カテゴリー: インディカー

  • インディカー | 第12戦 結果:J.ニューガーデンが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    インディカー | 第12戦 結果:J.ニューガーデンが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    2019年のインディカー・シリーズ 第12戦 アイオワの決勝レースが7月20日(土)に行われ、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)が優勝。佐藤琢磨はリタイアでレースを終えた。

    第12戦の舞台は全長0.894マイルのアイオワ・スピードウェイ。アメリカ大陸の中央付近に位置するアイオワ州デ・モインの西40マイルほどのところに作られた小さいながらもチャレンジングなオーバルコースだ。

    サーキットにはスタート前から雨が降り、レースは4時間半遅れとなる現地夜22時45分にようやくスタート。レース中にも雨による赤旗中断となり、300周のレースは深夜1時にチェッカーを迎えるミッドナイトレースとなった。

    優勝はジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)。序盤にトップ立ったニューガーデンはそこからレース優位に進め、今季4勝目。チャンピオンシップのリードを29ポイントに広げた。

    2位にはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3位にはジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)が続いた。

    4番グリッドからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、スタートで一時2番手まで順位を上げるが、その後は4番手でレースを進める。だが、レース終盤にセージ・カラムに追突されてスピン。マシンにダメージを負い、2戦連続でリタイヤでレースを終えた。

    Pos No Driver Team  
    1 2 ジョセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C
    2 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H
    3 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H
    4 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C
    5 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C
    6 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポート H
    7 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポート H
    8 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H
    9 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H
    10 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C
    11 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H
    12 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H
    13 59 コナー・デイリー カーリン C
    14 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H
    15 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C
    16 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C
    17 28 ライアン・ハンターレイ アンドレッティ・オートスポート H
    18 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H
    19 20 エド・カーペンター エド・カーペンター・レーシング C
    20 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H
    21 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポート H
    22 31 セージ・カラム カーリン C
  • インディカー | 第12戦 予選:S.パジェノーがポール、佐藤琢磨は4番手

    インディカー | 第12戦 予選:S.パジェノーがポール、佐藤琢磨は4番手

    2019年のインディカー・シリーズ 第12戦 アイオワの予選が7月19日(金)に行われ、シモン・パジェノー(ペンスキー)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は4番手だった。

    第12戦の舞台は全長0.894マイルのアイオワ・スピードウェイ。アメリカ大陸の中央付近に位置するアイオワ州デ・モインの西40マイルほどのところに作られた小さいながらもチャレンジングなオーバルコースだ。

    オーバルトラックでの予選は、各車が2周を連続して走行し、その平均速度をもとにグリッドを決定する。

    ポールポジションを獲得したのはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。20番目に出走したパワーは平均速度 180.073をマーク。2戦連続でポールッポジションを獲得した。2番手にはウィル・パワーが続き、3番手にはジョセフ・ニューガーデンが続き、ペンスキー勢のトップ3を独占した。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は17番目に出走。平均速度177.646mphをマークし、ホンダ勢でトップとなる4番グリッドからスタートすることになった。

    Pos. No. Driver Team Speed
    1 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C 180.073
    2 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C 179.589
    3 2 ジョセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C 179.449
    4 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 177.646
    5 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H 176.200
    6 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポーツ H 176.056
    7 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 175.857
    8 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H 175.725
    9 28 ライハン・ハンターレイ アンドレッティ・オートスポーツ H 175.618
    10 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H 175.578
    11 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H 175.346
    12 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 175.316
    13 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C 174.848
    14 31 セージ・カラム カーリン C 174.323
    15 10 フェエリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 174.237
    16 59 マックス・チルトン カーリン C 173.837
    17 20 エド・ジョーンズ エド・カーペンター・レーシング C 173.540
    18 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポーツ H 173.044
    19 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C 171.791
    20 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポーツ H 171.626
    21 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H 171.390
    22 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C 167.136
  • インディカー | 第11戦 結果:S.パジェノーが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    インディカー | 第11戦 結果:S.パジェノーが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    2019年のインディカー・シリーズ 第11戦 トロントの決勝が7月14日(日)に行われ、シモン・パジェノー(ペンスキー)が優勝。佐藤琢磨はリタイアでレースを終えた。

    2019年のインディカー・シリーズで唯一アメリカ国外で開催されるレースが、Hondaインディ・トロント。カナダ最大の都市であるトロントのダウンタウンからすぐの催し物会場、エキシビションプレース内に全長1.786マイルのコースが特設される。

    ストリートコースっだが、トロントでは頻繁にオーバーテイクが見られる。オンタリオ湖沿いの一般道であるショアラインドライブを使ったバックストレッチが長く、その先にタイトな右コーナーのターン3がレイアウトされており、そこでブレーキングバトルが繰り広げられる。

    ポールポジションからスタートしたシモン・パッジェノーは、85周に渡ったハードファイトの末にトップでゴールを果たしました。

    2番グリッドのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)はスタートからシモン・パジェノーを追いかけ続けた。スタート直後に多重アクシデントが発生し、フルコースコーションが出されたため、出場22台のピットストップのタイミングはほぼ二つに分かれたが、全員が最後のピットストップを終えると、トップはパジェノーの手に戻り、ディクソンは2番手で彼を追うこととなった。作戦を違えたドライバーたちがディクソンとトップの間を走ったことから、両者の差は一時大きく広がったが、最後のスティントでは彼らが後方に下がったことから、ディクソンが猛チャージをスタートさせ、パジェノーとの差をグイグイと縮めていった。しかし、ついに最後までトップを奪取するためのオーバーテイクを仕掛けることはできず、ウィル・パワー(ペンスキー)のクラッシュによるフルコースコーションのイエローフラッグと、チェッカーフラッグが同時に振られてレースは終了となった。

    アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は予選4番手から一つ順位を上げ、3位。ロッシは、チャンピオンシップのリーダー、4位を走っていたジョセフ・ニューガーデン(シボレー)には14秒以上の大差をつけてゴールした。前戦ロードアメリカでの優勝に続いて、トロントでも表彰台に上ったロッシは、ポイントリーダーのニューガーデンとの差を4ポイントにまで縮めることとなった。17戦のシリーズの11戦を終えたところで、両者のポイントは434ポイントvs.430ポイントとなっている。

    Hondaドライバー8人がトロントではトップ10に入った。ディクソンのチームメートのフェリックス・ローゼンクビストがルーキー勢のトップでもある5位でのゴールを達成し、トロント出身のジェームズ・ヒンチクリフ(Arrow Schmidt Peterson Motorsports)は6位。今シーズン大活躍中のもう一人のルーキー、コルトン・ハータ (Harding Steinbrenner Racing)が7位、セバスチャン・ブルデー(Dale Coyne racing with Vasser-Sullivan)が8位。パワーとの接触で1ラップ目にほぼ最後尾まで順位を下げながら、グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は9位でゴールした。マルコ・アンドレッティ(Andretti Herta with Marco & Curb-Agajanian)が10位だった。

    佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は予選10番手で、ソフトタイヤ装着でのスタートで8番手に浮上し、さらにオーバーテイクを成功させて5番手を走り続けた。しかし、ゴールまで20周を切ってからメカニカルトラブルが発生、ピットに滑り込んでレースを終えた。

    スコット・ディクソン(2位)
    「序盤の12周目だったか、15周目だったかに壁に強くヒットしました。それ以降、ステアリングホイールが曲がった状態で走らなくてはなりませんでした。問題なく走れたコーナーもあった反面、エントリーでマシンがとてもルースになる難しいマシンになっていました。そのため、私たちのレースは2位キープがメインの目標になっていました。しかし、最後のピットストップを終えたあと、マシンの調子が非常によくなっていたため、レースリーダーとの差を縮めることに成功しました。アタックを仕掛ける距離まで近づくことは、結局最後までできませんでした。今日はファイアストンのハードコンパウンドのブラックタイヤのパフォーマンスがたいへんよかったですね。また、チームのクルーたちがすばらしい仕事をしてくれてもいました。もしパジェノーをパスできていたら、彼を突き放して優勝まで突っ走れたと思います」

    佐藤琢磨(リタイア)
    「スタートはよく、順調にレースを戦っていました。その上で、私たちは順位を上げていくことさえできました。ピットタイミングもよく、力強く5位を走ることができていました。それだけに、駆動力を失ってピットに戻り、レースを終えなくてはならなかったのは、とても悲しいことでした。たいへん残念です。クルーたちのピットストップもすばらしかったです。私たちは強力で、全部をコントロール下に置いていたと思います。しかし、今日のレースではリタイアがゼロだったため、ポイント争いでは大きく不利な状況となりました。今回の自分たちのよさをポジティブにとらえて、次戦に向かいたいと思います」

    Pos. No. Driver Team Eng
    1 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C
    2 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H
    3 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポート H
    4 2 ジョセッフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C
    5 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H
    6 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H
    7 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H
    8 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H
    9 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H
    10 98 マリオ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポート H
    11 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H
    12 20 エド・ジョーンズ エド・カーペンター・レーシング C
    13 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポート H
    14 59 マックス・チルトン カーリン C
    15 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C
    16 28 ライアン・ハンターレイ アンドレッティ・オートスポート H
    17 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C
    18 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C
    19 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C
    20 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H
    21 31 セージ・カラム カーリン C
    22 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H
  • インディカー | 第11戦 予選:S.パジェノーがポール、佐藤琢磨は10番手

    インディカー | 第11戦 予選:S.パジェノーがポール、佐藤琢磨は10番手

    2019年のインディカー・シリーズ 第11戦 トロントの予選が7月13日(土)に行われ、シモン・パジェノー(ペンスキー)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は10番手だった。

    第11戦は唯一アメリカ国外で開催されるレースであるカナダのHondaインディ・トロント。カナダ最大の都市トロントは五大湖の一つであるオンタリオ湖畔にあり、ストリートコースは町の中心部からほど近い湖岸エリアに位置している。

    ポールポジションを獲得したのはシモン・パジェノー。6分間のトップ6セッションで58秒4293をマークして今季2度目のポールポジションを獲得した。

    「素晴らしい日だ。クルマは本当に素晴らしかった。今週末はシボレーエンジンが少しアップデートしていて、その効果が表れた。クルマの中ではとてもエキサイティングだった。毎周さらなる限界を見つけることを楽しんだ。素晴らしいラップだった」とシモン・パジェノーは語った。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はグループ1で走行。Q1は突破したものの、Q2で敗退。最終セクションには進出することができず、決勝は5列目10番手からのスタートとなる。

    「Q3に進めなくて残念す。プラクティス2で問題があったこともあり、トップ10に入って安心していますが、レースのためにもっと準備をしなければなりません。トロントは、常にエキサイティングで予測不可能なレースです。オーバーテイクできる強いマシンにして、ポジションを奪って、正しい戦略でレースに挑みたい」と佐藤琢磨は語った。

    Pos. No. Driver Team Time Session
    1 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C 58.4293 Fast Six
    2 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H 58.5948 Fast Six
    3 10 フェエリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 58.6793 Fast Six
    4 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポーツ H 58.9215 Fast Six
    5 2 ジョセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C 59.3103 Fast Six
    6 20 エド・ジョーンズ エド・カーペンター・レーシング C 59.5353 Fast Six
    7 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポーツ H 58.7663 Top 12
    8 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H 58.7781 Top 12
    9 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C 58.8221 Top 12
    10 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 58.911 Top 12
    11 28 ライハン・ハンターレイ アンドレッティ・オートスポーツ H 59.0444 Top 12
    12 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 59.0985 Top 12
    13 59 マックス・チルトン カーリン C 59.4811 Group 1
    14 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H 58.9293 Group 2
    15 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C 59.5508 Group 1
    16 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H 59.0549 Group 2
    17 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 59.9761 Group 1
    18 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポーツ H 59.289 Group 2
    19 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C 1’00.1853 Group 1
    20 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H 59.6299 Group 2
    21 31 セージ・カラム カーリン C 1”01.1134 Group 1
    22 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C 59.7317 Group 2
  • 佐藤琢磨 「トップ6でのゴールが十分に可能なレースだった」

    佐藤琢磨 「トップ6でのゴールが十分に可能なレースだった」

    佐藤琢磨は、2019年のインディカー 第8戦 ロードアメリアのレースを10位でフィニッシュした。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は終盤に光る走りをみせた。予選6番手の佐藤琢磨は得意のスタートで5番手へと順位を上げた。

    しかし、2周目に1台に抜き返されると、直後にアタックして来たマシンにコースから押し出されて13番手に後退。その後、一時16番手までポジションを下げ、中団グループから抜け出すのに苦労した。

    しかし、レース終盤になってもスピードを保ち続け、セバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング)、ライアン・ハンターレイ(アンドレティ・オートスポーツ)と激しくバトルし、元チャンピオンのベテラン2人をパスして10位でフィニッシュした。

    「スタートはいいものが切れた。しかし、ジェームズ(ヒンチクリフ)とターン3でサイドバイサイドの戦いになった時、不幸にも芝生へと押し出されてしまいました。あんな走り方をされたのは本当に残念です」と佐藤琢磨はコメント。

    「コースから弾き出されて大きく順位を落とし、そこからはポジションのばん回を目指す戦いをゴールまで続けました。最後のピットストップからのバトルでは自分たちのタイヤ選択が正しく、セバスチャン(ブルデー)とライアン(ハンターレイ)の2人をパスすることができました。彼らを抜いて順位を上げられたのは、今日のレースではよかった部分でした」

    「しかし、トップ6でのゴールが十分に可能だったレースでそれを実現できなかったことはたいへん残念です」

  • インディカー | 第10戦 結果:A.ロッシが今季2勝目、佐藤琢磨は10位

    インディカー | 第10戦 結果:A.ロッシが今季2勝目、佐藤琢磨は10位

    2019年のインディカー・シリーズ 第10戦 ロード・アメリカの決勝が6月23日(日)に行われ、アレクサンダー・ロッシが優勝。佐藤琢磨は10位だった。

    シーズン全17戦で行われるインディカー・シリーズは折り返し点を過ぎ、ウィスコンシン州のロード・アメリカで第10戦を迎えた。

    ロード・アメリカは1955年に開設された全長4.014マイル(約6.46㎞)のサーキットで、14のコーナーを持つロードコース。コースレイアウトは開設時から変わっておらず、伝統あるサーキットとして、NASCARなどの北米選手権も開催されている。

    ポールポジションを獲得したのはコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)。19歳83日で史上最年少ポールポジション獲得記録を更新した。ハータは第2戦で18歳と359日でインディーカー最年少勝利記録も更新している。

    だが、レースの主役はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)だが、スタート直後のターン1~2でトップを立ったアレクサンダー・ロッシはピットストップのタイミング以外でトップを譲ることなくレースを支配。今シーズン2勝目。キャリア7勝目を挙げた。

    2位にはウィル・パワー、3位にはジョセフ・ニューガーンとペンスキーの二人が表彰台に立った。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は10位でフィニッシュ。6番手からスタートしてオープニングラップで1つ順位を上げたが、その後、他車に押し出されるかたちでコースオフ。13番手から挽回した。

  • インディカー | 第10戦 予選:C.ハータが最年少ポール、佐藤琢磨6番手

    インディカー | 第10戦 予選:C.ハータが最年少ポール、佐藤琢磨6番手

    2019年のインディカー・シリーズ 第10戦 ロード・アメリカの予選が6月23日(土)に行われ、コルトン・ハータが史上最年少ポールポジションを獲得。佐藤琢磨は7番手だった。

    シーズン全17戦で行われるインディカー・シリーズは折り返し点を過ぎ、ウィスコンシン州のロード・アメリカで第10戦を迎える。

    ロード・アメリカは1955年に開設された全長4.014マイル(約6.46㎞)のサーキットで、14のコーナーを持つロードコース。コースレイアウトは開設時から変わっておらず、伝統あるサーキットとして、NASCARなどの北米選手権も開催されている。

    ポールポジションを獲得したのはコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)。1分42秒9920をマークして、19歳83日で史上最年少ポールポジション獲得記録を更新した。

    2番手にはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続き、ホンダ勢がフロントローを独占。3番手にはウィル・パワー、4番手にはジョセフ・ニューガーデンとペンスキー勢が続いた。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はファスト6進出に進出して6番グリッドを獲得した。

    「チームが素晴らしいリカバリーをしてくれました。僕たちは苦戦しており、マシンバランス、グリップレベル、トリムなどすべてがフィットしていないと感じていました。大きな変更はしていませんが、あらゆるエリアを見直してたことですべてがまとまったと思いす」

    「グラハムと僕は大きなミスをすることなく100%プッシュできました。満足できるパフォーマンスだたと思います。明日はもっとスピードを得られることを願っています。天気もそうですが、タイヤの摩耗が鍵になると思います」

    Pos No Driver Team   Time Session
    1 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H 1分42秒9920 Fast Six
    2 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポーツ H 1分43秒1693 Fast Six
    3 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C 1分43秒3749 Fast Six
    4 2 ジェセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C 1分43秒6036 Fast Six
    5 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 1分43秒8076 Fast Six
    6 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 1分43秒8790 Fast Six
    7 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H 1分43秒2989 Top 12
    8 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C 1分43秒3083 Top 12
    9 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H 1分43秒3814 Top 12
    10 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポーツ H 1分43秒3945 Top 12
    11 20 アド・ジョーンズ エド・カーペンター・レーシング C 1分43秒5162 Top 12
    12 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H No Time Top 12
    13 31 パトリシオ・オワード カーリン C 1分43秒6061 Group 1
    14 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポーツ H 1分43秒4488 Group 2
    15 28 ライアン・ハンター-レイ アンドレッティ・オートスポーツ H 1分43秒6980 Group 1
    16 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C 1分43秒4764 Group 2
    17 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H 1分43秒8913 Group 1
    18 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 1分43秒5038 Group 2
    19 60 ジャック・ハーベイ マイヤー・シャンク・レーシング H 1分44秒6179 Group 1
    20 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C 1分43秒8570 Group 2
    21 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 1分49秒3060 Group 1
    22 59 マックス・チルトン カーリン C 1分43秒8745 Group 2
    23 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C 1分44秒4183 Group 2
  • スコット・ディクソン 「エアロスクリーンはHaloより要件を満たしている」

    スコット・ディクソン 「エアロスクリーンはHaloより要件を満たしている」

    スコット・ディクソンは、2020年からインディカーに導入されるエアロスクリーンは、現在のF1やその他のFIA認可のシリーズで使用されているヘイロー(Halo)よりも安全性とデザインの両方の観点で“より多くの要件を満たしている”と語る。

    インディカーは、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーと開発に取り組んだエアロスクリーンを2020年から導入することを目指している。

    当初エアロスクリーンは、FIAがヘイローを選択する前に他の選択肢としてF1で導入するために開発されていた。

    開発プロセスに携わったスコット・ディクソンは、エアロスクリーンは将来的に“ヘイローが進むべき場所”であると考えている。

    「レッドブル・テクノロジーのものの方がより多くの要件を満たしていると思う。僕はかなりの時間を開発に関与してきた」とスコット・ディクソンは Autosport にコメント。

    「インディカーがPPGで行ったものからスタートしており、彼らがスクリーン自体に使っているテクノロジーはクロスオーバーしようとしている。はるかに大きなウインドウをカバーしていると思う。それは良いことだと思う。ヘイローが進む必要がある場所かもしれない」

    「審美的に誰もが意見を持っていると思うけど、安全面では大きな前進だ。適切な行為だと思っているし、まずは適切に行う必要がある。ヘイローはかなり素早く作成されたと思うし、近いうちにアップデート版が登場すると思う」

    関連:インディカー | 2020年からレッドブル開発のエアロスクリーンを導入

  • インディカー | ホンダ 第9戦 テキサス 決勝レポート

    インディカー | ホンダ 第9戦 テキサス 決勝レポート

    テキサス州ダラス郊外のテキサス・モーター・スピードウェイで開催された2019年インディカーシリーズ第9戦は、Honda勢が順調なスタートを切って序盤からリードを保ち続けていった。

    248周のレースの130周目を終えた時、Hondaドライバーたちがトップから7番手までを占めていた。しかし、このレースでHonda勢がビクトリーレーンにたどり着くことはできなかった。

    今シーズン最初のナイトレース、Hondaドライバーたちは予選上位4台を占め、トップ12には9人が入っていた。しかし、さまざまな理由により、多くのドライバーたちは優勝争いから外れて行った。

    ゴール前の40周で2回のフルコースコーションが出され、最終的に優勝を争う存在となったのはアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)だった。彼はトップのジョセフ・ニューガーデン(シボレー)に猛アタックを繰り返し、観客を大いに沸かせた。予選は11番手だったロッシだが、レースでの走りは目覚ましく、序盤からハイペースで上位へと進出して行った。サイドバイサイドでコーナリングを続けるのが難しいテキサスのコースで、ロッシはニューガーデンの背後に迫り、猛追を続けた。しかし、オーバーテイクをまでには至らず、0.8秒差の2位でのゴールとなった。

    ロッシの後ろでは、グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)がすばらしいレースを戦い抜き、3位でのゴールを果たした。彼にとって2019年シーズンのベストリザルト。また、ルーキーのサンティノ・フェルッチ(Dale Coyne Racing)も、自己最高の4位となった。フェルッチは同じHonda勢のベテランのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)と終盤にバトルを繰り広げ、彼のすぐ目の前でフィニッシュ。ルーキーポイントでトップに躍り出た。

    ハンターレイはレース最多の90周をリードした。しかし、ピットのタイミングとレース展開がかみ合わず、終盤にタイヤを新品に交換して逆転優勝を目指したが、5位でのゴールとなった。

    ポールポジションスタートの佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、スタートから60周に渡ってレースをリードし、2番手のスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)を一時は大きく引き離していた。しかし、佐藤琢磨は最初のピットストップでマシンを規定のボックス内に止め切れず、クルーの1人に接触。幸いそのクルーに大きなケガはなかったが、ペナルティーも科されて3周遅れとなり、最終的に15位となった。

    予選8番手から多くのマシンをパスし、一時は3番手まで浮上していたジェームズ・ヒンチクリフ(Arrow Schmidt Peterson Motorsports)は、トップ集団の背後に急接近する走りを見せていましたが、218周目にアクシデントでリタイアを喫した。

    この他にも、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)とコルトン・ハータ(Harding Steinbrenner Racing)が優勝を争っていたが、彼らは228周目に接触し、レースを終えた。

    アレクサンダー・ロッシ(2位)
    「僕らのマシンは速かったと思います。ターン3からターン4の走りのよさから、トップのジョセフ(ニューガーデン)にアタックを仕掛けることができていました。しかし、ターン1の外側から相手をパスすることができませんでした。真横まで並べましたが、前に出ることはできず、引き下がることを繰り返すしかありませんでした。あのアウト側からのアタックでタイヤを消耗させてしまい、最後は差を広げられてしまいました。結局のところ、今日の僕とスコット(ディクソン)、そしてコルトン(ハータ)は、燃費もマシンも非常によかったのですが、最後の最後で展開が味方してくれませんでした」

    佐藤琢磨(15位)
    「プラクティスからマシンは好調で、予選ではポールポジションを獲得することもできました。クルーたちがすばらしいマシンを用意してくれ、レースも最高の出足を見せることができました。スタートでトップをきっちりと守って、最初のスティントでは2番手以下を引き離すぐらいペースよく走れていました。ところが、最初のピットストップに入る時に、西日がピットに差していたということもあるのですが、自分のピットが見えづらく、ブレーキングポイントを間違えてしまいました。ピットロードを直進することも考えましたが、止まれるかもしれないと思ってピットボックスに向かったら、止まりきれずに行き過ぎてしまいました。そして、その時にピットクルーのひとりに接触もしてしまいました。彼が大事に至らなかったのは不幸中の幸いでした。マシンにダメージはなく、レースに戻りましたが、ペナルティーで3周遅れになり、ラップバックもできませんでした。とても速いマシンを作り上げてくれたエンジニア、クルーたちに申し訳ない気持ちでいっぱいです」

  • 佐藤琢磨 「アクシデントというよりは完全に自分のミステイク」

    佐藤琢磨 「アクシデントというよりは完全に自分のミステイク」

    佐藤琢磨は、インディカー 第9戦 テキサスの決勝レースをピットイン時のミスによって15位で終えた。

    ポールポジションからスタートした佐藤琢磨は、スタートでポジションを守ってレースをリード。だが、62周目のピットインでミス。“ピットが見えなかった”という佐藤琢磨は、通常よりも20マイル速いスピードでピットに入ってクルーとタイヤ交換のケーブルを跳ねてしまう。

    そこで大きくタイムをロスしてほぼ最後尾まで後退。最終的に3周遅れの15位でレースをフィニッシュした。

    「アクシデントというよりも完全に自分のミステイクですね。ピットが見えなかったんですね。光がちょうど入ってきたというのもありますけど、ピットを見過ごしてしまって、全力で止めようとしたんですけど、オーバーシュートしちゃいました」と佐藤琢磨はコメント。

    幸いにもクルーに大きな怪我はなかったという。

    「大事なクルーを危うく怪我させてしまうところだったんで、非常に素晴らしいクルマをつくってくれたクルーたちに申し訳ない気持ちでいっぱいです」