カテゴリー: ホンダF1

  • ホンダF1、フェルスタッペンに“幻”のF1日本GP優勝トロフィーを贈呈

    ホンダF1、フェルスタッペンに“幻”のF1日本GP優勝トロフィーを贈呈

    ホンダF1は、2021年のF1ワールドチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペンに感謝の意を表して、F1日本GPの優勝者に授与されるためにデザインされたトロフィーを贈った。

    最終戦F1アブダビGPでは、ファイナルラップでのバトルを制したマックス・フェルスタッペンが、2021年のF1ワールドチャンピオンに輝き、歴史に残る戦いでシーズンを締めくくった。ホンダF1にとっては1991年のアイルトン・セナ選手以来30年ぶりの栄冠となる。

    残念ながら、F1は新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、ホンダF1のホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPは2年連続で中止となった。

    ホンダは、F1日本GPのタイトルスポンサーを務める予定だった。F1のトロフィーは、その大会のタイトルスポンサーが制作する。ホンダはF1日本GPのために「オールHonda」の想いを込めてトロフィーを制作していた。

    ホンダF1は、レッドブルとの成功した3年間を記念し、お別れの印としてF1日本GPの優勝トロフィーをマックス・フェルスタッペンに贈呈した。

    2015年にF1復帰したホンダは、マクラーレンとの悲惨な3年間の後、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソ(現アルファタウリ)とパートナーシップを開始。2019年からレッドブル・レーシングへとパートナーシップを拡大した。

    ホンダF1とレッドブル・レーシングのパートナーシップは16勝を達成。そのうちの15勝はマックス・フェルスタッペンによってもたらされた。

    「高度なハイブリッド技術を使用した新PUレギュレーションの導入に伴い、我々は2015年からPUサプライヤーとしてF1に復帰し、今日まで7シーズン、合計141戦を戦ってきました」とホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史はコメント。

    「他ののライバルに比べると短い開発期間で参戦したこともあり、参戦当初は非常に苦戦し、どん底と呼べるような時期も味わってきました」

    「それでも、コロナ禍などの困難も乗り越えて、最終年となった今年は強力なライバルを相手にチャンピオンシップを戦うなど、世界の頂点をかけて戦うところまで来ることができました」

    「苦境にあっても常に前を向きながら地道に開発を続け、数々のブレイクスルーを果たしてきたエンジニア・メカニックたち一人ひとりの努力が実を結んだと思っており、ホンダの意地を見せるとともに、技術力の高さを証明することができたと感じています」

    マクラーレンとのパートナーシップは失敗に終わったが、山本雅史は、ホンダのF1プログラムへのマクラーレンの貢献に敬意を表した。

    「もちろん、ここまで来られたのは、我々の力だけによるものではありません。一緒にチャンピオンシップを戦ってきたレッドブル・レーシングはもちろん、苦境にあった我々を明るさとともに迎え入れてくれたスクーデリア・アルファタウリ、今回のプロジェクトを一緒にスタートしたマクラーレン・レーシングや、常にトップを目指し全力を尽くしてくれたすべてのドライバーたちなど、誰一人を欠いても今日のホンダ F1に至ることはありませんでした。すべての仲間たちの情熱が、今のホンダ F1を築いてきました」

    ホンダF1 マックス・フェルスタッペン F1日本GP 優勝トロフィー
    トロフィーには『ありがとう Max Verstappen 2021 WORLD CHAMPION HONDA Toshihiro Mibe CEO』の刻印

    関連:ホンダ、2021年F1日本GP “幻のトロフィー”を公開

  • レッドブルF1代表 「ニコラス・ラティフィには一生分のレッドブルが提供される」

    レッドブルF1代表 「ニコラス・ラティフィには一生分のレッドブルが提供される」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンのF1ワールドチャンピオン獲得の寄与するセーフティカーを引き起こしたニコラス・ラティフィに“一生分のレッドブルを提供”すると冗談交じりに語った。

    F1アブダビGPは、ルイス・ハミルトンが優勝とF1ワールドチャンピオンの両方を獲得するために順調に進んでいるように見えた。しかし、ウィリアムズF1のニコラス・ラティフィが残り6周でターン14でクラッシュを喫したことでセーフティカーが展開されたことで状況は一変した。

    その段階でマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンに12秒差をつけられており、失うもののなかったレッドブル・ホンダは、フェルスタッペンをピットインさせて新品のソフトタイヤに交換するというギャンブルに出た。一方のルイス・ハミルトンは先手を打つこともカバーすることもリスクであったため、すでに37周を走行しているハードタイヤでステイアウトした。

    より速いタイヤのマックス・フェルスタッペンは、残り1周のスプリントでターン5でルイス・ハミルトンを抜いてトップでチェッカー。ハミルトンが前人未踏の8回のF1ワールドチャンピオンという歴史を打ち立てることを阻止した。

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダがタイトルを獲得するにはレース終盤で“奇跡”が必要だったと認め、「彼には一生分のレッドブルの提供を受けるだろう」と冗談交じりに語った。

    「最後の10周でレースの神々から何かが必要だった」

    「あのセーフティカーをニコラス・ラティフィに感謝している。スチュワードは再びレースをさせるという素晴らしいことをしたと言わなければならない」

    ニコラス・ラティフィはクラッシュについて謝罪し、F1ワールドチャンピオン争いの結果に影響を与えることは決して彼の意図ではなかったと強調した。

    「それは僕の意図ではなかったし、影響を与えてしまったことをお詫びすることしかできない。ミスを犯してしまった」とニコラス・ラティフィはコメント。

    「次のコーナーのシーケンス、特に僕がコースオフになってしまった場所で、グリップを得るのに本当に苦労していた」

    「週末を通してトリッキーなコーナーだったし、タイヤが汚れていて、空気が汚れていたことで、ミスを犯してしまった」

    「それまでレースの状況を知らなかった。うかつにも影響を与えるつもりはなかったのは明らかだったけど、ミスをして自分のレースを台無しにしてしまった」

  • レッドブルF1代表 「誰もマックスからタイトルを奪うことはできない」

    レッドブルF1代表 「誰もマックスからタイトルを奪うことはできない」

    レッドブルF1のクリスチャン・ホーナーは、F1アブダビGPでメルセデスの異議申し立てを棄却し、マックス・フェルスタッペンがF1ワールドチャンピオンであることを確認したスチュワードは正しい評決を下したと確信していると語る。

    メルセデスF1は、タイトル決定戦となったF1アブダビGPのレース後に2つの抗議を提出し、最終ラップでのマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを抜いて大逆転優勝を飾ることを可能にしたセーフティカー中の周回遅れのマシンの勝利について不満を表明した。

    当初の指示が覆って、ルイス・ハミルトンとの間にいた周回遅れの5台がクリアされたことで、新品のソフトを履いたマックス・フェルスタッペンは、酷使したハードタイヤのルイス・ハミルトンをファイナルラップで抜いて初のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

    評決が確認された直後に、クリスチャン・ホーナーは、スチュワードが下した結果に対する喜びについて話した。

    「それを経験しなければならなかったのには失望したが、素晴らしい年だった。我々マックスを非常に誇りに思っている。チーム全体を非常に誇りに思っている」とクリスチャン・ホーナーはSky Sports Newsに語った。

    「彼はワールドチャンピオンであり、彼はワールドチャンピオンにふさわしい…まあ、誰も彼からそれを奪うことはできない」

    まだメルセデスF1にはスチュワードの評決を上訴するオプションがあるが、クリスチャン・ホーナーはドライバーズタイトル獲得を可能にしたレッドブル・ホンダのスタッフを称賛していた。

    「彼らは素晴らしいチームだったと思う。今年は彼らは自分たちの仕事を成し遂げた。マックスは心を込めて、情熱を持って、決意を持って運転してきた。彼は運が悪かった。今夜はセーフティカーで少し運が良かったが、自分で稼がなければならなかった」

    「我々はそれをスチュワードの部屋に持って終わらせたくはなかった。彼らは正しい決定に至った。我々は競争させてほしかった。それは我々が何年も話してきたことだ」

    「ニキ・ラウダは 『彼らにレースをさせる』というコンセプトを始めました。それが彼のやったことだ・・・フェルスタッペンは立派なチャンピオンであり、我々は彼をとても誇りに思っている」

  • 角田裕毅 「今年のFIAベストルーキーはオスカー・ピアストリ」

    角田裕毅 「今年のFIAベストルーキーはオスカー・ピアストリ」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、FIAのトップ3カテゴリー全体のベストルーキーに、FIA-F2チャンピオンを獲得したオスカー・ピアストリの名前を挙げた。

    アルピーヌF1のオスカー・ピアストリは、昨年のFIA-F3チャンピオンに続いてFIA-F2チャンピンを獲得。2年連続で初参戦のカテゴリーでのタイトル獲得は、シャルル・ルクレールやジョージ・ラッセルといった先輩ドライバーに並ぶ偉業だ。

    今年アルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たした角田裕毅は、最終戦F1アブダビGPを4位でフィニッシュ。ランキング14位でシーズンを終えた。

    自分は今年のベストルーキーかと質問された角田裕毅は「分かりません・・・今は自分だと言うことができますけどね!」とコメント。

    「このレースの前はどうでしょう。オスカーはF2で一貫して良いシーズンを過ごしたと思うし、彼は本当に印象的でした。だから、オスカーだと思います」

    角田裕毅は、2022年もアルファタウリのF1ドライバーと務め、オスカー・ピアストリはアルピーヌF1のリザーブドライバーとして仕事をすることが決定している。

  • ニューウェイ、最終ラップでの決着は「心臓発作を起こしそうだった」

    ニューウェイ、最終ラップでの決着は「心臓発作を起こしそうだった」

    レッドブルF1のチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、自身が獲得してきたF1タイトルのなかで、今年のマックス・フェルスタッペンの勝利は“最も心臓発作を起こしそう”なものだったとランク付けした。

    エイドリアン・ニューウェイは過去に10台のコンストラクターズタイトル獲得マシンを設計しており、2021年の最終戦F1アブダビGPで劇的な勝利収めたマックス・フェルスタッペンは、彼のマシンでドライバーズタイトルを獲得した7人目のドライバーとなった。

    ルイス・ハミルトンがレースの大部分を支配し、優勝とF1ワールドチャンピオンはマックス・フェルスタッペンの手から離れていったように見えたが、レッドブル・ホンダが終盤のセーフティカー中にソフトタイヤを交換するというギャンブルに出たことが奏功し、ファイナルラップのスプリントでルイス・ハミルトンを抜いてタイトルを獲得することにあった。

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、残り10周の時点でマックス・フェルスタッペンが勝つためには“奇跡”が必要だと考えていたと認め、エイドリアン・ニューウェイもセーフティカーが配備されたことで運を掴んだと認めつつも、最終的には正しい男が勝ったと考えている。

    「あのようなレースでは、非常に多くの感情がある」と、エイドリアン・ニューウェイはレース後にSky Sports F1に語った。

    「明らかにセーフティカーの前のラップではすべてが我々の手から滑り落ちているように見えた」

    「必然的に、その年に我々に何ができたのか、いくつかの不運な瞬間について考え始めるものだ。特に個人的にはまだコプス(シルバーストン)で何が起こったことは本当に私を苦しめている」

    「そして、セーフティカーが起こった。その意味では明らかに我々は幸運に恵まれた。他の考えはない。セーフティカーがなければ・・・」

    「だが、振り返り、そして、もちろん自分が偏っていることは分かっているが、マックスは完全にバランスをとるに値すると思う」

    今回のタイトル獲得は以前のタイトルの中でどのようにランク付けされるかと質問されたエイドリアン・ニューイは「おそらく最も心臓発作を起こして意識を失いそうなものだった・・・」と微笑んだ。.

    「もちろん、最終戦までもつれ込んだことは他にもあったが、最終ラップはなかった。アメイジングだった。本当にアメイジングだった」

    エイドリアン・ニューウェイは、レッドブル・ホンダはシーズンのほとんどでより速いマシンを持っていたと信じており、シーズンが進むにつれてギャップを縮めてくるまでの前半戦は、レギュレーション変更が自分たちの有利に働いていたと認める。

    「我々は皆、レギュレーション変更に投票した」とエイドリアン・ニューウェイは語った。

    「それはメルセデスよりも我々に合っていたか? シーズン序盤は確かにそうだった。そして、最後の数レースで彼らは非常に力強くカムバックしてきたと思う」

  • フランツ・トスト 「チャンピオンを獲得したホンダを心から祝福する」

    フランツ・トスト 「チャンピオンを獲得したホンダを心から祝福する」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2021年F1アブダビGPの決勝レースを振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅が自己ベストとなる4位、ピエール・ガスリーが5位でフィニッシュし、22ポイントを追加。ライバルのアルピーヌには届かなかったが、チーム史上最多となる142ポイントを獲得してランキング6位でシーズンを終えた。

    今年、ホンダはF1から撤退するが、マクラーレンとのパートナーシップが破綻した後、2018年にホンダのF1エンジンを受け入れたのがアルファタウリ(当時トロロッソ)だった。

    「信じられないアブダビでの最終戦となった。ワールドチャンピオンの座を獲得したマックス・フェルスタッペン、レッドブル・レーシング、ホンダを心から祝福する。彼らは1年を通じて素晴らしい仕事をした。マックスはまさにこの勝利に値する最速のドライバーだし、チームの仕事ぶりは実にファンタスティックだった」とフランツ・トスト。

    「我々に関しても満足している。8位と12位でレースをスタートし、裕毅の4位とピエールの5位で合計22ポイントを獲得。非常に良い結果を持ち帰ることができ、今年のベストレースだった」

    「ピエールがニューセットのハードでスタートした一方、裕毅はミディアムでのスタートとなった。どちらのファーストスティントも素晴らしく、タイヤを上手くマネージメントしてくれた。ピエールがアロンソに追い付かれてしまい、危うく抜かれてしまうところだったが、セーフティーカーとチームの対応で2台のマシンとも無事にトップ5に入ることができた」

    「チーム史上最高得点の142ポイントを獲得し、アルピーヌとの差はわずか13ポイントという形でシーズンを終えた。チームは全てにおいて大きく前進したので、来年はさらに競争力がある新マシンで上位を獲得できるよう願っている」

  • マックス・フェルスタッペン 「残りの人生をレッドブルと過ごしていきたい」

    マックス・フェルスタッペン 「残りの人生をレッドブルと過ごしていきたい」

    2021年F1最終戦アブダビGPがヤス・マリーナ・サーキットで開催され、最終盤のセーフティカー導入による信じられないドラマによってマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)がファイナルラップでルイス・ハミルトンをかわし、キャリア初タイトルを獲得した。

    決勝はフェルスタッペンがポールポジション、ハミルトンが2番グリッドからのスタートだったが、ハミルトンがオープニングラップでフェルスタッペンをかわして前に出て、レース序盤でフェルスタッペンを劣勢に追い込んだ。

    そのフェルスタッペンを、“チェコ” ことセルジオ・ペレスが援護する。1回目のピットストップが一巡したあと戦略的判断で首位に立ったペレスはハミルトンを封じ込め、後方を走るフェルスタッペンとハミルトンの差を7秒詰めてフェルスタッペンが再び首位争いを演じられるようにした。

    その後、レッドブル・レーシング・ホンダはメルセデスの前へ出るために異なるピットストップ戦略を試みたが、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がコーナーの危険な位置にマシンを停めたことで、バーチャルセーフティカーが導入されたにもかかわらず、レース終盤の逆転はほぼ不可能と思われる状況が続いた。

    しかし、残り5周でニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がクラッシュしてセーフティカーが導入されると、比較的新しいソフトタイヤを履いたフェルスタッペンにハミルトンにファイナルラップでの1周勝負を挑めるチャンスが生まれた。

    そして、ラストチャンスに賭けたフェルスタッペンは、ターン5でハミルトンをオーバーテイク。ハミルトンの猛追をフィニッシュラインまでしのぎ、劇的な形で初のF1タイトルを決めると同時に史上初のオランダ人F1ワールドチャンピオンになった。

    22戦続いた前シーズン王者ハミルトンとの熾烈なタイトル争いを経て、フェルスタッペンはF1参戦7シーズン目で初のワールドチャンピオンを獲得した。この大接戦はフェルスタッペンの2021年シーズンを歴史的なものにした。

    同シーズンに10勝・ポールポジション10回・表彰台18回を記録したフェルスタッペンは、2010年〜2013年シーズンにかけて4連覇を成し遂げたセバスチャン・ベッテルに次ぐレッドブル2人目のワールドチャンピオンになった。

    また、レッドブルは1.6リッター V6ターボ・ハイブリッド時代が幕を開けた2014シーズンから7シーズン続いてきたメルセデスの連覇記録に終止符を打ち、フェルスタッペンは1950年に始まったF1世界選手権における34人目のワールドチャンピオンになtta
    。

    そして、今回がエンジンマニュファクチャラーとして最後のレースとなったホンダにとっては、1991年シーズンのアイルトン・セナ以来のドライバーズタイトル獲得となった。

    「信じられない。最後まで戦い続けたあと、ファイナルラップでチャンスが訪れた。本当に素晴らしい。まだ脚が震えている。凄まじかった。スタンドのファン、チーム、そしてもちろん、母国の人たちはこの勝利を得るに相応しい。全員を愛している。2016年から楽しく仕事をしてきたけれど、今シーズンは特に素晴らしかった。ようやく運が回ってきた」とマックス・フェルスタッペン

    「あとはチェコ(セルジオ・ペレス)に大いに感謝したい。彼のパフォーマンスがあったからタイトルを獲れた。彼はチームのために全力を尽くしてドライブしていた。今日は素晴らしいチームワークだった。チェコは素晴らしいチームメイトだ。チームは僕が彼らを愛していることを分かっているだろう。10年、15年先も、この結果を一緒に出せていければと思っている。残りの人生を彼らと一緒に過ごしていきたいし、そうさせてもらえることを願っている。クリスチャン(・ホーナー)とヘルムート(・マルコ)は僕を信頼してチームに入れてくれた。僕たちの目標はこのチャンピオンシップを獲得することだった。そして今、僕たちはその目標を達成した」

    「もちろん、ファイナルラップを迎えるまで勝利を信じるのは難しかった。でも、信じ続ける必要がある。今日も最後までプッシュし続けて、僅差に留まり続けようとした。これが僕の助けになった。メルセデスは好きなタイミングでピットインできなかった。でも、僕たちはそうすることができた。なぜなら後方からのプレッシャーがなかったからだ。そして最後に、ファイナルラップでフレッシュなタイヤでアタックするチャンスを手にすることができた」

    「当然ながら、F1ドライバーになることが僕の小さな頃からの夢だった。そして勝利を挙げて表彰台に上りたいと思っていた。表彰セレモニーでは国歌が演奏されるけれど、いつの日か、自分の国歌が演奏されればと願っていた。その表彰台に立ち、ワールドチャンピオンだと伝えられた瞬間は本当に素晴らしかった。父親(ヨス・フェルスタッペン)と一緒だったのでひときわ素晴らしかったし、特別な瞬間だった」

    「長年に渡り、僕たちはこの目標のために世界中を旅してきた。そして今日のファイナルラップですべてがひとつにまとまった。チーム、家族、友人、そしてゴーカート時代の仲間全員が、僕を今の場所までプッシュしてくれた。彼らの大半が今日ここに来てくれている」

    「アブダビだけではなく世界中でオレンジアーミーを見ることができて嬉しい。彼らはキャリアを通じて僕をサポートしてくれていて、彼らのサポートは本当に素晴らしい。目標が達成できないように思えた時も、プッシュし続けて自分を信じることができた。ミラクルが起きるときがある」

    「ファイナルラップの直前に脚がけいれんし始めた。だから、ファイナルラップではすべてのストレートセクションでのフルスロットルでふくらはぎが激しくけいれんしていた。あれは厳しかったけれど、全開で飛ばすしかなかった。引くわけにはいかなかった」

    「チェコと組むことが決まったとき、僕たち2人の関係がどうなるかは分からなかった。でも、彼は本当に素晴らしい人間だ。彼のようなチームメイトを得られるのは非常にレアだ。今日彼が見せてくれたのは、彼が真のチームプレイヤーであるということ。長期に渡りこの関係を続けていければと思っている」

    「ルイス(・ハミルトン)はアメイジングなドライバーで、アメイジングなライバルだ。本当に苦しめられたし、全員が僕たちの戦いを楽しんでくれたと思う。もちろん、シーズンの中で両チームがやり合うことも何回かあったけれど、それもこのスポーツの一部だし、感情なので仕方がない。全員が勝ちたいと思っている。今日もどちらに転んでもおかしくなかった。来シーズンはまた新たな気持ちで挑戦するつもりだ」

  • F1王者マックス・フェルスタッペン 「2022年はカーナンバー1をつける」

    F1王者マックス・フェルスタッペン 「2022年はカーナンバー1をつける」

    新たにF1ワールドチャンピオンとなったマックス・フェルスタッペンは、2022年にタイトル防衛のためにレッドブルのF1マシンにカーナンバー1をつけることを確認した。

    マックス・フェルスタッペンは、物議を醸している劇的なF1アブダビGPの最終ラップでライバルのルイス・ハミルトンを抜いて優勝。自身初のF1ワールドチャンピオンを獲得するとともに、ルイス・ハミルトンの記録的な8回目のタイトル獲得を阻止した。

    今シーズン初め、マックス・フェルスタッペンは、F1ワールドチャンピオンを獲得した場合、自分のパーマンネントナンバーである33ではなく、チャンピオンナンバーであるカーナンバー1を使用することを示唆していた。

    そして、F1ワールドチャンピオンを獲得した今、2022年にカーバンバー1を使用するのは間違いないかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「そうだね、カーナンバー1を走らせるつもりだ」とコメント。

    「何回それができるかは分からないし、 人生で1回しかできないかもしれない」

    「それはそこにある最高のナンバーだ。間違いなくマシンにつけるつもりだ」

    F1マシンにカーナンバー1が掲載されるのは2014年以来となる。セバスチャン・ベッテルは、レッドブルでの4回目のF1ワールドチャンピオンを獲得した翌年にカーナンバー1をつけた。

    それ以来、タイトルを連覇していたルイス・ハミルトンは、プラクティスセッションでカンバー1をつけて走行したことはあったが、2014年初めにパーマネントナンバーが導入されて以来、自分のカーナンバー44でレースをすることを選択してきた。

    マックス・フェルスタッペンは、初めての本格的なF1タイトル争いをするという大きなプレッシャーにもかかわらず、シーズンを通して冷静に振舞ってきたが、ヤス・マリーナでの最終戦ではナーバスになったことを認めた。

    「シーズンを通して、すべてが順調だったと思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「レースごとにそれを見てきたし、それは大いに役立つ、でも、もちろん、タイトルを争っていた昨日あかなりナーバスな日だった」

    レース中にルイス・ハミルトンのペースに匹敵することができなかったマックス・フェルスタッペンは、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)が引き起こしたレース終盤のセーフティカーが、タイトルを獲得するために必要な“奇跡”だったと認める。

    「十分にキャッチできないことが分かったけど、『最後までプッシュし続けろ。諦めるな』と自分に言い聞かせていた」とマックス・フェルスタッペンは説明した。

    「それが僕たちがしたことだ。もちろん、セーフティカーが出て、僕たちには奇跡が必要だった。それでもそれを利用してオーバーテイクをする必要があったし、それが僕たちがやったことだ。確かに劇的な結末だった」

  • ホンダF1 山本雅史MD、角田裕毅を評価「来年に繋がる走りができた」

    ホンダF1 山本雅史MD、角田裕毅を評価「来年に繋がる走りができた」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、角田裕毅のアルファタウリ・ホンダF1でのデビューシーズンを振り返った。

    プレシーズンテストで好パフォーマンスを見せ、F1バーレーンGPで9位入賞という順調なスタートを切った角田裕毅。だが、その好調ぶりがF1を過小評価することに繋がり、度重なるクラッシュによって前半戦は自信を失うことになる。

    しかし、レッドブルは角田裕毅をアルファタウリ・ホンダのファクトリーのあるイタリアに転居させて、チーム代表のフランツ・トストによる教育を受けさせた。チームメンバーとのコミニュケーションも向上して角田裕毅は自身を取り戻し、後半戦は定期的に予選Q3に進出。

    最終戦F1アブダビGPでは予選でチームメイトのピエール・ガスリーを初めてアウトオリファイし、決勝でもガスリーの前で自己ベストとなる4位でフィニッシュ。32ポイントを獲得してランキング14位でルーキーシーズンを終えた。

    「今回のレースで、角田選手は全セッションでピエール・ガスリー選手の前にいました。角田選手も最後のレースを迎えるにあたり本当にいい顔をしていました」と山本雅史は語る。

    「昨日の予選Q3ではいろいろありましたが、FP1から乗れていたし、夏休み以降、金曜日から3日間をどう組み立てていくかをずっと話してきました。そういった組み立てから、メンタルの面でも成長しています」

    レッドブルF1は、リザーブドライバーのアレクサンダー・アルボンをレース週末の角田裕毅の教育係にあてた。

    「マルコ氏のアイデアで、アレックス・アルボン選手からアドバイスを受けたのも非常に役立っています」と山本雅史はコメント。

    「アルボン選手は来年ウイリアムズでライバルになるのに親身になって角田選手に共有してくれていました」

    「角田選手の土壇場での強さみたいなものには今年も驚かされました。昨年のF2のときにも終盤のバーレーンでの2連戦で『最初のラウンドで3位以内が確定したら、次のバーレーンでF1に乗せてしまおう』という話をマルコ氏としていました。しかし、そのレースでリタイアに終わってしまってそれはなくなってしまいましたが、最終ラウンドでは優勝と2位という結果を出し、ランキング2位に迫る結果を残しました」

    「今年も前半戦最後のハンガリーで6位、そして、今回の最終戦でも4位と良い結果を残しており、来年につながる走りができたと評価してよいと考えています」

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  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅は力強いパフォーマンスを見せてくれた」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅は力強いパフォーマンスを見せてくれた」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1アブダビGPの決勝レースを振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅が自己ベストとなる4位、ピエール・ガスリーが5位でフィニッシュし、22ポイントを追加。ライバルのアルピーヌには届かなかったが、チーム史上最多となる142ポイントを獲得してランキング6位でシーズンを終えた。

    「信じられないアブダビでの最終戦となった。ワールドチャンピオンの座を獲得したマックス・フェルスタッペン、レッドブル・レーシング、ホンダを心から祝福する。彼らは1年を通じて素晴らしい仕事をした。マックスはまさにこの勝利に値する最速のドライバーだし、チームの仕事ぶりは実にファンタスティックだった」

    「我々に関しても満足している。8位と12位でレースをスタートし、裕毅の4位とピエールの5位で合計22ポイントを獲得。非常に良い結果を持ち帰ることができ、今年のベストレースだった」

    「ピエールがニューセットのハードでスタートした一方、裕毅はミディアムでのスタートとなった。どちらのファーストスティントも素晴らしく、タイヤを上手くマネージメントしてくれた。ピエールがアロンソに追い付かれてしまい、危うく抜かれてしまうところだったが、セーフティーカーとチームの対応で2台のマシンとも無事にトップ5に入ることができた」

    「チーム史上最高得点の142ポイントを獲得し、アルピーヌとの差はわずか13ポイントという形でシーズンを終えた。チームは全てにおいて大きく前進したので、来年はさらに競争力がある新マシンで上位を獲得できるよう願っている」