カテゴリー: F1ドイツGP

  • レッドブル F1代表 「ホンダF1にとってダブル表彰台という最高の結果」

    レッドブル F1代表 「ホンダF1にとってダブル表彰台という最高の結果」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、マックス・フェルスタッペンが今季2勝目を挙げたF1ドイツGPの決勝レースを振り返った。

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーはスタートで出遅れ、ポジションを落としたが、フェルスタッペンはすぐに3番手までポジションアップ。ピエール・ガスリーは早めのピットストップでさらにポジションを落としてしたが、懸命に追い上げを開始した。

    コンディションが変わり、ピットストップが必要な状況になると、25周目のセーフティカーのタイミングでマックス・フェルスタッペンはミディアムタイヤに履き替える。しかしその後再度雨が降り始めると、チームは早めにインターミディエイトタイヤに再度変更する判断を下す。タイミングのいいピットストップのおかげで、マックス・フェルスタッペンはトップに立つことになった。

    その後もマックス・フェルスタッペンはピットインを繰り返し、全部で5回のピットストップを実施。チームは確実にピット作業を行い、マックス・フェルスタッペンも多くのドライバーたちがミスをおかす中で、冷静さを保ちレースに集中し、ここ3大会で2度目の優勝へとチームを導いた。

    「今日のマックスとチームのパフォーマンスは信じられないほどで、5回のピットストップを経ての優勝となった。マックスはこの難しいコンディションでも集中して、すばらしいペースを発揮して勝利をつかみ取った」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ホンダF1にとってはダブル表彰台という最高の結果になったし、Toro Rossoと、昨日父親になったばかりのダニール・クビアトにも心からおめでとうと言いたい」

    「今日はピットクルーもすばらしい仕事をしてくれたので、それに報いるためにも、我々のチーフメカニックであるフィル・ターナーに表彰台でコンストラクターズトロフィーを受け取ってもらった」

    ピエール・ガスリーは、レース残り5周で再開した最後のセーフティカーの後、アレクサンダー・アルボンとの6番手争いで接触し、マシンにダメージを負って惜しくもリタイアとなった。

    「ピエールについては、いい展開が訪れた時間帯もあったし、トップ5以内でフィニッシュも可能だっただけに残念だ。アルボンとの接触は私も目にしたが、幸いにも両者にケガはなかったし、ピエールもここからばん回してくれるだろう」

  • ピエール・ガスリー、痛恨のクラッシュ「言うべき言葉が見つからない」

    ピエール・ガスリー、痛恨のクラッシュ「言うべき言葉が見つからない」

    ピエール・ガスリーは、F1ドイツGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    4番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーはスタートで出遅れ、9番手ポジションを落とす。さらに早めのピットストップでポジションを落とすが、そこから懸命に追い上げを開始する。

    しかし、7番手まで順位を上げていた終了間際、6番手を争っていたアレクサンダー・アルボンに接触し、マシンにダメージを負ってリタイアとなった。

    「常識では考えられないようなレースだった。雨やクラッシュ、それにともなうセーフティカーとピットストップによって、まるで運試しのような戦いになった。自分にも多くのチャンスがあっただけに、それをつかめずリタイアに終わったのはとても残念だ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「レース終盤、僕はアレックス(アルボン)と数周にわたって争っていたが、接触してフロントウイングが外れ、それによってパンクしたためにマシンを止めざるを得なかった。言うべき言葉が見つからないが、こういうレースでポイントを獲得できなかったのは悔しく感じている」

    「スタートでは、ホイールスピンを喫してスピードを上げられず、ターン1にかけてポジションをかなり落としたことで追い上げがたいへんだった。今日のようなコンディションでは、いつピットインするのか、もしくはしないのかという判断に運が絡むものだ。ただ、ペースはよかったので、次戦のハンガリーに向けてプッシュし続けていく」

    「チームとホンダF1にとっては、今日のマックスの勝利によって多くのポイントを稼げてすばらしい結果になったと思う」

  • 2019年 F1ドイツGP | 決勝 動画ハイライト

    2019年 F1ドイツGP | 決勝 動画ハイライト

    2019年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPの決勝が7月28日(日)にホッケンハイム・リンクで行われた。

    日曜日のホッケンハイムは朝から雨が降り、決勝レースは今季初ウエットレースとなった。2019年のウエットタイヤでのレースは初めてとなり、天候とタイヤが大波乱を呼ぶことになる。

    セーフティカー先導での3周のフォーメーションラップを終えて、スタンディングスタートで決勝はスタート。フロントロー2番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペンは蹴り出しが悪く、オープニングラップで4番手まで順位を落とす。

    レースは5台のリタイア、4回のセーフティカー、2回のバーチャルセーフティカーが導入される荒れた展開。さらに雨が断続的に振ったことで路面コンディションが変化。ピレリの新しいフルウエットタイヤは機能せず、インターミディエイトタイヤとドライタイヤの交換の判断が極めて難しい状況となった。

    そのような状況のなか、レッドブル・ホンダは的確にタイヤを選択。マックス・フェルスタッペンは一時ミディアムを履くというミスはあったものの、バーチャルセーフティカーに救われ、また、シャルル・ルクレールのリタイア、ルイス・ハミルトンがコースオフしてフロントウイングを破損させて緊急ピットインでタイムを失うといった出来事も重なり、30周目にトップに浮上。

    そこからのマックス・フェルスタッペンは数回のセーフティカーによるギャップのリセットを物ともせず、後続とのギャップを広げて最終的に2位に7秒差をつけてトップでチェッカー。今季2勝目、通算7勝目を挙げた。ホンダがシーズン2勝を挙げたのは27年ぶりとなる。

    2位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。予選に出走できず最後尾からスタートしたベッテルだったが、序盤に順調に順位を上げると上位入賞者と同様にタイヤ戦略を的確に成功させて上位に浮上。レース終盤にドライタイヤでオーバーテイクを重ねて2位でチェッカーを受けた。

    3位は14番手からスタートしたダニール・クビアト。終盤のセーフティカー導入時にドライタイヤに交換する戦略が奏功。トロロッソにとっては、2006年の優勝以来となる表彰台を獲得した。

    4位は15番手からスタートしたレーシングポイントのランス・ストール。ダニール・クビアトと同じタイミングでドライタイヤに交換するギャンブルが当たり、一時はリードラップを走った。

    5位はマクラーレンのカルロス・サインツ、6位はトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが入り、ホンダは3台が入賞。

    7位はキミ・ライコネン、8位はアントニオ・ジョビナッツィとアルファロメオ・レーシング勢、9位はロマン・グロージャン、10位はケビン・マグヌッセンとハース勢がダブル入賞を果たした。

    メルセデスは、ルイス・ハミルトンがトップ走行時のコースオフが響いて11位、バルテリ・ボッタスはクラッシュリタイアに終わり、今シーズン初めてノーポイントでレースを終えた。

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、終盤にアレクサンダー・アルボンにオーバーテイクを仕掛けに行って接触し、リタイア。14位完走扱いとなった。

  • アレクサンダー・アルボン、6位入賞「途中まで4番手だったので残念」

    アレクサンダー・アルボン、6位入賞「途中まで4番手だったので残念」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1で初めてのウエットレースとなったF1ドイツGPの決勝で6位入賞を果たした。

    16番手からスタートしたアレクサンダー・アルボンは、序盤に8番手までポジションアップし、初めてとなったウエットコンディションのF1でも力強さを見せる。

    セーフティカー導入のタイミングでピットストップを成功させたアレクサンダー・アルボンは一時4番手を走行するも、ドライタイヤへの交換のタイミングを逃して8番手まで後退。それでも粘り強く順位を上げ、F1での自己ベストとなる6位フィニッシュを果たした

    「いいレースになった!」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「このサーキットでのウエットコンディションでマシンがどう反応するか確かではなかったので、スタートは少し慎重になった。F1で初めてこのようなコンディションで走行したが、満足のいくパフォーマンスを見せることができたと思っている。レースペースもよく、すこし運もあったし、最初のピットストップのタイミングの判断も正しい時を見定められた」

    「4番手を走行していた時は「さあ、行くぞ!」ととても興奮した。残念ながらウエットタイヤからドライタイヤに替えるための2回目のピットストップはタイミングを逃し、ダニール(クビアト)の一周後に入ることになり、その間に4台に抜かれてしまった。途中まで4番手で走行できていたからか、6位という結果が残念に感じてしまうのは可笑しいかもしれないね。あの厳しい予選から決勝にはここまで持ち直してくれた、チームのすばらしい働きに感謝している」

  • ダニール・クビアト、3位表彰台 「信じられないぐらいうれしい」

    ダニール・クビアト、3位表彰台 「信じられないぐらいうれしい」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1ドイツGPの決勝で3位表彰台を獲得した。

    ダニール・クビアトは14番グリッドからスタート。そして、3度目のセーフティカー中、残り20周となった時、トロロッソ・ホンダは思いきった作戦に出る。クビアトは他チームに先駆けてスリックタイヤに変更。

    結果的に他のチームよりも1周早いタイミングでの判断をしたおかげでダニール・クビアトは3番手に浮上し、その後ランス・ストロール(レーシングポイント)をオーバーテイクして、2番手にまでポジションアップを果たす。

    再びセーフティカーにより各マシンの差が縮まり接近戦となったため、ダニール・クビアトはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)にオーバーテイクされるが、3位表彰台を獲得。トロロッソとしては2008年以来の表彰台となった。

    「F1での2度目のチャンスとなる今シーズン、こうして表彰台にまた戻って来ることができて最高の気分だ。再び表彰台に上ることは難しいのではないのかと思っていたので、信じられないぐらいうれしい」とダニール・クビアトはコメント。

    「今はいろいろな感情が高ぶって、少し落ち着く時間が必要かもしれない。トロロッソにとってベッテルがモンツァ(2008年イタリアGP)で優勝して以来の表彰台という、すばらしい結果になった。そんな記念すべき日に貢献することができ、とても幸せだ。チームのみんな、一人一人のおかげです、本当にありがとう」

    「ここのところ、自分のキャリアの中でもっとも良い状態だと感じていた。今シーズンは自分自身でも成長し、冷静に考えることを覚え、上位争いができる準備は整っていると感じていたので、今日のこの結果で自分自身に、そして周りの支えてくれた人たちに証明することができた。この結果を一度とは言わず、また何度も繰り返せるようにしていきたい」

    「今日のようなレースは簡単なものではなく、あのタイミングでのピットインの判断はとても難しいものだった。チームと僕にとってともに勝つも負けるも半々の確率だったが、今日は共に表彰台を勝ち取ることができたすばらしい結果になった」

  • ホンダF1 本橋正充、トロロッソ・ホンダ初表彰台に歓喜「苦労してきた」

    ホンダF1 本橋正充、トロロッソ・ホンダ初表彰台に歓喜「苦労してきた」

    トロロッソ・ホンダでパワーユニット(PU)のチーフエンジニアを務めるホンダF1の本橋正充が、F1ドイツGPでのトロロッソ・ホンダとしての初表彰台の喜びを語った。

    F1ドイツGPでは、14番グリッドからスタートしたダニール・クビアトが、思い切った戦略が奏功して3位表彰台を獲得。トロロッソとしては2006年の優勝以来となる表彰台、そして、ホンダF1としてはトロロッソとの初表彰台となった。

    「いままでトロロッソと一緒にたくさん苦労してきましたし、格別な思いです」と本橋正充はコメント。

    「ここのところ調子があまり上がらなかった中で、今日も本当に難しいレースになりました。そんな中で、すべてがうまく噛み合ったと思います」

    「昨年も4位入賞はあったのですが、いつもあと一歩のところでうまくいかないレースも多かったです。そんな中、今日は本当に『やり切った』という手応えを感じられた、忘れられないレースになりました」

    「チーム、ドライバー、そして、すべてのホンダF1のメンバーの努力に感謝しています。そして、ここまで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます」

  • ホンダF1、復帰後初のダブル表彰台 「特別な一日を両チームと祝いたい」

    ホンダF1、復帰後初のダブル表彰台 「特別な一日を両チームと祝いたい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、レッドブルとトロロッソによってダブル表彰台を達成したF1ドイツGPの決勝レースを振り返った。

    雨による大波乱の展開となったF1ドイツGPでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが3位表彰台を獲得した。

    ホンダF1としてはF1オーストリアGPに続く2勝目。シーズン2勝を挙げたのは27年ぶりとなる。また、昨年、トロロッソとF1プロジェクトを開始してからトロロッソ・ホンダとしての初表彰台となった。

    「フェルスタッペン選手が今季2勝目、クビアト選手が3位表彰台獲得と、すばらしいレース結果となりました」と田辺豊治はコメント。

    「レースはウエットとドライが入り混じる難しいコンディションにより大荒れの展開となりました。そんな中、両ドライバーのすばらしいドライビング、非常に的確なチームのストラテジー、それに幾度にも渡ったピット作業を迅速かつ確実に成し遂げたッピットクルーの仕事により、見事ダブル表彰台を獲得することができました。両チームのすばらしい仕事、感謝しています」

    「前回のオーストリアでのアストンマーティン・レッドブル・ホンダの表彰台に続き、今回はレッドブル・トロロッソ・ホンダとも一緒にポディウムに登ることができました」

    「トロロッソと昨年ゼロから一緒にプロジェクトをスタートしてきた歴史を思うと、ホンダにとっても本当にうれしい表彰台になりました。スクーデリア・トロロッソ・ホンダのメンバー全員に、心からおめでとうの言葉を送ります。今日はこの特別な一日を、両チームと一緒に祝おうと思います」

    「そして、明日からはまた、来週末にやってくるハンガリーGPに向けた準備を進めます」

  • F1 | アルファロメオの2台が違反で降格。ウィリアムズが今季初ポイント

    F1 | アルファロメオの2台が違反で降格。ウィリアムズが今季初ポイント

    F1ドイツGPの決勝レースを7位と8位で終えたアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィがレギュレーション違反でレース後にストップ・アンド・ゴーペナルティを科せられて30秒が加算され、ライコネンは12位、ジョビナッツィは13位に降格となり、11位でチェッカーを受けていたメルセデスのルイス・ハミルトンが9位、12位のウィリアムズのロバート・クビサが10位に繰り上がった。だが、アルファロメオ・レーシングは上訴の意向を示している。

    F1ドイツGPのレース終了後、スチュワードはスタート時のクラッチトルク設定についてレギュレーション違反の疑いがあるとしてアルファロメオ・レーシングを呼び出した。

    アルファロメオ・レーシングの2台はスタートシグナルが消えた際、マニュアルでクラッチをリリースした際にリアホイールのトルクがレギュレーションに合致していなかったという。

    F1マシンのクラッチはステアリングホイールの裏側に設置された小さなレバーで操作されており、共通ECUを経由してクラッチに伝達されている。

    レギュレーションではレバーに設定されたドライバーのトルク要求がクラッチによって伝達されるトルクと合致しなければならないと定められており、最大でも遅延は70ミリ秒しか認められていない。

    スチュワードの報告によると、アルファロメオ・レーシングの両ドライバーのトルク要求で伝達されたクラッチのトルクに要した時間がおよそ200ミリ秒および300ミリ秒と測定されたという。

    FIA F1競技規約の第27条1項ではドライバーが「単独で援助なしに運転しなければならない」と規定されており、アルファロメオ・レーシングの両ドライバーが利益を得たかどうかに関わらず、スチュワードは今回のスタートがこれに違反したと判断した。

    スチュワードは「クラッチは共通ECUによって電子的にコントロールされている。しかし、チームは制御パラメータの一部を調整するオプションを有している。レーススタート時にクラッチを繋げるにあたり、トラクションコントロール、あるいは他のアドバンテージとなり得るスキームを模範できる可能性があることから、それに影響を及ぼす形でこの調整が使われることのないよう、FIAはドライバーがクラッチをリリースする際にクラッチのトルクが(特定の範囲内で)トルク要求に合致することを要請しおり、それは70ミリ秒以内でなければならない」と声明で説明した。

    アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは「両マシンがペナルティを科され、このようなエキサイティングなレースでポイント圏外に降格となり本当に落胆している」とコメント。

    「状況はスタンディングスタートの前にセーフティカーの後ろを走っている最中に発生し、我々の管理の及ばないクラッチの機能不全に陥ってしまった。問題についてはさらなる調査を行っていく」

    「FIAのプロセスとスチュワードの仕事は尊重するが、この決定には上訴するつもりだ。それを撤回する根拠と証拠があると確信している。この件に関しては間もなくFIAに連絡する」

    2019年 F1ドイツGP 決勝 結果
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    3.ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
    4.ランス・ストロール(レーシングポイント)
    5.カルロス・サインツ(マクラーレン)
    6.アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
    7.ロマン・グロージャン(ハース)
    8.ケビン・マグヌッセン(ハース)
    9.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    10.ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
    11.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    12.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    13.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

    ピエール・ガスリー(レッドブル)
    バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
    シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    ランド・ノリス(マクラーレン)
    ダニエル・リカルド(ルノー)
    セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

  • F1ドイツGP 結果 | マックス・フェルスタッペンが今季2勝目!

    F1ドイツGP 結果 | マックス・フェルスタッペンが今季2勝目!

    2019年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPの決勝が7月28日(日)にホッケンハイム・リンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が優勝。ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)が3位表彰台を獲得し、ホンダF1がダブル表彰台を獲得した。

    日曜日のホッケンハイムは朝から雨が降り、決勝レースは今季初ウエットレースとなった。2019年のウエットタイヤでのレースは初めてとなり、天候とタイヤが大波乱を呼ぶことになる。

    セーフティカー先導での3周のフォーメーションラップを終えて、スタンディングスタートで決勝はスタート。フロントロー2番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペンは蹴り出しが悪く、オープニングラップで4番手まで順位を落とす。

    レースは5台のリタイア、4回のセーフティカー、2回のバーチャルセーフティカーが導入される荒れた展開。さらに雨が断続的に振ったことで路面コンディションが変化。ピレリの新しいフルウエットタイヤは機能せず、インターミディエイトタイヤとドライタイヤの交換の判断が極めて難しい状況となった。

    そのような状況のなか、レッドブル・ホンダは的確にタイヤを選択。マックス・フェルスタッペンは一時ミディアムを履くというミスはあったものの、バーチャルセーフティカーに救われ、また、シャルル・ルクレールのリタイア、ルイス・ハミルトンがコースオフしてフロントウイングを破損させて緊急ピットインでタイムを失うといった出来事も重なり、30周目にトップに浮上。

    そこからのマックス・フェルスタッペンは数回のセーフティカーによるギャップのリセットを物ともせず、後続とのギャップを広げて最終的に2位に7秒差をつけてトップでチェッカー。今季2勝目、通算7勝目を挙げた。ホンダがシーズン2勝を挙げたのは27年ぶりとなる。

    2位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。予選に出走できず最後尾からスタートしたベッテルだったが、序盤に順調に順位を上げると上位入賞者と同様にタイヤ戦略を的確に成功させて上位に浮上。レース終盤にドライタイヤでオーバーテイクを重ねて2位でチェッカーを受けた。

    3位は14番手からスタートしたダニール・クビアト。終盤のセーフティカー導入時にドライタイヤに交換する戦略が奏功。トロロッソにとっては、2006年の優勝以来となる表彰台を獲得した。

    4位は15番手からスタートしたレーシングポイントのランス・ストール。ダニール・クビアトと同じタイミングでドライタイヤに交換するギャンブルが当たり、一時はリードラップを走った。

    5位はマクラーレンのカルロス・サインツ、6位はトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが入り、ホンダは3台が入賞。

    7位はキミ・ライコネン、8位はアントニオ・ジョビナッツィとアルファロメオ・レーシング勢、9位はロマン・グロージャン、10位はケビン・マグヌッセンとハース勢がダブル入賞を果たした。

    メルセデスは、ルイス・ハミルトンがトップ走行時のコースオフが響いて11位、バルテリ・ボッタスはクラッシュリタイアに終わり、今シーズン初めてノーポイントでレースを終えた。

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、終盤にアレクサンダー・アルボンにオーバーテイクを仕掛けに行って接触し、リタイア。14位完走扱いとなった。

    2019年 第11戦 F1ドイツGP 結果・順位

    順位 No ドライバー チーム GAP INT
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル    
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 7.333 7.333
    3 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 8.305 0.972
    4 18 ランス・ストロール レーシングポイント 8.966 0.661
    5 55 カルロス・サインツ マクラーレン 9.583 0.617
    6 23 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ 10.052 0.469
    7 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 12.214 2.162
    8 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 13.849 1.635
    9 8 ロマン・グロージャン ハース 16.838 2.989
    10 20 ケビン・マグヌッセン ハース 18.765 1.927
    11 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 19.667 0.902
    12 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ 24.987 5.320
    13 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 26.404 1.417
    14 10 ピエール・ガスリー レッドブル    
      77 バルテリ・ボッタス メルセデス    
      27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー    
      16 シャルル・ルクレール フェラーリ    
      4 ランド・ノリス マクラーレン    
      3 ダニエル・リカルド ルノー    
      11 セルジオ・ペレス レーシングポイント    

    【レース展開】
    セーフティカー先導のもと3周のフォーメーションラップの後、スタンディングスタートでレースはスタート。マックス・フェルスタッペンがスタートで出遅れ、ハミルトン、ボッタス、ライコネン、フェルスタッペン、ヒュルケンベルグ、ルクレールの順でオープニングラップを終了。ピエール・ガスリーは9番手まで順位を落としている。最後尾スタートのセバスチャン・ベテルは14番手まで順位を上げている。

    2周目、フェルスタッペンがライコネンを抜いて3番手に浮上。後方でセルジオ・ペレスがターン11の先で単独スピンを喫してクラッシュ。セーフティカーが導入される。このタイミングでベッテル、アルボンがインターミディエイトに交換する。翌周には続々とピットイン。マグヌッセン、ストロール、ノリス、ウィリアムズ勢の5台がフルウエットでのステイアウトを選択した。レースは再開し、ライコネンが10番手、ガスリーは18番手まで順位を落とす。

    6周目にはランド・ノリス、翌周にはランス・ストロール、ウィリアムズの2台、そして、8周目にはケビン・マグヌッセンがインターミディエイトに交換して全車がインターミディエイトとなる。

    ルイス・ハミルトンがファステストを連発して2番手のバルテリ・ボッタスとの差を4秒近くまで広げる。その約2秒後方をマックス・フェルスタッペンが走行している。

    15周目、ダニエル・リカルドが白煙を上げてコース脇にマシンを停めてリタイア。バーチャルセーフティカーが導入される。このタイミングで4番手を走行していたシャルル・ルクレールと6番手を走行していたニコ・ヒュルケンベルグが新品のインターミディエイトに交換する。

    22周目、16番手を走行していたケビン・マグヌッセンがドライタイヤ(ソフト)に交換する。翌周、8番手を走行していたセバスチャン・ベッテルもソフトタイヤに交換する。

    25周目、3番手を走行していたマックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤに交換して4番手でコースに復帰する。これを機にドライタイヤに交換するラインが増える。翌周にはバルテリ・ボッタスもミディアムに交換する。

    27周目、ランド・ノリスがパワーを失ってストップ。バーチャルセーフティカーが導入される。ここでトップを走行していたルイス・ハミルトンがソフトに交換。最終コーナーで飛び出してシャルル・ルクレールがグラベルでストップしてリタイアする。セーフティカーが導入される。

    ルイス・ハミルトンが最終コーナー手前でコースオフしてフロントウイングを壊してピットイン。緊急ピットインだったのかタイヤが混乱してかなりタイムをロス。インターミディエイトに交換して5番手でコースに復帰。ここで全ドライバーがインターミディエイトに交換。マックス・フェルスタッペンがトップに浮上する。

    33周目にレースは再開。フェルスタッペン、ヒュルケンベルグ、ボッタス、アルボン、ハミルトンの順。ハミルトンに5秒ペナルティが科せられる。

    36周目、ハミルトンがアルボンをかわして4番手に浮上。フェルスタッペンは2番手のヒュルケンベルグとの差を7.5秒に広げる。翌周、ボッタスがヒュルケンベルグを抜いて2番手に浮上する。フェルスタッペンとの差は8.5秒。ヒュルケンベルグはハミルトンにも交わされて4番手に落ちる。

    41周目、ニコ・ヒュルケンベルグがターン17でコースオフしてリタイア。セーフティカーが導入される。ここでトップのマックス・フェルスタッペンが新品のインターミディエイトに交換する。ランス・ストロールはドライタイヤに交換するギャンブルを実施。

    45周目にレースは再開。クビアト、マグヌッセンがドライタイヤに交換する。翌周から続々とピットインが行われ全車がドライに交換。フェルスタッペン、ストロール、クビアトのトップ3となる。

    51周目、クビアトがストロールを抜いて2番手に浮上してホンダF1エンジンが1-2体制となる。

    57周目、バルテリ・ボッタスがクラッシュリタイア。セーフティカーが導入される。この時点でルイス・ハミルトンは最後尾。メルセデスがノーポイントに終わる可能性が高まった。

    残り5周でレースは再開。マックス・フェルスタッペンがトップを守る。セバスチャン・ベッテルが4番手に浮上。62周目にはランス・ストロールを抜いて3番手、残り2周ではダニール・クビアトを抜いて2位に浮上。フェルスタッペン、ベッテル、クビアトが表彰台を獲得した。

  • マックス・フェルスタッペン 「ここで優勝できるなんて最高だ!」

    マックス・フェルスタッペン 「ここで優勝できるなんて最高だ!」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ドイツGPの決勝レースで優勝した。

    フロントローからスタートしたマックス・フェルスタッペンだが、スタートで出遅れて4番手まで順位を落とす。だが、コンディションの変化とセーフティカーのタイミングでレッドブル・ホンダは巧みな戦略を見せてトップに浮上。今季2勝目、通算7勝目を挙げた。

    ホンダにとってシーズンで2勝目を挙げたのは27年ぶりとなる。

    マックス・フェルスタッペン
    「本当に難しいレースだったけど、最終的に勝てて素晴らしい気分だよ!ミスをしないように走った成果。ここで優勝できるなんて最高だ!!」