カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1 「通常よりもやや苦戦。簡単なレースにはならない」

    ホンダF1 「通常よりもやや苦戦。簡単なレースにはならない」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1イタリアGPの予選を振り返った。

    F1イタリアGPは今季2度目のスプリント予選フォーマットで行われ、初日は60分間のフリー走行とノックアウト形式の予選が行われた。ホンダF1のパワーユニット勢は、マックス・フェルスタッペンが3番手、ピエール・ガスリーが6番手と各チームそれぞれ1台がトップ6入りした。

    ホンダF1エンジン勢は3台がQ3に進出。Q3では、レッドブル・ホンダの2台が連なってコースイン。ペレスが先行してフェルスタッペンにトウを受けさせる戦略で、フェルスタッペンは1分19秒台に入れるベストタイムをマークして、3番手で予選を終え、ペレスは9番手となった。

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)はここ数戦の予選の好調さを維持して、6番手タイムをマーク。明日のスプリント予選での3列目スタートを決めた。

    「スプリント予選形式で行われるイタリアGPの初日、本日はFP1に続いて明日のスプリントクオリファイセッション(レース)のグリッドを決める予選が行われました。レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が3番手を獲得、プラクティスの開始から通常よりやや苦戦していたことを考慮すると、結果はまずまずだと思っています。チームメートのペレス選手はQ3でトウを使うことができず、9番手となりました」と田辺豊治はコメント。

    「昨年このレースで優勝したスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手については、今日も安定したパフォーマンスで6番手となり、今週末もいい走りを見せてくれることを期待しています。Q1を突破したかと思われた角田選手はトラックリミットにより17番手と残念な結果でしたが、マシンに速さはありますので、明日はオーバーテイクを見せてくれると思っています」

    「1時間のプラクティスセッションの走行結果から予選開始までの2時間半のみでセッティングを決定しなければならないところが、通常スケジュールで行われるレースと大きく異なります。したがって、今日はチームとホンダのメンバーにとっていつも以上に時間との戦いとなりました」

    「今週末は我々にとって簡単なレースにはならないと考えていますが、スプリントクオリファイセッション、そして本番レースと多くのチャンスもあると考えます。ポジティブな結果を得るべく、両チームと一緒にベストを尽くします」

  • 角田裕毅、トラックリミット違反でQ1敗退 「ミスをしてしまい残念」

    角田裕毅、トラックリミット違反でQ1敗退 「ミスをしてしまい残念」

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、2021年F1イタリアGPの予選を17番手で終えた。

    全20台が出走したQ1では、各車がお互いのトウを使おうと駆け引きし、コース上には多くのトラフィックが発生。これをいかに避けるかがタイム向上のカギになった。角田裕毅はベストタイムを記録した最終アタックでトラックリミット違反(コース外走行)の裁定が下され、17番手となってQ2進出を逃した。

    「今日は本当に残念でしたが、仕方ないことです。トラックリミットは誰にとっても同じ条件なので、そこでミスをしてしまったことが残念です」と角田裕毅はコメント。

    「明日のスプリント予選は、DRSトレインの中でのレースになるので、オーバーテイクは難しく、厳しい戦いになると思いますが、ベストを尽くして順位を上げられるようにトライします。いいスタートを決めることが重要で、それが最大のオーバーテイクチャンスだと思います」

  • ホンダF1:2021年 第14戦 F1イタリアGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第14戦 F1イタリアGP プレビュー

    2021年F1シーズン後半戦初戦のF1ベルギーGPから続く3連戦最後のレースとして、モンツァ・サーキットでのF1イタリアGPが開催される。

    イタリアに拠点を置くスクーデリア・アルファタウリ・ホンダにとっては、ホームグランプリ。昨年は、ここでピエール・ガスリーがキャリア初優勝を成し遂げ、チーム、ホンダともに歓喜に沸いた。

    超高速サーキットとして知られるモンツァでは、スピードが重要となるだけに、パワーユニットの担う役割も大きくなる。さらに、今大会は、シルバーストーンに続き、2度目のスプリント予選フォーマットで開催される。FP1の60分間でいかに調整を詰められるかがカギになる。

    田辺豊治(ホンダF1)
    「先日のオランダGPでは大きなファンの声援の中、フェルスタッペン選手が母国GPで勝利を収め、ホンダF1にとってもまた一つ忘れられないレースが増えました。今週はモンツァ・サーキットでイタリアGPが開催されます。モンツァには例年フェラーリの熱心なファンが詰めかけますので、先日のオレンジ一色のザントフォールト・サーキットから、今回は真っ赤に染まるファンに迎えられての戦いとなります。昨年のイタリアGPは、2018年のスクーデリア・トロロッソ時代から共に戦っているガスリー選手が、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのホームレースで自身F1初勝利を遂げた、我々にとって思い出に残っているレースです。F1屈指の高速サーキットとして名高いモンツァは、4本の長いストレートがあり、スロットルの全開率が高いため、PUにとって大きな負荷が掛かります。そのストレートを結ぶ3つの低速シケインがあることから、高速と低速のバランスが要求されるのがこのサーキットの特徴です。また、本イベントは今シーズンから導入され、英国GP以来2回目となるスプリント予選形式で行われます。初日の金曜日、1時間のFP1走行後に予選が行われ、それ以降はパルクフェルメとなるため車体、PUともにセッティング変更ができなくなります。したがって、車体、PUともに短い時間の中でいかにセッティングを最適化できるかが肝になってきます。シルバーストーンでの経験も踏まえ、様々なセットアップを事前に想定した上で、迅速に対応していけるよう、十分に準備を進めて臨みたいと思います」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    ザントフォールトではこれ以上望めないくらいの結果が出せましたが、すでにモンツァへと目を向けています。すぐにイタリアGPはやって来ますし、チャンピオンシップ争いは非常に僅差なので、お祝いは少し待って、レースウイーク間の休息が大切です。ホームグランプリでは普段以上のプレッシャーがかかると思われがちですが、僕にとっては楽しいという想いの方が勝っていました。特に意気込んでマシンに乗り込んだわけではなく、F1は常に結果を出さなければならない場所なので、いつもと違いはありません。ホームレースかどうかにかかわらず、僕にとっては普段と同じプレッシャーでした。もちろん、多くの人が期待を寄せてくれる中で結果を出せるのはいいことですし、特に王族の方々の前で勝利を挙げられれば尚更ですが、チーム全体が素晴らしいパフォーマンスを発揮した結果です。戦略面で非常に冴えていましたが、ほかのレースウイークもザントフォールトのようにいくわけではないはずです。まだ多くのレースが残っているので、チーム一丸となって取り組み、プッシュし続けなければなりません。モンツァは、ここ数年僕らにとってはベストなサーキットとはなっておらず、メルセデスとの相性がいいのではないかと予想していますが、今年は僕らの競争力も増しているので、どうなるかは分かりません。これまでやってきたように、チーム全体で取り組み、細部にわたるまできっちりとまとめ上げることができれば僕らは戦えるはずですが、トップスピードについてはメルセデスに分があるかもしれません。コースは簡単そうに見えますが、低ダウンフォースのセットアップでブレーキングゾーンも長く、マシンは大きく動くので簡単ではありません。コースはバンピーで舗装も古いのですが、レースやF1に情熱を燃やすファンが来てくれます。もちろんその多くはフェラーリファンですが、彼らはF1を愛しているので、そうしたイタリアファンのエネルギーを見られるのは素晴らしいことです。チャンピオンシップ争いにおいては、僕らとメルセデスでどちらかに大きなアドバンテージがあるとは思いません。ザントフォールトでの予選やレースでの僅差の戦いを見れば分かるように、ルイス(ハミルトン)はレース中ずっとプレッシャーをかけてきますし、僕らはコース上や、ピット作業、戦略などすべての面でわずかなミスも許されず、それができたのが前回のレースです。レースウイークに入るときからチームみんなでハードワークをして、セットアップを詰めて細部まできっちりと調整しなければなりません。そこが差につながると思います」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「ザントフォールトでは、表彰台を目指せるペースがあり、チームとして大量ポイントを目指せただけに、予選がうまくいかなかったことは残念でした。ドライビングがとても楽しいサーキットで、追い上げのレースは楽しかったのですが、オーバーテイクはすべて限界まで攻めていました!モンツァも楽しみにしています。モンツァではトウ(スリップストリーム)を得るために、予選では各車が近づいて走行するので、独特の戦い方になります。それがしっかりとできれば差につながりますが、過去数年を見ていると難しくなっているので、きちんと取り組むことが重要です。メルセデスのトップスピードを考えると、モンツァは僕らが強いコースだとは思いませんが、いい戦いができればと思います。今週末はスプリント予選のフォーマットですが、スムーズに進めていい結果が出せればと思います。前回のシルバーストーンでは、スプリント予選でミスをして苦しいレースウイークになってしまいました。プラン通りにいかなかったので、今回は仕切り直してどうなるか見ていきたいと思います」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    昨日の(来季もスクーデリア・アルファタウリからの参戦)発表はとてもうれしかったです。チームの居心地はいいですし、上手く進んでいるので、僕らにはまだまだ向上の余地があると思います。モンツァで走り出すのが待ちきれません。チームも含めて自信がある雰囲気が感じられますし、マシンはどんなコースでも、ウエットでもドライでもよく機能していると思います。直近3戦で5位、6位、4位でフィニッシュしていることがその証です。ザントフォールトは素晴らしいレースウイークになり、金曜の走行開始からすべてが正しい方向に行っていました。日曜は、上位3台に何かあれば、バクーでの3位に続く表彰台に立てるかもしれないと思っていましたが、そうはいきませんでした。4位に入れたことで、モンツァに向けた期待も高まっています。フランスGPに続く2度目のホームレースですが、サーキットから15㎞ほどのところに住んでいるので、よりホームのような気がします。前年の勝者として戻ってくるというのは、僕にとって初めてのことです。楽しみでなりませんし、昨年とは違って多くのティフォシたちがいるはずです。モンツァの雰囲気は、高速コースに加えて、ファンによって作られる部分が大きいので、昨年はとても不思議な感じでした。昨年味わった、忘れられない瞬間を思い出すので、今回もすごく特別なレースになるはずです。再び素晴らしい結果を手にしたいと思いますが、今年は2度目のスプリント予選フォーマットで行われることを考慮しなければなりません。シルバーストーンを終えて、ある程度予測できるようにはなっていますが、例年、予選・決勝ともにスリップストリームを使ったバトルになるので、それが新たな要素になります」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「オランダGPは、予選で赤旗による不運があっただけに、レースでもリタイアせざるを得なかったのは残念です。ただ、レースウイークを通じてポジティブな要素もかなりありました。コースの習熟について正しい取り組み方ができて、徐々に自信を増していき、ハードにプッシュしたときのマシンペースはよかったと思います。パッケージの力をほぼ引き出せたので、これがモンツァでどうなるか、とてもワクワクしています。トラブルのない週末となり、いい結果で終われればと思います。昨日、(来年もスクーデリア・アルファタウリからドライブする)発表があり、さらなる力を得ることができました。ここ数戦で取り組んできたやり方で成長と学習を続けていけば、もっと安定した成績を残せると思いますし、それがよく知っているコースなら尚更です。今は今週末に目を向けています。チームにとっては重要なホームレースで、2度目のスプリント予選フォーマットとなることから、難しい戦いになると思います。昨年のF1予選を見ていましたが、すべてのドライバーが他車の後ろについてスリップストリームを得ようとしていました。したがって、予選は難しいと予想しており、どうドライブするのがベストなのか、しっかりと注意を払わなければなりません。このコースは好きで、昨年のF2でも、スプリントレースではエンジントラブルに見舞われはしたものの、いい結果が残せました。その前にも、F3で勝利した経験があります。コースはドライビングが楽しく、ジュニアカテゴリー時代は多くのオーバーテイクができました。イタリアのファンからは、SNSを通じて多くのメッセージを受け取っているので、ここでの大観衆の前でのドライビングは本当にいい雰囲気になってくれると思います」

  • レッドブル・ホンダF1 「F1イタリアGPはダメージリミテーションのレース」

    レッドブル・ホンダF1 「F1イタリアGPはダメージリミテーションのレース」

    レッドブル・ホンダF1は、今週末のF1イタリアGP、そして、次のF1ロシアGPの2つでメルセデスがF1タイトル争いで反撃に転じてくると警戒する。

    前戦F1オランダGPでは、マックス・フェルスタッペンがポール・ポジションから圧勝し、今季7勝目を挙げてドライバーズ選手権の首位を奪還した。

    しかし、レッドブル・ホンダは、メルセデスが印象的な記録を保持しているモンツァでのF1イタリアGPでは、勢いの振り子がメルセデス側に振れることになると予想する。

    V6ハイブリッド時代のモンツァでのメルセデスは、2019年にシャルル・ルクレールがフェラーリの地元での有名な勝利を収めたことで唯一の敗北を喫しているが、それでも、そのレースで2台が表彰台に立った。

    「彼らのマシンとエンジンのパッケージは、これら2つの会場で常に歴史的に非常に強力であり、我々にとっては弱い会場だったと思う」とレッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャンホーナーは語る。

    「したがって、私は彼らが次の2レーシでアドバンテージを持っていると予想している。だが、それが接戦であるならば、確かにそうなることを願っている」

    「我々にとって次の2つの週末は、可能な限りダメージを制限し、マシンから可能な限り多くを引き出すこと重要になる」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダとメルセデスとの間の“非常にタイト”な戦いがシーズンの終了まで続くことを期待しており、現在、完全なパフォーマンスの観点から、2つのチームをのギャップは0.1秒しかないと考えている。

    「ザントフォールトでのレースでは0.1秒、おそらく0.2秒のアドバンテージがあったように思う」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「だが、このチャンピオンシップの次のフェースでは、メルセデスに合ったサーキットもあり、我々に合ったサーキットもあると思う」

    「したがって、あらゆる機会を確実につかむ必要がある。今日、我々は大きなプレッシャーの下でそれを行った。今季8勝目を収められたのは素晴らしいことだ」

    マックス・フェルスタッペンも、メルセデスがモンツァでレッドブル・ホンダよりもストレートでスピードアドバンテージを保持する可能性が高いことを認める。

    「僕たちがこれまでやってきたことを続け、チームとしてうまく協力し、細部に至るまで成功することができれば、競争力はあるだろうけど、メルセデスは僕たちに対して最高速度のアドバンテージがあるかもしれない」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「僕たちもメルセデスも、他よりも大きなアドバンテージを持っているとは思わない」

  • フェルスタッペン、F1イタリアGPでの戦略的エンジン交換は計画せず

    フェルスタッペン、F1イタリアGPでの戦略的エンジン交換は計画せず

    マックス・フェルスタッペンは、F1イタリアGPでレッドブルとホンダF1がエンジンを交換してグリッド降格ペナルティを受けることは計画していないと語る。

    レッドブル・ホンダは、夏休み前のレースにおけるメルセデスとの衝突によって2基目のパワーユニットを潰しており、すでに3基目のエンジン制限に到達しているため、どこかの時点でグリッド降格ペナルティを受ける可能性を把握しながら後半戦に突入した。

    セルジオ・ペレスに関しては、予選Q1敗退で16番手となったF1オランダGPで、エンジンを交換して、グリッド降格ペナルティを消化しているが、マックス・フェルスタッペンはまだ実施していない。

    レッドブル・ホンダは、まだマックス・フェルスタッペンのエンジン交換をどのグランプリにするかは決定していない。モンツァは比較的順位を上げやすいサーキットではあるが、予選前の時点では交換は計画していない。

    「実際にはまだどこでペナルティを受けるかは決めていない」とマックス・フェルスタッペンはF1イタリアGPの記者会見で語った。

    「このエンジンはまだ非常に新しいので、どうなるか見ていく。ここでそれを実施する計画ではないことは間違いない」

    モンツァは、ストレートスピードが重要なサーキット。近年、モンツァではメルセデスが席巻しており、レッドブル・レーシングは2013年以降勝っていない。

    今年は、それ以降で最も競争力のあるシーズンとなっており、レッドブルは概してメルセデスよりも速いマシンを持っている。

    それにもかかわらず、マックス・フェルスタッペンは、モンツァでルイス・ハミルトンと互角で戦えるかどうかについて確信を持っていないと語る。

    「確かに前の年と比較すればそうだけど、彼ら(メルセデス)と戦うのに十分であるかどうかは分からない」とマックス・フェルスタッペンは付け加えた。

    「でも、今週末は再びスプリント予選があるので非常に異なる。ここに来る前にしっかり宿題をこなすことができて、非常に競争力があることを願っている」

    「でも、僕たちがどのあたりにいるかを言うのは少し難しい。ザントフォールトのようになるとは絶対に思わない」

    今週、マックス・フェルスタッペンの元チームメイトであるアレクサンダー・アルボンは、2022年にウィリアムズでF1復帰することが発表された。

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンのレベルに近づくことができなかったが、それでもフェルスタッペンはアルボンを高く評価しており、スポーツに戻ってくることを喜んでいると語る。

    「アレックスがF1に戻ってきてとてもうれしく思う」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「彼は素晴らしい男であり、勤勉で、間違いなくF1のスポットに値する。彼にはたくさんの才能がある。彼が力強く戻ってきて、良い結果を示すと確信している」

  • ピエール・ガスリー 「前年の勝者としてモンツァに戻るのが楽しみ」

    ピエール・ガスリー 「前年の勝者としてモンツァに戻るのが楽しみ」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年F1イタリアGPへの意気込みを語った。

    昨年、F1イタリアGPで衝撃的なF1初勝利を挙げたピエール・ガスリー。9月7日(水)には2022年のスクーデリア・アルファタウリへの残留も発表され、スッキリした気分で再びモンツァに挑む。

    「昨日の(来季もスクーデリア・アルファタウリからの参戦)発表はとてもうれしかったです。チームの居心地はいいし、上手く進んでいるので、僕らにはまだまだ向上の余地があると思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「モンツァで走り出すのが待ちきれない。チームも含めて自信がある雰囲気が感じられるし、マシンはどんなコースでも、ウエットでもドライでもよく機能していると思う。直近3戦で5位、6位、4位でフィニッシュしていることがその証だ。ザントフォールトは素晴らしいレースウイークになり、金曜の走行開始からすべてが正しい方向に行っていた。日曜は、上位3台に何かあれば、バクーでの3位に続く表彰台に立てるかもしれないと思っていたけど、そうはいかなかった」

    「4位に入れたことで、モンツァに向けた期待も高まっている。フランスGPに続く2度目のホームレースだけど、サーキットから15㎞ほどのところに住んでいるので、よりホームのような気がする。前年の勝者として戻ってくるというのは、僕にとって初めてのことだ。楽しみでならないし、昨年とは違って多くのティフォシたちがいるはずだ」

    「モンツァの雰囲気は、高速コースに加えて、ファンによって作られる部分が大きいので、昨年はとても不思議な感じだった。昨年味わった、忘れられない瞬間を思い出すので、今回もすごく特別なレースになるはずだ。再び素晴らしい結果を手にしたいと思うけど、今年は2度目のスプリント予選フォーマットで行われることを考慮しなければならない。シルバーストーンを終えて、ある程度予測できるようにはなっているけど、例年、予選・決勝ともにスリップストリームを使ったバトルになるので、それが新たな要素になる」

  • マックス・フェルスタッペン 「トップスピードではメルセデスに分がある」

    マックス・フェルスタッペン 「トップスピードではメルセデスに分がある」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、今週末のF1イタリアGPではトップスピードに関してメルセデスに分があると考えている。

    先週末のF1オランダGPではポールポジションから完全勝利を収めたマックス・フェルスタッペン。しかし、今週末のF1イタリアGPの舞台となるモンツァはまったく特性がことなり、トップスピードが求められる。

    「ザントフォールトではこれ以上望めないくらいの結果が出せたけど、すでにモンツァへと目を向けている。すぐにイタリアGPはやって来るし、チャンピオンシップ争いは非常に僅差なので、お祝いは少し待って、レースウイーク間の休息が大切だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ホームグランプリでは普段以上のプレッシャーがかかると思われがちだけど、僕にとっては楽しいという想いの方が勝っていた。特に意気込んでマシンに乗り込んだわけではなく、F1は常に結果を出さなければならない場所なので、いつもと違いはない。ホームレースかどうかにかかわらず、僕にとっては普段と同じプレッシャーだった」

    「もちろん、多くの人が期待を寄せてくれる中で結果を出せるのはいいことだし、特に王族の方々の前で勝利を挙げられれば尚更だけど、チーム全体が素晴らしいパフォーマンスを発揮した結果だ。戦略面で非常に冴えていたけど、ほかのレースウイークもザントフォールトのようにいくわけではないはずだ。まだ多くのレースが残っているので、チーム一丸となって取り組み、プッシュし続けなければならない」

    「モンツァは、ここ数年僕らにとってはベストなサーキットとはなっておらず、メルセデスとの相性がいいのではないかと予想しているけど、今年は僕たちの競争力も増しているので、どうなるかは分からない。これまでやってきたように、チーム全体で取り組み、細部にわたるまできっちりとまとめ上げることができれば僕らは戦えるはずだけどが、トップスピードについてはメルセデスに分があるかもしれません」

    「コースは簡単そうに見えるけど、低ダウンフォースのセットアップでブレーキングゾーンも長く、マシンは大きく動くので簡単ではない。コースはバンピーで舗装も古いけど、レースやF1に情熱を燃やすファンが来てくれる。もちろんその多くはフェラーリファンだけど、彼らはF1を愛しているので、そうしたイタリアファンのエネルギーを見られるのは素晴らしいことだ」

    「チャンピオンシップ争いにおいては、僕たちとメルセデスでどちらかに大きなアドバンテージがあるとは思わない。ザントフォールトでの予選やレースでの僅差の戦いを見れば分かるように、ルイス(ハミルトン)はレース中ずっとプレッシャーをかけてくるし、僕たちはコース上や、ピット作業、戦略などすべての面でわずかなミスも許されず、それができたのが前回のレースだ。レースウイークに入るときからチームみんなでハードワークをして、セットアップを詰めて細部まできっちりと調整しなければならない。そこが差につながると思う」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルF1が自分を戻さない理由が分からない」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルF1が自分を戻さない理由が分からない」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングから降格して以降のパフォーマンスを考えれば、レッドブルが自分をメインチームに戻さなかった理由が分からないと認める。

    ピエール・ガスリーは、2019年途中にレッドブル・レーシングからトロロッソに降格させられて以降、F1グランプリのウィナーとなり、一貫して高いレベルでパフォーマンスを発揮している。

    しかし、レッドブルF1は、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてピエール・ガスリーを再び昇格することをほとんど考慮していないように思える。

    ピエール・ガスリーの後任であるアレクサンダー・アルボンが結果を残せなかったことで、レッドブルは2021年に同社のタレントプール外のセルジオ・ペレスを起用したが、現在ではある種のスランプに陥っている。

    F1オランダGPは、ピエール・ガスリーの好調さとセルジオ・ペレスの苦労の最新の例となった。ガスリーは予選キャリアベストタイの4番グリッドを獲得して4位フィニッシュした一方で、セルジオ・ペレスはトラフィックによる異常な状況あったものの、Q1で敗退して16番手に沈んだ。決勝ではピットレーンから8位まで挽回したペレスだが、週末を通して優勝したマックス・フェルスタッペンのレベルに匹敵することができなかった。

    しかし、セルジオ・ペレスはF1ベルギーGPの週末に2022年もマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングに残留することが発表されており、ピエール・ガスリーは来季もアルファタウリでシーズンを続けることが発表された。

    F1オランダGP予選後にスカイスポーツF1の専門家ニコ・ロズベルグから、2022年にレッドブルのシートに選ばれなかった理由の説明を受けたかどうか尋ねられたとき、ピエール・ガスリーは「どうしてか分からない」と認めた。

    「でも、まあ、ディスカッションはした。彼らは僕のパフォーマンスに本当に満足していると思うけど、明らかにそれだけではないみたいが・・・あなたは僕と同じようにそれがどれほど難しいかを分かっていると思う。まあ、彼らは彼らの決定をした」
    「当然ながら、それは僕にとって小さな失望だった。なぜなら、それが僕が望んでいる場所だからね。僕は速いマシンを手に入れたいと思っている」

    「アルファタウリが僕に実際に強いマシンをく与えてくれていないわけではないけど、彼ら(レッドブル)次第だったということだ。残念ながら、それは起こらなかった、今後もそれが起こらないという意味ではないけど、来年はそこで走ることはないのは確かだ」

    パドックでは、レッドブル・レーシングでのピエール・ガスリーの最初のスティントが与えた影響が、彼を連れ戻すことを上層部に躊躇させ続けている、もしくは、少なくともアルファタウリの方がガスリーにより適しているという全般的な信念がレッドブルにはあるという印象が広まっている。

    しかし、ピエール・ガスリーの2021年は、F1でのこれまでで最も説得力のあるシーズンになる可能性がある。ガスリーは、アルファタウリ・ホンダのポイントの大部分を獲得し、予選でも負けないしと、ルーキーのチームメイトである角田裕毅を圧倒的に上回っている。

    特に予選のパフォーマンスと結果を最大化した最近のレースについて質問されたピエール・ガスリーは「僕はそれをあまり示していない。実際、ファビ(ファビアナ・ヴァレンティ/アルファタウリ コミニュケーション責任者)としか話していない。彼女は『気づいている』と言ってくれているからね」とコメント。

    「僕は常に完璧主義者だし、常に完璧を求めている。僕は彼女『僕が不満ではないと言う場合、それは本当は満足しているという意味だ』と伝えている。そして、それが今の僕の感覚に近い。これ以上のことはできなかったと思うし、ドライバーとしてはとてもいい感じだ」

    「今年は非常に一貫していると思う。僕が到着して以来、間違いなくF1で最高のレベルでパフォーマンスを行っていると思う。そして、それに気づいたのは良いことだ」

  • セルジオ・ペレス 「モンツァはメルセデスのトップスピードが有利」

    セルジオ・ペレス 「モンツァはメルセデスのトップスピードが有利」

    レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが、2021年F1イタリアGPへの意気込みを語った。

    「ザントフォールトでは、表彰台を目指せるペースがあり、チームとして大量ポイントを目指せただけに、予選がうまくいかなかったことは残念だった」とセルジオ・ペレスは語る。

    「ドライビングがとても楽しいサーキットで、追い上げのレースは楽しかったけど、オーバーテイクはすべて限界まで攻めていたよ! モンツァも楽しみにしている」

    「モンツァではトウ(スリップストリーム)を得るために、予選では各車が近づいて走行するので、独特の戦い方になる。それがしっかりとできれば差につながるけど、過去数年を見ていると難しくなっているので、きちんと取り組むことが重要だ。メルセデスのトップスピードを考えると、モンツァは僕らが強いコースだとは思わないけど、いい戦いができればと思う」

    「今週末はスプリント予選のフォーマットだけど、スムーズに進めていい結果が出せればと思う。前回のシルバーストーンでは、スプリント予選でミスをして苦しいレースウイークになってしまった。プラン通りにいかなかったので、今回は仕切り直してどうなるか見ていきたいと思う」

  • 角田裕毅 「2022年の残留が決定してさらなる力を得ることができた」

    角田裕毅 「2022年の残留が決定してさらなる力を得ることができた」

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、2021年F1イタリアGPへの意気込みを語った。

    ホームレースとなるF1イタリアGPに先駆けて、アルファタウリ・ホンダは2022年もピエール・ガスリーと角田裕毅がチームに残留することを発表。将来が決定したことで、さらなる成長と学習を続けていきたいと角田裕毅は語る。

    「オランダGPは、予選で赤旗による不運があっただけに、レースでもリタイアせざるを得なかったのは残念です。ただ、レースウイークを通じてポジティブな要素もかなりありました」と角田裕毅はコメント。

    「コースの習熟について正しい取り組み方ができて、徐々に自信を増していき、ハードにプッシュしたときのマシンペースはよかったと思います。パッケージの力をほぼ引き出せたので、これがモンツァでどうなるか、とてもワクワクしています。トラブルのない週末となり、いい結果で終われればと思います」

    「昨日、(来年もスクーデリア・アルファタウリからドライブする)発表があり、さらなる力を得ることができました。ここ数戦で取り組んできたやり方で成長と学習を続けていけば、もっと安定した成績を残せると思いますし、それがよく知っているコースなら尚更です」

    「今は今週末に目を向けています。チームにとっては重要なホームレースで、2度目のスプリント予選フォーマットとなることから、難しい戦いになると思います。昨年のF1予選を見ていましたが、すべてのドライバーが他車の後ろについてスリップストリームを得ようとしていました。したがって、予選は難しいと予想しており、どうドライブするのがベストなのか、しっかりと注意を払わなければなりません」

    「このコースは好きで、昨年のF2でも、スプリントレースではエンジントラブルに見舞われはしたものの、いい結果が残せました。その前にも、F3で勝利した経験があります。コースはドライビングが楽しく、ジュニアカテゴリー時代は多くのオーバーテイクができました。イタリアのファンからは、SNSを通じて多くのメッセージを受け取っているので、ここでの大観衆の前でのドライビングは本当にいい雰囲気になってくれると思います」