カテゴリー: ホンダF1

  • レッドブルF1首脳、お家芸の高速ピットストップは「チームのDNAの一部」

    レッドブルF1首脳、お家芸の高速ピットストップは「チームのDNAの一部」

    レッドブルF1のスポーティングディレクターを務めるジョナサン・ウィートリーは、4年連続で最速のアワードを獲得しているピットストップへのアプローチについて説明した。

    ピットストップは今やF1レースの重要な側面であり、タイヤの交換は2秒程度で行われている。FIA(国際自動車連盟)が新しい技術指令で介入する前は2秒前のストップも達成可能だった。

    近年、迅速なピットストップはレッドブルF1のお家芸となっており、2021年にはF1バーレーンGPでマックス・フェルスタッペンが1.88秒でピットストップを完了。4年連続のDHL最速ピットストップ賞を獲得。2019年のF1ブラジルGPで記録したF1最速=世界最速の“1.82秒”は今後破られることはない。

    ジョナサン・ウィートリーは、レッドブルF1のピットクルーについて公式ウェブサイトで説明した。

    「私の役割の最もエキサイティングで興味深い側面の1つは、チームのピットストップパフォーマンスに対する全体的な責任だと思う」とジョナサン・ウィートリーは語った。

    「それは少し両刃の剣かもしれない。物事は常にうまくいくとは限らない。しかし、それは私が非常に熱心に取り組んできたものであり、何年にもわたってとても楽しんできた」

    「チームは並外れた4年間を過ごし、4年連続でDHLトロフィーを獲得した。一貫性、最速であり、最も安全であありたいという願望は、チーム、骨、DNAにあると思う」

    「基本的にコアの安定性に優れた人物を探すことから始めなければならない。ピットストップは人間のパフォーマンスだ。機器のあれこれの一部と混同されることがよくあるが、最終的には人間の努力だ」

    「我々は、考え方、コアの安定性という観点からスタッフと非常に懸命に働いている。怪我をしたくないし、最後のレースでも最初のレースと同じ人々を望んでいる」

    レッドブルF1は、ストップが速かいだけでなく、2021年の22レース中13レースで最速のピットストップを記録する一貫性もあった。

    しかし、F1は2022年は広範囲のレギュレーション変更の一部として新しい18インチホイールに変更となる。

    ジョナサン・ウィートリーはこれが「ダイナミック」を完全に変えることを認めているが、レッドブルはまだ大きなタイヤでのピットストップ停止を完了していない。

    「我々はF1で新しいフェーズに入っている。2022年マシンは18インチホイールと大きな重いホイールを備えている」とジョナサン・ウィートリーは語った。

    「率直に言って、ここに座っている今日現在、我々はそれらのタイプのホイールでピットストップの練習を1回も試していない」

    「来年はまったく異なるダイナミックな動きが必要だ。一貫性を保つ大きな鍵であり、それが我々が冬の間ずっと取り組んでいることだ」

  • レッドブルF1代表 「ホンダF1とのパートナーシップは驚異的だった」

    レッドブルF1代表 「ホンダF1とのパートナーシップは驚異的だった」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダF1と一緒に働き始めてからの関係は“驚異的”だったと振り返る。

    ホンダは2015年にF1に復帰し、当時のパートナーであるマクラーレンにF1パワーユニットを供給したが、主に信頼性、そして、グリッド最後尾を争うパフォーマンス不足が原因でパートナーシップは決裂した。

    当時、ルノーのF1パワーユニットに不満を持っていたレッドブルは、マクラーレンとのパートナーシップが終了した2018年に姉妹チームのトロロッソに供給するチャンスをホンダに与えて様子を見た。

    そして、トロロッソで目にしたホンダF1の仕事に満足し、翌年からルノーからホンダに切り替えて、大成功を収めたパートナーシップを開始した。

    クリスチャン・ホーナーは、ホンダF1との関係は「驚異的」だったと語る。

    「ホンダの情熱、コミットメント、労働倫理…F1に戻ったとき、彼らは苦労していた。彼らは頭を下げて、それに一生懸命取り組んだ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「そして、彼らとのこの関係の初日からそれは驚異的だった。彼らの文化を通して、彼らが持っている労働倫理を見ることができるだろう」

    「今年のこのエンジンは12か月前倒しされた。シルバーストンでのインシデントがなかったら、マックスはシーズン全体を3基のエンジンで走り切っていただろう」

    パートナーシップは、マックス・フェルスタッペンが、レッドブル・レーシングにとって2013年以来ホンダF1にとっては1991以来となるドライバーズチャンピオンシップをもたらした2021年に絶頂を迎えて終了した。

    ホンダF1は、エンジンサプライヤーとしては正式にF1から離れるが、2022年もレッドブルのエンジン部門であるレッドブル・テクノロジーズが軌道に乗るまで日本のHRD Sakuraでパワーユニットを製造してレッドブルとアルファタウリに供給する。

    特に今年の成功を考えると、多くの人が両社にとって大きな損失と見なしているが、クリスチャン・ホーナーはポジティブな面に目を向ける。

    「1991年のアイルトン・セナ以来、30年ぶりのドライバーズ世界選手権は彼らにとって大きな瞬間だ」とクリスチャン・ホーナーは付け加えました。

    「ホンダと達成したこと、ホンダが提供してくれたことを非常に誇りに思っている。ホンダは正式にいなくなるが、今後数年間ホンダとの関係を維持できる未来を楽しみにしている」

  • 【動画】 角田裕毅とピエール・ガスリーの最終2戦の舞台裏に密着

    【動画】 角田裕毅とピエール・ガスリーの最終2戦の舞台裏に密着

    アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅とピエール・ガスリーの最終2戦の舞台裏に密着した動画を公開した。

    動画は、第21戦 F1サウジアラビアGPの準備からスタート。アルファタウリのアパレルの紹介動画のメイキングや、グッズにサインをしながら角田裕毅とピエール・ガスリーが『子供は何人ほしい?』『どんな名前をつける?』といった二人の仲の良さを感じさせる会話も。

    最終戦F1アブダビGPでは、教育係であるアレクサンダー・アルボンと過ごしたり、チームの集合写真撮影でホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史とスペシャルヘルメットについて語る角田裕毅、ピエール・ガスリーがレース後に山本雅史にヘルメットをプレゼントするシーンなどが収められている。

  • ホンダ、F1撤退後の未来へ新広告 『挑戦って、いいもんだ。』

    ホンダ、F1撤退後の未来へ新広告 『挑戦って、いいもんだ。』

    ホンダは、2021年の大晦日である本日、新たな広告を掲載。ホンダのモータースポーツ責任者を務める渡辺康治ブランド・コミュニケーション本部長が、メッセージに込めた想いや今回の挑戦の意義、そして未来へつなげていく想いを語った。

    最終戦、最後の一周でチャンピオンを勝ち取るという劇的な展開で幕を閉じたF1への挑戦。7年間、あきらめずに戦ってきたからこそ、ここにたどり着くことができました。また、レース当日に掲載した広告には、ホンダ史上最大級の反響があった。

    マックス・フェルスタッペンの大逆転でチャンピオンが決まるという、誰もが予想できなかった展開になった最終戦。渡辺は、その瞬間を東京・青山のHondaウエルカムプラザで行われたライブビューイングの中で迎えた。

    「鈴鹿サーキットでの日本グランプリが中止になってしまい、日本のファンの皆さんに集まっていただける場を作れなかったので、ライブビューイングの開催を決めました。私自身も、ファンの皆さんと最後の戦いを見届けたいとの想いから青山で観戦したのですが、こうして目の前で喜びを分かち合えたというのは初めて。皆さんの熱い想い、こんなにも応援してもらえているんだということが感じられて、最後の瞬間は涙がこぼれました」と渡辺康治はHonda Storiesに語った。

    チャンピオン獲得で有終の美を飾ることができまが、2015年から7年間に及ぶ挑戦は、決して平坦な道のりではなかった。

    「最初はとにかく悔しい想いをして辛い時期が続きました。その悔しさを乗り越えてきたことに、今回の挑戦の意味があると思っています。レースでは、定められた規則と持っている時間はライバルもイコールコンディション。その中で、知恵を振り絞って、どうやって勝ちを目指すのか、いつもギリギリまで追いつめられます。でも、これこそがホンダのチャレンジの象徴。本気で勝利を目指すからこそ得られるものがありますし、短期間で人も技術も、ものすごく磨かれるんです」

    「今のF1技術規定では、『パワーユニット』といって、エンジン単体ではなく、そこに2つのエネルギー回生システムが組み合わされた、先進技術の塊がマシンの動力になっています。だから、今回の挑戦では、レース担当の部署だけでなく、二輪やHondaJetの技術など、ホンダの総力を挙げていいものを作ろうと進めることができました。量産車の開発に励む人たちも協力してくれて、一緒になってやれたことは、今後のホンダにとってとても大きな意味があります」

    F1最終戦、決勝当日の12月12日、日曜日。朝からSNSのトレンドに「ありがとう」の文字が並んだ。そのきっかけは、Hondaが掲載した一つの広告。多くの方が反応し、過去最大とも言える反響があった。

    「今季のF1活動のキーワードは、“挑戦と感謝”でした。感謝を表現する方法はいろいろあると思いますが、勝った後に『応援ありがとうございました』というような形にはしたくなかったんですね。ここまで来られたのは、競い合ってくれたライバル、応援してくれるファンの皆さん、そして必死に戦ってくれたドライバー、メカニック、エンジニアがいたから。トヨタさんも、一緒に日本を代表してモータースポーツで戦う仲間として、敬意を込めてこの広告に入れさせてもらいました。そうしたすべての人たちに向けて、最終戦を迎える朝に、手紙を出すような表現にしたかった。静かに心を落ち着けて自分たちの歩みを思い出したあとに、『それでは、行ってきます』と」

    そして、2021年の大晦日である本日、新たな広告を掲載した。そのメインコピーとなったのが、“挑戦って、いいもんだ。”だ。

    「最終戦が終わってすぐ『やりました!』と出すのではなく、一旦落ち着いて、この挑戦は何だったのか、7年間を振り返りました。2015年から141戦ありましたが、その中で勝てたのは17回。120回以上負けて、悔しいことだらけでした。それでも、勝ちを目指し続けて最後は頂点に立てました。辛いことを乗り越えて、ホンダとしては30年ぶりのチャンピオン獲得。その歩みを振り返ったとき、『挑戦っていいよね』と改めて思えたんですよね。こうした想いを込めて、ホンダらしさというものを表現したつもりです」

    この2021年シーズンをもって、ホンダのF1への挑戦は幕を閉じた。参戦終了のプロセスにも携わった渡辺康治は、どう感じているのだろうか。

    「2020年の10月2日、当時の社長の八郷とともに参戦終了の記者会見に臨みました。個人的にはF1が大好きだし、この発表は本当に辛かったですね。でも、これでHondaが挑戦を止めてしまうわけではありません。むしろ、新たな挑戦をしていくための決断です」

    「今、ホンダがやらなければならないのは、社会課題の解決です。カーボンニュートラルや交通事故死者ゼロは、待ったなしですぐやらなければならない課題。そのために、強い意志を持って参戦終了を決めました。新しい挑戦になりますが、これも並大抵のことではありません。だからこそ、すべてのリソースをカーボンニュートラルなどの社会課題解決に振り向け、そのチャレンジで成果を出す。これが皆さまへの約束です」

    環境や安全という、地球規模で広がる課題の解決。大きな挑戦ですが、世界で戦ってきた人材が、未来に向けた技術開発を加速させてくれるはずだ。

    「我々の新しい挑戦に向けて、エンジニアたちには新たな領域の研究に向かってもらいたいと考えています。F1のパワーユニットを担ってきたエンジニアは、実力があるのはもちろん、世界一に挑んでそれを勝ち取った経験を持つ人たちです。こういう人たちが、電動化や燃料開発、eVTOLなど、色々な部署で活躍してくれることで、挑戦して勝つことの醍醐味が会社中に広がっていきます。過去もそうですが、こうやってホンダに挑戦のDNAが根付いてきたんです」

    「ホンダには、挑戦することの価値や喜びを知っている人が多いからこそ、挑戦する人の背中を押そう、という文化があります。チャレンジに立場や年齢は関係ありません。だから、みんなで一緒に挑戦して、大きなことを成し遂げたいですね。レース分野以外でも同じで、例えば若手社員でも自分のアイデアや夢を形にするために、“起業”という選択肢を採れるように会社が後押しする『IGNITION』というプログラムもあります」

    いよいよ迎える2022年。ホンダは、どこへ進んでいくのだろうか。

    「我々がモータースポーツを大切に思う気持ちは変わらず、レースでも新しい挑戦をしていきたいと思っていますし、何より勝ちにこだわってやっていきます。そして、F1では、HRC(株式会社ホンダ・レーシング)を通じて、Red Bullをサポートしていきますので、皆さんにも引き続き応援していただければうれしいです。個人的に期待しているのは、二輪・四輪の相乗効果。今まで二輪のレース運営を担当していたHRCに、四輪の技術も集約することになるので、ホンダのモータースポーツがもっと強くなるのではないかと楽しみにしています」

    「ホンダという会社は、“多面体”なんです。二輪・四輪に加え、パワープロダクツや航空機、さらにはエネルギー分野など、いろいろな“面”を持っています。よく話すことですが、我々は本田自動車ではなく、本田技研工業。モビリティに関することなら何でもやりたい会社です。人間が好きで、人の生活に何か役立てることがないかを常に考えているのがホンダなんです」

    企業広告「Hondaハート」 では、Honda製品が勢揃いした。

    「『Hondaハート』で全製品を並べて撮影したんですが、それを目の当たりにしたときに、『これら全部を引っくるめてカーボンニュートラルを実現するんだな』と改めて挑戦のハードルを認識しました。でも、ホンダって、挑戦するからこそ価値がある。挑戦してなんぼなんです。この新しいチャレンジに向けて、みんな並々ならぬ決意を持っています」

    最後に、挑戦とは? 渡辺康治に改めて聞きました。

    「やっぱり、挑戦するものがあるとワクワクするし、何よりも楽しいんですよ。大きな目標も、日々の一歩一歩の積み重ねがあってこそ達成できるもの。そして、これを読んだ皆さんの心にも、少しでも『挑戦っていいな』と響いたらうれしいですし、そんな方々の力になっていきたいです」

    ホンダ、F1撤退後の未来へ新広告 『挑戦って、いいもんだ。』

  • アラン・プロスト 「F1タイトルを獲得したフェルスタッペンは強くなる」

    アラン・プロスト 「F1タイトルを獲得したフェルスタッペンは強くなる」

    元F1ワールドチャンピオンのアラン・プロストは、初のF1ワールドチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペンは、これから良くなっていくだけだと考えている。

    マックス・フェルスタッペンは、2021年に初めてF1ワールドチャンピオンに挑戦できるマシンを手に入れたが、ルイス・ハミルトンとの戦いは最終戦までもつれ込み、文字通り最終ラップでは自身初のF1タイトルを獲得した。

    マックス・フェルスタッペンが、F1ワールドチャンピオンになるために困難を切り抜けられるかどうかには疑問の声もあったが、彼は成功して見せた。

    4回のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、自身の経験から、マックス・フェルスタッペンはここから良くなるだけだと語る。

    「彼は完璧なシーズンを過ごした」とアラン・プロストは語った。

    「彼がF1でスタートしたとき、我々はよく『彼はスピードがあり、すべてを持っているが、多分やりすぎで、そのためにミスを犯している』と言ったものだ」

    「若いとき、それは普通のことだ。これから、彼は良くなっているだけだし、今年は多くの間違いを犯さなかった。ジェッダでの予選はその1つかもしれないが、彼はかなり攻めていたし、そうったことは起こる可能性がある。彼はトップに到達する準備ができていた」

    「ポケットの中にワールドタイトルがあると、ドライブしていて、違った考え方をするものだ。タイトルを獲得すれば、すぐにプレッシャーは軽減される。彼はいつ攻撃するか、いつリスクを抑えるかをさらによく知り、最終的にはより良いドライバーになるだろう」

    最終的に、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの間の壮大なタイトル争いは、最終ラップでのセーフティカーのリスタートが原因で論争を巻き起こした。

    しかし、シーズン全体を見て、アラン・プロストは2021年がF1史上最高のシーズンになると考えている。

    「一般的な見解では、そうだと思う」とアラン・プロストは語った。

    「スペクタクル、スポーツ、人間的な側面、F1の人気、そして、若者がそれをフォローし始めているという意味でね。だから、間違いなく歴史上最高のシーズンだ」

    最終的にどちらかが勝ち、どちらかが負けなけならない戦いは、ルイス・ハミルトンにとっては最も悲痛な結末となった。セーフティカー前にレースを支配していたハミルトンだが、最終ラップで新品タイヤのマックス・フェルスタッペンを止めるには無力だった。

    F1ワールドチャンピオンを格闘したのはマックス・フェルスタッペンだったが、アラン・プロストは、今シーズンでどちらチャンピオンに相応しいかを選ぶことはできないと語る。

    「どちらも世界チャンピオンに相応しいし、今年は素晴らしいショーを見せてくれた」とアラン・プロストは語った。

    「結局のところ、F1にとっても、マックスにとっても良いことだ。彼のためにとてもうれしく思う」

    「ルイスにとっては確かに少し悲しいことだ。特にマックスのおかげでF1で最高のシーズンだったからね。今年はマックスとルイスのどちらかを選ぶことはできない。両方を判断する必要がある。それらは等しい」

    「たとえばシルバーストンについてなど、すべてにコメントすることができるが、結局のところ、彼らは両方ともこのワールドタイトルに値した」

  • デイモン・ヒル 「タイトル獲得でのF1撤退はホンダにとって最良の方法」

    デイモン・ヒル 「タイトル獲得でのF1撤退はホンダにとって最良の方法」

    元F1ワールドチャンピオンであるデイモン・ヒルは、ドライバーズチャンピオンシップを獲得した年にホンダがF1から撤退するのは、スポーツを離れる最良の方法だと考えている。

    ホンダは、2020年の終わりに、2021年シーズン限りでF1から撤退し、レッドブルとのパートナーシップに終止符を打つことを発表した。

    1年前倒しで開発された新型F1パワーユニットは、絶対王者メルセデスF1と戦う機会をレッドブルに与え、マックス・フェルスタッペンは最終戦F1アブダビGPの最終ラップでルイス・ハミルトンを倒して自身初のF1ワールドチャンピオンを獲得。ホンダは、F1活動をタイトル獲得という形で終えることができた。

    成功を収めてホンダがF1から撤退することに失望している人もいるが、デイモン・ヒルはそれが理想的な方法であると考えており、2016年のチャンピオンシップで優勝した後に引退するというニコ・ロズベルグの決定と比較した。

    「それはニコ・ロズベルグに少し似ている。扇情的だ。彼らは勝って再び我々の元を去った」とデイモン・ヒルはF1 Nationに語った。

    「しかし、多くの点で、実際にチャンピオンシップに勝って去るのは最良の方法かもしれない。そうでなければ、ハードワークあるのみだ!」

    デイモン・ヒルは、F1における多くの人々の魅力は、闘争と成功のポイントに到達するまでのプロセスであると認める。

    「それは旅であり、戦いであり、絶え間ない闘争でだと言う人もいる。エンディングではない」とデイモン・ヒルは語った。

    「エンディングは少しがっかりすることがある。突然、『私は今何をやっているんだ?』と考えることだからね」

    「再びそれを必要とするものだし、再び戻る必要がある。だが、ホンダに関しては『よくやった、ホンダ』と言える。なんて驚くべき成果であり、去っていくのは残念だ」

    ホンダは、2018年からF1でレッドブル・ファミリーと提携しており、当時のトロロッソにエンジンを供給した後、2019年にレッドブル・レーシングにもパートナーシップを拡大した。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1復帰し、2017年まで協力したが、その後のレッドブルと同じレベルの成功には至らなかった。

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅の無線は彼自身とチームを傷つける」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅の無線は彼自身とチームを傷つける」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、角田裕毅が無線で冷静さを失う傾向があることは、彼自身とチームの両方を傷つける可能性があることを認めている。

    ルーキーの角田裕毅は、シーズン序盤にスランプとともに無線での暴言が悪い意味で話題になった。シーズン後半に成績が減ってくるととに、無線での下品な言葉遣いも幾分少なくなってきた。

    「後悔しています。僕はいつも自分の言うことをコントロールしようとしますが、難しいこともあります。頑張っています。いつも改善したいと思っています」と角田裕毅はFormula1.comに語った。

    アルファタウリ・ホンダF1のチームプリンシパルであるトストは、角田裕毅と無線について話したことがあるが、ドライバーが熱くなっているなかで冷静さを保つのは難しいかもしれないことも認めている。

    「彼に『これは言うな。君のイメージに良くない。チームにも良くない。静かにしていろ』と言うことはできる」とフランツ・トストは語る。

    「彼はバイザーを閉じ、マシンの中に座って、問題を抱えている。どんな理由であれ、彼は動揺ている。人々は、これがF1カーであることを理解しなければらない。ドライバーからの攻撃があるに違いない。ただ転がっているだけではない。彼らはアドレナリンを持っている必要がある。そうでなければパフォーマンスを示すことはできない」

    フランツ・トストは、感情の爆発が関係者全員に損害を与える可能性があると感じており、角田裕毅が落ち着きを保つことを学ぶことができることを望んでいる。

    「私は彼にそれをしないように要求するだろう。彼は自分自身に叫ぶことができる。ラジオのスイッチを入れずにね。それは彼を傷つけ、そしてそれはチームを傷つける」

    一方、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田裕毅のメッセージの他の問題を引き起こす可能性があると考えている。

    「彼の言語はあまり日本的ではない」とマルコは言った。

    「それは彼に日本で悪い評判を与える。彼がその意味を知っているかどうかはわからない」

    角田裕毅は、ルーキーシーズンに32ポイントを獲得し、ドライバーズチャンピオンシップ14位でフィニッシュした。

  • 「フェルスタッペンは2016年のレッドブルF1昇格を冗談だと思っていた」

    「フェルスタッペンは2016年のレッドブルF1昇格を冗談だと思っていた」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンは2016年F1スペインGPでレッドブルF1に松鶴するという話を当初は“冗談”だと考えていたことを明らかにした。

    2014年にレッドブルと育成ドライバー契約を結んだマックス・フェルスタッペンは、2015年のF1オーストリアGPでジュニチームのトロロッソからF1史上最年となる17歳165日でデビューを果たした。

    ちょうど1年後、マックス・フェルスタッペンは2016年F1スペインGPでダニール・クビアトに取って代わってレッドブルF1に昇格。レッドブルF1でのデビュー戦で優勝した。

    だが、レッドブルF1昇格の見通しが、クラーツでの夕食で明らかになり始めたとき、

    しかし、その機会の見通しがグラーツでの夕食で明らかになり始めたとき、その決定を受け入れていたのはマックスの父ヨス・フェルスタッペンだけだった。マックスに関しては、それを信じていなかった。

    その噂について質問されたヘルムート・マルコは「その通りだ。ジョスは起こっていること、マックスがレッドブルでドライブするかもしれないことに気づいたが、マックスはそれが全くナンセンスだと思っていた」と語った。

    「私は早朝にジョスに電話し、グラーツで会わなければならないと彼に言った。その後の昼食の間、私は本題に入ることができなかった。イギリスでは同時に契約や準備などいろいろなことが起こっていたので、少し話をしなければならなかった」

    「私が仕事に取り掛かることができたのは、その昼食の終わりになってからだった。マックスは、なぜ彼がそこにいるのかとすでに疑問に思っていた」

    「いずれにしろ、マックスがグラーツに来る前に、特にヨスの話を聞いていたら、彼は何が起こるかを知ることができただろう(笑)。偶然にも、今年のオースティンでの夕食でそれについて話をした」

    マックス・フェルスタッペンが、17歳のF1でデビューしたとき、すでにF1の歴史を築いていたが、18歳でレッドブルF1に昇格することは、さらにリスクが大きいことは間違いなかった。

    しかし、最終的に2016年のF1スペインGPで示したように、レッドブルが自分たちのドライバーに賭けたのは正しかった。

    「マックス・フェルスタッペンのプロジェクト全体が実際には大きなリスクだった(笑)」とヘルムート・マルコは言った。

    「しかし、いいや、もちろんレイモンド・バーミューレン(フェルスタッペンの共同マネージャー)とヨスという、彼の後ろにはプロの人々がいた」

    「そのようなバッググラウンドとトロロッソでの彼のパフォーマンスを考れば、彼を昇格させることは非常に論理的だった」

    「今年のセルジオ・ペレスは別として、レッドブル・レーシングでは一貫して独自のトレーニング出身のドライバーを求めてきた」

  • ピエール・ガスリー 「トップチームに選ばれるF1ドライバーになってみせる」

    ピエール・ガスリー 「トップチームに選ばれるF1ドライバーになってみせる」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年の印象的な成績はトップチームに空席ができた場合、自分を“明白な選択”として有益であることを示せたと考えている。

    2019年にレッドブル・レーシングとのスティントに失敗した後、ピエール・ガスリーは、姉妹チームのアルファタウリ(当時トロロッソ)に降格。それ以来、ファエンツァチームのリードドライバーであり続けている。

    だが、そこでピエール・ガスリーはすぐにが自信を取り戻し、素晴らしい結果を生み出し始めた。昨年のF1イタリアGPでは見事なF1初勝利を挙げ、今季もF1アゼルバイジャンGPで表彰台に立った。

    だが、ピエール・ガスリーが最も注目を集めたのは予選だった。シングルラップのペースで定期的にトップ6に入ったが、チームとしてのアルファタウリ・ホンダF1は日曜日のレースペースでそれを結果に変えることにしばしば苦労した。

    それでも、ピエール・ガスリーは、コンストラクターズ選手権でアルファタウリ・ホンダよりも上位で終えたアルピーヌのフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンを上回るドライバーズランキング9位でシーズンを終了。8位のダニエル・リカルド(マクラーレン)とはわずか5ポイント差だった。

    ピエール・ガスリーは、トップチームが2023年シーズンにドライバー交代を検討する場合、2021年の結果を見てくれることを願っている。

    現在はより成熟した熟練したドライバーとなっているピエール・ガスリーにとって、明らかな移籍先は、セルジオ・ペレスに代わって再びレッドブルに戻ることだが、他のオファーにもオープンだ。

    「それは明らかに重要な動きになると思う」とピエール・ガスリーは次の方向性について語った。

    「今後2年間でレッドブルの見方を確認する必要がある。彼らとは8年になるからね。長い時間だ」

    「当然、現時点では彼らは非常に競争力のあるマシンを持っている。彼らがマックス(フェルスタッペン)と何をしているのか、彼らがどのように前進するのかを見極める必要がある。でも、もちろん、自分のキャリアについても考える必要がある」

    「僕はまだ非常に若いし、25歳だけど、僕の目標は、それらの人たちが誰が交代できるかを考えたら、ファーストシートに着くことだ。現在、僕はドライバーズチャンピオンシップで9位だ」

    「僕の前にいる8人全員は、コンストラクターズの上位チームで走っているドライバーだ。だからこそ、空席があれば自分が当然の選択であることを示すことが重要だ。それが私がやろうとしていることだ」

    ピエール・ガスリーは、自分の将来の可能性について「まず第一に僕の優先順位はレッドブルだけど、現時点では彼らはセルジオを続けることを決定した」

    「彼らが何を計画しているのかは分からない。彼らは2023年に選択肢があるかもしれないと言っている」

    「僕はそのために自分自身をベストポジションに置くように努めていくけど、その議論が来年レッドブルと行われることは分かっている」

  • 【動画】 レッドブル・ホンダF1、大逆転の最終ラップのピットガレージ

    【動画】 レッドブル・ホンダF1、大逆転の最終ラップのピットガレージ

    レッドブル・ホンダF1は、大逆転勝利となった2021年F1最終戦アブダビGPのファイナルラップのピットガレージを撮影した動画を公開した。

    レースは残り1周で再スタートを切り、チャンピオン獲得をかけたマックス・フェルスタッペンに残されたのはたった1周16コーナーだった。

    ピットガレージでは、メカニックたちが固唾をのんでリスタートの瞬間を見守り、フェルスタッペンが5コーナーでハミルトンを見事オーバーテイクするとガッツポーズ。抜き返しを図るハミルトンに対してフェルスタッペンがすばらしいディフェンスを見せると「カモン、マックス!」と拳を握りながら戦況を見守り、勝利を確信するとピットウオールに走り出してチェッカーを受けるフェルスタッペンを出迎えた。

    その後のピットウォールは大騒ぎ。メカニックたちがハグするなか、ホンダF1の山本雅史MDを含めたチーム首脳たちも祝福。マックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンがヘルムート・マルコと抱き合う姿や、リアイアで先にレースを終えていたセルジオ・ペレスも歓喜の輪に加わり、表彰台セレモニーへと向かった。