カテゴリー: FOTA

  • FOTA、2010年のKERS廃止に合意

    FOTA、2010年のKERS廃止に合意

    F1チームからなる組織FOTA(Formula One Teams’ Association)は、KERSがあまりに高価であるため、2010年のF1ではKERSを廃止することで合意した。

    2009年は一部のチームしかKERSを搭載しておらず、FOTAは2010年にKERSを廃止するかどうかの投票を実施。多数決により、2010年はKERSを廃止することで合意に至った。

    トルコGPでKERSを使用したチームは、フェラーリとマクラーレンだけだった。

    BMWザウバーはKERSの存続を強く望んでいたが、チーム代表のマリオ・タイセンは多数決に従うつもりだと語る。

    「我々はKERSに投票した。しかし、これまでの他のFOTAの決定と同様、我々は多数決に従うつもりだ」

    2010年のテクニカルレギュレーションではKERSの使用は許されているが強制ではない。また、FIAがKERSを非合法とするレギュレーション変更を拒んだとしても、FOTAの合意はKERSの未使用には十分である。

    フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、たとえフェラーリがこれまでKERSの開発に多くの時間と労力を投資していたとしても、KERSを廃止するとの決定の方が好ましいとコメントしている。

    関連:KERS
    2010年 F1レギュレーション案

  • マックス・モズレー 「反対チームは独自の選手権を立ち上げればいい」

    マックス・モズレー 「反対チームは独自の選手権を立ち上げればいい」

    FIA会長のマックス・モズレーは、2010年のF1参戦に関する既存F1チームの要求に屈することはないと主張する。

    FOTAの9チームは、新しいコンコルド協定に6月12日までに署名し、提案中の予算制限案を破棄し、FOTA独自のコスト制限提案に同意することを条件として、2010年F1へのエントリーを提出した。

    しかし、マックス・モズレーは、そのような短期間でコンコルド協定はまとまりそうもないと考えており、不満ならば既存F1チームは、独自にチャンピオンシップを立ち上げればよいと語る。

    「こんな遅くにコンコルド協定が届き、6月12日までにサインされるわけがない」

    「現在、我々は対立しているが、誰が正しいかはそのうち分かるだろう。我々は彼らにこう言っている。『自分たちでルールを作りたいなら、自分たちでチャンピオンシップを立ち上げることができるだろう』とね。しかし、我々はF1世界選手権を持っている」

    「我々はF1世界選手権のためにルールを作る。60年間そうしてきたし、我々はそれを続けるつもりだ」

    13チーム以上の新チームが2010年エントリーを申請したとされており、既存チームがF1に参戦しなくても、グリッド数は満たされることになる。

  • マックス・モズレー 「FOTAの提案は非現実的」

    マックス・モズレー 「FOTAの提案は非現実的」

    マックス・モズレーは、FOTAの提案が“非現実的”であり、彼らの提案に従うつもりはないことを示唆した。

    FOTAを除名されたウィリアムズを除くFOTAの9チームは、2010年F1エントリーの申請期限である5月29日に条件付きのエントリーを提出した。

    FOTAは、FIAが2012年のコンコルド協定に署名し、提案中の予算制限案を破棄し、FOTA独自のコスト制限提案に同意することを条件としており、それが実現しない場合は、参戦は“無効”であると明言している。

    しかし、FIA会長のマックス・モズレーは、FOTAの要求に素直に従うことはなさそうだ。

    「ルールを作るのは我々だ」とマックス・モズレーは語る。

    「60年間そうしてきたし、今後もそれを続けていく」

    マックス・モズレーは、FOTAの望むコンコルド協定の提案は「非常に遅く」仕上がったので、6月12日までにサインするのは不合理だと述べた。

    また彼は、F1チームが締め切りの数時間前に2010年参戦を申請したことについても批判した。

    「新チームに嫌がらせをしていたのは明らかだ」

    さらにF1チームがフラビオ・ブリアトーレの豪華クルーザーでコスト削減に関する会議を開催したことも指摘している。

  • FOTA、予算キャップの受け入れは拒否

    FOTA、予算キャップの受け入れは拒否

    FOTAの全9チームが、暫定的なエントリーを提出し、FITAとF1チームとの対立は緩和されたようにみえたが、実際は、F1チームが予算キャップ案を受け入れたわけではない。

    フェラーリのチーム代表であるステフェノ・ドメニカリは、FOTAはマックス・モズレーの予算制限コンセプトを受け入れることは「絶対にない」と主張する。

    29日(金)、FOTAを除名されたウィリアムズを除くF1チームは、209日に2010年のF1世界選手権へのエントリーを提出したが、このエントリーは2010年規約の改定を条件としており、FIAがエントリーを自動的に承認するわけではない。

    ステファノ・ドメニカリは、既存F1チームは2009年の規約をもとに2010年を「FOTAが提案したように変更」することを求めていると主張。報じられている2010年を1億ユーロ、2011年に4,500万ユーロと段階的な予算キャップの導入は否定した。

    ドメニカリは、チームは独自に予算を監視するべきだとしており、小規模チームは650万ユーロのカスタマーエンジンとギアボックスなどなどのコスト削減方法を利用できると述べた。

    また、FOTAが提案した新規約のひとつとして、シーズンあたりに導入する新しいウィングの数を制限することがあることを明らかにした。

    「他にもポイントはあるが、FIAと話し合っている現時点では、これ以上の詳細の話はできない」

  • ジョン・ハウエット、2010年のF1エントリーを語る

    ジョン・ハウエット、2010年のF1エントリーを語る

    トヨタのジョン・ハウエットが、2010年F1へのエントリーを語った。

    トヨタは、FIAの予算キャップ案に反対してF1撤退を示唆していたが、最終的に6月12日までにコンコルド協定のサインすること、レギュレーションを改訂することを条件に暫定的なエントリーを提出するというFOTAの決断に従った。

    条件付きのエントリーを提出しましたか?
    FOTAのメンバーである9チーム全てが提出した。我々はその1つだ。

    それは6月12日にコンコルド協定にサインすることと、FIAによってレギュレーションが改正されることを条件としています。この合意は良い進歩を果たしましたか?
    確信はしていないが、チームのポジションは明確だ。

    FIAから何か反応はありましたか?
    これまで、多くは得られていない。2010年の技術的な内容に関して、何度か非公式な議論はあったが、まだ正式な承認があったとは思っていない。

    2010年のレギュレーションにどのような改正を求めていますか? 予算キャップなしのコスト削減を求めていますか?
    その通りだ。建設的な多くの提案がある。それはかなり包括的な文書であるが、コメントすることは適切ではないだろう。それはTRWG(テクニカル・レギュレーションズ・ワーキング・グループ)を通過し、チャーリー・ホワイティングとFIAの技術委員会で議論され、考慮されることになっている。かなり広範囲なパッケージだ。

    それは、特定の非パフォーマンスと識別されるコントロールパーツを許可することを含め、以前のFOTAの提案をもとに作り上げられているのですか?
    その通り。それらの方針に沿っている。特定のマテリアルは、純粋にコストと無駄を削除するという活動プロセスのもとに制限される。私もFOTAのメンバーも素晴らしいシリーズになると信じている。

    予算キャップ、またはそのように呼ばれるものは、2011年のためにまだ議論中ですね。それに対するFOTAのポジションはどのようなものですか?
    FITAはコストを削減する建設的な方法において、メンバー間で非常に具体的な合意に達した。しかし、現時点では予算キャップに関して、議論されているとは思わない。

    2011年の規約で後日議論にのぼると思いますか?
    管理方式は、コンコルド協定のもとで効率的に管理されなければならない。我々は、規定変更が将来について建設的でポジティブな方法で管理される、永続性があり、スポーツを良い方向に発展させるレギュレーションが保証される正しい管理プロセスを期待している。

    2010年に参入する新チームのための譲歩はありますか?
    FOTAの見解では、そこに2つの焦点がある。1つは、我々は全員が同じルールで競争しなければならないと考えていること。2つ目は、誰もシリーズに加わる新しいチームに反対していないということだ。エンジンとトランスミッションをリースするコストを削減するためにかなりの努力がなされた。18ヶ月の期間で50%以上削減された。チームをサポートし、F1にアクセスし、エントリーするためのコストを削減するために多くの効果的な方策がなされた。

    全員がコンコルド協定にあと2週間でサインすると確信していますか?
    我々は商業的権利者と合意に向けて6ヶ月以上取り組んできた。文書は、多くの隙間が完全に削減され、成熟した段階にある。我々は基本的にそれができない理由はわからない。本当にプロフェッショナルでバランスのとれた文書だ。署名を渋ることはあるかもしれないが、個人的にすべての企業利益において協定を結ぶのを拒む理由はないと思う。

    現時点で、2010年に対する議論がなされる可能性はありますか?
    本当にわからない。全員がどれくらい心を開くかにかかっている。実際の提案をみれば、非常に具体的で建設的だ。

    なにか2011年に関しての提案はありますか?
    何もない。FOTAメンバーの間には、将来の明確なヴィジョンがあるが、今は既存のスポティングレギュレーションとテクニカルレギュレーションをもとにした2010年の改訂を提案した状況であり、そこにはスポーツ全体を永続されるコンコルド協定にサインするという明確な意向がある。いったんそれが達成されれば、発展的に新しい加入者をどのように取り組むべきか、彼らのためにどのようなサポートレベルを広げられるかをすぐに議論を始めることができる。コストにおいて、より少ない変化、より影響が低いことだ。

    ウィリアムズのFOTAからの一時的な除名はなにか影響はありますか?
    それが状況を変えるとは思っていない。我々のエントリーは、必要条件が満たされる前の条件付きのものだ。私が知る限りでは、ウィリアムズは、公表されたレギュレーションのもと、予算制限チームとしてチャンピオンシップにエントリーした。

    現在起きていることに関して、FIA会議は予定されていますか?
    いいや。我々はどのような反応があるか待っているところだ。

    FIAが拒絶した場合、そのあとはどうなりますか?
    当然、他のチームに代わってコメントすることはできない。さらなる重役会議が必要になるだろうが、我々の多くが、実際に状況が満たされない場合、真剣に選択肢を考慮しなければならないと感じている。

    全てが6月12日までに同意されると思いますか?
    それはFIAによって承認されたエントラントが発表される日付だ。

    決議されることを確信していますか?
    プレスリリースをみれば、我々全員が、政治的なポジショニングを止め、スポーツの改善に集中するためにFIAと協力的かつ積極的に働くことに目を向けていることがわかるだろう。それがFOTAが今年、ドライバーの有用性、テレビ放送の改善、より多くのテレメトリーデータともに、取り組んでいることだ。我々はただ同一のフィールドで競争し、全員が建設的に企業を経営し、専門的かつ正しい方法でどのように新しい参加者を統合するか議論したいだけだ。常に欠けているのは、分け前を増大させ、スポーツにおいて収益の残りがどのように再投資されるかを理解しなければならないということだ。

    商業的な権利所有者との交渉はどうですか?
    私が認識している限りでは、解決される必要がある3〜4つの小さな問題があった。率直に言うと、それらのほとんどはモナコでまとめられた。商業的な側から、問題を解決するには3〜4日もかからないだろう。

    FOTAの提案には、ジュニアドライバーのためのサードカーの条項はありますか?
    提案にはないと思うが、我々は常にFIAと商業的な権利所有者に、そこに懸念があるか、そして、彼らがさらなるクルマを運用することを望むのであれば、多数のチームがそれを行う気があることを述べている。

    2011年に新しいチームが参加するのを奨励していますか?
    新しいチームの参加については、FOTAからはいかなる異議もないと考えている。それをどのように管理するかは建設的に議論される必要がある。コンストラクターズチャンピオンシップの問題や歴史的にカスタマーカーに反対してきたウィリアムズのようなチームは、非常にそれを得意としている。新規参入者の数を満たすには、実用的な解決法を見つける必要のある問題がまだある。

  • 全F1チームが2010年F1エントリーを提出

    全F1チームが2010年F1エントリーを提出

    既存の全てのF1チームが2010年のF1選手権にエントリーを提出したことをFOTAが発表した。

    ただし、今回のエントリーは暫定的なものであり、6月12日前の新しいコンコルド協定への同意、2009年に基づくレギュレーション、同一の監査機関などの実現などを条件としている。

    またFOTAチームは、新規F1チームのF1参戦を支援するシステムを生み出すことを宣言している。

    FOTA プレスリリース

    全てのFOTAチームは、本日、2010 FIA F1世界選手権への条件付きのエントリーを提出した。FOTAは、FIA F1世界選手権に関与し、向こう3年の選手権を戦うため、コストを大幅に削減するという重要な行動に満場一致で同意し、メンバー全員が長期的に参加することを決定した。同時に、技術的な競争とスポーツの挑戦を維持し、新チームがF1世界選手権への参加を容易にするシステムを生み出した。

    これらの基準は、FOTA内で2009年にすでに決定したことと一致しており、エンジンとギアボックスの大きな節約を達成するものだ。全てのFOTAチームは、原則として2010年の世界選手権にエントリーした。

    1)コンコルド協定は、2099年6月12日以前に全てのチームによってサインされ、その後、全てのFOTAチームが2012年までF1で戦くことを明言する。コンコルド協定の更新は、全てのチームが、堅実な統制のもと永続性を保証する正式な関係で団結することで、スポーツの将来の安全を提供する。

    2)2010年のレギュレーションの基礎は、現在の2009年レギュレーションであり、FOTAがFIAに提出した提案に従って、修正される。全てのFOTAチームの2010年F1世界選手権へのエントリーは、(a)全てのFOTAチームは同一の監査機関のもとで2010年F1世界選手権を戦うことを許可され、(b)それらが全体として受け入れられる、という理解のもと、本日提出された。

    全てのFOTAチームは、永続的な安定性と堅実な統制を提供することによって、健全で成功したF1の将来のために堅実な基盤を築くという目的のもとでFIAと積極的かつ生産的に協力することを楽観的に考えている。

  • FOTA、新規F1参戦チームを支援することで合意

    FOTA、新規F1参戦チームを支援することで合意

    F1チームからなる組織FOTAは、2010年にF1に新規参入するチームを援助するために技術的なパートナーシップのシステムを提案することで合意した。

    29日の2010年のF1エントリーの締め切りを前に、FOTAは新チームを援助することでFIAは合意した。FOTAは、この妥協案が新F1チームが予算キャップを大きく超えた資金供給なしに初年度を戦えると期待している。

    FOTAは、来季を移行年として2010年と2011年で2ステップの予算制限を設ける「グランドパス」のアプローチを推進している。

    この案は、2010年は1億ユーロに予算が制限され、2011年からは45ユーロに削減されるとみられている。

    技術的なパートナーシップは、新F1チームに設計ノウハウだけでなく、特にパフォーマンスに影響しないパーツ面を援助する。

    FOTAの提案は、報道されたカスタマーカーは容認せず、2011年に新F1チームが予算制限のもとに独自の収益で競争することを確実にする構造を目指したものと思われる。

    FOTAはまた、パフォーマンスに影響しない部分の共有する可能性を含め、予算キャップのコンセプトをさらに発展させる方法を議論している。

    最終的な合意には至っていないが、FOTAとFIAはエントリー最終期限前に決議がなされることを確信しているとみられている。

  • F1:2010年はカスタマーカー容認か

    F1:2010年はカスタマーカー容認か

    FIAとF1チームの予算キャップ論争の落とし所として、カスタマーカーが容認されることになるかもしれない。

    FIAは、2010年からF1に4,000万ポンド(約58億円)の予算制限を導入しようとしているが、既存F1チームの希望は1億ユーロ(約132億3,000万円)とされており、その乖離は大きい。

    27日(水)にロンドンでの会議を終えたFOTAは、モナコでFIAのマックス・モズレー会長が提案した妥協案を受け入れることで最終的に合意したとされている。

    マックス・モズレーは、2010年をF1規約の移行年として設定することに同意したとみられており、これはマクラーレンとメルセデスによって推進されてきた妥協点のようだ。

    2010年からF1はフルコンストラクターの参戦が義務付けられるとされていたが、F1に新規参入を目指すチームのために、2010年はカスタマーカーの使用が許可されることが技術的な妥協点にされるとみられている。

    他の可能性としては、外部監査による強制的な予算管理ではなく、監査法人「Deloitte(デロイト)」と共に費用をチーム自らが取り締まることになる可能性が浮上している。

    実際、モナコGPでは合意に近い妥協案があったと考えられているが、フェラーリとトヨタが、予算を制限するというコンセプトを断固として拒否したとされている。

  • FOTA、ウィリアムズを一時除名処分に

    FOTA、ウィリアムズを一時除名処分に

    FOTAは、ウィリアムズを一時除名処分にすることを決議した。

    FIAの予算削減案に対して、全てのF1チームがFOTAのもとで同盟を結んでいたが、ウィリアムズは同盟を破り、2010年F1選手権にエントリーしてことをが月曜日に明らかになっていた。

    FOTAは、27日(水)にロンドンで会合を開き、ウィリアムズを「一時活動停止」とするとの声明を発表した。

    「残念だが、FOTAの決断は理解できる」とフランク・ウィリアムズはコメント。

    「しかし、その業務内容がF1のみというレーシングチームや企業として、パートナーや従業員への義務のためにも来年のチャンピオンシップにエントリーを提出することは疑う余地のないことだった」

    「また、FOMおよびFIAとの契約で、我々が2012年末までワールドチャンピオンシップに参戦することが法的に義務づけられている」

  • F1チームとマックス・モズレーの会議は合意に至らず

    F1チームとマックス・モズレーの会議は合意に至らず

    F1チームとFIAのマックス・モズレーは、22日(金)に長時間の会議を行ったが、合意には至らなかった。

    F1チーム各首脳は、マックス・モズレーとの会議の前に、ルノーのフラビオ・ブリアトーレが所有する豪華クルーザー“フォース・ブルー号”で3時間にわたるFOTAの会合を開催。

    その後、オートモービル・クラブ・デ・モナコでFOTAとマックス・モズレーの会議が行われたが、FOTAの会長を務めるフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロは、金曜日に解決策は見いだされなかったことを明らかにした。

    「長く、生産的な会議だった」とモンテゼーモロは語る。

    「FOTAは話し合いのため明日も会議を開き、その後、再びモズレーと会うことになっている」