カテゴリー: ホンダF1

  • ブレンドン・ハートレー 「ハイパーソフトは予選を面白くする」

    ブレンドン・ハートレー 「ハイパーソフトは予選を面白くする」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、2018年から導入される新しいハイパーソフトタイヤが、予選にスパイスを加えることに役立つと考えている。

    昨年11月、ピレリはF1タイヤで最も柔らかいコンパウンドとして、ウルトラソフトよりもグリップが高く、耐久性の低い、ハイパーソフトを導入することを発表した。

    ハイパーソフトは5月のF1モナコGPでデビューする予定であり、翌月のF1カナダGPでも使用される。また、シーズン後半のグリップの低いストリートサーキットでも再び登場することが期待されている。

    F1バルセロナ合同テストでは、多くのドライバーがハイパーソフトでの走行を実施。ブレンドン・ハートレーは、ハイパーソフトが軽い燃料でプッシュする予選をエキサイティングなものにすると考えている。

    「大きなグリップがあるし、あのタイヤを使ったドライバーはみんな笑顔になったと思う」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「他のタイヤのような耐久性がないので、一年を通して予選でどのような役割を果たすか興味深い。ハイパーソフトで予選をして、レースをスタートすることになれば、ちょっと複雑な状況になるかもしれないね」

    「予選はかなりエキサイティングなものになると思うし、1周で大きなラップタイヤを生み出すタイヤがあって、それでレースをしなければならないので、面白くなるだろう」

    「でも、本当に幅広いレンジがあると思う。ミディアムとソフトは本当に耐久性が高いし、棒たちは本当に良いロングランができた」

    「いろいろなタイヤがあるけど、レースのタイヤ選択は難しくなると思う。でも、ファンにとては良いエキサイティングなものになるだろうね」

  • ホンダ、2018年 F1オーストラリアGPのパブリックビューイングを開催

    ホンダ、2018年 F1オーストラリアGPのパブリックビューイングを開催

    ホンダは、3月25日(日)に開催される「2018 F1世界選手権 開幕戦オーストラリアGP」のパブリックビューイングを開催。決勝レースの模様をHondaウエルカムプラザ青山で館内のモニターでライブ放映する。

    ホンダは、2018年からスクーデリア・トロロッソとタッグを組み、レッドブル・トロロッソ・ホンダ(Red Bull Toro Rosso Honda)として、新たなスタートを切った。

    ホンダ製パワーユニット「Honda RA618H」を搭載したマシン「STR13」は、開幕前のテストで順調に周回を重ね、開幕戦を万全の体制で臨むべく、マシンの熟成を進めている。

    ドライバーには、2016年GP2(現F2)王者で昨年日本のスーパーフォーミュラでも活躍したピエール・ガスリーと、WECならびにル・マン24時間で栄冠を手にしたブレンドン・ハートレーの2名を擁して、シーズンを戦う。

    レッドブルカラーをまとった「STR13」のデビューレースとなる、今シーズンの開幕戦をHondaファン、F1ファンの皆さんと一緒に応援しよう!

    2018 F1 開幕戦オーストラリアGP パブリック・ビューイング
    ■開催日:2018年3月25日(日)
    ■時間:レース中継開始 13:50~(予定) / 決勝レーススタート 14:10~
    ■参加申込方法:自由席(座席200席)
    ■入場料:無料
    ※当日は先着自由席となりますので、「整理券」の配布はございません。
    ※イベントスケジュール・内容は、予告なく変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
    ※衛星放送のため天候などにより映像が乱れたりするほか、ご視聴できなくなる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
    ※イベント当日は、取材カメラが入る関係で、ご来場のお客さまの個々の肖像権については、Hondaウエルカムプラザ青山に帰属することをご了承ください。
    ※館内への飲食物のお持ち込みはご遠慮ください。
    ※当館の駐車/駐輪場には限りがあります。なるべく公共交通機関のご利用をお願いいたします。なお、満車の場合は駐車をお断りする場合がございます。
    ※四輪車、二輪車などの展示車両も少なくなる予定です。展示車に関する詳細なお問い合わせなどは、ご面倒ですが03-3423-4118までご確認ください。
    ※当日はASIMO & UNI-CUBデモンストレーションは11:00~の1回となりますので、あらかじめご了承ください。

  • ブレンドン・ハートレー 「トロロッソ・ホンダは開幕戦で入賞を狙える」

    ブレンドン・ハートレー 「トロロッソ・ホンダは開幕戦で入賞を狙える」

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダはF1プレシーズンテストでの期待を上回っており、今は開幕戦オーストラリアGPでの獲得を目標にしていると語る。

    今年、マクラーレンとの厳しい3年間を終えたホンダを新たなパートナーに迎えたトロロッソは、チャレンジングなスタートが予想されていたが、ホンダの2018年型F1パワーユニット『RA618H』を発揮し、8日間のプレシーズンテストで全チームの3番手となる822周を走破した。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たすブレンドン・ハートレーは、F1バルセロナ合同テストで信頼性の高い走りで示したパフォーマンスレベルによって、チームはメルボルンでの開幕戦での目標をポイント獲得に修正したと述べた。

    「僕はテスト初日と最終日にクルマを走らせることができたし、STR13から僕たちがどれくらいポテンシャルを解放できたか、舞台裏で行われてきたハードワークのすべてを確認できたのは素晴らしいことだった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「それはピットレーンの全員にとって同じことなのはわかっているけど、このクルマを完璧に機能させるために多くの人々が関わってる」

    「実際、僕たちは戦えると思っている。もちろん、僕たちがどれくらいの燃料を積んでいたかは教えられないけど、僕たちはミッドフィールドのバトルに絡んでいけると思っている。去年と同じように本当に激しい戦いだ」

    「ホンダとのパートナーシップは素晴らしいスタートを切ったし、テストを終えて全員が本当にポジティブに感じていると思う。メルボルンに行くのを楽しみにしている」

    「全員が気合を入れているし、ポジティブだ。トロロッソは昨年本当に力強いスタートを切ったし、シーズン中に発展できるように舞台裏で多くの変更が行われてきた」

    「トロロッソの最初の簡単な説明では、メルボルンは厳しいかもしれないとのことだったけど、実際、テスト日を終えてみて、自分たちの期待を上回っているし、僕たちは間違いなくポイント争いに絡めると思う」

    「もちろん、多くのハードワークとデータ分析が行われている。僕たちはメルボルンまでに改善するためのテスト日で得た多くのデータがある。全チームが舞台裏で同じことをするだろうし、同じ戦いだ。今のチーム内の雰囲気は本当にポジティブだ」

    2018年の開幕戦オーストラリアGPでトロロッソ・ホンダはポイント獲得に手が届くかと質問されたブレンドン・ハートレーは「目標はポイント獲得でなければならない」とコメント。

    「シーズンを通してクルマを改善し続けていけるという本当にポジティブな雰囲気がある。まずはメルボルンでポイントを獲得しなければならない。それが目標だ」

    「全員がどの位置にいるかのはっきりとした全体像を掴むのはまだ難しいけど、正しい姿勢でメルボルンに向かわなければならないし、それを最大限に生かして、僕のF1初ポイントを獲得できることを願っている」

    また、ブレンドン・ハートレーは、ミッドフィールドがいかに接戦になりそうかを考えれば、上位チームにトラブルがあった場合にそれを最大限に生かせるポジションにいて、序盤戦にポイントを積み重ねておく必要があると考えている。

    「最後のポイントを賭けた戦いは本当に激しい。もちろん、上位勢にクラッシュや信頼性トラブルが発生することもあるし、5番手から10番手、もしくはさらに高い位置を獲得できるときもあるかもしれない」

    「去年、トロロッソは4位になったし、僕たちは実際にレースに勝ったこともある。機を見ていかなければならないし、獲得できるときにそれらのポイントを獲得しなければならない。ミッドフィールドのバトルはとても激しい」

    「3チームがチャンピオンを争うことになるのは間違いないけど、最後の4つのポイント順位を賭けたミッドフィールドのバトルは本当に厳しい。でも、僕たちはその戦いに絡んでいけると思っている」

  • ホンダF1、2018年は新体制での新たな船出

    ホンダF1、2018年は新体制での新たな船出

    ホンダF1にとって変革の年となる2018年。バルセロナのカタルニア・サーキットで行われたプレシーズンテストは、新たな体制の下でのスタートとなった。

    今年からトロロッソと新たなパートナーシップを始めることは、大きな話題を呼んだが、これは新たにチームの運営体制を再構築するという大仕事でもあった。

    前任のHonda F1プロジェクト総責任者である長谷川祐介は、量産車向けの先進技術開発担当に活躍の場を移したが、その後任は一人ではなく、代わりに2つのポジションが設けられた。

    HRD Sakuraで新たに浅木泰昭が研究開発を統括する一方、現場のトップとしてF1テクニカルディレクター(TD)の職を新設。田辺豊治がその任に就いた。

    この人事について、Hondaの執行役員でありブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英はこう説明する。

    「これまで、F1プロジェクト総責任者は、技術開発と現場でのチーム指揮の両方を担ってきました。この責任範囲を分離することで、開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化させます」

    田辺豊治は、1990年代前半からモータースポーツに携わり、前任はインディカープロジェクトを担当。年明けから新体制に加わった。トロロッソ・ホンダという組織を形作っていく上で、田辺豊治だけでなく、チーム全体が体制転換を図っていかなければならないタイミングだった。

    過去3年間は、マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエと、ホンダのF1プロジェクト総責任者が並立してチームを指揮していた。しかし、トロロッソ・ホンダではチーム代表のフランツ・トストがチームを率い、その下で田辺豊治はパワーユニットの運用など技術面について、トロロッソ側のテクニカルディレクターのジェームス・キー氏と直接連携する形になった。

    「サーキットオペレーションのより細かな部分まで見ることができている」と田辺豊治は評している。

    「パフォーマンスを向上させるためには、さくらのチームが緻密な開発をする必要があり、それには現場からの正確な情報伝達が不可欠だと考えています。開発陣へ情報を届けることで、さくら側はそれに素早く反応し、仕事に優先順位をつけて対応できます」

    「F1の世界は、昔と変わっていない部分もありますが、エンジンから新たにパワーユニットというシステムに変更されたことで、多くの変更が必要になっています。私はまだスタート地点にいるようなものですが、まずは自分の現在地を確認することから始めました。また、トロロッソという新たなチームと仕事をするという意味では、全員が私と同じ状態です。『これがトロロッソのやり方だから』と言う人間はいませんし、現場でのオペレーションをどう作り上げていくかを、日々模索していかなければいけません」

    浅木泰昭 ホンダF1

    開発現場のさくらでは、すでに浅木泰昭の影響が感じられるようになっている。ホンダで数々のプロジェクト再建を成功させてきた浅木泰昭は、オフシーズンの間に開発の方向性を効率化させるべく取り組んできた。

    「田辺さんは第二期、第三期のF1、そして直近ではインディカープロジェクトと、レース現場での経験が非常に豊富です。その経験を活かし、リーダーとしてエンジニアたちの作業に入り込み、情報を収集しながら判断を下すタイプで、エンジニアたちやトロロッソのメンバーととても近い距離で仕事ができることが強みだと思います」とHondaモータースポーツ部長の山本雅史は語る。

    また、浅木泰昭についても「浅木さんはこれまでもHondaで苦境にあったプロジェクトをいくつも立て直し、大きな成功に導いてきたリーダー。取捨選択がうまい人で、今何をやらなくてはいけないかについて明確に判断を下せることが強みです」と、その影響の大きさを認めている。

    「今回もさくらでは、これまで行われてきた開発内容を整理し、焦点を当てるべき部分を明確にしました。一部の開発については止める判断を下し、結果として集中的に開発を進めたい部分に人材や投資を集める体制が築けています」

    新体制は目に見える変化となって現れた。田辺豊治はガレージでのチームとの仕事に集中していたため、わずか10分間のインタビュー時間を確保するだけでも事前アレンジに非常に苦労をした。

    新パートナーシップの開始に伴う体制変更には、もちろん賛否両論あるだろう。しかし、これはチーム変更にともなう変化というよりも、F1で成果を出すためには当たり前の進歩だと言える。

    田辺豊治も「いい面も悪い面もあります」と認める。「過去3年間のやり方を大きく変えるわけですから、慣例化していたこともあるわけで、時間はかかるかもしれません。でも、この新しい体制では、何がベストなのかを突き詰めて議論することができています。我々はこれが最善の手法だと思っていますし、トロロッソもそう感じてくれていますから、このやり方がうまくいくと思います」

    「トロロッソとのチーム結成が決まってから、たくさんのことを話し合ってきましたしチームとして効率を上げていくために毎日議論を重ねました。現時点では、問題なく非常にうまく連携できていると感じています」

    プレシーズンテストは順調に進み、計8日間で822周を走破。しかし、テストのタイムは、燃料搭載量やタイヤのコンパウンド、パワーユニットのセッティングなど、さまざまな要因に影響されるので、実際にオーストラリアでの開幕戦で走ってみるまでは、競争力は明らかにはならない。

    「トロロッソ・ホンダで働くスタッフは、全員情熱を胸に宿して戦っていますし、お互いをよく知ろうと努力しています。自分たちの立ち位置はメルボルンまで分かりませんし、そのポジションが最終順位となるわけでもありませんが、オフシーズンに取り組んできたことの結果を垣間見ることはできると思います。同じ情熱を持って仕事をしてきたメンバーにとって、自分たちの仕事の成果を初めて見られる瞬間です」

    田辺豊治にとっては、1つのレースでの結果よりも、年間を通じてどのくらい進歩を果たせるかのほうが重要度は高いと考えているが、それでも開幕戦を前に興奮は抑えられないようだ。

    「お互いの関係とパフォーマンスの両面を進化させていくことは、とても重要です。そのために協力し、日々懸命に取り組んでいます」

    「テストを終えて、基本的にここまでの結果にはとりあえず満足しています。ただ、次は開幕戦に向けた緊張感が襲ってくるでしょう。そのときこそ、真価が試されるはずです。テストは順調でしたが、あくまでテストに過ぎず、レース本番とは異なります。レースでの結果こそがすべてです」

    「最初のテストのための準備は重ねていましたが、ここからはレースに向けて動かなければなりません。開幕戦に向けて気持ちを切り替える時期です。スタートは順調でしたが、先は長く、まだまだ進化していく必要があります。全21戦という長いシーズンが待っています」

  • トロロッソ、ホンダF1と戦略的なエンジン交換について議論

    トロロッソ、ホンダF1と戦略的なエンジン交換について議論

    トロロッソは、2018年シーズンにホンダと戦略的なエンジン交換のペナルティについて話し合うことは避けられないと考えている。

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    そのため、1基のエンジンで7戦を走り切る必要があり、各エンジンメーカーは、アップグレード導入のタイミングを含めて2018年にエンジンライフを管理するが課題となる。

    トロロッソのチーム代表フランス・トストは、エンジンが寿命に達するまでのパワーの低下よりも、ペナルティを受けてフレッシュなパワーユニットを投入した方がメリットがあるかもしれないと考えており、より多くの馬力を得るためにグリッド降格ペナルティを受けることについてホンダと話し合うことを考えていると語る。

    「3000~4000kmのエンジンを使用する変わりに、新しいパワーユニットを投入して後方からスタートした方が良いかどうかを見極めなければならない時期が来るだろう」とフランス・トストは Autosport にコメント。

    「見極めていくことになると思う。だが、今言えるのは、そのような議論をしていくことになるということだけだ。いつかはわからないが、そうせざるを得ないだろう」

    フランツ・トストは、F1が3基のエンジン制限に固執していることは“クレイジー”だと考えている。レッドブルは、ルール変更を試みたが反対されている。

    「昨年、マニュファクチャラーは4基のエンジンでより少ないレースを戦っていた。今年はより多くのレースを少ないエンジンで戦う。このレギュレーションは完全にクレイザーだと言わなければならない」とフランツ・トストはコメント。

    「だが、フェラーリはルールの変更に反対した。他が4基で行くことを望んだからだ。フェラーリは3基にアドバンテージがあると考えた」

    「レギュレーションで定められているので、我々はなんとかそれでやっていかなければならない。我々はそれを受け入れなければならない。最終的に何基のパワーユニットが必要になるかはわからない」

    親チームのレッドブルも、戦略的なエンジン交換の可能性を検討していることを認め問ている。

    レッドブルにF1パワーユニットを供給するルノーのシリル・アビテブールは「現在のエンジンパフォーマンス、自分自身についてもう少し知り、ベースラインを確立させたい」とコメント。

    「4基のユニット、もしくは4基のV6エンジンを使用した方が全員にとって良いのであれば、我々はそのような決断を下すかもしれない。だが、それについて話をするのはまだ時期尚早だ」

  • ホンダの2018年型F1パワーユニット、1台のみで7レース分を走破

    ホンダの2018年型F1パワーユニット、1台のみで7レース分を走破

    ホンダの2018年型F1パワーユニット『RA618H』は4日間の第2回F1バルセロナ合同テストで1台で7レース分に相当する走行距離を走り切った。

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    そのため、1基のエンジンで7戦を戦わなければならず、パワーユニットにアップデートを加える機会も少なくなることを意味する。

    トロロッソ・ホンダは、4日間の第2回F1バルセロナ合同テストで1台のパワーユニットだけでトータル498周を走り、多くのテストプログラムを消化。合計距離2318kmは、4.655kmのカタロニア・サーキットで66周で争われるF1スペインGPの7レース分に相当。ホンダのF1パワーユニット、そしてSTR13は7戦を戦う信頼性があることを示した。

    最終日は、レースシミュレーションの最終盤にパワーユニットのデータに異常が見つかり、分析に時間を要するためセッション終了2時間ほど前にテスト終了。しかし、8日間のプレシーズンテストでホンダのF1パワーユニットに大きな問題は見つからなかった。

    マクラーレンと組んでいた昨年はエンジンだけで19基を使用。380グリッドの降格ペナルティを科せられていた。

    そのマクラーレンは、4日間の第2回F1バルセロナ合同テストで5度のストップを経験し、2度のエンジン交換を実施。トータルでは339周(1578km)とトロロッソ・ホンダよりも159周少ない周回数で終えている。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「テスト2では、1台のPUを継続して使用してきました。本日終盤にデータの異常が発生し、そのままテスト終了になったことは大変残念です。ただし、ウインターテスト全体で考えると、多くのテストを行い、有用なデータを収集することができました」とコメント。

    「また、今回初めて8日間のサーキットオペレーションをトロロッソと一緒に行いました。互いにオープンで率直なコミュニケーションが取れており、チームとしていい形で機能しています。まだシーズン前のテストが終わっただけの段階ですが、理想的なスタートを切ることができました。2人のドライバー、そしてトロロッソとメルボルンで開幕戦を迎えることが非常に楽しみです」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「この2週間のテスト期間中、素晴らしい仕事をしてくれたホンダの仲間たちに感謝している」とコメント。

    「テスト2の期間中は、1つのエンジンで走行していたが、ほぼ問題なく機能してくれた。ただ、今日のテスト終盤に小さなトラブルがあり、リスクを避けるために走行終了を決断した。テストプログラムはほぼ完了していたので問題はないが、今後ホンダとともに問題解決に努めていきたいと思う」

    「しかし、そのほかはほぼ問題なく終了することができた。この2週間、マシンの改善・開発をサポートしてくれたホンダにとても感謝している」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「ここバルセロナでの2回のプレシーズンテストを終え、8日間で3826kmを走りきれたことにとても満足している」とコメント。

    「テストができたのは悪天候により実質7日間だったが、それを考慮しても良い結果になった。スピードと信頼性において、問題なく走ることができたのは素晴らしいと思う」

    「我々にとって、強力なエンジンマニュファクチャラーであるホンダとの関係は、今季の新しいマシンを開発し向上させていく上で間違いなくとても重要だ。今回は互いに協力しながら、問題も改善してこられたのではないだろうか」

    「ここまでいい仕事ができており、ホンダ、チーム、そしてドライバーたちにとても感謝している。そして、いよいよシーズンが始まる!」

    関連:マクラーレン・ホンダ:3年間のエンジンペナルティ&エンジン使用数

  • 「ホンダF1はトロロッソと“落ち着いて”仕事ができている」と川井一仁

    「ホンダF1はトロロッソと“落ち着いて”仕事ができている」と川井一仁

    ホンダF1は、マクラーレンと離れた後、より“落ち着いて”トロロッソとの仕事を進められているとF1ジャーナリストの川井一仁は語る。

    過去3年間、ホンダF1はマクラーレンから多くのプレッシャーと批判を浴びせられてきた。だが、今年はトロロッソと再出発して、プレシーズンテストで信頼性とパフォーマンスの向上を示している。

    一方、ホンダを捨ててルノーと契約したマクラーレンは、8日間のテストの大半でトラブルに見舞われている。

    ホンダはトロロッソとの完璧な冬季テストのパフォーマンスに満足しているかと Marca に質問された川井一仁は「もちろん、彼らは満足していると思いますよ」とコメント。

    「でも、それはマクラーレンに問題が発生しているからではなく、非常にパフォーマンスが似通ったエンジンで彼らの方が速く走れているからですね。パワーユニットは良好だし、信頼性もある。それが彼らが満足している理由です」

    「マクラーレンはホンダを批判し続けてきたが、ホンダはマクラーレンとの契約を解消したくはなかった。でも、それはそれです。今、彼らはより落ち着いていますし、彼らのエンジンに満足している。もっと改善していくと思いますよ」

    同紙は他の日本人ジャーナリストの「ホンダはトロロッソとは仕事をしやすいと言っています」とのコメントも紹介している。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、1996年にラルフ・シューマッハが日本でフォーミュラ・ニッポンに参戦した際にマネージャーとして日本で仕事をしている。

    フランツ・トストは「我々はホンダに非常に満足している」と AS にコメント。

    「彼らが非常に競争力のあるパッケージを提供してくれると確信している。シーズン中に多くの進歩を果たすと思うし、後半戦には非常に競争力のあるクルマになっているだろう」

    「我々のゴールは中団のトップにいることだ。マクラーレンのことは気にしていないが、最終的に彼らよりも競争力のあるパッケージを得られると確信している」

  • トロロッソ・ホンダ:第2回 F1バルセロナ合同テスト 3日目レポート

    トロロッソ・ホンダ:第2回 F1バルセロナ合同テスト 3日目レポート

    トロロッソ・ホンダは、第2回F1バルセロナ合同テストの3日目にピエール・ガスリーが走行を担当。予選アタックやロングランなど多くのプログラムを実施。全169周を走行し、3番手タイムを記録するなど実りある一日となった。

    プレシーズンテスト2の3日目は、朝方に晴れ間もあったが、昼頃には曇りとなり、午後再び日差しが強まるコンディションで行われた。この日はピエール・ガスリーが走行を担当。午前9時のテスト開始とともにコースインし、精力的にテストプログラムが行われた。

    ランチブレイク前には予選アタックのプログラムを実施し、1分18秒758のタイムでチームのベストラップを更新。テスト前半は67周を走行した。午後2時からの後半は、レースディスタンスを想定したプログラムなどを行った。最終的にはベストラップを1分18秒363に縮め、102周を走行した。トータルでは169周を走行し、ここまでのテストでチーム最長の周回をノートラブルで走り切っている。

    テスト2は、明日9日(金)が最終日となり、4日間の日程を終了する。

    ピエール・ガスリー (トロロッソ・ホンダ ドライバー)
    「今日は予定していたプログラムを全て行うことができ、僕にとってもチームにとっても実りの多い一日だった。トータル155周を目指していたけど、最終的に169周走ることができたし、忙しいながらもすべてのプログラムをこなせてよかった。今日初めてウルトラソフトとハイパーソフトのタイヤを使ったけど、グリップがある時にもいい感じだった。これで全てのタイヤを試せたので、この後の分析のために十分なデータを集めることができたと思う。自分のラップタイムにも満足している。ライバルも少しずつ限界に近いアタックを始めたので、今日のセッションから今の自分たちのポジションが少しわかってきたように思う。テストのタイムにそこまで大きな意味がないのはわかっているけど、それでも自分のテスト最終日を3番手タイムで締めくくることができてうれしい。メルボルンでのシーズン開幕戦が楽しみだ」

    ジェームス・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「ガスリーにとってもチームにとってもタフな一日だったと思うが、169周を走り切ることができてよかった。この周回数は、現在のパワーユニットレギュレーションになって以降、プレシーズンテスト中のチーム最長記録になる。午前中はマシンのセットアップに少し手こずったが、午後にはそれも解決できた。午前中は、少ない燃料でよりソフトなタイヤを使い、ショートランのテスト、そして、午後はさまざまなレースランのテストを行った。燃料を多く積んでのロングランでは、マシンのセットアップで大きく進歩することができ、ガスリーにとっても得るものが多かったと思う。さらに終盤は、午前中に得たセットアップをさらに進歩させるべく、再びショートランを行った。シーズン開幕に向けてピットストップの練習を行えたことも、ピットクルーにとっては重要だ。ガスリーにとってのテスト最終日は、予定していた周回やプログラムをこなすことができて非常に実りあるものだったし、テスト結果から多くを学ぶことができた。明日のハートレーの走行も同じように充実したものにしたい」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は昨日までの2日間に比べると曇りがちで、気温もやや低くなりましたが、それでも終日いいコンディションでテストができました。チームとしてはとても実りの多い一日となり、満足しています。午前に予選シミュレーション、午後はレースシミュレーションを実施しました。ピット作業なども含め、実際のレースオペレーションを組み込んだ形での確認を進めましたが、セッションの中で見つかる細かい課題をその都度修正しながら、パッケージとして熟成を進められました。パワーユニットの信頼性もここまで全く問題なく、レースに向けてのセッティングも順調に進んでいます。今日はガスリー選手が169周をトラブルフリーで走り切り、多くのフィードバックをチームに伝えてくれました。いい仕事をしてくれたと思います。長かったテストも残すところ1日となりました。明日はハートレー選手のドライブで多くの周回を重ね、レッドブル・トロロッソ・ホンダとしての第一歩をいい形で締めくくりたいと思います」

    関連:F1バルセロナテスト3日目 結果:トロロッソ・ホンダが堂々3番手タイム!

  • ピエール・ガスリー 「ホンダF1の技術者たちに笑顔が戻ってきた」

    ピエール・ガスリー 「ホンダF1の技術者たちに笑顔が戻ってきた」

    ピエール・ガスリーは、新生トロロッソ・ホンダが完璧なF1プレシーズンテストのプログラムを実施できていることでホンダF1の技術者たちに笑顔が戻ってきたことを嬉しく思うと語った。

    ピエール・ガスリーは、F1バルセロナ合同テスト3日目にこれまでのチームの最多周回数となる169周を走破。最後の1時間には予選シミュレーションを実施し、カタロニア・サーキットの新ラップレコードを記録したフェラーリのセバスチャン・ベッテルから1.181秒差となる1分18秒363をマークしてタイムシートの3番手に名を連ねた。

    ピエール・ガスリーは、毎日トラブルフリーのテストを実施できていることでトロロッソ・ホンダのチームのムードは高まっていると述べ、それはマクラーレンと厳しい3年間を過ごしたホンダの技術者たちが本当に必要としていた後押しを提供していると感じていると語った。

    「チームの全員が同じ方向に向かって仕事をしているし、それは本当に重要なことだと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「トロロッソとホンダのコミュニケーションは非常に良好だし、日本の技術者たちが笑顔を見せてくれるのも嬉しいことだ」

    「また一緒に最初の2つのテストをしただけだし、シーズンに入ればもっと協力しあうことができるだろう」

    これでピエール・ガスリーのプレシーズンテストは終了。最終日はチームメイトのブレンドン・ハートレーが走行を行う。

    ピエール・ガスリーは、今月後半の2018年のF1世界選手権の開幕にむけてトロロッソ・ホンダが確立させた走行距離とパフォーマンスに感動していると語る。

    「先週の悪天候にも関わらず、エンンジンの問題は1度も経験していないし、僕たちは膨大な量の周回するを積み重ねることができた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「今日は予定していたプログラムを全て行うことができたし、僕にとってもチームにとっても実りの多い一日だった。トータル155周を目指していたけど、最終的に169周走ることができましたし、忙しいながらもすべてのプログラムをこなせてよかった」

    「今日初めてウルトラソフトとハイパーソフトのタイヤを使いましたが、グリップがある時にもいい感じだった。これで全てのタイヤを試せたので、この後の分析のために十分なデータを集めることができたと思う」

    「自分のラップタイムにも満足している。ライバルも少しずつ限界に近いアタックを始めたので、今日のセッションから今の自分たちのポジションが少しわかってきたように思う。テストのタイムにそこまで大きな意味がないのはわかっているkど、それでも自分のテスト最終日を3番手タイムで締めくくることができてうれしい。メルボルンでのシーズン開幕戦が楽しみだ」

    関連:F1バルセロナテスト3日目 結果:トロロッソ・ホンダが堂々3番手タイム!

  • トロロッソ 「169周はプレシーズンテストでのチーム最長記録」

    トロロッソ 「169周はプレシーズンテストでのチーム最長記録」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーが、F1バルセロナ合同テスト3日目の作業を振り返った。

    この日もホンダのF1パワーユニットはノートラブルに順調に周回を重ね、トロロッソ・ホンダとしてだけでなく、現在のパワーユニットレギュレーションが導入されて以降のホンダ、そして、トロロッソのチーム最長周回数となる169周を走破した。

    ピエール・ガスリーはテスト3日目の3番手タイムとなる1分18秒363を記録し、トロロッソ・ホンダ STR13、そして、ホンダ RA618Hは、信頼性だけでなく、パフォーマンス面でも改善を示した。

    ジェームス・キーは「ガスリーにとってもチームにとってもタフな一日だったと思うが、169周を走り切ることができてよかった」とコメント。

    「この周回数は、現在のパワーユニットレギュレーションになって以降、プレシーズンテスト中のチーム最長記録になる」

    「午前中はマシンのセットアップに少し手こずったが、午後にはそれも解決できた。午前中は、少ない燃料でよりソフトなタイヤを使い、ショートランのテスト、そして、午後はさまざまなレースランのテストを行った。燃料を多く積んでのロングランでは、マシンのセットアップで大きく進歩することができ、ガスリーにとっても得るものが多かったと思う」

    「さらに終盤は、午前中に得たセットアップをさらに進歩させるべく、再びショートランを行った。シーズン開幕に向けてピットストップの練習を行えたことも、ピットクルーにとっては重要だ」」

    「ガスリーにとってのテスト最終日は、予定していた周回やプログラムをこなすことができて非常に実りあるものだったし、テスト結果から多くを学ぶことができた。明日のハートレーの走行も同じように充実したものにしたい」

    関連:F1バルセロナテスト3日目 結果:トロロッソ・ホンダが堂々3番手タイム!