カテゴリー: コルトン・ハータ

  • コルトン・ハータ F2挑戦へ「まるで“学校に戻る”ような感覚」

    コルトン・ハータ F2挑戦へ「まるで“学校に戻る”ような感覚」

    アメリカン・スターであり、2026年にF2へ挑戦するコルトン・ハータが、新カテゴリーに向けた準備について「まるで学校に戻ったようだ」と語った。インディカーで9勝・19表彰台を挙げたハータは、F1参戦に必要なスーパーライセンス獲得を目指し、F2へ戦いの場を移す決断を下した。

    近年では、日本から渡欧した宮田莉朋が示したように、別カテゴリーのトップドライバーであってもF2では苦戦する例が多い。ハータもその難しさを理解したうえで、自身の“基礎からの学び直し”を口にしている。

    「基礎に戻る」F2準備の実情
    ハータはラスベガスで、F1 TVのジェームス・ヒンチクリフから準備内容を問われ、次のように説明した。

    「学校に戻るような感じだ。基礎をたくさん学び直さないといけない。フォーミュラカーは見た目が似ていても、それぞれまったく違うし、F2マシンは特に大きく違うんだ」

    「ブレーキの使い方、ブレーキを離すタイミング、スロットルに戻る動作、そしてインディカーのファイアストンとは全然違うピレリタイヤのマネジメント……全部が新しい。大変だけどワクワクしているよ」

    さらに、過去の経験も一部役立つと語った。

    「来年は新しいことが山ほどある。でもF3やF4の頃の記憶もあるから、全くのゼロではない。大きなプログラムになるよ」

    コルトン・ハータ

    ハイテックでF2初走行、さらにIMSAでも参戦
    ハータは12月10〜12日のアブダビ・ポストシーズンテストでハイテックのF2マシンを初走行する。
    さらに、キャデラックF1のテストドライバーを務めながら、IMSAの3戦(デイトナ24時間、プチ・ル・マン、セブリング12時間)にも参戦予定だ。

    「やることが本当に多い。アメリカの耐久レースは3つで、デイトナ24時間、プチ・ル・マン、そしてセブリング12時間だ。とても楽しみだよ」

    V10搭載マシンへの期待
    IMSAで乗るキャデラックのマシンについては、とくにエンジンの魅力を強調した。

    「自然吸気V10を背中に積むなんて、これまでのキャリアで一度もなかった。ずっとターボエンジンだったからね。まったく違うフィーリングで、とにかく素晴らしいサウンドなんだ」

  • コルトン・ハータ F1転向後も「インディ500参戦への情熱は消えていない」

    コルトン・ハータ F1転向後も「インディ500参戦への情熱は消えていない」

    キャデラックF1チームのテストドライバー就任を発表したコルトン・ハータは、インディカー離脱後もインディアナポリス500マイル(インディ500)への参戦意欲を強く持ち続けていることを明らかにした。

    7年間にわたるインディカー参戦を経て、25歳のハータは2026年からF1参入を目指すキャデラックF1チームと契約。2026年にはIMSA耐久シリーズの一部ラウンドに参戦するほか、ハイテックからF2フル参戦を予定しており、F1スーパーライセンス取得に必要なポイントと経験を積む見通しだ。

    「インディ500には戻りたい」ハータが語る古巣への思い
    ハータはポッドキャスト『Stickers & Send It』で次のように語っている。

    「インディに戻れたら最高だと思う。でも、現時点ではどうなるか分からない。どんなチャンスがあるのか、僕が参加できるのかも未知数だ」

    「きっと話し合いはあるだろう。僕はインディが本当に大好きだからね」

    「これまでインディは僕にあまり優しくなかった。クラッシュもあったし、結果も良くなかった。でも、それが逆に僕を突き動かす。もっと戻りたいという気持ちが強くなるんだ。ジャック(ハーヴィー)と走るのはいつも楽しいから、また一緒にレースができたらいいな」

    GMとの契約が“最大の壁”に
    ただし、実現には大きな障壁もある。ハータがインディ500に出場する場合、最も現実的な参戦先は旧所属チームのアンドレッティ・グローバルだが、同チームはホンダエンジンを使用している。GM/キャデラックとの契約関係上、メーカー間の利害が衝突する可能性が高く、ワンオフ参戦の合意には複雑な調整が必要になるだろう。

    一方で、IMSAおよびF2のカレンダー上では、2026年インディ500(5月24日開催予定)との日程重複はない。そのため、メーカー側が特例的に許可を出せば、スケジュール的には参戦可能な状況にある。

    F1挑戦と“アメリカ最大のレース”の両立なるか
    F1への道を歩み始めたハータにとって、インディ500はキャリアの原点であり、同時に未完の挑戦でもある。GMとキャデラックの支援を受けながらF1への階段を登る一方で、アメリカンモータースポーツの象徴ともいえる舞台への情熱を失っていない。

    F1デビューを見据えたキャデラックF1チームのテスト兼育成プログラムに加え、IMSAおよびF2での経験を積むハータが、再び「ブリックヤード」を駆け抜ける日が訪れるのか注目が集まる。

  • コルトン・ハータ 「2027年にF1のシートにいなかったら驚く」とパト・オワード

    コルトン・ハータ 「2027年にF1のシートにいなかったら驚く」とパト・オワード

    マクラーレンのインディカードライバー、パト・オワードは、コルトン・ハータが2027年シーズンにF1グリッドへ加わらなければ「ショックだ」と語った。

    9度のインディカー優勝経験を持つハータは、キャデラックの開発ドライバーに就任し、2026年からFIA F2に参戦することが決定している。本人はこれを「F1に到達する最後のチャンス」と位置づけており、キャデラック側も将来的にアメリカ人ドライバーを起用する意向を示している。

    2026年にデビューを飾るキャデラックF1チームは、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスをレースドライバーとして起用し、ハータはF2を戦いながらサポート役としてチームに関わる。

    オワードはメキシコシティで行われたF1のFP1セッションに参加したばかりだが、ハータの将来について次のように語った。

    「彼は本当に才能がある。インディカーではずっと強力なライバルだったし、彼の成功を願っている」とオワードはRACERに語った。

    「彼が2027年にF1のシートにいなかったら驚くよ。今回のスイッチ(F2参戦)は、そのための準備が整っているという意味だと思う。」

    ハータはインディカーで7シーズンを戦い、2024年にはドライバーズ選手権2位というキャリア最高位を記録した。

    オワードは、ハータがインディカー・パドック全体から後押しを受けていると強調した。

    「彼の挑戦に本当にワクワクしているし、うまくいってほしい。彼はインディカーを代表する存在だからね」とオワードは続けた。

    「彼の周りには、F2で走るだけでなく、その先を見据えて応援している人たちがたくさんいる。僕たちは彼にF1へ行ってほしいし、成功してほしいと思っている。」

    キャデラックF1の“アメリカン・プロジェクト”の象徴
    キャデラックF1は2026年の参戦初年度から、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスという経験豊富なラインナップでスタートするが、アメリカ人ドライバー起用の意向を明確にしており、ハータはその最有力候補とみられる。

    F2参戦はFIAスーパーライセンス取得を確実にするための現実的なステップであり、GM傘下の支援体制を背景に、2027年のF1昇格という道筋が具体的に描かれつつある。

    インディカーからF1への直接ルートはこれまで困難だったが、キャデラックのF1参戦によって「アメリカ勢のF1再進出」というシナリオが現実味を帯びてきた。ハータの挑戦はその象徴的存在として注目を集めている。

  • コルトン・ハータ F1への道が始動:旧型F2マシンでモンツァ初テスト

    コルトン・ハータ F1への道が始動:旧型F2マシンでモンツァ初テスト

    アメリカ人ドライバー、コルトン・ハータの長く待たれたF1への道が、いよいよ本格的に動き出した。報道によると、ハータはモンツァ・サーキットで旧世代のF2マシンによるプライベートテストを極秘裏に実施したという。

    テストはトラックデイ運営会社「カタヤマ(Katayama)」が手配したとされ、キャデラックやF2側は公式にはセッションを認めていないものの、現地で目撃した関係者は「ゲインブリッジ(Gainbridge)」のロゴが入ったハータのヘルメットを確認したと証言している。

    ハータはすでに、2026年シーズンにハイテックからF2へ参戦し、同時にキャデラックF1のテストドライバーも務めることが発表されている。F1デビューに必要なFIAスーパーライセンスのポイントは不足しているが、25歳のハータはヨーロッパ挑戦が「F1ドライバーになるための重要なステップ」だと語っている。

    「レーシングドライバーとして、そして将来的にはF1ドライバーとして、自分のキャリアをどう進めたいかを考えるうえで重要なステップなんだ。マシンに乗るときは常に競争力を発揮したいし、それをできるだけ早く達成したい」とハータはF2公式サイトに語った。

    また、ハータはハイテックを選んだ理由について、キャデラック側も関与していたことを明かした。「結果重視の選択だった。ハイテックは複数のジュニアカテゴリーで安定して結果を出しているし、F1に向けて最も良い準備ができるプロフェッショナルな組織だとすぐに分かった」と説明した。

    インディカーで7シーズンにわたり9勝19回の表彰台を獲得してきたハータにとって、F2への転向はキャリアにおける大きな転機となる。

    ハータの欧州挑戦が持つ意味
    ハータのF2参戦は、アメリカ人ドライバーとしてF1に到達するための「現実的ルート」へ踏み出したことを意味する。FIAスーパーライセンスポイント不足という壁を乗り越えるためには、F2での安定した成績が欠かせない。キャデラックF1のテストドライバーとして並行活動することで、欧州F1パドックへの露出と評価も高まるだろう。

    キャデラックF1との連携強化
    キャデラックF1にとっても、ハータの存在はブランド戦略上の重要なピースだ。北米市場でのファンベース拡大を狙う同チームにとって、インディカーで人気の高いハータが欧州舞台で経験を積むことは、アメリカブランドとしてのアイデンティティを確立する上で大きな意味を持つ。2026年の新レギュレーション導入を前に、キャデラックF1は確実に“次世代アメリカ人F1ドライバー”の育成に舵を切ったといえる。

  • コルトン・ハータ 2026年はキャデラックF1テストドライバー&F2とIMSAに参戦

    コルトン・ハータ 2026年はキャデラックF1テストドライバー&F2とIMSAに参戦

    コルトン・ハータは2026年、キャデラックF1チームのテストドライバーとしてF1活動に加わるとともに、F2選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の両シリーズに参戦する。

    ハータはこれまで所属していたアンドレッティのインディカーチームを離れ、F1昇格を視野にハイテックTGRからF2にフル参戦。さらに、キャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングの一員として、デイトナ24時間、セブリング12時間、プチ・ル・マンなど耐久3戦にも出場する予定だ。

    キャデラックは2026年にF1へ参戦予定で、すでにバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスという経験豊富なラインナップが決定済み。ハータは彼らを支えるテストドライバーとして、シミュレーション作業や開発プログラムに携わることになる。

    さらにハータは、これまで所属していたアンドレッティのインディカーチームを離脱。シングルシーターでのF1昇格を見据え、F2の「ハイテックTGR」チームから2026年シーズンにフル参戦する。F2はF1直下のカテゴリーとして若手育成の頂点に位置しており、彼のキャリアにとって重要な一歩となる。

    加えて、ハータはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にも引き続き参戦。キャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングのワークスプログラムに加わり、デイトナ24時間、セブリング12時間、プチ・ル・マンの耐久3戦をジョーダン・テイラー、ルイ・デレトラズとともに戦う。このトリオは2024年のセブリングで優勝しており、再結成となる。

    「キャデラック・ウェイン・テイラー・レーシングの耐久ラウンドに戻れることを本当に嬉しく思う。以前の成功をまた繰り返したい」とハータはコメント。「ジョーダンとルイは本当に素晴らしいドライバーで、一緒にまた走れるのは光栄だ。ナチュラルアスピレーテッド(自然吸気)エンジンを積むキャデラックのマシンに再び乗れるのが待ちきれないよ。デイトナが楽しみだ!」

    2025年F2選手権では、現在ハイテックのルーク・ブラウニングがランキング3位につけており、ハータはその後継としてF2への挑戦を開始する。

    キャデラックの“二正面戦略”におけるハータの役割
    キャデラックF1チームは、ボッタスとペレスという熟練コンビで初年度の安定を狙いつつ、ハータのような北米出身の若手を育成ラインに据えることで、長期的なチーム基盤を築こうとしている。

    IMSAでのハータ起用は単なる耐久要員ではなく、キャデラック・ブランドのアイコン的存在としての露出拡大も狙いがある。

    コルトン・ハータ キャデラック F1

    ハータの大胆な決断:インディカー離脱の意味
    インディカーを離れF2に参戦するというのは、米国ドライバーとして極めてリスクの高い決断だ。だが、F1参入への実績ルートを明確に示すF2で実力を証明することができれば、2027年以降のF1シート獲得に直結する可能性もある。
    アメリカ市場を重視するキャデラックにとっても、ハータの存在はF1事業の重要な橋渡し役となる。

    F1デビューへの“最短距離”を目指すハータの布陣ハータは2026年に3カテゴリーを兼任するという極めて稀な挑戦に臨む。
    ・F2=F1昇格を見据えた純粋なスプリント競技
    ・IMSA=キャデラックブランドへの直接貢献と耐久スキル維持
    ・キャデラックF1=開発ドライバーとしてのテクニカル経験蓄積

    この組み合わせは、彼が将来的にF1レースシートを得るための“フルスペック体制”とも言える。F1にアメリカ人ドライバーを送り込むという大義と、メーカー系キャデラックの育成プランが重なったことで、ハータの2026年はその夢の実現に最も近づく1年になりそうだ。

  • コルトン・ハータ、2026年にハイテックTGRからF2参戦「目標のF1への一歩」

    コルトン・ハータ、2026年にハイテックTGRからF2参戦「目標のF1への一歩」

    アメリカ人ドライバーのコルトン・ハータが、2026年シーズンにハイテックTGRからFIA F2選手権に参戦することが正式発表された。インディカーで7シーズンを戦ったハータにとって、ヨーロッパでの再挑戦となる。

    ハータはインディカーで通算19回の表彰台、9勝、16回のポールポジションを記録し、2024年にはシリーズランキング2位を獲得した。

    キャデラックF1チームのテストドライバーを務めるハータは、以前にMSAフォーミュラ選手権(2015年)とユーロフォーミュラ・オープン選手権(2016年)ではいずれも3位、スペインF3選手権でも2位を獲得している。

    2026年に再び欧州の舞台へ戻ることになったハータは、次のようにコメントした。

    「2026年のFIA F2シーズンにハイテックから参戦できることを本当に嬉しく思っている。これは僕のキャリアにとって大きな転機であり、その挑戦に向けて準備はできている。インディカーで過ごした時間は素晴らしく、成し遂げたことを誇りに思っているが、F2でF1カレンダーと同じ舞台に立ち、世界中の若い才能と競うチャンスを逃すわけにはいかなかった」

    「僕は常にF1への扉を開き続けてきたし、この移籍はその最終的な目標に向けた一歩だ。マシン、タイヤ、サーキットを学ぶのは簡単ではないけれど、強い意志と集中力、そして大きなモチベーションを持って臨む。目標は常に上位で戦い、ドライバーとして成長し、F1への最良のポジションをつかむことだ」

    「ハイテックは優れた実績と評判を持つチームであり、自分が成長し成果を出すための最適な環境だと確信している。チームが僕を信じ、この機会を与えてくれたことに感謝している」

    チームマネージャーのクライブ・ハットンも次のように語った。

    「2026年シーズンのFIA F2にコルトンを迎え入れられることを大変嬉しく思っている。彼はすでに高い経験値とプロ意識、そして才能を持っており、我々が通常ジュニアカテゴリーのドライバーを育成する中で培うものをすでに備えている」

    「これは彼にとってエキサイティングな挑戦であり、同時に大きな試練でもある。全く異なるフォーマットのレース環境に飛び込み、高い期待の中でF1昇格という明確な目標を掲げる。しかし、彼の決意と集中力は非常に印象的であり、2026年シーズンを通じて彼のポテンシャルを最大限に引き出すことを楽しみにしている」

    ハータの欧州復帰は“F1再挑戦計画”の布石か

    ハータは長年にわたりF1参戦の機会を模索してきた。過去にはマクラーレンやアルファタウリ(現レーシングブルズ)との接触も報じられたが、FIAスーパーライセンスの取得要件を満たせず、実現には至らなかった。今回のF2参戦は、その資格を正式に満たすための現実的かつ戦略的なステップといえる。

    さらに、彼はキャデラックF1チームのテストドライバーとしても活動しており、2026年に新規参入する同チームとの関係性を維持している。ハイテックでの経験を通じてF1マシンに適応する基礎を築きつつ、キャデラックF1への将来的なステップアップを視野に入れているとみられる。

    ハータの加入により、2026年のF2は国際的な注目を集めるシーズンとなりそうだ。

  • シモン・パジェノー「コルトン・ハータにとってF1挑戦は人生のチャンス」

    シモン・パジェノー「コルトン・ハータにとってF1挑戦は人生のチャンス」

    キャデラック・レーシングの開発ドライバーを務めるシモン・パジェノーが、同僚となるコルトン・ハータのF1挑戦について語った。

    ハータは2026年からF1参戦を目指すキャデラックのテストドライバーを務めつつ、来季はFIA F2選手権に参戦してスーパーライセンス取得を狙う。パジェノーはその決断を「人生のチャンス」と捉え、全面的な支持を示した。

    両者は2019年から2023年までインディカーで競い合ったライバル関係にあり、来季からはF1の世界でタッグを組むことになる。パジェノーは、ハータが欧州の舞台で再び挑戦することを前向きに評価している。

    「コルトンにとってこれは素晴らしい機会だ。彼は26歳になるし、F1に行けるチャンスがあるなら、なぜ断る必要があるんだ? 本当はインディカーでタイトルを獲りたかっただろうし、その力もある。でも人生でこんなチャンスが来たら、逃す理由はない。もしまたインディカーに戻りたいと思えば、それも可能だ」とパジェノーは語った。

    ハータは2023年にアルファタウリからのF1参戦が検討されたものの、FIAスーパーライセンスの取得条件を満たせず実現しなかった。今回はF2参戦を通じて正式なポイント獲得を目指し、再び欧州のレース環境に身を置く。

    「F2で走るのは彼にとってすごく良い経験になる。ヨーロッパのサーキットや文化を学び直すことができるし、チームにも近い位置にいられる。リザーブドライバーとしても理想的だ」とパジェノーは続けた。

    「インディカーで6〜7年戦ってきた彼が新しい挑戦を選ぶのは自然なことだ。若いうちはいつでも戻れる。セバスチャン・ブルデーもそうだった。僕が彼の年齢で同じチャンスを得たなら、きっと同じ決断をしたと思う。間違いなく素晴らしい冒険になるよ。」

    パジェノーは、これまで対戦相手として見てきたハータと今度は同じチームで働くことを楽しみにしているという。

    「コルトンのような才能ある若手と一緒に仕事ができるのは本当に嬉しい。僕がいくつかの面で助けになれるかもしれないし、彼がどう順応していくのかを見るのが楽しみだ」と語った。

    キャデラックF1計画の中での新たな連携
    キャデラックF1チームは2026年のデビューに向けて準備を進めており、シャーロットのシミュレーターでレース運用を再現した開発作業をすでに行っている。パジェノーは2026年マシンのシミュレーション開発を担当し、ハータはF2参戦と並行してF1チームのテスト業務を担う。

    アメリカ出身ドライバーとアメリカブランドによるこの組み合わせは、キャデラックのF1挑戦を象徴する存在となるだろう。

    Source: AUTOhebdo

  • F1選手権リーダーのオスカー・ピアストリ コルトン・ハータのF2挑戦を支持

    F1選手権リーダーのオスカー・ピアストリ コルトン・ハータのF2挑戦を支持

    F1選手権リーダーのオスカー・ピアストリは、キャデラックのテストドライバーであるコルトン・ハータがインディカーからフォーミュラ2へ転向する大胆な決断を支持し、グランプリ週末に併催されるジュニアカテゴリーで戦うことが、将来的なF1シート獲得への重要なステップであると強調した。

    ハータは2026年にフル参戦でのF2挑戦を決断。ヨーロッパのサーキットでの経験を積み、ピレリタイヤに順応することを目指しており、2027年のF1シート獲得を視野に入れている。

    ピアストリ自身も厳しいジュニアカテゴリーを経てF1に到達した経歴を持ち、F1併催レースの持つ独自の価値を強調した。

    F2のグランプリ舞台の価値
    「両方(インディカーとF2)はある意味で異なる目的を持っていると思う」とピアストリはSpeedcafeに語った。

    「F1の週末に一緒にレースすることは重要だ。ハータの場合はちょっと状況が違っていて、彼はすでにキャデラックのテストドライバーだから、パドックの目に触れること自体が主目的ではない」

    「F1週末で走るというのは、それ以前にやっていたレースとは全く違った感覚がある。だから、それは間違いなく重要だと思う」

    マクラーレンのドライバーが語るように、F2はF1と同じ舞台で戦うことで、グランプリ週末の高いプレッシャーに慣れ、同じサーキットで競い、F1のリズムを体感できる特別な環境を提供している。

    テストの限界
    「F1のテストでスピードに慣れることは確かに大事だが、そのテストには限界がある」とピアストリは続けた。

    「タイヤは実際のものとは違うし、多くの場合は冬にやるとか、路面にラバーが乗っていない時にやる。他のマシンもいないし、使っているのは古いマシンだ。制約がたくさんある」

    「でも、F1マシンでスピードに慣れること、自分の脳を多くの操作や速い展開に順応させること、それ自体は大事だ。インディカーから来るハータなら大丈夫だと思うが、両方にそれぞれの意味がある」

    オスカー・ピアストリ F1 コルトン・ハータ

    キャデラックのハイリスクな賭け
    キャデラックF1のCEOダン・トーリスはイタリアGPでSky Sports F1に語り、ハータの挑戦心を歓迎しつつも、25歳のアメリカ人にとってF1挑戦は保証のないリスクの高い賭けであると強調した。

    「コルトンにとっては、とにかく早く学んで適応できるかどうかだと思う」とトーリスは述べた。

    「彼はF1カーに合った高い素質を見せてきた。公に知られている以上に多くのテストやシミュレーションをこなしていて、そのたびに成果を上げてきた」

    「コルトンにとって、F1を走るのはずっと夢だった。だがそのためには、この道を通らなければならなかった。大きなリスクを負わなければならない。コルトンにシートが保証されているわけではない。これがF1だ」

    ハータがキャデラックのテストドライバーを務めながらF2に挑むのは、F1の厳しい競争環境に入り込むための戦略的な一手だ。

    ピアストリの後押しを受け、グランプリ週末の流れを身につけることに集中するハータは、将来のF1シートを狙ううえで強い存在感を示すことができるかもしれない。

    キャデラックがF1参戦に備えるなか、F2でのハータの戦績に注目が集まる。そこで成功を収めれば、彼の究極のF1の夢に道が開けることになる。

  • コルトン・ハータ インディカーを離れてキャデラックでF1挑戦「リスクは承知」

    コルトン・ハータ インディカーを離れてキャデラックでF1挑戦「リスクは承知」

    インディカーの最も輝かしいスターのひとりであるコルトン・ハータが、米国での成功したキャリアを後にしてキャデラックのF1プログラムにテスト兼開発ドライバーとして加わり、将来的なフルタイムシート獲得を目指すという未知への大胆な一歩を踏み出す。

    これは慣例を覆す決断だ。実績あるレース勝者が自ら下位カテゴリーへと降りていくことは稀だが、ハータはF1世界への統合の一環として来季フォーミュラ2に参戦する。

    25歳の元アンドレッティ・グローバル所属ドライバーにとって、この賭けは明白だ。夢のためにすべてを賭けるか、それとも「もしあの時…」と思い続けるキャリアを過ごすか。

    「みんな、僕がこれまでどれだけF1に近づいたかは知っている」とハータは最近、ポッドキャスト『Off Track with Hinch and Rossi』で振り返った。

    「これが僕にとってF1に行くための最高のチャンスだと思う」そして、意図を明確にするように間を置いて付け加えた。「これは最後の救いの綱なんだ」

    リスク要因
    ハータは、インディカーでの栄光をヨーロッパでの試練に置き換えることの難しさを過小評価していない。

    「言うまでもなく、リスク要因はある…」と彼は認めた。「僕にとってこれは信じられないほど難しい決断だった。なぜなら、自分が何を置いていくかを分かっているからだ。

    僕は素晴らしい仲間たちを、そして日によっては誰でも勝てるような信じられないほど競争力のある選手権を置いていく。F1ではそうはいかない。競争するにはマシンが必要だからだ。

    簡単なのはインディカーに残ることだ。それは僕にとってシンプルなことだっただろう。同じような生活を送れるはずだった。

    これはリスクだし、僕の夢なんだ。だから、これが最後のチャンスだと思った。やりたい、挑戦したいんだ。僕にとってこれは、夢のために戦うということなんだ」

    自分自身に賭ける
    キャデラックが2027年、あるいはそれ以前に彼にレースシートを与える保証はない。それでもハータは揺るがない。2023年に挫折したアルファタウリでの機会とは違い、いまやスーパーライセンスのポイントは障害ではない。すべてはコース上で自身の価値を証明できるかどうかにかかっている。

    その不確実性が怖くないかと問われ、ハータは力強く答えた。「いや、僕にとっては怖くない。レーシングドライバーというのは常に自分自身に賭けているものなんだ。僕にとってこれはそのひとつにすぎない。自分を信じているし、自分が十分速いことも信じている。

    だからといって簡単だというわけじゃない。グランプリレースとインディカーの違いを理解するのは大変なことだろう。でも、それに取り組むつもりだし、100%飛び込んでいく。

    もし自分にできないと思っていたなら――言ったように、それはとても大きなリスクだ――インディカーに残っていただろう。でも僕は自分を信じているし、自分が十分速いと思っている」

    コルトン・ハータ キャデラック F1 インディカー

    インディカーへの愛
    視線はF1に向けられているが、ハータはインディカーへの扉を完全に閉ざしたわけではない。スケジュールが合えば、インディ500へのスポット参戦の可能性をほのめかした。

    「理にかなうなら、それは間違いなく僕がオープンに考えることだ。でも理にかなわなければならない。究極の目標であるキャデラックF1でのF1参戦を妨げてはならないからね」と彼は強調した。

    そしてヨーロッパでの挑戦がどんな結果に終わろうとも、インディカーとの関係が終わるわけではないと強調した。

    「これはインディカーへの永遠の別れでは決してない」と彼は語った。「キャリアのどこかでインディカーに戻る自分を想像している。なぜなら僕はインディカーが大好きだからだ」

    だが今のところ、カリフォルニア出身の彼はすべてを懸けている。キャデラック、F2、そしてF1という夢。そのすべてを懸けて、コルトン・ハータはこれまでで最大の賭けを自分自身に託した。

  • コルトン・ハータ 2026年にF2に転向:キャデラックF1チームCEOが発表

    コルトン・ハータ 2026年にF2に転向:キャデラックF1チームCEOが発表

    コルトン・ハータは2026年にインディカーからフォーミュラ2へ衝撃的な転向を果たすと、キャデラックF1チームのCEOダン・タウリスが発表した。

    キャデラックはF1初参戦のシーズンに、ベテランのセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを起用する一方、水曜にはハータをテスト兼開発ドライバーに任命。アメリカブランドとして米国人ドライバーの育成を重視する姿勢を明確にした。

    しかし最大のニュースは、インディカーのトップドライバーがF2に転向するという前例のない決断だ。2024年インディカーのランキング2位だったハータは、2027年のF1デビューを視野に入れ、再びジュニア・シングルシーターへと身を投じる。

    タウリスは「我々は幸運にもアンドレッティのインディカーチームでコルトンを走らせることができたが、今彼はF1という夢を追いかけようとしている。そしてそのためにかなり大きなリスクを取ることになる」とポッドキャスト「Off Track with Hinch and Rossi」

    「インディカーを離れ、直接F1に行くのではなく、テスト兼開発ドライバーとして、F2に挑戦する。サーキットを覚えなければならないし、タイヤも学ばなければならない。タイヤはインディカーとまったく違うんだ。そのリスクを取って夢を追おうとするコルトンを、これ以上なく誇りに思う」

    ハータが2027年にキャデラックのF1シートを得る現実的な可能性はあるのかと問われ、タウリスはこう答えた。
    「私はコルトンがチャンスを得ると確信している。ただし彼はそれを勝ち取らなければならない。特権的に与えられるものではないし、保証されてもいない。F1にふさわしいと証明するために挑戦するんだ」

    「彼の決断で最も称賛すべきは、居心地の悪い環境に身を置くことを選んだ点だ。彼ができる最も楽な選択は、インディカーに残り、十分な報酬を得ながら次の目標を目指すことだった。でも彼はあえて常識外れの道を選んだ。多くの新しいことに直面しなければならない、とても居心地の悪い状況に飛び込んだんだ。彼は大きく成長するだろうし、目の前には大きなチャンスが広がっている」

    コルトン・ハータ F1 キャデラック

    25歳のハータは過去にもF1シートに接近したことがある。最初は2021年、アンドレッティがザウバー買収を試みたときだ。タウリスは振り返る。

    「彼はスイスに渡ってシミュレーターに乗り、1時間以内に当時のF1ドライバー2人より速く走った」

    当時チームにいたのは2007年のワールドチャンピオン、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィだった。しかし買収交渉は最終段階で「支配権を巡る問題」により破談したと、マイケル・アンドレッティが2021年11月に明かしている。

    その後もアンドレッティはF1参入を申請し続ける中、ハータは2022年7月にポルティマオでマクラーレンのテストを2日間実施。さらにレッドブルも、アルピーヌに移籍するピエール・ガスリーの後任候補としてハータに注目した。

    しかし、2020年と2021年にインディカーでランキング3位と5位を獲得した実績がありながらも、ハータはスーパーライセンスの資格を満たしていなかった。アルピーヌはガスリーの移籍を円滑にするため、ハータにプライベートテストの機会を設けようとしたが、FIAはスーパーライセンスの発給を拒否。結果、レッドブルはハータを諦めざるを得なかった。

    それでも若くして積み上げた豊富な経験は、キャデラックにとって最も魅力的な米国人ドライバーとなった。

    「彼はF1の世界ではあまり知られていないが、多くのテスト経験を積んでいる。レッドブルから関心を持たれたこともその証拠だ」とタウリスは強調。さらにアレクサンダー・ロッシから「なぜコルトンがキャデラックの将来を担う存在になれるのか」と問われると、こう答えた。

    「これまでの様々なテストで、コルトンはF1タイプのマシンで非常に高いポテンシャルを示してきた。高速コーナーに強く、ストリートやロードコースでも素晴らしい成績を収めてきた」

    事実、ハータのインディカー9勝すべてと表彰台11回のうち10回は、このタイプのコースで挙げられている。

    「コルトンは新しい情報への適応が非常に速いし、複雑な操作をこなす走り方に慣れている。これらすべてがF1で必要とされる能力なんだ」とタウリスは結んだ。