カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • ストフェル・バンドーン 「今年でマクラーレンを離れるけど全力を尽くす」

    ストフェル・バンドーン 「今年でマクラーレンを離れるけど全力を尽くす」

    マクラーレンのストフェル・バンドーンが、2018年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPへの意気込みと、マリーナ・ベイ市街地コースへの準備について語った。

    前戦F1イタリアGP後、ストフェル・バンドーンは今シーズン限りでマクラーレンを離れることが発表された。今回はその後初めてのレースとなるが、マクラーレンのパッケージに適しているシンガポールで良い結果を出したいとバンドーンは語る。

    「去年、シンガポールでのレースを初体験したけど本当に楽しかった。実際、シンガポールとマレーシアではF1でのベストリザルトである7位を記録している」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「他よりも僕たちのパッケージの長所に合っているトラックなのは間違いないし、改善されたペースを示して、ライバルたちと戦えるようなポジティブな週末を過ごせることを期待している」

    「来シーズン、マクラーレンでレースをしないことが発表されて以降、将来のことにかなり目を向けてはいるけど、今シーズンの残りのレースでも全力を尽くすと100%決意している。チームと僕の両方が自分たちの持っているもので最高の結果を出せるようにとても懸命にプッシュしているし、まだ終わっていないのは確かだ」

    「去年のシンガポールでのレースは素晴らしい経験だったし、またそれを経験するのを本当に楽しみにしている。このレースはヨーロッパ時間で週末全体を過ごすのが最もクールなことのひとつだし、カレンダーの他のどこでも得られない本当にユニークな体験だ。ファンのためにも僕たちがポジティブな週末を過ごせることを願おう」

    関連:2018年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン、2018年シーズンに白旗? 「奇跡は期待していない」

    マクラーレン、2018年シーズンに白旗? 「奇跡は期待していない」

    マクラーレンは、2018年F1マシン『MCL33』が“かなり質の低いマシン”であることを認め、開発面でもライバル勢を上回ることができていないため、残りのレースでも苦しい戦いが続くと考えている。

    高速のスパとモンツァでマクラーレンのトップスピード不足が露わとなり、両方の予選でストフェル・バンドーンが最下位と今シーズンのなかでも最も低水準な週末を過ごすことになった。

    マクラーレンは、第6戦モナコGP以降でQ3進出を果たしておらず、過去9戦で3回しかポイントフィニッシュをしていない。

    今年、スランプを抜け出すことができるかと質問されたマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「我々は引き続きこのクルマをプッシュしていくが、残念ながら、我々はかなり質の低いクルマを作ってしまった」と Autosport にコメント。

    「変更にも反応していないし、本質的に我々には良いレースカーはないと言える。年内で少しは良いサーキットもあるかもしれないが、残念ながら似たような結果になるだろう」

    「奇跡を期待していないのは確かだ」

    コンストラクターズ選手権4位争いから脱落したマクラーレンは、新生フォースインディアが0ポイントからの再スタートとなったことで、現在コンストラクターズ選手権6位に位置しているが、わずか2レースで20ポイント差まで迫られている。

    マクラーレンは、風洞で再現することができない空力トラブルによって開発を妨げられており、今シーズン限りでF1から離れることが決定しているフェルナンド・アロンソは、マクラーレンの大幅アップグレードが持ち込まれたのはスペインGPだけだと嘆いている。

    ザク・ブラウンは「他チームは我々よりも速いペースで開発している」と認める。

    「我々は後退している。現実的に他の全員が前進を果たしている。F1では前進していなければ後退してしまう」

    「スパやモンツァのようなタイプのサーキットが我々のクルマに絶対的な弱点であることをわかっていたし、実際にそれが証明された」

    「開発を諦めることはない。問題は特定しているし、それらを解決できるかどうか確認したいと思っている」

    マクラーレンは、トロロッソからジェームス・キーをテクニカルディレクターとして引き抜いたが、レッドブルは契約を解消するつもりはなく、加入のタイミングは決定していない。

    ザク・ブラウンは、ジェームス・キーがマクラーレンの2019年F1マシンに影響を与えることはないと考えており、チームが技術的な力をフルに発揮してマシンを生産するのは2020年まで待たなければならないと考えている。

    「マクラーレン内の人材を非常に信じているし、我々には良い計画がある」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々が話しているようにマシンは開発されている。理想的にはジェームスに関わってほしいが、レースチームを再建するには時間がかかだろう」

    「2019年は暫定的なステップになるはずだし、おそらく2020年マシンは我々の技術力の十分に発揮することはできないだろう」

  • セルジオ・ペレス 「マクラーレンが僕を選ばなかったわけではない」

    セルジオ・ペレス 「マクラーレンが僕を選ばなかったわけではない」

    セルジオ・ペレスは、マクラーレンに移籍しなかったのは自らの意思であると主張。2019年もフォースインディアに残留することを強く示唆した。

    2019年のマクラーレンのドライバー候補に挙げられていたがセルジオ・ペレスだが、マクラーレンは2019年のレースドライバーとして、ストフェル・バンドーンに代えて育成ドライバーのランド・ノリスを起用することを決定している。

    「マクラーレンが僕を選ばなかったというわけではない」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「彼らからの関心はあったけど、僕からはそれほどでもなかった。僕には自分が将来に何を望んでいるかという明確な見解がある」

    「数週間、僕は契約はサイン済だと言ってきたし、それは変わっていない」

    今年F1で8シーズン目を迎えているセルジオ・ペレスは、F1アゼルバイジャンGPで3位表彰台を獲得するなど、財政的に厳しい状況にあったフォースインディアでも強力なパフォーマンスを示している。

    セルジオ・ペレスは、自分のことを高く評価しており、自分がどれくらい優れているかを世界に示すことができていないのは残念だと語る。

    「まだ自分のポテンシャルを示せていないのは残念だ。F1はあまりフェアではないからね」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「いろいろな状況によってチームが成長できないときにメルセデスやフェラーリでチャンスを掴むのは難しい」

    フォースインディアは、F1で最も低い予算で運営されているにも関わらず、セルジオ・ペレスは過去2年を“ベスト・オブ・ザ・レスト”で終えている。

    カナダの大富豪ローレンス・ストロールの買収によって予算を得た今、新生フォースインディアは新たな進化を遂げることになるかもしれない。

  • ランド・ノリス 「バンドーンはマクラーレンの暗黒時代の犠牲者」

    ランド・ノリス 「バンドーンはマクラーレンの暗黒時代の犠牲者」

    2019年にストフェル・バンドーンに代わってマクラーレンのレギュラードライバーを務めることが決定したランド・ノリスは、バンドーンはマクラーレンの暗黒時代の犠牲者だったと考えている。

    2015年にGP2のチャンピオンを獲得したストフェル・バンドーンは、2016年に負傷したフェルナンド・アロンソの代役としてバーレーンGPで10位入賞を果たす鮮烈デビューを飾り、2017年にレギュラードライバーに昇格。才能の片鱗をみせていた。

    しかし、ホンダとのパートナーシップを解消し、マネジメント陣が入れ替えるなど方向性を失っている今季のマクラーレンの環境のなか、経験の少ないストフェル・バンドーンは状況を打破することができず、今シーズン限りでシートを失うことになった。

    後任としてマクラーレンのレギュレーシートに昇格するランド・ノリスは、ストフェル・バンドーンの才能を信じていると語り、間違ったタイミングでチームにいることになってしまったと考えている。

    「ストフェルのことは物凄いドライバーだと評価しているし、おそらくグリッドの他のほとんどのドライバーよりも高く評価している」とランド・ノリスはコメント。

    「でも、マクラーレンという本当に素晴らしいチームがおそらく史上最悪な時期に陥っているときにF1に入って選手権を戦うのは簡単ではないし、フェルナンドと対戦して勝つのは常にチャレンジンだ」

    「世界中にいるドライバーのなから20名に絞り込まれた多くの良いドライバーがいるカテゴリーだし、彼ら全員がかなり優れている。基本的に彼はおそらく最悪の状況に放り込まれたし、不運な状況だったと思う」

    ランド・ノリスは、マクラーレンにはフレッシュなスタートが必要だと考えている。

    「僕は彼らがかなり大変な時期を過ごしているときに加入する。実際、ここ数年で状況は少し失われてしまった。来年、カルロスとドライブする機会はフレッシュなスタートだと思うし、チームが必要としている場所に返り咲くために必要としていることだと思う」

    一方、同じようにマクラーレンの若手育成ドライバーとしてキャリアを積み重ね、2014年にマクラーレンでF1デビューを果たすも1年でレースシートを失ったケビン・マグヌッセンは、ストフェル・バンドーンは現在の状況から回復できるだろうと激励する。

    「難しいことだし、実際、良いアドバイスができるとは思わないけど」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「個人的に彼には非常に才能があり、能力があると思っているし、とにかく彼は自分がやれるとわかっている自分自身に最高の場所を見つけてほしい」

    現在、ハースでF1キャリアを立て直しているケビン・マグヌッセンは、ストフェル・バンドーンは異なるF1チームで新たなスタートを切ることから恩恵を受けられると思うかとの質問に「僕に言えるのは、僕にとって新たなスタートを切って、自分を本当にサポートしてくれる場所にこれたのは良いことだったということだ」とコメント。

    「僕にとって、ハースに来て、チームからのサポートとコミットメントを感じられることは、自分に自信を持つことにかなり役立ったし、ちょっとリラックできたようにい感じている」

    「それほどミスを犯すことやパフォーマンスを発揮できないことを心配する必要はない。実際、パフォーマンスに集中できるし、うまくやれる。実際、常に心配しているように自分の才能からパフォーマンスを引き出すことができる」

  • マクラーレン、ホンダとの決別による損失をラティフィの投資で補填

    マクラーレン、ホンダとの決別による損失をラティフィの投資で補填

    マクラーレンは、ホンダF1と決別による損失を補うためにマイケル・ラティフィによる2億ポンド(約286億円)の投資を使用した。

    マクラーレンは、2015年にホンダとワークスパートナーシップを締結。F1パワーユニットの供給に加え、年間1億ユーロ(約131億円)とされるスポンサー料を受け取り、フェルナンド・アロンソの給与などに充てていたと伝えられている。

    だが、今年5月、フォーミュラ2に参戦する父でカナダの実業家マイケル・ラティフィが経営するナイダラ(Nidala)は、マクラーレン・グループのおよそ10%の株に2億ポンドを投資。2016年末にロン・デニスが離脱して以来となるマクラーレンの新たな株主となった。

    マクラーレンの最高財務責任者(CFO)を務めるポール・ブッダンは、株主への収支報告で、ナイダラ・グループによる新たな投資で損失は吸収されたと述べた。

    「F1カーからホンダエンジンを落とすという決断は、パフォーマンス上の理由からだと我々は認識している。その決断はF1内の我々のキャッシュフローに重要な影響を与えた」とポール・ブッダンはコメント。

    「我々は今後3年、3年半、4年でそれを回復する計画がある。我々がパフォーマンスを改善すれば、F1からのキャッシュフローは改善し、スポンサーシップにも波及的な改善があるだろう。だが、その期間は資金を調達しなければならない。それが株価がもたらすものだ」

    「我々は今後2~3年でキャッシュフローのポジションが回復すると予想しており、その期間内に黒字に戻るだろう。だが、投資は別として、来年にそうなる可能性は低い」

    ポール・ブッダンは、マクラーレン・グループは、F1チームに投入する予算を引き下げることを検討していると付け加えた。

    「状況が計画通りに進まない場合、我々はF1ビジネスのコストを削減する可能性もある。そこには選択肢がある。ホンダのエンジンを下した昨年、我々はそれは同等のコストを削減してF1で競い合うという選択もできた。だが、それはマクラーレンではない」

    「我々は自分たちをグリッドの上位に返り咲かせたいと思っている。したがって、我々はその代わりに株式を売却し、過去に費やしてきた同じ金額を費やし続けることを選択した」

  • ケビン・マグヌッセン、マクラーレンで同じ境遇に陥ったバンドーンを激励

    ケビン・マグヌッセン、マクラーレンで同じ境遇に陥ったバンドーンを激励

    ケビン・マグヌッセンは、かつての自分と同じようにマクラーレンから放出されることになったストフェル・バンドーンに激励の言葉をかけた。

    マクラーレンは、2019年にストフェル・バンドーンに代えてランド・ノリスを起用することを発表。2013年からマクラーレンの若手育成プログラムに参加していたバンドーンは、2シーズンでチームを離れることになった。

    マクラレーンが2019年の発表をする前のイタリアGPの週末、ストフェル・バンドーンは、1レース毎にドライバーを判断するのは早すぎるのではないかと語っていた。

    「自分の才能、以前のシリーズで自分が成し遂げてきたことはわかっている。自分自身に疑いは抱いていない」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「おそらく、多くの人々が疑念を抱いているかもしれない。時にそれがどのようなことになるはご存じだと思う」

    「悪い週末を過ごせば、突然、グリッドのワーストドライバーになり、次の日に素晴らしいレースをすれば、スパースターになる」

    ストフェル・バンドーンのF1での2019年は不確実な状況となったが、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、まだバンドーンを評価していると語り、トロロッソ・ホンダには最適なドライバーだとして移籍を支援していくことを示唆している。

    ケビン・マグヌッセンは、同じようにマクラーレンの若手育成ドライバーとしてキャリアを積み重ね、2014年にマクラーレンでF1デビューを果たすも1年でレースシートを失っている。しかし、現在ではハースでF1キャリアを立て直しているマグヌッセンは、ストフェル・バンドーンが現在の状況から回復できるだろうと激励する。

    かつてフォーミュラ・ルノーでストフェル・バンドーンとタイトルを争ったケビン・マグヌッセンは「難しいことだし、実際、良いアドバイスができるとは思わないけど」とコメント。

    「個人的に彼には非常に才能があり、能力があると思っているし、とにかく彼は自分がやれるとわかっている自分自身に最高の場所を見つけてほしい」

    ストフェル・バンドーンは異なるF1チームで新たなスタートを切ることから恩恵を受けられると思うかと質問されたケビン・マグヌッセンは「僕に言えるのは、僕にとって新たなスタートを切って、自分を本当にサポートしてくれる場所にこれたのは良いことだったということだ」とコメント。

    「僕にとって、ハースに来て、チームからのサポートとコミットメントを感じられることは、自分に自信を持つことにかなり役立ったし、ちょっとリラックできたようにい感じている」

    「それほどミスを犯すことやパフォーマンスを発揮できないことを心配する必要はない。実際、パフォーマンスに集中できるし、うまくやれる。実際、常に心配しているように自分の才能からパフォーマンスを引き出すことができる」

  • 「マクラーレンはもはや勝者たちの集団ではない」と元F1エンジニア

    「マクラーレンはもはや勝者たちの集団ではない」と元F1エンジニア

    長年F1エンジニアを務めてきたホアン・ヴィラデルプラットは、マクラーレンの将来を懸念していると語る。

    ホアン・ヴィラデルプラットは、フェラーリ、ティレル、ベネトン、プロストでトップマネジメントの役職を務めてきたが、キャリアをスタートさせたのはマクラーレンだった。

    「私はマクラーレンの誕生を目にした」とホアン・ヴィラデルプラットは El Confidencial にコメント。

    「私はロン(デニス)ともに最初に加入したうちの一人だった。私はマクラーレンの成長を見てきたし、その反対も見てきた」

    「マンスール・オジェが害悪を克服できないように思ったとき、それはデニスに犠牲を強いることになり、最終的に彼は自分が作ったプロジェクトを離れた」

    「現在、マクラーレンは困難な時期を過ごしているが、彼の今の方向性をほとんど信じることができないときがある。彼らが穴から抜け出すことができるか疑問に思う」

    ホアン・ヴィラデルプラットは、現在のマクラーレンの問題は運営している人々だとし、元マーケティングスペシャリストでCEOを務めるザク・ブラウンを“弱い”と表現した。

    「マクラーレンで変化が始まった際、彼らはロン・デニスに忠実だった人々を一掃する必要があると感じた。だが、排除された人々は、競争力がない年があったとしても、長年、マクラーレンを強く保つための本質と知性をもった人々だった」

    「ロン・デニスは再び勝つための方法を模索していた。それをするには、以前にそれを成し遂げたことがあり、ノウハウを持っていなければならない。我々は今、マクラーレンの人々を勝者たちの集団としては見ていない」

    「ブランは弱く、まだ学んでいるところだと見ている。確かに、まだ優れた人々はいるし、大きなポテンシャルはある。だが、現時点で彼らには必要な資金もイマジネーションもない」

  • ランド・ノリス 「ハミルトンのデビュー時とはマクラーレの状況が違う」

    ランド・ノリス 「ハミルトンのデビュー時とはマクラーレの状況が違う」

    ランド・ノリスは、2019年に自分がマクラーレンでF1デビューするときの状況は、2007年にルイス・ハミルトンがF1デビューを果たした頃とは“非常に異なる”と強調。同じようにマクラーレンの育成ドライバーとしてデビューを飾った二人を比較することに注意を促した。

    “将来のスター候補”として注目を浴びるランド・ノリスは、2019年にストフェル・バンドーンに代わってマクラーレンのレギュラードライバーの座を確保。カルロス・サインツとともに2019年のF1世界選手権を戦う。

    2015年以降、ジュニアカテゴリーで5つのタイトルを獲得しているランド・ノリスは、現在F2でメルセデスのジュニアドライバーであるジョージ・ラッセルとタイトルを争っている。

    F1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、GP2でタイトルを獲得して、2007年にフェルナンド・アロンソのチームメイトとしてマクラーレンでF1デビュー。初年度から優勝を飾り、タイトルを争い、センセーショナルを巻き起こした。

    翌年、マクラーレンで最初のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンは、2013年にメルセデスに移籍し、その後の5年間でさらに3回のタイトルを獲得している。

    逆にマクラーレンはルイス・ハミルトンの離脱以降、1勝しか挙げられておらず、ホンダと組んだ2015年から2017年にはチーム史上最悪のシーズンを過ごし、その低迷はルノーにF1パワーユニットを変更した現在も続いている。

    「僕はずっとルイスを見て育ってきたし、彼の特性、主に彼のスピードに刺激を受けていた」とランド・ノリスはコメント。

    「彼の素のペースとスピードは、現時点のグリッドの全員のなかで1番だと思う」

    「5回目のワールドチャンピオンを獲得しそうな人と比較されることは決して悪いことではないと思う。悪い統計ではなく、良い統計と比較される限りはね」

    「それでも非常に状況は異なる。彼がマクラーレンが入ったとき、彼らはかなりうまくやっていた。僕は彼らがかなり大変な時期を過ごしているときに加入する。実際、ここ数年で状況は少し失われてしまった」

    「来年、カルロスとドライブする機会はフレッシュなスタートだと思うし、チームが必要としている場所に返り咲くために必要としていることだと思う」

    ランド・ノリスは、今年のF1ハンガリーテストでマクラーレンに印象を与え、F1ベルギーGPのフリー走行1回目でグランプリ週末デビュー。F1イタリアGPでは2度目のフリー走行を担当している。しかし、ルイス・ハミルトンがF1デビューを果たした時代と比べるとテストの機会は圧倒的に少ない。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、二人に類似点が期待されるのは“自然”なことだと考えている。

    「ルイスはここでスタートしたし、ルイスはイギリス人であり、素晴らしいチャンピオンなので、それは当然なことだと思う」とザク・ブラウンはコメント。

    「彼が進んでいる速度を考えれば、彼はF1史上最も成功を収めたドライバーになるかもしれない」

    「皆さんが実際にできることはランドを見ていくことだけだと思う。彼が成し遂げてきたことは、彼が将来のスターであり、適切なクルマがあれば、将来のワールドチャンピオンになるはずだと言える」

    「だが、ルイスとの比較はすべて英国ということからきていると思う。なぜ彼を(ミハエル)シューマッハと比較しないのだろう? 人格やドライビングスタイルに限らず、多くの類似点があると思う。とにかく、私はランドは将来のスターだと考えている」

  • ランド・ノリス 「マクラーレンの契約発表のタイミングには驚いた」

    ランド・ノリス 「マクラーレンの契約発表のタイミングには驚いた」

    ランド・ノリスは、2019年のマクラーレンとの契約が発表されたタイミングに驚いたと認め、来年の契約についてのニュースを知らせるまでもっと長く待つことになると予想ていたと述べた。

    ランド・ノリスは2017年にマクラーレンの若手ドライバープログラムに加入。2018年にリザーブドライバーに就任し、テストでの走行、ベルギーとイタリアではフリー走行1回目でマシンを走らせていた。

    イタリアでマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、4名のドライバーが候補だと語っており、ランド・ノリスに加え、ストフェル・バンドーン、セルジオ・ペレス、エステバン・オコンが2019年のカルロス・サインツのチームメイト候補に挙げられていた。

    マクラーレンは9月3日(月)にランド・ノリスがストフェル・バンドーンに代わって2019年のドライバーを務めることを発表したが、ノリスは昇格を伝えられたのはその前日だったと明かした。

    「日曜日にモンツァのブランドセンターにいた。たぶんみんなが考えているよりもずっと遅い時間までね」

    「チームの軽食として用意されているハリボー(グミのお菓子)をバックに入れようとしてオフィスに歩いていったら、そこにザクがいた」

    「僕は飛行機に乗らなければならないのでレースまでいることはできないと伝えた。そうしたら、彼が『君に伝えることがある』と言った。基本的に2019年についてのことだと言っていたし、家に帰るまでずっとそのことについて考えていた」

    「とにかくクールだったけど、発表されたときはさらにいい気分だった。クールな瞬間だった」

    「彼らはFP1で走るチャンスを与えてくれたけど、オコン、ペレスといったいろんな推測があったし、それが彼らの計画でちょっと調整していたんだと思う」

    「でも、彼らは僕が週末にやらなければならないことに集中させるために何も言わなかったんだと思う」

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、エステバン・オコンも候補だったが、メルセデスとの結びつきが不採用の理由のひとつだったと認めている。

  • マクラーレン、オコン不採用の理由は「メルセデスとの結びつき」

    マクラーレン、オコン不採用の理由は「メルセデスとの結びつき」

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2019年のドライバーとしてエステバン・オコンを採用しなかったのは、メルセデスとの緊密な関係が理由のひとつだったと認める。

    エステバン・オコンは、マクラーレンへの移籍が強く噂されており、今シーズン中にランス・ストロールのフォースインディア移籍によってシート喪失した場合に走るためにマクラーレンでシート合わせも行っていた。

    エステバン・オコンのキャリアを管理するメルセデスは、フォースインディアの状況を先読みしてマクラーレンとの交渉を進めていたが、ルノー移籍に近づいたことでいったん鎮静化。

    しかし、ダニエル・リカルドのルノーへの電撃移籍によってその可能性が消滅したことで、メルセデスはマクラーレンにエステバン・オコンを乗せるために交渉を再開した。

    だが、マクラーレンは、メルセデスによるエステバン・オコンの長期的なコントロールは望ましくないと感じ、自身で育ててきたジュニアドライバーのランド・ノリスにシートを与えることに決定した。

    「我々はエステバンのことを高く評価している。長期的なものを目指すものだが、ドライバーが他のメーカーと結びついているときは、それは間違ったチェックボックスにチェックすることになると思う」とザク・ブラウンはコメント。

    「エステバンがシートを獲得する、もしくは今の場所に留れることを願っている。彼がF1に相応しいドライバーであることは確かだからね」

    「だが、特定のメーカーではない場合、そのようなドライバーを自動車メーカーが保有していることはマイナスだ。ドライバーを保有できるかどうかについて5~10年の見通しを持ちたいと思うものだ」

    ローレンス・ストロールがフォースインディアを買収したことで、ランス・ストロールのフォースインディア加入は既定路線だと考えられており、チームメイトとしてはセルジオ・ペレスが残留することになるとみられている。

    現在、競争力のあるシートはほぼ埋まっており、エステバン・オコンの最善の望みはハースだと考えられている。それが叶わなかった場合、ウィリアムズ、トロロッソ・ホンダといった現状よりも競争力の劣るチームへの移籍しか可能性はなくなる。