カテゴリー: ガブリエル・ボルトレト

  • ガブリエル・ボルトレト F1日本GP後のピットで“珍事” メカニックと接触し転倒

    ガブリエル・ボルトレト F1日本GP後のピットで“珍事” メカニックと接触し転倒

    ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は2026年F1第3戦日本GPで13位フィニッシュとなり、チームはポイント獲得には至らなかった。

    レース自体は大きな波乱なく進んだものの、チェッカー後のピットレーンで思わぬ“ハプニング”が発生した。レース後、ボルトレトはマシンを止めたあと、コックピットから飛び降りる形で降車しようとした。

    しかし、その着地地点にメカニックが歩いていたため、両者は接触し、ボルトレトはそのまま地面に転倒した。

    幸いにも、この接触によるケガはなく、ドライバーとメカニックの双方に問題はなかったとみられている。

    テレビには映らなかった“もうひとつの出来事”
    レース中は大きな接触やトラブルが注目を集めた日本GPだったが、この出来事は中継には映らなかった。

    ピットレーンでの一幕はユーモラスな“珍事”として受け止められる一方で、レース後の動線管理や安全面の観点からも興味深いシーンとなった。

  • ガブリエル・ボルトレト アウディF1のウィートリー離脱は「驚きではない」

    ガブリエル・ボルトレト アウディF1のウィートリー離脱は「驚きではない」

    ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、2026年F1日本GPを前にジョナサン・ウィートリーがチーム代表の職を離れたことについて、「完全な驚きではなかった」と受け止めている。ウィートリーは2026年シーズン開幕からわずか2戦で、アウディF1チームを即時離脱することになった。

    中国GP直後にアウディは、かつてキック・ザウバーとして参戦していた同チームのウィートリーが「個人的な理由」により退任すると発表した。後任の役割は、アウディF1プロジェクトを率いるマッティア・ビノットが引き継ぐ。

    ボルトレト「完全に打ち込める状況ではなかった」
    ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、木曜のメディアデーで次のように語った。

    「彼は公にした個人的な事情があって、プロジェクトに完全にはコミットできなかったのだと思う。個人的に整えなければならないことがあるなら、それが最優先になる」

    「驚きだとは言わない。もちろん期間としては短いし、まだ2レースしかしていない。でも、彼は去年から僕たちと一緒にいたので、単に2レースだけという話ではない」

    ボルトレトは、ウィートリーが在任中にチームへ前向きな変化をもたらしたとも評価した。

    「彼は去年、とてもいい仕事をしたし、今年もそうだったと思う。すべてはかなりスムーズに進んでいた」

    「彼はみんなをいい状態に置いてくれたし、僕たちは多くの面で改善していた。彼はチームにポジティブさをもたらしたと思う。でも、このチームの中で僕たちが常に目指していることのひとつは、ひとりの人だけでなく全員でチームとして機能することだ。僕たちはひとりに依存しない」

    「彼が去年やってきたこと、今年やってきたことは、ひとりだけに依存するものではない。この方向性のまま進み続けていくはずだ」

    アウディ F1 ジョナサン・ウィートリー

    ビノット新体制への信頼
    ウィートリーの職務は、フェラーリでチーム代表を務めた経験も持つマッティア・ビノットが引き継ぐ。ボルトレトは、その新体制にも強い信頼を示した。

    「起きたことは起きたことだけど、僕たちは前に進む。マッティアが僕たちを正しい方向へ導いてくれることをうれしく思っている」

    「マッティアは完全に引き継ぎ、全面的な責任を担う。僕が全面的に信頼している人だし、僕にF1へ来る機会を与えてくれた人でもある。本当に感謝しているし、より大きな責任を担うことで彼がもたらすものにとても楽観的だ」

    ヒュルケンベルグ「レースウイークだから仕事に戻るだけ」
    一方でチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、指揮系統の変化があっても、日本GPで結果を出すことに集中していると強調した。

    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)は次のように語った。

    「雰囲気はいい。レースウイークだから、仕事に戻るだけだ」

    「目の前の仕事に集中している。僕もその話が出始めた時に、ほとんど世間と同じように知った。言われるべきことはもうすべて言われたと思うし、僕から新しく話せる情報はない。起きたことは起きたことだ。チームとして自分たちの役割を果たし、仕事を続けていくだけだ」

    アウディは、ウィートリーの突然の離脱という動きを抱えながら鈴鹿に乗り込むことになった。ただ、ボルトレトもヒュルケンベルグも、チーム内部の機能そのものは維持されるとの見方を示しており、日本GPではビノット新体制のもとでの立て直しが注目される。

  • ガブリエル・ボルトレト F1日本GP展望「鈴鹿はお気に入りのコース」

    ガブリエル・ボルトレト F1日本GP展望「鈴鹿はお気に入りのコース」

    ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は、日本GPで巻き返しを図る中、本人にとっても重要な週末を迎える。前戦上海を欠場したボルトレトにとって、今回の鈴鹿は再スタートの舞台となる。

    「鈴鹿に戻るのが本当に楽しみだ。ここは僕がこれまで走ってきた中でも特に好きなサーキットのひとつだし、去年初めて走ったときもとても楽しかった」とボルトレトはコメント。

    「前回の上海を走れなかったのは明らかに残念だったが、チームが同じ問題を繰り返さないように懸命に取り組んできたことは分かっている」

    「ファクトリーに戻ってからの時間も、マシンからもう少しパフォーマンスを引き出すための作業に充ててきた」

    「オーストラリアと中国のレースから、僕たちには良いベースがあることは示されている。あとはそれを積み上げて、週末を通してチャンスを最大限に活かすことが重要だ」

  • ボルトレトの安全提言でF1混乱 FIAがストレートモード禁止を2時間で撤回

    ボルトレトの安全提言でF1混乱 FIAがストレートモード禁止を2時間で撤回

    メルボルンで行われた2026年F1オーストラリアGP週末、アウディのガブリエル・ボルトレトが提起した安全性の懸念をきっかけに、FIAがストレートモードの使用を一時禁止する事態が発生し、パドック全体を巻き込む混乱に発展した。

    しかしこの決定は他チームの強い反発を受け、わずか2時間で撤回された。今回の騒動は、2026年F1レギュレーションの問題点と政治的駆け引きを改めて浮き彫りにした出来事として議論を呼んでいる。

    ストレートモード禁止をFIAが通達 チームは猛反発
    土曜日のフリー走行3回目の約3時間前、FIAは各チームに対しターン8からターン11の区間でリアウイングをフラットにする「ストレートモード」の使用を禁止すると通達した。

    この区間には高速のターン9とターン10が含まれており、金曜日の走行ではマックス・フェルスタッペンを含む複数のドライバーがコースアウトしていた。

    ボルトレトは、集団走行のなかでダウンフォースを減らした状態で走ることが事故につながる可能性があると警告していた。

    FIAシングルシーター部門ディレクターのニコラス・トンバジスは、複数のマシンで想定以上のダウンフォース損失が発生していることを認めた。

    「両方のウイングを開いた状態で、11台のマシンのうち7台が予想以上にダウンフォースを失っている」

    しかしチーム側の反応は即座に強い反発となった。独メディアによると、各チームは金曜日のデータが無意味になると抗議したという。

    「ライドハイト、セットアップ、エネルギーマネジメントまで、すべて最初からやり直しだ」

    ボルトレトへの批判も噴出し、ある関係者は次のように皮肉を口にした。

    「彼にとって速すぎるなら、F2で走ればいい」

    わずか2時間で決定撤回 パドックは政治的動きと受け止め
    チームからの強い圧力を受け、FIAはわずか2時間後に決定を撤回した。

    この一連の出来事は、アウディが政治的な駆け引きを仕掛けたとの見方もパドックで広がっている。

    アウディのマシンはセクター2で速さを見せていたものの、問題となった高速コーナーでは苦戦していたと報じられている。

    著名な技術ジャーナリストのミハエル・シュミットは今回の騒動について厳しく批判した。

    「今回の出来事は、このレギュレーションがいかに不十分に設計されているかを改めて示している」

    アウディ F1

    それでもアウディは好発進 ボルトレトはQ3進出
    こうした議論のなかでも、メルボルン週末でのアウディのパフォーマンスはポジティブな話題のひとつとなった。

    ボルトレトはアウディでの初レースとなる予選でQ3進出を果たした。

    チーム代表のジョナサン・ウィートリーはこの結果を高く評価した。

    「ガブリエルがアウディでの初戦でQ3に進出したのは、関係者全員にとって特別な瞬間だ」

    元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドも、アウディの好スタートは偶然ではないと語る。

    「新しいエンジン時代が始まり、誰もがほぼゼロからのスタートになっている」

    「アウディはレギュレーションの枠組みに関しても一定のロビー活動を行っていた。そうでなければ参戦していなかったかもしれない」

    「少なくとも中団で戦える位置に入ることが目標だろう。ただそれ以上に重要なのは、着実な進歩を見せることだ」

  • ガブリエル・ボルトレト アウディF1初戦で9位「チームにふさわしい結果」

    ガブリエル・ボルトレト アウディF1初戦で9位「チームにふさわしい結果」

    ガブリエル・ボルトレト(アウディ)は2026年F1オーストラリアGP決勝で9位に入り、アウディのワークスチームとしての初レースでポイントを獲得した。チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグはトラブルによりスタートできず、ボルトレトがチーム唯一の完走ドライバーとなった。

    ボルトレトは週末を通じてポイント争いに加わり、予選では最終セグメント進出という好結果を記録。技術的問題の影響で参加できなかったものの、新体制のアウディにとって力強いスタートとなった。

    ボルトレト「チームにふさわしい結果」
    アウディのワークスチーム初戦でポイントを獲得したボルトレトは、レース後に次のように語った。

    「信じられない気分だ。ものすごく嬉しいし、これはチームにふさわしい結果だと思う」

    「本当に多くの努力が注がれてきた。信頼性の高いマシン、信頼性の高いエンジンで、素晴らしいスタートポイントになった」

    混乱のレースを耐え抜き9位フィニッシュ
    58周の決勝ではスタートでいくつか順位を落としたものの、ボルトレトは落ち着いてレースを進めてポジションを回復。エステバン・オコンやオリバー・ベアマンを攻略し、最終的に9位でフィニッシュした。

    レース終盤にはハースF1チームのベアマンに迫りながらも、オーバーテイクを仕掛ける時間は残されていなかった。

    ガブリエル・ボルトレト アウディ F1

    2026年F1新時代の難しさ
    2026年から導入された新レギュレーションのもとで、アウディはザウバーを引き継ぎながら独自のパワーユニットを開発。チーム全体がその最適化を進めている段階にある。

    ボルトレトはレースの展開についても振り返り、次のように語った。

    「スタートから最後まで本当に多くのことが起きていた。新しいことも多くて、かなり混乱したレースだった」

    「それでもとても興味深いレースだったし、楽しめたと思う」

  • エクレストン アウディF1初年度に期待 ボルトレトは「ヒュルケンベルグの脅威」

    エクレストン アウディF1初年度に期待 ボルトレトは「ヒュルケンベルグの脅威」

    アウディが2026年F1シーズンから本格参戦を開始するなか、元F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、同チームのルーキーであるガブリエル・ボルトレトに大きな期待を寄せた。新レギュレーション下では勢力が拮抗するとしたうえで、経験豊富なチームメイト、ニコ・ヒュルケンベルグを脅かす存在になり得ると語っている。

    アウディのF1参戦は、ザウバーの買収発表以降、長らく注目を集めてきた。

    ブランドとしてはこれまでプロモーション活動を通じて存在感を示してきたが、2026年はファンが初めて「アウディのマシン」をグリッドで目にするシーズンとなる。

    ボルトレトはザウバーでの印象的な1年を経て、多くの関係者から将来性を評価されてきた。エクレストンもその一人であり、テストで見せたアウディの走りを踏まえ、次のように語っている。

    「彼らはF1初年度を成功させるためのすべての要素を揃えた。レースシミュレーションではアウディの速さが人々を驚かせたし、自社製パワーユニットも非常に信頼性が高かった。バルセロナでは稼働を制限するトラブルはわずかだった」

    アウディはバルセロナテストで357周を走破。ドライバー陣は表立って高い目標を口にしていないものの、チーム内には静かな楽観論が漂っている。

    チーム代表のジョナサン・ウィートリーも、テスト期間中にプロジェクトの進捗と野心を強調した。

    「アウディのプロジェクトにおける野心については多く語られてきたが、すでに成し遂げてきたことは驚くべきものだ。我々はアウディとして、この新世代F1マシンを最初に走らせたチームであり、ここに到達するために何が必要かを全員が理解している」

    さらに、開発体制についても言及している。

    「ノイブルク、ヒンヴィル、そしてビスターで素晴らしい仕事が行われてきた。新しいブランド、新しいパワーユニット、そしてパワートレイン全体を抱えながら、先週のテストで達成した走行距離は非常に励みになる。ただし、我々が目指す地点までは、まだ道のりがある」

    アウディ F1 ガブリエル・ボルトレト

    エクレストンは新レギュレーションについて「全チームが非常に接近している」と見ており、その中でアウディも十分に戦えると評価する。その流れで、ボルトレトについて次の言葉を残した。

    「アウディは間違いなく競争力を持てる。ボルトレトはヒュルケンベルグにとって脅威になる存在だ。ヒュルケンベルグは非常に速く、将来的にワールドチャンピオンになる可能性もあるドライバーだ」

    大きな期待を背負う形で迎えるF1初年度。ボルトレトにとって2026年シーズンは、自身の評価を決定づける重要な一年となりそうだ。

  • ガブリエル・ボルトレト「歩き始めた赤ん坊」 アウディF1の学習曲線

    ガブリエル・ボルトレト「歩き始めた赤ん坊」 アウディF1の学習曲線

    アウディは2026年F1シーズンに向けて新体制を本格始動させ、そのR26と自社製パワーユニットでバーレーンテストに臨んでいる。唯一アウディ製パワーユニットを使用するチームとして、完全にゼロから基盤を築く状況だ。

    ガブリエル・ボルトレトは、その挑戦を「歩き始めた赤ん坊」に例え、巨大な学習曲線の中にいる現状を率直に語った。

    「僕は走り続けて、新しいことを学べるのが嬉しい。やるべきことは長いリストになっている。新しいチーム、新しいエンジン、新しいマシンだ。コースに出るたびに何かを学んでいる。今記録している進歩を続けられることを願っている」とガブリエル・ボルトレトはサクヒールでの昼休みに語った。

    「学習曲線はとてつもなく大きい。僕たちは基本から始めている。アウディのエンジンを使っているのは僕たちだけだから、他チームから得られるデータはない。まるで赤ん坊が話したり歩いたりすることを学んでいるようなものだ。できるだけ早くそれをやらなければならない」

    ガブリエル・ボルトレト アウディ F1

    走行のたびにセットアップ変更を重ねながら改善を図っているというが、R26のドライビング特性はこれまでとは大きく異なるという。

    「走るたびに何かを変えて、より良い走行にしようとしている。でもドライブするのがとても違うクルマだ。グリップはかなり少ない。2022年のときのようだ。当時もマシンは遅く、時間とともに改善されていった」

    「今回の新しいレギュレーションでも同じことができることを願っている。数年のうちにそこから最大限を引き出せるようにね。今のところは学び、これだけの進歩を達成できているのは楽しい」

    スタート手順についても苦戦が見られたが、ボルトレトはそれも隠さなかった。

    「いやあ、あれは複雑だ。10秒間があって、5秒を過ぎたあたりでもう数が分からなくなる。その後エンジン回転を上げてターボをチャージし、ギアを入れて、クラッチをリリースする。本当にごちゃごちゃしている。去年はMGU-Hがあって、ずっとシンプルだった」

  • ガブリエル・ボルトレト、アウディF1初テストを前向き評価「強い出発点だ」

    ガブリエル・ボルトレト、アウディF1初テストを前向き評価「強い出発点だ」

    ガブリエル・ボルトレトは、アウディF1として初めて臨んだバルセロナでの非公開シェイクダウンを前向きに振り返った。

    2026年型マシンR26の初期走行が行われたこのテストでは、初日に技術的トラブルに見舞われたものの、週を通じて走行内容は着実に改善された。最終日には計画通りの走行距離を重ねることができ、ボルトレトはシェイクダウンを「今後に向けた強い出発点」と位置づけている。

    「全体として、とても前向きな一日だったし、テスト週間全体も励みになるものだった。初日は技術的な問題で多くの時間を失ったが、今日はしっかりと周回を重ねることができた」とボルトレトはコメント。

    「これこそがシェイクダウンの目的だ。クルマを走らせ、走行距離を積み、細かな問題を洗い出して修正し、理解を深める。チームはプログラムをしっかりやり遂げてくれた」

    「次はファクトリーに戻って相関作業を進め、条件のまったく異なるバーレーンに備える。これは、今後に向けた強いスタートになったと思う」

    ガブリエル・ボルトレト アウディ F1

  • ガブリエル・ボルトレト、アウディF1の競争力を確信「2030年より前に勝てる」

    ガブリエル・ボルトレト、アウディF1の競争力を確信「2030年より前に勝てる」

    ガブリエル・ボルトレトは、アウディF1チームが掲げる「2030年タイトル争い」という長期目標について、できることならそれより早い段階で実現したいとの考えを示した。

    アウディはベルリンでR26を発表した際の声明で、「我々の目標は2030年にチャンピオンシップを勝ち取ることだ」と明言している。

    チームは、最初の数年間は成長と学習のフェーズになると理解した上で、それでも5年以内にタイトルを争い、勝利を狙えるだけの競争力を身につけるという明確な野心を持っている。

    この目標は、F1で2年目を迎えるボルトレトにとっても前向きな材料だ。

    「できれば2030年より前に、そこに到達したい」とボルトレトは語る。

    「F1に参戦してきた他のチームを見ても、競争力を持つまでに何年もかかっている例はたくさんある。簡単な挑戦ではない」

    そう認めた上で、ボルトレトはアウディの立ち位置を冷静に分析している。

    「今は2026年で、新しいレギュレーションの年だ。僕たちは自分たちでパワーユニットを作っているし、単なる自動車メーカーとして参戦するわけではない。本当にすべてをゼロから築いている」

    プロジェクトの困難さは理解しつつも、チームの内部には確かな手応えを感じているという。

    「もちろん簡単ではないし、やるべき仕事は山ほどある。でも、とても優秀な人材を新たに迎え入れていると感じている。もともとチームにいた人たちも、すごくモチベーションが高くて、素晴らしい仕事をしている。本当に、正しい方向に進んでいるという感覚がある」

    プロジェクトを成功させるためには、ドライバーとしての自分の役割も明確だとボルトレトは語る。

    「今やっていることを続けるだけだ。チームのそばにいて支え、コース上ではベストを尽くす。そして、ある意味でリーダー的な存在になることも大事だと思っている」

    ガブリエル・ボルトレト アウディ F1

    その中で重要な存在となるのが、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグだ。

    「ニコと一緒に、それはとても重要なことだ。最終的にクルマをドライブするのは僕たちだからね。どの方向に進みたいのか、クルマをどう開発していきたいのかを示す必要がある」

    一方で、個人的な目標設定については慎重な姿勢を崩さない。理由は、R26の競争力がまだ分からないからだ。

    「オーストラリアに行って、もしクルマが競争力不足だったら、自分が何を望んでいるかは関係なくなる」

    理想と現実を切り分けながら、ボルトレトは率直に語る。

    「もちろんレースに勝ちたい。でも現実的に考えれば、最初の年にそれが起きる可能性は低い。まだやるべきことが多すぎる」

    それでも、彼が強く求めているものは明確だ。

    「とにかく競争力を持ちたい。何かを争える位置にいたいし、シーズンを通して前進している姿を見たい」

    最後に、ボルトレトはその思いを一言で表現した。

    「一言で言うなら“進歩”だ。シーズンを通じてチームが成長し、改善し、毎戦少しずつでも良くなっていく。その姿を見たい」

  • アウディF1、R26が初走行 ヒュルケンベルグとボルトレトが手応え語る

    アウディF1、R26が初走行 ヒュルケンベルグとボルトレトが手応え語る

    アウディF1チームのドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトが、金曜日に行われたチーム初のシェイクダウン走行を終え、その感触を明かした。

    ザウバーの参戦枠を引き継いだドイツメーカーのアウディは、グリッドに並ぶ11チームの中で最も早くマシンを走らせるという大胆な決断を下した。初期仕様のR26は、走行距離200kmが認められたトラック走行枠を用い、カタルーニャ・サーキットでシェイクダウンを実施。エンジンはすでに12月19日に初始動を迎えていた。

    Motorsport Weekの報道によれば、R26はスペインのサーキットを走行する姿が確認されており、ヒュルケンベルグとボルトレトがそれぞれ半分ずつ走行時間を分け合った。

    走行後、両ドライバーはSNSを通じて、R26のステアリングを初めて握った喜びを表現した。

    「2026年1月9日、そして4つのリングが走り出した」とヒュルケンベルグは書き込んだ。

    「素晴らしい仕事だ、アウディF1」

    一方、ボルトレトは次のように綴っている。

    「この旅をようやく始められて本当にうれしい。アウディF1とともに迎えた、初めてのサーキットでの一日だ」

    アウディ F1

    チーム側もまた、この特別な瞬間を正式に認め、ジョナサン・ウィートリー率いる新生アウディF1チームにとっての“始まり”を強調した。

    「我々は正式に走り出した。R26が初めてサーキットを走った、バルセロナでの節目の瞬間だ」とチームは声明で述べた。

    「初日、初走行、そしてドライバーたちがマシンを体感する最初の機会となった」

    「この場所から、これからの道のりが始まる」

    アウディにとって1月は多忙な月となる。1月26日には、同じカタルーニャ・サーキットで最初のプレシーズンテストが予定されており、その6日前にはベルリンでの正式発表も控えている。

    さらにその2日後には、F1マニュファクチャラーとFIAによる会合に参加する予定だ。この会合では、新レギュレーションにおける規則文言の“想定外の解釈”を巡り、メルセデスとレッドブルが利用しているとされる問題について協議が行われる見通しとなっている。