カテゴリー: F1バーレーンGP

  • 角田裕毅、9位入賞…デビュー戦でポイント獲得は日本人初

    角田裕毅、9位入賞…デビュー戦でポイント獲得は日本人初

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPで9位入賞。デビュー戦でのポイント獲得は日本人では初めてとなる。

    7年ぶりの日本人F1ドライバーとして13番グリッドからスタートした角田裕毅はスタートタイヤにミディアムタイヤを選択。ハードーハードと繋ぐ2ストップ戦略を採用した。

    スタートで15番手まで順位を落とした角田裕毅は、セーフティカー後のリスタートでさらに16番手まで順位を落とす厳しい序盤を迎える。コース上でセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)を抜いて6番手まで順位を上げたことで14周目に1回目のピットイン。14番手でコースに復帰する。

    フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネンといった元F1ワールドチャンピオンをコース上で抜くパフォーマンスを披露した角田裕毅は8番手まで順位を上げた34周目に2回目のピットイン。13番手から最後の戦いに挑む。

    再びセバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンとのバトルを制して38周目に入賞圏内10番手まで順位を上げた角田裕毅はランス・ストロール(アストンマーティン)に狙いを定める。残り数周でDRSによる抜きつ抜かれつの攻防となったが、ファイナルラップで見事逆転。9位でチェッカーを受けた。

    日本人F1ドライバーのデビュー戦最高位は中嶋悟の7位だが、当時は6位までしかポイントが付与されず、角田裕毅はデビュー戦でポイントを獲得した最初の日本人F1ドライバーとなった。

    2021年 F1バーレーンGP 決勝 結果

    Po. No ドライバー チーム GAP INT PIT
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス LAP 56 2
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 0.745 0.745 2
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 37.383 36.638 3
    4 4 ランド・ノリス マクラーレン 46.466 9.083 2
    5 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 52.047 5.581 3
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 59.009 7.043 2
    7 3 ダニエル・リカルド マクラーレン 66.004 6.914 2
    8 55 カルロス・サインツ フェラーリ 67.100 1.096 2
    9 26 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 85.692 18.592 2
    10 18 ランス・ストロール アストンマーティン 88.864 1.021 2
    11 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1L 2.151 2
    12 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1L 12.494 2
    13 31 エステバン・オコン アルピーヌ 1L 10.700 2
    14 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1L 1.859 2
    15 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン 1L 20.585 1
    16 47 ミック・シューマッハ ハース 1L 38.265 2
    17 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ     4
    18 63 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ     3
    DNF 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ     3
    DNF 9 ニキータ・マゼピン ハース     0
  • F1バーレーンGP 結果:ルイス・ハミルトン&メルセデスF1が戦略勝ち

    F1バーレーンGP 結果:ルイス・ハミルトン&メルセデスF1が戦略勝ち

    2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝が3月28日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。2位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続いた。

    史上最多の23戦のスケジュールが組まれた2021年のF1世界選手権。ホンダF1のラストイヤー、7年ぶりの日本人ドライバーとして角田裕毅の参戦を始め、8名のドライバーがデビュー・移籍・復帰するなど、チームとドライバーの組み合わせがガラリと変わる1年となる。

    昨年の新型コロナウイルスの世界的な流行によって、新しいF1レギュレーションは2022年まで導入が延期。2021年は基本的に昨年型のシャシーが引き継がれたが、ダウンフォースを削減するためにリア周りの技術規則の変更、およびピレリが供給するタイヤの構造変更などにより、F1プレシーズンテストでは勢力図がまったく見えない状況となった。また、F1で初めて予算上限が導入され、全チームが開発に費やす予算で戦うことになる。

    日曜日のサヒールは晴れ。現地時間18時に気温は20.9度、路面温度は31.1度でフォーメーションラップはスタート。だが、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がコース上でストップ。なんとかピットまで戻ってピットレーンスタートとなったが、他のドライバーはエクストラフォーメーションラップを実施し、56周となったレースはスタートした。

    スタート直後にニキータ・マゼピンが単独スピン。今季からセーフティカーを供給するアストンマーティンのバンテージがさっそく登場した。

    セルジオ・ペレスが上位でスタートできなかったため、レースはメルセデスの2台とレッドブルの1台という昨年と同じ構成となった。第1スティントではポールポジションスタートのマックス・フェルスタッペンがトップを守ったが、2台の余裕があるメルセデスF1はルイス・ハミルトンを早めにピットに入れ、続いてボッタスもピットに入れて揺さぶりをかける。フェルスタッペンはボッタスをカバーせざるを得ず、ハミルトンがアンダーカットに成功してトップに立つ。

    ボッタスが2回目のピットストップでフロントジャッキの10.9秒でかかったことで戦線離脱。そこからは逃げるハミルトンと追うフェルスタッペンの一騎打ちとなる。レースは残り5周でフェルスタッペンがDRS圏内に入り、一度は抜いてトップに立つも、レッドブル・ホンダはコース外でオーバーテイクをしたと判断して順位を戻させる。そこから再びフィアナルラップまで攻撃を仕掛けたフェルスタッペンだったが、0.745秒届かず。ルイス・ハミルトンがトップでチェッカーを受け、通算96勝目で記念すべきシーズン最初の勝利を収めた。意外にも開幕戦での勝利は5年ぶりとなる。

    2位はマックス・フェルスタッペン。スタート直後にマシンに違和感を訴えていたこともあり、ポールポジションを生かすことができなかった。エンジンメーカーといてのホンダF1の200回目の表彰台を勝利で飾ることができなかった。

    3位はメルセデスのバルテリ・ボッタス。フリーストップの機会があったボッタスは、ファイナルラップでファステストラップを記録した。

    4位はマクラーレンのランド・ノリス。5位はピットレーンからスタートしたレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが続いた。

    6位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、7位はダニエル・リカルド(マクラーレン)、8位はカルロス・サインツ(フェラーリ)。

    そして、9位には日本人ドライバーとして7年ぶりのF1参戦となった角田裕毅。13番グリッドからスタートして一時は17番手まで順位を下げるも、セバスチャン・ベッテルやキミ・ライコネンといった元F1ワールドチャンピオンとのバトルで切れのあるオーバーテイクを見せ、最終ラップでランス・ストロール(アストンマーティン)を抜いてデビュー戦で入賞を果たした。日本人F1ドライバーのデビュー戦最高位は中嶋悟の7位だが、当時は6位までしかポイントが付与されず、デビュー戦でポイントを獲得した最初の日本人F1ドライバーとなった。

    アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはセーフティカー後のリスタートでマクラーレンと接触してフロントウイングを破損。ピットに入ってハードタイヤに交換して挽回を目指したが上位に浮上することはできずにリタイアし、17位完走扱いでレースを終えた。

    ちなみにF1の公式タイヤサプライヤのピレリにとっては400戦目となる記念すべき大会となった。

    2021年 F1バーレーンGP 決勝 結果

    Po. No ドライバー チーム GAP INT PIT
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス LAP 56 2
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 0.745 0.745 2
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 37.383 36.638 3
    4 4 ランド・ノリス マクラーレン 46.466 9.083 2
    5 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 52.047 5.581 3
    6 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 59.009 7.043 2
    7 3 ダニエル・リカルド マクラーレン 66.004 6.914 2
    8 55 カルロス・サインツ フェラーリ 67.100 1.096 2
    9 26 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 85.692 18.592 2
    10 18 ランス・ストロール アストンマーティン 88.864 1.021 2
    11 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1L 2.151 2
    12 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1L 12.494 2
    13 31 エステバン・オコン アルピーヌ 1L 10.700 2
    14 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1L 1.859 2
    15 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン 1L 20.585 1
    16 47 ミック・シューマッハ ハース 1L 38.265 2
    17 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ     4
    18 63 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ     3
    DNF 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ     3
    DNF 9 ニキータ・マゼピン ハース     0
  • 【速報】 F1バーレーンGP 結果:フェルスタッペン2位、角田裕毅9位入賞

    【速報】 F1バーレーンGP 結果:フェルスタッペン2位、角田裕毅9位入賞

    F1バーレーンGPの決勝の結果速報。2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝レースが3月28日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝した。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が5位、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が9位、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が17位でレースを終えた。

    ファステストラップはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が記録した。

    2021年 F1バーレーンGP 決勝 結果・速報
    1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    3.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    4.ランド・ノリス(マクラーレン)
    5.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    7.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    8.カルロス・サインツ(フェラーリ)
    9.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    10.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    11.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    12.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    13.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    14.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    16.ミック・シューマッハ(ハース)
    17.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    18.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    DNF.ニキータ・マゼピン(ハース)

  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はミディアムを使いこなせなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はミディアムを使いこなせなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの予選を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ3進出を果たし、3列目となる5番グリッドを獲得。ミディアムタイヤでスタートする。一方、角田裕毅はソフトタイヤでQ1を2番手タイムで通過するも、Q2ではミディアムでうまくタイムを出すことができず6列目13番手グリッドからスタートすることになった。

    「徹夜でユウキのクルマの問題に対処していたこともあり、今朝両方のクルマのパフォーマンスにはかなり満足していた。FP3ではドライバーは2人とも満足しているようだった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「バーレーンでは気温が下がった状態で予選が行われるが、Q1では2台ともパフォーマンスが良かった。ユウキとピエールはソフトタイヤで力強いラップを完了していたので、2台ともQ2をミディアムコンパウンドで臨みレーススタート時のタイヤを最適化することにした」

    「ピエールはそれを機能させ、ミディアムでQ3に進んだ4人のうちの1人になった。だが、ユウキは2回目のセッションでこのタイヤからベストを引き出すことができなかった。彼は今週末すでに本当にいいパフォーマンスを発揮しており、それは関しては本当にうれしいく思っている」

    「Q3でピエールはソフトタイヤで力強い走りを見せ、明日は多くのポイントを得るために良い位置からスタートする。今から明日のレースが本当に楽しみだ」

  • 2021年 F1バーレーンGP 決勝:速報ツイート&Twitch配信

    2021年 F1バーレーンGP 決勝:速報ツイート&Twitch配信

    2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝の速報ツイートとTwith配信をお届け。

    2021年シーズンがいよいよ開幕。前日の予選ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが開幕ポールポジションを獲得。メルセデスF1のルイス・ハミルトンに0.388秒差をつける圧巻のラップを披露した。

    フロントローのマックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、3番グリッドのバルテリ・ボッタス、5番グリッドのピエール・ガスリーはミディアムタイヤでスタート。それ以外のトップ10ドライバーはソフトタイヤ、11番手以降は自由にタイヤを選ぶことができる。

    7年ぶりの日本人ドライバーとして注目が集まる角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は13番グリッドからスタート。気温は20.9度、路面温度は31.1度。現地時間18時に戦いの火ぶたが切って落とされる。

  • F1特集:ホンダF1の山本雅史MDが2021年の展望を語る

    F1特集:ホンダF1の山本雅史MDが2021年の展望を語る

    ホンダF1としては最後のシーズンの開幕戦が始まった。マネージングディレクターを務める山本雅史が、この一年間をどんな思いで戦うのか、そして2022年以降のことについて語った。

    2015年のF1復帰から6年、119戦を経て、ホンダF1は今週末のバーレーンGPで最後のシーズン開幕を迎える。山本雅史マネージングディレクターは、これまでホンダとして”3つのステップ”を経てきたことで、今季の目標が揺るぎないものになっていると語る。

    「ホンダにとっては今年が最終年ですから、できるだけ多く勝利を挙げてタイトル争いをしたいですね」と山本雅史は語る。

    「我々は、ここまで大きく前進してきたと思います。まずは、マクラーレンと組んでF1に復帰して、そこでいいことも悪いこともたくさん学びました」

    「2つ目のステップは、トロロッソと組めたこと。ここは、タイトル争いができる競争力を持ったパワーユニット(PU)を作るための準備期間のようなもので、チームから多くを学び、開発もかなり進めることができました」

    「そして今、レッドブル、アルファタウリとともにタイトルを勝ち取る大きなチャンスが目の前に来ていると思います。少し時間はかかり過ぎたかもしれませんが、ここまで進歩し続けていて、素晴らしい6年間だったと思います」

    この1年間は、新型コロナウイルスの影響を受けて、開発の時間が削られてしまった面はあるが、昨年のF1参戦終了発表以降、自分たちの持てるパフォーマンスをすべて発揮すべく、総力を挙げて取り組み、今季は新骨格のパワーユニット(PU)が投入される。

    「もともと、コロナ禍以前は、2021年に新たなPUを投入する予定でしたが、コロナの影響で開発計画は2022年まで延期となりました。しかし、2021年末での参戦終了を発表したことで、再び今季からの投入に計画を変更したんです」

    「コロナ禍で、2022年型の開発が数カ月間はストップしたのに、それを2021年に投入しようということで、かなりタイトなスケジュールになったのは事実です。Sakuraのエンジニアは、本当に頑張ってくれましたね」

    「使える時間は限られていましたから、厳しい状況ではあったものの、我々には2015年から積み上げてきた知見がありますし、うちのエンジニアならやってくれると信じていました。このPUで出力が向上できると確信していたので、パワーの増したPUで戦うんだという強い思いで進めてきました」

    こうした努力の末に完成した新骨格のPUだが、実際にコースへ出てうまく機能するのか、不安はつきものだ。バーレーンでのテストは3日間に限られており、問題が起きて走行を止めるわけにはいかない。山本雅史MDは、この3日間の内容が充実したことで、初期段階としては安心できたようだ。

    「テストはいい感じで進んで、我々にとってはポジティブなプレシーズンになりました」

    「もちろん、信頼性が第一ですが、パワーを向上させようとすればその代償として信頼性部分で負荷がかかります。だから、テストで信頼性の高さが見られたのはいいことですね」

    「ライバルたちが開幕戦でどうなっているかは分かりませんし、予選とレースまで成り行きを見守る必要があります。でも、楽しみですね!」

    今季はPUの変更だけでなく、レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリともにドライバーラインアップも変わり、セルジオ・ペレスと角田裕毅が加入した。

    「4人のドライバーそれぞれの強みや特長があるので、一緒に戦うのが楽しみです」

    「もちろん、昨年ともに戦ったアレックス(アルボン)もとてもいいドライバーで、才能豊かですが、ペレス選手は経験豊富ですし、力強いドライバーがチームに2人揃うことで、好結果が期待できると思います」

    「そして、アルファタウリのパフォーマンスも楽しみにしています。ピエール(ガスリー)は経験を積んで成熟した感があり、昨年示してみせたようにとても強いドライバーになったと思います」

    「裕毅はルーキーですが、僕らはあまりそう思っていません。とにかくレースに集中しているし、ここまでいいパフォーマンスを見せてくれています」

    「まずは、今週末のレースで完走してくれることを願っています。F2とは違うとはいえ、彼の速さやブレーキングでの強さを見られるはずですし、いくつかいいオーバーテイクを決めてくれるんじゃないかな」

    「ホンダは日本で生まれた企業ですから、当然、裕毅の存在は特別なものがあります。おひざ元である日本のモータースポーツファンの皆さんも本当に喜んでくれていますよね。日本人ドライバーをF1のグリッドに送り出せるというのは誇らしいですし、小林可夢偉選手以来7年ぶりとなるわけですから、彼のレースにはとてもワクワクしています」

    角田裕毅のデビューには、山本雅史MDだけでなく、世界中のレースファンが注目している。昨年はコロナ禍の影響で鈴鹿でのグランプリが中止の憂き目にあった日本のファンにとってはなおさらで、10月の日本GP開催を心待ちにしていることだろう。

    「もちろん、鈴鹿でレースができることを願っています。前回の日本GPではメルセデスが優位でしたが、我々も鈴鹿で強さを発揮できるマシンを目指してきました。マックス、チェコ(ペレス)、ピエール、裕毅は、全員日本のファンの前でいいレースができるはずですし、いい結果をお見せしたいですね」

    ホンダとしての参戦は今季限りとなりますが、来年以降、PU技術はレッドブルへと引き継がれる。F1マネージングディレクターとして、どう捉えているのだろうか。

    「レッドブルと大筋の方向性では合意していますので、今は来年以降、ホンダがどうサポートをしていけるのか詳細を詰めているところで、その部分は引き続き協議中です」

    「個人的には、来年からも我々が作ってきたものを使ってもらえるということでとてもうれしいです。ホンダとしても競争力のあるPUを提供することでレッドブルがチャンピオンシップを争えるようにサポートしていきたいと思っています。それがきちんとできれば、本当に素晴らしいことですよね」

    「マシンやエンジンにHondaのロゴが出ることはありません。ホンダのPUを搭載したマシンを外から見ることになるのは複雑な気分になるでしょうね。マシンの心臓部はホンダなのに、ホンダのクルマとは言えないわけですから」

    しかし、ホンダとして戦う時間は、まだ1年間残されています。2015年からの挑戦を締めくくるに相応しい戦いをすべく、山本MDは自信をにじませる。

    「昨年の反省は、最初の3連戦であまりポイントを獲得できなかったことにあります。ホンダとしては序盤の数戦で絶対にミスをしてはいけませんし、特にマックスとチェコにはできる限り多くのポイントを手にしてもらいたいと思っています」

    「現実的には、すべてのコースで強さを発揮して全戦優勝というのは難しいでしょうけど、レッドブルとは、ここで勝たなきゃいけないよね、というコミュニケーションは十分にできています。その他のレースでも最低限表彰台には立たなければなりません。このバランスをしっかりと取って、すべてのレースでいい結果を残していきたいと思います」

  • 2021年 F1バーレーンGP 決勝:暫定スターティンググリッド

    2021年 F1バーレーンGP 決勝:暫定スターティンググリッド

    F1は、2020年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGP決勝の暫定スターティンググリッドを発表した。

    開幕戦ということもあり、メカニカル的なペナルティはないが、予選Q1でセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がイエローフラッグ無視の疑いでスチュワードから召喚されており、違反と判断された場合は5グリッド降格ペナルティが科せられる。

    ポールポジションにはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが並ぶ。レッドブルとしては2013年以来、ホンダのF1エンジンとしては1991年以来の開幕ポールとなる。2番グリッドには最大のライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)が並ぶ。

    2列目3番グリッドにはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番グリッドにはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。3列目5番グリッドにはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、6番グリッドにはダニエル・リカルド(マクラーレン)が並ぶ。トップ6のうち、フェルスタッペン、ハミルトン、ボッタス、ガスリーの4名がミディアムタイヤでスタートする。

    レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは6列目11番グリッド、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は7列目13番グリッドからスタート。どちらもタイヤは自由に選択できる。

    2021年 F1バーレーンGP 暫定スターティンググリッド

    Po. No ドライバー チーム 予選
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1(-)
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 2(-)
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 3(-)
    4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 4(-)
    5 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ 5(-)
    6 3 ダニエル・リカルド マクラーレン 6(-)
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン 7(-)
    8 55 カルロス・サインツ フェラーリ 8(-)
    9 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 9(-)
    10 18 ランス・ストロール アストンマーティン 10(-)
    11 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 11(-)
    12 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 12(-)
    13 26 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 13(-)
    14 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 14(-)
    15 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 15(-)
    16 31 エステバン・オコン アルピーヌ 16(-)
    17 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 17(-)
    18 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン 18(-)
    19 47 ミック・シューマッハ ハース 19(-)
    20 9 ニキータ・マゼピン ハース 20(-)
  • 2021年 F1バーレーンGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2021年 F1バーレーンGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    ピレリは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

    ピレリは、バーレーン・インターナショナル・サーキットに昨年と同じC2(ハード)、C3(ミディアム)、C④(ソフト)というコンパウドを選択。ゴムは同じだが、構造は2021年にむけて改良されている。決勝ではハードとミディアムのどちらか1セットを使用しなければならない。

    ピレリによると、F1バーレーンGPでの最速の戦略はミディアム-ハード-ミディアムとつなぐ2ストップ。この場合でのミディアムのウインドウは18周となる。2番目に最速の戦略はソフト-ハード-ミディアムとつなぐの1ストップ。この場合はソフトのウインドウが14周となる。

    2021年 F1バーレーンGP 決勝:タイヤ戦略予想

    予選Q2では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がミディアムタイヤでQ2を通過しており、最速の戦略が可能となる。

    2021年 F1バーレーンGP 決勝:持ちタイヤ数

    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
    「今回も昼と夜のセッションの間に大きな違いがあり、戦略とセットアップの計算がより複雑になった。各ドライバーが利用できるタイヤにもよるが、レース戦略にはいくつかの可能性がある。それでも、ミディアムタイヤが明日レースを開始するための最良の選択肢であると感じたチームがいくつかいった。トップ10のうち、トップ3を含めた4名、黄色のミディアムC3コンパウンドでレースを開始するため戦略の選択肢が増えた。ただし、選択肢はいくつもあり、明日は気温が下がることが予想されるため、戦略はさらに入り乱れる可能性がある。新しいフォーマットのF2で、今日は2レースが開催されたが、これも興味深いものだった。特にレース2では、セーフティーカーの影響もあって、代替戦略としてソフトタイヤを履いたマシンが印象的な走りを見せており、後方から大きなアドバンテージを得たドライバーもいた」

  • 2021年 F1バーレーンGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2021年 F1バーレーンGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    ポールポジションを獲得したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。2番手の王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.388秒差をつけて記念すべき2021年最初のポールポジションを獲得した。

    1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「ポールポジションを獲得できて素晴らしい気分だし、こうやってシーズンのスタートを切れるのは初めてだ。アブダビでの勝利の後、チームは全員が士気高く、本当にハードに取り組んでくれた。この先も同じようにいくかは分かりらないけど、現場とファクトリーのみんなが最高の仕事をして、僕にこのマシンをもたらしてくれた。彼らのことを誇りに思う。そして、ホンダもこれまでと同様にこのオフシーズンも懸命に働いてくれた。彼らはいつも全力を尽くし、僕らと同様に勝利を望んでいる。彼らと仕事をするのがとても楽しいですし、情熱にあふれているところが好きです。彼らの取り組みは素晴らしかったので、今日の結果はホンダの功績によるところが大きい。テストを終えても、自分たちの立ち位置を計るのは難しかったし、予選でどうなるのか、全く分かりらなかった。でも、今日のQ3のようなラップができて、マシンの感触がよければうれしいものだ。明日きちんと結果を出さなければならないけど、いいスタートが決められれば、いい仕事ができる自信はある」

    2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「マックス(フェルスタッペン)は素晴らしいラップをしたと思うし、ほぼ0.4秒は大きなギャップなので、僕たちにはやるべきことがあるということだね! Q1とQ2ではマシンのフィーリングは良かった。ギリギリまで正しいセットアップを見つけようとしていたし、いい感じだった。ただ、最後にそこからさらに引き出すことができなかった。それでもエキサイティングだった。みんなのことを心から誇りに思っている。僕たちはパッケージを理解するために先週から非常に懸命に作業してきた。いくらか前進を果たしたけど、マックスの最後のラップには敵わなかった。2番手にいることで僕たちは明日レッドブルにトラブルを引き起こせる立場にある」

    3番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「今日はテストよりははるかに良かった。予選を通して、どんどん快適に感じていった。少なくともテストよりはレッドブルに近づいている。明日、僕たちは2台で1台のレッドブルと戦える。Q1でタイヤを2セット使わなければならず、Q3のために新品が1セットしか残っていなかったことが不利に働いた。でも、このトラックで3番手からスタートすることは悪くはないし、楽しみにしている。レッドブルの方が安定しているように思う。特に風に対してね。僕たちはトップ3に2台のマシンがいるので、まだ間違いなく勝利を争うことができる」

    4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「僕たちはもう予選ペースという点で自分たちがどの位置にいるかを知っている。嬉しいサプライズだ。この位置にいられるとは思っていなかった。でも、今日は地に足をつける必要がある。まだシーズン最初の予選だし、とても特殊なコンディションでの走行だ。昨年から僕たちが果たしたステップについてチームとして満足すべきだと思うし、ここまでグリッドを上昇できたことは素晴らしい気分だ。FP2とFP3では苦しんでいたけど、ドライングにかなりの労力を費やしたし、実際に予選ではかなり快適だった。自分の思い通りのラップができたと思う。明日に向けて自信を感じているけど、周りのマシンはレースペース的に非常に強いし、彼らはミディアムタイヤでスタートするので難しいレースになると思う。彼らを抑え続けるのは大変だと思う。また風もあるので簡単にはいかないだろう。でも、そこは誰にとっても同じだ」

    5番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日の自分のパフォーマンスには心から満足している。このチームでの予選の最高成績の一つといえると思う(昨年のエミリア・ロマーニャGP予選4番手が最高)。今年最初のレースなので、今後のシーズンを見越して自分たちのポテンシャルを示すということが重要だったけど、うまくいったと思います。Q2でミディアムタイヤしか使わないというのは大きなリスクもはらんでいたけど、狙い通りにいったので、明日レースでこれがアドバンテージになればと思う。このスタート位置を最大限に活用していく。僕らにとっては間違いなく大きなチャンスなので、チームへ大量のポイントを持ち帰れるように全力を尽くす」

    6番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「最初の予選がうまくいって、まずまずの結果を得ることができて心から安心している。テストの後、マシンをかなり快適に感じていたけど、おそらくロングランではもっと快適だった。どちらかといえば、土曜日はまだ改善が必要だと感じていたけどし、僕たちはまだそれをやっているところだけど、数週間前から確かに素晴らしい一歩を踏み出せたし、満足している。僕たちにはこれから構築するための優れたプラットフォームがある。自分にあまりプレッシャーをかけずに、チームとして僕たちがアプローチした方法に本当に満足している。昨日は少しペースが遅れていたけど、彼らは僕がそれを理解しようとしているのを見ることができたと思う。まだ宙返りやバク転はしたくはないけど、素晴らしいシーズンのスタートなのは確かだし、明日は大丈夫だと思う。周りにはマシンが混在しているので、楽しみにしている。ランドと一緒にチームのために多くのポイントを獲得して、今年をしっかりとスタートできることを願っている」

    7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「全員がとても近くてトリッキーな予選だった。シーズン最初の予選なので、チームとして6位と7位にはかなり満足しているし、マシンがどこの位置にいるかを確認できる。明日に向けて良いポジションだ。週末を通して予選よりもレーストラックの方に少し焦点を合わせてきたので、明日は強くなることを期待している」

    8番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「チームにとって非常にポジティブな一日だった。僕たちが満足できる位置だと思う。Q1ではマシンがオフになるという非常に大きなショックを受けたけど、幸いなことに、もう一度スタートしてピットたどり着くことができた。そこから挽回するのは決して簡単なことではなかったけど、Q2はとても強力だった。Q3の最後のアテンプトにはもちとん満足していない。頑張ったけど、マシンに関する知識がちょっと足りなかったかもしれないし、クイーンなラップをまとめることができなかった。仕方ないことだけどね。でも、全体的には満足している。セッションを通して改善していたし、良いペースがあった。細かなミスがあったので、マシンでの経験を積み続けて1発の自信をつけていきたい。来週、予選を深く分析する時間があるけど、今は明日のレースに焦点をフルに切り替えたい。チームとは初めてのレースを楽しみにしている。ポジションを上げて、できるだけ高い位置でフィニッシュするためにベストを尽くすつもりだ」

    9番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「今日の予選セッションに満足しなければならない。今週末はどのプラクティスセッションでもマシンバランスに完全に自信が持てなかった。予選では気温がかなり低ってアタックできたし、マシンのフィーリングは少し良くなったと感じていた。軽い燃料、タイヤのピークパフォーマンスで、このようなマシンを再びドライブするのは本当にエキサイティングだ。F1の予選はいつだって素晴らしい経験だし、この感覚が恋しかった! 明日のプランはポイントを獲得するためにアタックすることだ。僕たちのスタート地点からいくつか順位を上げられるよう頑張るけど、ミディアムタイヤでスタートするライバルもいるので周りのマシンに注意しなければならない。接戦になるだろう」

    10番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はいい戦いができたし、コンマ1~2秒の違いでQ2敗退になってしまう展開で今年のミッドフィールドはさらに接近していることがはっきりした。AMR21のフィーリングはいいけど、改善を続けてQ3のトップエンドに返り咲くために、これからやるべきことがたくさんある。開幕戦はいつも予想が難しく、エキサイティングなレースになるから、明日が本当に楽しみだ。僕たちはトップ10からスタートする。いいスタートを決めて、しっかりタイヤを管理し戦略をきっちりやり遂げることができれば、明日は多くのポイントを狙えるだろう。今晩はここを離れて、集中し、クルマの理解を深め続ける必要がある」

  • 2021年 F1バーレーンGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2021年 F1バーレーンGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)

    2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

    今シーズン最初の予選では、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスがQ2で敗退して11番手に終わるという波乱。期待の日本人F1ドライバーである角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)もQ2で敗退し、明日の決勝は13番手からスタートする。

    11番手:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「ポールポジションを獲得したマックスとチームにはおめでとうと伝えたい。シーズンのスタートとしては完璧な結果だ。僕にとっては、予選11番手というのは予想していなかったし、いいスタートでないのは明らかだけど、進歩している部分はあり、まだ十分ではないけれども、今日もFP3からQ3で前進することができた。Q2でミディアムタイヤを使うのは正しい戦略だったが、残念ながらうまくまとめられずにいいラップが刻めなかった。ターン13でふくらんでしまい、0.2秒ほど失ったけど、僅差の争いだったので、Q3に届かなかった。Q3で走れれば、走行機会を伸ばすとともにマックスとの比較もでき、僕にとっても有意義になるはずだったので、残念だ。でも、また明日があるし、レースでは何が起きるか分からないので、挽回できればと思う」

    12番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「明日はトップ10のすぐ後ろからスタートして、タイヤを自由に選択できるので、満足できる結果だと思う。前のクルマとのパフォーマンスが接近しているのが分ったので、明日はいい結果を出す非常に良いチャンスがある。今日はテストでのポジティブなフィーリングを確認することができた。昨年に比べて改善しているし、今シーズンはもっと楽しくなると感じている。今は明日に向けて集中している。特に風があるからトリッキーなレースになるだろうけど、いい結果を持ち帰りたい。戦略、スタート、ピットストップ、これら全てをうまくまとめて、クルマから全てを引き出す必要がある。でも僕たちは間違いなくポイントを狙える」

    13番手:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「率直に言うと、少しがっかりしています。Q1でペースは発揮できましたし、Q2での戦略にも自信があったのですが、最後のアタックで十分なグリップを得られませんでした。上位のグリッドでスタートできないのは残念ですが、レースペースがあるのは分かっているので、明日何ができるか見ていきます。1周走るごとに学びが深まっているので、明日のレースまでにエンジニアと今日のデータを分析していきます。一方で、初めてのF1予選ながらもマシンに自信を持てているなど、今日はポジティブな面もたくさんありました。戦えるポジションにいますし、レース中に順位を上げられるポテンシャルもあると思います」

    14番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「シーズン最初の予選としては悪い結果ではない。もちろん、ラップのあちこちでいくつか小さなミスをしてしまったので、もう少しうまく良い結果を出せたかもしれないけど、もっと酷い結果だった可能性もある。コンディションを予想して午前中のセッション後にマシンにいくつか変更を施したけど、それらはおそらく期待通りに機能しなかった。それでも、僕たちはレースに向けて良いポジションにいる。明日の天候がどうなるか見てみる必要がある。ベストを尽くして、レースから何が得られるかを見ていくつもりだ。パッケージが良くなっているという自信はあるし、良い結果を目指して戦えると確信している」

    15番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「今日のあのパフォーマンスは本当に限界ギリギリだったし、とても満足している。フィールドの前方へ一歩近づいたけど、アルファロメオがさらに進歩しているので、今日はQ2に進めるとは思っていなかった。何とかクリーンなラップをまとめることができて、Q2に滑り込んだから本当にうれしい。タフで長いレースになるだろうけど、チャンスがあればものにして、ミスを犯さないようにしないといけない」

    16番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「僕の側のガレージにとってはとても期待外れな予選だった。残念ながら、イエローフラッグによってセクター2でリフトオフしなければならず、結果としてかなり多くのタイムを失った。今日ははるかに多くのペースがあったので残念だ。チームとして僕たちは週末を通してプラクティスセッションでいい仕事をしてきたと思うし、予選にむけて予選をうまくセットアップできていたので、僕たちのポテンシャルを示すことができなくて残念だ。それでも明日はポイントを目指し行く。何が起こるか分からないし、準備を上げて挽回するためにハードにプッシュするつもりだ。週末はまだ終わったわけじゃない」

    17番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「タフな1日だったし、完全には満足していない。この週末はずっと、マシンのバランス、一貫性、ドライバビリティを見つけるのに苦戦している。でも、予選セッションでのクルマのフィーリングはこの週末で一番良かった。風向きが180度逆になり、マシンのハンドリングがまったく異なったものになったけど、それでも大変だった。明日は長くエキサイティングなレースになるだろう。何ができるか見てみよう」

    18番手:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「Q1での最初のラップはかなり改善の余地があったけど、2回目の走行で2つのイエローフラッグがあり、Q2に進むことができなかった。ターン1でイエローフラッグが出て、ラップ後半にも出ていた。とにかくコース上でのポジションが不運だった。ポジティブな点としては、マシンは予選で感触が良かったし、テスト以降に僕たちが行ってきたすべての作業が良い方向に進んでいることだ。僕たちにはもっと速くなるポテンシャルがある。僕たちは望んでいた場所からスタートすることはできないけど、重要なのは明日だ。僕たちの仕事はすべてのチャンスを最大化することだし、何が起こるか見てみるつもりだ」

    19番手:ミック・シューマッハ(ハース)
    「とても楽しい経験だった。全体的に今日の自分のパフォーマンスには満足している。自分のラップの満足度は95%くらいかな。もっとうまくできると感じたときもあった。正直、走行が妨げられたにしてはまずまずと言ったところかな。FP3からマシンのフィーリングはよかったし、チームとのコミュニケーションもとてもうまくいった。僕の側でも改善する余地は間違いなくあるし、すぐにまた予選に挑むのを楽しみにしている。風の強いコンディションでマシンがどういう挙動をするのか見ているので、面白いレースになると思う。主な焦点は、学び、経験を積んで、今後の土台に作っていくことだ」

    20番手:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「予選のコンディションはとてもトリッキーだったし、FP3からは大きく変わっていた。気温が下がり、風向きも逆になっっていた。F1マシンはかなり風の影響を受ける。僕のマシンのブレーキ・バイ・ワイヤに問題があり、ターン1でリアタイヤをロックさせてしまった。ペダルが長くなってしまった。調査しなければならない。期待していた結果ではないし、ここでのテストやフリー走行ではこういった問題は起きていなかった。明日は発生しないで欲しい。まだ課題はたくさんあるけど、このような状態で予選に臨むのはいつだって難しい」