カテゴリー: FIA F2

  • F2 | アブダビテスト 1日目:ルイ・デレトラズがトップ、松下信治は8番手

    F2 | アブダビテスト 1日目:ルイ・デレトラズがトップ、松下信治は8番手

    F2のポストシーズンテストがヤス・マリーナ・サーキットで11月29日(木)に開始。ルイ・デレトラズ(Carlin)がトップタイムをマークした。

    ルイ・デレトラズはこの日唯一の1分49秒台となる1分49秒984をマーク。2番手にはルカ・ギオット(RUSSIAN TIME)、3番手にはカラム・アイロット(Charouz Racing System)が続いた。

    ザウバーのテストドライバーで今回のテストで唯一の女性ドライバーとなるタチアナ・カルデロンは6番手タイムをマーク。

    Carlinから2019年のF2参戦が決定している松下信治は8番手タイム、Campos Vexatec Racingからテストに参加している佐藤万璃音は19番手タイム。

    ヨーロッパF3王者のミック・シューマッハ(Pertamina PREMA Theodore Racing)は12番手、GP3王者のアントワーヌ・ユベール(MP Motorsport)は16番手だった。

    2018年 F2 ポストシーズンテスト 初日 結果

    Pos Driver Team AM PM
    1 ルイ・デレトラズ Carlin 1分51秒651 1分49秒984
    2 ルカ・ギオット RUSSIAN TIME 1分50秒562 1分50秒127
    3 カラム・アイロット Charouz Racing System 1分51秒333 1分50秒250
    4 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分50秒910 1分50秒317
    5 ニック・デ・フリース ART Grand Prix 1分50秒931 1分50秒335
    6 タチアナ・カルデロン Charouz Racing System 1分52秒397 1分50秒361
    7 セルジオ・セッテ・カマラ DAMS 1分51秒176 1分50秒449
    8 松下信治 Carlin 1分51秒137 1分50秒511
    9 ショーン・ゲラエル Pertamina PREMA Theodore Racing 2分13秒547 1分50秒539
    10 ホアン・マニュエル・コレア MP Motorsport 1分52秒340 1分50秒587
    11 ニキータ・マゼピン ART Grand Prix 1分52秒592 1分50秒707
    12 ミック・シューマッハ Pertamina PREMA Theodore Racing 2分00秒677 1分50秒802
    13 ライアン・トブター Trident 1分51秒114 1分51秒439
    14 アントワーヌ・ユベール MP Motorsport 1分51秒366 1分51秒178
    15 周冠宇 RUSSIAN TIME 1分52秒063 1分51秒303
    16 レオナルド・プルチーニ Trident 1分51秒575 1分52秒766
    17 ラルフ・アーロン Campos Vexatec Racing 1分52秒944 1分51秒731
    18 ラルフ・ボスチャング Arden International 1分52秒937 1分51秒989
    19 佐藤万璃音 Campos Vexatec Racing 1分53秒848 1分52秒220
    20 トーマス・ローレント Arden International 1分54秒172 1分54秒220
  • F2 | 2018年アブダビテスト 1日目:参加チーム&ドライバー

    F2 | 2018年アブダビテスト 1日目:参加チーム&ドライバー

    2018年のF2選手権のポストシーズンテストが11月29日(木)から3日間にわたってヤス・マリーナ・選手権で開催される。

    3日間のテストは、2019年の契約が決定しているドライバーにとっては新チームとの初仕事、それ以外のドライバーにとっては2019年のシート獲得にむけてチームから評価を受ける場となる。

    各チームは現地時間の11時45分から14時15分、17時15分から19時45分の2回のセッション時間が与えられ、3日間にわたって1台につく8セットのソフトコンパウンドがピレリから供給される。

    すでに5名のドライバーが2019年のシートを確定させている。松下信治がカーリンからF2に復帰。ヨーロッパF3チャンピオンのミック・シューマッハとショーン・ゲラエルがプレマ、マクラーレンの育成ドライバーであるニック・デ・フリースと今季のGP3をランキング2位で終えたニキータ・マゼピンがART Grand Prixから参戦することが決定している。

    2018年のGP3チャンピオンであるアントワーヌ・ユベールは、ホアン・マニュエル・コレアとともにMPモータースポーツでF2を初経験。また、今季F2に参戦したルカ・ギオットはロシアン・タイム、セルジオ・セッテ・カマラとニコラス・ラティフィはDAMSでテストを行う。

    また、今季ヨーロッパF3選手権に参戦していた周冠宇、佐藤万璃音、ラルフ・アロン、GP3に参戦していたカラム・アイロット、レオナルド・プルチーニ、ライアン・トブター、ザウバーのテストドライバーを務めるタチアナ・カルデロンがF2参戦を目指して走行を行う。

    2018年 F2 ポストシーズンテスト 初日 ラインナップ

    Team # Driver License
    RUSSIAN TIME 1 周冠宇 CHN
    2 ルカ・ギオット ITA
    Pertamina PREMA Theodore Racing 3 ショーン・ゲラエル IDN
    4 ミック・シューマッハ DEU
    DAMS 5 セルジオ・セッテ・カマラ BRA
    6 ニコラス・ラティフィ CAN
    ART Grand Prix 7 ニキータ・マゼピン RUS
    8 ニック・デ・フリース NLD
    MP Motorsport 9 アントワーヌ・ユベール FRA
    10 ホアン・マニュエル・コレア USA
    Arden International 11 ラルフ・ボスチャング CHE
    12 トーマス・ローレント FRA
    Campos Vexatec Racing 14 佐藤万璃音 JPN
    15 ラルフ・アーロン EST
    Trident 16 ライアン・トブター USA
    17 レオナルド・プルチーニ ITA
    Carlin 18 松下信治 JPN
    19 ルイ・デレトラズ CHE
    Charouz Racing System 20 カラム・アイロット GBR
    21 タチアナ・カルデロン COL
  • ショーン・ゲラエル、2019年もプレマからF2に参戦

    ショーン・ゲラエル、2019年もプレマからF2に参戦

    ショーン・ゲラエルが、2019年もプレマ・レーシングからF2に参戦することが発表された。

    インドネシア出身のショーン・ゲラエル(22歳)は、2012年にシングルシーターのキャリアを開始。2013年にF3に参戦した後、2015年にフォーミュラ・ルノー3.5を経て、GP2(現F2)に参戦。今年はプレマからF2に参戦し、ランキング15位で終えている。

    また、トロロッソ・ホンダのテストドライバーを務め、F1テストに参加するとともに、アメリカGPではフリー走行1回目に出走。ショーン・ゲラエルの父リカルド・ゲラエルは、ケンタッキーフライドチキンのインドネシア法人であるKFCジャゴニャ・アヤムの代表を務めている大富豪として知られている。

    F2での4年目のフルシーズンとなる2018年、ショーン・ゲラエルはプレマでヨーロッパF3チャンピオンのミック・シューマッハとチームを組む。

    「今シーズンはアップダウンがあったけど、僕たちが得たすべての経験に感謝したい。シーズンのスタートは強かったけど、中盤以降はちょっと停滞気味になってしまった。でも、僕たちは何が間違っていたか、何を良くする必要があるかをわかっているし、やりのこした仕事がかなりたくさんある」とショーン・ゲラエルはコメント。

    「来年、さらに良い仕事をするためにチームが僕を信頼してくれたことを嬉しく思う。関係する全員に感謝しちあ。来年、プレマがチャンピオンシップを獲得するために必要なものは揃っているし、正しい仕事をしてくつもりだ!」

    プレマ・レーシングのチームプリンシパルを務めるレネ・ロシンは「新シーズンに向けてショーンとの仕事を継続できることを嬉しく思っている。彼は2018年に有望な成績を残したし、彼の献身はチームにとって本当に貴重な資産であることも示した」とコメント。

    「彼は我々がF2プログラムを開始して以来、2シーズン目を過ごす最初のドライバーだ。そのダイナミクスを理解するのは興味深いだろう。結果だけでなく、そのメリットを得られると確信している。ショーンが真のポテンシャルを発揮する手助けをしたいと思っているし、2019年のスタートが待ち切れない」

  • ニック・デ・フリース、2019年はART Grand PrixからF2に参戦

    ニック・デ・フリース、2019年はART Grand PrixからF2に参戦

    ニック・デ・フリースが、2019年のF2にART Grand Prixから参戦することが発表された。

    マクラーレンの育成ドライバーであるニック・デ・フリースは、2016年にART Grand PrixからGP3に参戦してランキング6位でシーズンを終えている。今年はプレマからF2に参戦し、3勝、6回の表彰台、2回のポールポジションを獲得して、ランキング4位でシーズンを終えている。

    ニック・デ・フリースは、すでに発表されているニキータ・マゼピンと2019年にART Grand Prixでチームを組む。

    「F2でキャリアを継続するこの機会を与えてくれたART Grand Prixに感謝している」とニック・デ・フリースはコメント。

    「僕たちには長い歴史がある。僕たちのリレーションシップは常に素晴らしいものだったし、帰ってきたような感じがするよ! 僕たちにはやり残した仕事がある。来年、それを終わらせる機会を得ることができて嬉しく思う。僕たちのゴールはチャンピオンになることだ」

    ART Grand PrixのCEOを務めるセバスチャン・フィリップは「ニックとART Grand Prixの道が再び交わることをとても嬉しく思う」とコメント。

    「彼の経験、真剣さ、トップスピードは、自然と彼をF2の上位勢の一人にしている。GP3での最初のパートナーシップ以来、我々は彼の競技面、そして、人間性の両方でのあらゆるエリアでの進歩を目にしていた。彼は、彼の最大の野心、当社の野心、すなわち、2019年にF2で両方のタイトルを獲得することを達成するクオリティを兼ね備えている」

  • ミック・シューマッハ、2019年のF2にプレマから参戦が決定

    ミック・シューマッハ、2019年のF2にプレマから参戦が決定

    ミック・シューマッハが、プレマ・レーシングから2019年のFIA フォーミュラ2選手権に参戦することが発表された。

    7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハ(19歳)は、今年ヨーロッパF3選手権にプレマから参戦し、8勝、7回のポールポジションを獲得してチャンピオンを獲得。2019年はF2にステップアップすることになった。

    ミック・シューマッハは、プレマとの長年のパートナーシップを継続することになる。

    「来シーズン、プレマとFIA F2に参戦するのを本当に楽しみにしている。技術的な経験とドライビングスキルをさらに改善したいと思っているので、僕の見解では競技的に論理的なステップだ」とミック・シューマッハはコメント。

    「僕にとってプレマと一緒にF2に進むのは非常に明確なことだった。チームとして一緒に僕たちが成し遂げてきたこと、特に今年の僕たちの発展具合にはプレマ・ファミリーに感謝してもしきれない」

    「アブラビでのF2テストで走ることを本当に興奮している」

    プレマのチーム代表レネ・ロシンは「2019年の我々のF2オペレーションにミックを迎えることを誇りに思う。彼は非常に才能があり、献身的なレーサーだ。彼と一緒に仕事をするのは喜びでり、一緒にこのアドベンチャーを開始するのが待ち切れない」

    「この選手権は新車の導入によって特にルーキーにとってその学習曲線は簡単なことではない。だが、我々はミックはそれを成し遂げるために必要な成熟とスキルを兼ね備えていると思う」

    「我々は彼のキャリアの次の章を開始することに興奮しており、その一部となれることを嬉しく思っている」

    ミック・シューマッハは今週の木曜日から行われるF2のポストシーズンテストでF2マシンでの初走行を行う。

  • ニキータ・マゼピン、2019年にART Grand PrixからF2に参戦

    ニキータ・マゼピン、2019年にART Grand PrixからF2に参戦

    ニキータ・マゼピンが、2019年にART Grand PrixとF2にステップアップすることが発表した。

    ロシア出身のニキータ・マゼピンは、今シーズンのGP3で4勝を挙げたが、ART Grand Prixのチームメイトのアントワーヌ・ユベールに次ぐ2位でシーズンを終えた。

    フォースインディアの開発ドライバーを務めるニキータ・マゼピンは、今年チャンピオンを獲得してウィリアムズからF1デビューを果たすジョージ・ラッセルが所属したART Grand Prixの一人目のドライバーとして発表された。

    「F2にステップアップしてART Grand Prixと継続できることを本当に嬉しく思う」とニキータ・マゼピンはコメント。

    「今年のGP3での僕たちの成功を考えれば、これは自然な進歩だ。F2でのルーキーシーズンのチャレンジを楽しみにしている」

    ART Grand Prixのチーム代表セバスチャン・フィリップは「F2でニキータとのパートナーシップを継続することは、2018年シーズンの成功の論理的な継続となる。彼は安定して勝利とGP3を争ったが、シーズンの最終戦の週末でわずかにタイトルに届かなかった」

    「ニキータはGP3でルーキーだったが、彼のパフォーマンスはバルセロナでの素晴らしい勝利を収めた初日から見事だった」

    「ニキータにはいくつかの強みがある。彼は速く、彼がすることのすべてにおいて常に進歩するよう努めている。彼はGP3に入ったときと同じようにF2チームでも中心的な存在になれると確信している」

    ニキータ・マゼピンは、今週木曜日から行われるF2のポストシーズンテストでF2デビューを果たす。

  • 松下信治、2019年にカーリンからF2に参戦!

    松下信治、2019年にカーリンからF2に参戦!

    松下信治が、2019年のF2選手権にカーリングから参戦することが発表された。

    松下信治は、今週木曜日から3日日にわたってヤス・マリーナー・サーキットで開催されるF2のポストシーズンテストでカーリンのF2マシンを初めて走らせる。

    ホンダの支援を受ける松下信治は、2015年からGP2/F2に参戦して4勝を挙げたが、今年は日本に戻ってスーパーフォーミュラに参戦。11位でシーズンを終えていた。

    松下信治は「F2選手権はやり残した仕事だと感じていたので戻ることにとても興奮しています」とコメント。

    「今シーズン、素晴らしい仕事をして、チームタイトルとドライバーズ選手権で2位を獲得しました。今週から2019年の強力なキャンペーンに準備するために懸命に仕事をしていきます。ホンダの継続的なサポートとこのような素晴らしい機会を提供してくれたことに感謝しています」

    チーム代表のトレバー・カーリンは「我々は2019年のFIA F2シーイズンにノブをチームに迎えることに興奮している」とコメント。

    「彼は見ていて刺激的なドライバーであり、我々は彼がチームにとって素晴らしい資産になると信じている」

    「彼はすでにチャンピオンシップでレースウィナーであり、来シーズン、一緒に本当に力強いショーを提供できることをわかっている」

    「再びホンダと仕事をして、このような有望なホンダのジュニアドライバーを任せられたことを非常に誇りに思う」

  • F2 最終戦 レース2 | アントニオ・フォコが優勝、福住12位・牧野リタイア

    F2 最終戦 レース2 | アントニオ・フォコが優勝、福住12位・牧野リタイア

    FIA F2選手権 最終戦 アブダビ大会のレース2が11月25日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、アントニオ・フォコ(Charouz Racing System)が優勝。福住仁嶺(BWT Arden)は12位、牧野任祐(RUSSIAN TIME)はリタイアでレースを終えた。

    好天のアブダビ、ヤス・マリーナ・サーキットで、シーズン最後のレースとなる第12戦のレース2が行われた。前日のレース1で9位となった牧野任祐(RUSSIAN TIME)は5列目9番手から、アクシデントでリタイアに終わった福住仁嶺(BWT Arden)は、10列目19番手から追い上げのレースに臨んだ。

    午後1時35分、気温32℃、路面温度42℃という暑いコンディションで、フォーメーションラップがスタートした。フォーメーションラップを終え、グリッドにつけないマシンと、ストールしたマシンが出て、エクストラフォーメーションラップを行い、レースは21周となった。

    スタートで出遅れた牧野任祐はポジションを13番手にダウン。福住仁嶺は混乱した第1コーナーを切り抜け、15番手にポジションを上げる。1周目の第14コーナーで、スピンしたマシンに巻き込まれる形で牧野任祐がストップ。その場でリタイアとなる。

    福住仁嶺はそれらのアクシデントをうまく避けて、12番手で1周目を終えた。5周目、後方から追い上げてきたマシンにポジションを奪われた福住仁嶺は13番手となり、序盤はタイヤを労わるレース展開となる。レース終盤まで13番手を走行する福住仁嶺は、大詰めの20周目、タイヤが苦しくなりペースの落ちた前車をパスし12番手に上がった。

    福住仁嶺はこのまま12番手でチェッカーフラッグを受け、最終戦を完走で終えた。

    レースはアントニオ・フォコが優勝。2位にランド・ノリス(Carlin)、3位にロベルト・メルヒ(Campos Vexatec Racing)が続いた。

    FIA F2選手権は2018年シリーズ全12戦、24レースを終了し、牧野任祐は48ポイントでシリーズ13位、福住仁嶺は17ポイントでシリーズ17位となった。

    福住仁嶺(レース2・12位)
    「スタートは普通で、そのあと順位が上がったのも他がクラッシュしたからだと思うのですが、最初からタイヤはしっかり持たせようと気をつけて、後半に攻めようと思いながら周回を重ねました。でも、どうしてなのか分からないのですが、レース中にDRSを使ってはいけないことになり、それで結構厳しい戦いを強いられました。後半のペースも悪くなかったですし、終盤には前のマシンを抜くことができました」

    牧野任祐(レース2・リタイア)
    「裏ストレートのシケインで数台が詰まっているのが見えたので、アウト側に逃げたんです。そしたら1台がアウト側に飛び出して、避けきれずにぶつかってしまいました。そこでウィッシュボーンにダメージを負って、エンジンも止まってしまいました。初めてのことだらけでしたが、右肩上がりでよくなっていったし、レース1で勝つこともできて、手応えを感じた一年でした。やはりタイヤのマネージメントは難しいカテゴリーでした。でも、それもレースごとによくなっていって、しっかりできるようになった。手応えは感じられました。F2は練習時間が短いですし、毎周プッシュできるクルマでもない。難しいカテゴリーでしたけど、つかんだものは少なくありません。ドライバーとしてすごく成長できたシーズンでした」

  • ジョージ・ラッセル、F2タイトル獲得 「悪いレースから多くを学んだ」

    ジョージ・ラッセル、F2タイトル獲得 「悪いレースから多くを学んだ」

    ジョージ・ラッセルは、F2チャンピオンという称号を手にして2019年にウィリアムズでF1デビューを果たすことになった。

    2019年にウィリアムズで戦うことが決まっているジョージ・ラッセルは、F2最終戦アブダビのレース1で優勝。ART Grand Prixで昨年のGP3に続き、F2でもチャンピオンを獲得して、F1へと卒業することになった。

    「正直、大きな安堵のため息が出たよ!」とジョージ・ラッセルはコメント。

    「自分自身とARTにとって非常に長くて厳しい一年だった。僕たちは本当にハードワークをしてきた。おそらくバクーからは、毎回トラックで最速の一台になっていたと思う。いくつかの問題を抱えて非常にフラストレーションを抱えたこともあったし、ラインを通過するのが少し難しいときもあった。でも、昨日はポールを獲って気合が入っていたし、今日僕たちが何をしなければならないかはわかっていた。自分たちのスタイルで勝つというね。そして、僕たちはそれを成し遂げた」

    ART Grand Prixは2018年のチームタイトルも獲得している。

    「F2 / GP3で困難な2年を過ごしてきたので、彼らは本当に喜んでくれている。去年もGP3で一緒だったので僕たちは2年間一緒だったし、お互いに本当に頑張った旅だった。表彰台でメカニックとエンジニアの感動を目にしたと思う。彼らは本当に盛り上がっていたよね!」

    「僕が教えてられたのはレガティブなレースなどないということだ。何度か良くないレースがあっても、何かを学んで前進させてくれる。バーレーンでの最初のレースがそうだったと振り返ることができる。レースペースが良くなかったし、クルマも良くなくて、タイヤを最大限に活用するために間違った方向に進んでいた。あのレースから多くのことを学んだし、その後のレースにうまく生かすことができた。良いレースをして、ほぼそこにいたら、これほど学べなかったと思う。良い週末であっても、悪い週末であっても、常にそれから得られるものがある」

    F2でランキング首位に立ち続けてきたジョージ・ラッセルだったが、先にF1行きを決めたのはマクラーレンでのF1デビューが決まっているランド・ノリスだった。

    自分の方が上位にいるのにフラストレーションは感じなかったかと質問されたジョージ・ラッセルは「実際はそんなことはなかった」とコメント。

    「ランドの早い時期での発表はウィリアムズのシートを獲得するために僕を後押ししてくれた。なぜなら、もし僕がチャンピオンシップで彼の前にいて、マクラーレンが彼がF1シートにふさわしいと考えているなら、それはウィリアムズにジョージはF2で勝っているのだから彼で行くべきだと言わせるプレッシャーを加えることができると思ったからね」

    最終戦でタイトルを争ったのは、そのランド・ノリスではなく、来季のトロロッソ・ホンダのドライバー候補に挙げられているアレクサンダー・アルボンだった。

    「素晴らしかった。僕はアレックスを心からリスペストしている」とジョージ・ラッセルは語る。

    「僕たちは素晴らしい友達だ。コース上ではライバルだけど、フォーミュラ・ルノー、フォーミュラ3、または今年も常にお互いを尊敬してきた。彼は常にダークホースだった。チャンピオンシップはずっと私とランドに焦点が当てられていたけど、アレックスは常にそこにいたし、僕はジャーナリストにそれを訴え続けてきた。ソチでは、ランドと僕との写真撮影が行われてさえいた。僕はここにアレックスが必要だと言った。そして、状況は変わり、ここにで僕と戦えたのはアレックスだけだった! 素晴らしかったし、彼が来年についてメディアが推測しているドライブを確保できることを本当に願っている」

  • F2 | ジョージ・ラッセルが2018年のチャンピオンを獲得

    F2 | ジョージ・ラッセルが2018年のチャンピオンを獲得

    ジョージ・ラッセルが、2018年のF2チャンピオンを獲得した。

    タイトル争いはポイントリーダーのジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)をアレクサンダー・アルボン(DAMS)が37ポイント差で追いかける展開。2レースで獲得できる最大ポイントは48ポイントあり、まだアルボンにも逆転の可能性は残された状態でアブダビ大会を迎えた。

    11月24日(土)に行われたレース1はスタートから波乱。タイトル候補のアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィのDAMSの2台、そして、セルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)がストール。グリッドを離れられないニコラス・ラティフィにアルジュン・マイニ(Trident)が突っ込んでクラッシュ。福住仁嶺(BWT Arden)もわずかに接触して1コーナーでストップ。3台がリタイアとなりセーフティカーが導入される。

    アレクサンダー・アルボンはなんとかレースに復帰できたものの、タイトル獲得には厳しい状況となる。

    7周目からレース再開。ニック・デ・フリース(Prema)がトップに立ち、ジョージ・ラッセルが追いかける。そして、8周目のピットストップでジョージ・ラッセルがデ・フリースを交わして前に出る。

    全車のピットストップが終わった段階でトップに立ったジョージ・ラッセルは、終わってみれば2位のアルテム・マルケロフ(RUSSIAN TIME)に3.3秒差をつける圧勝。今季7勝目を挙げ、2018年のF2チャンピオンを獲得した。昨年のGP3チャンピオンに続き、最高の履歴書をもって2019年にウィリアムズからF1デビューを果たす。

    最下位から挽回したアレクサンダー・アルボンは14位でフィニッシュ。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は9位入賞。スポット参戦したダニエル・トィクトゥム(BWT Arden)は11位でレースを終えた。

    2018年 F2 最終戦 アブダビ レース1結果

    P No Driver Team
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    2 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    3 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    4 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    5 19 ランド・ノリス Carlin
    6 20 ルイ・デレトラズ Charouz Racing System
    7 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    8 15 ロベルト・メルヒ Campos Vexatec Racing
    9 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    10 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    11 11 ダニエル・ティクトゥム BWT Arden
    12 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    13 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    14 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    15 10 ニコ・カリ MP Motorsport
    16 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    17 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
      6 ニコラス・ラティフィ DAMS
      12 福住仁嶺 BWT Arden
      16 アルジュン・マイニ Trident