カテゴリー: F1イタリアGP

  • F1イタリアGP | モンツァ、約129億円のサーキット改修を検討

    F1イタリアGP | モンツァ、約129億円のサーキット改修を検討

    モンツァは、リバティメディアとの新たなF1イタリアGPの開催契約を確保するために1億ユーロ(約129億円)のサーキット改修を検討している。

    La Gazzetta dello Sport の報道によると、サーキット改修計画には、シケイン、レズモ・コーナー、コースの拡大、新しいスタジアムの変更が含まれているという。

    「我々は何とかしてその資金を見つけるつもりだ」とイタリア自動車クラブのアンジェロ・スティッチ・ダミアーニ会長は述べている。

    今回のアップグレードでは、1994年のアイルトン・セナの死後に修正されたレズモの2つ目のコーナーの半径を元に戻すことが含まれている。その他の変更としては、最初の2つのシケインのうちの1つを無くし、FIAのホモロゲーション規則に沿うためにトラックの幅を12メートルに広げられる。

    ヨーロッパのサーキットは、モンツァ以外にもリバティメディアの契約を確保するために戦っている。

  • キミ・ライコネン、モンツァの表彰台でのブーイングに嫌悪感

    キミ・ライコネン、モンツァの表彰台でのブーイングに嫌悪感

    フェラーリのキミ・ライコネンは、F1イタリアGPの表彰台でのブーリングは“あまり気持ちのいいものではない”と語り、F1はそのような行為をする場ではないと考えている。

    F1イタリアGPでは、ルイス・ハミルトンがキミ・ライコネンから逆転で勝利を収めて今季5勝目を挙げ、セバスチャン・ベッテルとのポイント差を30ポイントまで拡大した。

    熱狂的なフェラーリファンであるティフォシは、表彰台セレモニーの間、ライバルであるルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスにブーキングを浴びせた。

    ルイス・ハミルトンは、「それを利用して、ネガティブをポジティブなパワーに変えた」と主張し、ブーキングに肩をすくめた。

    ルイス・ハミルトンとの長いバトルのあとに2位表彰台に終わったキミ・ライコネンもライバルを擁護した。

    「全員に好きなように振る舞う権利はあると思うけど、あまり気持ちのいいものはない」とキミ・ライコネンは Crash.net にコメント。

    「そのようなものが起こるべきではないと思うけど、もちろん、僕が決めることではない。それは起こったし、それが人生というものだ。でも、あまり気分のいいことではない」

    元フェラーリのCEOであるルカ・ディ・モンテゼーモロは、ティフォシのルイス・ハミルトンへのブーイングに“うんざりした”と BBC に語り、ハミルトンを“素晴らしいチャンピオン”だと称えている。

    ブーリングは、セバスチャン・ベッテルが勝利を収めたルイス・ハミルトンの母国グランプリであるF1イギリスGPでも起こっていた。また、レースをリードしているベッテルが単独クラッシュでリタイアで終えたF1ドイツGPでは、マックス・フェルスタッペンのファンからベッテルに罵声が浴びせられていた。

  • ルイス・ハミルトン、モンツァでのブーイングは「僕に力を与えるだけ」

    ルイス・ハミルトン、モンツァでのブーイングは「僕に力を与えるだけ」

    ライバルであるフェラーリの敵地モンツァで優勝して表彰台で受けたブーキングを受けたルイス・ハミルトンだが、“全てのスポーツ”行われてることであり、“受け入れられる”ものだと語った。

    F1イタリアGPでは、キミ・ライコネンがポールポジション、セバスチャン・ベッテルが2番グリッドとフェラーリがフロントローを独占。熱狂的なティフォシはフェラーリが勝つことを望んでいた。

    しかし、レースではメルセデスのルイス・ハミルトンが残り8周でキミ・ライコネンをオーバーテイクして引き離し、トップでチェッカーを受けた。

    表彰台に集まったティフォシは、ルイス・ハミルトンにだけブーイングを浴びせたが、それらの行為は問題ではなかったとハミルトンは語る。

    「受け入れるものだと思っている。すべてのスポーツで行われていることだ」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「フットボールでは間違いなく起こるし、ここモンツァでは他のレースよりも多かったことには僕も気づいた。でも、そういうものだ」

    「僕にとっては簡単なことだ。僕たちのいるアリーナでは簡単にそうすることができるし、その人の人生に影響を与えることもできるけど、それを糧にすることもかなり簡単なことだ」

    「それは僕に多くのモチベーションを与えた。僕はそれを歓迎しているし、彼らがそれをやり続けたいとしても、それは僕に力を与えるだけだ」

    不快には思わなかったかと質問されたルイス・ハミルトンは「いいや。気分を害することではなかった。僕はただ笑っているだけだった」

    「世界中を旅して、僕を応援してくれている人がいることはわかっている。彼らがそこにいることはわかっているし、彼らのことを誇りに思う。彼らが赤い大きな海にいて、ブーキングがあっても、そこに1つのフラッグがあったり、フラッグをもったファンや子供が振ってくれていることに気づくものだ」

    「それらに囲まれ、それを耳にすることがどんなことかは想像できると思う。すべての視線が彼や彼女にいくわけだからね。僕はそのことに本当に感謝しているし、心からリスペクトしている。本当に彼らに注目してほしいし、彼らに感謝していることを知ってほしい」

  • FIA 「メルセデスのタイヤ交換の“ブラフ”は規約違反ではない」

    FIA 「メルセデスのタイヤ交換の“ブラフ”は規約違反ではない」

    FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、F1イタリアGPの決勝でメルセデスがタイヤ交換の“ブラフ(はったり)”を仕掛けたことは問題ではなく、“すべてゲームの一部”だと語った。

    F1イタリアGPのレース序盤、ルイス・ハミルトンがキミ・ライコネンを追っていた際に、メルセデスはピットクルーがガレージからタイヤを持ち出してピットストップをする動きをみせたが、キミ・ライコネンがピットインしたのを確認してガレージに戻った。メルセデスはその動きを2回行っている。

    メルセデスの動きは、F1競技規約の28.12 「チーム関係者がピットレーンに入ることが許されるのは、ピット作業の直前からであり、ピット作業が終了次第、退去しなければならない」に違反しているのではないかとの声が上がった。

    しかし、FIAレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、メルセデスは何も間違ったことはしていないと感じていると述べた。

    「私のフィーリングでは、それはすべてゲームの一部だ」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「チームが実際にピットストップを行わないのにピットレーンでうろちょろしているのは好ましくない。だが、彼らはそれをするつもりで出てきたのであれば・・・もし彼らが毎ラップでそれをしていたのであれば、我々は何かを言いたいと思う」

    「だが、彼らはピットストップをしようと十分に考えた後、考えを変えたのかもしれない。誰かがあからさまに不適当なことをしない限りは、我々がそれについて何かすることはない」

    一方、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、フェラーリの行動せざるを得なくするための“見掛け倒し”のピットストップだったとの見方を否定した。

    「見かけ倒しのストップではなかった」とトト・ヴォルフはコメント。

    「アンダーカットやオーバーカットを狙う場合には準備が必要だ。キミが入ってくるかどうかはわからなかったし、逆のことをするというメッセージだった。逆のことをするにはピットクルーが準備しておく必要がある」

    キミ・ライコネンは、21周目にピットインしてソフトタイヤに交換。メルセデスはルイス・ハミルトンをステイアウトさせて、28周目に呼び寄せた。ハミルトンはライコネンの後ろで戻ったため、オーバーカットは失敗かと思われたが、終盤、そのタイヤ寿命の差が顕著に表れ、ブリスターに苦しんでいるライコネンをハミルトンが残り8周でオーバーテイク。最終的に8.7秒の差をつけて勝利を手にした。

  • F1 イタリアGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    F1 イタリアGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    2018年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPの決勝レースが9月2日(日)にモンツァ・サーキットで行われた。

    優勝はルイス・ハミルトン(メルセデス)。残り8周でキミ・ライコネンをオーバーテイクしてトップでチェッカー。今季6勝目を挙げた。2位にはキミ・ライコネンが続き、キャリア100回目の表彰台。母国グランプリでの今季初勝利はならなかった。

    3位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4位バルテリ・ボッタス(メルセデス)、5位セバスチャン・ベッテルの順でチェッカーを受けたが、フェルスタッペンはレース中のボッタスとの接触で5秒加算ペナルティを科せられており、5位に降格。3位にはバルテリ・ボッタスが浮上し、メルセデスがダブル表彰台を獲得。オープニングラップの接触から挽回したセバスチャン・ベッテルが4位を獲得した。

    優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「大変なレースだったけど、本当に楽しいレースだった。とても満足している。今日は最高の午後になった。僕たちとフェラーリは非常に僅差だったし、実際、誰がミスを最小限にとどめ、タイヤを最も労われることができるかというレースになった。バルテリは僕がキミに近づけるように最高の仕事をしてスティントを伸ばしてくれた。今日は本当に素晴らしいチームワーク、素晴らしいピットストップ、チームとの素晴らしいコミュニケーションだった。1周目は激しかったし、僕たち全員が同じようなスタートを切った。ターン4に入ったときにセバスチャンがアウトサイドではなく、インサイドに進むことを選んだのは少し驚きだった。あれは僕のチャンスだったし、彼と十分な距離をとっていることを確認しなければならなかった。少し接触があって、クルマは少しダメージを負ったけど、幸いにも続行して、キミについてくことができた。第2スティントでキミとのギャップを縮めると、彼のタイヤにブリスターができているのが見えたので、自分のタイヤを労わって、自分はブリスターを作らないようにしていった。ベッテルがピットストップに入ったときにキミについていくのはちょっと難しかったけど、僕の方がタイヤが良い状態であることはわかっていた。特にレズモとアスカリではギャップを縮めるために全力でプッシュしなければならなかった。でも、このトラックは本当に素晴らしいし、いろんな高速コーナーがあって、コーナーで追いかけることができる驚異的なサーキットだ。シケインも世界で最高のトラックであるために一役買っている。イタリアで勝利を収めるのは常に本当に特権的なことだ。でも、僕たちは集中しつづけて、仕事を頑張って、シンガポールで良い戦いができるようにしなければならない」

    2位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「今日、僕たちのクルマは本当に良かった。1セット目のタイヤは問題なかったけど、2セット目は期待していたほど長くは持たなかった。僕たちができることはあまりなかったし、ずっとプッシュしなければならなかった。楽をしてタイヤを労われるような時間は一瞬もなかった。もっと良い結果を望んでいたのは確かだけど、これが僕たちが得た結果だ。ベストを尽くしたけど、十分ではなかった。理想の世界でどうすべきだったかを言うのは簡単だけど、僕たちは正しいと思ったことをやったし、何も間違っていなかったと思う。2位は理想的ではないけど、受け入れなければならない。左リアタイヤはラバーが残っていなかったので、レースをフィニッシュできたのはラッキーだったと思う。今後のレースではどの場所も全員がかなり僅差になるだろう。ベストを尽くし続けて、最後のレースになったときにそれが十分であることを願っている」

    3位:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「僕とルイスの二人にとって非常に成功を収めた一日だったし、表彰台に戻ることができて良い気分だ。今日、フェラーリが速いことはわかっていたし、100%を尽くして、彼らにプレッシャーをかけたいと思っていた。今日はチーム一丸となって仕事をしなければならないことはわかっていたし、それが僕たちにとって非常にうまくいった。1コーナーでセバスチャンに起こったことによって、今日は表彰台を獲得する良いチャンスがあることがわかった。それでも簡単なレースではなかった。第1スティントをとても長く走り、中古のタイヤでキミを抑え続けようとしていた。そのタイヤでもなんとかそれなりのラップタイムを引き出すことができたし、キミは決してオーバーテイクできるまで近づくことはできなかた。最終的に戦略がルイスと僕のレースの両方を助けた。長い第1スティントの後、フレッシュなラバーでマックスと戦うチャンスがあり、表彰台で終えることができた。今日は本当に良いチーム努力だったし、僕たちはフェラーリよりも後ろからスタートしたけど、彼らよりも多くのポイントを獲得することができた。でも、僕たちは彼らにプレッシャーをかけられるようにプッシュし続けなければならない」

    4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「序盤にターン1とターン4でキミをオーバーテイクしようとしたけど、できなかった。彼はブレーキを踏んだし、そうする権利があったので、僕は脇に移動して、ルイスとの間隔を広げた。間隔はあったし、もうチャンスはなかった。だから、ルイスと接触して、スピンしたのは残念だった。僕のクルマはダメージを負ってしまった。違った結果になったかもしれないけど、そうはならなかった。残念ながら、僕のレースは妥協を強いられてしまった。残念だけど、ベストを尽くしたし、後方からそれなりに挽回することができた。全体的に見れば、さらに悪い結果になっていた可能性があった。僕たちにはペースがあったし、勝てたかもしれないので、もちろん落胆している。チャンピオンシップで多くのポイントを取り戻さなければならないけど、僕たちにはまだ改善するための時間があるし、リカバリーする余地はある。ティフォシには申し訳なく思う。今日、彼らは違った結果に値していたからね」

    5位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「今日のクルマのパフォーマンスを見れば、僕たちはこのトラックで競争力があったので僕たちは本当に良い仕事ができたと思う。これ以上の結果は難しかったと思うし、コース上で3位でフィニッシュできたのは良い結果だった。残念ながら、ペナルティを科せられて5位に降格してしまった。バルテリの左に十分なスペースを与えていたし、彼はコースを外れる必要はなかったと思っている。ルールは、クルマ一台分のスペースを与えていれば十分だと言っている。僕はそうしていた。でも、彼はターン1で僕のホイールに接触して、まっすぐ行かなければならなかった。ペナルティには同意できないけど、決定は下されたわけだし、それについて僕たちにはどうすることもできない。もちろん、ペナルティについて聞いた後、トラックポジションを維持しようという決意がさらに高まった。できる限り最高のレースをしようとしていたし、僕たちはストレートでかなり遅いので、懸命に戦わなければならなかった。レース前は5位が僕たちにとって可能性のあるベストな結果だと思っていたけど、良いスタートを切り、メルセデスを抑えて3番手にいたし、すべてを出し切れたと思う。ポジティブな点に目を向ければ、今日、クルマのパフォーマンスはとても良かったし、ペースという点でも競争力があった。全体的にこのトラックでメルセデスを抑え続けられたことは非常にポジティブな兆候だし、通常、僕たちのクルマが強いシンガポールにむけてこの勢いを維持できることを願っている」

    6位:ロマン・グロージャン (ハース) ※レース後、失格処分
    「再びポイント圏内に入れたのは素晴らしいことだし、一連の良いレースを楽しんでいる。良いレースだったけど、タフだった。今日は間違いなくフォースイディアの方が速かった。彼らを抑え続けるために懸命にクルマをプッシュしなければならなかった。それにはとても満足しているし、チームの進歩にもとても満足している。これで僕たちはコンストラクターズ選手権4位に浮上したわけだし、かなり驚くべきことだ。モンツァで良いレースができるとは思っていなかったけど、今日は違った。満足しているし、シンガポールに行くのを楽しみにしている」

    7位:エステバン・オコン (フォースインディア)
    「今日の結果には満足している。僕たちは6位を目指していたけど、グロージャンに仕掛けられるほどのペースアドバンテージがなかった。それでも、7位と8位はチームにとって素晴らしい成果だ。スタートは本当に良かったけど、ターン1へのアプローチで芝に押し出されて、抜け出さなければならなかったので、いくつかポジションを落としてしまった。そこからのペースが良かったし、サインツの前に出ることができた。タイヤを労わって長持ちさせることがでいた。レース終盤、グロージャンを仕留める現実的なチャンスが1回あったけど、うまくいかなかった。ヨーロッパシーズンを力強い結果で終えることができて満足している。好調でフライアウェイに臨めるし、僕たちには勢いがある」

    8位:セルジオ・ペレス (フォースインディア)
    「ここでポイントを獲得できて満足している。グリッドのかなり後ろからスタートしたことを考れば特にね。残念ながら、レース全体を大きなダメージを抱えた状態で走らなければならなかった。ケビン(マグヌッセン)とバトルをしていて、すでに僕が追い抜いているのに彼はシケインを2回もカットした。彼はポジションを戻すようには言われていなかったけど、レズモでもう一度なんとか彼に並べた。でも、十分なスペースを与えてくれず、インサイドに押し込まれた。あのような高速コーナーでは常に接触してしまうし、そのせいでマシンにかなりのダメージを負うことになった。アンダーステアがひどくかったし、とても難しいレースだった。そのような問題はあったけど、僕たちには強力なペースがあったし、レースの終盤はエステバンの真後ろについて、2人でグロージャンの前に出ようと頑張った。“ベスト・オブ・ザ・レスト”にはなれなかったけど、あらゆることを考えれば、今日は良い仕事ができたと思う。この2週間の結果はこのチームの強さを示している。理論上はチャンピオンシップで4位につけていただろうし、しっかりとポイントを獲っている。シンガポールではいくつかアップグレードもあるし、チャンピオンシップの終盤戦も良いパフォーマンスを継続できるよう願っている」

    9位:カルロス・サインツ (ルノー)
    「全体的に週末には満足している。今日は全て出し切った。厳しくなると予想していた週末でなんとか4ポイントを獲得できたし、結果には満足していいと思う。ペースは良かったけど、直線で少し逃していたし、その部分でいくつかポジションを失った。ポジティブな点は、スパ以降に僕たちは良い進歩を果たしているし、クルマのフィーリングもはるかに良くなっている。今はシンガポールを楽しみにしている。もっと競争力があることを期待している」

    10位:ランス・ストロール (ウィリアムズ)
    「良い気分だと言うのはかなり控えめな表現かもね。ポイントを獲得できればと思ってはいたけど、実際にはあまり期待はしていなかった。予選の位置をキープできるペースがあるとは思っていなかったけど、僕たちはやり遂げた。レース中ずっとサインツを追いかけていたし、終盤には捕えかけていたので、今日と今週末の自分たちの仕事には本当に満足している。今週末は予選が良かったし、レースでは戦略もはまった。まさにすべてがうまくかみ合った週末だった。週末を通して堅実な仕事ができて、チームの全員がそれぞれの役割を果たしたことが鍵だった。このトラックは僕たちに合っていたと思うけど、シンガポールに向けてもポジティブだ。去年は予選で散々なペースで18番手だったけど8位でフィニッシュした。常にチャンスはある」

    関連:動画 | F1 イタリアGP 決勝 ハイライト

  • トロロッソ・ホンダ:F1イタリアGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1イタリアGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ベルギーGPの決勝レースで、ピエール・ガスリーが15位フィニッシュ。ブレンドン・ハートレーはスタート直後のアクシデントでリタイアとなった。

    第14戦イタリアGPの決勝レースが午後3時10分より行われた。モンツァは朝からぶ厚い雲に覆われ、レース開始時に気温21℃、路面温度28℃、降水確率は60%のコンディションの下、決勝レースを迎えた。

    トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーが5列目9番手、ブレンドン・ハートレーは予選18番手だったが、上位車2台のペナルティーにより8列目16番手からのスタート。ともにスーパーソフトタイヤでスタートした。

    午後3時10分にフォーメーションラップがスタートし、53周のレースが幕を開けた。スタート直後、第1コーナー手前でブレンドン・ハートレーが他車と接触するアクシデントが発生し、ハートレー車のサスペンションが破損。これにより無念のリタイアとなってしまった。第1コーナーとその先の位置取りで後続に先行を許したピエール・ル・ガスリーは、1周目に11番手へとポジションを落とす。

    1周目に発生したアクシデントによりセーフティカーが導入され、2周後にレースが再開された。その直後、ピエール・ガスリーは前を走るマクラーレンのマシンをオーバーテイクしようとする際に接触、マシンにダメージを負った影響で、その後はペースが上げられない状況が続く。それでも中団グループでの激しいバトルの中、ポジションを守ろうと奮闘。10周目にはパワーユニット交換により後方スタートとなったダニエル・リカルド(レッドブル)と接触するほど白熱した激しいバトルを展開した。

    しかし、後方から追い上げるフェラーリのセバスチャン・ベッテル、リカルドらにポジションを明け渡し、11周目には13番手となった。その後、トラブルや早めにピットインするマシンもあったが、ピエール・ガスリーは13番手をキープ。ピットインを引き延ばして35周目にタイヤ交換を行った。

    ソフトタイヤに履き替えたピエール・ガスリーは16番手でレースに戻り、追い上げを開始。42周目、43周目に先行車がピットインし、14番手にポジションを上げたが、それ以上ポジションを上げることはできず、レース終盤にはニュータイヤでペースに勝る後続にパスされ、15番手でフィニッシュとなった。4戦連続でのポイント獲得を目指した戦いだったが、残念ながら、それは叶わなかった。

    第15戦 F1シンガポールGPは、シンガポールの市街地コースで9月14日~16日にかけて行われる。

    ピエール・ガスリー (15位)
    「今日は望んでいたような一日にはなりませんでした。レース序盤、1コーナーから2コーナーにかけてブロックされ、いくつかポジションを落としてしまいました。その後、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)との衝突で車体右側のフロアを、その後もダニエル・リカルド(レッドブル)との接触でリアにダメージを負ってしまいました。その状態ではマシンがそこら中でスライドしてしまい、走行することが難しく、最後まで走りきるのも一苦労でした。このレースが簡単な一戦にはならないと予想してはいましたが、マシンのダメージにより一層困難な状況になってしまいした。できる限りのことはしましたが、このレースウイークで見せていたパフォーマンスを、決勝では見せることができませんでした。次戦の僕らのマシンと相性のいいシンガポールGPに集中するために、今は頭を一度リセットしたいと思います」

    ブレンドン・ハートレー (リタイア)
    「僕にとって初めてのモンツァでのイタリアGPを楽しみにしていました。このレースウイークでのパフォーマンスに手応えを感じていましたし、グリッドポジションは離されてしまいましたが、予選ではピエールといい勝負ができていたので、決勝にも自信がありました。スタート直後にマーカス・エリクソン(ザウバー)が左側から僕を抜かそうとアプローチしたことで、危険行為ではなかったのですが、1コーナーで残念ながら僕のレースが終わってしまいました。見ていてとてもすばらしいレースでしたが、本当は僕もそのなかで戦い、レースを走りきりたかったので、とても悔しいです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はトロロッソにとってのホームレースでしたが、不運な接触により残念な結果となりました。ハートレー選手はスタート直後にザウバーのマシンに接触し、リタイアせざるを得ませんでした。また、ガスリー選手もセーフティーカーがいなくなったあとにオーバーテイクを試みた際、マクラーレンのマシンに接触しました。それによりマシンのバランスが大きく崩れ、その後はペースを上げられない状況でした。昨日の予選で力強いパフォーマンスを見せていただけに、それを決勝で見せられず、非常に残念です。いいかたちでヨーロッパラウンドを締めくくることはできませんでしたが、次はテクニカルサーキットが舞台となるシンガポールGPです。ここ2戦続いた高速サーキットとは異なり、我々のマシン特性に合ったトラックだと思いますし、気持ちを切り替え、確実にポイントを獲得するために準備を進めます」

  • マクラーレン:3戦連続ノーポイント / F1イタリアGP

    マクラーレン:3戦連続ノーポイント / F1イタリアGP

    マクラーレンは、F1イタリアGPの決勝レースで、ストフェル・バンドーンが13位、フェルナンド・アロンソはリタイアでレースを終えた。

    ストフェル・バンドーン (13位)
    「金曜日のパフォーマンスを考えれば、今日はかなり良いレースだった。僕たちは土曜日に良いステップを果たしたし、レースに向かい、おそらく倒せるとは思っていなったクルマを何台か倒した。そこはポジティブだった」

    「僕たちのレースペースはかなり良かった。ザウバー、トロロッソのピエール(ガスリー)、ルノーのニコ(ヒュルケンベルグ)の後ろで身動きが取れなかったけど、戦略でアンダーカットをなんとか成功させた。いずれにしろ、スパとモンツァが難しい2レースになることはわかっていた。モンツァは予想よりもわずかに良かったけどね。次はシンガポールだ。もっとパフォーマンスを発揮できることを期待している」

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)
    「今週末は期待していたよりもはるかに良いパフォーマンスを発揮していたし、今日はポイント獲得も可能だったと思うので、レースを早期にリタイアしなければならなかったのは残念だ。それに僕たちはスペかここでエンジン交換を交換して、パフォーマンス的に僕たちにとって難しいとかわっているトラックでペナルティを受けることを計画していたけど、驚いたことに僕たちは好調だったので、ここではそれを行わないことを選んでいた。最終的にここではポイントを獲得できなかったし、シーズン後半にペナルティを受けなければならないので、痛みは2倍だ。レースのスタートからクルマはターン7と8でミスファイアを起こしていたし、残念ながら、最後はスイッチが切れて、ピットレーンまで惰性で進まなければならなかった。本当に残念だ。今後のレースではクルマをもっと頑強にできるかどうか見てみよう」

    ジル・ド・フェラン (スポーティングディレクター)
    「複雑な気持ちでこの素晴らしい場所を離れることになった。一方ではポイント獲得にむけて堅実なポジションにいたときに電気系のトラブルによるフェルナンドがリタイアしたことに激しく失望している。その一方でストフェルは力強いパフォーマンスを発揮し、全力を尽くした。我々はクリーンなピットストップを実行し、戦略に関して良い判断を下した。これから我々はヨーロッパに別れを告げ、チャンピオンシップの最後の章に向かう。戦い続け、選手権でのポジションを改善できることを願っている」

    関連:F1イタリアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが逆転優勝!

  • レッドブル:モンツァでも好パフォーマンス / F1イタリアGP

    レッドブル:モンツァでも好パフォーマンス / F1イタリアGP

    レッドブル・レーシングは、F1イタリアGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが5位、ダニエル・リカルドはリタイアでレースを終えた。

    マックス・フェルスタッペン (5位)
    「今日のクルマのパフォーマンスを見れば、僕たちはこのトラックで競争力があったので僕たちは本当に良い仕事ができたと思う。これ以上の結果は難しかったと思うし、コース上で3位でフィニッシュできたのは良い結果だった」

    「残念ながら、ペナルティを科せられて5位に降格してしまった。バルテリの左に十分なスペースを与えていたし、彼はコースを外れる必要はなかったと思っている。ルールは、クルマ一台分のスペースを与えていれば十分だと言っている。僕はそうしていた。でも、彼はターン1で僕のホイールに接触して、まっすぐ行かなければならなかった。ペナルティには同意できないけど、決定は下されたわけだし、それについて僕たちにはどうすることもできない。もちろん、ペナルティについて聞いた後、トラックポジションを維持しようという決意がさらに高まった。できる限り最高のレースをしようとしていたし、僕たちはストレートでかなり遅いので、懸命に戦わなければならなかった。レース前は5位が僕たちにとって可能性のあるベストな結果だと思っていたけど、良いスタートを切り、メルセデスを抑えて3番手にいたし、すべてを出し切れたと思う。ポジティブな点に目を向ければ、今日、クルマのパフォーマンスはとても良かったし、ペースという点でも競争力があった。全体的にこのトラックでメルセデスを抑え続けられたことは非常にポジティブな兆候だし、通常、僕たちのクルマが強いシンガポールにむけてこの勢いを維持できることを願っている」

    ダニエル・リカルド (リタイア)
    「またフラストレーションの溜まるレースだった。セルゲイ(シロトキン)を抜いて、彼をクリアしたかどうかミラーを見たけど、うまく見ることができなかった。クルマの後部から多くの煙が出ているためだとわかった。エンジニアに報告するとストップするよう伝えられた。パワーユニットに関連する何かできはないかと心配したけど、ガレージにクルマを戻して、スタッフが調査し、彼らはクラッチの問題だと疑っている。レースのフラストレーションを感じる場面だったけど、クルマのいくつかのものを変更して、信頼性を改善し、シンガポールでは表彰台を狙えることを願っている」

    関連:F1イタリアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが逆転優勝!

  • 動画 | F1 イタリアGP 決勝 ハイライト

    動画 | F1 イタリアGP 決勝 ハイライト

    2018年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPの決勝レースが9月2日(日)にモンツァ・サーキットで行われた。

    前日の予選ではフェラーリは母国イタリアGPでは18年ぶりとなるフロントローを独占。熱狂的なティフォシを沸かせた。日曜日の明け方に雨が降り、路面が再びリセットされたモンツァ・サーキット。気温20.9℃、路面温度28.8℃のドライ路面でレースはスタートする。

    レースはオープニングラップから波乱。スタート直後、ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)がマーカス・エリクソン(ザウバー)と接触して右フロントサスペンションを壊してストップ。ポールポジションのキミ・ライコネン(フェラーリ)がホールショットを奪う。

    その後、2番手を走行していたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)にルイス・ハミルトン(メルセデス)がターン4で仕掛けて前に出たところにベッテルが接触。ベッテルはフロントウイングを壊してスピン。タイヤにもフラットスポットを作って最下位付近まで後退する。

    10周目。フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がスローダウンしてピットに戻り、エンジントラブルでリタイアする。24周目にはダニエル・リカルド(レッドブル)がエンジンブローでリタイアとなる

    レースはキミ・ライコネンがトップを走行する展開。しかし、徐々にタイヤに苦しみだし、残り8周でルイス・ハミルトンがオーバーテイク。その後、ルイス・ハミルトンは差を広げていき、トップでチェッカー。今季6勝目を挙げた。2位にはキミ・ライコネンが続き、キャリア100回目の表彰台。母国グランプリでの今季初勝利はならなかった。

    3位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4位バルテリ・ボッタス(メルセデス)、5位セバスチャン・ベッテルの順でチェッカーを受けたが、フェルスタッペンはレース中のボッタスとの接触で5秒加算ペナルティを科せられており、5位に降格。3位にはバルテリ・ボッタスが浮上し、メルセデスがダブル表彰台を獲得。オープニングラップの接触から挽回したセバスチャン・ベッテルが4位を獲得した。

    2018年 F1イタリアGP 決勝 動画

    関連:F1イタリアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが逆転優勝!

  • ウィリアムズ:ランス・ストロールが10位入賞 / F1イタリアGP

    ウィリアムズ:ランス・ストロールが10位入賞 / F1イタリアGP

    ウィリアムズは、F1イタリアGPの決勝レースで、ランス・ストロールが10位、セルゲイ・シロトキンは11位でレースを終えた。

    ランス・ストロール (10位)
    「良い気分だと言うのはかなり控えめな表現かもね。ポイントを獲得できればと思ってはいたけど、実際にはあまり期待はしていなかった。予選の位置をキープできるペースがあるとは思っていなかったけど、僕たちはやり遂げた」

    「レース中ずっとサインツを追いかけていたし、終盤には捕えかけていたので、今日と今週末の自分たちの仕事には本当に満足している。今週末は予選が良かったし、レースでは戦略もはまった。まさにすべてがうまくかみ合った週末だった。週末を通して堅実な仕事ができて、チームの全員がそれぞれの役割を果たしたことが鍵だった。このトラックは僕たちに合っていたと思うけど、シンガポールに向けてもポジティブだ。去年は予選で散々なペースで18番手だったけど8位でフィニッシュした。常にチャンスはある」

    セルゲイ・シロトキン (11位)
    「良いレースだったけど、十分ではなかった。ポイントを獲得するペースはあったけど、残念ながら、ブルーフラッグに嫌われたし、いいところで振られてしまった。それで多くのタイムを失ったのは残念だ。バトルは楽しかったし、クルマの感触も良かった。おかげでいいバトルに参加できたし、本当に楽しかったよ」

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