カテゴリー: F1イタリアGP

  • ピエール・ガスリー「スペック4投入で後方スタートになるが上位を目指す」

    ピエール・ガスリー「スペック4投入で後方スタートになるが上位を目指す」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、F1イタリアGPへの意気込みを語った。

    前戦F1ベルギーGPでは旧スペックのパワーユニットでレースを戦ったピエール・ガスリーだが、今週末のF1イタリアGPではホンダのアップグレード版“スペック4”エンジンが投入される。ペナルティによって後方からのスタートとなるが、決勝に照準を合わせて上位を目指すとガスリーは語る。

    「悲劇から数日が経ったが、アントワーヌ(ユベール)のことを考えない日はない。今週末は再び前を向き、レースに全力を注ぐ」とピエール・ガスリーは語る。

    「モンツァは歴史があり、好きなサーキットだ。高速サーキットで、F1マシンで走るとアドレナリンが吹き出す。過去には名レースが繰り広げられた。僕が得意としているサーキットで、昨シーズンの予選では競争力がないと思われている中でトップ10に入ることができた。レースは苦しい展開になってしまったが、ともかく今週末を迎えるのが楽しみだ」

    「今回はPUをアップデートするため、グリッドペナルティーにより後方スタートになるが、決勝に照準を合わせてセッティングを進め、そこから上位を目指す。コーナー数が少なくシンプルなサーキットで、スピードを出すためにダウンフォースを抑えるので、それがレースを難しくする。時速350~360kmからハードブレーキでコーナーに進入する形になるが、アスカリ、レズモ、パラボリカのコーナーはマシンがスライドしやすく、ドライバーにとっては挑戦しがいがあって楽しいコーナーだ。また、モンツァはスリップストリームのチャンスが多く、エキサイティングなバトルが展開される。そして、イタリアGPはスクーデリア・トロ・ロッソにとっても、イタリアに生活の拠点を移している僕にとってもホームレースになる」

  • F1イタリアGP | モンツァが2024年まで契約を5年間延長

    F1イタリアGP | モンツァが2024年まで契約を5年間延長

    F1イタリアGPの将来が少なくとも2024年まで確保された。F1とイタリア自動車クラブは、新たにモンツァでのF1イタリアGPの5年間の開催契約を結んだ。

    9月4日(水)、ミラノで開催されて90回目のイタリアGPを祝うイベントで、イタリア自動車クラブとF1との新たな5年契約を発表された。今年はスクーデリア・フェラーリの設立90周年を迎える記念の年でもある。

    F1イタリアGPは、F1世界選手権が設立された1950年からF1カレンダーにあり、1980年のイモラでのレースを除き、毎年モンツァで開催されている。

    “La Pista Magica(ラ・ピスタ・マジカ/魔法のトラック)”として知られるモンツァ・サーキットは、F1世界選手権を68回開催し、12回にわたってドライバーズタイトルが決定されている。最後にタイトルを決めたのは、ジョディ・シェクターがタイトルを獲得した1979年となる。南アフリカ出身のシェイクターは今週末モンツァに戻り、40年前にレースとタイトルを獲得したフェラーリ312 T4をドライブする

    “Temple of Speed”と称されるモンツァでは、昨年、キミ・ライコネンは平均263.587 km / hで最速ラップを記録している。

    モンツァは、古典的なF11イベントの1つを開催するサーキットの本拠地であるだけでなく、トップクラスの観光と芸術的なアトラクションを提供する都市でもある。さらに、イタリアで最も活気がありダイナミックな都市ミラノからわずかな距離にある。

    チェイス・キャリー (F1会長兼CEO)
    「イタリアGPが少なくとも2024年までFIA F1世界選手権のカレンダーに残ることを保証するACIとの合意に至ったことを本当に嬉しく思う。1950年のチャンピオンシップの一部であった4つのグランプリの1つであり、イギリスGPと共に、それ以来カレンダーに掲載され、毎年開催されている唯一のグランプリだ。歴史、スピード、情熱は、モータースポーツファンがモンツァと結びつける言葉だ。このグランプリで得られる感覚は、サーキットの独特の表彰台と同様、本当にユニークだ。ACI、特にその社長であるアンジェロ・スティッキ・ダミアーニの努力に感謝したいと思う。この5年間の契約は、将来のF1のジグソーパズルの別のパーツが現在揃ったことを意味する。チャンピオンシップは、モンツァなどの多くの歴史的な会場と、すでに広大なスポーツのファンベースが成長できる新しい国々を特徴としている。今週末、FORMULA 1 GRAN PREMIO HEINEKEN D’ITALIA 2020 に向けて準備を進めており、今後も素晴らしいレースとなることを楽しみにしている」

  • シャルル・ルクレール「ティフォシからのサポートを楽しみにしている」

    シャルル・ルクレール「ティフォシからのサポートを楽しみにしている」

    F1ベルギーGPで初優勝を成し遂げたフェラーリのシャルル・ルクレールは、今週末チームのホームレースでフェラーリドライバーとして初レースを迎えることを待ち切れないと認め、モンツァでティフォシからのサポートを楽しみにしていると語る。

    昨年、ザウバーでレースをしているのでシャルル・ルクレールにとってモンツァでのF1レースは初体験ではない。しかし、F1史上3番目に若いグランプリウィナーとなったシャルル・ルクレールは、昨年も特別な週末だったが、今年はさらにスペシャルなものになるだろうと語る。

    「昨年のモンツァはおそらく僕の人生で最高の経験の1つだった。僕はフェラーリのドライバーではなかったけど、サポートは信じられないくらいだった」とシャルル・ルクレールは語る。

    「だから、今は想像すらできない。もちろん、僕はF1で初勝利を挙げたばかりなので、去年と同じくらい素晴らしい歓迎になるだろうと確信している。フェラーリのために初めて走るし、F1で初勝利を挙げているからね。イタリアに到着するのを本当に楽しみにしている」

    F1ベルギーGPでの勝利は、親友であるアントワーヌ・ユベールの翌日のレースで達成された。しかし、精神力はシャルル・ルクレールのトレードマークだ。スパでの優勝後、シャルル・ルクレールは、父親エルベが2017年のF2バクー大会に先立って亡くなったときと同じように、土曜日の悲劇的な出来事にどのように対処したかを説明した。

    「もちろん、レース前には様々な感情があった。2年前に父のためのレースと同じようにクルマに乗ったらすべての感情を払いのけて仕事に集中する必要がある。それが僕がやったことだ」

    「そして、レースが終わって認識する。フィニッシュラインを越えるとすべての感情が戻ってくる。勝利、そして、アントワーヌにふさわしい方法で思い出にできることを嬉しく思っている」

  • メルセデスとフェラーリ、F1イタリアGPに向けてエンジンの信頼性に懸念

    メルセデスとフェラーリ、F1イタリアGPに向けてエンジンの信頼性に懸念

    メルセデスとフェラーリは、F1ベルギーGPでカスタマーチームのエンジンが故障に見舞われており、エンジンの信頼性に懸念を抱えたまま今週末のF1イタリアGPに向かう可能性がある。

    F1ベルギーGPの金曜日の朝、メルセデスはワークスチームとカスタマーチームの6台すべてに“フェーズ3”パワーユニットを投入。ペナルティなしでシーズン終了まで到達することを目指した。

    しかし、フリー走行2回目にレーシングポイントのセルジオ・ペレスのエンジンから出火。予選ではウィリアムズのロバート・クビサのエンジンがブローした。両ドライバーはレースにむけて“フェーズ2”ユニットに戻さなければならず、破損したパーツは分析のためにブリックスワースのHPPに送り返された。

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ベルギーの週末中には不可能だったため、スパとモンツァの短いギャップで問題の“分析と理解”をしなければならず、F1イタリアGPにむけて他のマシンに懸念を抱いていることを認めた。

    「レースではリスクを冒しさなかった。だが、快適な状況ではなかったのは確かだ。故障は異なるように見えた」

    フェラーリは、ハースのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセン、そして、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィのにのみ新しいエンジンを導入した。

    しかし、アントニオ・ジョビナッツィは土曜日の予選でエンジンが故障。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットもそこが「懸念」であることを認めた。

    フェラーリは、ワークスチームより先にカスタマーエンジンを導入しているが、マッティア・ビノットはワークスチームに導入するためデータ収集するための実験ではないと主張する。

    「我々が想定している理由は、データを取得するためではない」マッティア・ビノットはコメント。

    「ユニットを導入する頃には、ダイナモで完全に信頼できるものになっており、公認され、検証されているはずだ。つまり、導入の理由は、単にアロケーションとマイレージという点で異なるシナリオにあり、エンジンの構築を確実に分割することで、ファクトリーでの作業がはるかに容易になるからだ」

    フェラーリのはF1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールに新しいエンジンを搭載する予定だが、アルファロメオのF1チーム代表を務めるフレデリック・アスールは、キミ・ライコネンのエンジンをアップグレードする計画はないと語っている。今後の変更はライコネンににグリッドペナルティを与える。

    ホンダはF1イタリアGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とピエール・ガスリー(トロロッソ)に“スペック4”エンジンを導入することを確認している。

  • ホンダF1、イタリアGPでフェルスタッペンとガスリーにスペック4を投入

    ホンダF1、イタリアGPでフェルスタッペンとガスリーにスペック4を投入

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1イタリアGPで前戦では旧スペックのエンジンを搭載していたマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーを含めた4台すべてに“スペック4”エンジンを投入することを明らかにした。

    ホンダF1は、前戦F1ベルギーGPで新たにパフォーマンスを向上させた“スペック4”エンジンを投入。まずはアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)の2台に投入され、問題なく機能することが確認された。

    田辺豊治は、今週末のF1イタリアGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)にもスペック4を投入することを確認。二人はパワーユニットコンポーネントの年間使用基数を超えるため、グリッド後方からスタートすることになる。

    「先週のベルギーGPに続き、今週はヨーロッパラウンド最後のレースとなるイタリアGPに向かいます。レースが行われるモンツァ・サーキットは、ベルギーGPの舞台となったスパ・フランコルシャンと同じく長い歴史を持つとともに、高速サーキットして知られています。イタリアを拠点とするRed Bull Toro Rosso Hondaにとってはホームレースになります」と田辺豊治はコメント。

    「PUとしては、スペック4を今回はフェルスタッペン選手とガスリー選手にも投入します。2人ともそれによるペナルティーで後方からのスタートになりますが、力強いレースを期待しています。我々としては、先日のベルギーGPで収集したデータを分析し、セッティングを煮つめていきます。スペック4のパフォーマンスを最大限引き出し、スパでの3台入賞といういい勢いを維持しながら、いいレースができればと思います」

  • マックス・フェルスタッペン「モンツァはレッドブル・ホンダにとって試練」

    マックス・フェルスタッペン「モンツァはレッドブル・ホンダにとって試練」

    マックス・フェルスタッペンは、今週末のF1イタリアGPでもレッドブル・ホンダは苦戦を強いられることになると考えている。

    前戦ベルギーGPでは戦略的に走行距離の多い旧スペックのエンジンということもあったが、マックス・フェルスタッペンだが予選ではポールから1秒以上差の5番手と苦戦を強いられた。

    今週末のモンツァはカレンダーでも屈指の高速サーキットであり、マックス・フェルスタッペンはレッドブル・ホンダにとって再び厳しい週末を予想している。

    F1ベルギーGPの決勝をクラッシュによって0周リタイアで終えたマックス・フェルスタッペンは「スパは複雑な気持ちの週末だったし、もちろん気持ちをきちんと整理しているけど、今週末は連戦なのですぐに戻れることをうれいく思う」とコメント。

    「モンツァは超高速サーキットなので、走っていて本当に楽しいけど、僕たちにとってはチャレンジングでもある。スパと同じようにカレンダーで僕たちの最強のサーキットではない」

    「僕にとって最高のパートは高速セクションだ。最終コーナーをしっかり決めるのは簡単なことではないけど、それができたときの気分は本当に最高だ」

    「モンツァには多くの歴史があり、ファンはシーズンで最も情熱的だ。グランドスタンドは赤でいっぱいだけど、今週末はオレンジ軍団も全力でサポートしてくれることを期待している」

  • フェラーリ、F1イタリアGPで両ドライバーに“スペック3”エンジンを投入

    フェラーリ、F1イタリアGPで両ドライバーに“スペック3”エンジンを投入

    フェラーリは、今週末のF1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールに“スペック3”パワーユニットを投入し、さらなるパフォーマンス向上を図ることを確認した。

    先週末のF1ベルギーGPでは、メルセデスとレッドブル・ホンダが少なくとも1台に最新のエンジンを投入したが、フェラーリはカスタマーチームであるハースとアルファロメオにだけ最新エンジンを提供することを選択した。

    だが、予選ではアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッルィのエンジンが故障。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、レース後にエンジン問題について徹底的な調査が行われるとしていた。

    F1イタリアGPのプレビューのなかで、マッティア・ビノットは、ホームレースとなるモンツァで両方のドライバーにアップデート版パワーユニットを投入する計画を進めていることを明らかにした。

    「我々のホームグランプリの時間だ。前ラウンドのスパ・フランコルシャンのウィナーとしてモンツァに臨むにはこれ以上の方法はない。ここまでの簡単なシーズンとは程遠いものだった時期に多くのサポートをしてくれたファンに感謝している」とマッティア・ビノットはコメント。

    「モンツァは非常に高い平均速度で走るコースであり、ロングストレートとヘビーブレーキングを特徴とし、ローダウンフォースパッケージで走る。今週末、我々は3基目のパワーユニットを投入する予定だ」

    スパでのシャルル・ルクレールの勝利に続き、トップスピードで優位に立つフェラーリはモンツァでも優勝候補に挙げられている。しかし、マッティア・ビノットはホームレースで勝つためにはすべてを完璧に行わなければならないと語る。

    「ベルギーでは勝つためにすべてを完璧に行う必要があった。モンツァでもまさにそれが目標だ。ミスをする余地はない」とマッティア・ビノットはコメント。

    「我々のホームレースは常に重要だが、今回はスクーデリア・フェラーリの90周年なので特に重要だ。ホームのファンの前でレースをすることは常に後押しとなり、良いパフォーマンスを発揮するというさらなるモチベーションになる」

    「モンツァのような表彰台は他にはない。我々はイタリアのファンよりも優れた観客はいないと思っている」

  • 2019年 F1イタリアGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年 F1イタリアGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。

    F1カレンダー屈指の高速サーキットとなるモンツァでは、C2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)という中間のコンパウンドが選択された。レースではC2とC3のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C4は予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。

    3強チームで最もアグレッシブな選択をしたのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ソフトタイヤを全ドライバーで最多の10セット選択。ハードを1セット、ミディアムを2セットとほぼソフトに振った選択となっている。チームメイトのアレクサンダー・アルボンもソフトを9セットと多めの選択となっている。

    メルセデスとフェラーリは同じチョイスとなり、ソフトを8セットにして、ドライバーごとにハードとミディアムの数を分けている。

    チームとしてはレーシングポイントが両方のドライバーにマックス・フェルスタッペンと同じ選択をしており、最もアグレッシブな選択といえる。トロロッソ・ホンダはソフトを9セットとしてドライバー間でハードとミディアムの数を分けている。

    昨年のF1イタリアGPでは入賞メンバーは全員2ストップ選択を採用している。

    2019年 F1イタリアGP 各ドライバーのタイヤ選択ピレリ 2019年 イタリアグランプリ プレビュー

  • モンツァ、2024年までF1イタリアGP開催に前進…基本契約に合意

    モンツァ、2024年までF1イタリアGP開催に前進…基本契約に合意

    イタリア自動車クラブ(ACI)は、F1グループと基本契約に合意したことを発表。モンツァは、少なくとも2024年までF1イタリアGPの開催地としてカレンダーに残る可能性が高まった、

    モンツァの現在の契約は今シーズン末で期限を迎え、交渉は進められているが、モンツァ側は高額な開催料金の値下げなしで取引にコミットすることに消極的な姿勢をみせていた。

    しかし、ACIによると双方が満足のいくかたちで交渉は山場を迎えているという。

    4月30日(火)にACIは声明を発表。「ACIとフォーミュラ1は、2020年から2014年までの今後5年間のモンツァでのイタリアGPのための提携契約の経済的な側面について基本合意に達した」

    ACIは火曜日に発表された声明の中で、「ACIとフォーミュラ1は、今後5年間のモンツァでのイタリアGPのコラボレーション契約の経済的側面について、2020年から2024年の間、一般的な合意に達した」と述べた。

    「イタリア自動車クラブの総会は、短期間で契約に署名し、提携を完全に機能させられるようパートナーシップの技術面と商業面においてF1との交渉を継続することをアンジェロ・スティッチ・ダミアーニ会長に一任する」

    1950年にF1世界選手権が開催されて以来、モンツァはイタリアGPの歴史的な開催地あった。

    リバティ・メディアは、アジアでのF1カレンダーの拡大を支持しているが、同時にヨーロッパ大陸での数多くの“コア”となる歴史的レースを維持したいと考えている。

    モンツァに加えて、リバティ・メディアはシルバーストンとの間でまもなく新しい契約を締結することが期待されており、F1の最も古い2つのイベントの将来が確保されることになりそうだ。

  • モンツァ・サーキット、F1イタリアGP開催の契約更新が難航

    モンツァ・サーキット、F1イタリアGP開催の契約更新が難航

    イタリア自動車クラブ(ACI)会長のアンジェロ・スティッチ・ダミアーニは、モンツァ・サーキットとF1との契約更新はコスト面で折り合いがつかず、まだ成立には“程遠い”状況だと語る。

    バーニー・エクレストンとの間に結ばれたモンツァ・サーキットでのF1イタリアGP開催の契約は今年のレース終了後に失効する。

    交渉は進められているが、モンツァ側は高額な開催料金の値下げなしで取引にコミットすることにあ消極的な姿勢をみせている。

    アンジェロ・スティッチ・ダミアーニは「更新には程遠い状況だが、我々はすべての利益のために解決策を見つけることができると確信している。モンツアはF1開催を切望しており、F1にとってもモンツァがあることは重要なことだ」とCorriere della Sera にコメント。

    「2019年版では2400万ドル(約26億2000万円)を支払うことになる。非常に高い価格だ。我々は継続したいが、経済的に持続可能なフレームワークの場合のみだ。我々はACIの予算を危険に晒すことはできない」

    Corriere della Seraの報告によると、リバティ・メディアは2020年から2024年までの5年1億2250万ユーロ(152億6700万円)の契約を求めており、その額はACIの利益を上回っているという。

    昨年、F1イタリアGPは入場者数が増加したが、利益を上げることができなかった。アンジェロ・スティッチ・ダミアーニはベトナムのような白紙の小切手を準備する新しいレースがF1カレンダーに追加されることを目にしており、それはモンツァのような会場の難しさを増している。

    アンジェロ・スティッチ・ダミアーニは、ロンバルディア州からの補助金にも依存しているとし、「それがなければ単独で開催することはできない」と語る。

    モンツァは、今週初めにリバティ・メディアに異議を申し立てたF1プロモーター協会のメンバーである。

    F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、F1カレンダーのいかなる拡大もスポーツの歴史的なルールの損害にはなることはないだろうと以前に述べている。

    それでもモンツァだけでなく、シルバーストンという歴史的なグランプリが継続の危機に立たされている。