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  • F1アゼルバイジャンGP 決勝展開:角田裕毅がマクラーレンのノリス抑え6位

    F1アゼルバイジャンGP 決勝展開:角田裕毅がマクラーレンのノリス抑え6位

    2025年F1アゼルバイジャンGPの決勝が行われ、マックス・フェルスタッペンがバクーでポール・トゥ・ウィン。メルセデスのジョージ・ラッセルが戦略で2位に食い込み、カルロス・サインツがウィリアムズに2021年以来となる表彰台をもたらした。選手権リーダーのオスカー・ピアストリはスタート手順の乱れから1周目にクラッシュし唯一のリタイア。

    終盤はアンドレア・キミ・アントネッリとサインツの表彰台争い、そしてリアム・ローソンを先頭に角田裕毅、ランド・ノリス、ルイス・ハミルトンが連なるP5トレインが白熱。ノリスはP7で6点を加算し、ポイント差は25に縮小した。

    1)スタート~1周目:ピアストリがジャンプスタート→壁、SC導入
    消灯直後、フェルスタッペンが好発進。2番手サインツ、3番手ローソンは隊列維持のままターン1をクリアする一方、ピアストリはスタートで動いて止まり、再始動ののちターン5でロックアップしてバリアへ。唯一のDNFとなりセーフティカーが導入された。再開後はメルセデス勢の並走でラッセルが一時ポジションを落とすなど、上位は緊張感の高い立ち上がりだった。

    2)前半:フェルスタッペン管理走行、P5トレインの主役はローソン
    8~12周にかけてフェルスタッペンは2~3秒台のリードを安定維持。中団ではローソンの背後にアントネッリ、ラッセルが連なり、そのさらに後方で角田裕毅が堅実にラッセルを抑え込む場面も。風は強く、路面は徐々にラバーが乗るが、雨は降らず。ノリスは角田裕毅の後方で足止めされ、選手権巻き返しの足掛かりを探る展開になった。

    3)ピットウインドウ(19~21周):アントネッリ先手、ローソンがアンダーカット阻止
    19周、メルセデスはチームオーダーの混乱回避も兼ねてアントネッリをピットへ(ハード)。20周、ルクレールが先に動き、21周にはローソンもハードへスイッチ。アウトラップでの丁寧なタイヤワームアップで、アントネッリの温まったタイヤからの圧力を耐え切り、ポジションを死守した。ここは本日のキーモーメントの1つだ。

    4)中盤:ウィリアムズの判断、メルセデスのロング、マクラーレンに乱れ
    ウィリアムズは28周にサインツを2.6秒の好ストップでリリースし、アントネッリに対して3秒の“年齢差タイヤ”アドバンテージを確保。上位勢はフェルスタッペン/ラッセルがハードで引っ張る。対照的にノリスは38~39周のピットでフロント右の装着にもたつき計4.1秒のロス。直後の40周、ラッセルがピットしサインツの前で復帰、メルセデスのロングスティント作戦が的中した。

    5)終盤(42~49周):サインツvsアントネッリ、P5攻防は“ローソン列車”
    41~46周にかけてフェルスタッペンはミディアムで最速を更新しつつ独走。背後ではサインツがアントネッリの追撃を1.8秒前後でコントロールし、表彰台の芽をつなぐ。中団はローソンを先頭に角田裕毅、ノリス、ハミルトンの“四つ巴”。ターン1~4でたびたび仕掛けが入るが、ローソンはDRSなしでも丁寧なブレーキングと立ち上がりで封じ込み、角田裕毅も冷静なラインディフェンスで応戦した。

    6)最終盤~チェッカー:フェルスタッペン連勝、ラッセル2位、サインツが歴史的3位
    50~51周はフェルスタッペンが余力を示してファステストで締め、今季4勝目&連勝達成。ラッセルは“引っ張り→カバー”の王道で2位確保。サインツはアントネッリの圧力を最後まで受け止め、ウィリアムズに2021年以来のポディウムをもたらした。ローソンはP5を守り切り、角田裕毅P6、ノリスPで選手権争いは25点差に接近した。ポイント圏はハミルトン、ルクレール、ハジャーが締めた。

    F1 アゼルバイジャンGP 表彰台

    表彰台コメント
    マックス・フェルスタッペン(レッドブル/優勝)「今週末は我々にとって本当に素晴らしかった。両コンパウンドでクルマはよく機能して、レースはかなりストレートフォワードだった。セーフティカーが多くなくて良かった。直近2週はチームにとって最高だ」

    ジョージ・ラッセル(メルセデス/2位)「カルロスとウィリアムズにおめでとう。自分個人としては楽ではない週末だったが、表彰台に戻れてうれしい。正直チェッカーを見てホッとした。金曜よりはだいぶ良くなった」

    カルロス・サインツ(ウィリアムズ/3位)「言葉にならないほどうれしい。ずっと戦ってきて、スピードがあって条件がそろえば素晴らしいことができると証明できた。ミスなく走り、多くのクルマを抑えきった。ウィリアムズの皆を誇りに思う。信じ続ければ必ず報われるという人生の教訓だ」

    本日のハイライト(要点)
    ・フェルスタッペンが完勝、ラッセル2位、サインツがウィリアムズ躍進の象徴となる3位
    ・ピアストリはジャンプスタート→1周目クラッシュで唯一のDNF、ノリスはP7で差25へ
    ・“ローソン列車”の攻防はP5死守で決着、角田裕毅は堅実なP6
    ・メルセデスはロングスティント+好ピットで成果、マクラーレンはピットミスで痛手
    ・軽い降雨予報は杞憂、風と路面の変化が主因の難コンディション

  • F1アゼルバイジャンGP決勝:注目すべき5つのポイント

    F1アゼルバイジャンGP決勝:注目すべき5つのポイント

    マックス・フェルスタッペンが2連勝を狙う一方で、思わぬ表彰台候補の台頭や、タイトル争いを繰り広げるライバルたちの巻き返しにも注目が集まる。

    さらに、予選で見られた前代未聞の混乱が再び繰り返される可能性もあり、波乱含みの展開は避けられそうにない。ここでは、F1アゼルバイジャンGP決勝で注目すべき5つのポイントを紹介する。

    1.フェルスタッペンの連勝の可能性
    アゼルバイジャンGP予選に向かうまで、10戦連続で連続ポール獲得者がいないという40年以上ぶりの記録が続いていた。

    しかし、マックス・フェルスタッペンはQ3終盤に圧巻のラップを決め、今季6回目のポールを獲得。この難しい路面状況での走りは際立っていた。

    今季すでに3勝を挙げているフェルスタッペンは、前戦モンツァで圧倒的な勝利を収めたばかり。Bakuでもスタートを決めれば、今季初の連勝を狙える位置につけている。

    2.サインツとローソン、サプライズ表彰台の可能性
    Q3の大半でウィリアムズのカルロス・サインツが暫定ポールを握る場面もあった。最終的にフェルスタッペンに譲ったものの、フロントロウ獲得はチャンスを大きく広げる結果となった。

    背後にはマクラーレンやフェラーリではなく、レーシングブルズのリアム・ローソンが控える。今季安定して速さを見せるローソンは、メルセデス勢を抑え込む可能性もあり、サインツとともに表彰台争いに食い込む余地がある。

    F1 アゼルバイジャンGP

    3.マクラーレン勢の巻き返し
    オスカー・ピアストリはターン3でクラッシュしQ3で姿を消し、ランド・ノリスもターン15で壁に接触して7番手に留まった。

    両タイトル争いの中心人物がそろって後方スタートとなり、表彰台を狙うには数台を抜いていく必要がある。ピアストリは9番手からノリスの直後に並び、チーム内バトルも注目点。
    マシン性能は依然高く、戦略次第では優勝争いに絡む可能性もあるが、リスクは大きい。

    4.フェラーリの巻き返しの余地
    フリー走行では速さを見せていたフェラーリだが、予選では崩れた。ルイス・ハミルトンはQ2敗退、シャルル・ルクレールはQ3でクラッシュし10番手に留まった。

    それでも週末を通してのパフォーマンスは強力で、ハミルトンも「レースでは前進できる」と前向き。天候や赤旗に左右される展開になれば、両者が表彰台争いに浮上する可能性もある。

    5.予選再現の“カオス”
    予選は6度の赤旗で約2時間に及び、今季のどの決勝よりも長かった。強風や小雨がマシンを翻弄し、アレクサンダー・アルボンやピアストリらがその犠牲になった。

    決勝も強風や小雨の予報が出ており、同様の混乱が再び起こる可能性は高い。バクー特有の波乱の歴史に加え、混戦グリッドと天候要因が絡み合えば、日曜午後は劇的な展開が待ち受けているだろう。

  • リアム・ローソン F1アゼルバイジャンGPに意欲「表彰台だって何だって可能」

    リアム・ローソン F1アゼルバイジャンGPに意欲「表彰台だって何だって可能」

    リアム・ローソンはF1アゼルバイジャンGPの予選でサプライズの3番手を獲得し、「表彰台だって何だって可能」と意気込みを語った。

    ローソンは土曜に行われた予選で6回の赤旗が出る混乱をうまく利用し、3番グリッドを手に入れた。Q3の最初のアタック後、暫定的に2番手に浮上したのは、オスカー・ピアストリのクラッシュにより大半のドライバーがまだタイムを出せていなかったためだった。

    セッション終盤もコンディションは難しかったが、ローソンはラップを改善し、2台のメルセデスを抑えて3番手を確保した。

    予選を振り返り、ローソンは小雨による難しさを説明した。

    「一番難しいのは正直言って雨が降り始めて、それが見えるときなんだ。バイザーに当たるのが見えるし、路面に光沢が出始めるのも分かるけど、それでもタイヤはまだ温まっている」

    「ブレーキを早めたりアクセルを戻したりしないように自分の脳と戦わないといけない。頭の中ではグリップが減ってるはずだと訴えてくるけど、実際にはそうじゃない。Q3の最初のラップは僕は最大限活かせなかったし、カルロスが素晴らしいラップを決めた」

    「最後のラップは少し雨が降っていたけど、僕は正直すべて無視して走り続けて、雨なんてないと思い込んだ。それがうまくいったんだ」

    ローソン、表彰台の可能性について
    波乱の予選となったことで、多くのトップ勢が下位に沈んだ。

    ランド・ノリスはミスで7番手にとどまり、タイトルを争うピアストリはその2つ後ろの9番手。シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンはそれぞれ10番手と12番手からのスタートとなる。

    ローソンは後方から「非常に速い連中」が迫ってくることを承知しつつも、予選のようにコンディションが難しいままであれば、表彰台を守れると自信を見せた。

    「僕たちは表彰台を狙いたい。最近のクルマはすごく調子がいいから、明日も速くないなんて言うつもりはない」

    「もちろん後ろから非常に速いドライバーたちが追いかけてくるのは分かってる。僕たちはできる限りのことをするつもりだ。タフなレースになるのは間違いない。もし今日みたいにこんなコンディションなら、表彰台だって何だって可能だ」

  • F1アゼルバイジャンGP 決勝:タイヤ戦略予想&持ちタイヤ数

    F1アゼルバイジャンGP 決勝:タイヤ戦略予想&持ちタイヤ数

    2025年F1 アゼルバイジャンGP 決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    アゼルバイジャンGP予選はクラッシュ、混乱、そして小雨に加え、史上最多の赤旗が乱れ飛ぶ展開となった。その中で静かに浮かび上がったのはマックス・フェルスタッペンで、通算46回目、今季6回目のポールポジションを獲得した。

    その背後では大混乱が広がった。マクラーレンの2台が壁にヒットし、シャルル・ルクレールもクラッシュ。グリッドは見慣れない顔ぶれとなった。カルロス・サインツはウィリアムズ加入後初めてのフロントロウを獲得し、3番手にはリアム・ローソンが並ぶ。ランド・ノリスは7番手に沈んだが、少なくとも選手権ライバルであるオスカー・ピアストリやルクレールより前からスタートすることで、決勝では戦略的な可能性に期待を寄せることができる。

    昨年はどうだった?
    2024年のアゼルバイジャングランプリは、ピアストリがルクレールをかわして首位に立ち、残り31周を防ぎ切る形で展開された。終盤にはバーチャルセーフティカー(VSC)が導入され多少のドラマはあったが、戦略は比較的シンプルだった。

    全員が1ストップを選択し、ミディアム→ハードかハード→ミディアムのいずれかで戦った。13人が前者を、7人が後者を選択。トップ3を含む上位10台のうち8台が(C4)ミディアム→(C3)ハードを走った。この戦略のピットウインドウは10〜17周目にかけて開かれ、優勝したピアストリは15周目、首位を走っていたルクレールは16周目にピットへ入った。

    ランド・ノリスはハード→ミディアム組の中で最上位。15番グリッドからスタートし、37周目まで引っ張ってからピットに入り、タイヤの優位性を活かしてフェルスタッペンをオーバーテイクし、最終的に4位を獲得した。

    一方、ポイント圏外スタート組のハード勢は、セーフティカーやVSCによる“安いストップ”を期待して走り続けたが、そのまま引っ張るしかなく、デグラデーションが非常に低かったため、ダニエル・リカルド、ピエール・ガスリー、エステバン・オコンらは最後にソフトへ交換するだけで走り切った。

    今年の最速戦略は?
    今年はピレリがコンパウンドを1段階柔らかくし、C4、C5、C6を持ち込んでいる。それでもシミュレーションによると、依然としてミディアム→ハードの1ストップが最速とされている。

    そのピットウインドウは16〜22周目。今年は気温がやや低く、また2025年仕様のタイヤは昨年ほどグレイニングに弱くないことも有利に働く。

    F1 アゼルバイジャンGP

    トップ10にとっての代替案は?
    今週末は全員が戦略を自由に選べるほどタイヤを持ち込んでいるが、残念ながら有力な代替案も昨年同様ハード→ミディアムの1ストップ。最適なピットウインドウは29〜35周目だ。

    注目すべきは、マクラーレン勢がトップ10で唯一新品ミディアムを残していること。他のチームは予選でほとんどを使い切った。大きなアドバンテージとは言えないが、赤旗による複数回の走行や複数周にわたる使用で消耗したタイヤよりは、新品が確かに価値を持つ。

    後方グリッドの選択肢は?
    昨年はソフトC5でのスティントを誰も試さなかったため、今年のソフトC6も使われないだろうという見方もある。しかしフリー走行のロングランでは意外に安定しており、多くのドライバーが硬めのタイヤを温存していたため使用されただけだったが、十分に戦略の可能性を残している。

    スタートのグリップを活かすならソフト→ハードが考えられる。この場合、C6を最低10周、最適で16周目まで持たせ、その後C4でのロングスティントとなる。

    ピレリのモータースポーツディレクター、マリオ・イゾラは「誰かがソフトを使うかもしれない。プラクティスで冷えたコンディションの中ではかなり良いパフォーマンスを見せていた。路面の進化は大きいだろうから、可能性はある」と語る。

    F1 アゼルバイジャングランプリ

    2ストップはどうか?
    シミュレーション結果では1ストップが基本となったが、開幕前の予想では1〜2ストップの混戦になると見られていた。グリップレベルと低温により2ストップの魅力はやや薄れたが、依然として選択肢から消えてはいない。特に前車に詰まって抜けない場合には有効だ。

    最も有力なのはミディアム→ハード→ハードで、10〜16周目と28〜34周目にピットウインドウがある。ただしバクー特有の赤旗やセーフティカーのリスクが高いため、状況次第で様々な2ストップ戦略が現実的となる。

    2025年のF1世界選手権 アゼルバイジャンGP

    天気はどうなる?
    記事執筆時点でバクーは雨。決勝中に降るリスクは低く、予選時と同程度だが、路面はリセットされスタート時のグリップは低くなる見込みだ。

    イゾラは次のように語る。
    「再び雨で路面がグリーンになっただろう。サポートレースはF2しかなく、ラバーの蓄積はあまり期待できない」

    さらに決勝中は最大時速35kmの強風が吹く予報だ。季節柄、コース上に葉や小枝が飛ばされ、オープニングラップはグリップが難しくなるだろう。特に第1セクターでは追い風が吹き、レースを通じてドライバーを悩ませそうだ。

    F1 アゼルバイジャンGP 2025 天候

  • F1アゼルバイジャンGP 最新アップデートまとめ:レッドブルは空力改良

    F1アゼルバイジャンGP 最新アップデートまとめ:レッドブルは空力改良

    2025年F1アゼルバイジャンGPに向け、各チームがFIAに届け出たアップデート内容が公開された。バクー市街地サーキットは長いストレートと低速コーナーが混在する特殊なレイアウトであり、冷却性能と空力バランスの両立が重要となる。

    今回の改良点を見てみると、フェラーリやレーシングブルズは冷却性能強化を重視。一方で、レッドブルとメルセデスは空力面での調整を行い、それぞれがバクー仕様に最適化を図っている。以下に主要チームの変更点をまとめた。

    フェラーリ
    スクーデリア・フェラーリ F1 アゼルバイジャンGP
    フロントブレーキダクトの冷却出口を拡大。高負荷がかかる市街地サーキットに対応し、冷却性能を強化した。

    レッドブル・レーシング
    レッドブル・レーシング F1 アゼルバイジャンGP
    リアコーナーのインボードウイングアセンブリを再設計。キャンバーを増加させ、局所的なダウンフォースを高めつつ、気流の安定性を維持する改良を実施。

    メルセデス
    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 アゼルバイジャンGP
    フロントウイングのフラップを短縮。これによりフロントの局所負荷を軽減し、ローダウンフォース仕様のリアウイングとのバランスを確保。

    レーシングブルズ
    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム F1 アゼルバイジャンGP
    前後のブレーキダクトを改良。フロント・リアともに冷却流量を増やし、市街地特有の高温条件やブレーキへの負荷に対応。

    まとめ
    今回のアップデートでは、冷却強化を図ったフェラーリとレーシングブルズ、空力特性を調整したレッドブルとメルセデスとでアプローチが分かれた。バクーのストレートとコーナーをどう攻略するか、各チームの戦略に注目が集まる。

  • F1アゼルバイジャンGP:予選史上最多6回赤旗の新記録

    F1アゼルバイジャンGP:予選史上最多6回赤旗の新記録

    新記録が2025年F1アゼルバイジャンGPの波乱の予選セッションで生まれた。

    ドラマに満ちた異常な予選は2時間に及び、バクーでは実に6回の赤旗が出された。今日の予選は1時間58分に及び、昨年のグランプリ全体のレース時間を上回った。これはF1予選で発生した赤旗の最多記録を更新するもので、2022年イモラと2024年サンパウロでの5回を上回った。今回はQ1で3回、Q2で1回、Q3で2回、合計6回の赤旗が出された。

    選手権リーダーのオスカー・ピアストリと、バクーで4年連続ポールポジションを獲得してきたシャルル・ルクレールは、その赤旗を引き起こしたクラッシュの中に含まれていた。

    混乱の経緯
    最初にクラッシュして赤旗を出したのはアレクサンダー・アルボンで、Q1のターン1でイン側のウォールに接触した。

    彼のチームメイトであるカルロス・サインツは、その後ウィリアムズで対照的に見事な予選2番手を獲得することになった。

    Q1が再開された直後、ニコ・ヒュルケンベルグがターン4でクラッシュし、2度目の赤旗を発生させた。

    アルピーヌにとっては悪夢のような予選の結末となり、ピエール・ガスリーはエスケープロードへ真っ直ぐ進んでしまい、チームメイトのフランコ・コラピントは黄旗が振られる中でウォールに激突した。

    コラピントのアクシデントは3回目の赤旗を引き起こし、Q1の終了を早めることにもつながった。

    4回目の赤旗は、オリバー・ベアマンがターン2でウォールに滑り込んでダメージにより走行を続けられなくなったときに出された。

    ルクレールはQ3序盤にターン15でタイヤバリアに直進して5回目の赤旗を発生させた。

    ポールポジションを争う戦いが再開された直後、ピアストリがターン3で劇的なクラッシュを喫し、記録的な6回目の赤旗を招いた。

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは最終的にバクーで初のポールポジションを獲得し、サインツの衝撃的なポール獲得を阻止した。

    レーシングブルズのリアム・ローソンはキャリアベストとなる3番手に入り、驚きのトップ3を完成させた。

    動画の公開は終了しました
  • F1アゼルバイジャンGP 決勝 スターティンググリッド … 角田裕毅は6番手

    F1アゼルバイジャンGP 決勝 スターティンググリッド … 角田裕毅は6番手

    2025年F1 アゼルバイジャンGP 決勝のスターティンググリッド(暫定)をFIA(国際自動車連盟)が発表した。

    マックス・フェルスタッペンは、バクー市街地サーキットで行われた予選の最終ラップで見事な走りを見せ、アゼルバイジャンGPをポールポジションからスタートすることになった。

    4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、不安定なコンディションを巧みに攻略し、ライバルたちが苦しむ中でその隙を突いた。マクラーレン勢とフェラーリ勢は揃ってトラブルに見舞われた。

    ウィリアムズのカルロス・サインツとレーシングブルズのリアム・ローソンが驚きの2番手と3番手に並び、キミ・アントネッリが2列目を完成させた。

    ランド・ノリスはマクラーレン勢の最上位で7番手。オスカー・ピアストリはQ3でクラッシュし9番手に終わった。フェラーリ勢はさらに苦しく、シャルル・ルクレールは同じくQ3でクラッシュして10番手からのスタートとなり、その後方12番手にはルイス・ハミルトンがつける。

    角田裕毅は赤旗や小雨の影響を受けながらも冷静に対処し、最終的に6番手を獲得。レッドブル・レーシング移籍後の自己最高位となる予選結果を残した。

    フランコ・コラピントは予選でのクラッシュによりスペアシャシーと新しいギアボックスを投入したが、アルピーヌは規則内で作業を行ったため、このアルゼンチン人ドライバーはグリッド上の順位を維持した。

    一方、エステバン・オコンは予選失格処分を受け、最後尾からのスタートとなる。

    2025年F1 アゼルバイジャンGP 決勝 スターティンググリッド(暫定)

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1 (-)
    2 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 2 (-)
    3 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 3 (-)
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 4 (-)
    5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 5 (-)
    6 22 角田裕毅 レッドブル 6 (-)
    7 4 ランド・ノリス マクラーレン 7 (-)
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 8 (-)
    9 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 9 (-)
    10 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 10 (-)
    11 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 11 (-)
    12 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 12 (-)
    13 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 13 (-)
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン 14 (-)
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 15 (-)
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 16 (-)
    17 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 17 (-)
    19 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 19 (↑1)
    20 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 20 (↑1)
    18 31 エステバン・オコン ハース 18 (↓2)
  • F1アゼルバイジャンGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    F1アゼルバイジャンGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1アゼルバイジャンGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。9月20日(土)にバクー・シティ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第17戦 アゼルバイジャングランプリの公式予選が行われた。

    アゼルバイジャンGP予選は、度重なる赤旗と突風、小雨が入り乱れる中で行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が最後のアタックを決めてポールポジションを獲得した。

    カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が暫定ポールを握る場面もあったが、最終的には0.5秒差で2番手。3番手には混乱の中で安定感を発揮したリアム・ローソン(レーシングブルズ)が入り、自身最高位となるトップ3に食い込んだ。

    メルセデス勢はアンドレア・キミ・アントネッリが4番手、ジョージ・ラッセルが5番手と揃ってQ3をまとめ、レッドブル加入後自己最高の6番手を獲得した角田裕毅も存在感を示した。マクラーレンはランド・ノリスが7番手、オスカー・ピアストリはクラッシュで9番手に沈み、8番手にはルーキーのアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)。一方で、シャルル・ルクレール(フェラーリ)はクラッシュによりタイムを残せず10番手にとどまった。

    1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日のパフォーマンスには本当に満足しているし、フィニッシュラインを越えた時はとても楽しかった!もちろん、赤旗のせいでリズムをつかむのが難しくて、セッション全体を通して多くの中断があった。ここのラップをまとめ上げるのは本当に難しいし、限界まで攻めるのは簡単ではない。コンディションが予測不能だからミスをするのはとても簡単だ。Q1とQ2の走りにはとても満足していて、出るたびに良い感覚があり、マシンにも快適さを感じていた。Q3は待ち時間が長く、ミディアムかソフトかの選択も難しかったが、最終的には最後のラップにすべてがかかっていた。最後は新品のソフトを履いたけど、正直僕のお気に入りじゃなかったし、それが唯一残っていた新品タイヤだった。グリップレベルがどの程度か分からないまま攻め切らないといけなかったが、それでもラップを決めることができて、ポールを獲得できたのは大きな成果だった。明日に向けては、週末を通してロングランに満足しているので、同じようにポジティブな走りができることを願っている」

    2番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日は素晴らしい努力ができたし、とても満足している!非常に難しい予選を完璧に実行できた。すべての判断をしっかりと決め、必要なときにとてもソリッドなラップをまとめ上げた。僕たちが積み重ねてきた進歩と、今日の結果を誇りに思うべきだと思う。ただ、週末はまだ終わっていない。明日はタフになるけど、自分には強いペースがあると完全に信じているし、素晴らしい結果を持ち帰るために全力を尽くす。さあ、やってやろう!」

    3番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日は本当に素晴らしい日だった。僕が経験した中でも最もクレイジーな予選のひとつだったけど、周回数を最大化するために安全策を取ったのは正しい判断だったと思う。風のほうが雨よりも厄介な時があって、どこから吹いてくるか分からない。ラップごとに変わっていたけど、それでも攻め切った。すべてがうまくかみ合って、強い予選結果を得られて本当に嬉しい。明日は厳しいレースになるけど、素晴らしいポジションからのスタートだ。周りに誰がいるかは十分に分かっているけど、チーム一丸となって懸命に戦い、ポジションを守るつもりだ」

    4番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今日の予選は本当に難しかった!風が強く吹いていたし、雨も降っていたから、特に白線の部分は氷のように感じられた。どれだけプッシュするか、いつプッシュするかの判断が本当に難しかったし、赤旗のせいでそれがさらに複雑になった。通常なら予選ではリズムをつかみたいけど、それは今日は不可能だった。最後の走行ではミディアムを選んだんだけど、路面が冷えて滑りやすい状況で十分に温度を入れられなかった。最終コーナーでは突風に煽られて数コンマを失った。もしそれがなければフロントローに並べたと思う。それは残念だけど、明日もまだ良いスタートポジションだし、トップ3を争えることを期待したい」

    5番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「とても慌ただしい予選だった。P5は今日達成できた最大の結果ではないかもしれないけど、それでも明日に向けては堅実なスタートポジションだ。難しいコンディションで他のドライバーたちが苦戦しているのを見ると、この位置からスタートできるのはより重要になる。強風や小雨だけじゃなく、Q1で初めてミディアムを試したこともチャレンジだった。そのタイヤは最初の2セグメントを通過するのには役立ったけど、路面温度が下がり雨が増えたことで、最終的にはソフトを選んだ。それは正しい決断だったと思うけど、僕たちは早めにアタックしたから路面がまだ滑りやすかった。個人的にも今週末は100%の体調じゃなかったから、それも大変さを増した。でも今夜休んで明日は強さを取り戻し、表彰台争いに加わりたい」

    F1 アゼルバイジャンGP 角田裕毅

    6番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日はチームでの自己最高の予選結果になりましたし、本当にポジティブだと思っています。僕たちが正しい方向に進んでいることを示せたのは嬉しいです。セッションは本当にカオスでしたが、全体を通してクリーンにまとめられたのは良かったです。バクーはいつも特別で、ほんの数ミリの差で結果が変わりますし、黄旗や赤旗のリスクも常にあります。さらに今日は風とも戦わなければならなくて、それを克服するのは大変でした。Q1からはすべてのラップを生かして競争力を保てましたし、それはとてもポジティブでした。Q3の最後のラップでは参照できるラップがなかったので、まとめるのは難しかったですが、それでも6位という結果には満足しています。チームと僕自身はパフォーマンスを改善するために一生懸命取り組んできましたし、マシンに加えた変更は間違いなく役立っています。シミュレーターでもかなり努力してきていて、その成果が少しずつ見えてきていると思います。明日はハードな戦いになると思いますが楽しみにしていますし、プラクティスでのロングランも有望でしたので、この週末ここまで積み上げてきたものをしっかり生かしていきたいです」

    7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「とても難しいセッションだった。特に最後はラップが乱れてしまって、十分な結果を出せなかった。少し雨もあって路面状況が難しく、どれだけリスクを取るべきか分からなかったけど、今回はうまくいかなかった。明日に向けてはペースが良さそうだから、今日失ったポジションを取り戻すために懸命に戦う」

    8番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今日は本当に難しかったけど、チームにとっては素晴らしい結果だ。セッション全体を完璧にマネージできたんだけど、最後のラップの最終コーナーで縁石に強く乗りすぎてしまい、0.8秒を失った。限界まで攻めながらコース上にとどまることが主な目標だった。マシンは信じられないくらい速かったし、赤旗の後にもう一度走りたかったけど、ミスをしてしまった。もっと上を狙っていたから少し残念だけど、まだ明日はポイントを取れる良いポジションにいる。すべてはこれからだ」

    9番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「予選の終わり方は残念だった。少し攻めすぎて、その代償を払ってしまった。マシンの感触は良かったし、ポールを争える位置にいたから本当に残念だ。でも僕たちにはまだ十分な速さがあるし、それを最大限に引き出すチャンスはたくさんある。明日どうなるか見てみよう」

    10番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日はミディアムが最適なコンパウンドだと賭けたけど、Q3の序盤に気温が下がり小雨が降ったことで、タイヤを適切なウィンドウに入れるのが難しくなった。あのコーナーでオーバーアタックしてしまって、グリップがなく、ミスをしてしまった。今日は僕たちだけでなく他のドライバーも同じように不利な側に回ってしまった。だから明日はベストを尽くして前に戻れるように戦うしかない」

  • F1アゼルバイジャンGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    F1アゼルバイジャンGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1アゼルバイジャンGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。9月20日(土)にバクー・シティ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第17戦 アゼルバイジャングランプリの公式予選が行われた。

    トップ10に届かなかったグループでは、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが11番手、ランス・ストロールが14番手に並んだ。フェラーリのルイス・ハミルトンは12番手に終わり、強い風と戦略の影響でQ3進出を逃す結果となった。

    ザウバーはガブリエル・ボルトレトが13番手、ニコ・ヒュルケンベルグは17番手にとどまり、若手とベテランで明暗が分かれる形となった。

    下位ではハースのオリバー・ベアマンが15番手に進出したもののQ2でクラッシュ。チームメイトのエステバン・オコンは技術規定違反で失格となり、苦しい予選になった。アルピーヌはフランコ・コラピントが16番手、ピエール・ガスリーは19番手に沈み、両者とも突風に翻弄されてQ1で姿を消した。最後尾はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)で、Q1のミスにより予選を早々に終えることになった。

    11番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日の予選は、僕たちの想定より少し良かったし、Q3のボーダーに乗れたのは良い結果だと思う。赤旗や黄旗が多くて、周回をあまり重ねられなかった。僕たちは主にミディアムで走る選択をしたけど、うまく機能したと思うし、どのコンパウンドが良いか判断するのは難しかった。強い風で難しく、周回ごとに不安定だった。明日も風が強い予報だから、どうなるか見てみよう」

    12番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「週末序盤の良い流れを予選の結果に結びつけられなかったのは残念だ。セッション全体をチームで振り返って学びを得たい。明日はチャレンジになるのは分かっているが、マシンのフィーリングは週末を通じて良かったし、レースで何ができるか楽しみにしている」

    13番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「今日は完璧なラップをまとめられなかった気がする。最終コーナーで少しタイムを失ったし、強風のコンディションではすべてをまとめるのが難しかった。それでも、Q2に安全にマシンを持ち込めたのは悪くない結果だ。もちろんドライバーとしては常にベストを求めるし少し悔しいけど、今日はこれが達成可能な結果だったと思う。明日に向けてはレースペースに可能性があるし、序盤をうまくマネージできれば、またポイント争いができると信じている」

    14番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「Q1は良かったけど、Q2では周回を数えられなかった。風向きが周回ごとに変わっていたからね。本当にトリッキーなコンディションで、クリーンラップをまとめるのが簡単じゃなかった。いきなりダウンフォースを失う瞬間があった。明日はP14からスタートだし、何ができるか見てみよう」

    15番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「赤旗が多かったから、早めにラップを入れておきたくてターン2で壁に触れてしまった。どの周も重要で——そのせいでQ1ではほぼ敗退しかけた——今日は風にやられてしまった。チームのみんなには申し訳ない」

    F1 アゼルバイジャンGP

    16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日はマシンの感触がかなり良くなって、昨日から前進できた。予選の最初のソフトでもポジティブだったし、Q2進出の可能性が見えていた。最後のアタックの序盤はデルタを更新していたけど、ターン4で大きな突風に遭って完全にリアを失い、外側の壁に当たった。ここは風の影響が大きいけど、今日は特に強かったと思う。ラップを完了できなかったのは残念だし、マシン修復の追加作業を増やしてしまってチームに申し訳ない。明日このレースはサプライズが多いから、何が可能か見てみよう」

    17番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「この位置からのスタートは当然チャレンジになるけど、このサーキットではクレイジーなことが起きうるし、僕らは戦うためにここにいる。週末を通してクルマの感触は総じて良かった。明日はチャンスがあれば最大限に生かしたい。今夜リセットして、明日はすべてを出し切る」

    18番手:エステバン・オコン(ハース)
    「各ラップでロックアップが出ていて、ブレーキの大きな問題を抱えていた。昨日もあったけど今日はさらにひどかった。もっと上の力がマシンにはあると思うだけに、本当に残念だ。今日はがっかりな結果だけど、明日は与えられるチャンスをすべてつかみにいきたい」

    19番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「強い風で本当にトリッキーだった。コンディションに関わらず、ミスをしたのは自分の責任でチームに申し訳ない。ターン4でほんの少しだけブレーキを遅らせたら、すぐにリアを失ってコーナーを直進して避けるしかなかった。突風にやられたかもしれないけど、あのラップをまとめる必要があったし、Q2進出のためにリスクも必要だった。明日は何かを持ち帰れるようにトライする。このコースでは一貫性を見つけるのが難しく、僕らはまだ楽ではないけど、ベストを尽くして結果を最大化したい」

    20番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「Q1でのミスで予選が早く終わってしまい、とても残念だ。2回目のプッシュでミスをしてしまい、路面が進化している中で、コーナー進入のグリップ差に対応しきれなかった。判断ミスだったし、週末を通してマシンの感触は良く、プラクティスではずっとトップ10圏内を走れていただけに悔しい。明日は挽回してポジションを取り戻し、レースで前に出ることに集中する。クルマには大きなポテンシャルがあるし、カルロスは今日トップ3に入った。明日はすべてを出し切るし、天候や運が味方するかもしれない」

  • 角田裕毅 レッドブルF1予選最高位6番手を代表称賛「非常に良くマネージ」

    角田裕毅 レッドブルF1予選最高位6番手を代表称賛「非常に良くマネージ」

    角田裕毅は、F1アゼルバイジャンGP予選でレッドブル・レーシング加入後自己最高位となる6番手を獲得した。赤旗や天候の変化に翻弄される難しいセッションをまとめ上げ、見事トップ10入りを果たした。

    チーム代表のローラン・メキースは「非常に良くマネージ」と角田の走りを高く評価。混乱の中で冷静に対処し、安定感を見せた点を称賛している。

    予選は強風や小雨、さらには度重なる赤旗に見舞われる難しい展開となったが、フェルスタッペンは冷静さを保ち、シーズン6回目のポールポジションを獲得。角田裕毅も今季自己最高となる6番手につけ、チームにとって大きな成果をもたらした。

    メキースは、混乱に満ちたF1アゼルバイジャンGPの予選でポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンと、6番手に入った角田裕毅を称賛した。

    「正直言って、マックスの走りは素晴らしかった。とても難しい予選セッションだったが、一切ミスをせずに走りを積み重ね、完璧に順応してみせた」とメキースは語った。

    角田裕毅 レッドブル F1

    また、角田裕毅についても「ユウキもよくやった。これは彼にとって我々と共に臨んだ中で最高の予選結果であり、非常に良くセッションをマネージしていた」と高く評価した。

    さらに、現場のチームだけでなく、ミルトンキーンズのファクトリーのメンバーにも労いの言葉を送った。「マシンは非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮している。これは現場とファクトリーの全員による努力の証だ。チーム全体のコミュニケーションも素晴らしく、数多くの予測不可能な要素があった中で、正しいリスクを取り続けた。最後の走行で我々はリスクを負ってピットレーン最後尾から送り出したが、それが功を奏した」

    一方で、決勝に向けては慎重な姿勢を見せる。「金曜には多くのチームがロングランを十分に行えていなかったため、通常よりも不確実性が高い。さらに、このコースではセーフティカーのリスクも常にある。だから明日は状況に応じて柔軟に対応していく」とメキースは冷静に語り、日曜の決勝に向けて気を引き締めた。