カテゴリー: F1オランダGP

  • ピエール・ガスリー F1オランダGP談 「スプリントの3位とは大違い」

    ピエール・ガスリー F1オランダGP談 「スプリントの3位とは大違い」

    ピエール・ガスリーは、2023年F1第14戦オランダGPを3位でフィニッシュ。アルピーヌF1チームに加入してから何度も挫折を経験したが、移籍後初の表彰台を獲得できて非常に満足していると語った。

    レース序盤に5秒のタイムペナルティを受けたにもかかわらず、ガスリーは4位でチェッカーを受けた。その後、彼はセルジオ・ペレスの5秒タイムペナルティの恩恵を受け、表彰台の最後のスポットを獲得した。

    「チーム全員で取り組んできたことが報われると、とてもうれしいものだ」とガスリーは語った。

    ガスリーにとって表彰台獲得は2021年のアゼルバイジャンGP以来となる。

    「アルファタウリにいた昨年は、どの時点でも表彰台フィニッシュにはほど遠かった。とにかくスピードが足りなかった」とガスリーは語った。

    「今年のモナコでは3位を走行してあと一歩のところまでいったと思うけど、不必要な追加ストップでチャンスを逃した。でも、このシーズンは何度も何度もトライし続けなければならないし、物事がうまくいくときが必ず来るものだし、今日はそれが実現した」

    ガスリーは12番グリッドから表彰台に上った。彼は1周目に雨が降り始めるとすぐにピットインした7人のドライバーの1人であり、そのことが順位を上げるのに貢献した。

    「おそらく今年で最もチャレンジングなレースだった。多くの障害物があり、間違えそうな瞬間もたくさんあったけど、チームとしてそれを最大限に生かそうと努力した」とガスリーは語った。

    「だからこそ、チームには本当に満足しているし、誇りに思っている。本当に運に恵まれていなかったからね。でも、トライし続け、自分自身を見つめ直し、改善できる部分を見つけ続ける必要がある。それが僕たちがしてきたことだ」

    前戦のスパ・フランコルシャンのスプリントレースでも3位に入った。しかしガスリーは、フルレングスのグランプリで3位を獲得したことは、彼にとってより大きな意味があると語った。

    「スパでのトップ3(フィニッシュ)は、同じようには感じなかった。とガスリーは語った。「もちろん3位でだったけど、スプリントだったので表彰台には上れなかった」

    「明らかに今回の方がずっといい感じだし、みんなと一緒にそこから成長していけることを願っている」

    ガスリーは、夏休みを終えて「マシンに戻れて本当に興奮した」と語り、「今日は今シーズンで一番楽しかったかもしれない」と語った。

    「このようなポジション争いはとてもエキサイティングだった。重要な判断も必要だったけど、チーム全体がとても力強いレースを展開してくれた」。

    ガスリーは、シーズン序盤に苦しんだいくつかの挫折についてはフラストレーションを感じていることを認めた。

    「開幕以来、僕たちはあまり恵まれていなかったので満足している。ある意味で不運な状況に何度も巻き込まれ、ポイントを失い、フラストレーションも溜まった」とがすりーはコメント。

    「でも、冷静さを失わず、常にできることを改善しようと努めなければならない。そして、今日はそれが実を結んだ。だから、みんなを心から祝福したい。今年の後半を再開する素晴らしい機会となった。」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム オランダGP

    ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)

    「なんて素晴らしいレースだろう! ここザントフォールトで表彰台に上がれて本当にうれしいし、チーム全員がこれに値する。これまで多くの浮き沈みを経験したシーズンを終えて、この結果に値すると感じている。非常識なレース、非常に多くのアクション、非常に多くの難しい判断を下さなければならなかったけど、意思決定から戦略、ピットストップに至るまで、すべてが非常にうまく実行され、すべてがうまくいった。ピットレーンでのスピード違反による5秒加算のペナルティは残念だったが、良い結果を争うのに十分なペースがあったので、問題にはならなかった。最後の数ラップはコンディションが厳しかったが、うまく乗り切った。表彰台を獲得できたことをチーム全員に感謝している。来週末のモンツァでのレースに向けて、これからもハードワークを続けていこう。あそこには良い思い出がある!」

  • リアム・ローソン F1オランダGP談 「72周を走りきることが目標だった」

    リアム・ローソン F1オランダGP談 「72周を走りきることが目標だった」

    リアム・ローソンは、F1デビュー戦となった2023年F1第14戦オランダGPを13位でフィニッシュした。

    金曜日のFP2でのクラッシュで骨折したダニエル・リカルドの代役として急遽F1デビューを果たすことになったリアム・ローソン。ウェットコンディションでの60分のプラクティスのみで迎えた予選では最下位となる20番手。決勝は19番グリッドからのスタートとなった。

    決勝では、ピットストップで他車を妨害したとして10秒ペナルティを科せられる苦しい展開となったが、赤旗中断後のリスタートでは競争力を発揮し、13位でF1デビュー戦を終えた。

    「今日は72周を走りきることが目標だった」とリアム・ローソンは語った。

    「グリッドに着いた途端雨が降り始め、嫌な予感がした。その後ピットストップをせざる得なくなったけど、残念ながらペナルティーを受け大幅にタイムロスをしてしまった」

    「後半にインターミディエイトタイヤに変えてからクリーンエアーで走れたときは、ペースはそこまで悪くなかったと思う」

    「課題はあるけど、このレースでさまざまなコンディションやシナリオを経験して走りきることができ、次につなげることができたので満足している」

    リアム・ローソン F1 スクーデリア・アルファタウリ

    ダニエル・リカルドは次戦イタリアGPでも欠場の見込みで、リアム・ローソンが引き続き代役を務めることになるようだ。

    スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表であるフランツ・トストは、リアム・ローソンがモンツァで再びリカルドの代理を務めることを認めた。

    「ダニエルがモンツァに出走できるとは思えないので、リアムがモンツァに出走することになりそうだ」とトストは語った。

    「今週、ローソンをシムに送り、モンツァに備えるつもりだ」

  • 角田裕毅 F1オランダGP談 「結果的に戦略はうまくいかなかった」

    角田裕毅 F1オランダGP談 「結果的に戦略はうまくいかなかった」

    角田裕毅は、2023年F1第14戦オランダGPの決勝を16位でフィニッシュした。

    予選でルイス・ハミルトンを妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科され、17番グリッドからユーズドのソフトでスタートした角田裕毅は、雨が降ったコンディションを読んで1周目の終わりににピットインしてインターミディエイトに交換。5周目には8番手までポジションを上げる。

    路面が乾いてきたタイミングでも好判断を見せ、10周目にスリックタイムに交換するためにピットイン。前のドライバーがタイヤ交換を終えた48周目には4番手まで順位を上げる。

    しかし、アルファタウリは雨のリスクなどを考えてか角田裕毅をステイアウトさせることを選択。そこからズルズルと順位を落とし、55周目には12番手まで順位を下げてしまう。また、ジョージ・ラッセル(メルセデス)との接触には5秒ペナルティが科された。

    終盤の雨による長い赤旗の後、12番手からリスタートを切った角田裕毅は、インターミディエイトで競争力を発揮できず後退。16位でレースをフィニッシュした。

    「レース序盤は速さもあり、何台かのマシンをかわしながらエキサイティングな展開をみせることができてよかったと思います」

    「スタート前、ユーズドのソフトタイヤで走り続けるという戦略をチームと立て、最後までやりきれると思っていました。グリップは悪くなかったのですが、ニュータイヤは思ったよりもアドバンテージがあったので、結果的に戦略はうまくいきませんでした」

    「雨が降り始めたとき僕はピットインした方がいいと思い、チームがその意見を尊重してくれたことに感謝しています」

    「終盤のインターミディエイトタイヤでは十分なグリップがなく、タイヤの温度をキープするのに苦戦しました。少し珍しい症状だったので、原因を調べなければなりません」

    「予選では本来の速さを見せることができずに残念でしたが、今日の決勝はもう少しパフォーマンスを発揮することができたのでよかったです」

    角田裕毅 F1 スクーデリア・アルファタウリ

    中盤に角田裕毅をステイアウトさせた件について、スクーデリア・アルファタウリのマシンパフォーマンス責任者を務めるギヨーム・ドゥゾトゥは次のように説明する。

    「セーフティカーの後、彼はいいポジションにいたので、我々は彼をステイアウトさせるという賭けに出た」と16周目にローガン・サージェント(ウィリアムズ)のクラッシュによって導入されたセーフティカー後のパフォーマンスに言及した。

    「タイヤが古かったこともあり、タイムとポジションを落とし始めたので正しい決断ではなかった」

    「そのような状況におけるクルマと意思決定プロセスを改善するために、さまざまな決定を見直し、データを分析していく」

  • 決勝:フェルスタッペンが雨の混乱にも動じず母国F1オランダGPを3連覇

    決勝:フェルスタッペンが雨の混乱にも動じず母国F1オランダGPを3連覇

    2023年F1第14戦オランダGPの決勝が8月27日(日)にザントフォールト・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝を飾った。

    レースは雨による大混乱のレースとなった。晴れていたサーキットにスタート直前で雨が襲い、オープニングラップで路面はウェットに。1周目の終わりにピットに入ってインターミディエイトに交換したセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)がトップに立ち、周冠宇(アルファロメオ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続く。

    ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、翌周にピットインして順位を落とすもそこから猛追。すぐに2番手まで挽回すると、10秒以上あったペレスとの差を5秒台まで縮める。

    路面は10周目あたりにスリックタイヤのクロスオーバーを迎え、後方のドライバーからタイヤ交換が行われる。今回はフェルスタッペンが先にピットインし、ペレスをアンダーカットしてトップに立つ。

    16周目にローガン・サージェント(ウィリアムズ)がクラッシュを喫してセーフティカーが導入される。43周目にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)がフロアのダメージによってリタイアする。

    残り10周あたりでサーキットには再び大雨が襲う。各車インターミディエイトに交換するが、さらに雨脚は強まってフルウェットのコンディションとなり、周冠宇(アルファロメオ)がクラッシュし、その後、40分程度の赤旗中断となる。

    レースはセーフティカー先導のローリングスタートで再開。ザントフォールト・サーキットの狭いピットレーンを考慮し、ピットに全車が飛び込むのを防ぐために、1回限りの特別ルールでインターミディエイトでのスタートが許可されている。

    優勝はマックス・フェルスタッペン。途中のさまざまな展開にも動じず、第5戦マイアミGPから9連勝を上げ、セバスチャン・ベッテルがレッドブル時代に記録したF1最多連勝記録に並んだ。今季11勝目、通算勝利数は46勝となった。

    レッドブルは昨年からの連勝を14勝、今シーズンの記録を13勝まで伸ばした。

    2位はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。タイヤ交換でのレイトストップもあったが、随所で見事なオーバーテイクを見せ、レースのファステストラップも記録した。

    3番手でチェッカーを受けたのはセルジオ・ペレス(レッドブル)が5秒ペナルティを科されたことで、3位はピエール・ガスリー(アルピーヌ)が獲得。前戦ベルギGPのスプリントでは3位に入っていたガスリーだが、表彰台は今シーズン初となる。

    4位はペレス、5位はカルロス・サインツ(フェラーリ)、6位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。

    7位のランド・ノリス(マクラーレン)は2番グリッドからスタートしたものの、スタート直後の雨でチームのインターミディエイト交換への判断が遅れ、大きく順位を落とすことになった。

    8位はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、9位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と好調の2人が続き、エステバン・オコン(アルピーヌ)がトップ10を締めくくった。

    角田裕毅(アルファタウリ)は、一時4番手を走行するも、他チームがタイヤ交換をするなかでチームはステイアウトを選択。接触でフロントウイングを損傷するアクシデントも重なって、ズルズルと順位を下げ、16位でレースを終了。F1デビュー戦となったリアム・ローソンは最後のリスタートで順位を上げ、13位でレースを終えた。

    F1オランダGP マックス・フェルスタッペン

    2023年 F1オランダGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム GAP INT PIT
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル     6
    2 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 3.744 3.744 5
    3 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 7.058 3.314 5
    4 11 セルジオ・ペレス レッドブル 10.068 3.010 6
    5 55 カルロス・サインツ フェラーリ 12.541 2.473 5
    6 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 13.209 0.668 5
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン 13.232 0.023 6
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 15.155 1.923 4
    9 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 16.580 1.425 5
    10 31 エステバン・オコン アルピーヌ 18.346 1.766 6
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン 20.087 1.741 7
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 20.850 0.753 5
    13 40 リアム・ローソン アルファタウリ 26.147 5.307 7
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース 26.410 0.263 6
    15 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ 27.388 .0978 5
    16 22 角田裕毅 アルファタウリ 29.893 2.505 5
    17 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 55.754 25.861 7
    DNF 24 周冠宇 アルファロメオ 10L 10L 4
    DNF 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 31L 21L 3
    DNF 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 58L 27L  
  • F1オランダGP 決勝:マックス・フェルスタッペンが9連勝 角田裕毅は16位

    F1オランダGP 決勝:マックス・フェルスタッペンが9連勝 角田裕毅は16位

    2023年F1第14戦オランダGP決勝の結果。8月27日(日)にザントフォールト・サーキットでオランダグランプリ 決勝レースが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝を飾った。

    レースはスタート直前の雨、残り10周での大雨による長時間の赤旗中断と波乱の展開となった。

    優勝はマックス・フェルスタッペン。オープニングラップでのインターミディレイトへの交換を見送ったことで順位を下げるも、路面がドライへと変化したタイミングでトップに立つと、セーフティカー、赤旗中断にも動じずトップでチェッカー。3年連続で母国レースで優勝し、セバスチャン・ベッテルがレッドブル時代に記録した9連勝に並んだ。

    レッドブルは、昨年から14連勝、今シーズン13連勝に記録を伸ばした。

    2位はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)でファステストラップをマーク、3位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が今シーズン初表彰台を獲得した。

    角田裕毅(アルファタウリ)は、一時4番手を走行するも、他チームがタイヤ交換をするなかでチームはステイアウトを選択。接触でフロントウイングを損傷するアクシデントも重なって、ズルズルと順位を下げ、16位でレースを終了。F1デビュー戦となったリアム・ローソンは13位でレースを終えた。

    2023年 F1オランダGP 決勝 結果

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    3.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    4.セルジオ・ペレス(レッドブル)
    5.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    6 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    7.ランド・ノリス(マクラーレン)
    8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    9.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    10.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    11.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    13.リアム・ローソン(アルファタウリ)
    14.ケビン・マグヌッセン(ハース)
    15.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
    16.角田裕毅(アルファタウリ)
    17.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    DNF.周冠宇(アルファロメオ)
    DNF.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    DNF.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)

  • 【結果】 2023年F1第14戦オランダGP 決勝

    【結果】 2023年F1第14戦オランダGP 決勝

    2023年F1第14戦オランダGP 決勝の結果。

    8月27日(日)にザントフォールト・サーキットで2023年のF1世界選手権 第14戦 オランダグランプリの決勝レースが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。2位にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、3位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続いた。角田裕毅(アルファタウリ)は16位でレースを終えた。

    2023年 F1オランダGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    2 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン
    3 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ
    4 11 セルジオ・ペレス レッドブル
    5 55 カルロス・サインツ フェラーリ
    6 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン
    8 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ
    9 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン
    10 31 エステバン・オコン アルピーヌ
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース
    13 40 リアム・ローソン アルファタウリ
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    15 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ
    16 22 角田裕毅 アルファタウリ
    17 63 ジョージ・ラッセル メルセデス
    DNF 24 周冠宇 アルファロメオ
    DNF 16 シャルル・ルクレール フェラーリ
    DNF 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ
  • ベッテル、自身のF1記録に挑むフェルスタッペンにエール「お前ならできる」

    ベッテル、自身のF1記録に挑むフェルスタッペンにエール「お前ならできる」

    セバスチャン・ベッテルは、マックス・フェルスタッペンが日曜日に自分の10年来のF1記録である9連勝に並んだとしても、恨むことはないだろう。

    フェルスタッペンは母国オランダGPをポールポジションでスタートし、ザントフォールトでの3年連続優勝の有力候補に挙がっている。

    もしフェルスタッペンが優勝し、ベッテルがレッドブルで達成した2013年の記録に並ぶことができれば、1週間後にイタリアで開催されるモンツァでさらに上を目指すことができる。

    チャンピオンを独走するリーダーであるフェルスタッペンは、予選後記者団に対し、4度のワールドチャンピオンであるベッテルから励ましのメッセージがテキストメッセージで送られてきたと語った。

    5連勝した後だったか、セブから『よくやった、今の調子を維持しろ』とか、『お前ならできる』みたいな内容のメールが来た」とフェルスタッペンは語った。

    「でも、僕は『9連勝なんて凄いことだ』と思っていたし、すでに8連勝できるとは思っていなかった」

    「つまり、明日可能であれば、もちろんそれに取り組むつもりだけど、それは頭の片隅にあるものではないし、常に『これをしなければならない、これをしなければならない』と思っているわけでもない」

    「僕は記録を破るためにこのスポーツをしているわけではない。この瞬間に勝つためにここにいるだけだ」

    ザントフォールトはオーバーテイクしやすいトラックではなく、フェルスタッペンは予選でマクラーレンのランド・ノリスより0.5秒以上速いタイムを記録している。

    マクラーレンは速そうに見えたが、レッドブルは過去13戦、22戦中21戦で優勝しており、一般的に土曜日よりも日曜日のほうがリードを広げている。

    「マックスは今日も僕たちにとって速すぎた。でも、いい勝負をしたと思う」とまだF1の表彰台の頂点に立っていないノリスは語った。

    「現時点でのレースでは、誰かが不運に見舞われるか、彼が不運になって何かが起こらない限り、僕たちにチャンスはないと思う」

    「非常に優れたドライバーが良いクルマに乗っていて、彼はやるべき仕事をこなしている。僕はそのことを完全に尊重している」

    しかしノリスは、フェルスタッペンがミスをする可能性は常にあると語った。

    「誰にでもあることだし、彼にも起こり得る。だから、時と場所というものがあって、僕たちはある意味でまだそれを待っている。誰もがそれが起こるのを待っているけど、今日はそうではなかった」

  • 2023年 F1オランダGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2023年 F1オランダGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2023年F1第14戦オランダGP決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ピレリは、第14戦の舞台となるザントフォールトにC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)というコンパンドをノミネートしている。決勝がドライな場合、2種類のコンパンドを使うことが義務付けられる。

    最速のタイヤ戦略はソフト-ミディアム-ソフトと繋ぐ2ストップ。その場合、15周~20周目が1回目のピットストップウインドウとなる。2番目に速い戦略はミディアム-ハードの1ストップとなる。2ストップの第2スティントをハードにするという選択肢もあり、オーバーテイク想定か、トラックポジション重視かによって戦略は変わってくる。

    F1 オランダGP

    土曜日はほぼ雨でのセッションとなったため、全ドライバーがどの戦略にも対応できる新品セットを持っている。

    F1 オランダブランプリ

    マリオ・イゾラ (ピレリ モータースポーツディレクター)
    明日のレースには2つの側面がある。一方ではマックス・フェルスタッペンが明らかに優勝候補だが、もう一方では誰が表彰台に上れるかわからない。戦略の面では、2ストップか1ストップかというストップの回数やコンパウンドの選択など、いくつかの選択肢がある。この多様性はいくつかの要因によるものだ。まず第一に、ハードタイヤはC1で、この年のために改良され、劣化はほとんどないものの、前モデルよりもグリップが向上している。そして、ミディアムとソフトのコンパウンドが使いやすいという気温が低い天候がある。最後に、タイヤの種類の選択肢が幅広いという事実がある。また、マシンの特性やエアロダウンフォースレベルの選択によってストップ回数も変わってくる。トラックポジションを重視するドライバーは、C2とC1の組み合わせで1ストップすることが多いだろう。オーバーテイクで競争力を発揮するために必要な能力があると考える人は、ミディアムとソフトの使用を好んで2ストップにするだろう。これに加え、天候が未知数であることが挙げられる。たとえ今日のようなドライコンディションになるとの予報が出ていたとしてもだ。これらの要素を総合すると、明日は非常に興味深いレースになるだろう」

  • アルファタウリF1 「角田裕毅はポイント争いができることを期待している」

    アルファタウリF1 「角田裕毅はポイント争いができることを期待している」

    スクーデリア・アルファタウリのマシンパフォーマンス責任者を務めるギヨーム・ドゥゾトゥが、2023年F1第14戦オランダGPの予選を振り返った。

    アルファタウリにとってオランダGPの激動の週末となった。金曜日のFP2でクラッシュしたダニエル・リカルドが左手を骨折。リザーブドライバーとしてザントフォールトに帯同していたリアム・ローソンが急遽代役としてF1デビューを果たすことが決定した。

    チームは、損傷したマシンを修復しながら、ローソンのために調整するという作業を行うことになり、また、ローソンは初めてレースドライバーとしてのセッションをウェットコンディションで迎えることになった。予選でもウェットコンディションは継続し、ローソンは20番手でセッションを終えた。

    一方、角田裕毅は順当にQ2に進出したが、セッション終盤に乾いてきた路面とアタックのタイミングがかみ合わずに14番手で終了。さらにルイス・ハミルトン(メルセデス)の走行を妨害したとして17番グリッドに降格となった。

    スクーデリア・アルファタウリ F1 オランダGP

    「昨日のクラッシュ以来、激しい旅が続いたが、メカニックたちはリアムのために素晴らしい仕事をしてマシンを準備してくれた。フリープラクティス3回目は難しいコンディションだったが、リアムはマシンをコース上にとどめ、一歩ずとペースを上げていった。インターミディエイトタイヤで走るのは初めてだったので、彼にとっては特にトリッキーなコンディションだった」

    「予選は再びウェットコンディションとなったが、これは2023年シーズンの安定した特徴になりそうだ。リアムに関しては、マシンを学び、コンディションに適応し続けるために、できるだけ多くの周回をこなすことが重要だった。彼はいい仕事をして、ミスもなくマシンを持ち帰った。彼には間違いなくまだ多くのことが残されており、我々はレースを楽しみにしており、彼がAT04で有用なドライランニングを提供できることを期待している」

    「裕毅のほうは、予選はいいスタートで、マージンをもってQ2進出を果たした。路面はどんどん良くなっていったが、残念ながら最後のアタックでQ3に進出することはできなかった。トラフィックが難しかったので、今夜データを分析して、タイヤの準備について何か違うことができたかどうかを確認するつもりだ。戦略シミュレーションも行い、明日の最も可能性の高いシナリオを理解する」

    「FP2で行ったロングランではクルマは悪くなかったし、裕毅とポイント争いができるポジションにいることを期待している」

  • 2023年 F1オランダGP 決勝:スターティンググリッド

    2023年 F1オランダGP 決勝:スターティンググリッド

    2023年F1第14戦オランダGP決勝のスターティンググリッドをFIA(国際自動車連盟)が正式発表した。

    オランダGPでは、予選Q2で角田裕毅(アルファタウリ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)の走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科され、14番手から17番グリッドに降格。ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)が1つずつ昇格する。

    また、18番手だったケビン・マグヌッセン(ハース)が、パルクフェルメコンディションにあるマシンでパワーユニットコンポーネントを変更したことでピットレーンスタート。バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とリアム・ローソン(アルファタウリ)のグリッドがひとつずつ昇格する。

    ポールポジションに並ぶのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番グリッドにはランド・ノリス(マクラーレン)がフロントローに並ぶ。、

    2列目にはジョージ・ラッセル(メルセデス)とアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、3列目にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)とカルロス・サインツ(フェラーリ)と、トップ6には異なるチームのマシンが1台ずつ並ぶ。

    F1オランダGPの決勝は8月27日(日)の22時(現地時間15時)からフォーメーションラップがスタートする。

    2023年 F1オランダGP スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1 (-)
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 2 (-)
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 3 (-)
    4 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 4 (-)
    5 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 5 (-)
    6 55 カルロス・サインツ フェラーリ 6 (-)
    7 11 セルジオ・ペレス レッドブル 7 (-)
    8 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 8 (-)
    9 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 9 (-)
    10 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 10 (-)
    11 18 ランス・ストロール アストンマーティン 11 (-)
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 12 (-)
    13 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 13 (-)
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 15 (↑1)
    15 24 周冠宇 アルファロメオ 16 (↑1)
    16 31 エステバン・オコン アルピーヌ 17 (↑1)
    17 22 角田裕毅 アルファタウリ 14 (↓3)
    18 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ 19 (↑1)
    19 40 リアム・ローソン アルファタウリ 20 (↑1)
    PIT 20 ケビン・マグヌッセン ハース 18