カテゴリー: フォーミュラE

  • フォーミュラE | アウディ、チーム総合2位でシーズン終了

    フォーミュラE | アウディ、チーム総合2位でシーズン終了

    フォーミュラE選手権の最終戦(第13戦)が、ニューヨークで開催され、アウディは、最後の1周までチャンピオンシップのタイトルをかけて、このレースを戦った。その結果、Team Audi Sport ABT Schaeffler(チーム アウディ スポーツ アプト シェフラー)は、チームランキング総合2位を獲得した。

    一方ドライバーズランキングでは、アウディドライバーのルーカス・ディ・グラッシが、総合3位で2018/2019シーズンを終了した。

    最終戦では、Audi e-tron FE05を駆るAudi customer team (アウディカスタマーチーム) Envision Virgin Racing(エンヴィジョン ヴァージン レーシング)のロビン・フラインスが優勝し、チームランキング3位を確定させた。

    新しい第二世代のレーシングカーで行われた今シーズンは、ドラマチックで手に汗に握るレースが続いた。5大陸にまたがって13戦が開催されたこのシーズンでは、8つのチームの9人のドライバーが優勝した。ポールポジションも、10人の異なるドライバーが獲得している。ニューヨークで行われた最終戦では、4人のドライバーと3つのチームに、タイトル獲得の可能性が残されていた。

    今シーズン合計5回優勝のAudi e-tron FE05は、もっとも多くの勝利を獲得したフォーミュラEマシンとなった。さらに、Audi e-tron FE05は、10回の表彰台、1回のポールポジション、8回のファステストラップを記録し、その優れたエネルギー効率と戦闘力の高さを示した。

    昨年同様、Team Audi Sport ABT Schaefflerは、チームタイトルをかけて最終戦を戦った。ニューヨークで開催された2連戦、ルーカス・ディ・グラッシは、セーフティカーも導入されて大荒れの展開となった初戦土曜日のレースでもポイントを獲得し、ドライバーズタイトルへの望みをつないでいた。今シーズンのレースを終え、ダニエル・アプトとルーカス・ディ・グラッシは、最終的にランキング首位のDS Techeetah(DSテチーター)との差を24ポイント縮めた。その結果、トップとわずか19ポイント差で、チームランキング総合2位を確定させた。

    チーム代表のアラン・マクニッシュは「チーム一丸となって最後まで全力を尽くし、その結果、タイトルに限りなく近づくことができました。昨年と同様に、最終ラウンドではDS Techeetahと大きなポイント差がありましたが、今年は逆転してタイトルを獲得することはできませんでした。それでも、私はチームを誇りに思います。彼らはハードワークを続け、精力的に作業をこなし、決意を持ってシーズンを戦いました。来シーズンも、同じ決意で臨むつもりです。私たちは、今年の11月に開催されるシーズン初戦を既に見据えています」とコメント。

    アウディ・モータースポーツ代表のディーター・ガスは「今季は、すべてのチームとドライバーにとって、スリリングなシーズンとなりました。私たちは、チームタイトルとドライバーズタイトルの両方をかけて、最後の1戦まで戦いました。ファクトリーチームとして、最終戦は完全に満足できる内容ではありませんでしたが、Audi customer teamのEnvision Virgin Racingは、このレースで優勝することができました。これによって、彼らはチームランキングで3位となりました。アウディにとって、これは素晴らしいことです」と語った。

    Team Audi Sport ABT Schaefflerは、過去すべてのシーズンで、総合ランキングのトップ3に入っている。これは、ディ・グラッシについても同様だ。彼は、今シーズンのドライバーズランキングで総合3位となった。2年前の2016/2017シーズンではタイトルを獲得し、それ以外でも2回、ランキング2位となっている。

    最終戦で、ディ・グラッシは11番グリッドからスタートし、7番手までポジションを上げたが、ミッチ エバンス(パナソニック ジャガー レーシング)にサイドバリアに押し出される形となり、チェッカーフラッグ目前でリタイアを余儀なくされた。今季2回優勝を飾っているディ・グラッシは「アクシデントがあってもなくても、チャンピオンシップの結果に影響はありませんでした。5年連続で、3位以内でシーズンを終了することができて誇りに思います。アウディ、ABT、そしてシェフラーの素晴らしいチームに感謝したいと思います」と語った。

    ダニエル・アプトは、ニューヨークの2連戦の両方で、上位6人で争われる最終予選のスーパーポールに進出。さらに、日曜日の最終戦では、最速ラップを記録して追加のポイントを稼ぎ、5位でフィニッシュした「今日は、全力を出し切りました。厳しいシーズンでしたが、結果には満足しています。もちろんチームタイトルを獲得したかったのですが、これだけ競争の激しいチャンピオンシップで2位になったことを、チームの全員が誇ることができると思います」とダニエル・アプトは語った。

    Envision Virgin Racingチームのドライバー、ロビン・フラインスは、最終戦で記念すべき2勝目を挙げた。スタート後の第一コーナーで素晴らしいオーバーテイクを見せたドイツ人ドライバーのフラインスは、ポールポジションからスタートしたアレクサンダー・シムズ(BMW i アンドレッティ モータースポーツ)をパスし、価値ある勝利をチームにもたらした。チームメイトのサム・バードも、力強いパフォーマンスを見せて、このレースを4位でフィニッシュした。

  • フォーミュラE | アンドレ・ロッテラー、ポルシェ移籍が決定

    フォーミュラE | アンドレ・ロッテラー、ポルシェ移籍が決定

    ポルシェは、フォーミュラEへのフル参戦を開始する2019/20年シーズンのドライバーとしてアンドレ・ロッテラーと契約したことを発表した。

    過去2シーズンをテチーターで戦ったアンドレ・ロッテラーは、すでに発表されているニール・ジャニとともにポルシェのドライバーを務める。

    アンドレ・ロッテラーは、アウディがFIA 世界耐久選手権から撤退した後、2017年からポルシェのLMP1チームに加入。それ以来、ポルシェのファクトリードライバーを務めている。

    「2019/2020シーズンのABB FIAフォーミュラEチャンピオンシップでポルシェと戦うことを本当に楽しみにしている」とアンドレ・ロッテラーは語った。

    「僕は2017年からポルシェの一員となり、特にニールlと仕事をしたときに共同で成功した多くの素晴らしい思い出がある」

    「僕たちは2017年にポルシェLMP1チームで一緒に走り、この2年間はレベリオン・レーシングでWECを戦った」

    「僕たちがポルシェ・フォーミュラEチームのドライバーペアになることは素晴らしいこだ。新しいタスクと将来のチームとのコラボレーションを楽しみにしている」

    ニール・ジャニは、2019/20年に向けた非公開メーカーテストの最初の段階で、元のポルシェのLMP1ドライバーであるブレンドン・バートレーとともにポルシェを走らせている。

    ブレンドン・ハートレーは、今年の初めにポルシェ・フォーミュラEチームの来シーズンのレースドライバーとして参加することに“興味を持っている”とかたっていたが、チームはフォーミュラEでのレース経験のあるドライバーと契約することを好むと考えられていた。

    ニール・ジャニは、2017/18のFEチャンピオンシップの最初の2レースでドラゴン・レーシングでレースをしていたが、香港でのレース後にチームを離れていた。

    ポルシェ・モータースポーツの副社長でフォーミュラEチームの代表を務めるフリッツ・エンジンガーは「2台目のポルシェ・フォーミュラEのコックピットのためにアンドレに署名することは間違いなく正しい選択だ」とコメント。

    「彼は3年間ポルシェのワークスドライバーであり、チームとジャニのことを本当によく知っている」

    「そして、アンドレが過去2回のフォーミュラEシーズンからもたらす経験から恩恵を受けることができる」

    「ニールとアンドレは、ポルシェのワークスがフォーミュラEに入るための完璧なドライバーペアリングを実現する」

    「我々は、この強いドライバーペアリングで、初シーズンとなる2019/2020シーズンのABB FIAフォーミュラEチャンピオンシップに臨むことを楽しみにしている」

  • フォーミュラE | ジャン・エリック・ベルニュがチャンピオンを2連覇

    フォーミュラE | ジャン・エリック・ベルニュがチャンピオンを2連覇

    ジャン・エリック・ベルニュが、2018-19シーズンのフォーミュラEのチャンピオンを獲得。タイトルを2連覇した。

    7月14日(日)にフォーミュラE 最終戦ニューヨークePrixが開催され、ロビン・フラインスが優勝。7位でフィニッシュしたジャン・エリック・ベルニュ(テチーター)が136ポイントを獲得してシーズン5のタイトルを獲得した。

    元トロロッソのF1ドライバーであるジャン・エリック・ベルニュは、昨シーズンもタイトルを獲得しており、タイトル2連覇を達成した。チームタイトルもテチーターが2連覇した。

    ジャン・エリック・ベルニュ
    「これ以上チームのことを誇りに思うことはできない。去年はテスト日数がないなかでプライベートチームとして非常に少ないリソースで僕たちは素晴らしい仕事をした。今年はDSが多くのリソースをもたらしてくれたけど、もちろん、チームとして成功するまでには時間がかかった。でも、最終的に僕たちは素晴らしい仕事ができたし、チームのことを本当に誇りに思う。次のシーズンにむけてチームの自信を高めてくれると思うし、僕は最高のフォーミュラEチームに所属していると強く信じている。これを続けていくために懸命に仕事を続けていく」

  • フォーミュラE | 第12戦 ニューヨークePrix 結果:日産が待望の初優勝!

    フォーミュラE | 第12戦 ニューヨークePrix 結果:日産が待望の初優勝!

    フォーミュラE 第12戦 ニューヨークePrixの決勝が7月13日(土)に行われ、日産e.damsのセバスチャン・ブエミが優勝。今季から参戦を開始した日産に初勝利をもたらした。

    今週末、ニューヨークのブルックリンストリートサーキットでダブルヘッダーで開催されるニューヨークePrixにおいて第12戦と第13戦が行われ、フォーミュラE選手権のシーズン5が終了する。

    45分+1周の決勝。ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ブエミは、数回のセーフティカーを物ともせずトップでチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで参戦第12戦目にして日産自動車に初勝利をもたらした。

    2位にはミッチ・エバンス(ジャガー)、3位にはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW)が続いた。

    Formula E

  • ホンダ、フォーミュラE参戦に興味も「F1での成功が最優先」

    ホンダ、フォーミュラE参戦に興味も「F1での成功が最優先」

    ホンダは、フォーミュラE参戦に興味があり、同シリーズの代表を務めるアレハンロド・アガグと話し合いをしたが、F1でさらなる成功を収めるまでは参戦の可能性は低いとしている。

    フォーッミュラEは、大きな電気自動車市場である日本で知名度を上げたいと考えており、以前から日本でのレース開催をターゲットにしている。アレハンロド・アガグは日本人ドライバーのフォーミュラEへのフル参戦を熱望している。

    フォーミュラEは、過去にホンダと協議の場を設けたとされており、ホンダも以前にフォーミュラEの費用対効果とテクノロジーが好印象を持ってる述べていた。

    ルノーは、フォーミュラEにコミットした最初の自動車メーカーの1社だが、F1チームに専念するためにパワートレインの開発作業とチームはアライアンスパートナーの日産に引き継いでいる。

    山本雅史は現在ホンダF1のマネージングディレクターを務めているが、今年の初めまでホンダのモータースポーツ活動を統括していた。

    山本雅史はF1とフォーミュラEは“まったく異なるカテゴリー”だが、ホンダにとって“有益”だと感じている。ホンダはヨーロッパで電気自動車 Honda eを発表したばかりだ。

    「フォーミュラEはストリートレースとして都市内で行われており、純粋(伝統的)なレースではなく、レースを使用した広告のようなものです」と山本雅史は Autosport にコメント。

    「ホンダとして、我々はアレハンドロ・アガグと会話をしています。私たちは常にこの分野に注目しています」

    「我々はすでに電気自動車を発表しており、近い将来ヨーロッパで発売される予定です。我々の電気自動車に興味を持っているホンダの顧客はたくさんいるので、彼らにアピールするのは良いことだと思います」

    「それにレースからロードカーまで活用できるテクノロジーがなければなりません。それが我々が興味を持っている理由です」

    マクラーレンで壊滅的な3年を過ごした後、ホンダはトロロッソとレッドブルでF1内の評判を再構築した。

    先週末のF1オーストリアGPではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝。この勝利はホンダとして2015年のF1復帰以降初、通算では2006年8月のハンガリーグランプリ以来13年ぶり73度目のグランプリ制覇となった。

    山本雅史は、ホンダは他のレーシングプロジェクトに乗り出す前にF1でより広範囲に成功を収める必要があると語る。

    「我々はF1に集中したいと思っています。ホンダがレースをするなら勝たなければなりません」

    「このカテゴリーで満足するにはある程度のレベルに到達する必要があります。現時点ではそれが最優先事項です」

    ホンダの2020年以降のF1での将来は定かではなく、取締役会は7月下旬にF1プログラムの将来について議論するとされている。マックス・フェルスタッペンの勝利は中期的なF1の未来を決定する上で重要なタイミングでもたらされた。

    ホンダのフォーミュラEプロジェクトは2020/21シーズン前に始動することはなく、それ以降にエントリーする可能性が高いと考えられている。

    いずれにせよ、ホンダは既存のフォーミュラEnoエントリーをそのまま購入するか、自動車メーカーに属していないチームと提携する必要がある。

    ヴァージング・レーシングはフォーミュラEで唯一の純粋なカスターマーチームだが、アウディと複数年契約を結んでいる。また、ドラゴン・レーシングは独自にパワートレインを製造している。

    フォーミュラEでは、契約上、2台の車両を走らせる最大12チームに制限されているため、それ以上拡大することはできない。来期からはポルシェのワークス参戦が決定している。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ、F1シート喪失の場合はフォーミュラEに転向?

    ニコ・ヒュルケンベルグ、F1シート喪失の場合はフォーミュラEに転向?

    ルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは、F1シートを喪失した場合にはフォーミュラEに転向すると報じられている。

    噂では、メルセデスがエステバン・オコンをルノーにローン移籍するよう働きかけており、今シーズン末でニコ・ヒュルケンベルグがルノーのF1シートを失うのではないかと噂されている。

    オーストリアのパドックでは、ニコ・ヒュルケンベルグがポルシェからフォーミュラEに参戦するとの噂が広まった。

    2015年にポルシェとともにル・マン24時間レースを制しているニコ・ヒュルケンベルグだが、焦点はF1だと語る。

    「ルノーにはまだ有効なオプションもある」とニコ・ヒュルケンベルグは Auto Motor und Sport にコメント。

    「それらのいくつかはそれ自体を保護することになるだろう。今後数週間はまだよく眠れると思う」

    パドックでは評価の高いニコ・ヒュルケンベルグだが、F1デビュー以来の表彰台未登壇記録という不名誉な記録を更新し続けている。また、現時点では新加入のダニエル・リカルドと比べて輝くことができていない。

    「自分がやっていることはわかっている。何らかの理由で常にうまくいかなかった。僕のせいでもあれば、技術のせいのときもあった。環境のせいのときもあった」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「でも、全力を尽くしてその統計を変えたいと思っている」

    今のところ、2020年のニコ・ヒュルケンベルグの将来は開かれている。

    「すべてがとてもシンプルだ。僕は競争力のクルマに乗りたい。現時点では何も言えることはない。レースに集中している」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「いずれにしろ急ぐ理由はないし、どうなるか見てみよう」

  • フォーミュラE | 2019/20シーズンの暫定カレンダーを発表…韓国で初開催

    フォーミュラE | 2019/20シーズンの暫定カレンダーを発表…韓国で初開催

    フォーミュラEは、2019/20シーズンの開催日程を発表。12都市で14ラウンドが開催され、韓国が新たにカレンダーに加わった。

    FIA 世界モータースポーツ評議会の会議を経て、フォーミュラEのシーズン6のカレンダーが発表された。現時点で2つのラウンドが未定となっており、既存のレースからはマラケシュ(モロッコ)、三亜(中国)、スイスがカレンダーから外れている。

    シーズン6は、11月22日と23日のダブルヘッダーとなるディルイーヤE-Prixで開幕。今期は12月15日の開催だったが、3週間早い開幕となる。だが、現段階ではまだダブルヘッダーでの開催はサウジアラビア政府の承認待ちとなっている。

    12月14日の第3戦はまだ未定。ここにマラケシュが入ると予想されているが、まだ複数の都市と交渉が行われている。この日程はWECの第2戦バーレーンと日程が衝突することになる。

    第4戦サンティアゴ(チリ)、第4戦メキシコシティ(メキシコ)、第5戦香港、そして、新たに追加される第10戦ソウル(韓国)、最終2戦のロンドン(英国)はまだFIAによるサーキット承認待ちとなっている。

    シーズン6はポルシェの2台が追加されることでより長いトラックレイアウトに変更されると考えられている。

    香港の後の第7戦はまだ未定となっているが、ここに現在交渉中の三亜(中国)が入ると考えられている。

    来シーズンは、スイスでのレースは開催されないが、復帰の可能性も評価されている。

    フォーミュラE 2019/20シーズン 暫定カレンダー

    Rd 開催日 都市 国
    1 2019年11月22日 ディルイーヤ ※※ サウジアラビア
    2 2019年11月23日 ディルイーヤ サウジアラビア
    3 2019年12月14日 TBC TBC
    4 2020年1月18日 サンティアゴ ※ チリ
    5 2020年2月15日 メキシコシティ ※ メキシコ
    6 2020年3月1日 香港 ※ 中国
    7 2020年3月21日 TBC ※ 中国
    8 2020年4月4日 ローマ イタリア
    9 2020年4月18日 パリ フランス
    10 2020年5月3日 ソウル ※ 韓国
    11 2020年5月30日 ベルリン ドイツ
    12 2020年6月20日 ニューヨーク アメリカ
    13 2020年7月25日 ロンドン ※ イギリス
    14 2020年7月26日 ロンドン ※ イギリス

    ※ サーキットの承認待ち
    ※※ ダブルヘッダーは政府の承認待ち

  • フォーミュラE | 日産e.dams 第8戦 ベルリンePrix 決勝レポート

    フォーミュラE | 日産e.dams 第8戦 ベルリンePrix 決勝レポート

    日産自動車は、5月25日(土)にドイツのベルリンで開催された「ABB FIAフォーミュラE選手権」の第10戦ベルリンePrixに参戦し、セバスチャン ブエミが2位表彰台を獲得した。これはブエミの今季初となる表彰台であり、日産e.damsとしては前戦モナコ大会に続き2戦連続、通算3度目の表彰台獲得となった。

    今回、セバスチャン・ブエミがスーパーポールに進出したことにより、日産e.damsは今シーズン全ての大会でスーパーポールにドライバーを進出させている唯一のチームとなった。

    セバスチャン・ブエミはスーパーポールでトップタイムを記録してポールポジションを獲得し、決勝レースの序盤をリードした。一度は3位までポジションを下げたが、ファンブーストを活用して2位に上がった。ローランドは予選12位からスタートし、8位までポジションを上げてゴールした。

    今大会の結果、チームは25ポイントを追加してチームチャンピオンシップで4位に上がり、ドライバー2名もドライバーズチャンピオンシップでトップ10に入っている。

    「今日のパフォーマンスを非常に誇りに思っています。これまで多くの不運に見舞われていたブエミにとっては、とてもうれしい結果でしたし、数週間後に彼の故郷であるスイスで開催される次戦に向けて勢いを生むでしょう。これまでも予選ではいい結果を残していますが、決勝でより良い結果を得ることを目指しています。表彰台に何度も上がり、チームの強さが安定してきていることを証明していますが、次は表彰台の頂点に立ちたいと思います」と日産グローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル・カルカモは述べた。

    フォーミュラEシーズン5のヨーロッパラウンドは、6月22日(土)にスイスで行われるベルンePrixが最後となる。その後、7月13日(土)、14日(日)にアメリカのニューヨークで2戦を行い、シーズン5が終了する。

    「2戦続けて多くのポイントを獲得できたことをうれしく思います。これで私たちはチームランキングも4位に浮上しました。直近の3戦で、スーパーポールでトップタイムを記録していますが、この速さを今度は決勝での勝利につなげたいです」と日産e.damsチーム監督であるジャンポール・ドリオは述べた。

    セバスチャン・ブエミ
    「ようやくチームのために表彰台に上がることができて、とてもうれしいです。チームは2戦連続で多くのポイントを手に入れ、チームランキングでも4位に上がりました。チームの努力に報いることができて、本当にうれしいです。モナコでのローランドと同じく、今回私はポールポジションからスタートし2位でフィニッシュしました。ベルンでのホームレースを楽しみにしています。次戦は勝利をつかみたいと思っています」

    オリバー・ローランド
    「力強いレースができました。昨日の練習と今日の予選では少し苦労しましたが、決勝ではいいスタートを切って、序盤にポジションアップできました。今は次戦のベルンでのレースを楽しみにしています。残りのレースでも今回のような強いレース運びができれば、大量ポイントも獲得できると思います。今日はチームにとって良い日になりましたし、ブエミの結果は本当にうれしいです」

  • フォーミュラE | アウディ 第8戦 ベルリンePrix 決勝レポート

    フォーミュラE | アウディ 第8戦 ベルリンePrix 決勝レポート

    電気自動車のレースシリーズ、FIAフォーミュラE選手権の第10戦がドイツのベルリンで開催された。Team Audi Sport ABT Schaeffler(チーム アウディ スポーツ アプト シェフラー)は、昨年ベルリンで優勝したダニエル・アプトに続き、今年はルーカス・ディ・グラッシが勝利を収め、ドイツで開催されたホームラウンドで2連勝を達成した。

    フォーミュラE通算10勝目を挙げたブラジル人ドライバーのディ・グラッシは、ドライバーズランキングでも、現在1位のジャン・エリック・ベルニュ(DSテチーター)に次ぐ、2位に浮上した。通算40回目の表彰台を獲得したTeam Audi Sport ABT Schaefflerも、チームランキング2位にポジションを上げている。今シーズンのレースは、6月22日のベルン(スイス)、7月13日~14日のニューヨーク(米国、2連戦)の残り3戦となっている。

    応援に駆けつけたAUDI AG技術開発担当取締役のハンス-ヨアヒム・ローゼンピーラーと人事および組織担当取締役のウェンデリン・ゲーベルが見守る中、ディ・グラッシは、ベルリンでAudi e-tron FE05の戦闘力の高さを完璧に証明した。ディ・グラッシは、土曜日の午前中に行われた予選で、もっとも不利とされる第1グループからの出走にもかかわらず、3番グリッドを確保した。

    決勝レースで、わずか5周でトップに立ったディ・グラッシは「予選で3番グリッドを獲得した瞬間から、今日は優勝できると思いました」とコメント。トップに立ったディ・グラッシは、ライバルとの差を広げ、安定したペースで周回してチェッカーを受け取った。さらに、ファステストラップも記録して、追加のポイントも獲得した。

    「今日は、非常に戦略的なレースを行うことができました」とディ・グラッシは語る。「すべてはエネルギーマネージメントにかかっていました。私たちは、マシンのエネルギー効率が非常に高いことを証明したのです。このレースは、アウディのホームラウンドです。大勢の熱狂的なファンの前で優勝できて、本当に嬉しいです。タイトル争いはまだ続きますが、今夜は盛大に勝利を祝福したいと思います」

    今回のレースでは、ダニエル・アプトも力強いパフォーマンスを見せました。昨年の勝者であるアプトは、予選グループでは最速のタイムを記録したものの、チームメイトのディ・グラッシとわずか0.027秒差で、最終予選となる“スーパーポール”への進出を逃してしまいる。6番グリッドからスタートしたアプトは、激しい接近戦のバトルに巻き込まれてしまった。

    アプトは、「正直なところ、6番グリッドよりも前からスタートしたかったです。レースは大混戦となりました。非常に激しいバトルとなり、他のマシンと接触しながらコーナリングする場面もありました。厳しいレースでしたが、ポイントを獲得することができました。もちろん、ルーカスが優勝して、ホームレースでチームが2連勝できたので喜んでいます。素晴らしいレースでした!」とコメント。

    チーム代表のアラン・マクニッシュは「ベルリンで再び優勝することができて、たいへん満足しています。金曜日のフリー走行の時点では、私たちのマシンのパフォーマンスがどの程度なのか、そしてタイヤを温存する戦略がレースでどの程度うまく機能するのか、まったく分からない状態でした。3番グリッドからスタートしたルーカスは、レース序盤でトップに立って、そのまま後続マシンを引き離すことができました。激しいバトルを制して6位にはいったダニエルは、貴重なポイントをチームにもたらしてくれました」と述べた。

    アウディカスタマーチームのEnvision Virgin Racing(エンヴィジョン ヴァージン レーシング)のサム バードは、ポイント圏内の9位でフィニッシュした。チームメイトのロビン フラインスは、最後列からスタートして巻き返し、13位でチェッカーを受けた。

    アウディ モータースポーツ代表のディーター・ガスは「最高のレースでした。昨年のダニエルに続き、今年はルーカスが、アウディにとってホームレースとなるベルリンで優勝した。ルーカスは、素晴らしい走りを見せて、ミスを犯しませんでした。ダニエルの6位も、チームタイトル争いにとって貴重な結果といえるでしょう。この勝利は、チームスタッフ全員が、ハードワークを続けてくれたおかげです。すべてのスタッフに感謝したいと思います。アウディの本拠地で、大観衆に加え、大勢のファンと従業員がレースを見守る中、優勝することができて本当に嬉しく思っています。私たちは、すでに次戦のベルンを見据えて準備を進めています」と語った。

  • 【動画】 フォーミュラE 第10戦 ベルリンePrix 決勝ハイライト

    【動画】 フォーミュラE 第10戦 ベルリンePrix 決勝ハイライト

    フォーミュラE 第10戦 ベルリンePrixの決勝が5月25日(土)に行われ、ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)が優勝した。

    ベルリンのレースは、2008年に閉鎖されたテンペルホーフ空港内に設置された全長2,225km、10のコーナーがあるコースで行われる。ベルリンePrixはグリーンテックフェスティバルが併催されるため、通常とは異なるスケジュールで行われた。

    3番グリッドからスタートしたルーカス・ディ・グラッシは、3周目のターン6でポールポジションからスタートしたセバスチャン・ブエミ(日産e.dams)を攻略。その後、1秒以上のギャップを築き、トップでチェッカーを受けた。

    ルーカス・ディ・グラッシは今季2勝目。ドイツが本拠地のアウディの母国レースで勝利を届けた。2位にはセバスチャン・ブエミ、3位にはジャン・エリック・ベルニュ(テチーター)が続いた。