カテゴリー: F1ブラジルGP

  • 角田裕毅は14位 … F1サンパウロGP スプリント 結果・タイムシート

    角田裕毅は14位 … F1サンパウロGP スプリント 結果・タイムシート

    2025年F1サンパウロGP スプリントの結果・タイムシート。11月8日(土)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリのスプリントレースが行われた。

    優勝を獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2位にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3位にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は14位でレースを終えた。

    ■ ノリスが逃げ切り、アントネッリ初勝利ならず
    スプリント24周のレースは中盤以降、アントネッリがDRS圏内まで迫る接戦となったが、ノリスはソフトタイヤの摩耗を抑えながら完璧なラインを守り切り、今季2度目のスプリント勝利を挙げた。マクラーレン勢は週末を通じて速さを示し、ノリスはポイントリードを9点に拡大する見通しだ。

    ■ メルセデス勢が2・3位 フェルスタッペンは4位止まり
    メルセデスはアントネッリとラッセルが2・3位を獲得。特にアントネッリは終盤にノリスへ0.4秒差まで接近し、存在感を見せた。フェルスタッペン(レッドブル)はペース不足に苦しみ、最終的に4位にとどまった。

    ■ ルクレールがアロンソを攻略、ハミルトン7位
    フェラーリ勢ではシャルル・ルクレールが終盤にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をかわして5位フィニッシュ。ルイス・ハミルトンは7位に入り、チームとしてはダブルポイントを確保した。

    ■ ガスリーが久々の得点、アルピーヌに光明
    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は終盤にランス・ストロール(アストンマーティン)を抜き、8位でフィニッシュ。アルピーヌにとって久々のスプリントポイント獲得となった。

    ■ レーシングブルズはハジャー10位、ローソン13位
    レーシングブルズ勢はアイザック・ハジャーが10位、リアム・ローソンが13位。2台とも序盤の混戦でやや後退し、ポイントには届かなかった。ハジャーはチームとしての「最上位フィニッシャー」となった。

    ■ 角田裕毅は14位 フルディスタンスを完走
    角田裕毅(レッドブル)はピットレーンスタートから14位まで挽回し、無事完走。週末の課題だったグリップ不足を抱えながらも安定した走りを見せた。

    ■ ボルトレトが最終ラップでクラッシュも無事
    地元ブラジルのファンの声援を受けたガブリエル・ボルトレト(ザウバー)は最終ラップでクラッシュしリタイア。マシンは大破したが、無線で「大丈夫」と伝えた。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とフランコ・コラピント(アルピーヌ)も序盤の多重クラッシュでリタイアした。

    2025年F1サンパウロGP スプリント 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン     - 0 1
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 0.845 0.845 - 0 1
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 2.318 1.473 ↑ 1 1
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 4.423 2.105 ↑ 2 1
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 16.483 12.060 ↑ 3 1
    6 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 18.306 1.823 ↓ 1 1
    7 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 18.603 0.297 ↑ 4 1
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 19.366 0.763 ↑ 5 1
    9 18 ランス・ストロール アストンマーティン 23.933 4.567 ↓ 2 1
    10 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 29.548 5.615 ↓ 1 1
    11 31 エステバン・オコン ハース 31.000 1.452 ↑ 7 1
    12 87 オリバー・ベアマン ハース 31.334 0.334 ↑ 3 1
    13 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 38.090 6.756 ↑ 3 1
    14 22 角田裕毅 レッドブル 38.462 0.372 ↑ 5 1
    15 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 38.951 0.489 ↑ 5 1
    16 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 42.349 3.398 ↓ 6 2
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 55455 13.107 ↓ 5 1
    DNF 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1L 1L ↓ 4 1
    DNF 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 19L 18L ↓ 16  
    DNF 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 19L 14.277 ↑ 4  
  • F1サンパウロGP スプリントで赤旗中断:ピアストリとコラピントがリタイア

    F1サンパウロGP スプリントで赤旗中断:ピアストリとコラピントがリタイア

    2025年F1サンパウロGPスプリント(全24周)は、変わりやすい天候と難しい路面コンディションのなかで序盤から波乱の展開となった。ポールポジションからスタートしたランド・ノリス(マクラーレン)が首位を堅持し、キミ・アントネッリ(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いたが、中盤で複数のクラッシュが発生し、レースは赤旗中断に追い込まれた。

    スタートではノリスが完璧な加速を見せ、アントネッリが2番手をキープ。3番手のピアストリはやや出遅れたものの、メルセデス勢に食らいつく走りを見せた。

    フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は5番手へ浮上し、アロンソ(アストンマーティン)がそれを追う形となった。

    序盤にはリアム・ローソン(レーシングブルズ)とオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)が接触し、ベアマンがスピンを喫して後方に沈む場面も。路面は部分的に湿っており、ドライバーたちは縁石を避けながら慎重に走行を続けた。

    5周目にはノリスがアントネッリとの差を1.5秒に拡大し、レースをコントロール。ミディアムタイヤを履くマクラーレン勢が速さを発揮し、ソフト勢のタイヤ摩耗が早くも不安視される展開となった。

    しかし6周目、ピアストリがターン出口で濡れた縁石に乗り上げ単独スピン。その直後にニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)とフランコ・コラピント(アルピーヌ)も同地点でコントロールを失い、3台が相次いでバリアに衝突した。ヒュルケンベルグは辛うじてピットに戻ったが、ピアストリとコラピントはマシンを降りリタイアとなった。

    マシン回収とバリア修復のため、レースは赤旗が提示され中断。残り16周を前に、ノリスがトップ、アントネッリ、ラッセル、フェルスタッペン、アロンソが続く順位で再開を待つ状況となった。

    ピアストリのリタイアにより、チャンピオンシップ争いは大きく動く可能性がある。ノリスがこのまま勝利すれば、タイトル争いのライバルに対して9ポイントのリードを広げることになる。

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  • F1サンパウロGP スプリント 展開:ランド・ノリスが激戦制す 角田裕毅14位

    F1サンパウロGP スプリント 展開:ランド・ノリスが激戦制す 角田裕毅14位

    マクラーレンのランド・ノリスが、インテルラゴスで行われたF1第21戦サンパウロGPのスプリントを制した。

    難しい路面コンディションと赤旗中断を経て、最後までメルセデスのキミ・アントネッリを抑えきり、コンマ7秒差でフィニッシュ。3位にはジョージ・ラッセルが続き、マックス・フェルスタッペンは4位、シャルル・ルクレールが5位で終えた。

    母国の声援を受けたガブリエル・ボルトレトが終盤にクラッシュを喫し、レースはダブルイエロー下で終了。オスカー・ピアストリとフランコ・コラピントの接触による赤旗も発生するなど、短距離ながら波乱の展開となった。

    フォーメーションラップ:ドライコンディションでの選択分かれる
    スタート前の路面は乾きつつあり、全車がスリックタイヤを選択した。トップ8はミディアムとソフトが交互に並ぶ興味深い構成で、ノリスがミディアム、アントネッリがソフト、ピアストリがミディアム、ラッセルがソフトという布陣。

    角田裕毅とカルロス・サインツはパルクフェルメ違反によりピットレーンスタートとなった。

    気温は25度、これまでより大幅に低く、タイヤの発熱とグリップ管理が重要な要素となった。

    スタート:ノリスが先行、アントネッリはポジション死守
    スタートでノリスが完璧な蹴り出しを見せ首位を守る。アントネッリはやや出遅れたが、ピアストリとラッセルの挟み撃ちを耐えて2番手を維持。

    フェルスタッペンはアロンソをかわして5番手に浮上。ルクレールは7番手、ハミルトンはスタートで8番手までポジションを上げた。

    序盤のターン2ではリアム・ローソンとオリバー・ベアマンが接触し、ベアマンがスピン。隊列は早くも乱れた。

    序盤(LAP 3〜5):ノリスがリード拡大、メルセデス勢が追う
    2周目にはDRSが有効化され、ノリスは1秒以内に迫るアントネッリを振り切りにかかる。3周目以降、ソフト勢のペースが上がりにくい中でノリスは冷静に差を広げ、5周目にはDRS圏外に逃げた。

    一方、アロンソはフェラーリ勢に猛追されながらも老練なディフェンスを見せ、6番手をキープしていた。

    赤旗発生:ピアストリとコラピントがクラッシュ
    6周目、ピアストリがわずかに濡れた縁石に乗り、スピンしてバリアにクラッシュ。直後にフランコ・コラピントとニコ・ヒュルケンベルグも同じ箇所でコントロールを失い、3台が相次いでウォールに激突した。

    この影響で赤旗が出され、レースは中断。マクラーレン、アルピーヌ、キック・ザウバーの3チームはマシン修復に追われることとなった。特にピアストリはギアボックスに損傷の疑いがあり、後の予選への影響が懸念された。

    再開(LAP 9〜12):ノリスが逃げ、上位は均衡
    約20分の中断を経て、レースはローリングスタートで再開。ノリスが絶妙なタイミングで加速し、背後のアントネッリとラッセルを引き離す。

    フェルスタッペンは5位をキープ、アロンソはフェラーリ勢を抑え続ける。ここからDRSトレインが形成され、順位は膠着状態となった。

    12周目、ルクレールがアロンソに仕掛けるが、ロックアップで失速。直後のハミルトンもブレーキをこらえきれず危うく接触しそうになるなど、緊張感が高まった。

    中盤(LAP 13〜18):ノリス優勢もタイヤ劣化進行
    路面の乾きが進み、ソフト勢のリアタイヤにグレイニングが見られ始めた。ノリスはリヤの温度上昇を警告されながらも、1.4秒前後の差を維持。

    アントネッリとラッセルのメルセデス勢は安定したペースで追撃し、DRS圏内をキープ。

    後方ではガスリーがストロールとの8位争いを展開し、久々のアルピーヌ入賞を目指していた。

    終盤(LAP 19〜23):アントネッリが接近、ノリスにプレッシャー
    残り5周、アントネッリが1.1秒差まで接近。タイヤの持ちと風向きの変化でノリスのマシンが一時不安定になる。

    「リヤが限界だ」との無線を受けたノリスは慎重にペースを調整。22周目には再び両者の差が0.5秒に。

    後方ではルクレールがついにアロンソを攻略し、5位に浮上。ハミルトンは直後でチャンスを伺うも、前に出るには至らなかった。

    最終局面(LAP 24):ボルトレトがクラッシュ、ダブルイエローで終了
    最終ラップ、ホームの声援を背に走っていたボルトレトが、アルボンをオーバーテイクしようと濡れたラインに乗り、スピンからウォールに激突。幸い無線で無事が確認され、レースはダブルイエロー下で終了した。

    ノリスがアントネッリを0.7秒差で抑え切り、スプリント初優勝。ラッセルが3位、フェルスタッペン4位、ルクレール5位、アロンソ6位、ハミルトン7位、ガスリーが8位で1点を獲得した。

    トップ3コメント
    ランド・ノリス:「風が強くてかなりスケッチーだった。何度か危ない瞬間もあったが、だからこそこの勝利はより特別だ。タイヤのデグラデーションが想定より大きかったので、まだやるべき宿題はある」

    キミ・アントネッリ:「楽しいレースだった。序盤のコンディションは難しかったが、最後までプレッシャーをかけ続けられた。自信は高いし、今日の予選でもう一度挑戦したい」

    ジョージ・ラッセル:「僕たちにとって良い結果だった。Kimiも素晴らしい走りをしたし、午後の予選でもこの勢いを続けたい。気温が低いのは僕たちにとって好材料だ」

    タイトル争いの行方
    この結果、ノリスはドライバーズ選手権でピアストリに対して9ポイントのリードを拡大。フェルスタッペンは首位ノリスから39ポイント差に後退した。

    依然としてタイトル争いは三つ巴のままだが、日曜決勝での一戦がシーズン全体の流れを決める可能性がある。

  • F1サンパウロGP 分析:金曜日のデータから読み取るチーム勢力図

    F1サンパウロGP 分析:金曜日のデータから読み取るチーム勢力図

    2025年F1サンパウロGP初日、マクラーレン勢が圧倒的な速さを見せつけた。

    ランド・ノリスがスプリント予選でポールポジションを獲得し、チームメイトのオスカー・ピアストリが3番手につけるなど、タイトル争いで勢いを維持。一方、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは6番手に沈み、セットアップに苦しむ1日となった。

    メルセデスはキミ・アントネッリが2番手に食い込み、チームとして再び上位争いに加わった。アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが5番手と健闘し、フェラーリは混乱の1日で中団に埋もれた。気まぐれなインテルラゴスの天候とともに、週末はまだ波乱の余地を大きく残している。

    ノリス、ピアストリに対して優位を維持
    ランド・ノリスはザントフォールトでメカニカルトラブルにより2位を失い、獲得できたはずの18ポイントを逃して以来、チャンピオンシップ争いで勢いを保ち続けている。

    その好調ぶりはブラジルでも続き、シーズン初のスプリントポールを獲得するまでのスプリント予選を通して、自信に満ちた走りを見せた。

    タイトルを1ポイント差で追うチームメイトのオスカー・ピアストリは3番手に留まったものの、ここ数戦に比べると内容的には格段に改善されており、依然として射程圏内にいる。

    マクラーレンのペースは総じて非常に印象的だった。低速コーナーでは最も近いライバルであるメルセデスに若干タイムを譲ったものの、高速区間ではアストンマーティンを除けば最速であり、さらにストレートでは大きなアドバンテージを持っていた。

    予選シミュレーションのデータ上では、マクラーレンは他チームを0.22秒引き離してトップに立っており、ロングランペースでも最速。週末において倒すべきチームはマクラーレンであることを示唆している。

    ブラジルグランプリ:レーシシミュレーションペース

    メルセデスが最大の脅威として浮上
    キミ・アントネッリはSQ1で15番手通過という不安定な出だしから見事に立て直し、SQ3では1周目に素晴らしいラップを決め、ポールポジションにわずか0.1秒届かない2番手に入った。最終アタックではターン10でロックアップを喫したものの、さらに上を狙えた可能性があった。

    ジョージ・ラッセルはそのペースには届かなかったが、2回目のアタックで改善し、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソをわずか0.001秒上回って4番手を確保。これでメルセデスの2台がトップ4入りを果たした。

    トラックサイド・チーフのアンドリュー・ショヴリンは、FP1ではハードタイヤで「堅実な」ペースを見せた一方で、ミディアムでは苦戦していたとし、スプリント予選までに「適正なウィンドウに持ち込むことができた」と語った。

    データによれば、メルセデスは低速コーナーでマクラーレンに約0.2秒のアドバンテージを持ち、中高速区間でも互角のパフォーマンスを見せている。

    ショヴリンはまた、週末にかけて「難しいコンディション」が予想されることから「何も当たり前と思ってはいけない」と警戒を強めた。とはいえ、彼らが週末の表彰台争いに絡むのは確実と言える。

    ブラジルグランプリ:カーパフォーマンス

    レッドブル、ペース不足に困惑
    マックス・フェルスタッペンはスプリント予選で6番手に終わり、チャンピオンシップ争いで痛手を被った。4年連続王者はグリップ不足に苦しみ、「中盤セクターがひどい。マシンを曲げられない」と嘆いた。

    チームメイトの角田裕毅も同様にグリップを欠き、スプリント予選の早い段階で敗退を喫するなど、さらに厳しい1日を過ごした。

    テクニカルディレクターのピエール・ワシェは、マシンが「特にソフトタイヤで予想通りに動いていない」と認め、「まるで何かがおかしいように見える」と述べ、両マシンに共通する問題であることを明かした。

    レッドブルは予選シミュレーションデータ上ではメルセデスに僅差で続く3番手につけているが、マクラーレンとの差は0.25秒と大きい。タイトル維持を狙うフェルスタッペンにとっては厳しい現実だ。

    とはいえ、レースペースではマクラーレンとの差が縮まり、さらに週末には雨の予報もある。昨年、フェルスタッペンは17番手スタートからグランプリを制しており、希望を失うには早い。

    ブラジルグランプリ:予選シミュレーションペース

    フェラーリ、苦難の1日で深刻な後退
    フェラーリはブラジルでの好成績を期待していたが、スプリントポール争いにはまったく加われなかった。

    シャルル・ルクレールはSQ2でスピンし、「マシンのフィーリングは悪くなかったが、とにかく遅かった。これまでのところ厳しい週末だ」と語り、8番手で終えた。

    チームメイトのルイス・ハミルトンはルクレールのスピンで発生したダブルイエローにより最終アタックを中断し、11番手に留まった。

    データによると、フェラーリはストレートでマクラーレンに対し0.5秒という大差を喫しており、全チームの中で最も遅かった。一方で中速コーナーではトップだった。

    全員が理想的なラップをまとめた場合のデータでは、ルクレールが10番手、ハミルトンが12番手と、実際より悪い順位になる結果も示されている。ただしロングランではトップとの差は0.18秒と比較的良好で、スプリントでは1〜2ポイントを狙える可能性があるが、それ以上を望むには「魔法」が必要かもしれない。

    ブラジルグランプリ:理想スプリント予選分析

    アストンマーティン、“ベスト・オブ・ザ・レスト”を獲得
    今季のアストンマーティンにとっては厳しい戦いが続いている。チームは本来、トップチームとの差を縮めるはずが、逆に中団に沈み、コンストラクターズ7位に甘んじている。

    しかしこの日は明るい兆しが見えた。フェルナンド・アロンソは持ち前の巧さで5番手に食い込み、ランス・ストロールも7番手と健闘した。

    理想ラップデータによれば、アロンソは全セクターを完璧にまとめていれば2番手、つまりフロントロウに並んでいた可能性があり、予選データ上ではフェラーリを上回る4番手。チームズ選手権6位を争うレーシングブルズに対し0.1秒以上のリードを持っている。

    とはいえ、チームは浮かれることなく慎重な姿勢を保っている。今季、彼らは予選では好成績を収めてもレースでは苦戦する傾向があるためだ。ロングランペースではトップから0.6秒遅れの5番手とされている。

    それでも、スプリントでは両マシンがポイント圏内のトップ8に並ぶ好位置からスタートできるため、土曜に向けて非常に良い立場にいる。

  • 角田裕毅 リアウイング交換でF1サンパウロGPスプリントをピットスタート

    角田裕毅 リアウイング交換でF1サンパウロGPスプリントをピットスタート

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.とともに、F1サンパウロGPスプリントをピットレーンからスタートすることになった。

    角田裕毅は金曜の走行で苦しい一日を過ごし、フリー走行序盤にコースアウトしてバリアに接触。フロント左とリア左を損傷し、修復作業のために1時間セッションのうち28分を失った。

    スプリント予選ではペースを取り戻せず、18番手に終わった。一方、チームメイトのマックス・フェルスタッペンはSQ1で2番手のタイムを記録し、最終的に6番手からスプリントをスタートする。

    レッドブルはスプリント前に角田裕毅のマシンのリアウイングを交換し、サスペンションのセットアップを変更。これがパルクフェルメ規定違反となるため、ピットレーンスタートを選択した。

    同様に、サインツもサスペンションの変更を行ったため、最後列20番手からではなく、ピットレーンから出走する。

    レッドブルの判断と角田の再スタートに向けた焦点
    角田裕毅にとって今回の決断は、失われた走行時間を補うための現実的な選択といえる。インテルラゴスは短くテクニカルなコースであり、セットアップ変更によるグリップ改善の余地は大きい。ピットレーンスタートとなることで戦略の自由度が高まり、タイヤ選択やピットタイミングを柔軟に組み立てることが可能だ。

    ただし、序盤の混戦を避けられる一方で、25周というスプリントの短さを考えると、オーバーテイクのチャンスは限られる。角田裕毅がどれだけ速やかにマシンバランスを取り戻し、順位を挽回できるかが鍵となる。

  • フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1復調に手応え「正しい方向にいる」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1復調に手応え「正しい方向にいる」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、F1サンパウロGPのスプリント予選で5番手を獲得した後、チームの士気を高く維持する重要性を強調した。

    今季のアストンマーティンはシルバーストンの本拠地で苦しいシーズンを過ごしており、勢いを取り戻せずにいるが、現在ミッドフィールドの混戦の中におり、6位のレーシングブルズとは3ポイント差、さらにその後方のハースF1チームとは7ポイント差と、激しいポイント争いを繰り広げている。

    インテルラゴスで行われたスプリント予選では、この3チームの中でアストンマーティンが最も好調で、ランス・ストロールもアロンソから2つ下のポジションでフィニッシュ。スプリントで貴重なポイントを狙う絶好の位置につけた。

    FP1から安定した手応え
    「FP1からクルマの感触は良かった。僕たちは4番手で、今は5番手だ。つまり、週末のスタート時点でマシンの“ウインドウ”の中にいられたということだ」とアロンソは振り返った。

    「フリープラクティスが1回しかないフォーマットでは、最初から正しい方向に入っているとすべてが楽になるんだ」

    アストンマーティンは近年、一貫してポイント圏内での結果を出せず苦戦してきたが、今回の上位スタートはチーム全体にとっての好材料となった。

    「今日はチーム全体にとって良いブーストになったと思う。僕たちは諦めていないし、毎日全力で挑み続けている」

    「ドライのままだったらポジションを守るのは比較的簡単だっただろうけど、明日は雨が降る可能性が高い。何が起こるかわからないよ」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) F1 ブラジルグランプリ

    ストロールも手応え「楽しかった」
    スプリント当日のブラジルは雨と強風のリスクが高く、順位が大きく入れ替わる可能性もあるが、チームメイトのランス・ストロールは冷静に臨む構えだ。

    「クルマの感触はすごく良かったし、良いラップもいくつかあったから楽しかった」とストロールは語った。

    「まだスプリント予選が終わっただけだから、明日どうなるか見てみよう」

    アストンマーティンにとって再浮上のきっかけとなるか
    ここ数戦で苦戦を強いられてきたアストンマーティンにとって、今回の5番手・7番手スタートはチーム再建に向けた重要な一歩となる。アロンソが言うように「諦めない姿勢」が、今後の戦いで鍵を握りそうだ。

  • F1サンパウロGP スプリント予選:トップ10ドライバーコメント

    F1サンパウロGP スプリント予選:トップ10ドライバーコメント

    2025年F1サンパウロGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。11月7日(金)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    スプリント予選は、マクラーレン勢の速さが際立つ展開となった。ランド・ノリスが今季初のスプリントポールを獲得し、僅差でアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。3番手にはオスカー・ピアストリが入り、マクラーレンがダブルフロントローを逃しながらも、タイトル争いで再び優位に立つ結果を収めた。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が5番手、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は苦戦の末6番手に留まり、トップ勢の勢力図にも変化が見られた。9番手にはルーキーのアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が滑り込み、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が10番手に続くなど、中団勢も確かな存在感を示した。

    1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日はいい週末のスタートになった。チームは僕たちを良い位置に導いてくれたし、数周の良いラップでスプリントポールを取ることができた。明日の予選に向けてまだ少し快適さを高める必要があるけど、今のところ良いポジションにいる。まずはスプリントに集中して、天候次第では面白い展開になるかもしれないけど、ベストな走りをしてから予選に向けて準備するよ。」

    2番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今日のスプリント予選は本当に良かった。SQ1では少しストレスがあったけど、クルマの感触は良く、自信を持ってラップをまとめることができた。そこからリズムをつかんでSQ2、SQ3へとステップアップできた。SQ3の最初のプッシュラップはすごく良かったけど、ターン10でミスしてポールを逃したと思う。他のドライバーたちも難しい状況でミスしていたし、タフだけど走っていて楽しいトラックだ。P2からスタートできるのはいいポジションだし、ブリックスワースとブラックリーのチームに感謝している。」

    3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「P3、全体的にいいセッションと1日だった。スプリント予選ではクルマが少しトリッキーだったけど、ここ数週間よりもずっと良いフィーリングを得られてうれしい。明日に向けてもう少し詰める部分はあるけど、全体的には満足している。」

    4番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「P2とP4は僕たちにとって良いスタートポジションだ。スプリント予選を通して強いペースを発揮できたし、クルマのバランスも良かった。コンストラクターズランキング2位争いが激しい中で、この結果は励みになる。明日は雨の予報も出ているけど、どんなコンディションでも戦える自信がある。スプリントで良いポイントを取り、その勢いを予選にもつなげたい。」

    5番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「インテルラゴスに戻ってこられて最高の気分だ。このサーキットは僕にとって特別な場所なんだ。FP1からクルマの感触は良く、SQ3に進出してP5で終えられたのはいい結果だ。チームにとってもいい刺激になった。明日もこの調子を保てればいいけど、ここでは何が起きるかわからない。」

    ブラジルグランプリ F1

    6番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日はFP1でもスプリント予選でも僕たちの日じゃなかった。クルマに強いバイブレーションがあって、乗り心地も悪く、グリップ不足に苦しんだ。中間セクターでは曲がらないし、リヤも信頼できない状態で、全体のパフォーマンスは正直かなり悪い。何かが足りていないと思うし、明日の雨で劇的に良くなるとも思わないけど、天候が変われば何が起きるかわからない。」

    7番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「このトラックに戻って来られてうれしい。ブラジルのファンは情熱的で、雰囲気も最高だ。今日はドライブしていてすごく楽しかったし、いいラップを重ねられた。クルマの感触も良く、明日のスプリントはP7からスタートだ。まだ週末は始まったばかりだし、ポイントを争いたい。雨の可能性もあるから、何が起きてもおかしくない。」

    8番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日はSQ1からSQ3まで難しい予選だった。クルマの感触自体は悪くなかったけど、求めていたパフォーマンスが出なかった。これからやるべきことは明確で、改善が必要だ。セットアップ自体は悪くないと思うので、明日どうなるか様子を見たい。スプリントで巻き返したい。」

    9番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「スプリント予選は良い内容で、SQ3まではすべて順調だった。ソフトタイヤでの最終ラップは初めての試みで、少し学びの周回になった。もっとグリップがあると思っていたけど、最後まで走り切るのが難しかった。ミディアムの方が感触が良かったね。明日はポイント圏まであと1つのポジションだから、ベストを尽くして前を狙う。」

    10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「全体的にクリーンなセッションだった。ショートフォーマットでは常に緊張感があるし、トラフィックをさばくのも簡単じゃないけど、今日はやれることをやり切った。パフォーマンスを引き出すためにチームが懸命に作業してきたし、その成果を明日につなげたい。目標はもちろんポイントだ。」

  • F1サンパウロGP スプリント予選:11番手以下ドライバーコメント

    F1サンパウロGP スプリント予選:11番手以下ドライバーコメント

    2025年F1サンパウロGPのスプリント予選で11番手以下だったドライバーのコメント。11月7日(金)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    下位勢では、予想外の苦戦を強いられたドライバーが目立った。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)はチームメイトのスピンにより黄旗の影響を受けて11番手にとどまり、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)やピエール・ガスリー(アルピーヌ)も上位進出を逃した。

    ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)は地元で14番手とまずまずの走りを見せ、ハースのオリバー・ベアマンが15番手で続いた。一方、リアム・ローソン(レーシングブルズ)と角田裕毅(レッドブル)はともにスプリント予選での早期敗退に終わり、後方からの巻き返しを強いられる。エステバン・オコン(ハースF1チーム)はトラフィックに阻まれて19番手、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は最下位の20番手に沈み、週末の立て直しが急務となった。

    11番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「みんなが最善を尽くしてくれたけど、今日は思い通りにはいかなかった。スピンによる黄旗もあって不運な面もあったけど、ここ数戦で積み上げた良い流れを次につなげたい。今日の学びを生かして、週末の残りで巻き返すよ。」

    12番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「このサーキットでは少し苦戦するだろうと分かっていた。バランスを取るだけでタイムが大きく変わるけど、それを完全に合わせ込むのは難しい。今日はトリッキーだったけど悪くはない位置だ。FP1からクルマを大きく改善できたし、方向性は正しいと思う。」

    13番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「一方ではうれしいけど、もう一方では結果にすごくフラストレーションを感じている。今日のペースとクルマのフィーリングはすごく良く、久しぶりに満足できる感触があった。それだけにSQ2の黄旗でラップを失ったのは残念だ。トップ10に入るだけの速さがあった。明日はドライでもウェットでも戦えると思うので、全力で攻める。」

    14番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「SQ1は良かったし、ラップもうまくまとめられた。SQ2では1セクター目で少し足りなかったけど、2周目ではタイヤがもうピークを過ぎていた。そこは僕のミスだね。ここを走るのは初めてだけど本当に楽しい。地元のファンの応援は信じられないほどだ。もう少しいい結果を出したかったけど、明日と日曜に取り返したい。」

    15番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「SQ2の最初のラップは悪くなかった。ターン4で少しタイムを失ったけど、2周目にはかなり良い感触があって自信を持っていた。ただ2周目で少し失ってしまった。ここは僅差の戦いだから悔しいね。でもクルマにはポテンシャルがあると感じている。明日に向けて微調整を進めたい。」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング F1 ブラジルグランプリ

    16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「スタンドに多くのファンがいてうれしかった。チームと来季も続けられることが決まっているから、落ち着いて走れた。トラックが短い分、タイム差が本当に僅かで接戦だったけど、クルマにも自分にもまだ伸びしろがあると感じている。天気が変われば面白いレースになるかもしれない。」

    17番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日はクルマの速さはすごく良かったけど、SQ1で2周目を走れなかった。ピット出口でみんなが減速していたせいでタイムが足りなくなった。チーム全体で見直す必要があるけど、明日の予選に向けてポジティブな材料も多い。後方スタートになるけど、前向きに戦う。」

    18番手:角田裕毅(レッドブル)
    「ラップ自体は悪くなかったですし、大きなミスもなかったと思います。なのでSQ1で終わってしまったのは残念です。全体的にグリップがなくて、プラクティスのときからずっと苦戦していました。走行時間を少し失ったことも影響しましたが、それが決定的な要因ではないと思います。FP1ではロングランとショートランの両方をできたのは良かったですし、そのデータを明日に生かしたいです。天気がどうなるかわかりませんが、どちらのコンディションでもしっかり走りたいと思います。」

    19番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「トラックポジションが悪かった。最初のランはうまくいかず、2回目も多くのトラフィックにつかまってしまった。これまでにないほど多くのクルマを抜いたよ。もっとペースはあったはずだから残念だけど、週末はまだこれからだ。明日は取り返す。」

    20番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日はうまくいかなかった。1回目の走行はトラフィックとタイヤの温まりで台無しになり、2回目もタイミングが悪かった。結局、クルマの限界もパフォーマンスもつかめないまま終わってしまった。FP1ではもっと良かっただけに残念だけど、明日はしっかり立て直したい。」

  • ルイス・ハミルトン F1サンパウロGPスプリント予選11番手「楽しむしかない」

    ルイス・ハミルトン F1サンパウロGPスプリント予選11番手「楽しむしかない」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)は、サンパウロGPスプリント予選で再び不運に見舞われた。SQ2の最終ラップでダブルイエローが掲示され、ペースを落とさざるを得ず11番手に終わった。原因はチームメイトのシャルル・ルクレールのスピンだった。

    メキシコGPでは10秒加算ペナルティを受けたばかりで、今週末も不運が続く。さらにハミルトンは、イエローフラッグ下での速度超過疑惑により審議対象となったがお咎めなし。有罪となればグリッド降格の可能性もあった。

    ハミルトンは「チームは僕たちがもっと速いと思っていたけど、そうじゃなかった。全力は尽くしたし、それが一番大事だ」とコメント。「とにかく速さが足りなかった」と振り返った。

    夏休み以降、ハミルトンの進歩は不運や戦略ミスに覆われており、本人も残り数戦を純粋に楽しむ姿勢を見せている。

    「Q2敗退で『楽しむ』なんて言いにくいけど、やれることは全部やっている。今は11番手からスタートするけど、そこから楽しむしかない。僕のシーズンはうまくいっていないけど、どんな位置からでも楽しむことが大切だ」と語った。

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ) ブラジルグランプリ F1

    フェラーリF1の苦戦を認めるルクレール
    一方、チームメイトのシャルル・ルクレールも8番手と苦戦した。彼は「今日は本当に遅かった。クルマの感触は悪くなかったけど、とにかく遅い。何かを見つけて明日に向けて改善しなければならない」とコメント。

    「SQ3の最初のラップは悪くなかったけど、最後のストレートでアップシフトミスが起きて約0.15秒失った。せいぜいP7が限界だったと思う。今のところセットアップが間違っているとは思わないけど、何か試してみるよ。良くなるか悪くなるかはわからない」と現状を分析した。

    フェラーリの課題:直線スピードと一発の速さ不足
    両ドライバーが口を揃えて語る通り、フェラーリF1はインテルラゴスでスピードを欠いている。ローダウンフォース寄りのセッティングでも直線の伸びは乏しく、タイヤの温度管理も難航。

    マシンのポテンシャルを引き出し切れていないことが、両者のコメントからも明確だ。スプリント本戦では気温と路面温度が上昇する見込みで、フェラーリF1がどこまで巻き返せるか注目される。

  • 角田裕毅 F1サンパウロGPスプリント予選18番手「ラップ自体は悪くなかった」

    角田裕毅 F1サンパウロGPスプリント予選18番手「ラップ自体は悪くなかった」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、2025年F1サンパウロGPのスプリント予選で18番手に終わった。

    角田裕毅は、フリー走行(FP1)で早々にスピンし、バリアに軽く接触する場面もあったが、チームの迅速な修復により走行を再開。ロングランとショートランの両方をこなしたうえでスプリント予選に臨んだ。

    しかし、グリップ不足に苦しみ、SQ1で敗退という悔しい結果となった。

    「ラップ自体は実際のところ悪くなかったし、特に大きなミスも見当たらなかったので、SQ1を突破できなかったのは残念です」と角田裕毅はコメント。

    「周全体でグリップに苦しみましたし、プラクティスでも同じような状況でした。これまでのところ僕たちにとってはそれが大きな課題です」

    「もちろん、プラクティスで少し走行時間を失ったのは痛かったですが、SQ1の結果に大きな影響があったわけではありません。最終的にはロングランとショートランの両方をこなすことができたので、それは明日に向けてプラスになります」

    「天気がどうなるかは分かりませんが、混ざったコンディションになるかもしれません。どちらの方がいいかは特に希望はありません」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 ブラジルグランプリ

    レッドブルはこの日、マックス・フェルスタッペンも6番手に留まり、チームとして苦しい金曜となった。

    テクニカルディレクターのピエール・ワシェは「ソフトタイヤでの挙動が予想外に悪く、何か問題を抱えている可能性がある。両方のマシンで発生しており、夜のうちに原因を徹底的に調べる」とコメントしており、スプリント本番に向けてマシンバランスの修正が急務となる。