カテゴリー: ホンダF1

  • フェルナンド・アロンソ、エンジニアからの無線に爆笑

    フェルナンド・アロンソ、エンジニアからの無線に爆笑

    フェルナンド・アロンソが、F1イタリアGPの決勝レースで、F1公式Twitter曰く“Best Race Radio”なやり取りを行った。

    残り10周に差し掛かったところで、エンジニアは「OK、フェルナンド。最後まで力強いペースを続けよう。グロージャンはまだ18周オールドのオプションを履いている。彼は我々に出くわすことになるかもしれない」と伝達。

    だが、フェルナンド・アロンソは「Ahahahaha」と爆笑しただけだった。

    この時、ロマン・グロージャンは11番手、フェルナンド・アロンソは13番手。その差は1秒以上開いており、決してポイントを争っている状況ではなかった。

    昨年のF1日本GPで、ホンダエンジンを「GP2エンジン」と酷評したフェルナンド・アロンソは、「ほっといてくれ」の名フレーズを残したキミ・ライコネンとともに無線コメントが注目を集めている。

    その後、フェルナンド・アロンソは残り2周でタイヤ交換を実施。ホンダエンジンとして24年ぶりとなるファステストラップを記録した。

    関連:フェルナンド・アロンソ、ホンダF1エンジン 24年ぶりのファステストラップ

  • フェルナンド・アロンソ、F1シンガポールGPでハローをテスト

    フェルナンド・アロンソ、F1シンガポールGPでハローをテスト

    フェルナンド・アロンソが、F1シンガポールGPのフリー走行でハローをテストすることが明らかになった。

    FIAは、2017年にむけてハローの導入を推し進めていたが、F1ストラテジーグループは、来年の導入を否決。2018年までにコックピット保護デバイスを導入することで合意した。

    FIAはハローのテスト不足を懸念。少なくとも全ドライバーが2016年シーズン終了までに1度はプラクティスセッションでハローを搭載することを望んでおり、ドライバーからハローの潜在的な欠点について出来る限り多くのフィードバックを集めようとしている。

    ベルギーとイタリアでの過去2戦では、メルセデス、フォース・インディア、トロ・ロッソ、そして、マクラーレン・ホンダがハローを初テスト。

    モンツァでジェンソン・バトンがハローを試したマクラーレン・ホンダは、次戦F1シンガポールGPでフェルナンド・アロンソがテストすることを確認した。

    マクラーレン・ホンダのテクニカルディレクターを務めるティム・ゴスは「シンガポールではフェルナンドが試す予定だ。異なる変数を提供してくれるだろう。サーキットは照明で照らされており、非常にタイトなコーナーと多くのアームコ・バリアーがある」とコメント。

    「チームは、頭部保護の開発を進めており、彼の考えはワーキンググループにフィードバックされる」

    「全チームが年内にデバイスをテストすることはすでに非常に有益となっている。マクラーレンにとって、モンツァでのジェンソンとの走行は、タイトなシケインと高速コーナーの両方におけるパフォーマンスについて洞察を得ることができた」

    ハローの問題についてティム・ゴスは「ドライバーにとっての最大の問題のひとつがドライバーの視認性であることは明らかだ。考慮しなければならないたくさんのマイナーなことがある。スタートライトのビューはどうか? かなりの勾配があるスパとオースティンのようなサーキットでははっきりと見ることはできるか?」

    「だが、それらは克服できない問題ではない。十分にオープンなマインドであれば、常に解決策を見つけることはできる。例えば、チームはコクピット内にスタートライトを装着することを検討できるかもしれない」

  • マクラーレン 「ジェンソン・バトンには他チームからオファーがあった」

    マクラーレン 「ジェンソン・バトンには他チームからオファーがあった」

    マクラーレンのロン・デニスは、2017年からチームで新しい役割を担うことなったジェンソン・バトンに他のF1チームからオファーがあったことを明かした。

    ジェンソン・バトンは、2017年の古巣ウィリアムズへの復帰が噂されており、ウィリアムズガードも経験豊富なワールドチャンピオンであるバトンは魅力的なオプションだと述べていた。

    しかし、マクラーレンは、2018年にドライバーとして復帰するオプションのある契約を結び、ジェンソン・バトンが残留することを発表した。フェルナンド・アロンソの契約は3年間であり、2017年末で終了する。

    ロン・デニスは「ジェンソンには他チームからオファーがあったが、それを断わった」と明かした。

    ジェンソン・バトンは、2018年にドライバーとして復帰するのか、その際はマクラーレン以外でレースをする可能性はあるかと質問されたロン・デニスは「その類の質問に正確な答えは今は出てない」とコメント。

    「なにせ、我々も今を生きている。ジェンソンに対するオプションを行使するかしないかをは決めるのは、2018年に我々がそこにきた時でいいではないか」

    「ジェンソンは、モチベーション、集中力、すべてを考慮し、この決断に至った。我々の一方的な決断ではない」

    「明確になっているのは、ジェンソンが2018年にF1を乗るならば、それはマクラーレンだということだ。ジェンソン自身も他のチームのクルマに乗りたいとは思わないだろう」

    関連:ロン・デニス 「バトンはアロンソが離脱した場合の保険ではない」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは今年フェラーリに挑める」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは今年フェラーリに挑める」

    フェルナンド・アロンソは、2016年末までにマクラーレン・ホンダがトップ5フィニッシュを争うことができ、特定のレースではフェラーリに挑めるかもしれないと考えている。

    F1イタリアGPでは2台ともポイント圏外でフィニッシュしたマクラーレン・ホンダだが、フェルナンド・アロンソはサーキットの高速特性により、結果は予想していたと語る。

    だが、ホンダによって最も弱いレースでも、フェルナンド・アロンソは“良い時代が来ている”と感じていたと語る。

    「今日の僕たちにはポイントを獲得するペースはなかった」と14位でレースを終えたフェルナンド・アロンソはコメント。

    「でも、ここに来るときにも予想していたことだし、それが確認されただけのことだ」

    「シンガポールからは、今の僕たちのクルマのパフォーマンスがあれば、定期的にポイント圏内にいられるはずだ」

    「オースティン、アブダビのようなレースでは、フェラーリとトップ5を戦えることを期待している」

    「シンガポール以降は僕たちにとって異なるチャンピオンシップが始まる。クルマはかなり競争的だと思うし、快適にポイント圏内にいられるはずだ」

    「僕たちは自分たちのやっていることをわかっているし、弱みもわかっている。クルマの長所もわかっている」

    「今後は僕たちに適しているであろうレースがあるし、それらを完璧に実行して、ポイントを最大にする必要がある」

    関連:フェルナンド・アロンソ、ホンダF1エンジン 24年ぶりのファステストラップ

  • フェルナンド・アロンソ、ホンダF1エンジン 24年ぶりのファステストラップ

    フェルナンド・アロンソ、ホンダF1エンジン 24年ぶりのファステストラップ

    フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が、F1イタリアGPの決勝レースでファステストラップを記録。ホンダ製F1エンジンにとって24年ぶりの記録となった。

    フェルナンド・アロンソは、残り2周で新品のスーパーソフトに交換。1分25秒340を叩き出してレースのファステストラップを記録した。

    フェルナンド・アロンソにとって、2013年のアブダビGP以来のキャリア22回目のファステストラップとなり、ゲルハルト・ベルガーを抜いて歴代12位に浮上した。

    また、マクラーレンにとっても2013年のマレーシアGP以来のファステストラップとなる。

    ホンダ製F1エンジンにとっては57回目となるが、1992年にポルトガルGPでアイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)が記録して以来、実に24年ぶりのファステストラップとなった。

    フェルナンド・アロンソは「今日は最速ラップタイムを記録したので、少なくとも前向きな結果をもってレースを終えることができた。残り2周の時点で新品タイヤを装着し、コース上に戻ってグリップを最大限に利用した。今日はポイント圏外で走行していたので、最速タイムを出したところでレース結果にそれほど大きな違いが出るわけではなかったけど、統計データ上はいい記録になるので、やってみようと思った」とコメントしている。

    フェルナンド・アロンソ F1イタリアGP ファステストラップ関連:マクラーレン・ホンダ:ポイント獲得ならず / F1イタリアGP

  • マクラーレン・ホンダ:ポイント獲得ならず / F1イタリアGP

    マクラーレン・ホンダ:ポイント獲得ならず / F1イタリアGP

    マクラーレン・ホンダは、F1イタリアGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが12位、フェルナンド・アロンソが14位だった。

    ジェンソン・バトン (12位)
    「1周目にいくつかミスをした。スタートが悪く、レズモの最初のコーナーではザウバーの1台が僕のマシンを外側にプッシュしてきたので、僕はコース外の砂利の部分に追いやられた。その結果、1周目の最後には最後尾まで順位を落としてしまった」

    「その後は、これ以上のことを望むことはできなかった。コース上でいろいろと楽しむことができ、いくつかいいオーバーテイクもすることができた。パラボリカでは外側からオーバーテイクしたけど、これはそれほど頻繁にできることではないよ! 自分のパフォーマンスにはとても満足している。12位完走はすばらしい結果ではないものの、1周目のことを考えると、それほど悪くはない。常に『たられば』と考えるものだけど、1周目でコース外に押し出されていなければ、今日はポイントを獲得する可能性があったと思う。シンガポールはここよりも確実に僕たちのマシンに適している。ここは僕たちにとって今シーズンで最も厳しいサーキットなので、トップ10にあれだけ近づけたことはそれほど悪い結果ではない」

    フェルナンド・アロンソ (14位)
    「今日は完ぺきなレースをすることができなかった。1回目のピットストップでは緑色のライトが点灯しないという問題があったけど、それ以外にもいくつかミスがあった。最初のピットストップで少し時間をロスしたので、それによって第2スティントでは思うような走りができなかった。今日の僕たちには、入賞できるほどの速さがなかった。なので、11位または14位で完走するのかは、それほど大きな違いではなかった。ただ、今日は最速ラップタイムを記録したので、少なくとも前向きな結果をもってレースを終えることができた。残り2周の時点で新品タイヤを装着し、コース上に戻ってグリップを最大限に利用した。今日はポイント圏外で走行していたので、最速タイムを出したところでレース結果にそれほど大きな違いが出るわけではなかったけど、統計データ上はいい記録になるので、やってみようと思った。このサーキットで自分たちに競争力があるとは思っていなかったけど、F1カレンダーにある残りのコースの大半は僕たちのマシンにより適しているはずなので、今後は僕たちにもいい時代がやって来ると思っている」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「マシンの全体的なパフォーマンスという観点では、モンツァが我々にとって今シーズンで最も厳しいレースの1つになることは分かっていました。従って、今日12位と14位で完走したという事実は驚くべきことではありません。それでも、両マシンに不具合が発生することはなく、2台ともスタートからチェッカーフラッグを受けるまで信頼性があり、レースペースは全体を通してまずまずでした。ジェンソンとフェルナンドが競り合う場面がありましたが、激しいながらもフェアな戦いでした。2人のバトルは、TVで観戦する人々やグランドスタンドの観客の皆さんを魅了するすばらしいショーになったことでしょう。我々のいるピットウォールからは、2台がコース上で少し接近しすぎているようにみえることがあります。ただ、マクラーレンは常にドライバーたちにレースをさせようと思っており、それは当然のことです。我々のドライバーは2人とも経験豊富なプロであり、自分たちがなにをしているのかはちゃんと分かっています。それと同時に、我々はとても真剣に目標に向かってひたむきに取り組む組織なのかもしれませんが、F1がエンターテイメント事業であることも決して忘れてはなりません。エンターテイメントと言えば、フェルナンドがレース終了間際にピットストップをさらに1回行い、新品のスーパーソフトタイヤを装着して走行しましたが、これは我々も同意した上で実施したことです。その結果、フェルナンドは午後のレースの最速ラップタイムを叩き出すことができました。最速タイムを記録するのは、彼のF1キャリアの中で22回目のことです。次戦のシンガポールは、モンツァとは全く異なるサーキットです。過大な約束をすることが危険をはらんでいることは常に認識しているので、そのようなことはしません。ただ、マリーナベイの曲がりくねったストリートサーキットは、このアウトドローモ・ディ・モンツァの幅広いカーブと高速ストレートよりも我々のマシンに合っているようです。我々は入賞を目指して臨みますし、それを必ず実現してみせます」

    関連:F1イタリアGP 結果:ニコ・ロズベルグが2連勝

  • ホンダ F1 「予想通りの厳しいレース」 / F1イタリアGP

    ホンダ F1 「予想通りの厳しいレース」 / F1イタリアGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イタリアGPの決勝レースを振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「ここモンツァのレースは、予想通りの厳しい結果となりました。予選と比較してレースは安定したいいペースだったので、レース全体としてはよかったと思いましたが、上位陣を脅かすだけの力はなく、残念ながらポイント圏外でのフィニッシュとなりました」

    「ドライバーとチームは堅実なオペレーションで、実力通りの力を発揮していますので、ここモンツァというタフなサーキットでのレースで完走できたことを前向きに捉え、次戦のシンガポールではもっと力を発揮したいと思います」

    関連:F1イタリアGP 結果:ニコ・ロズベルグが2連勝

  • ストフェル・バンドーンの到来でF1に“世代交代”の波

    ストフェル・バンドーンの到来でF1に“世代交代”の波

    ストフェル・バンドーンがグリッドに加わることで、2017年のF1は“刺激的な時期”を迎えるとメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは考えている。

    マクラーレン・ホンダが、2017年にジェンソン・バトンに代えてストフェル・バンドーンを起用することを発表したことで、バンドーンのF1の将来についての推測は終止符が打たれた。

    すでにF1では、エステバン・オコン、パスカル・ウェーレイン、そして、マックス・フェルスタッペンが大きな影響を与えている。その一方で、フェリペ・マッサの引退、ジェンソン・バトンがレースを退くなど、経験豊富なドライバーがグリッドから消えていく。

    トト・ヴォルフは、マクラーレンがストフェル・バンドーンを起用しないとしたら「正気ではない」と語り、その場合は自らがF1シートを探すと語るほど、バンドーンを評価している。

    トト・ヴォルフは、F1が世代交代の波を目撃することになると語る。

    「本当に刺激的な時代だと思う」とトト・ヴォルフはコメント。

    「我々は少し前にこのスポーツにはあまりに多くのペイドライバーがいると不満を述べていた。良くも悪くも、そのようなドライバーは実際には悪くはなかった。今は非常に刺激的な世代がやってきている」

    「バンドーンは並はずれている。実際、去年のGP2での勝ち方はこれまでのGP2で最も支配的だったし、彼がレースをしていたチームのフレデリック・バスールと話せば、彼はこれまでで最高のチャンピオンだったと言うだろう」

    「ルノーからF3へと進み、初年度にそこで優勝し、ルーキーとしてGP3で勝つという非の打ちどころない履歴書をもったエステバン・オコンがいる。彼は非常に印象的だ」

    「史上最年少DTMウィナーのパスカルはF1でうまくやっている。マックスは、2年間そこにおり、もはや若いジュニアとしては見なされないだろう」

    「純粋に実績に基づいてF1にやってきた4人のドライバーがいる。これは素晴らしいことだと思う。おそらく、我々は次世代のスーパースターによる世代交代を目撃しているかもしれない。彼らにはそのポテンシャルがあるかもしれない」

    ジェンソン・バトンの元チームメイトであるルイス・ハミルトンは、若いドライバーがお金ではなく才能でF1にやってくることには良いことしかないと語る。

    「次の若い子たちへの道を切り開く素晴らしい機会だと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「ポケットに1トンのお金を入れてくるのではなく、彼らが正常な理由でここにきていることを願う。彼らが本当に優秀な個人であることをね」

    「お金のある誰かではなく、才能がやってくる準備ができていることを意味しているといいね。彼らにとって、そして、僕にとっても素晴らしい機会だ」

    「僕と戦いたい人とは誰とでもレースをする。僕たちは新たなフレッシュな血を歓迎している。スポーツにとって良いことしかないだろう」

    関連:マクラーレン・ホンダ、2017年のストフェル・バンドーンの起用を発表

  • ロン・デニス 「バトンはアロンソが離脱した場合の保険ではない」

    ロン・デニス 「バトンはアロンソが離脱した場合の保険ではない」

    ロン・デニスは、ジェンソン・バトンが新しい役割で2年間チームに残り、レースに復帰するオプションを残りしているのは、2018年にフェルナンド・アロンソがマクラーレン・ホンダを離脱した場合の保険ではないと主張する。

    フェルナンド・アロンソとマクラーレン・ホンダの3年契約は2017年末で終了する。アロンソは、来年の新しいレギュレーションが、F1をドライバーにとってよりチャレンジングなものにすることに成功しなかった場合はF1を辞める可能性もあると述べている。

    ジェンソン・バトンの後任としてドライバーを務めることになっていたストフェル・バンドーンは、2017年にマクラーレン・ホンダのF1シートを獲得できなかったとしても、他チームでレースをする選択肢があることを繰り返し述べていた。また、ジェンソン・バトンは、2017年に古巣ウィリアムズへの復帰が噂されていた。

    ストフェル・バンドーンだけでなく、ジェンソン・バトンをライバルチームに奪われることを防いだ今回の交代劇は、フェルナンド・アロンソが現在の契約期間が終了した際にマクラーレン・ホンダを離れる決断をした場合の保険だとの見方もある。

    しかし、ロン・デニスは「何かに関しての保険として設計されたわけではない」とその見方を否定。

    「来年以降の我々のドライバーラインナップのための革新的な戦略として設計されている」

    2015年のGP2選手権を圧倒的な強さで制し、負傷したフェルナンド・アロンソの代役として参戦してポイントを獲得したストフェル・バンドーンのバーレーンGPでデビュー戦での活躍は、マクラーレン・ホンダが2017年にバンドーンを昇格させなければ、他チームの標的になったのは明らかだ。

    マクラーレンは、ストフェル・バンドーンが2012年にフォーミュラ・ルノー・ユーロカップでタイトルを獲得した以降、キャリアをサポートしてきた。

    ロン・ニデスは、ステフェル・バンドーンが、マクラーレン・ホンダの長期的なF1ドライバーになることを期待していると語る。

    「彼の契約には何も新しいものはない」とロン・デニスは付け加えた。

    「我々はドライバーにコミットしているし、ドライバーがパフォーマンスを発揮すれば、彼は長期的に我々といる」

    「もちろん、長く、成功したパートナーシップを我々に提供すると予想しての契約だが、彼の運命は彼の手の中にある。ストフェルがしばらくの間クルマに乗っているのをみなさんが目にしていくと確信している」

    2000年から連続してF1を戦ってきたジェンソン・バトンは、今回の契約の結果として、2017年はF1レースからサバティカルをとることになる。

    フルタイムでF1に参戦する厳しさから、休息が必要だと決意したジェンソン・バトンは、先週末のベルギーGPでロン・デニスと話し合いの場を持った。

    「F1は中毒性のあるスポーツであり、中毒を止めることはチャレンジングなことだ」とロン・デニスは述べた。

    「このオファーは、チームがジェンソンに抱いている評価を表している。彼は本当に素晴らしい男であり、彼が戻ってこず、2018年にレースをしないと理由はない」

    「彼がためらった唯一のことは、とにかく休息をとりたいということだった」

    「だが、完全に休む必要はなかった。これは必要に応じて彼の運転する能力を揃えつつ、チームにジェンソンの持っているあらゆるアドバンテージを提供し、彼には彼が望んだ現在まで楽しむことができなかったことを楽しむためのちょっとしたリラックする時間を与えるという革新的な方法だった」

  • 道上龍、2レースともに完走 / WTCC 第9戦 日本

    道上龍、2レースともに完走 / WTCC 第9戦 日本

    9月4日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県)にて、WTCC(世界ツーリングカー選手権)第9戦日本ラウンドの決勝レースが行われた。

    予選10番手までがリバースグリッドとなるオープニングレースで、今回スポット参戦となる道上龍(Honda Racing Team JAS)はオープニングラップで12番手となり、5周目を終えて11番手に浮上。その後はポジションを守りきり、11位でフィニッシュした。

    予選順位通りのグリッドで行われるメインレースでは、道上は15番グリッドから一つ順位を上げたものの、後続にポジションを奪われ、17位でレースを終えた。

    オープニングレースでは「ホンダ・レーシング・チーム・ヤス(Honda Racing Team JAS)」のノルベルト・ミケリスが優勝し、Honda Civic WTCCは今シーズン4勝目を達成した。2位にロブ・ハフ、3位にティアゴ・モンテイロと、「カストロール・ホンダ・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」の2人が続き、Honda Civic WTCC勢が表彰台を独占。メインレースでは、4番グリッドからスタートしたモンテイロがポジションを一つ上げて3位表彰台を獲得した。

    道上龍 (11位/17位)
    「準備不足の部分もありましたが、いろいろなバックアップをしてもらい、なんとか2レースを走りきれました。完走を目標としていたので、その点はよかったです。久しぶりのレースでしたが、オープニングレースを走り終えたあとで“まだ走れるのかな”という感覚がありました。また、メインレースでは、暑さ対策にクールスーツを使っていましたが、序盤に効かなくなってしまい、スイッチを切ったらかえって熱い水が回り、身体が苦しくなってペースダウンしました。それだけでなく、メインレースでセットアップを変えてきているマシンが多く、周囲のペースについていけないない部分もありました。接触などWTCCならではの激しさを経験しましたし、わずか13〜14周のレースの中に、マシンの変化やタイヤの使い方などいろいろな要素が詰まっていて、それらをどう克服して走りきるか、という点は難しかったです。まだ合わせきれていない部分もあり、もし今後も乗るようなことがあれば、そこは課題だと思います。マシンの変化への対応については、明確なものはまだ見つけられていません。前を走っているドライバーを見ていても、アウトに振ったり、インについたり、バトルをしながらいろいろと工夫しているようです。印象としては、SUPER GTやスーパーフォーミュラよりもタイヤの使い方が難しいかもしれません。すごく気を遣わなければならないです。特にパワーのかけ方やアクセルコントロールが難しかったです。エンジニアからいろいろ教えてもらいましたが、なかなかすぐにマスターするのは難しいですね。難しかったですが、いい経験をさせてもらったと思います」

    堀内大資 (Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「オープニングレースで表彰台を独占し、メインレースでもモンテイロ選手が3位を獲得。日本での戦いでいい結果が出せたことをうれしく思います。もちろん、メインレースでの優勝が目標でしたので、すべて満足というわけではありません。やはり予想以上にハンディウエイトの影響が大きく、予選で好位置を得られなかった点は反省です。レースでは、厳しいことが予想されたブレーキへの対応がしっかりできて、予選ほどライバルとの差はなく戦えたことは、大きな収穫でした。道上選手は初めてのレースでしたので、なかなかかみ合わないことがありましたが、彼の速さ、ポテンシャルの高さはほかのドライバーもチームも認めています。それをちゃんと披露し、クールスーツのトラブルにもかかわらず最後まで走りきってくれましたし、またこのレースの難しさを、我々に改めて教えてくれました。最後に、日本の多くファンの皆さんに、力強い応援をいただいたことに感謝します。ありがとうございました」