カテゴリー: FIA F2

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、アクシデントで後退し13位完走

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、アクシデントで後退し13位完走

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第3戦オーストラリアのスプリントレースを13位でフィニッシュした。

    FIA F2選手権第3戦オーストラリアはメルボルン・アルバートパークに設置された特設コースを舞台に行われる。例年F1が開催されるコースだが、FIA F2選手権が行われるのは今回が初めてとなる。

    3月31日(金)、ウエットコンディションで行われた予選で、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、セッション最終盤にトップタイムをマーク。今シーズン初のポールポジションを獲得した。リバースグリッドで行われるスプリントレースでは、上位車のペナルティーでグリッドが一つ繰り上がり、5列目9番手からのスタートとなった。

    4月1日(土)14時25分、不安定な天候で気温16℃、路面温度28℃、ところどころウエットの箇所があるコンディションでフォーメーションラップがスタートした。好スタートを切った岩佐は、1台をパスして8番手に上がる。その後激しいポジション争いの中、他車と接触しながらも8番手を守り1周目を終えた。

    しかし、接触によりタイヤがパンクするダメージを負った岩佐は、2周目の1コーナーでポジションを落としペースダウン、ピットインを余儀なくされる。この緊急ピットインにより、岩佐は最後尾の20番手となった。

    大きく開いた前車との差を縮めながら、岩佐は20番手で走行を続ける。14周目、アクシデントを起こしたマシンがコース上にストップしセーフティカーが導入された。少し前から降り始めた雨によって、タイヤ交換を行うマシンが出る。岩佐もセーフティカー先導中の17周目にピットインし、ウエットタイヤに交換。最後尾の18番手でレースに戻る。18周目からレース再開が表示されたが、コースアウトするマシンが出てセーフティカー先導が延長された。その間に雨が収まっていったため、岩佐は19周目に再びピットに入り、ミディアムタイヤに交換した。

    21周目にレースが再開され、残り2周の激しいポジション争いが展開される。岩佐はペースを上げてオーバーテイクし、14番手までポジションを上げてフィニッシュ。上位車のタイムペナルティーにより順位が繰り上がり、結果は13位となった。

    「接触については、寄せられてからこちらが避けることはできず、仕方なかったと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    「レースの結果としては残念でしたが、内容としては得るものが多く、その点はポジティブに捉えています。アクシデントの後、新品のミディアムタイヤに換えて、14~15周単独で、ほぼテスト状態で走行することができました。クルマのフィーリングやデータを多く得られたことで、フィーチャーレースに向けていい準備ができたと思います」

    「レースではウエットタイヤに換えた後、それがうまくいかないと分かったので、ミディアムタイヤに戻してオーバーテイクもできました」

    「フューチャーレースはポールポジションからのスタートですので、スタートを決めてリードしたいですし、それがうまくいかなくてもいいペースがあることは分かっているので、結果につながるレースにしたいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1 レッドブル

  • FIA-F2:レッドブルF1育成のデニス・ハウガーがスプリントレースで優勝

    FIA-F2:レッドブルF1育成のデニス・ハウガーがスプリントレースで優勝

    レッドブルF1の育成ドライバーであるデニス・ハウガーは、メルボルンのスプリントレース開幕戦で優勝を果たし、F2ドライバーとして初めてトップステップに立った。ハウガーは、リバースグリッドポールからトップを守り、終盤の霧雨にもかかわらず、その座を明け渡すことはなかった。

    2位にはジャック・・クロフォードが入り、フロントロウスタートで初のポイント獲得と表彰台を獲得した。クッシュ・マイニはアルバート・パークでオーバーテイクを披露し、3位でF2初の表彰台を獲得した。

    レース前の雨でサーキットが滑りやすくなったため、エンツォ・フィッティパルディとチャンピオンシップリーダーのラルフ・ボシュングがレコノサンスラップでスピンアウトし、グリッドに並んだのは20台の車だけでした。

    ハウガーがスタートでトップで維持し、ルクレールとマルティンスは異なる作戦を生かした。ソフトラバーを使用し、オリバー・ベアマンをパスして4番手に浮上したが、ベアマンはルーキーのゼイン・マロニーに敗れた。

    7周目、ルクレールはターン10でマイニをかわしたが、マイニはそれを許さなかった。一方、マロニーは完璧な挟み撃ちでマルティンスを抜き去り、5位でゴールした。

    ホームレーサーのジャック・ドゥーハンのレースは、14周目に追突されて早期に終了し、セーフティカーが導入されたところで、雨が降り始めた。

    2周で勝負が決まる中、ハウガーはクロフォードとマイニを引き離す。ルクレールはマロニーを抑えて4位をキープし、イサック・ハジャーは6位でハイテックにダブルポイントをもたらした。ベアマンは、チームメイトのフレデリック・ヴェスティに序盤で抜かれた雪辱を果たし、最終ラップで7位に浮上した。

    岩佐歩夢は、序盤に接触があり、13位でレースを終えた。

    日曜日の現地時間11時35分にスタートするフィーチャーレースでは、岩佐歩夢がポールポジションからスタートする。

    FIA F2 オーストラリア スプリントレース 結果

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、雨に翻弄された予選でポールポジション

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、雨に翻弄された予選でポールポジション

    岩佐歩夢は、メルボルンで行われた予選で、自身3度目のFIA F22ポールポジションを獲得した。DAMSのドライバーは、雨の降るアルバート・パーク・サーキットでトラブルを避けながら、赤旗で走行が打ち切られル雨に1分45秒118を記録した。

    ARTグランプリは、金曜日の好調を維持し、テオ・プルシェールがチームメイトのビクター・マルタンスを抑えてフロントローを確保した。

    初めてのオーストラリアのトラックでのレースの挑戦に加えて、集中豪雨がポール争いを激化させ、赤旗の影響を受けた30分間の走行中に8人の異なるドライバーがタイムシートのトップを交換した。

    最初の赤旗は、セッションの5分後に出された。滑りやすいコンディションにより、プレマ・レーシングのオリバー・ベアマンがターン8とターン9の間で横向きにスピンして壁にぶつかり、ジャック ・クロフォードが ハイテック・パルスエイトフロントウイングを破損するなど、滑りやすいコンディションに何人ものドライバーが翻弄された。

    しばらく待機した後、雨は徐々に弱まり、走行が再開され、ジャック・ドゥーハンが1分52秒238のオープニングベンチマークをマークしてリードを奪った。その後、イサック・ハジャー、フレデリック・ヴェスティ、ロマン・スタネックらが暫定ポールを獲得し、ドゥーハンも1分47秒721でこれに応えたが、コースの進化により、タイムは刻々と変化した。

    岩佐歩夢 レッドブル ホンダF1

    岩佐歩夢は初めて1分46秒台に突入し、コンマ8秒の差をつけてセッションが中盤にさしかかると、後続を引き離しにかかる。使い古したウエットタイヤを捨て、フレッシュなタイヤに交換したのはフランスのルーキーたちだった。ハジャー、そしてマルタンがタイムを刻み、アルピーヌのジュニアがハイテック・パルスエイトのドライバーをコンマ3秒引き離した。

    コースは乾いていたものの、コンディションは依然としてトリッキーなままだった。ベアマン、アーサー・ルクレール、クレマン・ノヴァラク、そしてランキングトップのラルフ・ボシュングが最終コーナーで芝生に足を取られ、デニス・ハウガーは幸運にもグラベルに足を取られずに済んだ。

    残り4分を切ったところで、プルシェールはチームメイトに1000分の4秒の差をつけてトップに躍り出た。しかし、3年連続のARTポールポジションはならなかった。岩佐歩夢が1分45秒118を記録し、コンマ6秒差でトップに立った。

    このラップでマルタンスが5コーナーと6コーナーの間でバリアに接触し、2度目の赤旗が提示された。残り2分のところでセッションは再開されず、レッドブルのジュニアが今季初のポールを獲得した。

    アイザック・ハジャーは4位、同じくレッドブルのジュニアであるゼイン・マロニーは5位となった。ベアマンは、ルクレール、カンポス・レーシングのクッシュ・マイニを抑えて6位となった。クロフォードは9位で、トップ10に7人のルーキーが入った。

    メルボルンで開催されるF2初の23周のスプリントレースは土曜日の現地時間14時20分にスタート。リバースグリッドでハウガーがポールポジションに並ぶ。

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、ペースに苦しみながらも4位入賞 / FIA F2

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、ペースに苦しみながらも4位入賞 / FIA F2

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第2戦サウジアラビア大会のフィーチャレースで4位入賞を果たした。

    FIA F2選手権第2戦サウジアラビア大会は19日(日)、フィーチャーレースが行われた。予選6番手となった岩佐歩夢は、上位車のペナルティーにより1つ繰り上がって3列目5番手からのスタートとなった。

    午後4時15分、気温28℃、路面温度48.5度と高温でのコンディションでフォーメーションラップがスタートした。スタート後のポジショニングで1台に先行された岩佐歩夢は、1周目を6番手で終えた。

    スーパーソフトタイヤでスタートした岩佐歩夢は、レース序盤にタイヤが厳しくなり、7周目にピットインしてミディアムタイヤに交換。同じ戦略を採った上位陣も同様にタイヤが保たず、7~8周目にタイヤ交換を行った。14番手でレースに戻った岩佐歩夢は、タイヤ交換を行ったマシンの中では6番手で、ピットイン前のポジションをキープ。その後にピットインしたマシンによりポジションを上げて、10周目には11番手となった。

    レース中盤、ペースの上がらない岩佐歩夢は少しずつ前車との差を広げられてしまう。16周目、17周目に同じ戦略の上位車がスピンして脱落し、岩佐歩夢は9番手に浮上。タイヤ交換を行っていないマシンが5台いたため、実質的には4番手となった。

    レース終盤の24周目に全車がタイヤ交換を終え、岩佐歩夢は4番手を走行。しかしペースが上がらない状態が続き、前車との差は5秒に広がり、追い上げは難しい状態だった。最終盤、ペースに勝る後続の追い上げが激しくなり、岩佐歩夢の背後に迫る。残り2周で後続との差は1秒を切り、ファイナルラップに岩佐歩夢はコンマ3秒に迫られるが、4番手をキープしてチェッカーフラッグを受けた。

    岩佐歩夢は前日のスプリントレースと合わせ22ポイントを加算、トータル31ポイントとなり、トップまで2ポイント差に迫るランキング3位に浮上。また、全選手で唯一開幕戦から4レース連続でポイントを獲得している。

    「4位という結果はよかったですが、内容はとても厳しいレースでした」と岩佐歩夢はコメント。

    「明らかにマシンのスピードが足りなかったです。異常なほど遅いというわけではありませんが、他のマシンには及びませんでした。ストレートはそれほど問題ないのですが、コーナーでのスピードが劣っていました」

    「タイヤに関しては全く問題なく、しっかりグリップさせることを考えながら走っていました。マシンの基本的なスピードについてはエンジニアとともに見直して改善しなければなりません。しかし、今のポテンシャルをしっかり発揮して、2レースともに結果を出せたことは非常にポジティブなことだと思っています。それは自分もチームも同様で、改善が必要なところはあるものの、大きな問題なく2戦目で結果を出せたことはいい状況です」

    「今後マシンのポテンシャルを上げて、さらに上を目指してがんばります」

    岩佐歩夢 ホンダF1 フォーミュラ2

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、波乱のレースで今季初優勝 / FIA F2

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、波乱のレースで今季初優勝 / FIA F2

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第2戦サウジアラビアのスプリントレースで今季初優勝を飾った。

    FIA F2選手権第2戦サウジアラビアはジェッダ・コーニッシュ・サーキットを舞台に、3月18日(土)にスプリントレースが行われた。高速の市街地コースであるジェッダは、ランオフエリアがあまりない特徴的なサーキットだ。

    ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、前日の予選は6番手。リバースグリッドとなるスプリントレースでは上位グリッド車が降格となり、2列目4番手からのスタートとなった。

    午後6時10分、気温26℃、路面温度35℃のコンディションでフォーメーションラップがスタート。好スタートを切った岩佐歩夢は、1台をパスして2番手で第1コーナーに入った。首位に迫る岩佐歩夢は、2周目の1コーナーでアウト側からオーバーテイクを決めてトップに立った。

    2周目、後方でクラッシュが発生しセーフティカー(SC)が導入される。5周目にレースが再開され、後続に迫られる岩佐歩夢はトップを守り1コーナーをクリアした。後続が1秒以内に迫る接近戦が続き、その差をコントロールしながら岩佐歩夢はトップをキープ。7周目に再び後続のアクシデントによりSCが導入されたが、10周目に再スタートが切られ、岩佐歩夢は首位を保ちながらレースは後半戦となった。

    タイヤへの負荷が大きくないコースだけに、終盤戦に入っても後続は激しくプッシュして岩佐歩夢を攻め、コンマ5秒前後で迫る。しかし、岩佐歩夢はミスなく2番手との差を保ち、20周のレースでトップチェッカーを受け、今シーズン初優勝を飾った。

    岩佐歩夢はスプリントレースで初めての勝利となり、F2通算3勝目で10ポイントを獲得した。

    「今シーズンの1勝目を獲得できてうれしいです」と岩佐歩夢はコメント。

    「レース全体で非常に苦しい状況が続き、最後まで守り切っての勝利でした。マシンのスピードに関しては、全く余裕はなく、後続に比べて劣っているのが分かっていたので、ペースをコントロールしていました。具体的にはセクター1でペースを落とし、比較的速いセクター2、3で引き離すプランで、なんとか抜かれずにすみました」

    「昨シーズンのアブダビに似た展開となり、あの時の経験を活かせたと思います。苦しいながらも得た勝利は、自分にとっても、チームにとっても大きな自信となる、今後に向けてとてもポジティブなものです」

    「フィーチャーレースに向けて、スピード不足を補うマシンの改善は必要ですが、ストラテジーを含めポジティブに臨み、一つでも上のポジションでフィニッシュできるようがんばります」

    岩佐歩夢, ホンダF1

  • FIA F2 第2戦:レッドブルF1育成の岩佐歩夢がスプリントレースで優勝

    FIA F2 第2戦:レッドブルF1育成の岩佐歩夢がスプリントレースで優勝

    FIA F2 第2戦 サウジアラビアのスプリントレースが3月18日(土)にジェッダ・コーニッシュ・サーキットで行われ、レッドブルF1育成の岩佐歩夢(DAMS)が優勝した。

    リバースグリッドとなる20周のスプリントレースで、予選を6番手で終えた岩佐歩夢は、他のドライバーのペナルティもあり、4番グリッドからレースをスタート。

    2周目にトップに浮上した岩佐歩夢は、セーフティカーによるギャップの無効化や後続ドライバーからのプレッシャーを抑え込んで今季初優勝。通算3勝目を挙げた。

    岩佐歩夢 フォーミュラ2 FIA F2選手権

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、8位フィニッシュで連続入賞

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、8位フィニッシュで連続入賞

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2開幕戦バーレーンのフィーチャーレースで終盤タイヤに苦しみながらも8位でフィニッシュし、開幕戦2レースで連続入賞を果たした。

    FIA F2選手権第1戦バーレーン、前日のスプリントレースで4位入賞を果たした岩佐歩夢は、タイヤ交換が義務付けられる32周のフィーチャーレースに挑んだ。フィーチャーレースは予選順位でのグリッドとなるため、岩佐歩夢は4列目7番手からのスタート。

    午後1時20分、気温32℃、路面温度45℃の高温下で、フォーメーションラップがスタートした。スタートで少し出遅れた岩佐歩夢だが、1コーナーのインにくぐり込み、ポジション取りで7番手をキープ。その後のターン4で多重クラッシュが発生し、巻き込まれずに済んだ岩佐歩夢は5番手にポジションを上げた。このアクシデントでセーフティカーが導入された。

    4周目にレースが再開され、5番手走行の岩佐歩夢は前後とも接近しながらポジションをキープ。12周目、ハードタイヤでスタートした岩佐歩夢だが、早いタイミングでタイヤ交換のためピットインを行った。それから数周に多くのマシンがタイヤ交換を行い、16周を終え全車がタイヤ交換を済ませた時点で、岩佐歩夢は6番手となっている。

    レース後半に入り、岩佐歩夢の周囲では激しいポジション争いが繰り広げられた。その中で、岩佐歩夢もサイドバイサイドのバトルを重ねる。しかし、タイヤに苦しみペースが上がらない岩佐歩夢は、26周目にターン11でパスされ6番手にダウン。ラップタイムがさらに落ちたレース終盤では、明らかにペースの速い後続に攻められ、28周目に7番手、31周目に8番手にポジションを落とす。接近し苦しい展開ながら、岩佐歩夢は8番手を死守しフィニッシュ。スプリントレースに続いてフィーチャーレースでも入賞を果たし、4ポイントを獲得した。

    岩佐歩夢は開幕戦2レースで9ポイントを獲得し、ランキングは6位となっている。

    「フィーチャーレースはとても残念な結果に終わりました」と岩佐歩夢はコメント。

    「一番の原因はタイヤストラテジーがうまくいかなかったことで、それによって(前車の背後を走る)フォローイングでタイヤを痛めてしまい、タイヤを保たせることができませんでした」

    「このサーキットはアンダーカットがしやすく、ラップタイムにも影響が大きいため、ピットインのタイミングには気を遣っていたのですが、結果的にチームメートが先に入ったことで自分のタイミングが合わずに、うまく噛み合わない状況でした。クリーンエアで走れていれば、あそこまでタイヤのデグラデーションもひどくならかったと思うので、ポジションを守ることもできたと思います」

    「次戦に向けて自分はドライビング、そしてチームとともにストラテジーとマシンに関して改善を進めていかなければならないと思っています」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位フィニッシュで5ポイントを獲得

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位フィニッシュで5ポイントを獲得

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2開幕戦バーレーンのスプリントレースを4番手スタートから4位フィニッシュ。タイヤに苦しみながらもポジションを死守し、5ポイントを獲得した。

    2023年、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)の育成ドライバーでもある岩佐歩夢は、2年目のFIA F2選手権に挑戦する。昨シーズン、ランキング5位となった岩佐歩夢は、昨年と同じDAMSから参戦。今シーズンはシリーズチャンピオンを目指して、全14戦28レースを戦う。

    開幕戦の舞台は昨シーズンと同じバーレーンで、3月3日金曜日にフリープラクティスと予選が行われた。予選で岩佐歩夢は7番手となり、上位10台のリバースグリッドとなるスプリントレースでは2列目4番手という好グリッドを得ている。

    3月4日(土)午後4時15分、気温27℃、路面温度36℃のコンディションで、スプリントレースのフォーメーションラップがスタートした。

    好スタートを切った岩佐歩夢はイン側をつき1コーナーまでに3番手に浮上。その後、果敢に攻めてオーバーテイクを決め2番手にポジションを上げて1周目を終えた。

    トップとの差は1秒前後だったが、その差は変わらず周回を重ねる。その間に後続が岩佐歩夢に迫り、9周目には激しいバトルとなり、いったんは2番手を奪われた岩佐歩夢だが、その後すぐに抜き返し2番手を死守した。

    その後も後続との激しいポジション争いは続き、13周目には抜かれ、抜き返し、また抜かれる激しいバトルで3番手にダウン。ペースの上がらない岩佐歩夢は、15周目の1コーナーでパスされ4番手となり、その直後さらに後続にパスされたが、すぐにポジションを奪い返し4番手に復帰した。早い段階でタイヤにデグラデーションが出てしまった岩佐歩夢はレース後半にペースが上がらず、後続の激しいプッシュを受けながらも4番手を死守し、23周のチェッカーフラッグを受けた。

    4位入賞を果たした岩佐歩夢は5ポイントを獲得。2年連続で開幕レースでの入賞を果たした。

    「事前のテストではマシンはいい感触で、リザルトはあまりいいとは言えませんでしたが、ポテンシャルはあると感じていました。しかし、予選は自分のドライビングのロスもあり、苦しい展開となりました。データ上、そのロスがなければ2、3番手まではいけるかもしれなかったですが、トップを奪うのは難しい状況でした」と岩佐歩夢はコメント。

    「スプリントレースはとても苦しい展開でした。タイヤのデグラデーションが出るタイミングが想定よりかなり早かったです。自分としては1周目からタイヤマネージメントには気を遣い、そのドライビングは悪くなかったとデータ上もわかっているので、気温の高いフィーチャーレースに向けてマシンのセットアップを改善しなければならないので、これからエンジニアと検討します」

    「2年目の今シーズンはチャンピオンが目標であることはもちろんですが、あまりそればかりに気を取られてもいけないので、目の前の1レース、1セッションで全力を尽くせるようがんばります。そして、攻めの姿勢を持って、昨シーズンの後半のような戦いを続けていければ、結果は必ずついてくると思っています」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • F1フィーダーシリーズ、バーレーンでサステイナブル燃料で初レース

    F1フィーダーシリーズ、バーレーンでサステイナブル燃料で初レース

    F1のフィーダークラスであるF2とF3は、今週末のバーレーンで初めてアドバンスド・サステイナブル燃料(Advanced Sustainable Fuels)を使用してレースを行う。

    この2つの選手権は、F1バーレーンGPのサポートカードの一部として実施されており、全車が55パーセントのアドバンスド・サステイナブル燃料で走行することになっている。

    これは、2030年までにネットカーボンゼロを目指すF1の一環として、各カテゴリーが完全に持続可能な燃料に向けた最初のステップとなる。

    F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、「今年F2とF3が使用するアドバンスド・サステイナブルねんりょうの開発には、多くの研究と献身が費やされたが、それがレーストラックで実際に使われるのを見ることができて嬉しく思っている」と述べた。

    「F2、F3選手権が果たす役割は、次世代のドライバーを育成し、ゲームチェンジを促すイノベーションを刺激し続けるため、かつてないほど重要になっている」

    「2030年までにネット・ゼロ・カーボンを目指すF1にとって、サステイナビリティは非常に重要な課題であり、グローバル・パートナーのアラムコと共同で開発したアドバンスド・サステイナブル燃料は、F1と自動車産業がより持続可能な未来へ向かうための大きな一歩だ」

    この燃料は、スポーツのパートナーであるアラムコが開発したもので、2026年に導入されるF1用にも同様のものが開発されています。

    このプロジェクトの重要な目標は、新しい燃料が既存の機械にほとんど手を加えることなく、「ドロップイン」できるようにすることだ。

    この燃料を使用してプレシーズンテストを行った2つのジュニアフォーミュラでは、すでにそのことが証明されている。

    「今日はとても重要な日だ」とフォーミュラ2およびフォーミュラ3のCEOであるブルーノ・ミッシェルは語った。

    「F2とF3がサーキットにアドバンスド・サステイナブル燃料を導入する最初の選手権となったことは、モータースポーツにおける並外れたブレークスルーを示すものだ」

    「これは、我々のスポーツをより持続可能なものにするための、もう一つの大きな一歩だ」

    「我々はパートナーのアラムコと舞台裏で懸命に働いてきたが、52台のマシンがすべてこの燃料でうまく走っているのを見ることができて誇りに思う」

    F2とF3は、F1の1年後である2027年に完全な持続可能燃料に移行する計画があるが、より野心的な解決策がある。その意図は、炭素回収技術を使用して、燃料の生産時に空気から炭素を抽出することだ。

    これは、必要な量の燃料を生産するために成熟するのに時間がかかる新しいテクノロジーとなる。F2とF3のドライバーは、先月のプレシーズンテストで8000周以上を走行している。

    今週末のバーレーンGPは、F1とその2つのフィーダークラスにとって2023年シーズンの幕開けとなる。

  • DAMSオーナー「岩佐歩夢にはF2タイトルを獲得できる能力がある」

    DAMSオーナー「岩佐歩夢にはF2タイトルを獲得できる能力がある」

    DAMSのチームオーナーであるシャルル・ピックは、岩佐歩夢がチームと2023年にFIA-F2のタイトルを獲得するための「才能を持っている」と語る。

    元F1ドライバーのピックは、2019年に父親でチーム創設者のジャン=ポール・ドリオが亡くなって以来、共同でチーム代表を務めていてオリビエとグレゴリー・ドリオから2022年2月にチームを買収した。

    DAMSは、昨シーズン、ポール・リカールとアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで優勝し、チームランキングで6位、ドライバーズ選手権で5位を獲得したレッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢を擁している。

    シャルル・ピックはチームの2022年シーズンには「完全に満足したわけではない」としながらも、今年勝つための「能力がある」と考えており、岩佐歩夢が2014年にジョリオン・パーマーがGP2王座を獲得して以来のタイトルに挑戦するために必要な才能を持っていることはすでに証明していると述べた。

    DAMSが最後にF2チームタイトルを獲得したのは、セルジオ・セッテ・カマラとニコラス・ラティフィによる2019年のことだった。

    2012年から2013年にかけてマルシャとケータハムで39回のF1グランプリ出場を果たしたシャルル・ピックは「我々には能力があると思うが、我々だけではない。チャンピオンシップを獲得できるチームは3~4チームいる」と語った。

    「競争のレベルは非常に高くなるので、シーズン終了時にどれだけのポイントを獲得できるか見ていく」

    「会うy無にはそれができる才能があり、2022年にそれを証明した。しかし、今シーズン、チャンピオンシップを争えるドライバーが4~5人いる。2023年のすべてのトップチームには、タイトルを争えるポテンシャルを持った選手がいる」

    「我々はこの1年をレースごとにアプローチし、最大限のパフォーマンスを引き出すことで、常に上位に食い込むことを目指していく」

    2022年シーズン前にチームを引き継いだシャルル・ピックは、2勝と6回の表彰台を獲得した岩佐歩夢の成功に驚かなかったという。

    2020年のフランスF4チャンピオンである岩佐歩夢は、昨年、新たに契約したウィリアムズF1レーサーのローガン・サージャントに次ぐF2ルーキーとして活躍し、シーズン終盤には力強い成長を見せた。

    2022年に何か驚いたことがあったかと聞かれたシャルル・ピックは「特にない。歩夢のパフォーマンスは、外部の人間にとっては衝撃的だったかもしれないが、チーム内では彼の実力はわかっていた」と答えた。

    「彼のポテンシャルをすぐに感じたし、シーズンのかなり早い段階から彼の才能を理解していたので、シーズン後半に彼が強いパフォーマンスをすることに備えていた」

    2023年には、岩佐歩夢のチームメイトとしてFIA-F23出身のアーサ・ルクレールが加入する。彼はフォーミュラ・リージョナル・アジア選手権を制した後、昨シーズンはプレマで6位に入った。

    「アーサーにとっての目的は、できるだけ早く進歩し、上位で戦えるようにすることだ」とシャルル・ピックは付け加えた。

    「彼は能力を持っているが、F2でのキャリアをスタートさせる際には、F3とF2のマシンの違いを発見する適応段階が常にある」

    「アーサーとチームは、2022年の歩夢のときと同じように、この学習期間を早く進めるために協力していく」