カテゴリー: F1フランスGP

  • ホンダ | 2019年 F1フランスGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダ | 2019年 F1フランスGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブルとトロロッソの両チームにとってF1フランスGPの初日は多くの有益なデータを得ることができたフリー走行となり、実りあるものとなった。

    アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台とレッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、新しくアップデートされたPU(パワーユニット)を使用しての走行となった。

    新しいPUの仕様に問題はなく、このレースウイーク初日から力強さを見せた。FP1ではアストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが4番手、ピエール・ガスリーが6番手、そして旧スペックのPUを使用していたレッドブル・トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが10番手と、ホンダのPUを搭載した4台中3台がトップ10に入るという好発進を見せた。

    ダニール・クビアトはFP1を14番手、そしてFP2は全体で一番の走行距離を走りきり15番手となった。アレクサンダー・アルボンはFP2で13番手となったが、11番手のアントニオ・ジョヴィナッツィとわずか0.05秒差と中団争いは接戦となりった。8番手のピエール・ガスリーと7番手のカルロス・サインツの差はさらに僅差の0.016秒差と大激戦。マックス・フェルスタッペンは6番手に入った。

    今日のFP1、FP2で得たデータを活かし、土曜日のFP3と予選でポール・リカール・サーキットでのPUの威力を最大限に発揮できるよう、チーム一丸となり取り組んでいく。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    本日のフランスGP初日には、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台と、レッドブル・トロロッソ・ホンダのクビアト選手のマシンにスペック3のPUを投入しました。アルボン選手に投入しなかった理由としては、トロロッソの2台が同時にペナルティーを受けることを避けるためです。今日は大きなトラブルもなく、スムーズな一日となり、新しく投入したスペック3のセッティングも順調に進めることができました。今晩、さらに細かい部分のデータを分析し、明日の予選とレースに備えます。

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    まだやるべきことは残っていますが、フェラーリと互角に戦えるパフォーマンスはあると思います。メルセデスは速すぎますが、明日に向けてなにが改善できるかデータを解析したいと思います。タイヤがどのように作用するか予測するのが難しく、ソフトタイヤがミディアムタイヤより断然速いかといえばそうでもなさそうなので、きっと予選はおもしろくなるでしょう。今朝はこのレースウイークに合わせていいセッティングも見つけられたので、一日を通してチームとして総合的に悪くない日となりました。

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    今日は実りある一日にすることができました。たくさんの新しいパーツを使用しテストしたので、これからチームと共になにが作用したか、なにがうまくいかなかったかを解析していく必要があります。新しいホンダのPUについては、まだはっきりとフィードバックできるほど時間をかけて走行できていないのですが、さらにポテンシャルを引き出せるよう今夜努めていきたいと思います。現状の感触はよく、信頼性も問題ないので、あとはパフォーマンス面でチームが求めていることを発揮できているかを調べる必要があります。コースのコンディションとターマックがタイヤとグリップの問題を難しくさせているのではないでしょうか。このレースウイークに予想していたコンディションとは少し違いましたが、これはどのチームにも言えることだと思います。最初FP1ではグリップ力が低かったのですが、午後には少し改善が見られたので、さらに状態が上がっていくことに期待したいです。ソフトタイヤにあまり期待ができなさそうなので、どの作戦がベストか、そして日曜日に向けてなにができるか見つけ出したいと思います。

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    今日はすべてが順調にいったという日ではありませんでした。路面温度がとても高くタイヤをどううまく使えるのかを探るのに苦戦しましたが、FP1からFP2にかけて大きく改善することができました。今日得たデータをよく解析し、予選に向けてなにが改善できるか見つけたいと思います。いつものように中団争いは僅差なので、0.1秒でもタイムを縮める策を見つけてQ3進出を目指します。

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    有益な一日となり、総合的には悪くない初日だったのではないでしょうか。タイヤに関して理解をするのは簡単ではありませんでしたが、多くのことを学ぶことができました。FP2は特に問題なく走行することができ、マシンが今どのような状態であるかを知ることができました。僕にとっては決勝に向けた準備にフォーカスして行いたかったのですが、今日はショートランでのマシンの挙動を調べるための走行をメインに行いました。チームにとって必要なことはほぼカバーできたので、あとはどれだけ改善していけるかが重要だと思います。

  • アルファロメオF1、アップデート投入で復調の兆し / F1フランスGP

    アルファロメオF1、アップデート投入で復調の兆し / F1フランスGP

    アルファロメオ・レーシングは、F1フランスGP初日のフリー走行で、キミ・ライコネンが9番手タイム、アントニオ・ジョビナッツィが11番手タイムを記録。両ドライバーとも復調に自信をみせている。

    ここ3戦をノーポイントで終えてるアルファロメオ・レーシングは、今週末のF1フランスGPでアップグレードを投入。初日の走行では再びトップ10争いに加われる速さを垣間見せた。

    9番手タイムで終えたキミ・ライコネンは「ラップタイムを見れば状況は簡単にわかるはずだ。でも、いつものように金曜日から多くを読み取ることはできない」とコメント。

    「今日は全体的にはポジティブな1日だったと思う。もっとクルマの力を引き出すために仕事を続けなければならない。予選をどの位置で終えられるか見てみよう」

    11番手で終えたアントニオ・ジョビナッツィは「トップ10に近いところで1日を終えたし、初日の走行としては満足できるものだった」とコメント。

    「ミッドフィールドはまだ本当にタイトなので、今夜は残りのパフォーマンスを見つけ出すために多くの仕事をしなければならない。でも、ポジティブなスタートだ。明日はまた別の一日だし、集中して懸命に仕事をして、予選でできるだけベストなクルマに仕上げる必要がある。目標はQ3のままだ」

  • メルセデス、盤石のワンツーも更なるバランス改善へ / F1フランスGP

    メルセデス、盤石のワンツーも更なるバランス改善へ / F1フランスGP

    メルセデスAMG F1チームは、F1フランスGPのフリー走行で、バルテリ・ボッタスが唯一の1分30秒台を記録してトップタイム。2番手にもルイス・ハミルトンが続き、他に大きくギャップを築いた状態で初日を終えた。

    開幕から7連勝を続けているメルセデスは、ポール・リカールでも他を圧倒する速さで週末をスタート。それでもまだバランス面で改善できる部分はあると両ドライバーは口を揃える。

    1分30秒937を記録して初日をトップタイムで終えたバルテリ・ボッタスは「序盤は簡単ではなかった。午前中は通常よりもトラックがかなり滑りやすかったので誰も苦戦していたと思う。でも、路面はすぐに進化していったし、特にコーナーではラップ毎に大きなゲインを感じることができた。路面が改善すればするほど、クルマのバランスは良くなっていると感じることができた」とコメント。

    「バランスの問題はあったけど、クルマは走り出しから速さがあったし、それは常に良いスタートだ。セッション間に良い変更を施すことができたし、FP2でははるかに快適に感じることができた。ラップタイムが向上したのはそのためだ。本当に暖かいし、今後も暑くなっていくだけだろうから特に日曜日はタイヤは限界に達するかもしれない。僕たちはラップ全体を通してのバランスにまだ苦しんでいるし、明日何を改善できるかを確認するために今夜はデータをじっくり精査していく」

    2番手タイムのルイス・ハミルトンは「とても暑い一日だったけど、ほとんどのプログラムを消化することができた。クルマのバランスが少し難しい。新しいターマックと高い路面温度によるものかもしれない。今日、路面は55~60度に達していたと思う」とコエント。

    「全体的にクルマのペースは本当にいい感じだし、バランスを微調整するだけでいいと思う。FP2のラップはあまりいいものではなかった。ターン3で大きなスナップが出て、うまくキャッチできたと思ったんだけどね。損後、最終的にパワーユニットに小さな問題が発生して、ガレージに入らなければならなかった。それでも大きいな問題はなくスムーズな一日だった」

    メルセデスのコースサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは「タイヤとクルマのパフォーマンスという点で興味深い一日だった」と振り返る。

    「最近、サーキットのすべてのコーナリング領域が再舗装されており、ソフトタイヤが新しいターマックにかなり苦しんでいるのはソフトタイヤだった。我々のペースはかなり良さそうだったが、リアタイヤのグリップが乏しいことによってバランスはかなり狂っていた。クルマを落ち着かせるためにいくつか変更を施し、両方のドライバーが午後にはより良い感触を持っていた」

    上記でルイス・ハミルトンが語っているパワーユニットの小さな問題は、エンジンのミスファイヤだったとアンドリュー・ショブリンは空る。

    「バルテリはクリーンなセッションを過ごしたし、軽い燃料での彼のペースは良く、ロングランでも一貫性があった。ルイスは正しい場所でクルマのバランスを掴むのに少し苦労していたし、ソフトタイヤでの走行でミスをしていた。そのタイヤで続けようとしたが、直後にミスファイヤが検出されたことで、調査のためにクルマを戻さなければならなかった。問題は修正することができ、ロングランの作業のために戻すことができた。レース燃料ではルイスにとってクルマはうまく機能しているようだった」

    「リア周りをさらに改善できるかどうかを確認するために今夜は少しやらなければならない作業はあるが、クルマはそれなりに機能している。全体的にはとても満足している」

  • ルイス・ハミルトン 「あのコースオフはもっと悪い結果を招いていた」

    ルイス・ハミルトン 「あのコースオフはもっと悪い結果を招いていた」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1フランスGPのフリー走行2回目にマックス・フェルスタッペンとのニアミスに繋がったコースオフはさらに悪い結果を招いたいた可能性があったと振り返る。

    ルイス・ハミルトンは、ターン4の入り口でリアのコントロールを失ってボラードを吹き飛ばしてランオフエリアまでドリフト。コントロールを取り戻してコースに復帰したが、後ろに迫っていたマックス・フェルスタッペンはコース外を走ることを余儀なくされた。

    「深刻な瞬間だった。自分でも驚いた」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「スピンしていたらウオールにぶつかっていた。ドリフトをコントロールしていた。ブレーキをかけたり外したりし、少しアクセルを踏んだりしながら、バランスを保とうとしていた」

    「ちょっとクールだったとね。だから、ぶつからなくて満足しているのは確かだ。タイヤもあまり傷つけなかった」

    ルイス・ハミルトンは、出来る限り慎重にコースに再合流したが、マックス・フェルスタッペンのことは目ていなかったと認める。

    「ミラーを見ていたけど、白線に沿った後ろには何も映っていなかった。マックスは反対側のレースのかなり遠くにいた」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「とにかく邪魔にならないようにゆっくりと走ろうとしていたら、彼が突然やってくるのが見えた。幸運にも僕はに近づきづぎることはなかったし、コーナーで彼をストップさせることはなかった。彼は出口で大きなスナップをが出ていたと思う」

    「しかし、そうだね、僕たちはそこにいた。実際にこのようなことは起こることだし、それは意図的なものではなかった」

  • フェラーリ、新型フロントウイングは不発? / F1フランスGP

    フェラーリ、新型フロントウイングは不発? / F1フランスGP

    フェラーリは、F1フランスGP初日のフリー走行でシャルル・ルクレールが3番手タイム、セバスチャン・ベッテルが4番手タイムだった。

    フェラーリは、今週末のフランスGPに改良を施した新しいフロントウイングを投入して、旧型との比較テストを実施したが、それほど劇的な改善は見られなかった。元々、今回のアップデートは“小さな進歩”であり、今後の開発の方向性を確認するためのものだとされている。

    4番手タイムで終えたセバスチャン・ベッテルは「新しいパーツの全てが期待通りにパッフォーマンスを発揮していたわけではないし、多くの仕事があると言わなければならない。明日もう少しパフォーマンスを発揮できるように今夜分析する多くのデータを得ることができたと思う」とコメント。

    フェラーリは、F1カナダGPでの決勝でのセバスチャン・ベッテルに対するペナルティの再審を請求したが、プラクティス後に行われた聴聞会では新たに提出した証拠は不十分だと判断され、請求を却下された。

    この件に関してセバスチャン・ベッテルは「カナダの件に関しては、僕たちはカナダのレースでのスチュワードの意見に共感できなかったし、新しいものをもたらすことができると考えた。この件がもう先に進まないことにはがっかりしているけど、それが今の僕たちの状況だし、前に進まなければならない」と語った。

    一方、3番手タイムを記録したシャルル・ルクレールはクルマに満足できているようだ。

    「全体的に今日のセッションの内容にはかなり満足している。クルマのフィーリングは良かったし、新しいパーツもテストできた。自信はるけど、まだ力強い予選のためにクルマをベストなコンディションに仕上げるためには多くの作業をしなければならない」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「僕たちのライバルは強いし、明日にむけて全てをまとめ上げるために自分たちのことに焦点を合わせなければならな。改めてこのサーキットはドライブしていて楽しかった。他とは少し異なるトラックだ。ウォールがかなり離れていているのでプラクティウではよりプッシュできる。明日の朝にクルマに戻るのを楽しみにしている」

  • ルノーF1、アップグレードの効果は未知数 / F1フランスGP

    ルノーF1、アップグレードの効果は未知数 / F1フランスGP

    ルノーF1チームは、F1フランスGP初日のフリー走行で、ダニエル・リカルドが12番手タイム、ニコ・ヒュルケンベルグが14番手タイムだった。

    ルノーは、母国レースとなるフランスGPにむけてフロアを含めた空力アップグレードを投入。また、ダニエル・リカルドには新しい“スペックB”エンジンが投入された。

    だが、初日はまだ評価の段階であり、両ドライバーともにトップ10圏外でセッションを終えている。特にタイヤに苦戦しており、ショートランが課題だとシャシー担当ディレクターのニック・チェスターは語る。

    「興味深い初日の走行となった。午前中は生産的だったが、午後には少しペースを失っていたように思う。ロングランではかなり競争力がありそうだが、ショートランではペースを見つけなければならない」とニック・チェスターはコメント。

    「タイヤコンパウンド間のデルタは予想外だった。それほど差はない。データを精査し、明日までに新しいアップグレードをすべて機能させられるように評価していく必要がある」

    12番手タイムのダニエル・リカルドは「今日はタイムシートでは実際にクルマがどんな感じだったかは現れていないかもしれないけどポジティブだった」と振り返る。

    「一日のすべての走行を通してクルマは良さそうだった。予選仕様でのソフトタイヤでの走行はちょっとトリッキーだった。路面温度が高いと特にね。その部分で少し逃しているかもしれない。そこまで離されているとは感じていないし、明日にむけて楽観的なのは確かだ。アップグレードはポジティブそうだし、さらに改善を見つけるためにデータを精査していく」

    14番手タイムのニコ・ヒュルケンベルグは「クルマに関しては堅実な金曜日だったし、必要としていたことを消化し、午後には新しいパーツをテストした」とコメント。

    「感触はポジティブだし、励みになっている。とても暑いコンディションだったので乗っているのがチャレンジングだった。全体的にまずまずの一日だったし、特にロングランで多くのデータを集められた部分は良かった。軽い燃料でのペースにもう少し取り組まなければならない」

    「このサーキットはいろんなバリエーションのコーナーがあってかなり要求が厳しい。いつものように僕たちはそのスイートスポットを見つけるために調べていかなければならないことがある」

  • ピエール・ガスリー 「ホンダのスペック3エンジンの感触はいい」

    ピエール・ガスリー 「ホンダのスペック3エンジンの感触はいい」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1フランスGP初日のフリー走行で8番手タイムを記録。ホンダの“スペック3”エンジンについては“感触はいい”と語った。

    「今日は実りある一日にすることができた。たくさんの新しいパーツを使用しテストしたので、これからチームと共になにが作用したか、なにがうまくいかなかったかを解析していく必要がある」とピエール・ガスリーはコメント。

    「新しいホンダのPUについては、まだはっきりとフィードバックできるほど時間をかけて走行できていないけど、さらにポテンシャルを引き出せるよう今夜努めていきたいと思う。現状の感触はよく、信頼性も問題ないので、あとはパフォーマンス面でチームが求めていることを発揮できているかを調べる必要がある」

    「コースのコンディションとターマックがタイヤとグリップの問題を難しくさせているのではないだろうか。このレースウイークに予想していたコンディションとは少し違ったけど、これはどのチームにも言えることだと思う。最初FP1ではグリップ力が低かったけど、午後には少し改善が見られたので、さらに状態が上がっていくことに期待したい。ソフトタイヤにあまり期待ができなさそうなので、どの作戦がベストか、そして日曜日に向けてなにができるか見つけ出したいと思う」

  • マックス・フェルスタッペン 「フェラーリと互角に戦えるパフォーマンス」

    マックス・フェルスタッペン 「フェラーリと互角に戦えるパフォーマンス」

    マックス・フェルスタッペンは、F1フランスGP初日のフリー走行で6番手タイムを記録。ホンダの“スペック3”エンジンを搭載し、“フェラーリと互角に戦えるパフォーマンスはある”と語った。

    マックス・フェルスタッペンは、FP1を4番手タイム、FP2を6番手タイムで終了。レースウイークに合わせていいセッティングを見つけられたと語る。

    「まだやるべきことは残っているけど、フェラーリと互角に戦えるパフォーマンスはあると思う。メルセデスは速すぎるけど、明日に向けてなにが改善できるかデータを解析したいと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「タイヤがどのように作用するか予測するのが難しく、ソフトタイヤがミディアムタイヤより断然速いかといえばそうでもなさそうなので、きっと予選はおもしろくなるだろう。今朝はこのレースウイークに合わせていいセッティングも見つけられたので、一日を通してチームとして総合的に悪くない日となった」

  • 2019年 F1フランスGP | フリー走行2回目 動画ハイライト

    2019年 F1フランスGP | フリー走行2回目 動画ハイライト

    2019年のF1世界選手権 第8戦 フランスGPのフリー走行2回目が6月21日(金)にポール・リカール・サーキットで行われた。

    暑くなることが予想されていたF1フランスGP。現地時間15時の開始時には気温25.5度、路面温度54.6度まで上昇。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトからコースインして90分間のFP2セッションがスタートした。

    午前中に続いてメルセデスが速さを見せる展開。セッションの折り返し時点でメルセデスのバルテリ・ボッタスがソフトタイヤで1分30秒937をマークして1分30秒台に突入した。昨年のポールタイムは1分30秒029。

    スピンするドライバーはいるものの、大きなインシデントはなく淡々とセッションは進んでいったが、ルイス・ハミルトンがボラードを吹き飛ばしてコースオフ。後ろからマックス・フェルスタッペンが迫ってくるなかでコースに合流してコーナーのイン側を通過。アウト側のフェルスタッペンは曲がり切れずにコースオフ。スチュワードはこの件をセッション後に審議するとしている。

    メルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダ、マクラーレンとコンストラクターズ選手権の順位のとおりのタイムシートとなっていたが、マクラーレン勢がそれぞれレッドブル・ホンダを一台ずつ上回る。

    その後も各チームがロングランを主体にプログラムを実施。タイムシートは大きく動くことなく進行した。

    タイムシートのトップに立ったのはバルテリ・ボッタス。2番手につけたチームメイトのルイス・ハミルトンは今ひとつまとまりに欠けるセッションとなり、0.424秒がついた。

    3番手のシャルル・ルクレールはトップから0.649秒差、セバスチャン・ベッテルは0.728秒差と初日はメルセデスと大きな差がついた。

    5番手はマクラーレンのランド・ノリス。フェラーリとレッドブルの間に入る好パフォーマンスをみせた。チームメイトのカルロス・サインツもピエール・ガスリーを上回っている。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンが29周を走行してトップから1.112秒差の6番手となる1分32秒049。ピエール・ガスリーはトップから1.511秒差となる8番手タイムとホンダの“スペック3”エンジンを搭載しているものの、トップ2チームとの差はそこまで縮まっていない印象だ。

    9番手にはキミ・ライコネン。チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィも11番手と最近低迷してきたアルファロメオ・レーシングが復調の兆しを示しており、面白いミッドフィールドバトルになりそうだ。

    トロロッソ・ホンダは、FP1に続いてスペック2のアレクサンダー・アルボンが13番手タイムをマーークし、15番手だったスペック3のダニール・クビアトを上回った。

    F1フランスGP フリー走行3回目は、明日22日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。

  • ホンダF1 「スペック3のセッティングは順調に進んでいる」

    ホンダF1 「スペック3のセッティングは順調に進んでいる」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1フランスGP初日のフリー走行を振り返った。

    ホンダは、今週末のF1フランスGPに“スペック3”エンジンを投入。レッドブルの2台とトロロッソのダニール・クビアトは、新しくアップデートされたPUを使用しての走行となった。新しいPUの仕様に問題はなく、このレースウイーク初日から力強さを見せた。

    「本日のフランスGP初日には、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台と、レッドブル・トロロッソ・ホンダのクビアト選手のマシンにスペック3のPUを投入しました」と田辺豊治はコメント。

    「アルボン選手に投入しなかった理由としては、トロロッソの2台が同時にペナルティーを受けることを避けるためです」

    「今日は大きなトラブルもなく、スムーズな一日となり、新しく投入したスペック3のセッティングも順調に進めることができました。今晩、さらに細かい部分のデータを分析し、明日の予選とレースに備えます」