カテゴリー: IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権

  • ケビン・マグヌッセン、2021年はチップ・ガナッシからIMSAに参戦

    ケビン・マグヌッセン、2021年はチップ・ガナッシからIMSAに参戦

    現在、ハースF1のドライバーを務めるケビン・マグヌッセンが、2021年はチップ・ガナッシ・レーシングからIMSAスポーツカー選手権に参戦することが発表された。

    ハースF1チームは、2021年にニキータ・マゼピンとミック・シューマッハというオールルーキーラインナップを起用することを決定。チームを放出されるケビン・マグヌッセンは、来年アメリカでレースをするという選択肢を検討していることはすでに知られていた。

    すでに先月の段階でケビン・マグヌッセンが、2021年シーズンにプロトタイムレースに復帰するチープ・ガナッシ・レーシングに加入してIMSAに参戦するという噂は広まっていた。

    2019年にフォードがプログラムを終了して以来、参戦を停止していたチップ・ガナッシ・レーシングだが、2021年からはシリーズのトップカテゴリーにキャデラックDPi-VRで参戦することを発表していた。

    チップ・ガナッシ・レーシングは12月4日(木)はDPiラインナップで発表。2度のデイトナ24時間ウィナーであるレンガー・ヴァン・デル・ザンデとともにケビン・マグヌッセンと2021年シーズン全体の契約を結んだことを発表した。

    「世界中のどこかでプロのレースに参加しているならば、チップ・ガナッシという名前がモータースポーツで何を表しているかは分かっていると思う」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「チップは、トラック内外で最高のレーシング組織を構築してきた。歴史を振り返ると、特にスポーツカーレースに関連する素晴らしい成功の記録を見ることができる」

    「僕自身にとって、チップ・ガナッシ・レーシング、レンジャー、そして、キャデラックとチームを組む絶好の機会だ。チームに会って、2021シーズンの準備を始めるのが待ち切れない」

    レンガー・ヴァン・デル・ザンデは「僕が聞いているなかで傑出していると思うのは、元ドライバーとしてチップが常に自分がドライブしたいと思うようなチームを作り、構築することを望んでいたということだ」と付け加えました。

    「彼は確かにそれをやってきたし、世界中の多くのシリーズにわたる結果自身がそれを物語っている」

    「ケビンと僕は控えめに言っても興奮しているし、デイトナで2021年シーズンを開始する準備ができていると思う」

    チップ・ガナッシ・レーシングは、耐久イベントの追加ドライバーに関しては」後日、発表する」と述べた。

    報道では、チップ・ガナッシからインディカーに参戦するスコット・ディクソンが、残りの2つのシートのうちの1つを占めることになると伝えられている。

    2021年のIMSAシーズンは、1月30・31日にデイトナで開幕する。

  • IMSA:マツダ、マルティマティックモータースポーツとの提携を発表

    IMSA:マツダ、マルティマティックモータースポーツとの提携を発表

    マツダは、現在新型コロナウィルス(COVID-19)の蔓延抑止のため中断しているIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に出場する公式チームがカナダに本拠地を置くエンジニアリング会社「マルティマティック」社のモータースポーツ部門「マルティマティックモータースポーツ」がオペレーションすると発表した。

    マツダUSAは、レースカー開発とチーム運営の経験をもつマルティマテックに、同社の頂点活動であるIMSAシリーズのチームオペレーションを委託する、と説明している。

    「マツダUSAは、IMSAシリーズの再開と同時にマルティマティックと共にレース活動できることを楽しみにしています。彼らと共に、共通の目標であるIMSAシリーズにおけるドライバー選手権、マニュファクチャラー選手権タイトル獲得を目指します」と、マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクターであるネルソン・コスグローブは語っている。

    「マルティマティックのマネジメントやエンジニアリンググループは、すでに我々と緊密に活動しており、一丸となってプログラムを推し進めるつもりです」

    本年シーズンのIMSAドライバーラインアップには変更ない。マツダRT24-P 55号車はジョナサン・ボマリートとハリー・ティンクネルのレギュラーコンビに、デイトナ、ワトキンスグレン、ロードアトランタ、セブリング戦で構成されるミシュラン耐久選手権には、サードドライバーとしてライアン・ハンターレイが加わる。また、開幕戦のデイトナ24時間レースで総合2位となったマツダRT24-P 77号車には、オリバー・ジャービスとトリスタン・ヌネスをレギュラーとし、耐久シリーズ4戦にはオリビエ・プラを加えた3名体制となる。

    2017年シーズン途中から提携関係をスタートしたドイツのチームヨーストとのジョインチームとしては、早くも2019年シーズンに開花し、同年のワトキンスグレン6時間でマツダRT24-Pが初優勝を飾ると、続くカナディアンモータースポーツパーク戦、ロードアメリカ戦でも優勝を飾っている。本年のデイトナ24時間レースでは、77号車が2年連続のポールポジションから24時間をノートラブルで走破。チーム過去最多周回数を走り切り、65秒差の準優勝となった。チームヨーストとの提携は、この3月に予定されていたセブリング12時間レースが最後になる予定だったが、同レースが延期となったためデイトナが最後のレースとなった。

  • マツダ RT24-P、デイトナ24時間レースで65秒差の準優勝

    マツダ RT24-P、デイトナ24時間レースで65秒差の準優勝

    1月26日(日)午後1時40分、フロリダ州デイトナスピードウェイで行われた2020年IMSAウェザーテックスポーツカー選手権開幕戦「第58回デイトナ24時間レース」のチェッカードフラッグが振られ、ポールポジョンからスタートしたマツダRT24-P 77号車(オリバー・ジャービス/トリスタン・ヌネス/オリビエ・プラ組)が24時間で833周(約4,748km)を走破し、総合2位表彰台入賞を果たした。また、55号車(ジョナサン・ボマリート/ハリー・ティンクネル/ライアン・ハンターレイ組)は6位入賞となった。マツダRT24-Pがデイトナ24時間レースで2台完走を果たし、表彰台入賞するのは今回が初めてとなる。

    マツダUSAの公式チームであるマツダ・チームヨーストは、必勝体制でこのレースに臨んだ。ポールポジションから抜け出したジャービス駆るマツダRT24-P 77号車は、プラ、ヌネスへとバトンを繋ぎながら、序盤は首位をキープしたが、次第に追い上げてきたキャディラックDPi 10号車に先行を許す。しかし、ラップタイムはほぼ10号車と同等で、同車と他車を含めてピットインのたびに首位を入れ替える接近戦を展開した。

    スタートから8時間経過時点で上位6台は、同一周回だった。しかもその差は数秒から10秒程度です。各車のパフォーマンスがいかに調整され、公平に競えるようになっているかを物語っている。しかし、77号車は12時間経過直前に黄旗追い越しを指摘され、ドライブスルーペナルティを受け、順位を下げる。16時間が経過すると、キャディラック10号車は頭ひとつ先行。それでも同一周回に残ったマツダ77号車は、朝方に発生した2回のフルコースコーション(FCC)で開いたギャップを再度縮め、5号車、31号車を含めたキャディラック勢にプレッシャーをかける。

    10号車が違反によるドライブスルーペナルティをこなすと、今度はキャディラック5号車が77号車の行手を阻む。20時間経過後の朝9時半過ぎには、一時、5号車、77号車、10号車がそれぞれ3秒差で並ぶ時間もあった。しかし、その後再び10号車がリードを固めることになる。終盤は、10号車は小林可夢偉が2時間半にわたって運転し、首位を守る体制を取る。77号車もジャービスが逆転を目指して10号車を猛追し、約65秒差で2位フィニッシュとなった。77号車がレースをリードしたのは、合計190周だった。

    一方、ボマリートが予選3番手からスタートし、序盤は後続に進路を譲ったが、3時間経過後にバスストップコーナー入り口でアキュラ7号車と接触。同車はスピンしてカウルを壊すダメージを負い、55号車にペナルティが課せられることになる。なお、55号車の損傷はほとんどなかった。しかし、いったん後退した55号車は、それでも全力で周回を重ねる。しかし、終盤には排気系に軽微なトラブルが発生。ペースが上げられず、徐々にトップグループから遅れるようになる。それでも24時間で823周をクリアし、6位入賞を果たした。

    ネルソン・コスグローブ(マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「77号車の2位表彰台および55号車との2台入賞の結果は、とても素晴らしい成果です。今季の我々の目標のひとつが、IMSA耐久レースのひとつで優勝することなので、今回はあと少しでしたがオフシーズンの間に我々のレースカーを鍛え上げた甲斐がありました。このレースは、どのチームも完全無欠というわけには行きませんでした。しかし、少なくとも私たちのチームは逆境に耐え、戦い続けました。とても素晴らしいことであり、私は心からこのチームを誇らしく思います」

    ジョナサン・ボマリート(マツダRT24-P 55号車ドライバー)
    「今日という日は、マツダにとって素晴らしい1日となりました。この伝統のデイトナ24時間レースで2台とも入賞し、1台はポディウムフィニッシュでしたから。そして、レース全体を通して、トップ争いを続けました。これはチームがいかに進化したかを証明するものです。チームは確かに成長し、このシーズンを通じて私たちはこの勢いを維持できると思います」

    オリバー・ジャービス(マツダRT24-P 77号車ドライバー)
    「この結果は、大きな進歩です。マツダにとっても、エンジニアやクルー達にとっても報われる日になったと思います。あとわずかのところで勝利には届きませんでしたが、この2年間の進化スピードを考えれば、この結果は勝利と同等と感じます。これだけは言えます。私たちのクルマは最後まで最高のパフォーマンスを発揮してくれた、と。この耐久性と信頼性をもってすれば、シリーズチャンピオンを狙える資格があると言えるでしょう」

    マツダは、1979年に初代サバンナRX-7をこのデイトナ24時間レースに投入し、GTUクラスで1-2フィニッシュを果たし、その後マツダロータリーエンジン(RE)車は、北米におけるクラブレーシングの中心的存在へと躍進してきた。カスタマーエントリーを含め、RE車クラス優勝の回数は、実に23回を数える。2010年にマツダRX-8 GTがこのレースのGTクラスウィナーとなったのち、RE車での挑戦は終了するが、デイトナプロトタイプインターナショナル車(DPi)での総合優勝獲得を目指していた。今回それは叶わなかったが、最高位記録だった1989年のマツダ767Bによる総合5位を塗り替えることに成功した。

  • デイトナ24時間レース | マツダRT24-P、2年連続でポールポジション獲得

    デイトナ24時間レース | マツダRT24-P、2年連続でポールポジション獲得

    1月23日(木)、フロリダ州のデイトナインターナショナルスピードウェイにてIMSAヴェザーテックスポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースの公式予選が行われ、マツダUSAの公式チームであるマツダ・チームヨーストは、マツダRT24-P 77号車のオリビエ・ジャービス(英国)がポールポジションを獲得。2年連続の総合ポールシッターとなった。

    伝統のデイトナ24時間レースに出場する車両は、マツダRT24-Pをはじめとするデイトナプロトタイプインターナショナル(DPi)が8台、FIA LMP2車両が5台、GT LMクラスが7台、GTデイトナクラスが18台の合計38台。1月21日にレーストラックに到着した各チームは、22日にピットやガレージを設営し、23日のプラクティスセッションおよび公式予選に臨んだ。

    21日、22日のフロリダ州中北部は、寒波の影響で気温が10度以下という極寒だったが、走行が始まった23日は15度以上にあがり、一時は汗ばむほどとなりフロリダらしい気温となった。しかし、前日までの雨雲が居座ったため、時折曇の間から青空が見える時間もあったが、午前1回、午後1回のプラクティスセッションの途中には軽いシャワーが何度か路面を濡らすことがあった。

    ウィンターブレイクの間に数回デイトナとセブリングで耐久テストをこなしていたマツダ・チームヨーストは、2台のマシンを完全オーバーホールして新年を迎えた。1月初旬に行われたデイトナ公式テストデー「ロアビアォアロレックス24」では、77号車のオリビエ・プラ(フランス)が非公式ながら前年ジャービスが更新したコースレコードをさらに上回るタイムでトップタイムを記録。55号車も好タイムを連発していた。この結果によりマシンの仕上がりに自信を得ていたチームは、プレーキなどの消耗品を新品に代えて開幕戦のプラクティスに臨み、ウェットとドライコンディションが混在する難しい路面状況にもかかわらず、2回目の走行セッションではオーバーオール2番手、3番手のタイムを記録している。

    迎えた公式予選では、17時05分に各車がコースイン。テストデーでトップタイムをマークしていたマツダ・チームヨーストは、1番ピットを与えられていたので、マツダRT24-PはDPiクラス、LMP2クラスの最後尾からコースに入って行った。公式予選はひとりのドライバーが15分間走って順位をつける形式。77号車のジャービスは、開始から10分後にはピットに戻り、他の車両がファステストラップを記録するのを待っていた。しかし、チェッカーフラッグが振られた時点でジャービスが記録していた1分33分711を上回るチームはなく、この時点で77号車のポールポジションが確定した。また、ジョナサン・ボマリート(米国)がタイムアタックを担当した55号車も1分34秒169を出して予選3位の結果を残した。なお、予選2位は77号車から0.4秒差のアキュラDPiで、3位の55号車との差はわずかに0.04秒差だった。

    ネルソン・コスグローブ (マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「予選結果はマツダ・チームヨーストに関わる全員にとって、幸先良いスタートとなりました。予選は僅差の戦いになると予想していましたが、我々のドライバーたちはクリアトラフィックを上手に使い、ミシュランタイヤのパフォーマンスを最大限引き出すことに成功しました。ポールポジションと予選3位の結果は、まさにエクセレントです。しかし、私たちの目標はこれだけではありません。決勝レースをクリーンに戦ってリードを守り、トップポジションのままレースフィニッシュを迎えることです。それに集中して行くつもりです」

    オリバー・ジャービス (マツダRT24-P 77号車ドライバー)
    「今年のチームの雰囲気はこれまでとまるで違います。昨年のIMSAシリーズで3勝を果たしていることで大いに自信がつき、デイトナで初の総合優勝を挙げるという目標に向かってこれまでになく集中して仕事に当たっているからです。オフシーズンに走行テストを繰り返し、マシンは大きな進歩を見せています。ついに(パズルの)すべてのピースが揃ったので、あとは実行あるのみです。ポールポジションを連続で手に入れられたのはもちろん最高に嬉しいです。しかし、私たちは最も大きな賞を手にすることに賭けています」

  • マツダRT24-P、デイトナ暫定コースレコードを更新

    マツダRT24-P、デイトナ暫定コースレコードを更新

    1月3日〜5日までの三日間、フロリダ州のデイトナインターナショナルスピードウェイにて本年のIMSAウェザーテックスポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースに向けた公式テスト「ロアビフォアロレックス24」が行われ、マツダUSAのオフィシャルチームであるマツダ・チームヨーストからエントリーしたマツダRT24-P 77号車(オリバー・ジャービス/トリスタン・ヌネス/オリビエ・プラ)が予選でトップタイムをマーク。マツダRT24-P 55号車(ジョナサン・ボマリート/ハリー・ティンクネル/ライアン・ハンターレイ)は、同5番手タイムを記録した。

    日曜日の予選セッションでプラが出した1分33秒324のファステストタイムは、2019年のデイトナ24時間レース公式予選でジャービスが記録した1分33秒865の公式コースレコードを更新するものだった。なお、5番手タイムだったボマリートの1分33秒660の記録もジャービスの公式コースレコードを上回っている。三日間にわたり8回実施されたテストセッションでは、ナイトプラクティスを含み、マツダRT24-Pが6回トップタイムを記録しており、速さをアピールした。2020年レースシーズンの開幕を告げるデイトナ24時間レースは、今月23日に公式予選が行われ、25日土曜日の午後に決勝レースがスタートする。マツダ・チームヨーストは、初の総合優勝を目指し、2台のマツダRT24-Pを走らせる。マツダ栄光のメモリアルナンバーをつけた55号車はソウルレッドクリスタルで塗装され、本年から新たに「出光」のスポンサードを受けることとなった77号車は、アークティックホワイトに塗装されている。

    ネルソン・コスグローブ(マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「今週のテストの主目的は、今月末に予定されている24時間レースで2台のマツダRT24-Pがベストなパフォーマンスを発揮できるようセットアップを進めることでした。そのため、実際のレースペースで走りながら、各部が適正に機能し、ドライバーたちがマシンをさらに改善できるよう、なるべく多くの周回を提供することを心がけました。しかし、2台のマツダRT24-Pは初日から最高のパフォーマンスを発揮し、3日間ともトップタイムで終えることができました。また、オリビエが信じられないほどのスーパーラップを記録してくれて、チームはマシンのパフォーマンスに関して自信を深めました。私たちの今季の目標は、まずは4戦ある耐久レースで成功を収めることでしたが、今日の結果を見れば、正しい道に乗っていると確信できます」

    オリビエ・プラ(マツダRT24-P 77号車ドライバー)
    「僕たちのクルマが、去年より少しだけ速ければ良いと期待しています。チームからの指示は、”とにかくできるだけ頑張って走れ”でした。チームは、オフシーズンに多くの時間を裂き、耐久レースでよい結果を出せるようマシンの改良に取り組んでくれました。もちろん、今週はセットアップを進めることに全力を注ぎ、僕たちドライバーも常に全開でそれに応えました。非公式とはいえ、暫定コースレコードを塗り替えられたことは素晴らしいことです。これは、マツダにとっても、新しいパートナーの出光にとっても、チームにとっても喜ばしいことです。しかし、私たちは、今月末の24時間レースに向けて集中しています」

  • 小林可夢偉、2020年もWTRからデイトナ24時間レースに参戦

    小林可夢偉、2020年もWTRからデイトナ24時間レースに参戦

    小林可夢偉が、2020年もウェイン・テイラー・レーシング(WTR)からデイトナ24時間レースに参戦することが発表された。

    今年1月、小林可夢偉はわれたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間レースに参戦。フェルナンド・アロンソらとともに総合優勝を果たし、日本人として4人目、27年振りの快挙を成し遂げた。

    コニカミノルタは、2019年7月19日(金)に東京・有楽町マリオンで『コニカミノルタ presents デイトナ24時間レース 小林可夢偉 優勝イベント』を開催。2020年も小林可夢偉がウェイン・テイラー・レーシングからデイトナ24時間レースに参戦することが発表された。

    「来年も簡単に勝てるとは思っていないが、2年連続の優勝を狙いたい」と小林可夢偉はコメント。

    「しっかり準備してテストからクルマを作って、24時間レースはいろいろ想定しないといけない。1月のデイトナはよく雨が降るので、調子がよくないと勝てないレース。経験があるドライバーがいろいろなコンディションに合わせて走ることが大事になる。ライバルチームも強化してくると思うので、しっかり自分自身を強化していきたい」

    ウェイン・テイラー・レーシングはまだ小林可夢偉以外のフルラインナップを発表していないが、フェルナンド・アロンソが戻ることはないと考えられている。

    チームオーナーのウェイン・テイラーは“様々なドライバー”と話をしていると記者会見で語った。

  • IMSA | マツダ:第3戦 ロングビーチ 決勝レースレポート

    IMSA | マツダ:第3戦 ロングビーチ 決勝レースレポート

    4月13日(土)にカリフォルニア州ロングビーチ市街地コースで行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第3戦にて、マツダ・チームヨーストからエントリーした2台のマツダRT24-Pは、それぞれ4位、8位でレースを終えた。

    100分の決勝レースは同日2時05分にフォーメーションラップがスタート。オープニングラップで77号車マツダRT24-P(オリバー・ジャービス/トリスタン・ヌネス)は予選5位から3位にジャンプアップ。

    前日の予選でクラッシュし、モノコックまで交換したことでペナルティを受けた55号車マツダRT24-P(ジョナサン・ボマリート/ハリー・ティンクネル)はデイトナプロタイプ(DPi)クラス最後尾の11位からスタートし、6番手まで順位を上げることに成功した。なお、予選で6番手タイムだった77号車は55号車の降格によって5番グリッドへ繰り上っていた。

    しかし、オープニングラップののち、ボマリートが乗る55号車はターン8でスピンした車両を避けてコンクリートウォールに軽く接触したためスローダウン。その後ティンクネルに交代して挽回を図るものの、8位でチェッカーブラッグを受けることとなった。一方、序盤に2番手まで順位を上げた77号車のヌネスは、フルコースコーションラップ中にピットインしてジャービスに交代。中盤は一時レースをリードした。しかし、終盤にもう一度ピットインする必要があり、4番手でレースに復帰。そのまま、フィニッシュラインをクロスした。

    IMSAウェザーテック選手権第4戦は、5月3日~5日にオハイオ州のミッドオハイオスポーツカーコースにて開催される。

    ジョン・ドゥーナン (マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「今週末のチームの努力は、本当に誇りに思います。55号車を修復し、グリッドに着けるため彼らは長い時間ガレージに張り付きとなりました。それを乗り越え、オープニングラップでジョナサンの55号車は5台を抜き、トリスタンの77号車も2台をオーバーテイクしています。彼らの鬼気迫る走りは素晴らしいものでした。ロングビーチは市街地コースなので、一度に複数台数を抜くのは奇跡に近いと言われているからです。77号車はその後、優勝に手が届く範囲にいましたが、給油タイミングによって達成することができませんでした。市街地コースはフルコースイエローが多く、タイミングを見計らうのは非常に困難です。それでも彼らの走りには満足しています。マツダUSAの地元レースで従業員やファンによい走りを見せることができたと思います」

    ジョナサン・ボマリート (️55号車マツダRT24-Pドライバー)
    「とてもタフな週末となりました。私たちのクルーは、完璧にクルマを修復してくれましたし、それは賞賛に値すると思います。そのおかげで、クルマの調子は非常によく、スタートで数台をパスすることができました。しかし、その後目の前で複合クラッシュがあり、被害を最小限にしようとしましたが、スピンしてタイムロスしてしまいました。クルマが速かっただけに残念です。それでも後半のハリーは良いペースで走ってくれました。次のミッドオハイオでは勝利を目指します」

    トリスタン・ヌネス (77号車マツダRT24-Pドライバー)
    「スタートでは、5番グリッドから3位に上がれてとても気持ちよかったです。僕たちのチームが、トップグループで戦えることを証明しました。ピットワークもオリバーのプッシュもとてもよかったですが、後半はペースが上がらずポジションを失ってしまいました。タイヤのグリップがもたなかったようです。次のレースに向けて、前向きにいきたいです」

    【マツダRX-7 GTO、クラシックGTOレースで2位】
    IMSAウェザーテック選手権レースののち、往年のIMSA GTOマシンによるクラシックGTOレースが行われ、マツダUSAからは1991年式RX-7 GTO(4ローターエンジン搭載)が出場。ジョエル・ミラーがドライブするRX-7 GTOは、予選2位からスタートし、2位でフィニッシュした。GTOレースは、アメリカンV8や第排気量ターボ車などが多く、ロータリー搭載車はRX-7 GTOだけ。ロングビーチ市街地コースに轟いたRX-7の4ローターサウンドには、大都市ロサンゼルスなどから集まった多くのマツダファン、ロータリーファンは多いに溜飲を下げることとなった。

    1991年式 マツダ RX-7 GTO(4ローターエンジン搭載)

  • IMSA | ホンダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    IMSA | ホンダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    2019年もACURAはIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの最高峰カテゴリーであるDPi(デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル)に2台のアキュラARX-05をエントリーさせている。シーズン第2戦はセブリング12時間レース。開催地は開幕戦の行われたデイトナビーチから100マイルほど南、内陸のより温かなエリアとなる。空港を使ったコースでのレースは1952年から行われており、アメリカで最も長い歴史を誇っている。

    平坦なコースだが高速コーナーが多く、路面がバンピーなこともあってマシンにもドライバーにも非常に過酷なレースとして知られ、数々のドラマティックなバトルが繰り広げられてきたことから人気も高いレースとなっている。

    カーナンバー#7をつけるACURA ARX-05はエリオ・カストロネベス/リッキー・テイラー/アレクサンダー・ロッシの3人がドライブし、12時間の過酷なレースを戦い抜いて4位でフィニッシュした。レース序盤はマシンセッティングがコンディションに合っていなかっために苦戦し、驚くほどクリーンでフルコースコーションがほとんど出されずにハイペースでレースは進む中、テイラーのスピンと、緩んだシートベルトを締め直すためのピットストップで2周の遅れを取った。しかし、ピットストップで調整を続けてマシンが本来のスピードを取り戻すと、3人のドライバーたちはトップグループと同等のラップタイムで周回し、ばん回のチャンスを待ち続けた。その粘り強さは、レース終盤に重ねて出されたフルコースコーションによって報われ、カーナンバー#7はリードラップへと復活。2ラップの遅れを跳ね返し、4位でチェッカーフラッグを受けた。

    もう1台のARX-05はデイン・キャメロンにより予選でポールポジションを獲得し、午前10時40分のスタートからペースカーの後ろでトップを走った。路面コンディションが向上して12周目にグリーンフラッグが振り下ろされると、その直後からキャメロンは電気系統に不具合からギアシフトがスムーズに行えず、苦しい戦いを余儀なくされた。ステアリングを交換しても問題は解決されず、さらに2回のピット作業を行って後退した彼らだったが、ファン・パブロ・モントーヤ/シモン・パジェノーと交代して戦い続け、9位でのゴールを果たした。

    GTDクラスに出場する2台のACURA NSX GT3 EVOは、DPiのアキュラ勢とは逆に、終盤に続けて出されたフルコースコーションによって優勝のチャンスを逃した。キャサリン・レッグ/ビア・フィゲイレド/クリスティーナ・ニールセンの3人が乗るカーナンバー#57は、17台が出場するGTDクラスで、その大半がリードラップで走り続ける過酷なバトルを戦い、レースが終盤を迎えてからトップに浮上した。フィニッシュドライバーはNSXでの3シーズン目を迎えているレッグが担当。真っ暗になったコースでの彼女のスピードはすばらしいものだったが、最後のピットストップで5番手まで後退し、ゴールまで10分を切ってからのリスタートでは複数のマシンが接触し、コースオフを強いられたため、リカバーするもクラス8位でのゴールとなった。

    予選でGTDクラスのポールポジションを獲得したトレント・ハインドマンは、決勝でもウエットコンディションで目覚ましい走りを披露し、90分間の走行で2番手以下に30秒近くの差をつけた。しかし、レース終盤のトップ争いの中でカーナンバー#86はピットで機材に接触したためにペナルティーを科せられ8番手まで後退。レッグと同様に最後のリスタート後のバトルでライバル勢と接触してコースを外れ、そこからばん回するも手にした結果はクラス7位だった。

    リッキー・テイラー(総合4位 / DPiクラス4位)
    「本当に、最終的には満足ができた戦いでした。2ラップの遅れをレース序盤の2時間で取りながら、そこからリードラップにばん回したのですから。チームとしてファンタスティックな戦いぶりをみせることができたと思います。絶対にあきらめない姿勢により、最後の最後でリードラップに戻ることができました。優勝を争うペースを実現できていなかったのは事実ですが、幾らかの幸運が味方をしてくれていたら表彰台に上ることはできていたでしょう。4位でゴールしたことで、チャンピオンを争うためのポイントを稼ぐことができたと考えています。この先のシーズンはスプリントレースが続きますから、全力でプッシュします」

    トレント・ハインドマン(GTDクラス 7位)
    「Meyer Shank Racing、Acura、そしてHPDに感謝します。私たちのマシンは本当にすばらしいハンドリングになっていました。暑いときも、ウエットコンディションでも、路面がドライになっても、気温が下がってからも、レースを通してそれは変わりませんでした。このような戦いが可能なチームで走れることを誇りに感じています。私は2人のチームメートたちから多くを学ぶこともできています。でも、最終的に今回は私たちの日になりませんでした。何度もトップに立ちましたし、先頭を走るマシンの走りは非常によいものでしたから、このまま戦い続ければ幸運が巡って来ると思います」

  • IMSA | マツダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    IMSA | マツダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    3月16日(土)にフロリダ州セブリング国際レースウェイにてIMSAウェザーテックスポーツカー選手権第2戦セブリング12時間レースが行われ、マツダ・チームヨーストからエントリーした2台のマツダRT24-Pは、いくつかの障害に直面するものの、共に完走を果たした。

    今年で67回を数える伝統の耐久レースであるセブリング12時間レースは、コース特性から難易度の高いタフレースとして知られている。

    今年のレースウィークは、金曜日まで好天に恵まれたものの、決勝レース日の16日は朝から雨。しかもスタート予定の10時40分前に降雨が激しさを増したため、セイフティカー先導のフルコースコーションによってレースはスタートした。状況はなかなか好転せず、コーションラップは40分間にも及んだ。

    11時20分過ぎにグリーンライトが点灯すると、各車は一斉に競技スピードとなり、第一コーナーのホールショットを奪ったのは、予選2位でフロントロウにつけていた77号車マツダRT24-Pのトリスタン・ヌネスでだった。その後、リスクをさけるためいったん安定走行に切り替えて3位に落ち着き、ティモ・ベルンハルトに交代した。ベルンハルトも速いペースで周回したが、スタートから2時間過ぎにコース上でストップ。オフィシャルの消火作業を受け、ガレージへと戻って行った。原因は、電気ケーブルのショートだった。配線を辿ってショート箇所を突き止め、修復する作業は時間を要したが、レース中盤にコースに復帰。クラス11位でチェッカーフラッグを受けた。ベルンハルト、オリバー・ジャービス、ヌネスへとつなぐ連携は、時に上位車を凌ぐほどハイペースで、終盤にはヌネスがサードファステストラップを記録している。

    7番グリッドからスタートした55号車マツダRT24-Pは、序盤に1ラップ遅れをとるものの、ペースを取り戻すと2位まで上がり、ピットインタイミングにより一時レースリーダーの位置につけた。しかし、レースが折り返し点を迎える直前にボマリートがコントロールを失いタイヤバリアをヒット。ピットでノーズ交換するイレギュラー作業を行うこととなり、3ラップをロスする。しかし、オリビエ・プラ、ハリー・ティンクネルを加えた55号車トリオは、その後1ラップを挽回し、10時間目にはティンクネルが1分47秒472のファステストラップを記録。ところが終盤はコーションラップが続き、55号車のさらなる挽回のチャンスは妨げられることになるが、それでも6位入賞を果たした。

    マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクターの ジョン・ドゥーナンは、「セブリングでは毎回予想していなかったことが起こりますが、今回は序盤のヘビーレインがレースの行方を大きく左右したと言えるでしょう。明らかに私たちのマツダFRT24-Pは速く、ウィニングペースが築けていました。レース終盤の10時間目にティンクネルがファステストラップを記録したことで、それを証明しているだけに残念です。それでも、諦めることなくマシンの修復やピット作業に全力で取り組んだチーム、ラップダウンのロスを挽回するためハイペースで走ったドライバー達を誇りに思います」と語った。

    55号車のボマリートは、「今回僕たちのマツダRT24-Pにはスピードがありました。しかし、終盤に勝利を争える位置にいられなかったことが残念です。僕のミスでイレギュラーなピット作業を強いられてロスしたてしまい、大変申し訳なく思います。しかし、クルー達は素早い作業で修理してくれましたし、チームメイトのオリビエとハリーが、信じられないペースでロスを挽回してくれました。彼らに心から感謝しています」と話した。プラとティンクネルは、このあと第7戦ワトキンスグレン6時間レースまでチームを離れることになる。

    77号車のヌネスは、「僕のホームグラウンドであり、最も好きなセブリング12時間でトップを走れたのは、素晴らしい体験でした。雨のレースはいろんなことが起きますが、やりがいはあります。このレースのオープニングスティントを任せてもらったことは、僕のキャリアにとって最大のチャレンジだったと言えます。また、”飽くなき挑戦”精神でクルマを修理してくれたチームに感謝します。彼らのおかげで、クルマをフィニッシュラインまで運ぶことができました」と語ると、ジャービスは、「クルマをリペアしてくれたクルー達に感謝しています。僕はトリスタンのすごい予選タイムや雨の中のオープニングラップを見ていたので、僕たちのクルマにはこのレースで勝利する資格があると確信していました。修理後には、レースリーダーと同等の速さで走れています。間違いなくポテンシャルは高いので、ロングビーチ戦に戻ってくることを楽しみにしています」と続けた。

    IMSAウェザーテック選手権第3戦レースは、4月13日(土)にカリフォルニア州ロングビーチ市街地コースにて開催される。

  • BMW、わずか1シーズンでWECから撤退?

    BMW、わずか1シーズンでWECから撤退?

    BMWが、わずか1シーズンでFIA 世界耐久選手権(WEC)から撤退する可能性があると Autosport が報じている。

    BMWは、2018年シーズンからWECのGTE ProクラスにM8 GTEでの参戦を開始。並行してIMSAスポーツカー選手権にも参戦している。

    IMSAではBMWは成功を収めており、2019年のデイトナ24時間レースではGTルマンクラスで優勝。

    しかし、WECでは5レースでわずか1回の表彰台しか獲得できておらず、GTE Proクラスのマニュファクチャラーズランキングで最下位に沈んでいる。

    ドライバーズランキングでもアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ/トム・ブロンクビスト組が9位、マルティン・トムチェク/ニッキー・キャツバーグ組が10位に位置している。

    BMWモータースポーツの代表を務めるイェンス・マルカルトは、昨年の上海6時間レースでBMWは“戦えるレベル”にあると語っていたが、ハイパーカークラスへの参戦には否定的だった。

    バサースト24時間レースでイェンス・マルカルトは、BMWは6月のル・マン24時間レースでWECシーズンが終わるまでGTEプログラムの将来に関する最終決定を下すことはないと述べた。

    「WECでは検討しなければならないことがまだたくさんある。我々がパッケージから最大限のパフォーマンスを引き出せていないことは間違いない」とイェンス・マルカルトはコメント。

    「それが残りのレースで我々は集中していることだ。すべてをまとめることができたら、それが我々がじっくると評価し、将来どこへ進むかを見極めるときだ」

    「我々にとって幸運な状況は、毎年、全てのレースで最後のレースを終えてから、どのように進めていくかをじっくりと決めていけることだ」

    「我々は開発など何かをする必要はない。クルマは戦えるレベルにあるし、チームもそこにある。我々にとっては簡単なことだ」

    BMWは、おそらく2020年からIMSAのDPi部門に参入することに興味を持っているかもしれないと報じられている。

    イェンス・マルカルトは、2019年以降にIMSAでM8 GTEのプログラムが強化されることはないと語る。

    「10月のプチ・ル・マンまでレースをして、その後のことをじっくりと決めていく」とイェンス・マルカルトは述べた。

    フォードも2018/19シーズン以降のWECプログラムを評価しており、参戦継続は未解決なままとなっている。フォードも同じくIMSAのDPiの参戦に興味を持っているとされている。