カテゴリー: F1カナダGP

  • マックス・フェルスタッペン F1カナダGP展望「セットアップとブレーキングが鍵」

    マックス・フェルスタッペン F1カナダGP展望「セットアップとブレーキングが鍵」

    マックス・フェルスタッペンが2025年F1カナダGPへの意気込みを語った。

    前戦スペインGPでは思うような結果を得られず、レッドブル・レーシングにとって厳しい週末となった。そんな中で迎えるカナダGPは、昨年フェルスタッペンが勝利を挙げた舞台でもあり、巻き返しに向けた重要な一戦となる。

    ブレーキングゾーンの多いモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで、マシンのセットアップとドライバーの精度が問われる中、フェルスタッペンは再び強さを見せることができるか注目される。

    「バルセロナは僕たちにとって残念な結果だったし、全力を尽くしたけど、あのレースの展開は望んでいたものではなかった」

    「3連戦のあと、少し休みを取ることができて、僕はチームと一緒にHangar-7の再オープンを祝うためにそこへ行った。そして今はカナダGPに向けて準備を進めている」

    「あのサーキットはとてもユニークで、昔ながらの縁石があるし、オーバーテイクのチャンスもたくさんある。クルマのセットアップは重要になるし、大きなブレーキングゾーンがあることで、より難しいチャレンジにもなる」

    「去年のレースはエキサイティングだったし、僕たちは勝利を持ち帰ることができた。今週もまた良いパフォーマンスを発揮できるといいね」

    「天候は去年より少し良くなりそうだから、どうなるか見てみよう」

    マックス・フェルスタッペン カナダGP F1 レッドブル・レーシング

  • ランス・ストロール F1カナダGPでの復帰をアストンマーティンが正式発表

    ランス・ストロール F1カナダGPでの復帰をアストンマーティンが正式発表

    アストンマーティンF1は、前戦スペインGPを欠場したランス・ストロールが、次戦カナダGPで再びステアリングを握ることを正式に発表した。

    バルセロナのカタルーニャ・サーキットでの予選終了から数時間後、アストンマーティンは、ランス・ストロールが手首と手の痛みにより、日曜の決勝を欠場することを公表していた。ストロールは、医療処置を受けるためレースを見送ることになった。

    チームによれば、ストロールが感じていた痛みは「2023年に受けた処置に関連している」と、彼の主治医が診断したという。ストロールは、2023年のプレシーズン中に自転車事故で骨折と足指の骨折を負い、手術とリハビリを経てF1に復帰していた。

    しかし、今回の処置後は順調に回復し、スペインGPから2週間足らずでモントリオールの地元ファンの前でAMR25を再びドライブする準備が整った。

    ランス・ストロール カナダGP F1 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチームランス・ストロールはAMR25でスペインGPの予選に出走し14番手を記録したが、決勝には出場しなかった

    「母国グランプリの週末にチームと一緒にまた走れることが本当に楽しみだ」とストロールはコメントした。

    「モントリオールの観客の前でレースをするために準備するのは、いつだって全力だった。今回の処置を終えて体調も良好で、今週はポール・リカールで何周か走って準備もできた。たくさんのサポートに感謝してる。週末に会おう!」

    カナダGPを前に、アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックは、「母国レースでのストロール復帰が“プランA”」だと語っていた。

    一方で「プランB」が必要な場合には、フェリペ・ドルゴヴィッチとストフェル・バンドーンといったリザーブドライバーの起用も選択肢に入っていた。だが、両者とも今週末に開催されるル・マン24時間レースへの出場が予定されている。

  • 角田裕毅 F1カナダGPで通算100戦目「節目のレースで結果を出したい」

    角田裕毅 F1カナダGPで通算100戦目「節目のレースで結果を出したい」

    角田裕毅が、2025年F1カナダGPへの意気込みを語った。

    2021年にF1デビューを果たして以来、着実にキャリアを重ねてきた角田裕毅は、今季からレッドブル・レーシングの正ドライバーとしてトップチームに名を連ねており、今週末のモントリオールでは自身にとってF1通算100戦目という節目のレースを迎える。

    「今週のカナダをとても楽しみにしています。カレンダーの中でも特に好きなレースのひとつです。モントリオールの街も大好きで、雰囲気や食べ物、ショッピングなど、どれも最高ですし、とても楽しく過ごせる場所だと思っています」と角田裕毅はコメント。

    「そして今週末は、僕にとってF1での100戦目になります。正直ちょっと信じられない気持ちです。つい最近デビューしたようにも感じますし、同時にずっとこの世界にいたような感覚もあります。これまでの100戦はすべて特別でしたし、F1にいられることを本当に幸運だと感じています。この節目を記念する意味でも、良い結果を出したいと思っています」

    「スペインGPのあとにバルセロナで2日間しっかりテストを行いましたし、ミルトンキーンズのシミュレーターでも走り込んできました。チームと一緒にしっかり準備してきましたし、レッドブル・レーシングのマシンでもっと多くの距離を走れるようになりました」

    「スペインでは予選で課題が残ったので、今回はしっかりと改善して臨みたいです。そのための取り組みもしてきました。カナダの天気は予測が難しいところもありますが、今回は比較的ドライで安定しそうなので、僕たちの目標達成にはプラスになると思っています」

    角田裕毅 レッドブル F1 カナダGP

  • 2025年F1 カナダGP:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2025年F1 カナダGP:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2025年F1 カナダGPの開催スケジュールとテレビ放送時間。2025年 F1世界選手権 第10戦 カナダグランプリが6月13日(金)~6月15日(日)の3日間にわたってジル・ヴィルヌーヴ・サーキット(モントリオール)で開催される。

    舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットは、大西洋と北米の五大湖をつなぐセントローレンス川上の人工島に位置するサーキット。

    仮設でもなく、ストリートでもないが、路面のグリップ力が低く、かつサーキットバリアが市街地コースのようにギリギリにそびえ立ち、圧迫感があることが特徴。

    レイアウトの中でも最も有名なのは、最終コーナーのシケインと立ち上がりの直後に迫る壁の「ウォール・オブ・チャンピオンズ」。また、セーフティカーの出現率は80%以上と、展開が予想できない難しいレースである。

    一方、サーキットの形状は平坦で、高速コーナーなどもあまりないが、フルスロットル率の高い複数のストレートから、急激な加減速が必要とされ、パワーユニットやタイヤ、ブレーキに大変厳しい。

    日本とカナダの時差は13時間。2025年 F1カナダグランプリのフリー走行1回目は、日本時間6月14日(土)の午前2時30分(現地時間13時30分)から開始。決勝は日本時間6月16日(月)の午前3時(現地時間14時)にスタートする。

    2025年 第10戦 F1カナダGP 開催スケジュール
    ■6月14日(土)
    フリー走行1: 2:30~3:30(13:30~14:30)
    フリー走行2: 6:00~7:00(17:00~18:00)
    ■6月15日(日)
    フリー走行3: 1:30~2:30(12:30~13:30)
    予選 : 5:00~6:00(16:00~17:00)
    ■6月16日(月)
    決勝: 3:00~(14:00~)
    ※日本時間(現地時間)

    2025年 F1カナダGP テレビ放送時間(フジテレビNEXT)
    ■フリー走行1
    6月14日(土) 2:20~4:10
    ■フリー走行2
    6月14日(土) 5:50~7:40
    ■フリー走行3
    6月15日(日) 1:20~3:10
    ■予選
    6月15日(日) 4:50~9:00
    ■決勝
    6月16日(月) 2:20~8:00
    ※時間はいずれも日本時間

    2025年 F1カナダGP ネット配信(DAZN)
    ■フリー走行1
    6月14日(土) 2:30~
    ■フリー走行2
    6月14日(土) 6:00~
    ■フリー走行3
    6月15日(日) 1:30~
    ■予選
    6月15日(日) 5:00
    ■決勝
    6月16日(月) 3:00~
    ※時間はいずれも日本時間

    ■ 2025年F1 カナダGP 注目ポイント
    マクラーレン同士の王座争い
    スペインGPを制したオスカー・ピアストリが、ついにチームメイトのランド・ノリスを逆転し、ドライバーズランキング首位に浮上。2人の差はわずか10ポイントと、今季のF1はマクラーレンの“同門対決”が中心となってきた。カナダGPでも両者が火花を散らすことは確実で、チーム内の力関係がどう変化するかに注目が集まる。

    フェルスタッペンは崖っぷち
    マックス・フェルスタッペンは現在ランキング3位だが、ポイント差以上に問題なのはスーパーライセンス上のペナルティ。スペインGPでのラッセルとの接触により累積11ポイントとなり、あと1点で1戦出場停止となる。この状況下でどこまで攻めに転じられるかが問われる一戦だ。

    ハミルトン、原点回帰の舞台で
    2007年にF1初勝利を挙げた思い出の地カナダで、ルイス・ハミルトンが巻き返しを狙う。フェラーリでの苦戦が続いているが、セッティングの微調整が進んでおり、今季初表彰台が現実味を帯びつつある。

    中団勢のサバイバルゲーム
    母国GPとなるランス・ストロールは、スペインGPを手首の負傷で欠場したが、今週末の復帰が有力と見られている。地元ファンの前で意地を見せられるか。そして、前戦で驚異的な追い上げを見せたニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)も台風の目となる可能性がある。

    開催地モントリオールの命運も
    2024年のカナダGPは観客動員の不振や市街の閑散ぶりが問題視され、「ゴーストタウン」と酷評された。今年はF1側も現地との連携強化に動いており、開催継続の可否を占う重要な年となっている。レース以外の盛り上がりにも注目したい。

    コンディションと戦略
    今週末の天候はおおむね良好で、気温は23℃前後が予想されている。タイヤの摩耗と温度管理が戦略面での鍵を握りそうだ。また、森林火災による空気質への懸念もあり、一部チームはセンサー調整や燃焼戦略の見直しに着手している。

    ■サーキット情報
    2025年 カナダグランプリ
    FORMULA 1 PIRELLI GRAND PRIX DU CANADA 2025
    サーキット名: ジル・ビルヌーブ・サーキット
    コース全長: 4.361kkm
    周回数:70
    レースディスタンス:305.27km
    ラップレコード:1分13秒078 (バルテリ・ボッタス / 2019年)

  • 2025年F1 カナダGP:モントリオールで注目の5つのポイント

    2025年F1 カナダGP:モントリオールで注目の5つのポイント

    スペインGPでの激戦と論争をもって幕を閉じた3連戦。その余韻を残したまま、F1パドックは1週間のインターバルを挟んで大西洋を渡り、北米ラウンド初戦となるF1カナダGPへと向かう。舞台は、例年ドラマに満ちた展開が繰り広げられるジル・ヴィルヌーヴ・サーキット。高速の市街地型レイアウトと狭いバリアが緊張感を高め、カナダグランプリはシーズン中でも屈指の波乱要素をはらむ一戦として知られている。

    スペインでは、マックス・フェルスタッペンが3ストップ戦略で果敢に攻めながらも、終盤のセーフティカー導入と接触により失速。ペナルティポイント累積という新たなリスクを背負うことになった。一方、アストンマーティンのランス・ストロールは右手の痛みにより母国レースを前に欠場を強いられ、その出場可否が注目されている。

    さらに、ドライバーズ選手権のトップを争うマクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリスのバトルも過熱。加えて、気温や路面特性が味方する可能性があるメルセデスが、カナダで再び台頭できるのかも注目点のひとつだ。

    2025年シーズンの折り返し地点が近づく中で迎えるカナダグランプリ。今週末のF1カナダGPは、ドライバーたちの心理、チームの判断、そして天候までもが勝敗を左右する展開となりそうだ。タイトル争いに大きな影響を及ぼすこと必至の重要な一戦が、いよいよ幕を開ける。

    フェルスタッペンはどう立ち直るか
    マックス・フェルスタッペンはスペインGPの大部分で見事な走りを見せていた。レッドブルとともに攻勢に出て、3ストップの積極的な戦略でマクラーレンにプレッシャーをかけ続けた。

    しかし、終盤に導入されたセーフティカーがすべてを狂わせた。レッドブルは新品のハードタイヤしか残っておらず、それを装着したフェルスタッペンは次第にポジションを失っていった。さらに、ジョージ・ラッセルとの接触が物議を醸し、最終的にタイムペナルティを科されて10位でフィニッシュする結果となった。

    フェルスタッペンはレース翌日にSNSで「起きるべきことではなかったし、起きてはならなかった」と投稿。この件に対する見解は分かれるところだが、現実としてフェルスタッペンにはこの一件で3つのペナルティポイントが加算され、累積でレース出場停止まであと1ポイントに迫っている。

    そのため、カナダとオーストリアの2戦では一切の罰則を回避する必要がある。アプローチを変えるのか、それとも「考えすぎない」ことこそがベストなのか――注目される。

    ストロールは出場できるのか
    バルセロナの週末からもう一つの疑問が浮上した。それはランス・ストロールの参戦可否だ。彼は土曜夜に右手と手首の痛みを理由に医師の判断で出場を取りやめていた。

    アストンマーティンの発表によれば、この痛みは2023年のプレシーズントレーニング中に起きた自転車事故後に受けた手術に関連していると考えられている。スペインGPでは予選に出走していたため代役を立てることができず、翌週のモントリオールについても判断は保留されたままだ。

    2023年のバーレーンGPでは、ストロールは怪我を抱えながらも強行出場しており、今回もその根性が問われることになるが、もし間に合わなければフェリペ・ドルゴヴィッチを筆頭とするリザーブ勢か、経験豊富な代役が急きょ起用されることになるだろう。

    カナダグランプリ F1 ランス・ストロールスペインGPを欠場したストロールが母国カナダGPに出場できるかは依然不透明

    続くマクラーレンのチーム内バトル
    スペインでは後方で多くの混乱があったものの、マクラーレンの2人のドライバーはレッドブルの追撃にも動じず、オスカー・ピアストリがシーズン5勝目を挙げた。

    この勝利は、1週間前のモナコGPでポール・トゥ・ウィンを果たし、ドライバーズ選手権の差を3ポイントにまで詰めていたランド・ノリスを再び10ポイント差に突き放す重要なものだった。

    両者は互いにポールや優勝を狙える位置にあり、どちらが優勢かはレースごとに入れ替わる状況だ。マクラーレンもいつか両者が接触する可能性を認識しているが、ここまではクリーンに戦い続けている。シーズン中盤に差し掛かる中で、この均衡がいつまで保たれるかが注目される。

    カナダGP F1ドライバーズ選手権トップ争いではピアストリとノリスがほぼ互角の接戦を繰り広げている

    メルセデス再浮上のチャンス
    今季の見どころの一つは、異なるサーキットごとに異なるチームがマクラーレンに対抗していることだ。マイアミではメルセデスのキミ・アントネッリがスプリントのポールを獲得し、イモラではフェルスタッペンが勝利。モナコではフェラーリのシャルル・ルクレールが挑戦権を握った。

    そしてスペインでは再びレッドブルが前方を脅かしたが、カナダは近年メルセデスにとって好相性のサーキットだ。低い気温とコースレイアウトが彼らの強みを引き出す傾向にある。

    もちろん、モントリオールの天候は予測不可能で、暑いレースになることもあるが、現時点の予報では気温は控えめ。それがメルセデスにとって追い風となる可能性は高い。昨年のカナダGPでは、ラッセルがフェルスタッペンと同一タイムを記録し、先に出したことでポールポジションを獲得している。予選のトップ7がわずか0.28秒差だったあの緊迫した展開が再現されるかもしれない。

    前戦でコンストラクターズランキング2位をフェラーリに譲ったメルセデスにとって、反撃の週末となる可能性がある。

    2025年のF1世界選手権 カナダグランプリ(カナダGP)昨年のカナダGP予選ではラッセルとメルセデスが輝きを見せた

    ドライバーが戦いを楽しめるサーキット
    昨年のカナダGPでは予選だけでなく決勝もスリリングな展開だった。雨により全チーム・全ドライバーにとって難しいコンディションとなり、複数のドライバーに勝利のチャンスがあった。最終的に勝利したのはフェルスタッペンだったが、トップ4がわずか5秒差でフィニッシュする接戦となった。

    仮に今年は雨が降らなくても、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットはドライバーがレースを楽しめる好レイアウトだ。長いストレートからシケインやヘアピンに飛び込む構造により、オーバーテイクのチャンスが豊富にある。特にターン1、ターン10のヘアピン、そして「ウォール・オブ・チャンピオンズ」が待ち受けるターン12~13の最終シケインが鍵となる。

    これらのシケインの外側にはコンクリートウォールが迫っており、ミスすれば代償は大きい。ドライバーは常に完璧な集中を求められ、小さなミスがリズムを崩し、後続の標的になってしまう。

    さらに、レースを心から歓迎する都市モントリオールの熱狂的なファンも加わり、カナダGPは毎年特別な雰囲気を作り出している。

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  • 角田裕毅 F1カナダGPで自身提案のRB21仕様変更をレッドブルが許可

    角田裕毅 F1カナダGPで自身提案のRB21仕様変更をレッドブルが許可

    角田裕毅は、F1カナダGPで自身が提案したRB21の変更案を試すことをレッドブルが認めたと明かし、最近の苦戦からの脱却を目指している。

    角田裕毅はスペインGPまでの3連戦でわずか1ポイントの獲得にとどまり、不振が続いていた。

    特にバルセロナでは、Q1敗退かつ最下位タイムを記録したうえ、RB21に根本的な問題があると訴えるまでに事態は悪化した。

    リアム・ローソンと入れ替わるかたちでレッドブルに復帰して以降、7戦で7ポイントを加えた角田裕毅は、「前回より悪くなることはない」と述べている。

    レッドブル代表クリスチャン・ホーナーは週末の内容をチーム内で精査する考えを示しつつ、角田裕毅を2025年末までマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして起用し続ける方針を強調した。

    「裕毅と一緒にファクトリーでこの週末を振り返っていくよ。週末を通して彼にとっては本当に厳しいものだったからね」とホーナーは語った。

    角田裕毅は、レーシングブルズでのキャリアを懐かしんでいるという憶測を否定し、今はレッドブルで結果を出すことに集中している。

    角田裕毅 レッドブル F1 カナダグランプリ

    レッドブルは角田裕毅をどのようにサポートしているか
    決勝後の取材で角田裕毅は、RB21への適応を助けるために希望していた「ある方向性」の変更について、レッドブルから許可が下りたことを明かした。

    「カナダに向けて計画していることがあるんです。試してみたいことがいくつかあって、それに対してチームがしっかり同意してくれて、僕の希望を実現するために動いてくれているのはすごくありがたいです」

    ただし角田裕毅は、レースの合間にレッドブルのシミュレーターでその変更がマシンの挙動にどう影響するかを事前に確認するのは難しいと説明した。

    「シミュレーターって、僕の感覚では基本的にチームのためのもので、つまり、実際にサーキットで試したい内容を事前に確認するためのものなんです」

    「シミュレーターの時間もかなり限られているので、全部のセットアップを試すっていうのは現実的じゃないですし、だからある程度は、どの方向性を掘り下げるかを決める必要があるんです」

    「もちろん、僕のエンジニアが僕のドライビングスタイルに合う傾向や特性を見つけてくれたらうれしいですけど、それも含めて、全体的にはエンジニアリング側やチームの作業がメインになると思います」

  • ハースF1チーム カナダGPで200戦目を記念して初参戦時カラーを復刻

    ハースF1チーム カナダGPで200戦目を記念して初参戦時カラーを復刻

    ハースF1チームは、今週末のF1カナダGPで、チームのF1通算200戦目を迎えるにあたり、2016年の初参戦時に使用していたカラーリングを復刻する。

    カナポリスを拠点とするハースF1チームは、2016年のオーストラリアGPでF1デビューを果たして以来、通算199戦を戦っており、2026年にキャデラックが参戦するまで、グリッド上で最も新しいチームであり続ける。

    記念すべき今週末のカナダGPに向けて、チームは当時ロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが駆ったVF-16を彷彿とさせるカラーリングを施したVF-25の画像を公開した。

    今回の特別リバリーでは、当時のベースカラーである白からグレーに変更され、サイドポッドの「HAAS」ロゴは通常の黒ではなく赤で描かれている。また、フロントウイングとリアウイングのエンドプレートも赤に塗装されており、2016年の開幕戦を再現するデザインとなっている。

    一方で、VF-26で採用されている全面黒のフロントウイングには切り替えず、タイトルスポンサーへの配慮もあり、従来の赤を基調とした配色が今回の記念リバリーにも反映されている。下部の大型エレメントのみ黒で塗装されており、そこにはチームスタッフの名前が記されている。

    ヘイローもグレーに塗装された。当時のマシンにはヘイローは装着されていなかったが(導入は2018年から)、2016年のブラジルGPで試験的に装着された際には黒のままだった。

    ハースF1チーム カナダグランブリ

    ハースはF1参戦初年度に鮮烈な印象を残した。デビュー戦となった2016年オーストラリアGPではグロージャンが6位入賞を果たし、続くバーレーンGPでは5位に食い込んだ。この成績は、2018年のオーストリアGPでグロージャンが4位を記録するまで、チームの最高成績だった。

    2018年にはコンストラクターズ選手権5位に入り、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、ルノーに次ぐ順位を記録。昨季もその再現に迫ったが、終盤に復調したアルピーヌに逆転され、6位にとどまった。

    また、チーム最大のハイライトのひとつは、ケビン・マグヌッセンが2022年のサンパウロGPでチーム初、そして自身初のポールポジションを獲得したことである。

    今シーズンのハースF1チームは、ドライバーを一新し、経験豊富なエステバン・オコンと新人オリバー・ベアマンのコンビで戦っている。第9戦終了時点でランキング7位につけ、6位のレーシングブルズにわずか2ポイント差まで迫るなど、参戦以来屈指の好調ぶりを見せている。

    なお、ハースF1チームが今季リバリーを変更するのはこれで2度目。日本GPでは、技術パートナーであるトヨタのホームレースにあたることから、桜をモチーフとしたピンクの特別カラーを採用していた。

  • ランス・ストロール F1カナダGPで復帰へ 母国レース出場に向け調整中

    ランス・ストロール F1カナダGPで復帰へ 母国レース出場に向け調整中

    ランス・ストロールは、今週末のF1カナダGPでアストンマーティンのマシンに再び乗る見通しだ。

    Crash.netの情報によれば、ストロールは母国グランプリの開催に間に合う形で、F1グリッドへの復帰が可能になる見込みだという。アストンマーティンからの正式発表は、今週中に予定されている。

    ストロールはスペインGPの週末、予選後に欠場を決定していた。アストンマーティンによれば、彼の手首の負傷が悪化したため、バルセロナでの日曜決勝レースには出走できなかったという。

    チームは声明で「ストロールは手と手首の痛みを感じており、これは2023年プレシーズン中の自転車事故に関連したものだ」と説明していた。

    この欠場を受けて、ストロールの負傷によるものなのか、それともガレージ内でのトラブルによるものなのかを巡って、さまざまな憶測も広がっていた。

    BBCの報道によれば、ストロールは予選後、アストンマーティンのガレージ内で機材を破壊し、チームスタッフに罵声を浴びせたともされている。

    しかし、これに対してアストンマーティンのメカニック、ハリー・ラッシュはInstagram上で「チームメンバーに暴言を吐いた?まったくの事実無根だ」と否定のコメントを出している。

    一方で、Sky Sports F1の実況者デビッド・クロフトはポッドキャスト内で、BBCの報道を補強するような発言を行った。彼によれば、「ストロールがヘルメットを壁に投げつけ、それが壊れるほどの勢いだった」とのこと。

    クロフトはさらに、「かなりの怒鳴り声と罵声も飛び交っていたと聞いている。ストロールには以前にもアストンマーティン時代に壁を殴るといった前例がある」と述べた。

    ランス・ストロール カナダグランプリ F1 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アストンマーティンの代替案
    仮にストロールが今週末に出走できない場合、フェリペ・ドルゴビッチが代役としてF1デビューを果たす可能性がある。

    ドルゴビッチは2022年のF2チャンピオンで、近年はアストンマーティンのリザーブドライバーとして活動。FP1走行やテストにも定期的に参加してきた。

    ドルゴビッチは今月開催されるル・マン24時間レースへの出場を予定していたが、F1出走の可能性を優先して辞退する意向を示している。彼はアクション・エクスプレス・レーシングからキャデラックLMDhマシンでフレデリック・ベスティ、ジャック・エイトケンとともに出場予定だった。

    だが、ストロールがカナダGPへの出走に向けて準備を進めているため、ドルゴビッチはル・マンへの専念が可能となりそうだ。

    仮にストロールがプラクティス走行後にレース出走を断念した場合、アストンマーティンは代役としてバルテリ・ボッタスを起用する可能性もある。

    ボッタスは2025年にメルセデスのリザーブドライバーを務めており、レギュラードライバーとしてのシートは失っているものの、メルセデス製パワーユニットを使用するチームへの帯同資格を有している。今年はマクラーレンのマシンをテストした経験もあり、ここまで全戦に帯同している。

  • ランス・ストロール F1カナダGP欠場に備えアストンマーティン「プランB」準備

    ランス・ストロール F1カナダGP欠場に備えアストンマーティン「プランB」準備

    アストンマーティンF1のチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックが、ランス・ストロールのF1スペインGP欠場の背景と、今後の復帰見通しについて改めて説明した。

    ストロールは、スペインGP予選後に手首と手の痛みを訴え、メディカル・プロシージャ(治療)を受けるため決勝レースを欠場することがチームから発表されていた。

    この痛みは、2023年のプレシーズン中にストロールが自転車事故で負った骨折が関係していると見られており、当時彼は手術を受けた上で開幕戦に出場していた。

    日曜の決勝後に話したクラックは、次のように語った。

    「これはすでに知られていることだが、2023年に始まったものだ。当時のケガを覚えているだろう。ここ数週間、痛みがあるという話があった」

    「もちろん、ドライバーに5分おきに『痛むか?』なんて聞いたりはしない。フィジオ(理学療法士)や彼本人と会話する中で、多少の不調があることはわかっていた」

    「2023年のストロールを見ればわかるように、彼は戦っていたし、彼ら(ドライバー)はとにかく運転したがる。ドライバーは痛みがあっても走りたいと思うものだし、実際に彼らは我々が思っている以上の痛みに耐えて走っていることも多い」

    「最近も、ここで少し、あそこで少し、痛みがあるという話はあったが、どれほど深刻なのかは分からなかった。そして今週末、ついに限界に達してしまったのだと思う」

    「最終的に、予選後の土曜にランスと彼のチームが相談して、再度チェックを受けることになり、レースには出ない方が良いという勧めを受けた」

    その上でクラックは、次戦カナダGPでの復帰についての現状をこう説明した。

    「私は医者ではないので、正確な予測や判断はできない。だからこそ、この話は少し難しい」

    「今後数日のうちに、さらに検査や診断が行われることになると聞いている。その結果次第で、もう少しはっきりするだろう」

    「現時点では、これから何が起きるかは本当に分からない。だが、もうすぐ分かるはずだ」

    ランス・ストロール F1 カナダグランプリ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチームブラジル出身のドルゴヴィッチはアストンマーティンのリザーブドライバー

    クラックは、チームの「プランA」がストロールのカナダGP出場であると強調しつつ、万が一の「プランB」についても次のように述べた。

    「基本的にはシンプルだ。『プランA』はランスがマシンに乗ること。それを実現すべく、全力で準備している。もし『プランA』が実行できなければ、『プランB』に切り替える必要がある」

    「もちろん、ル・マン24時間レースがカナダGPと日程が重なることは承知していたので、それに備えたプランも考えてきた。必要であれば、ル・マンに参加するドライバーでも連れてくるつもりだった」

    アストンマーティンのリザーブドライバーには、F2王者のフェリペ・ドルゴヴィッチと、フォーミュラEでも活躍するストフェル・バンドーンが登録されているが、2人ともル・マン24時間への出場を予定している。

    一方、アストンマーティン育成ドライバーでF2に参戦中のジャック・クロフォードは、F1出走に必要なスーパーライセンスのポイント要件を満たしておらず、起用は不可能だという。

    最後にクラックはこう締めくくった。

    「数日間の経過を見て、それから決断を下すことになる」

  • ランス・ストロール 手首負傷再発で再手術 F1カナダGP出場は不透明

    ランス・ストロール 手首負傷再発で再手術 F1カナダGP出場は不透明

    ランス・ストロールが、スペインGPの欠場直前に悪化した手と手首の負傷に対し、再び手術を受けていたことが明らかになった。

    ストロールが決勝を欠場したことで、アストンマーティンはバルセロナで1台体制を強いられ、各メディアによる憶測が過熱した。チームは、オーナーであるローレンス・ストロールの息子ランスが、予選後にFIAの計量手続きを逃したことに「動揺していた」とは認めたが、一部報道にある「ガレージ内で逆上して手首を再び負傷した」との見方は否定している。

    そうした中、Diario SportおよびMarcaは、ストロールが火曜日にバルセロナのキロン・デクセウス病院で手術を受けたと報道。執刀医は、2023年の自転車事故の際にも治療を担当したバルセロナのDr. Xavier Mirだという。

    Diario Sportは「ドライバーの関係者」の話として、「ランス・ストロールが来週末のカナダGPに出場できる可能性は高い」と伝えている。

    またMarcaは、今回の手術について「それほど複雑なものではなかった」と付け加えている。

    ランス・ストロール F1 カナダグランプリ

    もしストロールがカナダGPを欠場する場合、アストンマーティンの第一リザーブドライバーはフェリペ・ドルゴヴィッチだが、彼は同週末にル・マンへの参戦も予定している。

    ブラジルのRede Bandeirantesのインタビューで、ドルゴヴィッチは次のように語っている。

    「まずはランスの回復を心から願っている」

    「F1が自分にとっての最優先事項であることは今も変わらない。でも現時点では、何が起きるのか、まだ分からない。チームからの決定も出ていない」

    「ル・マンに向けた準備はできているが、チームから招集があれば、すぐにアストンマーティンのステアリングを握る準備はできている」