己ベストを更新して健闘したが、9位に届かず10位でチェッカーとなった。トップとの差は22.457秒だった。

    この結果、ロッシはランキング3位をキープ。ビニャーレスは合計130ポイントでロレンソと並んだが、ランキングは5位のままとなっている。Yamahaはコンストラクターズ・ランキングでトップから79ポイント差の3位。Movistar Yamaha MotoGPもチーム・ランキング3位につけ、トップを44ポイント差で追う。2週間後の10月5日~7日には、チャーン・インターナショナル・サーキットで開催されるPTT Thailand Grand Prixに出場する。

    第14戦アラゴンGPはMonster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコとハフィス・シャーリンにとって非常に難しいレースとなった。ふたりはこの厳しい状況の中でも、最後まで全力を尽くし23ラップを走り切った。

    ザルコは絶好のスタートから1ラップ目で3つポジションを上げたが、レース後半は苦しい展開が続いて14位、2ポイント獲得に留まった。この結果、サテライト勢トップを目指す戦いでは、最大のライバルに7ポイント差をつけられている。

    チームメイトのシャーリンもレース序盤は同様に好調ぶりを見せていたが、ハイペースを維持することができず18位で終了。ルーキー・オブ・ザ・イヤーを競うモルビデリに並ぶためには7ポイント差を詰めなければならない。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (8位)
    「今日もまたマシンを大幅にモディファイして決勝に臨みました。午前中のウォームアップですでに、わずかながらフィーリングが良くなってきていたので、決勝前にさらにいくつかの調整を試みました。その結果、とくにレース終盤は好調で、驚くほどではないものの、ペースが非常に安定していたのです。グリッドの後方からスタートして多くのポジションを挽回し、チャンピオンシップポイントを獲得できたことはとても良かったと思います。ある部分は昨日よりも良くなっていましたが、別の部分、つまり技術的な部分の状況は依然として厳しいと考えています。そのためトップ10に入るために、このようにマックスの戦い方をしなければならないのです」

    マーベリック・ビニャーレス (10位)
    「非常に悔しいレースになってしまいました。家へ帰って気持ちを落ち着かせ、それから次のレースのことを考えたいと思います。昨日のフリープラクティス第4セッションでは1分48秒台が出ていたのですが、今日はまったくリズムがつかめず、同じタイヤでも同等の走りができませんでした。次のブリラムのコースはテストのときにもあまりフィーリングが良くなかったのですが、いつものようにベストを尽くし、少しでも上の成績を目指します」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「非常に厳しいレースウイークでした。トップ10という残念な結果ですが、スターティングポジションを考えればここまでが精一杯というところでしょう。ロッシ選手とビニャーレス選手はウォームアップ・セッションのなかでセッティングを最終調整し、いくらかの改善が見られていました。レース序盤でふたりが時間を費やしたのは当然のことで、ここで何とか前に出ようと懸命にもがいていたのです。そしてすべての力を尽くして最後まで戦い続けてくれました。厳しいウイークが終わりました。このあとはシーズン前に行ったブリラム・テストのデータを使って次のレースに向けて準備を始めます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (14位)
    「とてもタフなレースでした。スタートはうまくいって序盤はペトルッチと競り合うことができましたが、このトップグループはあっという間に目の前からいなくなってしまいました。彼らについて行くのは不可能でしたし、そこからラップを重ねるごとにフィーリングが悪くなっていきました。その後は解決策を見つけられないまま、ただ攻めるばかりでした。自分自身のライディングについては様々なことをトライしてみましたが、そこでも改善は見られませんでした。最後は疲れ切っており、このような状態でゴールするのは非常に辛いことでした」

    ハフィス・シャーリン (18位)
    「スタートがうまくいって、ロッシのすぐ後ろの13番手につきました。そのまま彼に、さらにはモルビデリ、中上、ヨハンについていこうとモチベーションは最大限まで高まっていました。ところが8ラップ後、原因はわかりませんがリアと路面との感触がなくなってしまったのです。グリップしてくれないのでコーナーでマシンの向きを換えることができず、非常に大変なことでした。序盤は好調だったので、ルーキーのライバルを抑えてポイントを獲得できると確信していましたが、ブレーキングとコーナリングに苦戦してペースをキープすることができなかったのです。今は、レース序盤に感じていたモチベーションをこのまま維持し続けたいと思っています。とにかく気持ちを集中し、自分自身を成長させることを考え、チームとともにハードワークに取り組みます」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「アラゴンに到着した時点では自信がありました。表彰台までは考えませんでしたが、今の私たちのレベルを考慮してもトップ10争いは可能だと思っていました。ところが、それよりもずっと厳しい結果になってしまいました。非常に残念なことです。ヨハンにとっては、昨年のミサノでガス欠となった以外、完走したなかでおそらく最低のポジションだと思います。ふたりはスタートもリズムも序盤は良かったのですが、そのあとで落ちてしまいました。正直に言えば、もはやレースを続けることさえ難しい状況です。ヨハンは、まるで優勝争いをしたみたいに疲れ切ったと話しており、その結果が14位だったのですから、チーム全員が同じ気持ちでいると思います。タイヤの問題ではないと考えています。ウイナーがリアにソフト・コンパウンド、イアンノーネがミディアム・ソフトと私たちと同じものを履いていたのですから、この部分に問題はなかったのだと思います。しかしそうしたなかでも、ヨハンがペトルッチをパスし、集団のなかで奮闘するのを見たときには本当に感動しました。またシャーリンが絶好のスタートを切り、バレンティーノやその前にいるルーキー勢について行ったときにも興奮しました。しかし残念ながら、それも長くは続かず、どんどん遅れていってしまったのです。私たちのパートナーをはじめ応援してくれているすべての人に申し訳ない気持ちでいっぱいです。私たちは今、明らかに危機的状況にいます。ただ、次のサーキットがもっと好ましいものになることを祈るばかりです」