カテゴリー: スクーデリア・フェラーリ

  • カルロス・サインツ 「フェラーリF1移籍を後悔するにはまだ早すぎる」

    カルロス・サインツ 「フェラーリF1移籍を後悔するにはまだ早すぎる」

    カルロス・サインツは、2021年にフェラーリF1に移籍するという決断を後悔するには“まだ早すぎる”と語る。

    現在マクラーレンF1に所属するカルロス・サインツは、2020年シーズンが開幕する前に、今季でチームを離れるセバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリF1に移籍することを決断。

    しかし、フェラーリF1は2020年に壊滅的なスタートを切っているように見え、カルロス・サインツが現在所属しているマクラーレンF1の方が競争力があるように思える。さらにF1はコスト削減策の一環として現在マシンを2021年に持ち越すことを決定しており、フェラーリF1の奮闘は2021年まで続く可能性がある。

    フェラーリF1に加入するという決断をしたことを考えたかと質問されたカルロス・サインツは「たくさんの人からその質問をされているよ。心配してないか、決断を後悔していないか、などね」とコメント。

    「今すぐに答えるられるような質問ではないと感じている。シーズンはまだ始まったばかりだしね」

    「僕たち全員が少し辛抱する必要がある。1年ごとにマシンがどれだけ変化するかをはっきり目にしたと思う。昨年から今年までにレーシング・ポイントがどれだけ変化したか、昨年からフェラーリがどれだけ変化したかをはっきりと見てきたと思う」

    「F1の良いところは、決して止まることがないことだ。1年以内にそれが変わる可能性があるし、今起こっていることについて心配はしていない」

    「365日ですべてが変わる可能性がある。現在、僕がマクラーレンでの時間の焦点を合わせているのはそれが理由だ」

    「インタビューで、今年の主な目標はマクラーレンのために最善を尽くすことであり、フェラーリで起こっていることに焦点を当てることではないと100回くらい言ったと思う」

    「今シーズンが終わったら、すぐにフェラーリに行って、それに集中し、次のシーズンを今シーズンよりも良くする方法を見ていく時間がある」

  • フェラーリF1、技術指令のパワーユニット性能への影響をようやく認める

    フェラーリF1、技術指令のパワーユニット性能への影響をようやく認める

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、FIAが発行した技術指令がフェラーリのF1パワーユニットに影響を与えたことをようやく認めた。

    フェラーリのF1パワーユニットは、2019年シーズンにおいてチームの最大の強みの1つだったが、シーズン後半からその合法性は多くの精査を受けることになった。

    FIAは、パワーユニットに関連する一連の技術指令を発行。フェラーリは否定しているものの、それがパワーユニットのパフォーマンス低下に関連していたのは明らかだった。

    パワーユニットに関する正式な調査結果はフェラーリF1とFIAとの間で非公開なままとなっているが、マッティア・ビノットは規則の変更がパフォーマンスに悪影響を及ぼしていることを初めて認めた。

    「規制は非常に困難で複雑なものだと思う」とマッティア・ビノットはF1ハンガリーGPの金曜記者会見で語った。

    「レギュレーションには明確化が必要な領域があると思いる。それは過去に常に存在し、今後も存在する継続的なプロセスだ」

    「昨年以来、多くのFIA技術指令(TD)がリリースされ、最終的に規制の一部の領域が明確になった。これらのTDを通じて、我々は自分自身を適応させなければならなかった」

    「それはフェラーリだけではケースではなかったと思っている。今シーズンの出力を見れば、他のほとんどのメーカーが彼ら自身で適応しなければならなかったと思う。フェラーリとして我々は適応する必要があったのは確かであり、そのシンプルな結果として、我々は持っていたパフォーマンスの一部を失った」

    「今はレギュレーションの一部の領域でより明確な状況が得られたと思う。将来的には必要に応じてそれが続くことを願っている」

    マッティア・ビノットは、フェラーリF1がセバスチャン・ベッテルを継続しないことに考えを変えた理由として、新型コロナウイルスの世界的な大流行を挙げているが、それによって引き起こされたファクトリーの閉鎖も現行パワーユニットを改善するための妨げになったと語る。

    「エンジンまたはパワーユニットの開発は、おそらく我々がそれらのエンジンの開発を始めた2012年以降、決して止めることのない進行中のプロセスだ」とマッティア・ビノットは言った。

    「我々がそれらを開発していたから長い時間が経っている」

    「今シーズンにむけても開発を行っていたが、シーズンの開始前に長いシャットダウン期間があったためそれ自体を今シーズン中に導入することはでない。すべてのパワーユニットメーカーがそうであったわけではないがね。来シーズンの初めまでにできる限りの開発に努めていく」

    「それは1つのポイントだ。反対側には規制の明確化が必要な領域がまだある。将来的には少なくともレギュレーションが十分に明確になり、我々全員が同じ理解を持てることを願っている」

  • フェラーリF1、チーム代表マッティア・ビノットの後任をすでに選定?

    フェラーリF1、チーム代表マッティア・ビノットの後任をすでに選定?

    フェラーリF1は、すでにチーム代表のマッティア・ビノットの後任人事を進めていると報じられている。

    2020年のF1世界選手権は開幕2戦を終えただけだが、フェラーリF1は深刻な危機に陥っているのは明らかだ。昨年まで最強を誇ったエンジンにパワーはなく、コーナーを重視した空力コンセプトも失敗。トップ3からBクラスに転落したの見方が強い。

    「今週、ハンガリーにむけてマシンに何が行われているかを知るための長い説明会があった」と Corriere della Sera は報道。

    今週末のF1ハンガリーGPでフェラーリF1はより多くの空力パーツを投入すると考えられているが、フェラーリが迅速に進歩を遂げられない場合、マッティア・ビノットの上司にあたるジョン・エルカン会長とルイス・カッミレーリCEOは“思い切った行動”をとる用意があると同紙は伝える。

    「後継者さえ計画されている。アントネッロ・コレッタだ」と同紙は主張。

    アントネッロ・コレッタは、現在、“F1クリエンティ”やGTレースを含めたフェラーリの競技活動部門の責任者を務めている。

    このような劇的な変化はイタリアメディアの多くが支持しており、La Gazzetta dello Sport は「食材が良いのみ料理ができないシェフを置くわけにはいない」と例えている。

    だが、元ルノーF1のチーム代表であるフラビオ・ブリアトーレは、例えフェラーリF1がルイス・ハミルトンを起用したとしても状況を変えることはできないだろうと語る。

    「フェラーリF1は何年も勝利していない」とフラビオ・ブリアトーレは Tuttosport に語った。
    「彼らは空力の問題を抱えており、今ではエンジンにも問題があるようだ」

    「ドライバーが差を生み出せるのはせいぜい0.1~0.2秒だ。1秒も遅ければハミルトンが乗っても何も変わらないだろう」

    「私がビノットだったら、今年だけでなく来年もあきらめて、新しい規制のために2022年マシンについて考えるだろう。そして、それを一瞬もためらうことはないだろう」

  • なぜルクレールはノーペナルティ? F1レースディレクターが見解

    なぜルクレールはノーペナルティ? F1レースディレクターが見解

    F1シュタイアーマルクGPでのフェラーリF1の同士討ちでシャルル・ルクレールにペナルティが科せられなかった理由についてF1レースディレクターを務めるマイケル・マシが見解を示し、チームメイト同士の接触だったことが加味されたことを認めた。

    F1シュタイーマルクGPのオープニングラップでシャルル・ルクレールはセバスチャン・ベッテルに突っ込んでリタイアに追い込み、自らもマシンにダメージを追ってリタイアした。

    事故後、シャルル・ルクレールは自らの過失を認め、すぐに謝罪している。

    「今日起こったことは明らかに僕のせいだ。他に何も言うことはない。全責任が僕にある。ミスを犯したのは僕だし、謝って済むことではない」とシャルル・ルクレールは語った。

    だが、レーススチュワードがシャルル・ルクレールにペナルティを科さなかったことはある程度の驚きをもって受け止められた。

    F1レースディレクターのマイケル・マシは「それを見ていたスチュワードは、あのインシデントはさらなる調査の必要はないと判断した」と Motorsportweek.com にコメント。

    マイケル・マシは、その決定はインシデントがチームメイト同士のものだったことが加味されたことを認めた。

    「それは確かだと思う。もちろん、それは考慮されている」とマイケル・マシはコメント。

    「だが、どちらにしてもそれが決定的な要因だったかどうかは私にはわからない」

    「2人のチームメイト間のインシデントにペナルティが科せられたことも、科せられなかったこともあった。そこは何年も考慮されてきたことだと思う」

    「正直に言うと、インシデントの重大度によって全体的にある程度は変化することだと思っている」

    スチュワードはまた、残り2周でのダニエル・リカルド(ルノー)をコース外に追いやったランス・ストロール(レーシンング・ポイント)の強引な追い越しにもアクションを起こさないことを決定ている。

    「当時その件を調べていたスチュワードと手短に話をしたが、彼らの見解はどちらのドライバーもインシデントに主だった責任はないとうのが私の理解だ」とマイケル・マシはコメント。

    「どちらかのドライバーが完全に、もしくは主だった非がある必要があると言っている。そして、彼らの見解ではどちらのドライバーにも主だった責任はなかった」

    「それに基づき、レギュレーションの違反はなく、それ以上のアクションは必要ないというのが彼らの見解だ」

  • メルセデスF1代表 「強いフェラーリに戻ってきてほしい」

    メルセデスF1代表 「強いフェラーリに戻ってきてほしい」

    メルセデスF1のトト・ヴォルフは、強いフェラーリF1が戻ってくることを望んでいると語る。

    フェラーリF1は波乱の展開となった2020年の開幕戦F1オーストリアGPでシャルル・ルクレールが幸運な2位表彰台を獲得したが、第2戦では同士討ちによってダブルリタイア。予選でも速さを見せることができず、すでにイタリアメディアからの非難が強まっている。

    だが、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、フェラーリF1はすぐにトップに戻ってくると考えている。

    「(フェラーリは)もちろん、今年は良くないスタートを切っている。だが、勤勉な人々がある集まる素晴らしいブランドだ」とトト・ヴォルフは Speed Week にコメント。

    だが、今年のフェラーリF1はその仕事の価値を証明できていない。日曜日の同士討ちは別としても、エンジンと車体の両方でスピードを得ることができていない。

    「我々は強いフェラーリF1を望んでいる」とトト・ヴォルフは語る。

    「全てのビックチームとの戦いにはフェラーリF1が必要だ。昨日や先週のようなレースは我々にとってもF1にとっても良いことではない」

    「私はまだフェラーリF1を見限ってはいない」

    だが、現時点でフェラーリが今年のメルセデスF1にとってライバルでないことは確かなようだ。また、レッドブル・ホンダF1も当初の予想よりも遅れをとっている。

    トト・ヴォルフは、レッドブル・ホンダF1の現状に驚いていると語る。

    「少し意外だった。金曜日のロングランでレッドブル・ホンダは本当に優れていたからね」

  • ロス・ブラウン 「フェラーリF1の復調への道のりは長い」

    ロス・ブラウン 「フェラーリF1の復調への道のりは長い」

    F1のスポーティングディレクターだり、かつてフェラーリF1の黄金時代を支えたロス・ブラウンは、マラネロのチームの形勢を立て直すには“長い道のり”だと語る。

    昨年、F1エンジンの問題が疑われたフェラーリF1は、今シーズン、最悪のスタートを切った。疑惑のF1エンジンはスピードを失い、ストレートスピードからコーナーに焦点を切り替えた空力コンセプトは失敗。方向転換を迫られている。

    第2戦F1シュタイアーマルクGPではアップグレードを前倒しして投入したものの、1台しかQ3に進出することはできず、決勝ではシャルル・ルクレールがセバスチャン・ベッテルに突っ込むかたちでレースを終えることになった。

    フェラーリF1での生活は決して簡単なものではなく、ミハエル・シューマッハでさえ、最初のタイトルを獲得するまで4年を要した。

    その後、ミハエル・シューマッハともにタイトルを5連覇してフェラーリF1の黄金期にもたらしたロス・ブラウンは回復は容易ではないと認める。

    「フェラーリにとって最大の問題の1つは、グリッド上のすべてのチームの問題であり、特にイタリアではメディアから最も厳しく監視されている」とロス・ブラウンは Formula1.com で語った。

    「自分の経験から、私はイタリアでのメディアの圧力は信じられないほど強烈になる可能性があることを知っている。それがチームの人々の耳に届かないようにする必要がある」

    「マネジメントはそれに対処し、スタッフが信頼を維持し、何をすべきかに集中させる必要がある。彼らは一夜にしてそれを変えることはできないし、彼らの前には長い道のりがある」

    「彼らはマシンに根本的な問題があるかどうかを知る必要がある。彼らは明らかにペースを失っており、速さ見つける必要がある」

    同士討ちについてロス・ブラウンは次のように語る。

    「チームボスとして、あのような起こるのを見たいものではない。だが、アップグレードされた空力パッケージを予定より1週間早くオーストリアに持ち込むために懸命に努力したフェラーリF1はさらに傷つけられた。セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの衝突は、 新しいパッケージを分析する機会を彼らから奪った」とロス・ブラウンは語る。

    「シャルルが事故の責任を受け入れているのは非常に良いことだが、それは役に立たない。そうは言っても、スポーツであり、このようなことは起こり得る。これからファクトリーに戻るエンジニアがやらなければならないことはたくさんあるようだ」

  • カルロス・サインツ、2021年のフェラーリF1移籍を後悔?

    カルロス・サインツ、2021年のフェラーリF1移籍を後悔?

    マクラーレンF1に所属しているカルロス・サインツは、2021年にフェラーリF1に移籍することを後悔しているかもしれない。

    2020年のF1世界選手権が新型コロナウイルスの影響で休止している期間中、フェラーリF1は2020年シーズン限りでセバスチャン・ベッテルがチームを離れ、後任としてカルロス・サインツと契約したことを発表した。

    まだ、2020年シーズンの競争力を見極める前のドライバー交代劇は驚きを持って受け止められた。当時は主にセバスチャン・ベッテルの離脱に関してだったが・・・

    フェラーリF1の2020年F1マシンの競争力不足はプレシーズンテストからその兆候があったが、オーストリアのレッドブル・リンクでの開幕2連戦でそれは浮き彫りとなった。

    波乱の展開となった開幕戦こそシャルル・ルクレールが2位表彰台を拾ったフェラーリF1だったが、予選ではセバスチャン・ベッテルがQ2敗退。昨年から競争力を上げているマクラーレンF1はランド・ノリスが3位表彰台を獲得している。

    そして、雨となった第2戦の予選では今度はシャルル・ルクレールがQ2で敗退。逆にカルロス・サインツでスーパーラップを決め、F1キャリアベストとなる3番グリッドを獲得した。

    決勝ではピットストップでのタイムロスもあって9位で終えたカルロス・サインツだが、終盤にファステストラップを記録。チームメイトのランド・ノリスは5位入賞を果たしている。一方、フェラーリF1はオープニングラップで同士討ちを演じてノーポイントでオーストリアを去ることになった。

    これまで3強チームとしてメルセデス、レッドブルと戦ってきたフェラーリだが、今シーズンはBクラスに転落したのではないかと見方が強い。

    このような状況を受け、カルロス・サインツはフェラーリF1への移籍を後悔しているのではないかとの声が早くも聞こえている。特に2021年は今季のシャシーがほぼそのまま使用されるため、大幅な競争力アップは望めない。

    元レッドブルのF1ドライバーであるロバート・ドーンボスもそう考える関係者の一人だ。

    「カルロスは絶好調に近い状態だ」とロバート・ドーンボスは TopGear Nederland に語った。

    「これまでフェラーリF1と契約したことを不満に思ったドライバーがいたとは想像できない。でも、彼は初めてそう思うドライバーになるかもしれない」

    「昨年のスキャンダル以降、フェラーリのF1エンジンにはまったく速さがない。0.9秒を失っている。車体の方もバランスが悪い」

    「彼にとってさらに酷なのは、マクラーレンF1が順調にトップへ返り咲くための道を歩んでいることだ。マシンはルノーのF1エンジンを積んだ今でもすでにいい感じだし、来年はメルセデスのF1エンジンを手に入れることになっている」

    「来年、マクラーレンF1は上位勢となっているかもしれない。カルロス・サインツはそのシートを差し出すことになる」

    ロバート・ドーンボスは、マクラーレンF1のCEOを務めるザク・ブラウンは、新型コロナウイルスによる危機的な財政状況をうまく乗り越えたと称賛する。

    「ザク・ブラウンは、シーズン開幕の1週間前に資金不足という壁にぶち当たっていた。だが、彼は驚くほどのスピードで新たな資金繰りを行った」

    「優れたビジネスマンしかそのようなことはできない。そして、彼らは開幕戦で表彰台を獲得してみせた。来年のマクラーレンのF1マシンにはパパイヤオレンジの上に新たなビックスポンサーの名前が加わることになるだろう」

    ロバート・ドーンボスは、古巣レッドブル・レーシングもマクラーレンF1のようにチーム体制を見直すべきかもしれないと考えている。

    「レッドブルも体制を見直すべきときが来たかもしれない。マクラーレンF1は新たな人材を雇い入れて大きな成長を遂げている」

    「エイドリアン・ニューウェイは、レッドブルで素晴らしい結果を成し遂げてきた。だが、そろそろ彼以降のことを考えるべきときかもしれない。現在、彼らが抱えている問題はドライバーではなくマシンだ」

  • シャルル・ルクレール、同士討ちを謝罪 「全責任は僕にある」

    シャルル・ルクレール、同士討ちを謝罪 「全責任は僕にある」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、F1シュタイアーマルクGPでの同士討ちをチームとセバスチャン・ベッテルに謝罪。「全責任は僕にある」と語った。

    14番グリッドからスタートしたシャルル・ルクレールは、ターン3でインを突いたところでセバスチャン・ベッテルと接触。ベッテルはリアウイングが外れるダメージを負ってリタイア。ルクレール自身もフロアのダメージに負ってリアイアを喫した。

    「今日起こったことは明らかに僕のせいだ。他に何も言うことはない。全責任が僕にある」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「僕がミスを犯したし、謝って済むことではない。僕たちはあらゆる機会をつかみ取る必要があるし、今日は機会があったはずだ。現時点で多くのポイントを獲得できるパフォーマンスはないかもしれないけど、すべてのポイントが重要であり、先週目にしたようにレースでは何が起こるわからない。でも、僕たちはポイントを持ち帰ることはできなかった」

    「チームのために良い結果を出したかったし、3~4つは順位を上げられかもしれないと考えて、それを目指した。でも、実際にはその機会はなかった。ここにアップグレードを持ち込むために一生懸命働いてくれたチーム全体にとっては簡単なことではない。困難な時期であり、僕たちはこのような時期を必要とはしていない」

    「チームとセブに謝罪した。彼は何も悪いことはしていない。今日みんなを失望させてしまい、大変申し訳なく思っている。ここから学び、次回はより強くまって戻ってきたい」

  • フェラーリF1、アップデート不発+同士討ちの二重苦

    フェラーリF1、アップデート不発+同士討ちの二重苦

    フェラーリF1は、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの決勝でチームメイト同士の接触によってポイントを獲得できなかった。

    波乱の展開となった開幕戦ではシャルル・ルクレールが2位表彰台を拾ったフェラーリだが、予選ではルクレールが7番手タイムを記録も、ベッテルはQ2敗退を喫しており、パフォーマンス不足は明快だった。

    そのため、フェラーリF1は第3戦で導入予定だったアップデートを急遽オーストリアの第2戦に持ち込んだ。しかし、状況はさほど変わることなく、シャルル・ルクレールがQ2敗退を喫した。

    フェラーリF1は、新型フロントウイングとディフュザーを含めた空力アップグレードを投入し、シャルル・ルクレールのマシンでは実験的なフロアをテストしていた。

    決勝ではオープニングラップでシャルル・ルクレールがセバスチャン・ベッテルのマシンサイドに突っ込んでリタイアに追い込むとともに、自らもフロアを破損してリタイア。ノーポイントで週末を終えることになった。

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、現在のパフォーマンスは“フェラーリという名前に値しない”と語り、“この状況を変えなければならない”と誓う。

    土曜日の予選後、マッティア・ビノットは「我々は十分に速くなかった」と語った。

    「本当に残念な日だ。ストップウォッチは決して嘘をつかないということを受け入れなければならない。2つの予選セッションでコンディションは異なるが、我々は過去数年間に最も近いライバルである人たちだけでなく、昨日まで一般的に我々の後ろにいた他の人々に対しても競争力がなかった」

    「我々は計画より早くマシンにアップデートをもたらすために非常に一生懸命に働いた。だが、それらはコース上でその価値を示さなかった」

    「理由を解明し、この状況を変える必要がある。これは、フェラーリという名前のチームにとっては十分ではない。我々はそのことに気を取られてはいけないが、事実を無視することはできない」

    そして、決勝では同士討ちという最も避けなければならない展開。マッティア・ビノットは「ほんの数周で2台のマシンがガレージに戻ってくるのを見るのは苦痛だ、ひどい苦痛だ」と語った。

    「集団の真ん中でスタートすればこのようなインシデントは常に起こり得ることだ。責任の割合を指摘するのは無意味だ。元々、失意の週末だったが、考えられる限り最悪の結末だ。我々はレースにほとんど参加していないが、2台がリタイアする接触を起こした事実から隠れることはできない。しかし、今は非難する時ではない。それよりも自分たちの仕事に取り掛かるべきだ。厳しい時ほど人の優れた面が引き出されるものだ。それをここで証明したい」

    フェラーリF1の競争力不足は車体だけでない。カスタマーチームのハースとアルファロメオは予選トップ10に入ることができておらず、F1エンジンのパワー不足も露呈されている。

    皮肉なことにF1シュタイアーマルクGPの予選では、来季からフェラーリF1加入が決まっているカルロス・サインツがマクラーレンでセンセーションナルな3番グリッドを獲得。来年も同じシャシーが使用することを考えれば、サインツのフェラーリF1移籍はステップダウンとなるかもしれない。

  • セバスチャン・ベッテル、F1引退発表の噂を否定

    セバスチャン・ベッテル、F1引退発表の噂を否定

    フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、来週のハンガリーでF1引退を発表する準備をしているとの噂を否定した。

    Sky Sports F1 のコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルは、来週のF1ハンガリーGPの木曜日に4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルからインタビューの依頼があったことを土曜日に明かした。

    今シーズン限りでフェラーリF1を離脱することが決定しているセバスチャン・ベッテルは、来季のF1シート獲得は難しいとみられ、このままF1を引退するのではないかとの推測が広まっている。

    さらには2020年シーズン終了を待たずにフェラーリF1を離れるという噂も浮上したが、セバスチャン・ベッテルは自身のコミットメントから「逃げるつもりはない」と主張している。

    来週木曜日のマーティン・ブランドルとのインタビューで、今シーズン末でF1からの引退を発表するとの噂についてもセバスチャン・ベッテルは「それは真実ではない」と Sprts 1 にコメント。

    「実際、ブランドルとのSkyのインタビューはオーストリアで計画されていたけど、延期しなければならなくなった。誇張して描かれている」

    「パドックに紙媒体のジャーナリストがいないので、テレビの関係者としか話せないので、ブランドルにインタビューを依頼するのは不思議なことではないと思う」

    セバスチャン・ベッテルと親しいアルファタウリ・ホンダF1のチーム代表フランツ・トストは、セバスチャン・ベッテルのキャリアをまだ終わらせるわけにはいかないと語る。

    「シーズンがどう展開するか待ってみなければならないだろう」とフランツ・トストは語った。

    「4回のワールドチャンピオンが本来の姿を取り戻せば、実際、トップチームは彼を無視することはできないはずだ」

    しかし、フェラーリF1の現状は厳しい。チーム代表のマッティア・ビノットは、前倒しで持ち込んだ新しい空力パーツが状況を改善しなかったという事実が懸念事項であることを認めている。

    「フェラーリという名前のチームにとってこの状況は十分ではないし、我々は理由を解明してこの状況を変える必要がある」とマッティア・ビノットは語った。

    2019年のF1エンジンの合法性を巡る問題によって、フェラーリF1の現行パワーユニットが大幅にパワーダウンしていると囁かれている

    「フェラーリのF1エンジンを搭載したすべてのマシンを見れば類似点がある」とハースF1のドライバーを務めるケビン・マグヌッセンは語った。

    「僕が見る限りでは、僕たちは昨年よりストレートで遅い。」

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、マッティア・ビノットにはプレッシャーがかかっていると語る。

    「セブにとっては、このような状況でルクレールを倒すことが非常に重要だった」とラルフ・シューマッハは予選後に語った。

    「しかし、両方のマシンが雨の中でさえ非常に悪かったという事実は、メカニカルサイドでも何かが間違っていることを示している」

    「私がビノットだったら、上司からの電話を恐れるだろう」