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  • 2025年F1 メキシコGP:知っておくべき統計・トリビア・洞察

    2025年F1 メキシコGP:知っておくべき統計・トリビア・洞察

    2025年F1第20戦メキシコシティGPの決勝が、現地時間10月26日(日)にアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで開催される。

    標高2,200mを超える高地サーキットで迎える71周の戦いは、薄い空気によるパワー損失と冷却の難しさ、そしてグリップ不足という独特のコンディションが特徴だ。マクラーレン、レッドブル、フェラーリの3強が再び激突し、タイトル争いは緊迫の様相を呈している。

    前日の予選ではランド・ノリスが圧巻の走りで今季5度目のポールポジションを獲得し、2番手にシャルル・ルクレール、3番手にルイス・ハミルトンが続いた。5番手のマックス・フェルスタッペンは、逆転タイトルを狙う重要な一戦でどこまで挽回できるかが注目される。コンストラクターズ争いでもメルセデスとフェラーリ、レッドブルが僅差で並び、標高の戦いは今季終盤戦を占う重要なレースとなる。

    ■ 基本データ
    初開催:1963年
    コース全長:4.304km
    ラップレコード:1分17秒774(バルテリ・ボッタス/メルセデス/2021年)
    最多ポールポジション:ジム・クラーク(4回)
    最多勝利:マックス・フェルスタッペン(5勝)
    トリビア:標高7,200フィート(約2,200m)という高度による気圧20%減の影響で、イタリアに代わりメキシコが最高速度を記録するレースとなっている。2016年のレースでは、バルテリ・ボッタスがF1史上最高のトラップスピード(231.46mph/約372.5km/h)を記録したが、ウィリアムズのテレメトリーではターン1のブレーキング前に231.96mph(約373.3km/h)に達していたことが示されている。
    ポールポジションからターン1ブレーキングまでの距離:830m
    2024年のオーバーテイク数:91回
    セーフティカー導入確率:43%*
    バーチャルセーフティカー導入確率:71%*
    ピットストップでのタイムロス:21.9秒
    *過去7回のメキシコGPからの統計

    メキシコGP エルマノス・ロドリゲス・サーキット

    ■ ドライバーの見解
    元ルノーF1ドライバーのジョリオン・パーマー:
    「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは低ダウンフォース特性を持つが、メキシコシティでは空気が薄いため、マシンは最大限のダウンフォースをかけて走ることになる。それでも常にグリップ不足で、全体的に限界ギリギリの感覚だ。

    序盤のセクションでは強いブレーキングゾーンがいくつかあり、中盤セクターでは前述の低ダウンフォースのせいでマシンが常に落ち着かない。早い段階で縁石の使い方を見極める必要があり、取りすぎるとマシンの姿勢が乱れてしまう。

    最終セクターはトリッキーで、スタジアム内では信じられないほど遅く感じる。最後から2つ目の右コーナーは一見何でもないように見えるが、グリップが低く壁が近いため、クラッシュしやすいポイントでもある。

    全体的にグリップレベルは非常に低く、マシンがぎこちなく感じるコースだ。ただし、メキシコの雰囲気は素晴らしく、いつも最高の盛り上がりを感じる。」

    ■ 過去5年のメキシコGPポールシッター
    2024年:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    2023年:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    2022年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2021年:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    2019年:シャルル・ルクレール(フェラーリ)*
    *マックス・フェルスタッペンが最速タイムを記録したが、黄旗無視により3グリッド降格ペナルティ。

    ■ 過去5年のメキシコGP優勝者
    2024年:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    2023年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2022年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2021年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2019年:ルイス・ハミルトン(メルセデス)

    メキシコグランプリ

    ■ タイヤと戦略の見通し
    「オースティンと同様に、メキシコでもハードからミディアムへの選択に1段飛びの構成となる」とピレリの週末プレビューは述べている。

    「ミディアムとソフトは昨年と同じくC4とC5だが、ハードはC2となる。メキシコシティ・サーキットにおいて、このコンパウンドは非常に保守的な選択であり、他の2種類とのラップタイム差が大きく、グリップも低い。

    昨年、ソフトは予選でのみ使われ、決勝ではファステストラップを狙う場面で一部に使用されたに過ぎなかったが、今年は状況が大きく変わる可能性がある。C4とC5による優位性を活かすことで、レースの大部分をこれらで走り切る戦略もあり得る。

    しかし、それはデグラデーション(摩耗)のリスクを伴い、2ストップを強いられる可能性がある。一方でC2を選択すれば、パフォーマンスは劣るものの、比較的安定した1ストップ戦略を狙うことができる。

    チームは3回のフリー走行で燃料満載のロングランを行い、タイヤの状態を確認するだろう。例年、メキシコでは高度による空気の薄さのためダウンフォース量が減少し、タイヤが滑りやすくなることでグレイニング(表面のささくれ摩耗)が顕著に現れる。

    走行頻度の少ない路面でグリップが少ないことも影響している。現行のコンパウンドがこの現象に対してどれだけ耐性を示すか、またタイヤマネジメントに優れたチームが恩恵を受けるかにも注目だ。」

    メキシコシティGP

    ■ 現在の情勢
    ドライバーズ選手権争いは前戦オースティンで新たな展開を迎えた。マクラーレンのオスカー・ピアストリは、チームメイトのランド・ノリスとの差が14ポイントに縮まり、チームはスプリントでダブルDNFを喫する厳しい週末となった。

    一方で注目すべきは、マックス・フェルスタッペンが依然として勢いを保っていることだ。スプリントで優勝し、決勝でも圧勝を飾ったことで、ポイント差は首位ピアストリまで40点に迫った。

    残り5戦(うち2戦はスプリント併催)となる中で、フェルスタッペンは「チャンスはある」と語り、「シーズン終盤まで完璧な週末を積み重ねる必要がある」と強調した。

    マクラーレン代表のアンドレア・ステラも「タイトルの行方は我々の手中にある」と述べ、チームとしてもメキシコでの巻き返しを狙う。

    その後方では、メルセデスとフェラーリがコンストラクターズ2位を争っており、フェラーリはオースティンでシャルル・ルクレールが表彰台を獲得するなど改善の兆しを見せた。レッドブルも4位につけており、わずかな差で追い上げている。

    ウィリアムズは依然として堅実な5位を維持しているが、中団争いは依然として接戦だ。レーシングブルズが6位グループをリードしているものの、6位から9位までのチーム差はわずか23ポイント。アルピーヌはやや離れて10位につけており、前戦アメリカGPでフランコ・コラピントがチームオーダーを無視してピエール・ガスリーを抜いた件の処理にも注目が集まる。

    ■ 象徴的な瞬間
    2017年のメキシコGPのオープニングラップは、まさに波乱に満ちたものだった。フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポールを獲得し、2番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3番手にはタイトル争い中のルイス・ハミルトンが並んでいた。

    しかし、スタート直後、若きフェルスタッペンがターン2でベッテルを抜き去り、その間にハミルトンもドイツ人をかわした。だが、ターン3の進入でベッテルがフェルスタッペンの右リアタイヤに接触し、さらにハミルトンの右リアとも接触してしまう。

    ベッテルはフロントウイング交換のためにピットインし、ハミルトンもパンクでスローダウン。両タイトル候補が19番手と20番手に後退する事態となった。

    フェルスタッペンはそのままトップを守って優勝。ベッテルは4位まで挽回したが、ハミルトンは9位でフィニッシュし、それでもドライバーズタイトルを確定させた。

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  • F1メキシコGP 決勝 展開:優勝はノリス 4位にベアマン 角田裕毅は11位

    F1メキシコGP 決勝 展開:優勝はノリス 4位にベアマン 角田裕毅は11位

    ポールポジションからスタートしたランド・ノリス(マクラーレン)が圧倒的なスピードで71周を支配し、今季6勝目を飾った。30秒差をつける独走劇でチャンピオンシップの流れを大きく変え、ライバルたちを完全に圧倒した。レースは終盤にカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)のマシントラブルでVSC(バーチャル・セーフティカー)が導入される波乱の展開となったが、ノリスは冷静にコントロールし、ポール・トゥ・ウィンを達成。気温50℃超の高地メキシコで、タイトル争いにおける圧倒的な存在感を示した。

    スタート:ノリスが完璧発進、角田裕毅は中団で粘り
    フォーメーションラップから集中力を保ったノリスは、長いストレートを制してホールショットを奪取。背後のフェラーリ勢がわずかに接触しかける混乱の中、ノリスは序盤から1秒台のマージンを築き、レースを掌握した。角田裕毅(レッドブル)は9番手スタートから堅実な滑り出しを見せ、終盤のポイント圏内を狙える位置を維持した。

    序盤:フェルスタッペンとハミルトンが交錯、ハース勢が躍進
    ターン1〜4ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(フェラーリ)が接触。ハミルトンは芝生を横切り、10秒ペナルティを受ける波乱の展開となった。
    その混乱を抜け出したのはハースF1チームのオリバー・ベアマン。巧みなスタートで4番手へ浮上し、終盤まで粘りの走りを続けた。

    中盤:戦略分岐、ノリスが圧倒的ペースで独走
    マクラーレンはソフトからミディアムへの1ストップを選択。ノリスはピットアウト後もなお20秒以上のリードを保ち、リスクを最小限に抑えた。一方、フェラーリ勢は中盤でのタイヤ劣化に苦しみ、レッドブルのフェルスタッペンがじわじわと追い上げを開始した。

    終盤:サインツのマシンストップでVSC発動、緊迫の最終周
    70周目、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)がスタジアムセクションで停止。レースは一時VSC(バーチャル・セーフティカー)で中断されるが、71周目の最終周で解除。マシンが安全に排除された直後に、再び全車が加速。フェルスタッペンとルクレール、ピアストリとベアマンの間で激しい最終ラップの攻防が展開された。

    P2争い:ルクレールが堅守、フェルスタッペンは猛追及ばず
    残り数周、フェルスタッペンはルクレールとの差を2秒台まで縮めたが、フェラーリの老練なタイヤマネジメントの前にわずかに及ばず。最終的にルクレールが2位、フェルスタッペンが3位でチェッカー。表彰台には3チームが揃い、戦略と持久力が試される展開となった。

    チームバトル:ハース躍進、メルセデスの内部バトルも決着
    オリバー・ベアマンは堂々の4位フィニッシュでキャリア最高位を更新。メルセデス勢はジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリのポジションを入れ替えながら戦い、最終的に6位と7位でフィニッシュした。アントネッリは安定したペースで終盤のラッセルを抑え込み、チームに貴重なダブル入賞をもたらした。

    ピアストリの奮闘と中団勢の激戦
    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は中盤以降の冷静な判断と大胆なオーバーテイクで5位を獲得。中団ではガブリエル・ボルトレト(ザウバー)が母国前哨戦に弾みをつける10位入賞を果たした。角田裕毅は最後まで粘りの走りを見せたが、ポイント圏にあと一歩届かず11位でレースを終えた。アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は13位完走、リアム・ローソンは初期のフロア損傷によりリタイアを余儀なくされた。

    チェッカー後:ノリス、完全勝利でタイトル争いを白熱化
    71周を走り切ったノリスは、気温50℃・標高2200mという過酷な条件の中で圧倒的な速さを維持。この勝利でチャンピオンシップ争いは1ポイント差以内に接近。マクラーレンの勢いは頂点に達し、次戦ブラジルGPに向けてタイトルレースは最高潮へと突入した。

    2025年F1メキシコシティGP レース結果
    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    4.オリバー・ベアマン(ハース)
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    7.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    9.エステバン・オコン(ハース)
    10.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    11.角田裕毅(レッドブル)
    12.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    15.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    16.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    DNF.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DNF.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    DNF.リアム・ローソン(レーシングブルズ)

  • F1メキシコGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    F1メキシコGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2025年F1 メキシコGP 決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ランド・ノリスは今週末、止められない走りを見せており、Q3の最終ラップで魅惑的な走りを披露し、大きな差をつけてポールポジションを獲得した。本人が口には出さないだろうが、彼をさらに満足させているのは、背後の3台が赤と銀であり、青とオレンジではないということだ。

    フェラーリ勢が2番手と3番手に並び、ジョージ・ラッセルが4番手。グリップに苦しむマックス・フェルスタッペンが5番手に続き、その1列後ろにはチャンピオンシップリーダーのオスカー・ピアストリが7番手からスタートする。

    しかし、このレースは土曜日に決まるものではない。ピレリは興味深い戦略の選択肢を生み出すためにタイヤコンパウンドの“ブリッジ”を導入しており、メキシコシティはこれまでも独自の混乱を巻き起こしてきた。波乱含みのレースになりそうだ。

    昨年はどうだった?
    2024年のメキシコGPは、ワンストップ戦略の展開だった。トップ11台は全車がミディアム→ハードで走行し、その後ろの5台がハード→ミディアムを選択。ソフトタイヤは終盤に数周のみ使用されたに過ぎなかった。

    トップ3のカルロス・サインツ、ノリス、シャルル・ルクレールは、それぞれ32周目、30周目、31周目にピットインした。フェルスタッペン(6位)とランス・ストロール(11位)は26周目に先陣を切ってピットに入り、ピット作業の連鎖を引き起こした。

    ピアストリは最も長く走り、39周目にピットイン。17番手スタートから13番手でピットアウトし、そこからタイヤの優位性を活かして次々と追い抜き、最終的に8位でフィニッシュした。これは実質的に“リバースストラテジー”のような展開だったが、実際にはコンパウンドの順序を逆にしたわけではなかった。

    ハードスタート勢はあまり見せ場を作れず、レース中盤にセーフティカーが出ない限り戦略を成立させるのは難しかった。結局、スタート直後の1度を除き中断はなく、39〜49周目の間にグリーンフラッグ下でのピットストップが行われた。

    メキシコGP

    今年最速のルートは?
    今年はコンパウンド構成がやや異なり、昨年のC3ハードがC2に置き換えられた一方で、C4とC5は同じままだ。これが結果に影響するのだろうか?

    先週のCOTA(アメリカGP)でも同様に“ブリッジコンパウンド”が導入され、依然ワンストップレースではあったものの、2024年のミディアム→ハードに代わりミディアム→ソフトが主流となった。今回も同様の傾向が見られそうだ。

    ピレリのシミュレーションでは、今年の最速戦略はミディアム→ソフトとされている。最適なピットウインドウは42〜48周目の間。タイヤマネジメントが重要となるが、もしソフトのウインドウを維持できない場合は、ミディアム→ハードのレースに切り替える保険もある。この場合、ピットウインドウは26〜32周目に早まる。

    メキシコグランプリ

    トップ10に別の選択肢はあるか?
    アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスには2つの特徴的な統計がある。ポールポジションからターン1までの距離が非常に長い(ブレーキングポイントまで830m)、そして追い抜きが難しいサーキットであるという点だ。

    この2つを組み合わせると、グリッド上でソフトタイヤを履き、スタート直後のグリップを活かして数台を抜くという誘惑に駆られる。序盤の数周でミディアムより約0.7秒の優位を得られるからだ。

    ただし制約も多い。スティント後半でのマネジメントが必要になり、トラフィックに引っかかるリスクも高く、セーフティカーへの対応柔軟性にも欠ける。それでもソフト→ミディアム、またはソフト→ハードの2パターンが選択肢として存在する。

    後者は20〜26周目、前者は23〜29周目にピットウインドウを持つ。フェラーリはオースティンでルクレールに“あまり使われないルート”を採用しており、今回も2台がトップ3に並ぶ状況を活かして戦略を分ける可能性がある。メルセデスも同様の選択を考えるかもしれない。

    この戦略の成功は、フィールドの間隔に左右される。隊列が密集していれば有効だが、先頭勢が逃げてしまうと厳しくなる。

    「ソフトでスタートして早めにハードに履き替える戦略は、もし渋滞の後ろでなくクリアな空間に出られれば機能する可能性がある」とピレリ・モータースポーツ部門ディレクターのマリオ・イゾラは語る。「ただしトラフィックに引っかかると問題になる。DRSはこの高地ではあまり効かず、追い抜きは非常に難しいからね」

    2025年のF1世界選手権 メキシコグランプリ

    グリッド後方勢は?
    ソフト→ミディアム→ソフトの2ストップ戦略は、タイム的にはワンストップと同等だが、実際的には成立しにくい。多くの追い抜きを短時間でこなす必要があり、このサーキットでは現実的ではない。

    DRSゾーンは3カ所あるが、この高度ではDRS効果が限定的で、速度も高いため前車を上回るのは難しい。それでも異なる戦略を試したい場合、最適なピットウインドウは16〜22周目と48〜54周目(全71周)となる。

    過去には、後方スタートの速いマシンが早めにピットインしてクリーンエアを得てからハードで長いスティントを行う例もあった。

    ただし、今回は“後方の速い車”はほとんどいない――もっとも、17番手スタートのアレクサンダー・アルボンはそうは思っていないだろう。仮に序盤にセーフティカーが出た場合には、この戦略が有効となる可能性もある。

    「その可能性を否定はできない」とイゾラは言う。「もし1周目でセーフティカーが出たら、誰かがハードを履いて最後まで行こうとするかもしれない。デグラデーションや摩耗のリスクはあるけれど、摩耗が進むと温度を失い、グリップも落ちる。特にフロントタイヤで顕著だ。それでも誰かが挑戦する可能性はある」

    では、天候はどうか?
    アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでは非常に暑くなる見込みだ。気温はおよそ26℃、そしてこの高地特有の紫外線の強さによって路面温度は48〜52℃に達し、戦略に大きな影響を与えるとみられる。

    路面温度が高くなるほど、ソフトタイヤは苦戦を強いられる――つまり、レースはより面白くなるということだ。

    メキシコシティGP

  • レッドブルF1代表 「角田裕毅もマックス同様十分なグリップを得られなかった」

    レッドブルF1代表 「角田裕毅もマックス同様十分なグリップを得られなかった」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2025年F1メキシコGP予選を終えて、マックス・フェルスタッペンと角田裕毅がマシンの“スイートスポット”を見つけられなかったと語った。

    マックス・フェルスタッペンは1分16秒070で5番手。フリー走行2回目(FP2)では最速を記録したものの、予選では思うようにペースを引き出せず、アンダーステアとオーバーステアの両方に悩まされる難しい一日となった。

    一方、角田裕毅はQ3進出まであと一歩の11番手。カルロス・サインツJr.のグリッド降格により、決勝は10番グリッドからのスタートとなる。

    フェルスタッペンは「クルマに多くの変更を加えたが、予選ではすべてがうまく噛み合わなかった。バランスが予測できず、スライドが多くてグリップを失っていた。ロングランも劇的に良くなるとは思えないが、トラブルを避けて最善を尽くす」とコメントした。

    角田裕毅も「今週末は全体的にいい感触だったけれど、予選ではグリップが足りなかった。マックスとの差を詰められたのは良い兆候だと思う。明日は10番グリッドからしっかり集中して、コンストラクターズの2位争いに貢献したい」と前向きに語った。

    レッドブル F1 角田裕毅

    メキース代表は予選後、次のように振り返った。

    「この週末、我々はまだマシンを“スイートスポット”に持っていくことができていないと言っていいだろう」とメキースはコメント。

    「マックスについては、彼自身が“自分の好きなようにプッシュできない”とかなり率直に話しているのを聞いただろう。我々は多くのことを試したが、彼が満足してプッシュできるようなクルマを見つけ出すには至らなかった。周囲の競争レベルが非常に高いなかで、自分たちのウインドウから外れてしまえば、すぐにその代償を払うことになる」

    「今夜はレースペースの改善を図れるかどうかに多くの注意を注ぎ、今朝のセッションではそのための時間を割いた。もしそれが今日のショートランで露呈したとすれば、現時点では判断が難しい。答えはレース後にわかるだろう。これもゲームの一部であり、我々は学び続けている。明日はまだ非常に長いレースが控えている。ライバルたちは皆我々のすぐ近くにいて、ここでは何が起こってもおかしくない。退屈なレースにはならないと確信している」

    「角田もマックスと同様の苦戦を強いられ、十分なグリップを得られなかった。そのため予選をうまくまとめきれなかったが、明日は10番手スタートだ。チームの戦いにおいて重要な役割を果たし、強いポイントを獲得してくれると信じている」

  • レッドブルF1 マルコ「ピアストリはプレッシャーに耐えきれていない」

    レッドブルF1 マルコ「ピアストリはプレッシャーに耐えきれていない」

    メキシコGPで苦戦するレッドブルにとって、週末の焦点はタイトル争いの行方にも及んだ。ヘルムート・マルコは、オスカー・ピアストリがついに重圧の中で崩れ始めていると見ている。

    マックス・フェルスタッペンはRB21のアップデートにもかかわらず予選5番手に終わり、ピアストリもふるわず8番手。カルロス・サインツのペナルティで7番手に繰り上がったとはいえ、チャンピオンシップ首位の座を守るには厳しい結果となった。

    マルコは『Kleine Zeitung』に対し、「もちろん我々はまだマクラーレンの助けが必要だ」と述べたうえでこう語った。

    「ピアストリはどうやらプレッシャーにうまく対処できていないように見える。確信はないが、最近の様子を見ているとそう思う。」

    レッドブルの目標は控えめだという。

    「すべてが完璧に進めば、表彰台もあり得るだろう。ピアストリとの差を縮めたいが、ノリスには逆にポイントを失うかもしれない。これでさらに接戦になる。緊張感は続くだろう。」

    フェルスタッペン自身も冷静さを保ちつつ、予選後のインタビューでマシンの不調を隠さなかった。

    「この週末は全体的に悪かった。特にセクター2は最悪だ。オンボードを見れば分かると思うけど、バランスもグリップもまったくない。レースではさらに悪化すると思う」とViaplayに語った。

    マルコもノリスの強さを認める。

    「ロングランのペースを見る限り、ノリスは引き離していくだろう。彼はこのサーキットでは無敵だと思う。ただし、それ以外は何が起きてもおかしくない。」

    オスカー・ピアストリ マクラーレン

    一方、ピアストリの失速はマクラーレン内部でも議論を呼んでいる。シーズン中盤には104点あったフェルスタッペンへのポイント差は、今や40点にまで縮まった。

    ピアストリは『Sky Italia』に対し、状況をこう説明した。

    「ここ2戦はこれまでと違う。ペースがない。仕事の方向性は間違っていないと思うけど、なぜかタイムが出ない。この状況は気に入っていない。リズムを取り戻すことが課題で、今はチャンピオンシップのことは考えていない。」

    ただし、プレッシャーを感じているわけではないと否定する。

    「特に何かが変わったとは感じていない。うまくいっていたときと同じように運転している。数字が合わないんだ。そこを理解しようとしている。」

    チーム代表のアンドレア・ステラは、原因はメンタルではなくマシン側にあると強調した。

    「チャンピオンシップを争うすべてのドライバーはプレッシャーを感じているはずだ。だがオスカーはとても落ち着いた性格で、無理をしているようには見えない。問題はマシンがスライドしたときにどれだけ性能を引き出せるかということだ。彼のラップにミスはない。あとは各コーナーで最後の数ミリ秒をどう削るかだけだ。」

    ピアストリの「リズム喪失」が鍵、ノリスとの明暗が鮮明に
    タイトル争いが佳境を迎える中で、ピアストリの失速はマクラーレンの内部バランスにも影響を及ぼしている。

    ハイダウンフォース寄りのマシン特性が路面温度の高いメキシコで機能せず、リヤグリップの不足が走り全体のリズムを乱している可能性が高い。ステラ代表が指摘した「スライド時の扱いにくさ」は、ピアストリ特有の繊細なステアリング操作に合わない兆候だ。

    対照的に、ノリスは予選で圧倒的なスピードを見せ、マシンの変化を即座に吸収する柔軟性を発揮した。これによりフェルスタッペンとの差が急速に縮まり、レッドブルにとっても「ノリス対ピアストリ」の構図が新たな希望になっている。

    フェルスタッペンが「バランスもグリップもない」と語ったように、RB21のアップデートは理想的な結果を生まなかったが、マルコの言葉通り“まだゲームは終わっていない”。
    次戦以降、ピアストリがリズムを取り戻せるかが、今シーズンのチャンピオンシップの趨勢を左右することになるだろう。

  • 角田裕毅 CrunchyrollとF1パートナー契約「アニメは僕の人生の一部」

    角田裕毅 CrunchyrollとF1パートナー契約「アニメは僕の人生の一部」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅が、世界最大のアニメ配信プラットフォーム「Crunchyroll(クランチロール)」と新たなパートナーシップを締結した。角田のヘルメットには、今週末のF1メキシコGPから同社のロゴが掲載されている。

    今回のコラボレーションは、角田裕毅の長年のアニメ愛を象徴するものだ。角田は発表に際して、アニメが自分にとって特別な存在であることを語った。

    「世界最大のアニメ配信プラットフォーム『Crunchyroll(クランチロール)』との新しいパートナーシップを発表できて、とてもとても嬉しいです。アニメは、僕にとって1年を通して人生の一部のような存在です。子どもの頃は、友達と一緒にストーリーを語り合ったり、共有したりする時間がすごく楽しかった思い出があります」

    現在はF1ドライバーとして世界各地を転戦する生活を送る角田だが、アニメは今も心の支えになっているという。

    「飛行機の中でアニメを見るととてもリラックスできますし、楽しいだけでなく、自分自身をモチベートしてくれます。アニメの中のいくつかのセリフは、レースウィークに臨む自分に強い気持ちを与えてくれることもあります。だからこそ、アニメは僕にとってとても大切で、見るのが本当に楽しいものなんです」

    「この『Crunchyroll』とのコラボレーションを心から誇りに思っています。僕たちが一緒に世界中のファンコミュニティをつくっていけることを、とても楽しみにしています」

    角田裕毅 Crunchyroll(クランチロール) F1

  • F1メキシコGP 決勝 スターティンググリッド … 角田裕毅は10番グリッド

    F1メキシコGP 決勝 スターティンググリッド … 角田裕毅は10番グリッド

    2025年F1メキシコGP 決勝の暫定スターティンググリッドをFIA(国際自動車連盟)が発表した。

    ランド・ノリスはアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで他を寄せつけない走りを見せ、メキシコシティGPのポールポジションを手にした。ノリスにとって今季5回目、キャリア通算14回目のポールポジションであり、スタートではチームメイトのオスカー・ピアストリ(7番手)やマックス・フェルスタッペン(5番手)を大きく引き離した形となる。

    ただし、イギリス人ドライバーの選手権ライバルたちにとっての救いは、ターン1までのストレートがシーズン最長であることだ。25歳のノリスが、2番手と3番手に並ぶフェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンに対して、そのポジションを守り切るのは容易ではないだろう。

    メルセデス勢のジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリは、それぞれ4番手と6番手からスタートする。

    ウィリアムズのカルロス・サインツは7番手で予選を終えたが、アメリカGPで科された5グリッド降格ペナルティにより12番手へと後退する。

    レッドブルの角田裕毅はサインツのペナルティにより10番手へ繰り上がり、トップ10からスタートする。

    注記:グリッドはFIAによる公式確認が行われるまでは暫定である。

    2025年F1メキシコGP決勝は日本時間10月27日(月)の5時からフォーメーションラップが行われる。

    2025年F1 メキシコGP 決勝 スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1 (-)
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 2 (-)
    3 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 3 (-)
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 4 (-)
    5 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 5 (-)
    6 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 6 (-)
    7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 8 (↑1)
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 9 (↑1)
    9 87 オリバー・ベアマン ハース 10 (↑1)
    10 22 角田裕毅 レッドブル 11 (↑1)
    11 31 エステバン・オコン ハース 12 (↑1)
    12 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 7 (↓5)
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 13 (-)
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 14 (-)
    15 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 15 (-)
    16 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 16 (-)
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 17 (-)
    18 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 18 (-)
    19 18 ランス・ストロール アストンマーティン 19 (-)
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 20 (-)
  • F1メキシコGP 予選 ハイライト動画:ランド・ノリスがポール 角田裕毅Q2敗退

    F1メキシコGP 予選 ハイライト動画:ランド・ノリスがポール 角田裕毅Q2敗退

    2025年F1 メキシコGP 予選のハイライト動画。10月25日(土)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの公式予選が行われ、ランド・ノリスが今季5度目のポールポジションを獲得し、圧巻の走りでメキシコシティGPのグリッド最前列の座を確保した。

    ノリスは土曜日を通して他を圧倒し、1分15秒586という見事なタイムでポールポジションを奪取。これはシャルル・ルクレールのベストタイムを0.262秒上回るものだった。ルイス・ハミルトンが3番手につけ、フェラーリ勢の速さを印象づけた。

    タイトル争いを繰り広げるマックス・フェルスタッペンとオスカー・ピアストリは、それぞれ5番手と7番手に並ぶ。なお、ピアストリはカルロス・サインツJr.のグリッド降格により1つ順位を繰り上げてのスタートとなる。

    角田裕毅(レッドブル)はQ3進出までわずかに届かず、11番手。週末を通して手応えを感じていたが、最終的に上位10台の争いには惜しくも加われなかった。決勝は10番グリッドからスタートとなる。

    動画の公開は終了しました
  • F1メキシコGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1メキシコGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2025年F1メキシコGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。10月25日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの公式予選が行われた。

    マクラーレンのランド・ノリスが圧巻のパフォーマンスを見せ、今季5回目のポールポジションを獲得した。低グリップと高地特有の空気密度に苦しむ中でも完璧なアタックを決め、2番手シャルル・ルクレールに0.26秒差をつける堂々の首位。フェラーリ勢が2番手・3番手とフロントロウを固め、続くメルセデス、レッドブル勢を抑えた。

    トップ10には、アントネッリの健闘やサインツの好アタック、ルーキーたちの奮闘も光った。マクラーレンのオスカー・ピアストリは8番手にとどまったが、レーシングブルズのアイザック・ハジャーとハースのオリバー・ベアマンがQ3に進出し、若手勢が上位を脅かす構図となった。

    1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「ポールポジション!とても満足している。最後のラップは素晴らしかったし、自然に走れた。あの差でポールを取れたのは本当にいい気分だ。明日に向けてまだ多くの仕事が残っているから、今夜はしっかり準備してレースに備える。」

    2番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日は、そしてこの週末を通して、クルマの調子は本当に良かった。ただ、このグリップの低いサーキットでは、ほんの小さなミスでも大きな代償になる。Q3の2周とも満足している。気温が少し下がったことでグリップが改善し、クルマの反応も良くなった。スタートが僕たちのチャンスだ。ターン1まででランドに並びかけてリードを奪いたい。チームにとって勝利を持ち帰ることは大きな意味を持つから、全力でそれを目指す。」

    3番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「シャルルと並んでトップ3に入れたことを本当に嬉しく思う。チームにとっても素晴らしい結果で、彼らは本当にそれに値する。今週末はアップグレードを持ち込んでいないから、僕たちはプロセスを改善し、クルマからすべてを引き出すことに集中した。そのアプローチが今日の違いを生んだ。3番手スタートは良いポジションで、明日は全力で挑む。これまで築いてきた良い流れを続けたい。グラツィア・トゥッティ──ファンのみんな、現場のチーム、そして工場の全員に感謝している。」

    4番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日の予選にはまずまず満足している。1周の純粋な速さでは、ランド(ノリス)とフェラーリ勢に少し差をつけられていたから、最良の結果はP4だった。それがまさに僕たちの位置だ。全体的に非常に接戦で、ピアストリとはわずか1/10秒差しかなかったけれど、彼はP8だった。僕が彼とフェルスタッペンより前にいるのは、明日の表彰台争いに向けて良いチャンスになる。ターン1までの距離は長いし、明日は長いレースになる。どこまでやれるか見てみよう。コンストラクターズ選手権2位争いのためにも、フェラーリ勢と戦うことが重要だ。ロングランのペースは金曜に良かったし、それを発揮したい。」

    5番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「多くのことを試したけど、予選ではうまくまとまらなかった。努力が足りなかったわけじゃない。ある部分では改善したけど、別の部分では悪くなって、全体的にとてもドライブしづらくなった。バランスが予測できず、プッシュできなかったし、スライドが多くて、このサーキットではそれが致命的だ。グリップがなく、ペースも足りなかった。週末全体として良いとは言えない。ロングランについてはまだわからないけど、1周のペースより劇的に良くなるとは思えないし、オーバーテイクも難しいだろう。できる限りのことをやるだけだ。前のクルマたちとのバトルは激しくなるだろうし、暑くてタイヤにも厳しいレースになる。最も大事なのはトラブルを避けることだ。とても長いレースになるからね。僕たちは全力を尽くして、可能な限り最大の結果を目指す。」

    メキシコグランプリ(メキシコシティGP) 2025年のF1世界選手権

    6番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「Q1はかなり散漫で、リズムをつかめなかった。それで予選の序盤が少し不利になったけど、最後のラップごとに改善できた。Q3が一番きれいな走りだったね。フロントロウから数コンマしか離れていないP6は、最終的に悪くない結果だと思う。明日は面白い戦いになるはずだ。どのタイヤも使える可能性があるし、未知数が多い。スタートがとても重要だと思う。ターン1まで長い距離があるから、うまく抜け出せれば前を狙える。フェラーリ勢が前にいるけど、チャンスはある。」

    7番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「おそらく今シーズンで一番の予選ラップだったと思う。クルマの感触を楽しめていたし、今日はとても堅実な予選を戦えた。このポジティブな感触を持って、明日に集中したい。ペナルティで順位を下げるのは残念だけど、ダーティエアと冷却の問題で厳しい戦いになるだろう。それでもレースペースには自信があるし、全力でポイント圏内に戻るつもりだ。ファンの声援も本当に素晴らしい。あの歓声の中で走るのは最高だ。」

    8番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「理想とは違う予選だった。今週末はずっとペースに苦しんでいて、その問題は今日も続いた。ターン1までの距離は長いから、今夜できることを学んで、ペースを引き出せるようにしたい。」

    9番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「チームが昨日からよく立て直してくれたことにとても満足している。夜通しでクルマを見直して、正しい方向に進めた。それが今日のQ3進出に繋がった。運転面でもいい仕事ができたと思う。Q1からすぐにリズムをつかめたけど、少しオーバーに攻めすぎて、最後のラップで良い走りにまとめられた。明日はオースティンの挽回を果たしたい。ターン1まで距離が長いから、チャンスが来たら逃さず掴むつもりだ。」

    10番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「全体的に満足している。今日は持っているパッケージを最大限に生かせたし、そのラップにはすごく満足している。先頭で走るのは理想ではないけど、実際P9かP10くらいが精一杯だったと思う。明日は良いレースになるはずだ。昨日のロングランでのペースは良かったから、自信を持って臨める。すごく楽しみにしている。」

  • F1メキシコGP 予選:11番手以下ドライバーコメント

    F1メキシコGP 予選:11番手以下ドライバーコメント

    2025年F1メキシコGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。10月25日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの公式予選が行われた。

    Q2敗退組の筆頭となったのは角田裕毅。わずか0.012秒差でQ3進出を逃したものの、マックス・フェルスタッペンとの差は僅少で、ロングランでの競争力に手応えを示した。ハースのエステバン・オコン、ザウバーのヒュルケンベルグ、アストンマーティンのアロンソがこれに続き、いずれも接戦の中であと一歩届かず。

    後方グループでは、レーシングブルズのリアム・ローソンとザウバーのガブリエル・ボルトレトが苦戦。ウィリアムズのアルボンはブレーキトラブルに泣き、アルピーヌ勢のガスリーとコラピントもQ1で敗退した。グリップ不足と路面温度の変化が順位を大きく左右した一日だった。

    11番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今シーズンずっとそうなんですが、Q2とQ3の差が本当に小さいんです。今回はそのわずかな差で届かなかったのが残念でした。今週末はクルマの感触が良くて、予選でもきれいな走りができましたが、期待していたほどのグリップは得られませんでした。このような接戦だと、ほんの少しで順位を落とすこともあります。セッション自体はクリーンに進められましたし、ポジティブに捉えています。明日は新しいチャンスが来ると思いますし、ロングランの感触も良かったです。マックスとの差が近かったのは良い兆候ですし、それが常に目標です。明日は10番手スタートになるので、集中して最初から攻めて、コンストラクターズ2位争いのためにも良いポイントを取りたいと思います。」

    12番手:エステバン・オコン(ハース)
    「チームの努力に感謝している。最近苦戦していた予選ペースが明らかに改善された。クルマのフィーリングも良くて満足している。Q3に届かなかったのは残念だ。最後のQ2のラップで、ツノダとルクレールのダーティエアに入ってしまった。誰のせいでもなく、単にタイミングが悪かっただけだ。リアを失って最後のセクターでタイムを落とした。あと0.03秒あればQ3に行けたし、あのセクタータイムを維持できていればP5も狙えたと思う。」

    13番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日の予選にはあまり満足していない。プラクティスのペースからもう少し期待していた。限界に近いところまで攻めたけど、あと2〜3コンマが足りなかった。ラップはクリーンで一貫していたけど、ペースが足りなかったね。それでも戦える位置にはいるし、明日のレースは新しいチャンスだ。中団は接戦だから、戦略を慎重に考えて、いい結果を持ち帰りたい。」

    14番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日はペース不足で苦しんでいた。予選で得られる結果としてはこれが限界だったと思う。グリップは非常に低かったけど、それは全員同じだ。明日のスタート直後、ターン1からの数コーナーで何か得られるかもしれない。全力を尽くしてポイントを狙う。」

    15番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日はクルマが速かったし、Q1は良かった。Q2ではバランスに苦しみ、最初のラップでミスをしてしまい、その後の流れが難しくなった。2回目のラップもうまくいかず、最後はユーズドタイヤで試したけど、タイムはさらに落ちた。明日は厳しい位置からのスタートになるが、チーム全体でポイントを狙っていく。」

    角田裕毅 F1 メキシコグランプリ(メキシコシティGP)

    16番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「正直、ちょっと残念だ。最初の2ラップは良かったけど、ソフトの最後のプッシュではすべてをまとめ切れなかった。全体的にグリップを見つけられず、思ったようなラップにならなかった。ペースはあっただけに悔しい。ここはオーバーテイクが難しいサーキットだから、明日は簡単ではないけど、全力でチャンスを掴みたい。」

    17番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「セッション間でコンディションがかなり違って、予選ではFP3よりグリップがずっと少なかった。今週末はずっとフィーリングをつかめず、理想の走りに届いていない。トラックの変化に合わせられず、今日はスライドが多かった。予選前にブレーキにも問題があって、それも要因だと思う。チームとしてデータをよく分析して改善したい。メキシコは通常ワンストップだから、明日は何が起きるかわからない。最後まで諦めずに戦う。」

    18番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「昨日の苦戦を考えると、今日は多少ギャップを縮められて良かった。最終的にはQ2進出まであと数コンマだった。昨日からクルマが非常に運転しづらく、スライドが多くてグリップが足りなかった。ペース的に厳しいのはわかっていたけど、いくつかの問題を改善できたのは前進だ。明日はタフな戦いになるだろう。前の展開次第だが、全力を尽くす。」

    19番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「FP3では悪くなかったけど、予選ではグリップが全くなかった。プラクティスでは良かったのに、予選で急に厳しくなるのはよくあることだ。明日は後方からのスタートになるが、できるだけ順位を上げたい。このサーキットは標高が高く独特だから、難しいレースになる。」

    20番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「正直、もう少し期待していた。金曜は良い感触だったのに、チームとして今日はバンプや縁石で苦戦した。最後のラップで縁石に乗りすぎてクルマが乱れてしまい、タイムを伸ばせなかった。クルマを速くするためにかなり硬いセットアップで走っているので、安定したラップをまとめるのが難しい。昨日のロングランでは感触が良かったから、明日はそこに期待して攻めたい。」