カテゴリー: ジェンソン・バトン

  • ジェンソン・バトン、5秒加算ペナルティ / F1中国GP

    ジェンソン・バトン、5秒加算ペナルティ / F1中国GP

    ジェンソン・バトンは、F1中国GP決勝レース終盤のパストール・マルドナドとの接触について5秒加算ペナルティを科せられた。

    F1中国GPでも後方集団での戦いを強いられたマクラーレン・ホンダだが、フェルナンド・アロンソが12位、ジェンソン・バトンが13位でダブル完走を果たした。

    しかし、ジェンソン・バトンは、49周目のターン1でパストール・マルドナドと接触する事故を起こしていた。

    数周前からパストール・マルドナドとポジションを争っていたジェンソン・バトンは、後ろからフェルナンド・アロンソのプレッシャーも受けながらパストール・マルドナドのオーバーテイクを試みるも、バトルに熱中しすぎたようで、スチュワードの面談前の時点である程度の非を認めていた。

    「インサイドにスペースがあると思ったんだ。それ以外には何も言えない。こういうインシデントは誰も望んでいない。ミスジャッジだと思っている。あまり多くを語る前に、まずはスチュワードに説明する必要があるとは思うけどね。映像も見てみなければならない。コックピットから見るのとは常に違うからね」

    その後、スチュワードは接触を引き起こした原因がジェンソン・バトンにあったと判断。5秒加算ペナルティを科し、スーパーライセンスに対しても2点のペナルティポイントを与えた。

    最終的にリタイアを強いられたパストール・マルドナドもジェンソン・バトンがクラッシュを引き起こしたとの見解に同意している。

    「「接触するとは思ってもみなかった。あの時、僕たちはバトルをしていたし、ジェンソンやフェルナンドと競い合うのはいつだってうれしいけど、おそらく彼は完全にブレーキングポイントを見誤ったんだと思う。彼がミスを犯したんだと思う」とパストール・マルドナドは述べた。

    パストール・マルドナドとの一件は別として、レース中にレッドブルの2台やフォース・インディアともバトルを繰り広げたジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダが成し遂げた進歩に改めて良い感触を得ていると述べた。

    「まだ後方にいるけど、進歩しているし、今週末もチームは本当に素晴らしい仕事をしたと思う」

    「まだ下位にいるし、周りの人たちにレースでミスを犯してもらわなければならない部分もあるけど、それでも僕たちのレースは面白くなる。進歩している」

    「レースでは2台が別の戦略だったので、それもかなり面白くさせてくれた。何度か面白い場面もあったしね。確かにインシデントは良くないけど、そんなに頻繁にあるわけではないから、データと映像を見てみる」

    関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンが今季2勝目

  • ジェンソン・バトン 「ホンダとの“素晴らしい未来”が見えている」

    ジェンソン・バトン 「ホンダとの“素晴らしい未来”が見えている」

    ジェンソン・バトンは、マクラーレンにはエンジンサプライヤーのホンダとの“素晴らしい未来”が見えているため、ポジティブな気持ちは変わらないと述べた。

    スロースタートを切った新生マクラーレン・ホンダは、開幕2戦を終えても信頼性トラブルが続いており、ノーポイントのままとなっている。

    ホンダのパワーユニットは、信頼性を確保するためには今も性能を抑えて使用されており、チームの空力構成もベーシックな状態となっている。

    しかし、ジェンソン・バトンは、これから続々と改良が投入されると語った。

    「未来のためのものがパイプライン上にはたくさんある」とジェンソン・バトンはコメント。

    「なぜ僕やチームがこんなにポジティブで陽気なのかと多くに人に聞かれるけど、それは僕たちには素晴らしい未来が見えているからだ。そこへ行くために、今も改善しながら多くのハードワークがなされている」

    中国でマクラーレン・ホンダにどれくらいパフォーマンス改善を期待できるのかと質問されたジェンソン・バトンは「できれば、とても大きなものであってほしい」とコメント。

    「冬にマイレージを稼げずにスタートするのは常にトリッキーだし、メルボルンで僕たちが完走したのは誰にとっても驚きだったはずだ」

    「外部の人たちにとっては、オーストラリアからマレーシアに向けて僕たちがそんなに大きなステップを果たしたようには思えないかもしれないけど、かなり大きなものだったのは事実だ。レースは完走できなかったけど、今後の大きなステップのために多くの重要な情報を得ることができた」

    「ここでどうなるか見てみなければならない。とても長いストレートがあるのでちょっとトリッキーだけど、僕たちは力を合わせてとてもいい仕事ができている。僕たちの実力はまだこんなものではないはずだ。今週末はそれを見せられたら嬉しいね」

  • ジェンソン・バトン 「上海はパワーユニットの性能が強調される」

    ジェンソン・バトン 「上海はパワーユニットの性能が強調される」

    ジェンソン・バトンが、F1中国GPへの意気込みを語った。

    ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
    「マレーシアでレースをフィニッシュできなかったのは残念だった。週末のその時点までは堅実な進歩を果たしていたし、中団の何台かのクルマの間で完走できていたら素晴らしい後押しになっていただろう。それでも、中国でもそこが狙うべきターゲットだし、マレーシアでのペースとパフォーマンスをベースにできることを期待している」

    「でも、中国の2つのロングストレートは、それぞれ低・中速コーナーの後にあって、パワーユニットがさらに強調される。それに、感覚として、天候はタイヤに熱を入れるにはより厳しいことが予想できるので、僕たちが成し遂げてきた進歩が必ずしもラップタイム上の利益に繋がるというわけではない。でも、間違いなく進歩を遂げているし、それがチーム全体の前進を助ける上で役割を正すことができたのは素晴らしいことだ。今後数戦で僕たちがどれくらいの変化をもたらせたが見えれば素晴らしいだろうね」

    関連:F1中国GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ジェンソン・バトン 「マクラーレン・ホンダは絶え間なく仕事をしている」

    ジェンソン・バトン 「マクラーレン・ホンダは絶え間なく仕事をしている」

    ジェンソン・バトンが、F1マレーシアGPへの意気込みを語った。

    ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)
    「メルボルンは僕たちにとって確かにチャレンジングな週末だったけど、そこからポジティブなことも得られた。冬季テストでは走行が限られてしまい、僕たちパフォーマンスの多くが未知数なまま週末に入った。フィニッシュしたポジションはどうであれ、チェッカーフラッグを受けられたことでパッケージに関してより多くのデータを得ることができたし、そこから僕ら大量に学ぶことができる」

    「もちろん、集団の後ろでフィニッシュすることに満足できる人なんていない。残りのフィールドとの差をつめるために、やらなければならないことがたくさんあるのもわかっている。それでも、ウォーキングとさくらの両方で、マクラーレン・ホンダの仕事が絶え間なく進められている。チーム全体が、急速な進歩を維持するべく、パッケージの開発を続けるため休むことなく働いている」

    「マレーシアは僕たちにとってまた学習過程で難しい一歩になるだろう。予測不可能なレースになることがしばしばあるし、極端な気温が僕たちのマシンとタイヤをテストでもさらされたことのない限界まで試す。雨の可能性が加わって、変わりやすいコンディションで僕たちのマシンがどう振る舞うかを見るのは興味深い。僕たちの目標は週末を通して最大のマイレージを稼ぐことだ」

    「セパン自体、素晴らしいサーキットだ。あそこに行くのは大好きだし、素晴らしいバトルの思い出もある。2009年には優勝しているしね。高速コーナー、ロングストレート、多くのオーバーテイクの機会があってドライバー間でも本当に人気がある。暑さはいつもかなり厳しいけど、ドライバーのフィットネスの良いテストなのは確かだし、タフなトレーニングが成果を挙げる場所だ!」

    関連:F1マレーシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ジェンソン・バトン 「最後の最後まで戦う」 / F1オーストラリアGP

    ジェンソン・バトン 「最後の最後まで戦う」 / F1オーストラリアGP

    ジェンソン・バトンが、2015年開幕戦F1オーストラリアGPへの意気込みを語った。

    ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
    「メルボルンに戻ってきてとても興奮している。2014年は浮き沈みが大きかったけど、2015年のチャレンジは僕のキャリアにおいて全く新しい章の始まりだと思っているし、それに向けて本当に気合が入っている。メルボルンも大好きだ。素晴らしい人たちがいる素敵な都市だし、いつも生き生きした雰囲気がある。アルバート・パークはシーズン開幕戦に完璧な場所だ」

    「僕たちは、この都市やサーキットのことをよく知っているけど、MP4-30でどれくらいやれるかは未知数だ。マクラーレン・ホンダは冬を通じて信じられないくらいのハードワークをこなしてきた。もちろん、ヘレスやバルセロナではもっと走行距離を伸ばしたかったけど、初日と最終日でクルマの違いをはっきりと認識することができた。ウォーキングと日本の両方で開発と改善に取り組むチームの姿勢は驚くべきものだ。テストは大変な日々だったけど、明らかに進歩しているのがわかっている。クルマはしっかりとしたベースがあるし、目標に到達できると楽観視している。今はとにかく忍耐が必要だ」

    「メルボルンは常に見どころの多いレースになる。ライバルとして自分たちがどの位置になるのかということはまだ誰もはっきりとわかっていない。他チームはすでにターボエンジン時代の2年目を迎えているし、目に見えないところでも去年からかなり開発が進んでいるはずだ。まだどこも手の内を見せていないと思う。アルバート・パークでのレースは僕たちにとっては大きな学習の機会になるだろう。でも、エンジニアと一緒にクルマをできる限りベストな状態にセットアップできるように全力を尽くしていく。みんなと一緒に最後の最後まで今週末を最大限に生かせるように戦っていくつもりだ。

    「フェルナンドがレースに出られないのは本当に残念だし、彼がすぐに回復して、またすぐにクルマに乗ることができるよう願っている。でも、ケビンがまたクルマに乗るのを見れるのも嬉しいね。フェルナンドがいないときに、彼が素晴らしい仕事をしてくれることはわかっている。彼の今週末の健闘を祈っている」

    関連:2015年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ジェンソン・バトン 「トライアスロンへの転向を考えた」

    ジェンソン・バトン 「トライアスロンへの転向を考えた」

    ジェンソン・バトンは、オリンピックを目指してF1引退を考えたことがあると明かした。

    ジェンソン・バトンは今年もマクラーレンのドライバーとしてF1に参戦するが、昨年末はレースシートを保持できるかどうかはっきりしない時間が長く続いた。

    シート喪失の危機が伝えられた頃、ジェンソン・バトンがモータースポーツから足を洗い、趣味であるトライアスロンを選択肢として検討しているのではないかとう噂されていた。

    その時期にキャリア続行の意思を自問自答したととジェンソン・バトンは明かした。

    ブラジルで開催される2016年夏季オリンピックに触れたジェンソン・バトンは「リオについて考えただ。でも、“ダメだ”と確信したよ。そもそも年が年だからね」とコメント。

    ジェンソン・バトンが比較対象にしたのはイギリスのトライアスロンでトップ選手として活躍するアリスターとジョナサンのブラウンリー兄弟。彼らはいずれも20代だ。

    「だから、僕ではないなと思ったんだ。確かに、僕はかなり優秀なアマチュア選手だと思うけど、プロとして活動する選手となればまったく異なるレベルだ」

    すでに2015年シーズン開幕戦の地であるオーストラリアに入ったジェンソン・バトンは、4月に開催されるロンドンマラソンに向けてトレーニングに励んでいる。

  • ジャンソン・バトン 「マクラレーン・ホンダにとって100周は1000周分の価値」

    ジャンソン・バトン 「マクラレーン・ホンダにとって100周は1000周分の価値」

    ジェンソン・バトンは、バルセロナテスト2日目の100周の走行距離が“1000周分”の価値があると感じていると述べた。

    木曜日までの9日間でわずか209周しか走れていなかったマクラーレン・ホンダが、今週のバルセロナテスト2日目ではジェンソン・バトンが101周を走破。ついにホンダ製パワーユニットを積んだ新車MP4-30でペースと信頼性のテストに取り組んだ。

    ジェンソン・バトンは「今日はたくさんポジティブなことがあった。タイムシートを見れば、十分に速いポジションではないのは確かだけど、今日は多くの進歩を遂げられたと思う。今後数日でさらに多くの改善ができるはずだ」とコメント。

    「今日はエンジニアもエアロダイナミシストも全員が一日の作業に没頭できたので嬉しい。多くのチームにとって100周はたいした数ではないだろうけど、僕たちにとっては1000周分に値する。このパッケージについて本当にたくさんのことを学べたからね」

    「今日は素晴らしい進歩を遂げられた。昨日からそれほどハードだったわけではないけど、それでも101周を走れたのは嬉しい。とにかく今日は信頼性が優れていた。みんなのおかげで本当に素晴らしい前進に繋がったと思うし、みんなが必死に努力している姿を見るのは素晴らしいことだ」

    「もし、今日僕たちが走った距離の半分でクルマがストップしていたら、比較も空力作業の全てができなかった。信頼性に優れたクルマで作業ができるはすごいことだね」

    ジェンソン・バトンのタイムは、トップタイムを刻んだニコ・ロズベルグ(メルセデス)から3秒遅れだったが、マクラーレンは可能な限り多くの距離を走るためにパワー面を妥協していなかったという。

    「パワーユニットは他にも改良されたエリアがあるので妥協するは必要なかった。開幕戦に行く頃にはもっとパワーが増えているだろう。そうだね、今よりも増えているはずだ」とジェンソン・バトンはコメント。

    「でも、今日は今すぐに使えるパワーを使うという意味で素晴らしい一日だったと思うし、トルクカーブ、ドライバビリティ、コーナー対応、ERSパックの結果も良かったと思う。全てがとてもシンプルなものだと思っているかもしれないけど、どれもこれも本当に複雑なんだ」

    「フルパワーで走らないのは間違ったやり方かもしれない。このパワーユニットならもっとやれるとわかっているね。でも、今はとにかくやれるだけプッシュしなけばならない」

    「今のポジションはどこか? 進歩は遂げられたと思うけど、まだ道のりは長い。クルマの感触に関してもやるべきことはたくさんある。今日でさえ、まだあまり多くのセットアップ作業ができたわけではない。空力パーツのテストはライドハイト、フロントウイングなどを調整するために出たり入ったりの繰り返しだからね。

    ジェンソン・バトンはセッション終了間際に電気系の故障で停車しているが、ガレージに戻されたクルマは何の問題もなくエンジンが起動したと説明した。

  • ジェンソン・バトン 「アロンソとうまく働いていける」

    ジェンソン・バトン 「アロンソとうまく働いていける」

    ジェンソン・バトンは、今シーズン、マクラーレン・ホンダでフェルナンド・アロンソとペアを組むことを嬉しく思っていると語る。

    新生マクラーレン・ホンダのガレージの両サイドには2人のワールドチャンピオンが並ぶ。しかし、フェルナンド・アロンソは、グリッドで最高のドライバーと評される一方で、しばしばチームを共有するのが難しいドライバーともみられている。

    特に、2007年にはマクラーレンでルイス・ハミルトンと衝突。フェラーリでは、チームメイトのフェリペ・マッサとキミ・ライコネンを日陰の存在に追いやった。

    昨年は、ルーキーのケビン・マグヌッセンとチームを組んだジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソのようなステータスのあるドライバーとガレージを共有することが何よりも嬉しいと主張する。

    「全てのドライバーが競争的なチームメイトを望むと思う」とジェンソン・バトンは AS にコメント。

    「他のドライバーにできることや、彼らの強みや弱点を見ること、その上、フェルナンドのような経験のあるドライバーと働くことができるのはいつだって良いことだ」

    「彼は2度のワールドチャンピオンだし、ほぼ僕と同じくらい多くの経験をしている。多くのことなるチームで走っているし、それは僕たちにとって大きな利益だと思う」

    「僕はいつも隣に最高のドライバーがいて欲しいといってきた。チームメイトとしてフェルナンドがいるのは喜ばしいことだ。良いパートナーシップだし、僕たちは一緒にうまく働いていけると確信している」

  • ジェンソン・バトン 「ホンダがF1に戻ってくることが重要だった」

    ジェンソン・バトン 「ホンダがF1に戻ってくることが重要だった」

    ジェンソン・バトンが、再びホンダとの仕事を再開することについての思いを語った。

    長年マクラーレンで走っていますが、マクラーレン・ホンダのサウンドはいかがですか?
    初めてF1のことを考えたときもビッグチームで走りたいと思っていました。子供のころからF1を見て、そのときのビッグチームはウィリアムズ、フェラーリ、マクラーレンでした。それで、80年代はセナとプロストっていうベストドライバーが走っていて、とても特別な時代だったと思います。F1のファンもたくさんいました。

    。今また新しい時代のマクラーレン・ホンダがスタートするわけで、それは僕にとって特別なことです。それから、チームメイトは僕がとても尊敬してるフェルナンドですし、将来に向かって成果をあげられるしっかりしたレースができてると思っています。もちろん、まだやることはたくさんありますが、ある意味80年代よりも今のF1の方が競争が厳しくなってると思うし、特別に思っています。

    あなたは、マクラーレン・ホンダ全盛期を初めとする昔のホンダ・スピリットを知ってる数少ない一人だと思いますが、ホンダのパワーユニットをどう感じていますか?
    ホンダは僕にとってマニュファクチャラーとしても特別だし、今の新しいパワーユニットは、今までのガソリンエンジンとは違ってものとても複雑で、たくさんのテクノロジーが必要になるけど、ホンダはいい仕事をしてくれているし、とてもパワフルなパワーユニットに仕上げてくれると思っています。以前もホンダと仕事をしてきましたが、エンジニアリングに関して、ドライバビリティに関して、深く理解してくれていると思ってます。新しい時代のこのパワーユニットで一番難しいのはドライバビリティだと思っています。だから、僕たちはしっかり作業しているし、とにかくベストなパワーユニットにしていく必要があります。ホンダの施設は素晴らしくてワクワクするし、その中でどんなことが行われてるかも把握しています。単に製作の施設だけではなく、マンパワーや技術を持ってる人がいるし、そこはとても重要なポイントだと思ってます。マクラーレンも、今回一緒に仕事をするうえでそういうことをわかってたと思うし、一番大事なのはもちろん情熱がしっかりとあるってことだと思います。以前、ホンダと何年か仕事をしてきたので特別な感情があるし、またそのファミリーになれることをとても嬉しく思っています。だから、今回ホンダがマクラーレンと一つのチームで一緒にやっていくのはとてもエキサイティングだし、2つが一緒になって将来いい成績を残せると思っています。

    フェルナンドの話が出ましたが、彼とは13年前もチームメイトでしたね。チームにワールドチャンピオンが二人いることになります。彼がチームメイトであることの良いことと悪いことを教えて下さい。
    僕にとってワールドチャンピオンのチームメイトはフェルナンドで3人目だけど、これまで見た中でチャンピオンとして一番経験があるドライバーの1人だと思っています。彼はチャンピオンになるために何が必要なのかをわかってるし、素晴らしい人物だと思います。それに、チームの雰囲気がどんなものである必要があるのかもわかってるし、その中で自分がどうすべきか、チームとしてどんな仕事をしていくべきかもわかってる。その意味でも素晴らしいです。僕自身は前と同じような感じで仕事をずっとしているし、もちろんマシンをドライビングすることも重要だけど、マシンを降りたあとも同じように重要な仕事はたくさんあります。最近はマシンそのものに関してよりも、どちらかと言うとドライバビリティとか、フィーリングとか、そういったことをチームに伝えていく仕事がとても多いけど、彼と一緒にポジティブな方向に進んでると思うし、チームメイトとしてもとても競争力があるので、とても良いチームメイトを持てたと思っています。仕事のパートナーとしてもいい関係を築けているし、彼と仕事をするのがとても楽しみです。

    ヘレステストのタイム表を見ると結果は良くないと聞いていますが、ポジティブと言うワードが出てきたのはなぜでしょう?
    ポジティブだと言うのは、チームの人たちがポジティブだったということです。まだ不安定ですが、どんなときも最初のテストはそういうものです。去年も2つのエンジンメーカーがパフォーマンスが出なくて苦労してました。ヘレスの目的はとにかくマシンン全体とパワーユニットに何か問題が出ていないかを突き止めることで、ラップを重ねることが特に重要というわけではなかったし、速く走ることが目的のテストでありませんでした。全体的なパッケージとしての完成度を理解することが目的で、それは達成できたと思います。もちろんスムーズに進んだってわけではありませんでしたが、それでもテストで一歩改善できているし、あるべき姿に向かって進んでるという感触はあります。あとは2回目のテストがバルセロナであるので、そこでまたラップを重ねていけるかもしれないし、もっとタイムを出す走りに取り組みながら、走行距離を稼いでいくことも可能です。

    今年はパワーユニットが4基までという制限があります。去年は5基まででした。4基というのはとても厳しい条件なので、現状としては信頼性を高めていく作業に取り組んでいます。もちろんそこも改善が必要なところがたくさんあります、それを重ねて初めて優勝できると思ういます。

    とにかく、初回のテストは、信頼性とパフォーマンスをまとめ上げていく作業だったんだと思います。ただ、ホンダのすごいところは、とてもオープンにやってくれてることです。問題が出たときもみんなで対処することができるけど、他のチームでは必ずしも上手くできるわけではないですからね。今年のマシンはかなりタイトなデザインになっていて、後ろから見ると形もとても格好いいし、そういう形でマクラーレン、ホンダの親密な関係が続いてると思います。

    少し古い話になりますが、BARホンダ時代はなかなか勝つことができませんでしたが、それがブラウンGPになったとたんにタイトルを獲りました。それはメルセデスのエンジンがとても良かったからでしょうか?
    まったくその通りで、ホンダのエンジンでは勝てなかったし、ワールドチャンピオンにもなれなかったけど、忘れないでほしいのは、その間のホンダのエンジンに対する努力と仕事量は膨大なもので、もちろんシャシーについても努力してきたということです。確かに2007年はとても苦労した年でした。でも、2008年は少しいい感じになってきて、そのすべてが2009年のマシンに練りこまれたということです。2008年のホンダはとにかくいろいろと開発をして、その成果を2009年のマシンに投入して、それが実った。それはホンダのハードワークの結晶だったといえると思います。今回、さくらに行って、そのときの人たちや、いろんな人たちに会いました。ほろ苦い思い出や楽しい思い出もあったけど、その努力が最終的に実って、そのあと勝つことができた。残念なこともありました。とにかく多くの努力がそこにはあったんだ。

    日本のF1ファンはマクラーレン・ホンダという組み合わせにとても大きな期待を寄せています。中には今すぐにでも勝ってくれるんのでないかと思っているファンもいます。厳しい戦いになると思いますが、そういうファンに向けて、何かメッセージがあればいただけますか?
    確かにマクラーレン、ホンダにはとても情熱を持って応援してくれてるファンがいます。ですが、僕たちのこのチームが最初から勝てると思ってしまっては、他のチームに対してリスペクトをしていないということになってしまうし、そんなに簡単に勝てるものではありません。F1は、とても競争が激しいスポーツだし、メルセデスやフェラーリといったメーカーを相手に戦うわけなので、そんなに簡単に勝てるものではありません。だから、もう少し時間をかけて改良を進めていく必要があります。そうしながら、とにかく勝てるように努力して、いずれはチャンピオンシップを制するために頑張っていくことだと思います。そこに行くまでにはまだたくさんの仕事をしなければなりませんが、そういったチャレンジがあるからこそ、やりがいがあると思うし、僕たちはいつもチャレンジを求めています。

    先ほど、ポジティブということが挙がりましたが、それはホンダの人がでしょうか、それとも日本人がでしょうか? また、あなたは日本人との付き合いが長いと思います。アロンソに日本人との付き合い方を教えられることが多々あると思いますが、どんなことがあるか教えて下さい。
    フェルナンドに関してだけど、彼はとても賢いので、日本人とどうやってやっていったらいいのかたぶん自分で学んでいけると思います。僕自身に関しては、最初から日本の人たちとは仕事がしやすかったです。ホンダは、レースの世界に対して強い情熱を持ってるし、愛しています。僕自身とホンダの間には、F1が好きで、レースが好きで、という通じるものがあるし、ホンダの人たちも今回のチャレンジをとてもエキサイティングに思ってくれてます。目の前にとても大きなチャレンジがあることも熟知してるますし、今はそれに向かって一生懸命に作業してくれてると思います。ホンダ以外の人たちがエキサイティングに感じてくれているかどうかは僕にはちょっとわからりませんが、日本にもモーターレーシングが大好きな人たちもたくさんいるし、ホンダがまずここに戻ってくるっていうことがとても重用だったと思います。過去の栄光や成績もあるし、そのあとに続いて、7年前に僕たちは一緒に走っていたわけだけど、僕にとってもホンダにとっても一緒に仕事をしたときにやり残したことがまだあるので、それを今やらなければなりません。チャレンジでもあるし、とても楽しみなチャレンジでもあります。

  • ジェンソン・バトン インタビュー / ホンダ F1記者会見

    ジェンソン・バトン インタビュー / ホンダ F1記者会見

    ジェンソン・バトンが、ホンダF1記者会見でマクラーレン・ホンダについて語った。

    ホンダに対してどんなイメージを持っていましたか
    2000年代、長きにわたってホンダに所属していました。ホンダと一緒に仕事をして良い思い出があります。ホンダの素晴らしいところはモータースポーツに対する愛です。人間性の素晴らしい人たちが多いですが、何よりもF1に対する情熱・愛・高きを目指す姿勢が素晴らしく共感できるところでもあります。

    これからがとても楽しみです。前回所属した時はワールドチャンピオンシップを獲れなかったので、今回は確実に狙いにいきます。

    新生マクラーレン・ホンダの仲間に加わってどう思いますか
    1980年代に物心があったファンは皆覚えていると思いますが、マクラーレン・ホンダにはアイルトン・セナやアラン・プロストといった最高のドライバーがいました。特別な時代の最高のチームでした。そのチームの新時代に加わることは子どもの頃からの夢でした。フェルナンド・アロンソのようなチャンピオンとチームメイトになれるのはこの上ない喜びです。だからマクラーレン・ホンダとのパートナーシップはワクワクします。沢山の努力が必要になります。でもそれがマクラーレン・ホンダだと思います。チャレンジとドリーム、それが我々の行動指針です。

    ホンダとの仕事がいかがですか
    F1の面白いところは新しいテクノロジーです。小さなターボエンジン、エネルギーの多くを電気モーターで発生させている。面白いテクノロジー、これがホンダが参戦を決した決めてだったのでは。テクノロジーはホンダのお家芸だからね。さくらの研究所に行く機会がありましたが、見たことのないような施設でした。技術だけでなく、そこで働く人々も魅力的でした。素晴らしいホームです。だからまたチームに加わることができて嬉しいです。昔、ホンダの会議室でエンジンの改良について話し合ったことを思い出します。ホンダはドライバーの意見をすごく尊重してくれる。新パワーユニットの操縦性にとってもこれはとても重要です。

    ホンダとの連携についてどう思いますか
    ホンダとマクラーレンはすでに素晴らしいチームワークを築いています。お互いに努力いて一丸となっています。ワールドチャンピオンシップを獲得するため団結力は必要不可欠です。2つの会社ではなくマクラーレン・ホンダとして協力体制が既に出来上がっているのは素晴らしいです。

    これからのホンダに期待していることは
    ワールドチャンピオンシップを獲るまですべてを注ぎ込んで欲しいと思います。その後、勝ち続けることを願いします。大きなチャレンジではありますが、ホンダはかつ用意ができていると思います。ホンダが愛するモータースポーツに7年を経て戻れて良かったです。ホンダがF1にいることは日本人にとっても大事なことだと思います。沢山のモータースポーツファンがいるので、日本の会社が参戦していることは大きな意味を持つのではないでしょか。

    今年の目標は
    目標を聞かれるのが一番難しいですね。第1戦での目標は完走し経験値を上げることです。勝つことはできないかもしれません。でも、最初が難しいことはわかっていました。他のチームは皆ここ1年間、新パワーユニットを使ってきたのです。我々の目標は1年を通してどんどん良くなっていくことです。

    ファンへのメッセージ
    またホンダファミリーの一員になれてとても嬉しく思っています。日本とは縁があるし、ホンダとの関わりも深い。いつも応援してくれてありがとう。今後、長きにわたるご支援をよろしくお願いします。ガンバリマス! メルボルンが楽しみです。