カテゴリー: バルテリ・ボッタス

  • キャデラックF1 バルテリ・ボッタスが指摘「パーツはロッタリー状態」

    キャデラックF1 バルテリ・ボッタスが指摘「パーツはロッタリー状態」

    キャデラックF1のバルテリ・ボッタスが、日本GPでの不振の背景について興味深い見解を示した。チーム内部におけるパーツの品質や一貫性に問題がある可能性を示唆している。

    鈴鹿でボッタスは19位に終わり、チームメイトのセルジオ・ペレスに大きく後れを取った。結果は明らかに期待を下回るものだった。単なるセットアップやドライビングの問題では説明できない差があったとボッタスは見ている。

    では、その原因はどこにあるのか。

    「パーツはロッタリー状態」
    ボッタスは、マシンのパフォーマンス差の背景にパーツのばらつきがあると指摘した。

    「今日はかなり難しいレースだった。ペースが十分ではなかった。予想よりも悪かった。何が原因だったのか調査する必要がある」

    「チーム内でマシンの間に大きな差があった。僕のマシンはより滑っていて、コーナーで同じスピードを維持できなかった」

    そして問題の核心に触れる。

    「パーツやマシンに一貫性がない」

    「どんなパーツが来るかは、ちょっとしたロッタリーのようなものだ」

    この「ロッタリー」という表現は、パーツに当たり外れがあり、どの仕様が割り当てられるかによってパフォーマンスが左右される状況を意味している。

    「僕たちは状況を分析する必要がある」

    この発言は、同一チーム内でもマシン性能に差が生じている可能性を示すものだ。

    バルテリ・ボッタス キャデラック F1

    セットアップでは説明できない差
    ボッタスは問題が単なるセッティングではないことも強調している。

    同じチーム内でこれほどの差が出ること自体が異例であり、パーツ単位での品質や特性のばらつきが影響している可能性が高い。

    新規参戦チームの課題
    キャデラックF1は今季がデビューシーズンであり、開発体制や品質管理が完全に整っていない可能性がある。

    ボッタスの発言は、そうしたチームの未成熟な側面を浮き彫りにしている。

    4月ブレイクが重要な分岐点
    ボッタスは今後の改善にも言及している。

    「少し休みがあるのは僕たちにとって良いことだ。マシンを開発する時間が得られる」

    シーズン初期の段階で露呈した問題を、どこまで修正できるか。キャデラックF1にとって、このブレイク期間は重要な転機となりそうだ。

    Source: GMM

  • ボッタス F1日本GP特別ヘルメット公開 ラーメン×招き猫の異色和風デザイン

    ボッタス F1日本GP特別ヘルメット公開 ラーメン×招き猫の異色和風デザイン

    キャデラックF1のバルテリ・ボッタスが、2026年F1日本GPに向けたスペシャルヘルメットを披露した。鮮やかなブルーを基調に、日本文化をモチーフとした大胆なデザインが施されている。

    鈴鹿サーキットでの週末に合わせて用意されたこの特別仕様は、伝統とポップカルチャーを融合させたユニークな仕上がりとなっており、パドックでも注目を集めている。

    日本文化を大胆に取り入れたポップデザイン
    ヘルメット全体には、招き猫やラーメン、波模様といった“日本らしさ”を象徴するモチーフが随所に描かれている。さらに、和風の建物なども散りばめられ、カラフルで遊び心のあるビジュアルが特徴だ。

    このデザインは、ボッタスのパートナーであるティファニー・クロムウェルが手がけたものだ。

    ラーメン、にんにく、梅干し、おにぎり、たいやき、抹茶ロールなど、日本の食文化を象徴するモチーフがキャラクター化されて描かれている。

    ポップで遊び心あふれるビジュアルは、今回のスペシャルヘルメットの中でも特に印象的な要素となっている。

    まさに渾身の作品と言える仕上がりだ。

    初の日本GPで存在感示すキャデラックF1
    キャデラックF1にとって初参戦シーズンとなる2026年、日本GPは大きな節目となる一戦だ。中国GPではチーム初のダブル完走を果たしており、着実に経験を積み重ねている。

    そんな中で披露された今回のスペシャルヘルメットは、単なるデザイン以上に、日本市場への強い意識とファンへのメッセージを感じさせるものとなっている。

    ボッタスはこの特別な装いとともに、鈴鹿でどのような走りを見せるのか注目が集まる。

    バルテリ・ボッタスバルテリ・ボッタス F1 日本GPバルテリ・ボッタス キャデラックバルテリ・ボッタス ヘルメット

  • キャデラックF1 ボッタス&ペレスは「まだ錆びつき」 アンドレッティが進歩評価

    キャデラックF1 ボッタス&ペレスは「まだ錆びつき」 アンドレッティが進歩評価

    キャデラックF1は2026年の開幕2戦を終え、新規参戦チームとして着実な前進を見せている。中国GPでは2台揃って完走を果たし、初戦オーストラリアからの改善も明確に示された。

    チームの評価を語ったのは、ボードメンバーであり1978年F1王者のマリオ・アンドレッティ。経験豊富なドライバーラインアップを擁しながらも、まだ本来のパフォーマンスには達していない現状を率直に語っている。

    「不安は確かにあった。でも同時に、そこにたどり着いたこと自体に幸運を感じていた」とアンドレッティはポッドキャストで語った。

    「キャデラックの経営陣も現地にいて、多くのサポートがあった。我々としては他チームと比べてどう見えるかを見たかったが、キャデラックはあらゆる面で“そこにいるべき存在”に見えた。プレゼンテーションも実行もすべてだ」

    「新チームではあるが、グレアム・ロードンやパット・シモンズのような経験豊富な人材がいる。他チームからも優秀な人材を引き抜くことができた。いくつか問題はあったが、それは対処すべきものだ」

    ボッタスとペレスは復帰途上も課題を共有
    キャデラックはバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスという経験豊富なコンビを起用しているが、両者ともに2025年はレースから離れていた。

    「正直に言えば、2人とも少し錆びついていると思う」とアンドレッティは述べた。

    「少なくとも1シーズンはコックピットを離れていたし、新しいパッケージの中で慎重に走っている。余計な作業を増やさないようにしているんだ」

    「ただ、最初のコメントとしては明確だ。我々はダウンフォースが不足している。特にリアの安定性だ。2人ともそこを指摘している」

    「さらにパワーユニットの使い方、バッテリーの使い方などを理解する必要があるが、それは我々だけの問題ではない。メルセデスやフェラーリを除けば、多くのチームが最適化に苦しんでいる」

    キャデラック F1 バルテリ・ボッタス&セルジオ・ペレス

    2戦でギャップ半減 進歩は明確
    キャデラックは開幕戦メルボルンではトップから約4秒遅れだったが、中国では約2秒差まで縮めた。

    「中国では明らかに改善した。2台とも完走し、予選でも差を縮めた。まだ2秒差は大きいが、前進だ」

    「この改善を毎戦積み重ねていきたい」

    中国GPではボッタスが13位、ペレスが15位でフィニッシュし、両車とも完走。これはチームにとって重要な一歩となった。

    “新時代の運転”への適応も鍵
    2026年レギュレーションではエネルギーマネジメントやアクティブエアロの影響が大きく、ドライバーにも新たな適応が求められている。

    「今のドライバーはすべてを引き出すために、スロットルの使い方から何もかも学び直さなければならない」

    「正直、今のドライバーたちを羨ましいとは思わない。むしろサイドラインにいることに満足しているよ」

    キャデラックは初代マシンを「MAC-26」と命名し、アンドレッティの名を冠した。チームは今後も段階的な改善を続けながら、2026年シーズンを通じて競争力の向上を目指していくことになる。

  • バルテリ・ボッタスに朗報 F1新ルールで5グリッド降格ペナルティが消滅

    バルテリ・ボッタスに朗報 F1新ルールで5グリッド降格ペナルティが消滅

    キャデラックF1のバルテリ・ボッタスに、2026年F1オーストラリアGP開幕を前に朗報が届いた。2024年F1アブダビGPで科され、次戦への持ち越しとなっていた5グリッド降格ペナルティが、新しいスポーティングレギュレーションの適用により消滅したためだ。

    2026年F1レギュレーションでは、未消化のグリッドペナルティは12か月以内のもののみが適用対象となる。ボッタスのペナルティはこの期間を超えていたため、開幕戦メルボルンでは適用されないことになった。

    2024年アブダビGPの接触事故で科されたペナルティ
    問題のペナルティは、ボッタスがザウバーで最後に出場した2024年F1アブダビGPでのインシデントによるものだった。

    レースのオープニングラップでセルジオ・ペレスと接触して10秒ペナルティを受けたボッタスは、その後ケビン・マグヌッセンのハースF1チームのマシンにも追突。スチュワードからドライブスルーペナルティを科された。

    しかしマシンのダメージによりボッタスはそのままリタイア。ペナルティを消化できなかったため、スチュワードはこれを次戦での5グリッド降格ペナルティに変更していた。

    2025年不参戦で「次戦」が存在しない状態に
    その後ボッタスはザウバーのシートを失い、2025年F1シーズンはメルセデスのリザーブドライバーとして過ごした。レース出場がなかったため、ペナルティを消化する機会が存在しなかった。

    このため従来の解釈では、2026年F1開幕戦オーストラリアGPが「次戦」となり、5グリッド降格ペナルティが適用されると見られていた。

    しかしスポーティングレギュレーションの改訂により、グリッド形成時に考慮される未消化ペナルティは「過去12か月以内に科されたもの」に限定されることになった。

    この規定により、2024年12月のアブダビGPで科されたボッタスのペナルティは対象外となった。

    バルテリ・ボッタス キャデラック F1 オーストラリアグランプリ

    ボッタス「ペナルティは消えた」
    ボッタスはメルボルンで行われたFIAドライバー記者会見で、この状況について次のように語った。

    「僕のインスタグラムをフォローしてないの? 20分前に発表したところなんだ」とボッタスは語った。

    「どうやらペナルティは消えたらしい。新しいレギュレーションのおかげだ」

    「だからグリッド降格はない。いいニュースだね」

    またボッタスは自身のインスタグラムでも次のようにコメントしている。

    「2026年シーズン最初のレースのためにメルボルンのパドックに戻れてうれしい」

    「それだけじゃなくて、いいニュースがある。僕の5グリッド降格ペナルティを覚えているかな? 新しいレギュレーションのおかげで消えたんだ。ハッピーデイズだね」

    2025年シーズンをレースから離れていたボッタスは、2026年からF1の新規参戦チームであるキャデラックF1でグリッド復帰を果たす。今回の規定変更により、開幕戦オーストラリアGPはグリッド降格なしでスタートできることになった。

  • バルテリ・ボッタス キャデラックF1新ヘルメットを“全裸”で公開

    バルテリ・ボッタス キャデラックF1新ヘルメットを“全裸”で公開

    キャデラックF1から2026年にグリッド復帰を果たすバルテリ・ボッタスが、新シーズン用ヘルメットデザインを公開した。だが、その発表方法が大きな話題を呼んでいる。

    ボッタスはプールの中で全裸となり、新ヘルメットだけを着用した姿で映像に登場。インスタグラムに投稿された動画で、その詳細を自ら説明した。

    2024年限りでザウバーを離れ、2025年はメルセデスのリザーブドライバーを務めていたボッタスは、2026年に11番目の新規参戦チームとして加わるキャデラックF1と契約。チームメイトはセルジオ・ペレスで、両者合わせて通算16勝を誇る経験豊富なラインアップとなる。

    チーム代表のグレアム・ロードンはすでに、2026年は最後尾で戦う覚悟が必要になると説明しているが、ボッタスはフルタイム復帰に向けて明らかに意欲的だ。

    今回披露されたヘルメットは、実は昨季前にガールフレンドのティファニー・クロムウェルがデザインしていたもの。しかし当時はグランプリ週末で着用する機会がなかったという。

    ボッタスは動画の中で、キャデラックのブランドカラーに合わせて色味を微調整したと説明。一方で自身の“お気に入り”であるブルーは引き続き基調色として残され、フィンランドの紋章もあしらわれている。

    デザイン解説の途中でカメラが引くと、ボッタスがプールの中で完全に裸であることが明らかに。ヘルメット以外は何も身につけていない大胆な演出となった。

    ボッタスは過去にも2024年に慈善目的でヌードカレンダーを制作しており、収益はモベンバーに寄付されている。今回の演出も、そうしたユーモアと自己表現の延長線上にあるといえそうだ。


    キャデラックF1の現在地 バーレーンテストで見えた課題
    2026年プレシーズンテスト(バーレーン・インターナショナル・サーキット)では、キャデラックの立ち位置も浮き彫りとなった。

    最終日、セルジオ・ペレスはシャルル・ルクレールの最速タイムから約9秒遅れを記録。ボッタスは予選シミュレーション的な高速ラップを多く走ったものの、それでもルクレールから約3.5秒差だった。

    もっとも、チームにとって最大の目的は純粋な速さではなく、走行距離の積み上げと信頼性の証明だった。わずか14か月でゼロから約500人規模の組織を構築した新チームにとって、まずは安定して周回を重ねることが最優先課題である。

    その点でキャデラックは、テスト全体で合計741周を走破。テスト中に深刻なトラブルを抱えたアストンマーティンと比較すれば、はるかにスムーズな滑り出しだった。

    2026年シーズンは最後尾スタートが現実的と見られるが、堅実な基盤構築という観点では、キャデラックF1は確実に第一歩を踏み出したといえる。

    バルテリ・ボッタスバルテリ・ボッタス キャデラック F1バルテリ・ボッタス 2026年 ヘルメットバルテリ・ボッタス 2026年のF1世界選手権

  • バルテリ・ボッタス、キャデラックF1を支えるメルセデス経験の「違う角度」

    バルテリ・ボッタス、キャデラックF1を支えるメルセデス経験の「違う角度」

    2025年シーズンをレースシートなしで過ごしたバルテリ・ボッタスだが、その1年は無駄ではなかったと考えている。むしろ、F1ドライバーとしてこれまで以上に多くを学んだ時間だったという。

    13年連続でF1に参戦してきたボッタスは、2024年末にザウバーを離脱したことでグリッドを外れ、2017年から2021年まで所属していたメルセデスにリザーブドライバーとして復帰した。メルセデス在籍時にはルイス・ハミルトンの僚友として戦い、チームのコンストラクターズ選手権5連覇に貢献している。

    当時、リザーブという立場を受け入れたボッタスは、将来的に再びチャンスが訪れる可能性を信じ、F1パドックとの接点を保ち続けることを重視していた。そしてF1がキャデラックの11番目の参戦を正式に承認すると、アメリカの新チームは初年度に向けて経験豊富なラインアップを選択し、ボッタスはセルジオ・ペレスとともに起用されることになった。

    ボッタスは、メルセデスで過ごした1年間で得た知見が、キャデラックでの新たな挑戦に大きく役立つと感じている。レース週末を通して無線で飛び交う情報や、数多くのミーティングに参加した経験が、これまでとは「違う角度」からF1を理解するきっかけになったという。

    「おそらく、スポーツをまったく違う角度から見ることができたのが一番大きい」と、ボッタスはRacingNews365の独占インタビューで語っている。

    「レースをしているとき、僕がコース上にいる場合、実際の接点はほとんどエンジニア一人だけだ。自分が知るのは基本的にそれだけなんだ」

    「でも、リザーブとしては、毎セッション、毎イベントで、すべてのチャンネルのやり取りを聞いていた。トラックオペレーションや各部門がどう動いているのか、チーム全体がどのように機能しているのかを、はるかに詳細に見ることができた。これまで以上の知識を得られたと思う」

    バルテリ・ボッタス キャデラック F1

    現役ドライバーとして週末を戦っていた頃は、限られた人数とともに作業し、物事をできるだけシンプルにしながら優先順位をつける必要があったという。しかし、時間的な余裕を持って全体を俯瞰できたことで、チーム運営の実像を深く理解できたと振り返る。

    「少人数と一緒に仕事をして、できるだけ物事を単純化し、何を優先すべきかに集中する。それがレースドライバーとしての普段の週末だ。でも今回は、実際にすべてがどう機能しているのかを見ることができた」

    「それは、すべてを一から作り上げているチームに加わるうえで、本当に役立つはずだ」

    ボッタスは、キャデラックでの活動の中で、メルセデスでの経験を思い出す場面が必ず出てくると確信している。

    「きっと、メルセデスではこうやっていた、これは自分たちにも使えるかもしれない、そう考える瞬間があると思う。そういう意味で、この経験は助けになるはずだと思っている」

  • キャデラックF1、ペレスとボッタスの経験が即戦力に「すでに恩恵が出ている」

    キャデラックF1、ペレスとボッタスの経験が即戦力に「すでに恩恵が出ている」

    キャデラックF1チーム代表のグレアム・ロードンは、セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスという経験豊富なドライバーラインアップが、すでにチームに明確な効果をもたらしていると語った。

    新規参戦となるキャデラックF1は、バルセロナで行われたシェイクダウンにおいて、2026年F1マシンの初期走行を実施。その初期段階から、2人のベテランの存在がチームの方向性づくりや作業の効率化に大きく貢献しているという。

    ロードンは、カタロニア・サーキットでの3日間の走行を終えて、全体を「励みになる感触」と表現した。完全な新車である以上、初期トラブルが避けられないことは認めつつも、日を追うごとに前進が見られたと強調している。

    「このチームがF1マシンを走らせたのは、今回でまだ4日目に過ぎない。シルバーストンでのフィルミングデーも含めた数字だが、それでも毎日すべてがよりスムーズになっている。手順はしっかり機能しているし、チーム全体がひとつのユニットとして動いている。その点をとても嬉しく思っている」とロードンは語った。

    こうした立ち上げ初期の段階において、2人のグランプリ勝者が持つ経験値は極めて大きな意味を持つ。ロードンが評価しているのは、単なる勝利数や表彰台の実績ではなく、これまでに複数のF1チームで培ってきた実務的な経験だ。

    「我々はすでに、その恩恵を受けている。彼らは完全に新しいマシンを、完全に新しいチームでドライブしている。ガレージの中にあるものは、すべてが新しい。これはルーキーにとっては極めて厳しい環境になるはずだ。だが今は、2人のドライバーがエンジニアやメカニックに対して、非常に的確なフィードバックを与えているのが分かる。だからこそ、彼らの経験が即座にプラスとして機能している」

    キャデラック F1

    バルセロナでの走行は、主に信頼性確認とチェックリストの消化が目的だったが、次に控えるバーレーンテストでは、焦点が明確に変わるという。

    「今週は安定性と信頼性がテーマだった」とロードンは説明する。「バーレーンでは、よりパフォーマンス寄りになる。本当の意味で、どれだけクルマを速くできるのか、そこに重点が置かれることになる」

    興味深いことに、チーム代表であるロードン自身は、ほとんどマシンの走行シーンを直接目にしていないという。

    「実際には、クルマがガレージを出て行って、戻ってくる姿を見るだけだ。コースサイドでじっくり観察する時間はほとんどない。バーレーンでは、もう少し余裕があることを期待している。実際に走りを見れば、クルマの挙動について多くのことが読み取れるからね」

  • バルテリ・ボッタス、キャデラックF1初ドライブを総括「価値ある一週間」

    バルテリ・ボッタス、キャデラックF1初ドライブを総括「価値ある一週間」

    バルテリ・ボッタスは、キャデラックF1チームのドライバーとして初めて本格的な走行に臨み、バルセロナでのシェイクダウンを「重要な節目」と位置づけた。新車での初期走行という状況の中、チームは課題の洗い出しと理解を深める作業に集中した。

    ボッタスは金曜日に終日走行を担当し、チームが進める問題解決プロセスの中心的な役割を担った。シェイクダウン全体を通じて、マシンへの理解は着実に進んだという。

    「チームにとって大きなマイルストーンとなる1週間だったし、僕自身にとってもキャデラックF1チームのドライバーとして初めて走った週だった」とボッタスは語った。

    「新しいマシンで、シェイクダウン後に本格的に走らせるのは初めてなので、今は問題解決のフェーズにある。この1週間はとても価値があり、重要だった」

    「まだ多くの作業が残っているが、走行を重ねるごとにチームとして一体感が高まり、マシンへの理解も深まっている。バルセロナで走行できる状態にまで仕上げた、すべてのスタッフを誇りに思う」

    「来週は、これまでに学んだことを整理し、バーレーンに向けた準備を進める。テストが待ちきれない」

    バルテリ・ボッタス キャデラック F1

  • バルテリ・ボッタス、2026年F1テスト初日「今はキャデラックを煮詰める段階」

    バルテリ・ボッタス、2026年F1テスト初日「今はキャデラックを煮詰める段階」

    キャデラックF1のバルテリ・ボッタスは、バルセロナで行われている2026年F1非公開テスト初日を終え、「今はキャデラックを煮詰める段階だ」と語り、新規参戦チームとして迎えた最初の走行を冷静に受け止めた。初日は低温コンディションの中でトラブルも発生したが、テストの主眼はタイムではなく、マシンの理解と信頼性確認に置かれている。

    2026年の大幅なレギュレーション変更により、マシンは軽量化・小型化され、パワーユニットでは電動要素の比重が大きく高まる。

    キャデラックF1にとっては、3月6日から8日に行われるシーズン開幕戦オーストラリアGPに向け、すべてがゼロからのスタートとなる。

    2026年F1に向けた非公開の5日間テストは、月曜日からバルセロナでスタートした。F1は情報管理を徹底しており、ラップタイムは公表されず、サーキット周辺への接近も厳しく制限されているため、走行内容について明らかになっている情報は限られている。

    今回のテストは、2026年レギュレーション下での初の本格走行という位置づけであり、性能比較よりも基礎的な確認作業が重視されている。キャデラックは11番目のチームとしてF1に新規参戦し、ドライバーにはボッタスとセルジオ・ペレスという経験豊富なラインアップを揃えた。

    初日の走行を振り返り、ボッタスはF1 TVに次のように語った。

    「寒かった。朝一番は、ここではいつも通りタイヤを機能させるのがかなり難しい。でも気温が上がるにつれて少し良くなった。ただ、1日を通していくつか問題はあった」

    「これはデバッグ作業だ。だから僕たちはここにいるし、どのチームも何かしら問題を抱えていたように見える。今はそれを特定して、毎日少しずつ周回数を増やしていく段階だ。でも、ここにいられて、マシンに乗れるのは素晴らしいことだ」

    ウィリアムズ、メルセデス、ザウバーでF1キャリアを積み、これまでに10勝を挙げてきたボッタスは、初日に発生した問題についても過度に悲観していない。今回のテストは、最速ラップを刻む場ではなく、新時代のマシンを理解するための重要なプロセスだからだ。

    バルテリ・ボッタス キャデラック F1

    36歳のボッタスは、2026年マシンの印象について次のように述べている。

    「これまでとは明らかに大きく違う。マシンの挙動が違うし、特に高速コーナーではダウンフォースが少し減っている」

    「パワーユニットはコーナー立ち上がりでより大きなトルクを発生させるけど、その一方でバッテリー管理が必要になる。それに、キャデラックにエンジンを供給するフェラーリにとっても、これは本格的な走行としては実質的に初日だ。だから当然、学習のプロセスがある」

    さらに、今後の課題についても明確にしている。

    「まだ学ぶべきことは多いし、改善点もたくさんある。でも、これは全チームにとって大きなチャレンジだ。今の優先事項は、毎日しっかりと走行距離を重ねることだ」

    「今日は30周ちょっと走ったと思う。インストレーションラップのような周回も含まれているけど、本当に必要なのは本格的な走行で距離を稼ぎ、開幕戦に向けて信頼性のあるパッケージを整えることだ」

    キャデラックF1にとって、このバルセロナテストは結果を示す場ではなく、土台を築くための第一歩となっている。ボッタスの言葉通り、2026年F1シーズンに向けた本当の戦いは、ここから始まる。

  • バルテリ・ボッタス キャデラックとF1復帰戦でグリッド降格は「馬鹿げている」

    バルテリ・ボッタス キャデラックとF1復帰戦でグリッド降格は「馬鹿げている」

    バルテリ・ボッタスのキャデラックF1とのF1復帰初戦は、グリッド降格という重い足かせを背負うことになりそうだ。その原因となっているペナルティ規定について、1996年のF1ワールドチャンピオンであるデイモン・ヒルが「ばかげている」と強く批判した。

    ボッタスは2025年シーズンをメルセデスで過ごした後、2024年末でザウバーのシートを失い、2026年に新規参戦チームであるキャデラックF1からフル参戦としてF1に復帰する。

    アメリカの新チームは、セルジオ・ペレスとボッタスという経験豊富なベテラン2人を起用し、F1にとって10年ぶりとなる11番目のチームとしてグリッドに加わる。

    しかし36歳のボッタスは、復帰戦となるメルボルンでの初陣を前に、5グリッド降格ペナルティを消化しなければならない状況にある。このペナルティは、2024年アブダビGPでケビン・マグヌッセンと接触したことにより科されたもので、彼にとって最後のグランプリで発生したインシデントに起因している。

    2024年アブダビGPでの接触により、ピットへ戻るバルテリ・ボッタス。この一件が5グリッド降格ペナルティの理由となっている。

    その後、FIAはルールブックを改定し、ペナルティは12か月以内に消化されなかった場合、無効となることが定められた。しかしボッタスのケースでは、ペナルティがこの規定変更以前にスチュワードによって裁定されていたため、新ルールの適用対象外となり、依然としてペナルティを受ける必要がある。

    この判断に対し、現在は解説者として活動するデイモン・ヒルは、自身のインスタグラム・ストーリーでこの裁定に言及し、「How ridiculous(なんてばかげているんだ)」と一言添えて不満を表明した。

    バルテリ・ボッタス キャデラック F1

    なお、このルール変更の影響を受ける可能性があるのはボッタスだけではない。もう一人の元イギリス人ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンも、理論上は同じ立場に置かれている。

    バトンは2017年モナコGPで、インディ500に参戦していたフェルナンド・アロンソの代役としてマクラーレンから出走した際、ポルティエでパスカル・ウェーレインのザウバーを壁に追突させる接触事故を起こし、3グリッド降格ペナルティを科された。

    極めて可能性は低いものの、すでに引退しているバトンが仮に再びF1グランプリに出走する事態となった場合、その際には今なお、この未消化のペナルティを消化しなければならないことになる。