カテゴリー: シャルル・ルクレール

  • シャルル・ルクレール F1アメリカGP決勝「リスクを取ってでも勝負したかった」

    シャルル・ルクレール F1アメリカGP決勝「リスクを取ってでも勝負したかった」

    フェラーリのシャルル・ルクレールは、2025年F1アメリカGP決勝で3位表彰台を獲得し、「今年後半の厳しい流れの中で嬉しい結果」と振り返った。彼はソフトタイヤでのスタートという“リスキー”な戦略を敢行し、それが功を奏したと語った。

    フェラーリは大多数がミディアムを選んだ中で、ルクレールのマシンにC4ソフトタイヤを装着。3番グリッドからスタートしたルクレールは、1周目でマクラーレンのランド・ノリスをオーバーテイクし、果敢に2番手争いを展開した。

    その後、ノリスに抜き返される場面もあったが、ルクレールは早めのピットストップでミディアムへ交換。全員がタイヤ交換を終えた終盤には、再びノリスの前に出る展開を作り出した。

    「唯一のソフトスタートはリスクだった」

    「スタートで唯一ソフトを履いていたのを見て、少し心配だった」とルクレールは語る。「リスクのある選択だと分かっていたけど、フリーエアを得るための賭けだったんだ。もちろん前に2台いたから楽観的ではあったけど、それでもトライした。結果的にポジションを1つ上げられて、レース全体に良い影響を与えたと思う」。

    ルクレールは終盤、再びノリスと激しくバトルを繰り広げたが、残り数周でターン12で抜かれ、最終的に3位でフィニッシュ。それでも7月のベルギーGP以来となる表彰台を手にした。

    「ランドとのバトルは楽しかったよ。最後は負けてしまったけど、クルマの中では本当に楽しめた」と笑顔で語った。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) F1 アメリカグランプリ

    「厳しい後半戦の中での表彰台」

    ルクレールは近戦での不運やマシントラブルを乗り越えての結果に満足している。「シーズン後半は本当に厳しかった。FP1ではギヤボックスのトラブルもあったけど、そこから表彰台に戻ってこられて嬉しい」とコメント。

    8度のGPウィナーであるルクレールにとって、今回の結果は後半戦への復調の兆しとなった。

    フェラーリが賭けに出た戦略、成功の裏側

    フェラーリはルクレールにのみソフトスタートを指示し、序盤のトラックポジション確保を狙った。オーバーカットを防ぐためのアンダーカット戦略と、路面温度の高いオースティンで早期のグリップ獲得を重視した選択だった。

    結果的にルクレールはターン1でノリスを抜き、レースを有利に進める展開を築いた。この一手が表彰台の鍵となったが、同時にタイヤライフの制約により終盤の防御力を失うリスクも孕んでいた。

    フェラーリとしては、勝負を捨てない“攻めの戦略”でチーム全体の勢いを取り戻す狙いが見えたレースだった。

  • ヘルムート・マルコ、ルクレールを冗談交じりに称賛「レッドブルを何箱か送る」

    ヘルムート・マルコ、ルクレールを冗談交じりに称賛「レッドブルを何箱か送る」

    レッドブル・レーシングのアドバイザー、ヘルムート・マルコは、F1アメリカGP決勝で見せたシャルル・ルクレール(フェラーリ)の防御を「助かった」と評し、冗談交じりに「レッドブルを何箱か送る」とコメントした。

    レース序盤、フェルスタッペンの優位を後押ししたのは、ランド・ノリスに対して激しく防御したシャルル・ルクレールの走りだった。ルクレールはトップ15台の中で唯一ソフトタイヤでスタートし、そのグリップを活かしてターン1でノリスの外側から抜き去った。

    その後、タイヤのデグラデーションに苦しみながらも、ルクレールはノリスの猛攻をしのぎ続けた。この防御により、フェルスタッペンは序盤で大きなリードを築き、終盤にノリスからのプレッシャーを受けることなくレースをコントロールした。

    レース後、ヘルムート・マルコはそのルクレールの走りを「助かった」と評し、冗談を交えて称賛した。

    「ルクレールにレッドブルを何箱か送らないといけないね。彼の防御は我々にとって助けになった。だから我々は直接的なプレッシャーを受けずに済んだ」とマルコはGP Blogに語った。

    「たとえランド(ノリス)がすぐ後ろにいたとしても、我々にはスピードがあった」

    フェルスタッペンはこれで、異なる特性のサーキットでレース勝利を挙げている。モンツァやバクーといったローダウンフォースのコースを制し、ハイダウンフォースが求められるシンガポールでも2位を獲得。アメリカGPが行われたCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)は、低速・中速・高速コーナーが混在する中間特性のサーキットだ。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)

    マルコは、残りのシーズンで特定のチームに有利なコースはないと見ている。

    「もう“マクラーレン向き”や“メルセデス向き”のトラックはない。コーナーごとの違いなんて数十、数千分の秒の差でしかない。そして、我々は何が最も大きな違いを生むかをよく知っている」

    またマルコは、現在のレッドブルの強さを“マシンの速さ”ではなく、“ドライバーの速さ”によるものだと強調した。マクラーレンのアンドレア・ステラ代表が「レッドブルが開発競争で一歩リードした」と語ったことに対し、マルコは次のように反論した。

    「いや、そうは思わない。我々には最速のドライバーがいる」

    レッドブルの勢いを支える“最速ドライバー”の存在

    フェルスタッペンはシーズン終盤に入り、再びタイトル争いの主導権を握りつつある。ローダウンフォースからハイダウンフォースまであらゆるサーキットで結果を出しており、マルコの言葉どおり「マシンよりもドライバー」が勝利の決定要因になっている。

    今季残り5戦の舞台はいずれも特定チームの得意分野ではなく、タイヤマネジメントや戦略判断が勝負を分ける可能性が高い。レッドブルは再びシーズン終盤の主役として、そのポテンシャルを余すところなく示している。

  • 2025年F1 アメリカGP:シャルル・ルクレールがDRIVER OF THE DAY

    2025年F1 アメリカGP:シャルル・ルクレールがDRIVER OF THE DAY

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)が2025年F1 アメリカGPのDRIVER OF THE DAYに選出された。

    最近はレース勝利争いには絡めていないかもしれないが、この男をF1の表彰台から遠ざけることはできない。オースティンでの素晴らしいスタートによって、シャルル・ルクレールは3番手から2番手へと浮上。

    そしてランド・ノリスの猛攻を受けながらも、フェラーリのこの男は午後の大半をそのポジションで走り続けるという見事なディフェンスを披露した。

    最終的にはマクラーレンの優れたペースの前に屈することになったが、それでもこのモナコ出身ドライバーが見せた最高級のドライビングを、ファンはしっかりと評価した。ルクレールは最終的に3位でフィニッシュし、再び表彰台を手にした。

    以下が投票結果の内訳だ。

    シャルル・ルクレール 35%
    マックス・フェルスタッペン 18.2%
    ランド・ノリス 8.9%
    ルイス・ハミルトン 7.8%
    角田裕毅 6%

  • シャルル・ルクレール F1アメリカGP予選「このペースは本当に驚きだった」

    シャルル・ルクレール F1アメリカGP予選「このペースは本当に驚きだった」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、アメリカGP予選でチームが見せたスピードに「驚いた」と語った。ルクレールは3番手、チームメイトのルイス・ハミルトンも5番手につけ、これまで苦戦していた週末の流れを一変させた。

    金曜日のスプリント予選では、ルクレールが10番手、ハミルトンが8番手と不本意な結果に終わったフェラーリ勢。しかし土曜日のスプリント本戦では、ターン1で発生したマクラーレン勢のクラッシュを回避し、堅実にポジションを上げた。

    そして迎えたグランプリ予選では、一転して上位常連のペースを発揮。ルクレールは3番手を確保し、予想外の速さに首をかしげた。

    「本当に大きな驚きだった。週末の序盤はかなり苦しい状況だったからね」とルクレールは振り返った。

    「予選ではすべてをまとめようと努力して、なんとかうまくいった。でもこのクルマからはまだ理解すべきことがある。同じ週末の中で、基本的な仕様を変えていないのにパフォーマンスが大きく変動してしまうから、その理由を分析しないといけない」

    グランプリ本戦でのフェラーリの強さを踏まえつつ、ルクレールはスタートの重要性を強調した。

    「すべてはスタート次第だと思う。最初のコーナーで前に出られれば楽になるし、もし他のクルマの後ろに入ってしまえば厳しいレースになる。だから明日はターン1に向けて全開で行くよ」

    予選で見せた“変動幅”の謎、安定性が課題に

    フェラーリSF-25は、同じ週末でもコンディションや風向きによって挙動が大きく変化しやすい傾向がある。ルクレールの言う「スウィングの大きさ」は、その特性を指しており、特に高温でグリップ変化の激しいサーキット・オブ・ジ・アメリカズでは顕著だった。予選での急速な復調はポジティブな兆しだが、決勝に向けては再びバランスを崩さないよう慎重なセットアップ管理が求められる。

  • シャルル・ルクレール フェラーリF1離脱説に「根拠のない噂にうんざり」

    シャルル・ルクレール フェラーリF1離脱説に「根拠のない噂にうんざり」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、苦戦が続く今季の中でチームを取り巻く「根拠のない噂」が次々と生まれている現状に不快感を示した。

    ここ数戦でSF-25の競争力不足が顕著となり、ルクレールがフェラーリ離脱を検討しているという憶測が浮上。しかし、2019年からマラネロのチームに所属し“フェラーリの黄金の子”と呼ばれてきたルクレールは、こうした報道を強く否定した。

    ルクレールは、選択メディアを通じて次のように語った。

    「僕が言えるのは、これまでずっと言ってきたことと同じだ。僕はフェラーリをとても愛している。そして今も将来も、僕の唯一の執着は“赤いマシンで勝つこと”なんだ。フェラーリを再びトップに戻したい」

    「僕について、あるいはチーム全体についての憶測が多すぎる。事実に基づかない話を拾って書く人が多いようで、それが少しうんざりするんだ」

    フェラーリF1に絶えない“噂の連鎖”
    フェラーリF1に関する根拠のない噂は今に始まったことではない。チーム規模の大きさゆえに、結果が伴わない時期ほど臆測が広がるのは避けられない構造だ。

    「フェラーリではいつもこうなんだ。僕らドライバーもチームも、自分たちの仕事に集中するしかない。それが今やっていることだ」とルクレールは続けた。

    「でも正直、こうした噂を常に目にするのは気分のいいものじゃない。今のパフォーマンスは僕たちの望むレベルに達していないが、全員が状況を好転させようと集中している。結果が出ていないときほど、こうした話が戻ってくるんだ。でも、僕が言いたいことは過去6〜7年、ずっと同じだ」

    Source: RacingNews365

  • ルクレールにキャデラックF1が熱視線 アンドレッティ「すぐにでも契約したい」

    ルクレールにキャデラックF1が熱視線 アンドレッティ「すぐにでも契約したい」

    キャデラックF1のディレクターを務めるマリオ・アンドレッティは、フェラーリを離れる意思があるなら「すぐにでも契約したい」とシャルル・ルクレールへの強い関心を示した。

    モナコ出身のルクレールには、2026年以降の動向をめぐり移籍の噂が浮上している。2024年にコンストラクターズ2位を獲得したフェラーリだが、2025年はメルセデスに抜かれて3位に転落。シーズン中盤以降はマシンの競争力が急速に低下し、今やレッドブルにもわずか8ポイント差まで迫られている。

    マネージャーのニコラス・トッドも最近のコメントで「2026年には勝てるマシンを用意してほしい」とフェラーリに明確な要求を突きつけたとされる。さらに、トッドがメルセデス、マクラーレン、アストンマーティンとも接触しているという報道もある。

    アンドレッティは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に対し、こう語った。

    「私はルクレールの大ファンだ。もし彼がいつかチームを変えたいと思うなら、キャデラックにすぐにでも迎え入れたい」

    キャデラックF1は2026年にバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスを起用することを発表している。チームは両者と複数年契約を結んだが、同時にコルトン・ハータが2026年はテストドライバーとしてF1活動に参加することも発表。インディカーでのフル参戦を見送ってまで参加することから、将来的なレースシートを約束された可能性も指摘されている。

    チームCEOのダン・タウリスは『Racer』誌で「ハータがF1シートを得るには結果を出さなければならない」と強調しており、2027年のラインアップにはルクレールとハータという布陣もあり得るとの見方もある。

    もっとも、キャデラックF1は参入当初、フェラーリのパワーユニットとギアボックスを使用するカスタマーチームとなる予定であり、ルクレールがフェラーリを離れてまで同社系の新チームへ移籍する可能性は低いとの見方も根強い。

    ルクレール、シンガポールで「戦えるマシンではない」と落胆
    ルクレールは先週末のF1シンガポールGP後、フェラーリの現状に厳しい言葉を投げかけた。レースでは両ドライバーが62周の大半で燃費セーブのため「リフト&コースト」を強いられ、ルイス・ハミルトンも終盤にブレーキトラブルを抱えながら完走する厳しい一日となった。

    6位でフィニッシュしたルクレールは、ESPNのインタビューでこう語っている。

    「残念ながら、今の僕たちのマシンでは前の連中と戦うことができない。マクラーレンとの差はシーズン序盤と同じままだけど、レッドブルはモンツァ以降で一段上に行った。メルセデスも同じレベルに達していて、僕たちはその後ろだ」

    「もちろん、もっと上で戦いたいけど、今のところ僕たちはただクルマに乗せられているようなものだ。今シーズン残りから何を引き出せるか、その範囲でやるしかない」

    また、別のインタビューでは、今季型マシン「SF25」にこれ以上のアップグレードは予定されていないことも明らかにした。残る6戦は事実上“防衛戦”となり、レッドブルとのコンストラクターズ選手権3位争いに集中せざるを得ない状況だ。

    キャデラックの野心とルクレールの現実
    マリオ・アンドレッティの発言は、キャデラックF1が単なる参入チームに留まらず、すでにトップドライバー獲得を視野に入れていることを示している。一方で、フェラーリの現状に失望するルクレールの姿勢も、移籍の可能性を一層現実味のある話題にしている。

    とはいえ、ルクレールが27歳という年齢で、まだ勝利を狙える環境を求める中、デビュー初年度のキャデラックに飛び込むリスクは大きい。2027年に独自パワーユニットを導入するまでは、フェラーリとの結びつきが続くことを考えれば、キャデラック移籍は現時点では“理想論”に近い。

    むしろ、2026年以降のフェラーリの進化、そしてフレデリック・バスール体制の成果が、ルクレール残留か移籍かを決める最大の分岐点となるだろう。

  • フェラーリF1不振の中でも前を向くルクレール 「逆境がモチベーションになる」

    フェラーリF1不振の中でも前を向くルクレール 「逆境がモチベーションになる」

    フェラーリが苦戦を続ける2025年シーズン。シンガポールGPでも表彰台争いに絡めず6位に終わったシャルル・ルクレールは、マシンの不調とブレーキトラブルに悩まされる厳しい週末を過ごした。

    それでもルクレールは「逆境がモチベーションになる」と語り、チームの再建に向けて前を向いている。勝利から遠ざかる中でも、フェラーリへの信頼と責任感を胸に、最後まで戦い抜く覚悟を示した。

    ブレーキ問題に苦しんだシンガポールGP
    フェラーリのルクレールはシンガポールGPで6位に終わり、チームにとって再び厳しい週末となった。

    チームメイトのルイス・ハミルトンとともに予選で上位に絡めず、決勝ではブレーキトラブルにも悩まされた。

    レース後、フェラーリはハミルトンが序盤からブレーキの温度管理に苦しんでいたことを明かしたが、ルクレールも同様の問題を抱えていたという。

    「8周目からずっとブレーキを管理し続けていたんだ」とルクレールは語った。

    「このコースでは誰もが多少のマネジメントをする必要があるけれど、僕たちはその中でも特に厳しい側にいたと思う。本当に難しいレースだった。」

    シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ F1

    勝利なしのシーズン、それでも「チームを立て直したい」
    今季のルクレールはここまで5回の表彰台を獲得しているが、優勝はまだない。

    昨年は3勝を挙げ、マクラーレンとタイトルを争ったフェラーリだが、2025年は後退を余儀なくされている。

    「もちろん簡単な状況ではない。けれど、これでやる気を失うことはない」とルクレール。

    「むしろ、チームの状況を変えるためにもっと努力したいと思っている。今日は表彰台争いすらできなかったし、色々な問題を抱えていた。それでも諦めたくはない。」

    フェラーリの構造的課題とルクレールの精神的リーダーシップ

    フェラーリは今季、ブレーキ冷却の問題や空力効率の不安定さなど、根本的なマシン特性の制約に直面している。

    マクラーレンが進化を遂げた一方で、フェラーリは依然としてサーマルマネジメントとストレートスピードの両立に苦戦しており、開発方向の再考が求められる。

    そんな中で、ルクレールは精神的支柱としてチームを鼓舞し続けている。

    勝利を失ってもなお「チームを信じて戦う」という姿勢は、2026年の新レギュレーション期に向けて重要なモラル的基盤となりそうだ。

    Source: Motorsport Week

  • シャルル・ルクレールのマネージャー意味深発言「2027年F1市場は熱くなる」

    シャルル・ルクレールのマネージャー意味深発言「2027年F1市場は熱くなる」

    フェラーリF1が苦境に立つ中、将来を見据えた移籍市場の動きに注目が集まっている。

    シャルル・ルクレールのマネージャーを務めるニコラ・トッドは、2027年の新レギュレーション導入を前に「ドライバー市場が非常に熱くなる」と語り、トップドライバーたちがチーム残留か移籍かを再考する時期が来るとの見通しを示した。

    トッドの発言は、シンガポールGP後にマクラーレンF1のオスカー・ピアストリの将来をめぐる噂が高まる中でのもの。ピアストリはチームメイトのランド・ノリスとの衝突に不満を募らせており、フェラーリ移籍の可能性が再び浮上している。

    ルクレール「タイトルを争えるマシンが必要」
    トッドはシンガポールで『The Straits Times』に対し、次のように語った。

    「多くのドライバーが、自分のチームがどれだけ上手くやっているか、どれだけ良いマシンを作れるかを見てから、残留するか他のチームに移るかを決めるだろう」

    「ルクレールはマックス(フェルスタッペン)や他の数名と並ぶ世代屈指の才能だ。しかし、フェラーリがタイトルを争えるマシンを作らなければならないのも事実だ。現状では良いマシンだが、タイトルを獲れるほどではない。来年の新レギュレーションで非常に良いクルマを手に入れられることを願っている」

    ルクレールはこれまでも公の場でフェラーリへの忠誠を示してきたが、パフォーマンス面での停滞に苛立ちを隠していない。トッドの発言は、チームが2026年以降の競争力を確保できなければ、ルクレールが他チームへの移籍を検討する可能性を示唆している。

    2027年は「主力ドライバー総入れ替え」の年になる可能性
    2027年は、新レギュレーション初年度の2年目にあたり、開発の成否がチームの命運を大きく分ける時期。各ドライバーがその結果を見て次のキャリアを決断する“動乱期”となるのは確実だ。

    ルクレールがフェラーリに残るか、あるいは新たなプロジェクトに賭けるかは、2026年マシンの完成度次第。

    一方のピアストリも、マクラーレンで真のエースとして地位を確立できなければ、フェラーリやメルセデスが声をかける可能性が高い。

    この二人の動向は、2027年のF1ドライバー市場の「軸」になるだろう。

    Source: GMM

  • カルロス・サインツJr. 「予選の1周ならシャルル・ルクレールがF1で最速」

    カルロス・サインツJr. 「予選の1周ならシャルル・ルクレールがF1で最速」

    ウィリアムズF1のカルロス・サインツは、かつてのフェラーリのチームメイトであるシャルル・ルクレールこそ「1周の速さではF1で最も速い男」だと語った。

    スペインのラジオ番組『El Partidazo de COPE』でのインタビューで、現役ドライバーの中で誰が純粋なスピードで最も優れているかを問われたサインツは、次のように答えた。

    「僕にとって、1周の速さという意味ではシャルル・ルクレールが最速の男だと思う。純粋なスピードという点では、シャルルとランド・ノリスの2人の争いになるだろう」

    一方で、フェルスタッペンの支配的な成績との関係について問われると、サインツはこう説明した。

    「もちろん、それはドライバーがどんなクルマに乗っているかにもよる。レッドブルのマシンではマックスより速い人間はいないだろう。彼はこのクルマのすべてを知り尽くしている。同じことはメルセデスのジョージ・ラッセルにも言える。メルセデスに乗って彼を上回るのは本当に難しいはずだ」

    ただし、サインツは決勝レースとなると話は別だと認める。

    「レース全体で見れば、フェルスタッペンの前でフィニッシュできるドライバーはいない」と語り、王者の総合力を称えた。

    さらに番組では、ライバルたちに関する軽い質問にも答えており、「最も危険なドライバーは?」との問いには「最近の出来事を見ればリアム・ローソンかな」と冗談交じりに回答。

    「一番無礼なのは?」との質問には「それは難しいね。勘弁してくれ。企業倫理があるから(笑)。名前を言ったら次のドライバーズブリーフィングで会うことになるからね」と笑いを誘った。

    カルロス・サインツJr. フェラーリF1時代

    ルクレール、ノリス、フェルスタッペン ― サインツの実体験からの比較
    サインツはキャリアの中で3人すべてのドライバーとチームメイトとして戦ってきた。

    2015年にトロ・ロッソでデビューした際はフェルスタッペンとコンビを組み、予選ではサインツが上回ったものの、決勝ではフェルスタッペンが強さを見せて翌年レッドブル昇格を果たした。

    2019~2020年のマクラーレン時代にはノリスと互角の予選成績を記録し、決勝ではポイント獲得で上回った。

    そして2021年以降のフェラーリではルクレールとペアを組み、4年間でルクレールが予選・決勝ともに優勢だったが、初年度だけはサインツが年間ポイントで上回っている。

    予選王者フェルスタッペン像への新たな視点
    サインツの発言は、フェルスタッペンが必ずしも“絶対的な予選王者”ではないという視点を提示するものだ。

    ルクレールの一発の速さ、ノリスの安定感、そしてフェルスタッペンのレースでの完成度――この三者の比較は、現代F1のドライバー力学を象徴している。

    予選と決勝で異なる「速さの種類」を持つ3人の頂上対決は、2025年終盤戦の見どころの一つとなりそうだ。

    Source: GMM

  • シャルル・ルクレール エンジニアに激高「LICOをもう200メートルもやってる!」

    シャルル・ルクレール エンジニアに激高「LICOをもう200メートルもやってる!」

    シャルル・ルクレールは、F1シンガポールGPを7番グリッドからスタートした。ルイス・ハミルトンが6番手で、いずれもトップ5入りを逃した。だが、フェラーリ勢の決勝はさらに波乱含みの展開となり、終盤にはルクレールがレースエンジニアに怒りをあらわにする場面もあった。

    終盤、レースエンジニアのブライアン・ボッツィは無線で何度も「ブレーキの冷却をするため、LICO(リフト・アンド・コースト)を続けてほしい」と指示した。

    これは、最終的にハミルトンを襲ったブレーキトラブルを未然に防ぐためだった。

    ボッツィは「リアディスクのアンバランスが再び増加している。リアディスクを冷やしてくれ。残り11周。前方はローソンだ」と伝えた。

    数分後、さらに「LICOを続けてください(We need to keep doing the LICO, please)」と重ねたが、これに対してルクレールは苛立ちを隠さなかった。

    「文句を言うな。ふざけるな、俺たちはずっと200メートルのリフト・アンド・コーストをやってるんだ(Don’t even complain. For f**k’s sake, we are doing 200 metres of LICO all the time.)」と激しい言葉で応じた。

    レース序盤、ルクレールは好スタートを決め、チームメイトとキミ・アントネッリをかわしてトップ5に浮上。しかし最初のピットストップ後、アントネッリが背後に迫り数周にわたりプレッシャーをかけ続けた。最終的にアントネッリがオーバーテイクを成功させ、ルクレールは6番手に後退。

    一方、2ストップ戦略を取ったハミルトンは、新しいタイヤでチームメイトに迫る。フェラーリはハミルトンにアントネッリを追わせるため、ルクレールにポジション譲渡を指示。だがハミルトンは追走中にブレーキを失い、コーナーでオーバーラン。ルクレールはその隙を突いて再び前に出て、最終的に6位でフィニッシュした。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) F1シンガポールGP

    「信じられないほど扱いにくいマシン」──予選後の嘆き
    予選ではハミルトンがQ1をトップ通過し、フェラーリ勢も上位争いが期待されたが、結果的にルクレールは7番手、チームメイトもトップ5入りを逃した。ルクレールはレース後、マシンの難しさを次のように語った。

    「正直、いいラップじゃなかった。でもそれは僕のせいというより、週末を通してマシンが信じられないほど扱いにくかったからだ。コーナーごとに反応が違って、何かを学ぶどころか、何が起きてるのか分からない。とても難しかった。残念だけど、仕方ないね」