カテゴリー: ランド・ノリス

  • ランド・ノリス フェルスタッペンの怒りを一蹴「レッドブルは何にでも文句を言う」

    ランド・ノリス フェルスタッペンの怒りを一蹴「レッドブルは何にでも文句を言う」

    ランド・ノリスは、F1シンガポールGP予選中にマックス・フェルスタッペンが見せた怒りをさらりと受け流した。

    4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、ポールポジションを狙った最終ラップで前方を走るノリスのスロー走行に妨げられたと不満を示した。レッドブルのドライバーはその結果、ラップを中断し、最終的にメルセデスのジョージ・ラッセルに0.182秒届かず、2番手に終わった。

    フェルスタッペンのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼは、チェッカーフラッグ後に無線で「その件は君の友達に感謝だな」と語りかけていた。

    フェルスタッペンはパルクフェルメでのインタビューでも怒りを隠さず、ノリスに向けて警告とも取れる発言を残した。

    「前をただ2秒遅く走っているクルマがいると、こうなるんだ。それは記録されたし、覚えておく」とフェルスタッペンは語った。

    どのドライバーに妨害されたのか問われると、彼は「オスカーじゃないよ!惜しかった、ポールはかなり接近していたと思う」と答えた。

    その後のFIA公式記者会見では、フェルスタッペンの口調はやや落ち着いていた。

    「Q3のラップでは、可能な限りクリーンエアが必要なんだ。ブレーキングもすべて限界だからね。少しダウンフォースを失って、真っ直ぐ行ってしまった」と説明した。

    レッドブルへの皮肉を込めたノリスの返答
    チャンピオンシップでフェルスタッペンに44ポイント差をつけているノリスは、ライバルの発言について尋ねられると、レッドブルを皮肉るように答えた。

    「彼らはいつも文句を言うよ。何にでもね。レッドブルだから。僕はたぶん3秒くらい前を走っていたと思うけど、よく分からないね」とノリスは英BBC Sportに語った。

    チームメイトでタイトルを争うオスカー・ピアストリの2つ後ろ、5番手から決勝を迎えるノリスは、週末を通して体調不良に悩まされていたことも明かした。

    「ここで体調を崩すのは最悪なんだけど、今日はだいぶ良くなった」とノリスはSky Sportsに語った。

    「昨日と一昨日は少しきつかった。急に症状が出て、でもわりと早く引いていった。完璧な状態ではないけど、今日の結果に言い訳はしないよ」

    マクラーレンは日曜の決勝で13ポイントを獲得すればコンストラクターズタイトルを確定させることになる。この偉業が達成されれば、マクラーレンはレッドブルが持つ「残り6戦を残してのタイトル決定」という記録に並ぶことになる。

  • ランド・ノリス F1シンガポールGP初日「昨年のフィーリングをすべて失った」

    ランド・ノリス F1シンガポールGP初日「昨年のフィーリングをすべて失った」

    マクラーレンのランド・ノリスは、シンガポールGP初日の走行を終え、「難しい1日だった」と振り返った。昨年の勝利の地であったにもかかわらず「昨年ここで感じていたあらゆる感触が失われている」と語った。

    FP1ではチームメイトのオスカー・ピアストリに次ぐ6番手で終えたノリスは、FP2序盤で最速タイムを記録したものの、その後は波乱の展開となった。

    セッション中には2度の赤旗が出され、さらにピットレーンでシャルル・ルクレール(フェラーリ)との接触事故も発生。ルクレールのマシンがリリースされる際に両者の車が並走し、接触するという異例の出来事だった。

    マクラーレンはフロントウイングを交換して走行を再開したが、ノリスは最終的に5番手でセッションを終えた。スチュワードは調査の結果、フェラーリにアンセーフリリースの責任があると判断し、1万ユーロの罰金を科した。

    「いや、特に影響はなかった。チームにとって少しお金のかかる出来事だったのは残念だけどね」とノリスは語った。

    さらにマシンバランスについて問われると、「今日はとにかく難しかった。クルマの感触が良くなくて、昨年ここで感じていたあのすべてのフィーリングがなくなっていた。やるべきことがたくさんある。悪い一日だった」と苦笑いを浮かべた。

    また、赤旗中断により重燃料での走行ができなかったことについて問われると、「うん、もうぶっつけ本番でいくよ」と冗談交じりに答えた。ノリスは金曜のセッションを5番手で終え、チームとしてはピアストリが最速タイムを記録するなど好調を維持している。

    ランド・ノリス F1シンガポールGP

  • ランド・ノリス 「レッドブルのF1マシンはマクラーレンと同じレベルに戻った」

    ランド・ノリス 「レッドブルのF1マシンはマクラーレンと同じレベルに戻った」

    ランド・ノリスは、マックス・フェルスタッペンが「本当に勝利を狙える挑戦者」だと発言した。これは、レッドブルが導入したフロアのアップグレードによってRB21が再び競争力を取り戻したことを受けてのものだ。

    4度のF1ドライバーズチャンピオンであるフェルスタッペンは、イタリアGPでのアップデートを活かしてモンツァで勝利を挙げ、さらに2週間後のバクーでも連勝を果たした。

    この結果、オランダ人ドライバーは再びタイトル争いに名乗りを上げ、マクラーレンのオスカー・ピアストリとの差は現在69ポイント。これはモンツァ前より35ポイント縮まった数字だ。ノリス自身はチームメイトのピアストリから25ポイント差で追っている状況にある。

    ノリスは、レッドブルのドライバーがシーズン終盤に向けて争いに加わるだろうと考えており、その理由はRB21が現在MCL39と「同じレベル」に戻ったからだと語った。

    メディアら、フェルスタッペンの直近の勝利は特定のサーキットによるものなのか、それとも本当に挑戦者となったのかと問われると、25歳のノリスはすぐにこう答えた。

    「本当に挑戦者だと思う」

    「シーズン序盤を振り返れば、彼らは最初の6、7戦で僕たちとレース勝利を争い、ドライバーズ選手権でも競っていた」

    「そして僕たちがアップグレードを持ち込み、少し改善した。数週間前に彼らがアップグレードを導入して、それがまた僕たちと同じレベルに戻したように見える」

    「だから、僕たちは依然として、毎レースに勝利を目指し、チームとして支配したいという野心と目標を持って挑んでいるし、これまでのシーズンを通して築いてきた流れを続けたいと思っている」

    「でも、それにもかかわらず、ここ数戦ではメルセデス、フェラーリ、そしてレッドブルが接近している。だから、特に彼とのバトルを覚悟している」

  • ランド・ノリス 角田裕毅を抜けず危機感「レッドブルF1は別次元」

    ランド・ノリス 角田裕毅を抜けず危機感「レッドブルF1は別次元」

    ランド・ノリスは、レッドブルがマクラーレンと比べて「別次元にある」と考えている

    ノリスの発言は、アゼルバイジャンGPでマクラーレンにとっては散々な週末となり、自身は7位に終わった後に出てきたものだ。その一方で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2戦連続となる圧倒的な勝利を収めた。

    この結果により、フェルスタッペンはノリスとのポイント差を44に縮める一方で、日曜のレースでクラッシュを喫したオスカー・ピアストリとの差は69となった。

    ノリスは、レッドブルの最近の不調は誇張されすぎだと主張し、フェルスタッペンが2025年のタイトル争いに再び名乗りを上げることに驚きはないと述べた。

    「彼らが遅いなんてことはめったにないんだ。だから、彼らが速いことに人々は驚くのをやめるべきだと思う」とノリスは語った。

    「マックスはすでにシーズン序盤から勝っていた。開幕戦でも勝てたかもしれないし、第2戦のスプリントでも勝ちにかなり近づいていたと思う。

    シーズンを通して彼らは速かったし、レッドブルのマシンは良かった。モンツァにアップグレードを持ち込んで、それがさらに改善につながったようだ。

    「だから驚きはない。僕たちは、彼らが信じられないほど強力なチームであり、F1史上最高のドライバーの一人を擁していることを知っている。だから、それ以上でもそれ以下でもないと予想している」

    ノリスは、レース終盤に角田裕毅を抜けず6位を逃した後、レッドブルのRB21の強さを指摘した。

    「彼らはシーズン残りも僕たちの人生を難しくするだろうと思う。ただ、僕たちもバクーでは少し苦戦したし、モンツァでは明らかに速さが足りなかった」とノリスは付け加えた。

    「我々も改善してきたけれど、レッドブルが過去にとても強く、支配的だった部分を、彼らはいまだに持っていて、我々は持っていない。レッドブル(角田裕毅)を追いかけているとき、彼らが僕たちよりも明らかに“別次元”にある部分があった。それがなぜなのか理解する必要がある」

    ランド・ノリス マクラーレン

    マクラーレンは依然として“一部の領域で不十分”
    ノリスは、バクーでのマクラーレンの散々な週末は、チームがまだ改善すべき点を浮き彫りにしたと感じている。

    「究極の速さという意味では、この週末(バクー)でもまだ悪くなかったと思う。FP1、FP2、FP3でも速かったし」とノリスは語った。

    「もし通常の予選だったなら……難しいコンディションや小雨、最初にコースに出たことなどが重なって、最悪の週末になった」

    「レースでのポジションも、2番手からスタートしていれば2位で終えられたと思う。正直なところ、僕たちはレッドブルの速さには届かなかった。それは本当に、とても明らかだった。ローダウンフォースのトラックでは、まだ僕たちは苦戦しているようだ」

    「僕たちはまだ必要な自信を持てていない。マシンは速いけど、それをレッドブルのように頻繁に再現できていない」

    「素晴らしいシーズンを過ごしているのは確かだけど、明らかに十分でない部分もあり、それを改善し続けなければならない」

  • ランド・ノリス F1引退後に耐久レースに意欲「フェルスタッペンのようにね」

    ランド・ノリス F1引退後に耐久レースに意欲「フェルスタッペンのようにね」

    ランド・ノリスは、F1でのキャリアを終えた後にマックス・フェルスタッペンのように他のレースカテゴリーへ挑戦したいと語った。

    2週間前、フェルスタッペンはニュルブルクリンクのノルトシュライフェでポルシェGT4を走らせ、GT3マシンで「グリーン・ヘル」を走るためのライセンスを取得した。以前から耐久レースへの情熱を公言して、今週土曜日にはフェラーリ296でGT3レースデビューで勝利した。

    このニュルブルクリンクでの取り組みについて、先週末のアゼルバイジャンGPで他のF1ドライバーに意見が求められ、ノリスは自分もスポーツカー耐久レースに興味があると明かした。

    マクラーレンは2027年から世界耐久選手権(WEC)に参戦し、ル・マン24時間レースの総合優勝を狙う計画があり、ノリスにとっては自然な道筋となる可能性もある。

    「ぜひやりたい」とノリスは語った。彼は2018年、F1デビュー前年にフェルナンド・アロンソ、フィル・ハンソンとともにデイトナ24時間に参戦した経験がある。

    「ザク(ブラウン/マクラーレンCEO)がル・マンについて話しているのを見た。マクラーレンがル・マンに行くっていうのもね。僕はぜひやりたい」

    「僕はずっとF1にいるわけじゃない。他のこともやりたいし、自分の人生を楽しみたい。他のことに挑戦したいんだ」

    「F1での時間は楽しむ。でも、同時にいくつかのレースをやることになるのか、あるいはF1を引退してからになるのかは分からない」

    「デイトナはすごく楽しかった。フェルナンドと一緒だったから、とてもクールな経験だった。当時の僕には特別なものだったよ。でもル・マンでもデイトナでもセブリングでも、どこでもいい。他のことをやってみたい。唯一やらないだろうと思うのはオーバルレース。僕には合わないからね」

    マックス・フェルスタッペン グループGT3

    ノリスは、他のレースへの挑戦はタイミング次第だと強調した。現在はチームメイトのオスカー・ピアストリと2025年F1タイトルを争っており、全ての集中はそこにある。マクラーレンは将来的にもタイトル争いを続けると期待されている一方、フェルスタッペンは今季こそ選手権争いには絡んでいないが、すでに4度の王者に輝いている。

    「マックスがそういうことをやっているのは尊敬する。彼はそういうことをやりやすい立場にいるんだ。もし選手権を争っている最中だったら、ああいうことをするのは良い印象を与えないかもしれない。でも彼はすでに4回タイトルを取っている。だから僕やオスカーが今やっている状況に比べれば、彼には少し余裕があるんだ」

    「でも将来、僕も必ずやると思う。だって僕にもマックスと同じように他のことをやりたい、楽しみたいっていう気持ちがあるからね」

  • ランド・ノリス 角田裕毅への“皮肉発言”が示すマクラーレンF1の苦境

    ランド・ノリス 角田裕毅への“皮肉発言”が示すマクラーレンF1の苦境

    ランド・ノリスはF1アゼルバイジャンGPでの不振を強調する中で、レッドブルの角田裕毅に対して皮肉とも取れる発言をした。

    ノリスはバクーで7位に終わり、チームメイトのオスカー・ピアストリが1周目にリタイアしたことでドライバーズ選手権のポイント差を多少縮めたものの、依然としてピアストリには25ポイントの余裕が残っている。

    さらにノリスは再びピットストップの不具合に見舞われ、右前輪のホイールガンの作動不良でタイヤ交換に手間取ったが、最終的な結果にはほとんど影響しなかったと考えている。

    イギリス人ドライバーは、自身のMCL39のペースに不満を抱いており、リーム・ローソン(レーシングブルズ)と5位を争っていた角田裕毅のレッドブルを抜けなかったことを例に挙げ、パフォーマンス不足を示した。Viaplayのインタビューでノリスは次のように語った。

    「ペースは大したことなかったと思う。角田裕毅にさえついていくのに苦労したからね。もしそれが事実なら、僕たちは明らかに速くないということだ」

    この発言は、角田裕毅が苦しんできた不安定なRB21が近戦で改良されていることを念頭に置いたものだとみられる。ミルトンキーンズ拠点のチームはアップデートで戦闘力を上げ、マックス・フェルスタッペンはモンツァに続いて圧倒的な勝利を挙げた。角田裕毅もまた、元チームメイトのローソンと激しく争いながらチーム加入後自己最高位を記録した。

    角田裕毅 F1 ランド・ノリス

    さらにノリスのインタビュー時の様子をめぐっては、海外ファンの間で議論が巻き起こっている。ノリスはレース後、「レッドブルはあまりにも速すぎてついていけなかった。角田裕毅ですら捕まえられなかったんだ」とコメント。この際に角田裕毅の名前を口にしながら、ニヤリとした笑みや笑いを浮かべたと指摘され、「角田裕毅を見下した発言だ」と受け止める声がSNSや掲示板で広がった。あるファンは「名前を出した後の表情を見ろ。あれは完全にディスだ」と批判している。

    一方で、擁護の声も少なくない。「彼は角田裕毅を切り捨てたわけじゃない。言いたかったのはレッドブルに近づけなかったということで、たまたま前にいたのが角田裕毅だっただけだ」「彼に大した悪意はなかった。ただ自分の言葉がどう聞こえるか分かっていないだけだ」といった意見が寄せられている。また、「ランドの言動は過剰に拡大解釈されている。ネガティブな印象で塗り固めようとしすぎだ」との声もあった。

    ノリスの発言は角田裕毅個人を狙ったものではなく、レッドブルの速さを強調する意図だったと解釈する向きもある。しかし、インタビュー時の表情が“侮辱”と受け取られるか“無意識”と見るかで、ファンの間の受け止め方が大きく割れている。

    この結果とパフォーマンスはマクラーレンにとって警鐘となるものであり、残り7戦を前にフェルスタッペンが選手権争いの周辺に再び顔を出しつつある。

  • ランド・ノリス F1アゼルバイジャンGP決勝「角田裕毅に太刀打ちできなかった」

    ランド・ノリス F1アゼルバイジャンGP決勝「角田裕毅に太刀打ちできなかった」

    ランド・ノリス(マクラーレン)はアゼルバイジャンGP決勝を7位で終え、レース終盤に角田裕毅(レッドブル)を攻めきれなかった展開を振り返り、「太刀打ちできなかった」と語った。

    フェルスタッペンの圧倒的な勝利と対照的に、マクラーレンは予選から週末を通して苦戦。ノリスは予選と同じ7位フィニッシュにとどまり、角田裕毅を前に見ながらチェッカーフラッグを受ける形となった。

    フェルスタッペンの勝利は2戦連続で、昨年6月以来の連勝となった。これにより、ノリスとの差を44点、首位オスカー・ピアストリとの差を69点に縮め、残り7戦でタイトル争いに絡む位置まで迫っている。

    ノリスは「DRSトレインに捕まった影響なのか」という質問に対し、マクラーレンの問題もあるがレッドブルの速さが決定的だったと語った。

    「悪くはなかったと思うけど、角田にほとんどついていけなかった。コースの一部ではレッドブルが信じられないほど速くて、太刀打ちできなかった」

    「週末を通して僕たちは少し苦しんでいた。クルマはドライブしづらくて、ナイフの刃の上を走っている感じだった。遅すぎることもあれば、そこにいると思った瞬間にロックアップして全てが台無しになることもあった。自信を与えてくれるクルマではなかった」

    レッドブルは今季、5月のイモラからモンツァまで勝利がなかったが、ノリスはその低迷は過大評価されていると主張した。

    「レッドブルが遅いことなんてほとんどない。だから彼らが速いことに驚くのはやめるべきだ」

    「マックスはシーズン序盤からすでに勝っていた。シーズンを通して彼らは速く、クルマも良かった。モンツァでアップグレードを持ち込み、それがさらに彼らを助けた」

    「僕は驚いていない。彼らは信じられないほど強いチームで、F1史上最高のドライバーの一人を擁している。だからそれ以上でも以下でもない。我々にとってシーズン終盤は厳しい戦いになるだろう」

    「僕らも改善してきているけど、レッドブルが過去に優れてきた部分は今もなお彼らが持っていて、僕らにはない。今日レッドブルを追っていて、明らかに彼らが別のレベルにいる部分があった。なぜなのか理解する必要がある」

    ランド・ノリス 角田裕毅 F1 アゼルバイジャンGP

    今大会のマクラーレンの苦戦が一過性かどうかについて、ノリスはこう答えた。

    「大きな問題があったとは思っていない。最終的な速さでは悪くなかった。FP1、FP2、FP3では速かったし、もし普通の予選なら違った結果になったと思う。難しいコンディション、雨、最初にコースインしたことなど、いろいろな要因が重なって悪い週末になった」

    「仮に2番手からスタートしていたら、2位で終えられたと思う。レッドブルの速さには及ばなかったのは明らかだ」

    「ローダウンフォースのサーキットではまだ苦しんでいる。自信を持てないんだ。速く走れることはあるけど、レッドブルのように毎回それを再現することができない」

    「素晴らしいシーズンを送っているのは間違いない。でも十分ではない部分があり、それに取り組み続けなければならない」

  • ランド・ノリス F1アゼルバイジャンGP初日のクラッシュに「悔しい」

    ランド・ノリス F1アゼルバイジャンGP初日のクラッシュに「悔しい」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は、F1アゼルバイジャンGP金曜フリー走行2回目でウォールに接触し、貴重な走行時間を失ったことを「悔しい」と振り返った。

    FP1でトップタイムを記録したノリスだったが、FP2ではターン4立ち上がりでマシンが外に膨らみ、コンクリートウォールにヒット。直前にはターン2でも危うい場面があり、マシンにダメージを負ってピットへ戻った。

    「ウォールに当たった。タイヤがやられた」とノリスは無線で報告。その後、スピードを落としながらガレージへと戻った。

    セッション後にノリスは「特にここでは代償が大きい。あの瞬間まではいい感触だった」と振り返った。

    「限界を攻めて見極めようとした結果だから、何も試さないよりはマシだけど悔しい。高燃料での走行もしておきたかったし、特に今年は昨年よりも柔らかいコンパウンドを使っているから、それを試せなかったのは痛い。でも仕方ない。明日取り返すしかない」

    「今年のトラックは昨年よりもかなり速いし、この柔らかいコンパウンドはモナコやイモラくらいでしか使わない。だから学習が遅れている」

    「今日は僕にとってもオスカー(ピアストリ)にとっても荒れたセッションだった。彼もマシンに苦戦していたようだ。でも明日どう取り返せるかだね」

    マクラーレン F1 アゼルバイジャンGPバクーでの初日はマクラーレン勢にとって厳しい展開となった

    ノリスが言及したように、チームメイトで選手権首位のオスカー・ピアストリも苦戦。FP1ではパワーユニットの問題、FP2ではターン15でウォールに軽く接触する場面があった。

    「ちょっと難しかったね」とピアストリは振り返った。

    「アップダウンのある1日だった。速さはあると思うけど、現状ではマシンから最大限を引き出すのが簡単じゃない。FP2ではいくつか試したことがあるから、振り返って明日のために何を変えられるか確認するつもり。タイヤの選択も違ってくるだろう。ポジティブな部分も多いけど、今日は厄介な瞬間がいくつかあった」

  • ランド・ノリス 「マクラーレンF1にパパイヤ・ルールなんて最初から存在しない」

    ランド・ノリス 「マクラーレンF1にパパイヤ・ルールなんて最初から存在しない」

    ランド・ノリスは、マクラーレンのいわゆる「パパイヤ・ルール」をめぐる誇張された噂に冷や水を浴びせ、チームメイトのオスカー・ピアストリとの間に存在するとされる行動規範は、実際には神話にすぎないと主張した。

    この話題は、イタリアGPで緊張の瞬間があったことで再燃した。ノリスがピットストップでの作業遅れによって順位を落とし、チームからピアストリに2番手を譲り返すよう指示が出された場面だ。

    モンツァの表彰台ではファンからノリスにブーイングが浴びせられ、批判者たちは「マクラーレンはエースドライバーを守るためにルールを曲げている」と主張した。しかしノリスはすぐさま真実を明らかにした。

    「もうパパイヤ・ルールなんてない。最初から存在しなかった」とノリスはDAZNに語った。

    ポストイットに収まるルール
    チーム内のレース作法が複雑なものとされてきたことについて、ノリスは実際にはごくシンプルなものだと強調した。

    「ページ1枚にも満たないんだ」と彼は説明した。「重要なのは『フェア』と書かれていること。これが多くのことをカバーしていて、僕にとってもオスカーにとっても公平であることを意味している」

    「僕がこういうことを選んでいるわけじゃない。過去に何があったかは気にしない。ただ僕たちは正しいと思うことをやるだけなんだ」

    その明快さは、モンツァでの件にも直接当てはまるという。ホイールナットの不具合でピット作業が遅れたノリスは、コースに戻った時にはピアストリの後ろに位置していた。そこでマクラーレンはピアストリに順位を戻すよう指示し、ピット前のオーダーを再現した。

    「僕が望んだわけでもチームが望んだわけでもない。状況を複雑にしてしまうし、順位もややこしくなる」とノリスは認めた。

    「でも、それが僕たち全員、チームとして、両ドライバーとして正しいと決めたことなんだ。修正しなければならなかった。もしオスカーに同じことが起きていたら、僕たちは全く同じことをしていただろう」

    マクラーレン F1 ランド・ノリス

    ピアストリも決定を支持
    ピアストリは当初チームラジオで不満を口にしたが、後にはこの決定の妥当性を支持し、短期的な痛みよりも長期的な公平性が重要だと強調した。

    「長い目で見ればベストな判断だったと思う」と彼はレース後に説明した。

    「ランドは週末を通して僕の前にいたし、その判断を理解している。だからほとんど即座に順位を入れ替えたんだ。まだ話し合うべきことはあるけど、僕にとっては問題なかった」

    この結果、ノリスは2位、ピアストリは3位でフィニッシュし、ノリスは選手権争いで残り8戦を前に31ポイント差にまで詰め寄った。

    両ドライバーが同じ見解を公に示したことで、マクラーレンの「ルール」はパパイヤ色の枷ではなく、「フェアに走る、クリーンに戦う、そしてチームを前進させる」という握手の合意にすぎないことが明らかになった。

  • 「マクラーレンはノリスをF1王者に仕立てたい」 エクレストンが痛烈批判

    「マクラーレンはノリスをF1王者に仕立てたい」 エクレストンが痛烈批判

    日曜日のモンツァで、マクラーレンがオスカー・ピアストリにチームメイトのランド・ノリスへ2位を譲るよう命じたことで、同チームは激しい批判に直面している。

    この指示によってノリスの選手権でのポイント差は34から31に縮まったが、チーム代表アンドレア・ステラは「哲学」に基づいた判断だと説明した。ピアストリは、ノリスがスローピットストップでタイムを失ったことでそのポジションを得ていたが、チームラジオではオーストラリア人の消極的な姿勢が明らかになった。

    「ラジオで言うべきことは言った」とピアストリはレース後に認めた。「2度目の要請を受けたとき、チームに逆らうつもりはなかった」

    この決定はイタリアの観客からブーイングを浴び、パドック内外から批判を集めている。

    元F1最高責任者バーニー・エクレストンは『Blick』に語った。「彼らは公平性について語り続けている。しかし、チームのミスでピアストリが罰を受けるのは公平か?違う。マクラーレンはランド・ノリスという名のワールドチャンピオンを望んでいると感じ始めている」

    元ハース代表ギュンター・シュタイナーは、この順位変更を「不要」と表現し、「オスカーはランドの遅いピットストップに責任を持つべきではなかった。自分ならそうはしなかった」と主張した。

    メルセデスのトト・ヴォルフは、長年マクラーレンのザク・ブラウンと親しい間柄だが、危険な前例を作ることを警告した。「一度前例を作れば、取り消すのは非常に難しい。もしチームがまたミスをしたら?再び順位を入れ替えるのか?答えはシーズンが熱くなったときに出るだろう」

    マクラーレン F1 ランド・ノリス

    『Blick』のロジャー・ブノワは、ピアストリのマネージャーであるマーク・ウェバーがプライベートでさらに厳しい言葉を口にしたと示唆した。『Viaplay』の解説者ヒード・ヴァン・デル・ガルデは率直に「もし自分がピアストリだったら、こう言っただろう。『クソくらえ、彼を先に行かせはしない』」と述べた。

    1996年のワールドチャンピオン、デイモン・ヒルもこの議論に加わり、冗談交じりにこう語った。「1993年に僕がイタリアGPで勝ったのは、アラン・プロストのルノーエンジンが壊れたからだ。今になってルノーが僕に結果を返せと言ってくるんじゃないかと心配している」

    ヒルのオンライン投票では、62%がマクラーレンの判断に「不満」と回答した。

    論争はNBAにも波及し、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのスター、ジョエル・エンビードがXに投稿した。「このパパイヤルールはヤバいな(笑)。オスカーは俺よりいい人間だ」

    それでもステラはマクラーレンの姿勢を擁護しつつ、内部での見直しを示唆した。「見直しは変更を意味しない。我々のレースの進め方について合意し確認することを意味する。それは卓越性を追求する上で根本的なことだ」