カテゴリー: F1フランスGP

  • F1フランスGP、2011年の開催も非現実的

    F1フランスGP、2011年の開催も非現実的

    フランスGPは、今年のF1カレンダーに掲載されていないが、2011年も状況は変わりそうない。

    フランスのモーターレーシング統括団体FFSAのニコラス・デショー会長は、その後にいくつか候補地が挙がったものの計画が却下されたことを受け、彼はフランスの政治を批判した。

    「政府がスポンサーシップを行なうべきときもある」とニコラス・デショーはL’Equipeコメント。

    「ウラジーミル・プーチン(ロシア首相)が、ラーダでヴィタリー・ペトロフを支援すると発表したとき、フランスとの大きな差を感じた」

    「(フランス)政府は選挙を考えて、この問題を環境に分類して歪曲している」

    ニコラス・デショーは、マニクール、ポール・リカール、サルセルのプロジェクトが、フランスGPの会場候補地であると述べた。

    デショーは「サルセルの財政的実現可能性の説明を待っているところだ」と述べ、FIAのジャン・トッド会長と「定期的に連絡」をとっているとしている。

    「しかしフランスGPが開催される年を予想することはできない。2011年に開催されると考えるのは非現実的だ」

  • ディズニーランドでのF1フランスGP計画が頓挫

    ディズニーランドでのF1フランスGP計画が頓挫

    ディズニーランド・パリでのF1フランスGP開催が断念されることとなった。

    ディズニーランド・パリが土地を提供し、ラガルデール・スポーツ社が主催するこのF1開催計画には、第三者からの財政的支援が必要だったが、具体化されることはなかった。

    ラガルデール社は声明で「プロジェクトの進展に必要な条件だった他社との合意に達するのが不可能だと判明した」と説明した。

    マニクールでのフランスGPが2009年のカレンダーから消滅したあと、2010年のディズニーランドでの開催は、最も現実味のある計画だった。

    これにより、F1フランスGPは、2010年のカレンダーにも載らない可能性が高まった。

  • 2009年のF1フランスGPは中止か

    2009年のF1フランスGPは中止か

    2009年、フランスGPがF1カレンダーから消滅する可能性が高まった。フランス自動車連盟(FFSA)が、2009年フランスGPの開催支援を打ち切ることを明らかにした。

    FFSAは、来年の6月に予定されているマニクールでのレースが、「経済状況に関連した理由により」キャンセルされたとの声明を発表した。

    FFSAは今週、マニクールに代わって主催者となる可能性のある候補者と面会。その場には、バーニー・エクレストンも参加し、首都パリ近郊での開催に意欲をみせた。

    マニクールは今年、大々的な改修計画を発表していたが、F1の最高権威であるエクレストンは、以前から人里離れたマニクールを気に入っていないことを公言している。

    FFSA会長のニコラ・デショーは、既にカレンダーからの消滅が発表されたカナダGPと同様に、フランスGPが2009年カレンダーへ復帰することは非現実的であると説明している。

    「もし、FFSAに変わるプロモーターが現れなければ、フランスGPは2009年のFIA国際カレンダーに掲載されないだろう」

  • ヤルノ・トゥルーリ、フランスGPでの3位表彰台を振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ、フランスGPでの3位表彰台を振り返る

    フランスGPでトヨタに2年ぶりの表彰台をもたらしたヤルノ・トゥルーリ。今回の3位表彰台により、トゥルーリはドライバーズポイントで7位に浮上。トヨタもコンストラークターズ4位にあと1ポイントと迫った。トゥルーリは、フランスGPでの3位表彰台と今シーズンのパフォーマンスについて振り返った。

    3位入賞おめでとう! また表彰台に戻れたわけですが、どんな気持ちでしたか?
    「とにかく素晴らしい気持ちだったし、我々は完璧と言っていい週末を送っていただけに、この結果はチームの全員にとって最高のご褒美となった。ケルンのファクトリーでも全員がクルマを改善するために懸命に仕事をしていることは私も知っているし、マニクールでは私を担当するエンジニアたち、メカニックたち、そして全員が最大限のパフォーマンスを発揮してくれた。だからこそ、あの瞬間を彼らと表彰台の上で共有できたのは最高だったし、その後にピットガレージでみんなが満足した様子を目にできたのも嬉しかった。この結果はシーズン後半に向けて大きな励みになる」

    表彰台争いができるとレース前に考えていましたか?

    トヨタF1チーム(画像)

    「レースの週末の最初の段階では、確かに3位を狙えるとは予想していなかった。ただし新しい空力パーツがいくつかクルマに投入されていたので、パフォーマンスの向上は予想していた。そしてセッションが進むにつれ、自分たちがかなり上位にいるようだと感じ始めていたんだ。予選4番手というのは素晴らしい結果だったし、その後、トップ6でゴールできる可能性がかなり高いとも思った。もし全てが上手く進めば、あるいは表彰台を目指せるかもしれない、とね。素晴らしい結果を掴める可能性があると思っていたから、レースに向けてかなり燃えていたんだ。実際に全てが上手くいってとてもハッピーだよ」

    あなたにとってはタフなレースだったのでは?
    「いつも通り、レースの最初から最後まで限界までプッシュして走ったし、とにかくがんばって戦ったよ。簡単なレースではなかったけれど、でもスタート直後にフェルナンド・アロンソをかわした後は、自分たちにチャンスが巡ってきたと分かっていたから、絶対に諦めず、全ラップで懸命にプッシュしたんだ。自分たちより幾分速いクルマを相手に戦っていたから、順位を守るには相当にがんばらなければならなかった。キツかったけど、でも絶対に素晴らしい結果を手にするんだと心に決めていた。特に今回はオベ・アンダーソンに不幸が起こった直後のレースだったからね。彼はチームのためにとても多くのことを成し遂げてくれたし、我々は(いいレースをして)彼に敬意を表したいと思っていた。今回の素晴らしい結果を彼自身が目にできなかったのは残念だったが、でも彼に私の3位を捧げることができたのは素晴らしかった」

    最後の数周はいかがでしたか?
    「レースの最後のヘイキ・コバライネンとのバトルはとてもエキサイティングだった。すこし雨が降っていたが、前を走っている時は、各コーナーがどういう状況になっているのかが分からないため、一層ドライビングが難しくなる。誰かの後ろについて走る方が簡単なんだ。そのためヘイキが私にかなり接近し、大きなプレッシャーをかけてきた。でも絶対に順位を譲るつもりはなかった。残り2周で彼が私の横に並んだが、でもそこで私は踏ん張り、絶対に諦めたりもしなかった。ギリギリのバトルだったが、懸命に戦い、そして順位を守り抜いたんだ」

    その時の様子を説明してもらえますか?
    「彼が私の横に並び、私は内側のラインを走っていた。それでホイールとホイールが触れ合いそうになる程の接近したバトルになった。表彰台が近づいているのが分かっていたので、自分の順位を失いたくはなかった。私は彼に過不足ないスペースを与えていたので、接触はしなかった。あれはまるでゴーカートのレースみたいだったよ。F1であんな風にまたレースができる機会が巡ってくるなんて、予想もしていなかったけどね! 楽しい戦いだったし、それに私は順位を守れたわけだから尚更良かった。全レースで表彰台を目指しながらあんな風なレースをしたいくらいだよ!」

    昨年からどのくらい状況が変わったのでしょう?
    「今年の我々は昨年より遥かに競争力が高い。クルマのバランスがもっと良くなっているし、とてもドライブしやすいので私は昨年よりもっとプッシュできる。単純に言って、昨年よりクルマが速いし、従って我々の競争力も高くなった。既に2007年に稼いだよりも多くのポイントを手にしているが、このことにも我々の進歩が表れている。これはチームの全員が懸命に仕事をしているお陰だ。一番速いクルマに対しまだ幾分遅れをとっているのは我々も分かっているが、幾つかのレースではマクラーレンとBMW相手に戦えることを実証できている。そういったレースをもっと数多くしていきたいし、そうするためには更にクルマを改善していかなければならない。だが我々は間違いなく正しい方向へ進んでいると思う」

    最後に、今年の自分のドライビングをどう思いますか?
    「以前にも増していいドライビングをしていると思う。私には経験があるし、それに人は常にミスや経験から学ぶものだと思うから、自分自身も毎年良くなっていると信じている。戦闘力のあるクルマがあれば私は上位で戦える。これは間違いない。フランスでは私がどれほど決意が固く、レースに打ち込んでいるかを示すことができた。私はレースの最後まで戦い抜き、あのバトルを存分に楽しんだんだ」

  • セバスチャン・ベッテル、「ハミルトンのペナルティは妥当」

    セバスチャン・ベッテル、「ハミルトンのペナルティは妥当」

    セバスチャン・ベッテルは、フランスGPのルイス・ハミルトンンのドライブスルー・ペナルティを当然のこととして支持している。

    マクラーレンのルイス・ハミルトンは、ベッテルを追い越した直後にシケインをショートカット。この行為がスチュワードの審議対象となり、ハミルトンにドライブスルー・ペナルティが科せられた。

    このペナルティに対して、マクラーレン陣営はハミルトンを擁護。ノルベルト・ハウグは、「ベッテルも“問題なかった”と言うだろう」とコメントしていた。

    だが、当事者であるベッテルは、このペナルティを妥当なもとだという意見を述べた。

    「アデレード・ヘアピンの立ち上がりは、彼の方が良かった。僕はイン側にいて、ポジションを守ろうとして、6コーナー、7コーナーでは有利なラインにいた。でも、進入スピードはルイスの方が速かった。僕はアクセルを抜いてブレーキングしたけど、彼はまだ突っ込んできた。シケインをカットしようとしたのは明らかだった」

    ベッテルは、ハミルトンがすぐにポジションを譲ってさえいれば、ペナルティを受けることはなかっただろうと語る。

    「彼は完全にシケインを横切った。僕もモナコシのケインでブレーキが遅れて似たような状況になった。その結果2台を抜いてしまったけど、すぐに彼らを生かせた。それでおとがめなしさ。もしそのままポジションをキープしてたら、ペナルティだった。彼は、僕を先に行かせるべきだった。彼のマシンの方が優れていたから、いずれチャンスはあったはずだ」

  • マクラーレン、ハミルトンのペナルティを非難

    マクラーレン、ハミルトンのペナルティを非難

    マクラーレンは、フランスGPでルイス・ハミルトンに科せられてドライブスルー・ペナルティを非難した。

    ハミルトンはレース中、トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルをパスした際に、コーナーをショートカットした。その行為に対し、スチュワードはハミルトンに対してドライブスルーネナルティを科した。

    マクラーレンのチーム代表であるロン・デニスは、この処分に対して意義を述べた。

    「彼がコースを外れたことによって、ポジションを上げたとは思っていない。「コースから外れる前に、ハミルトンはすでにベッテルを抜いていたというのが我々の意見だ。コースオフでポジションを上げてなどいない。他の何によっても有利を得てなどいない」

    また、マクラーレンのエンジンパートナー、メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者であるノルベルト・ハウグも、このハミルトンのペナルティに反論した。

    「理由がはっきり分からない。セバスチャン・ベッテルが文句を言ったとは思えないよ。彼ならきっと、昨日マーク・ウェバーがそうしたように、私のところへやってきて、“別に問題なかったよ”と言うのではないか」

    ハミルトンは、カナダGPでの接触事故のため10グリッド降格のペナルティーを科されており、このペナルティが重なったもあってか、フランスGPを10位で終えた。

  • F1第8戦フランスGP決勝 (ドライバーコメント)

    F1第8戦フランスGP決勝 (ドライバーコメント)

    FORMULA 1 Grand Prix de France 2008

    1位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「素晴らしいレースだったし、素晴らしい結果だ。この勝利は、キミがマシンとペースに問題を抱えての走行だったから、僕にもたらされた。トラックで彼を打ち負かすのは難しかったかもしれない。2位でも満足だったけど、もちろん優勝はさらに満足だ。チーム全体と僕たちのパートナー、特にシェルに感謝したい。僕はチャンピオンシップをリードしているし、素晴らしい気分だ。でも、まだそれが何も意味しないことはわかっている。タイトルを目指しているし、まだ長い道のりからね。レースの序盤はキミに着いていくのに少し苦労していた。そのあと彼のエキゾーストが壊れ、なんとか抜くことができた。第2スティントで、僕はミスをしないように状況を管理した。特にわずかに雨が落ちてきたときはね。僕たちは今回のように作業を続けなければならない。まさにチャンピオンシップの終わりまでね。」

    2位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「優勝したかったので、少し残念だ。残念なことに、半分の距離を残して右のエキゾーストパイプが壊れ、特に低速コーナーのあとのストレートでエンジンは多くのパワーを失った。数周後、状況は良くなったようだけど、レースの終わり頃は、ストップする危険があった。この種のことはレースでは起こりうることだし、僕は良い面を見なければならない。8ポイントはまだ良い数だし、1-2フィニッシュはチームにとって素晴らしい結果だ。幸運なことに、僕いはマシンのおかげで序盤かなりリードできたし、本当にコンペティティブだった。F2008は明らかに強い。たいてい、この種の問題が起きたとき、リタイアは避けられないからね。チャンピオンシップはまだ長い道のりだし、昨年のこの時期よりも良いポジションにいる。次のシリーズで何ができるか見てみよう。」

    3位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
    「チーム全体にとって素晴らしい結果を獲得し、素晴らしい週末となった。トヨタ・モータースポーツのために多くの貢献をしてくれた故オベ・アンダーソンに、我々はこの結果を捧げたかったから、とにかく頑張ったんだ。今日はハードでタフな、そして素晴らしいレースだった。我々よりも速いクルマと闘わなければならなかったにも関わらず、我々のペースは良かった。私は本当に一生懸命闘わなければならなかったけれど、それこそ、人々が私とトヨタに望んでいることだったんだ。レース終盤で雨が降り出したときは、注意しなければならなかった。何故ならば、前を走っているときは、状況がどれだけ悪いかを判断するのは難しいからね。けれど、私は自分のリズムを取り戻して、まさしくゴーカートのようにホイールとホイールが接するほどの激しい闘いをヘイキと繰り広げたんだ。クルマの新しいパーツを作ってくれたファクトリーのメンバーから、今日パーフェクトなピットストップを行ってくれたメカニックのメンバーにいたるまで、チームは今週末に全くミスをしなかった。やるべきことはまだあるけれど、今日に関して我々は非常に満足しているよ。チームはとても素晴らしい仕事をしている。そして、クルマはさらに競争力を増していて、全員がやる気になっている。物事は進歩しているんだ。」

    4位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
    「グリッド降格処分を考えると、上々のリザルトだと思う。また、10番グリッドからスタートして4位フィニッシュしたことは、戦略の適切さを証明している。初回スティントでは、遅いクルマをオーバーテイクしようと何度もトライした。その甲斐あって、抜き去った後は後続に水を開けると同時に、先行車両との差を詰めることができた。レースを通じてマシンフィールが抜群だったうえ、ブリヂストンタイヤも的確に機能した。終盤はヤルノ(トゥルーリ)との差を詰めて、どうにか前に出ようとしたが、残念ながらそれは叶わなかった。ヤルノは必死にポジションを守った。彼のディフェンスに拍手を送りたい」

    5位ロバート・クビサ (BMW)
    「僕たちはここマニクールで望んでほど多くのポイントを取れなかった。週末全体で僕たちは抱えている問題を最小限にしようとしたし、レースは1周目で決まるだろうことをわかっていた。スタートで僕はヤルノ・トゥルーリをオーバーテイクしようとしたけど、できなかった。再びターン5の外側で試みたけど、うまくいかなかった。最終的に、満足していると言わなければならないね。僕は5位で、表彰台から2秒遅れただけだ。すぐに僕たちはここで何が起こったのか分析しなければならないし、次のレースでどう改善できるか調べなければならない。」

    6位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「最高のスタートではなかったが、第1スティントのペースは悪くなかった。フェルナンド(アロンソ)に付いて行こうとしていた。彼がすぐにピットインするだろうということは分かっていたからね。1回目のピットストップの前に、最高のラップを数回出すことができた。アウトラップは、ぼくよりも少し長いスティントのドライバーからのプレッシャーがまだあることを意識していて、タイヤも新しく燃料も重い状態で少し強く縁石に乗ってしまった。どうにか乗り越えることはできたが、危ない瞬間だった。その後は再びフェルナンドの後ろに落ち着いたが、彼の戦略もうまくいかなかったようで、ぼくたちにとってはそれが幸いした。今日はまた数ポイントを稼ぐことができたので、チームにとっては良かった。今回はレースまでが大変な週だったので、ファクトリーやサーキットのスタッフの努力を考えると3ポイントだって馬鹿にはできない。今日はトヨタが力強いレースを戦ったが、ぼくたちも今後でもっと良い結果を出していきたい」

    7位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
    「僕にとって問題なく全てがうまくいったのは初めてだ。マシンは良く、チームの戦略もうまくいったし、僕は今日、初ポイントを獲ることができた。満足しているし、残りのシーズンでも今回のように続けていきたい。」

    8位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
    「今日は期待はずれだった。表彰台のために戦えると確信していたけど、スタートであまりに多くのポジションを失ったし、そのあと昨日示したようなペースを見い出すことができなかった。マシンはストレートでは速かったけど、順位を上げることはできなかった。1ポイントは獲ったけど、イギリスGPではもっとうまくやってみせるよ」

    9位 デビッド・クルサード (レッドブル)
    「良いグリッドポジションだったのに、スタートで3つポジションを落としてしまったことにはがっかりしている。スタートラインで2つポジションを落とし、ターン5でコヴァライネンにアウト側から抜かれてもう1つポジションを落とした。今日は気温が低かったので、プライム・タイヤのバランスが期待したほど良くなかった。ぼくたちが考えていたよりもオプションが良いパフォーマンスを発揮した。これはフリー走行とは違う結果だったが、うまくいくレースもあれば、そうでないレースもあるんだよ」

    10位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「僕のドライブスルー・ペナルティは、とても厳しい呼び出しだった。自分としては、フェアにベッテルをオーバーテイクして、自分が先にコーナーに入ったと感じていた。だが、僕がアウト側だったので、クラッシュを避けるにはターンインを遅らせるしかなかった。その時にリアがブレークして、縁石に乗る羽目になった。それ以降は、チェッカーまでずっとプッシュし続けた。残念ながら、今季3戦目のノーポイントレースになってしまったが、まだ10戦も残っている。去年はキミ(ライコネン)が逆転でタイトルを勝ち取った。そう考えれば、落ち込む理由はどこにもない。トップとは10ポイント差。次は地元シルバーストンなので、巻き返しのきっかけとしたい」

    11位 ティモ・グロック(トヨタ)
    「私にとって、今日は厳しい日となった。好調なスタートを切れて、最初のスティントではクルマの調子が良かったから、かなりプッシュすることができたんだ。けれど、ピットストップの後にタイヤにめくれ磨耗が生じ、その結果、アンダーステアが出たため、同じペースを維持することに苦労したそれは、レースの大部分でクルマが滑っていたことを意味していて、戦略上でも、上手く行かなかった。ピットストップの度に症状は悪化していき、最終的にポイントを獲得することができなかった。しかし、ヤルノが3位表彰台を獲得できたのは素晴らしいことだ。彼とチームにとってパーフェクトな結果となった。前回のテスト以来、我々は確実に進歩を遂げている。そして我々のペースは、来るレースできっともっと良い結果を手に入れられるということを示している。」

    12位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
    「とても力強いレースを戦うことができたのだから、ぼくたちは胸を張って良いと思う。スタートと同じ12位での完走だったが、マクラーレンやBMWといったチームと同じ集団の中で走ることができた。BMWの一台を抑えることができたのは素晴らしかったと思う。単純にぼくたちの方がペースが良かったんだ。渋滞という点ではついていなかった。最後の15周は雨に期待していたが、フィニッシュの15分後にようやく降り出したんだ。全体的には満足して良いだろう。簡単なレースではなかったし、グレーニングがひどかったのでなおさら大変だった。しかし、これまでの数レースと比較するとパフォーマンスには格段の進歩があった」

    13位 ニック・ハイドフェルド (BMW)
    「13位が期待はずれの結果というとは明らかだ。僕はスタートで2つ順位を落とし、それを取り戻すことができなかった。これから僕たちは来週のシルバーストンのテストとそこでの次のレースに集中するつもりだ。」

    14位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
    「今日はマシンコントロールが難しく、いろいろな意味ですごく大変なレースだったが、僕らはレースの中で順位を上げることができた。予想通り、レースではマシンが少し良くなっており、適切な戦略と素早いピットストップにより、最後尾から順位を上げ、他のマシンに挑むことができた。今週、素晴らしい仕事をしてくれたエンジニアとメカニックに対し、ハードワークとたゆまぬモチベーションに感謝したい。しかし、これが辛い週末だったことに変わりはない。来週のシルバーストンでのテストに向け、ハードワークを続け、新しい開発で、これからの数戦では、さらに戦闘力を発揮できることを期待したい。」

    15位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    「僕たちにとって困難なレースだった。僕たちは2ストップ戦略でいくことに決めたたし、この状況下ではベストな指示だった。週末ずっと、僕たちはペース不足に苦しんだし、それはレースの間でも悪い影響を及ぼした。今日、僕たちはあまりうまくいかなかった。」

    16位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
    「カナダで、僕はフェラーリとBMWと戦っていた。ここでは、後方集団で戦っている。信じられないし、あまり良い気分ではないね。もっとうまく戦えると思っていた。いつものように全力を尽くしたけど、単純にマシンはスピードがなかったし、非常に困難だった。今は、シルバーストンでポイントを取ることを期待している。少なくとも、そこではグリッドペナルティはないだろうからね!」

    17位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
    「1ストップ戦略だった中嶋がスタートでぼくの前に出た瞬間にエンジンに少し異常があってレースに影響が出た。前の集団について行けなくなって、その後はライコネンに道を譲らなければならなかった。しかし、彼も不調だったので、実際にぼくは彼との距離を広げていた。それなのにブルーフラッグが出たのは、ちょっとひどいと思った。結局、彼を通すために3秒タイムロスして、その後は彼のうしろでもっとタイムロスしてしまった」

    18位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    「今日のレースの僕たちの目標は、完走することだった。そして、僕たちは完走した。僕たちはここ3レースをフィニッシュしていなかったから、この結果は嬉しいね。マシンは信頼性があったが、ペースは良くはなかった。昨日よりは良かったけど、前進しなければならない。今は、多くの改善を届けれくれるであろう新しいパーツを持ち込むシルバーストンのテストを楽しみにしている。」

    19位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「今年、僕たちはいくつか良いレースをしている。若干フラストレーションが溜まっていた。僕とジャンカルロの両方で、今回のレースで順位をあげるために、とてもアグレッシブな戦略があった。でも、運も必要だった。残念ながら、レースでは他の人に何も起こらなかった。だから、僕はリードラップのマシンを通過させ、リズムを逃し、多くの時間がかかった。うまく周回しているときに追い越していくマシンを見るのはがっかりした。ミドルスティントでのペースはOKだった。ただ、最終的に戦略がうまく働かなかったんだ。」

    –位 ジェンソン・バトン (ホンダ)
    「あまりにも早いリタイアで、タフな週末が終わった。スタートは良かった。その後、ボーデに並び、彼が1コーナーで内側に入って道を閉ざそうとするだろうと思ったので、彼の後ろにマシンを寄せたが、残念ながら、みんながコーナーに向けて減速しているときで、彼のリアに接触してしまった。フロントから風が入ってきたから、マシンのフロントで何かが破損しているだろうと思ったが、マシンは動いていたし、集団の後方にいたので、そのまま走り続けた。しかし、接触の衝撃でフロントウイングが外れかかっていたようで、最後のシケインで縁石に乗り上げたときに落下し、マシンのフロント部の下に入り込んでしまった。ノーズを交換したが、バージボードが外れていて走行不能だったので、リタイアせざるを得なかった。次は僕のホームグランプリだ。来週のシルバーストンでのテストでは盛りだくさんのメニューで準備にのぞむ。ポジティブな気持ちだし、楽しみだ。」

  • トヨタ、ヤルノ・トゥルーリが3位表彰台 (フランスGP)

    トヨタ、ヤルノ・トゥルーリが3位表彰台 (フランスGP)

    トヨタは、F1フランスGP決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが3位表彰台、ティモ・グロックは11位だった。

    トヨタF1チームにとっては、2006年4月のオーストラリアGP以来、2年2ヶ月ぶりとなる表彰台となった。

    また、先日事故で亡くなったオベ・アンダーソンに結果を捧げた。トヨタはチーム全員がオベに哀悼の意を表し、マシンやウエアなどに喪章をしてレースを挑んだ。

    ヤルノ・トゥルーリ  (3位)
    「チーム全体にとって素晴らしい結果を獲得し、素晴らしい週末となった。トヨタ・モータースポーツのために多くの貢献をしてくれた故オベ・アンダーソンに、我々はこの結果を捧げたかったから、とにかく頑張ったんだ。今日はハードでタフな、そして素晴らしいレースだった。我々よりも速いクルマと闘わなければならなかったにも関わらず、我々のペースは良かった。私は本当に一生懸命闘わなければならなかったけれど、それこそ、人々が私とトヨタに望んでいることだったんだ。レース終盤で雨が降り出したときは、注意しなければならなかった。何故ならば、前を走っているときは、状況がどれだけ悪いかを判断するのは難しいからね。けれど、私は自分のリズムを取り戻して、まさしくゴーカートのようにホイールとホイールが接するほどの激しい闘いをヘイキと繰り広げたんだ。クルマの新しいパーツを作ってくれたファクトリーのメンバーから、今日パーフェクトなピットストップを行ってくれたメカニックのメンバーにいたるまで、チームは今週末に全くミスをしなかった。やるべきことはまだあるけれど、今日に関して我々は非常に満足しているよ。チームはとても素晴らしい仕事をしている。そして、クルマはさらに競争力を増していて、全員がやる気になっている。物事は進歩しているんだ。」

    ティモ・グロック (11位)
    「私にとって、今日は厳しい日となった。好調なスタートを切れて、最初のスティントではクルマの調子が良かったから、かなりプッシュすることができたんだ。けれど、ピットストップの後にタイヤにめくれ磨耗が生じ、その結果、アンダーステアが出たため、同じペースを維持することに苦労したそれは、レースの大部分でクルマが滑っていたことを意味していて、戦略上でも、上手く行かなかった。ピットストップの度に症状は悪化していき、最終的にポイントを獲得することができなかった。しかし、ヤルノが3位表彰台を獲得できたのは素晴らしいことだ。彼とチームにとってパーフェクトな結果となった。前回のテスト以来、我々は確実に進歩を遂げている。そして我々のペースは、来るレースできっともっと良い結果を手に入れられるということを示している。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「ヤルノが3位表彰台を獲得してくれ、本当に嬉しい。ストラテジー、ピットストップとチームもミス無く仕事をこなせたし、ヤルノの最後10周は本当に彼の経験が物を言った、素晴らしいドライビングだったと思う。ティモが第2スティントでペースが上がらず順位を落としたのは残念だが、今回の結果はチームにも一段の弾みになったし、自信にもなった。更に上を目指して頑張りたい。」

    ジョン・ハウエット TMG社長
    「トヨタ・モータースポーツに関わる皆にとってファンタスティックな一日となった。久しぶりの表彰台獲得であり、我々は、この結果を、チームに多大な貢献をしてくれ、逝去が惜しまれる、オベ・アンダーソンに捧げたい。またクルマを改良するために一生懸命作業してくれた、ファクトリー、レースチーム、テストチームの皆へおめでとうと言いたい。先週のバルセロナで、我々は良いテストを行えた。そして、今日ヤルノは驚異的な仕事をしてくれた。終盤の走行では、激しい攻防戦となったが、ヤルノは非常に経験豊富だし、クリーンな闘いだったから、見ていて素晴らしかった。雨が降り始めたとき、彼は注意しなければならなかったが、コバライネンを後ろに抑えるために良い仕事をしてくれた。ティモにとっても励みになる週末となった。彼は予選ではとても良かったのだが、今日はトラフィックで上手く行かなかった。彼はヤルノと比べて、アンダーステアに苦しんでいたので、我々はそれを調査しなければならないだろう。両車が汚れている側のコースから素晴らしいスタートを切ることができたので、この先もそれが続けられたらいいと思っている。もちろん、我々のペースは先頭グループにまだ遅れをとっているので、プッシュし続けなければならないが、今日の結果には非常に満足している。」

  • マクラーレン、コバライネン5位、ハミルトンはノーポイント (フランスGP)

    マクラーレン、コバライネン5位、ハミルトンはノーポイント (フランスGP)

    マクラーレンは、F1フランスGP決勝レースで、ヘイキ・コバライネンが4位、ルイス・ハミルトンがは10位だった。

    昨日の予選で5グリッド降格ペナルティが科せられ、10番グリッドからのスタートとなったヘイキ・コバライネンだが、安定したペースで順位をあげ、4位でフィニッシュした。

    一方、10グリッド降格により、13番手からスタートしたハミルトンは、レース序盤にコースアウト時にセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクしたとみなされ、ドライバースルーペナルティが科せられ、ポイント圏内でのレースから離脱。ハミルトンはペナルティに不満を述べた。

    ヘイキ・コバライネン (4位)
    「グリッド降格処分を考えると、上々のリザルトだと思う。また、10番グリッドからスタートして4位フィニッシュしたことは、戦略の適切さを証明している。初回スティントでは、遅いクルマをオーバーテイクしようと何度もトライした。その甲斐あって、抜き去った後は後続に水を開けると同時に、先行車両との差を詰めることができた。レースを通じてマシンフィールが抜群だったうえ、ブリヂストンタイヤも的確に機能した。終盤はヤルノ(トゥルーリ)との差を詰めて、どうにか前に出ようとしたが、残念ながらそれは叶わなかった。ヤルノは必死にポジションを守った。彼のディフェンスに拍手を送りたい」

    10位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「僕のドライブスルー・ペナルティは、とても厳しい呼び出しだった。自分としては、フェアにベッテルをオーバーテイクして、自分が先にコーナーに入ったと感じていた。だが、僕がアウト側だったので、クラッシュを避けるにはターンインを遅らせるしかなかった。その時にリアがブレークして、縁石に乗る羽目になった。それ以降は、チェッカーまでずっとプッシュし続けた。残念ながら、今季3戦目のノーポイントレースになってしまったが、まだ10戦も残っている。去年はキミ(ライコネン)が逆転でタイトルを勝ち取った。そう考えれば、落ち込む理由はどこにもない。トップとは10ポイント差。次は地元シルバーストンなので、巻き返しのきっかけとしたい」

    ロン・デニス
    「実にチャレンジングな週末だった。だが、ヘイキは素晴らしいドライビングを披露するとともに、チェッカーフラッグまでいいファイトをしてくれた。ルイスは、ドライブスルーペナルティで大きなダメージを受けた。今週末のことはそのまま受け入れて、前に向かって歩みを進めたい。戦闘力のあるマシンがあるうえ、ふたりの素晴らしいドライバーに恵まれているので、チームには確かな力がある。英国GPに集中して、最良のリザルトを残したい。シルバーストンでは、上位で戦える自信がある」

    ノルベルト・ハウグ
    「ペース自体は悪くなかった。ルイスは、ドライブスルーペナルティさえなければ、3位でフィニッシュできたはずだ。ヘイキは、10番グリッドからスタートして4位チェッカーという素晴らしい仕事をしてくれた。それだけにトゥルーリをオーバーテイクできなかったことが残念だ。とはいうものの、ファンはヘイキの敢闘精神を喜んでくれたに違いない。次は英国、その次はドイツと、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとって、2戦連続のホームGPが待ち受けている。ルイスと首位の差は10ポイントにすぎない。残りレースを考えれば、大きな差ではない」

  • フェラーリ、幸運なマッサ優勝と不運なライコネン2位 (フランスGP)

    フェラーリ、幸運なマッサ優勝と不運なライコネン2位 (フランスGP)

    フェラーリは、F1フランスGP決勝レースで、フェリペ・マッサが1位、キミ・ライコネンが2位に入り、ワン・ツーフィニッシュを決めた。

    フェリペ・マッサは、この優勝によりドライバーズランキングのトップに躍り出た。
    ポールポジションからスタートしたキミ・ライコネンは、序盤から素晴らしいペースで2位を走るマッサを離したが、エキゾーストパイプが折れるというトラブルが発生し、トップを守ることができなかった。

    フェリペ・マッサ (1位)
    「素晴らしいレースだったし、素晴らしい結果だ。この勝利は、キミがマシンとペースに問題を抱えての走行だったから、僕にもたらされた。トラックで彼を打ち負かすのは難しかったかもしれない。2位でも満足だったけど、もちろん優勝はさらに満足だ。チーム全体と僕たちのパートナー、特にシェルに感謝したい。僕はチャンピオンシップをリードしているし、素晴らしい気分だ。でも、まだそれが何も意味しないことはわかっている。タイトルを目指しているし、まだ長い道のりからね。レースの序盤はキミに着いていくのに少し苦労していた。そのあと彼のエキゾーストが壊れ、なんとか抜くことができた。第2スティントで、僕はミスをしないように状況を管理した。特にわずかに雨が落ちてきたときはね。僕たちは今回のように作業を続けなければならない。まさにチャンピオンシップの終わりまでね。」

    キミ・ライコネン (2位)
    「優勝したかったので、少し残念だ。残念なことに、半分の距離を残して右のエキゾーストパイプが壊れ、特に低速コーナーのあとのストレートでエンジンは多くのパワーを失った。数周後、状況は良くなったようだけど、レースの終わり頃は、ストップする危険があった。この種のことはレースでは起こりうることだし、僕は良い面を見なければならない。8ポイントはまだ良い数だし、1-2フィニッシュはチームにとって素晴らしい結果だ。幸運なことに、僕いはマシンのおかげで序盤かなりリードできたし、本当にコンペティティブだった。F2008は明らかに強い。たいてい、この種の問題が起きたとき、リタイアは避けられないからね。チャンピオンシップはまだ長い道のりだし、昨年のこの時期よりも良いポジションにいる。次のシリーズで何ができるか見てみよう。」