カテゴリー: 岩佐歩夢

  • DAMSオーナー「岩佐歩夢にはF2タイトルを獲得できる能力がある」

    DAMSオーナー「岩佐歩夢にはF2タイトルを獲得できる能力がある」

    DAMSのチームオーナーであるシャルル・ピックは、岩佐歩夢がチームと2023年にFIA-F2のタイトルを獲得するための「才能を持っている」と語る。

    元F1ドライバーのピックは、2019年に父親でチーム創設者のジャン=ポール・ドリオが亡くなって以来、共同でチーム代表を務めていてオリビエとグレゴリー・ドリオから2022年2月にチームを買収した。

    DAMSは、昨シーズン、ポール・リカールとアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで優勝し、チームランキングで6位、ドライバーズ選手権で5位を獲得したレッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢を擁している。

    シャルル・ピックはチームの2022年シーズンには「完全に満足したわけではない」としながらも、今年勝つための「能力がある」と考えており、岩佐歩夢が2014年にジョリオン・パーマーがGP2王座を獲得して以来のタイトルに挑戦するために必要な才能を持っていることはすでに証明していると述べた。

    DAMSが最後にF2チームタイトルを獲得したのは、セルジオ・セッテ・カマラとニコラス・ラティフィによる2019年のことだった。

    2012年から2013年にかけてマルシャとケータハムで39回のF1グランプリ出場を果たしたシャルル・ピックは「我々には能力があると思うが、我々だけではない。チャンピオンシップを獲得できるチームは3~4チームいる」と語った。

    「競争のレベルは非常に高くなるので、シーズン終了時にどれだけのポイントを獲得できるか見ていく」

    「会うy無にはそれができる才能があり、2022年にそれを証明した。しかし、今シーズン、チャンピオンシップを争えるドライバーが4~5人いる。2023年のすべてのトップチームには、タイトルを争えるポテンシャルを持った選手がいる」

    「我々はこの1年をレースごとにアプローチし、最大限のパフォーマンスを引き出すことで、常に上位に食い込むことを目指していく」

    2022年シーズン前にチームを引き継いだシャルル・ピックは、2勝と6回の表彰台を獲得した岩佐歩夢の成功に驚かなかったという。

    2020年のフランスF4チャンピオンである岩佐歩夢は、昨年、新たに契約したウィリアムズF1レーサーのローガン・サージャントに次ぐF2ルーキーとして活躍し、シーズン終盤には力強い成長を見せた。

    2022年に何か驚いたことがあったかと聞かれたシャルル・ピックは「特にない。歩夢のパフォーマンスは、外部の人間にとっては衝撃的だったかもしれないが、チーム内では彼の実力はわかっていた」と答えた。

    「彼のポテンシャルをすぐに感じたし、シーズンのかなり早い段階から彼の才能を理解していたので、シーズン後半に彼が強いパフォーマンスをすることに備えていた」

    2023年には、岩佐歩夢のチームメイトとしてFIA-F23出身のアーサ・ルクレールが加入する。彼はフォーミュラ・リージョナル・アジア選手権を制した後、昨シーズンはプレマで6位に入った。

    「アーサーにとっての目的は、できるだけ早く進歩し、上位で戦えるようにすることだ」とシャルル・ピックは付け加えた。

    「彼は能力を持っているが、F2でのキャリアをスタートさせる際には、F3とF2のマシンの違いを発見する適応段階が常にある」

    「アーサーとチームは、2022年の歩夢のときと同じように、この学習期間を早く進めるために協力していく」

  • レッドブルF1、2023年は岩佐歩夢を含む育成ドライバー6名をF2に投入

    レッドブルF1、2023年は岩佐歩夢を含む育成ドライバー6名をF2に投入

    レッドブルF1は、2023年にジュニアチームでサポートする22人の育成ドライバーのうち6人をFIA-F2に送り込む。これはGP2/F2の歴史のなかで最多のF1ドライバーアカデミーからの参戦となる。

    レッドブルは、2022年のFIA-F3をランキング2位で終えたゼイン・マロニー、シーズン前の手術から立ち直り、ルーキーシーズンを8位で終えたエンツォ・フィッティパルディを新たにジュニアチームに追加した。

    ゼイン・マロニーとエンツオ・フィッティパルディは、2023年のFIA-F2でカーリンでチームを組み、今年ウィリアムズF1のドライバーに昇格したローガン・サージェントと、レッドブルの育成ドライバーとしてスーパーフォーミュラに参戦するリアム・ローソンが空いたシートを埋める。

    リアム・ローソンは、かつてピエール・ガスリー、ダニエル・ティクタム、パトリシオ・オワード、ユーリ・ビップスなどの当時のレッドブ・ジュニアを日本で走らせていたチーム無限からスーパーフォーミュラに参戦する。

    2021年のFIA-F3のチャンピオンであるデニ・ハウガーは、プレマでランキング10位に終わったトリッキーなルーキーF2シーズンにもかかわらず、サポートを維持している。

    デニス・ハウガーは、フェリペ・ドルゴビッチを2022年のタイトルに導いたMPモータースポーツに移籍。2022年のチームメイトであり、レッドブルと3年間過ごした後に育成ドライバーを外れたマヒンドラのフォーミュラEリザーブドライバーであるユアン・ダルバラが加わる可能性が高い。

    ホンダの育成ドライバーでもある岩佐歩夢は、DAMSで非常に印象的なシーズンを過ごした後、昨年のF2ランキングでトップの新人サージェントから7ポイン差のランキング5位でシーズンを終えた。2023年もDAMSに残留してFIA-F2での2シーズン目を迎え、フェラーリF1の育成ドライバーであるアーサー・ルクレール(シャルル・ルクレールの弟)がチームメイトとなる。

    また、レッドブルは、F3卒業生のアイザック・ハジャーとジャック・クロフォードの2人もF2に投入する。。彼らは昨年、F3でそれぞれ4位と7位でフィニッシュし、ハイテックGPではレッドブルが支援する完全なラインナップを形成する。アイザック・ハジャーは、レッドブルによって特に高く評価されている。

    F2の6人のドライバーは、F1の主要なフィーダーシリーズに対するレッドブルのこれまでで最大のコミットメントを示し、2020年にフェラーリがサポートした合計5人のドライバーを上回っている。その5人のなかでF1に参加したドライバーはミック・シューマッハだけだった。

    メルセデスは、ARTグランプリからプレマに転向してF2で2年目を迎えるフレデリック・ベスティをサポートし、アルピーヌF1の育成ドライバーであるジャック・ドゥーハンは2シーズン目もヴィルトゥオージで継続する。

    レッドブルは今年、FIA-F3で1人のドライバーのみをサポートする予定であり、すでに発表されているセバスチャン・モントーヤ(ファン・パブロ・モントーヤの息子)が、昨年のモンツァでのスポット参戦に続き、ハイテックでの最初のフルタイム参戦を果たす。

    フランスF4で3位に入った日本人ドライバーの荒尾創大は、ハイテックからGB3(旧イギリスF3)に参戦する。

    レッドブルはまた、F4ドライバーのアーヴィッド・リンドブラッド、新加入のエンツォ・デリニー(スペインF4)とエンツォ・タルンヴァニククル(カート)を引き続きサポートする。

  • レッドブルF1の岩佐歩夢、2023年もFIA-F2選手権にDAMSから参戦

    レッドブルF1の岩佐歩夢、2023年もFIA-F2選手権にDAMSから参戦

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢が、2023年もDAMSからFIA-F2選手権に参戦することが発表された。

    レッドブル・ジュニアおよびホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトのドライバーである岩佐歩夢は、2022年シーズンにFIA-F2選手権で何度もペースを証明し、フランスとアブダビでフィーチャーレースで優勝し、2つのポールポジションとさらに4つの表彰台を獲得した。

    岩佐歩夢は、特にシーズン後半に常にトップランナーであり、印象的な初のF2キャンペーンにより、ドライバーズランキングで5位になった。2023年にDAMSでアーサー・ルクレールとチームを組む岩佐歩夢は、素晴らしいデビューシーズンを築き上げることを目指して、タイトル獲得を目指します。

    2023年のFIA-F2選手権は3月にバーレーンで始まり、4月のメルボルンへの最初の訪問を含む14ラウンドのカレンダーとなる。

    岩佐歩夢
    「初めてのF2シーズンにとても満足しています。1年間で多くのことを学び、レースごとに改善することができました。DAMSでもう1年続けられるのは素晴らしい気分です。全員が同じ認識を持っていたので、多くの強力な結果を得ることができました。慣れ親しんだ環境で新しいキャンペーンに参加することは、2022年に僕にとって初めてえです。いくつかのトラックの経験とともに役立つでしょう。目標は、2023年にF2タイトルに挑戦することです。僕たちにはそれを達成するポテンシャルがあることを知っていますが、まだ先を見据えているわけではなく、シーズンの開始に向けて準備を整えることに集中しています。DAMSの信頼とサポートに感謝します。2023年を始めるのが待ちきれません!」

    シャルル・ピック(DAMS チームオーナー)
    「2022年の歩夢のパフォーマンス、特にポール・リカールとヤス・マリーナでの勝利には全員が感銘を受けた。そのため、2023年も彼を継続することに非常に熱心だった。レッドブルとの関係を継続できることは、我々にとって素晴らしいことだ。そして、ホンダ、彼らは我々の方法を信頼しており、我々は一緒に成功するためにベストを尽くす。歩夢はタイトルを争うポテンシャルがあることを証明した。彼はシーズン後半の主要な競争相手だった。我々は彼がこの経験を2023年にキックオフするために利用できることを望んでいる。我々は歩夢とアーサーという強力なラインナップを持っているので、彼らがお互いにプッシュし合い、一年を通して改善できることを願っている」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、最終戦でポール・トゥ・ウイン / FIA-F2

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、最終戦でポール・トゥ・ウイン / FIA-F2

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2最終戦をポール・トゥ・ウインで締めくくり、今季2勝目を挙げ、シリーズランキング5位でシーズンを終えた。

    午後1時、気温30℃、路面温度41℃のコンディションの下、フォーメーションラップがスタート。ポールポジションからスタートした岩佐歩夢は加速がつかず、第1コーナーまでに2番手スタートのマシンに先行されたが、第1~2コーナーのポジション取りでトップを奪い返し、1周目を終えた。

    その後、後続は1秒以内に迫るが、岩佐歩夢は首位を守る。7周目、今シーズンのチャンピオンであるフェリペ・ドルゴヴィッチが2番手に上がり、岩佐歩夢の背後に迫った。

    9周目、ソフトタイヤでスタートした岩佐歩夢はタイヤ交換のためにピットイン。次周にドルゴヴィッチもピットインし、岩佐歩夢の背後でレースに戻り、岩佐歩夢は同じ戦略のマシンのなかでトップを死守した。

    2番手のドルゴヴィッチは、常に1秒前後の差で岩佐歩夢にプレッシャーをかけ続けた。レース後半に、異なる戦略のマシンがピットインし、ポジションは徐々に上がるが、背後から迫られる状況は変わらず、緊迫したレースが続く。

    26周目、すべてのマシンがピットインを終え、岩佐歩夢はトップに立った。2番手のドルゴヴィッチとの差は1秒で、毎周ストレートエンドでのアタックからポジションを死守する展開となり、レースは終盤戦となった。31周目と最終ラップのターン8~9で2台は激しいサイドバイサイドの戦いとなったが、岩佐歩夢はポジションを守り切り、トップでチェッカーフラッグを受けた。

    今シーズン2勝目を挙げた岩佐歩夢は、ポールポジションの2ポイントと優勝の25ポイントを加え、シリーズポイントは合計141ポイントとなり、ランキング5位に上昇して2022年シーズンを終えた。

    岩佐歩夢は結果として最終戦で勝てたことは大きなポイントだと思いますし、よかったです」とコメント。

    「スプリントレースでのバランスの悪さは、改善してよくなったものの、全体としてペースはあまりいいものではありませんでした。スタートでは、クラッチの調整を直前にしたのが、あまりよくなかったようで少し出遅れてしまいましたが、並んだ状態からブレーキングを遅らせて、トップを守ることができました」

    「ドルゴヴィッチにずっとプレッシャーをかけられる展開となり、後半は彼の方がポテンシャルはあったと思います。セクター1では自分の方が速いのがわかっていたので、そこで差をつけてストレートで抜かれないようにしていました。それでも終盤は徐々に差を詰められて攻め込まれましたが、なんとかトップを守り切ることができました。正直言って、かなり早い段階で彼が迫ってきたので、厳しいとは思っていましたが、『やるしかない』とプッシュし続けました。ミディアムタイヤの摩耗については問題ないのはわかっていましたが、温度管理が大事なのでそれには気を使いました。それでも、やはり後半少し滑るような感覚があり、ペースはドルゴヴィッチの方がよかったと思います。

    「今シーズンはいいことも悪いこともたくさんあって、学ぶことが多く、いい経験になった1年でした。前半はなかなか結果が出ないことも多く、そこからチーム全体で反省と改善を続けて、一緒に成長し強くなれたことがとてもうれしいです。その点でも最後のレースでの優勝はとても大きな意味を持つもので、チームに感謝しています」

    「ルーキーイヤーでのランキング5位は、目標としていた(スーパーライセンス取得可能な)4位以内には届きませんでしたが、当初の状況から考えればよくやったと思いますし、チームとともに強くなれた結果なので、うれしい結果だと思います。もちろん、まだまだ速く、強くなれる余地はたくさんあるので、今年学んだ『できることはすべてやる』という姿勢を続けていきます」

    岩佐歩夢 ホンダF1岩佐歩夢 FIA-F2

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、マシンバランスに苦しみ13位 / FIA-F2

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、マシンバランスに苦しみ13位 / FIA-F2

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA-F2最終戦アブダビのスプリントレースを13位で終えた。

    2カ月のインターバルを経てFIA F2は最終戦を迎え、第14戦のスプリントレースがUAE・アブダビのヤス・マリーナサーキットで行われた。ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、ランキング9位で最終戦を迎え、目標である4位との差は12点と僅差であり、最終戦でランキング上位進出を目指す。

    予選1番手の岩佐歩夢はリバースグリッドにより10番手スタート。 マシンバランスに苦しみ13位フィニッシュ
    11月18日(金)に行われた予選で、岩佐歩夢はフリープラクティスに続いてトップタイムをマークし、今シーズン2回目の予選1番手を獲得した。予選後の車検で岩佐歩夢のマシンにプランク(スキッドプレート)の違反があり、チームに罰金が科されたものの、岩佐歩夢の予選結果は変わらずに予選1番手が確定している。リバースグリッドで行われるスプリントレースでは、岩佐歩夢は5列目10番手からのスタートとなる。

    スプリントレース開始の午後4時20分、気温30℃、路面温度39℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。スタートでポジションを奪われた岩佐歩夢は11番手にダウン。1周目に後続でアクシデントが発生し、レースは赤旗中断となった。セーフティバリア修復に時間を要し、約30分間の中断の後、レースはセーフティカー先導の2周目を経て、ローリングスタートで再スタートが切られた。

    ペースの上がらない岩佐歩夢は、4周目と6周目にストレートエンドのターン6で後続に先行を許し、13番手にポジションを落とす。その後も岩佐歩夢に追い上げるまでのペースはなく、徐々にペースを取り戻しながらポジションを守り13番手で走行を重ね、23周のレースをフィニッシュした。

    スプリントレースはノーポイントに終わった岩佐歩夢だが、フィーチャーレースはポールポジションからのスタートとなり、優勝を目指してレースに挑む。

    「結果としてよくないレースでした」と岩佐歩夢はコメント。

    「スタートからオーバーステアが強く、それを改善するためにブレーキバランスを調整したのですが、その方向性を間違ってしまい、ペースの上がらない状態が続きました」

    「バランスの崩れた状態で、リアタイヤに負担をかけないようにタイヤをコントロールしたり、ドライビングでアンダーステアにアジャストしたりといろいろトライしましたが、それらもうまくいかず、全体としてペースが悪いレースになってしまいました」

    「自分の感覚としては、今日ペースの上がらなかった原因は、自分のドライビングが7割、マシンが3割という印象ですので、エンジニアとも話してフィーチャーレースに向けて改善したいと思います」

    「フィーチャーレースは、ポールポジションからのスタートなので、スタートを決めて、改善したところを活かし、しっかり結果につなげたいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、3位フィニッシュもレース後の車検で失格

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、3位フィニッシュもレース後の車検で失格

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権 第13戦 イタリアのフィーチャーレースを3位でフィニッシュしたが、レース後の車検で無念の失格となった。

    FIA F2選手権第13戦イタリアは11日(日)、フィーチャーレースを迎えた。予選7番手の岩佐歩夢は、4列目7番手からのスタート。前のF3終了が遅れ、F2は予定より14分遅れの午前10時19分にフォーメーションラップがスタートしました。気温22℃、路面温度28℃のドライコンディション。

    ポールポジションのマシンが大きく出遅れ混乱のスタートとなったが、好スタートを切った岩佐歩夢は5番手にポジションを上げて第1コーナーを通過。後続に多重クラッシュが発生し、1周目からセーフティカーが導入された。

    6周目にレースが再開されると、ペースの上がらない岩佐歩夢は第1コーナーで後続にパスされ6番手。その後抜き返しに攻めた第4コーナーのシケインでショートカットを余儀なくされ、ポジションを戻す間の隙をつかれて7番手にダウンする。

    7周目、後続のアクシデントにより再びセーフィティカーが導入された。岩佐歩夢はすぐに反応してピットインしタイヤ交換を行い、ポジションを上げることに成功する。3周に渡るセーフティカー先導走行の後、バリアの修復のためにレースは赤旗中断となった。

    10周目にセーフティカー先導でレースが再開され、11周目にローリングスタートによりリスタートが切られる。4番手の岩佐歩夢は、先行2車がピットインを行なっていないため、実質2番手。しかしペースが上がらない岩佐歩夢はすぐに第1コーナーで後続にパスされ5番手にポジションを落とす。

    スプリントレース同様、マシンに苦しむ岩佐歩夢は先行車との差が広がり、後続は背後に迫る厳しい展開となり、レースは後半戦になった。徐々にペースを取り戻す岩佐歩夢は、後続の激しいプッシュから必死にポジションを守る。

    20周目、26周目に先行車がピットインし、岩佐歩夢は3番手に上がりチェッカーフラッグを目指した。29周目に自己ベストのラップを出してポジションをキープした岩佐歩夢は、3番手で30周のレースを走り切り、前戦オランダに続きフーチャーレースでの表彰台に上がった。

    しかし、レース後の車検でマシンのフロアに違反を指摘され、岩佐歩夢は失格処分となった。

    岩佐歩夢はイタリア戦では0ポイントに終わり、ランキング9位で最終戦を迎えることになった。最終戦は11月18~20日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われる。

    「マシンにペースがなく、ディフェンスに終始し非常に苦しいレースしたが、戦略的にうまくいって3番手でフィニッシュできたことはポジティブな結果だと思っています」と岩佐歩夢はコメント。

    「残念ながら、レース後の車検でフロアのプランクの厚さが足りず、失格となってしまいました。昨日も車高が2mm下がっていて、フィーチャーレースでも同じような状態だったようで、それらが失格になった原因だと思われます」

    「たぶん予選でのクラッシュで、モノコックに支障が出てそのようになったと思われますが、詳しい原因はこれからチェックします」

    「結果はとても残念なものでしたが、レースに向けてはポジティブな面も多いので、最終戦に向けてチームとしっかり準備して臨みたいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1首脳 「岩佐歩夢はFIA-F2で2年目のシーズンが必要」

    レッドブルF1首脳 「岩佐歩夢はFIA-F2で2年目のシーズンが必要」

    2023年にアルファタウリF1にコルトン・ハータを起用するという計画は叶いそうもなく、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1スーパーライセンスのシステムを再考する必要があると語る。

    一部のF1チームだけでなく、F1 CEOのステファノ・ドメニカリとFIA(国際自動車連盟)もインディカーのドライバーであるコルトン・ハータが2023年にアルファタウリでF1デビューすることを許可するために、厳格な資格基準を曲げることに関心がないようだ。

    また、ピエール・ガスリーが「体調不良」で木曜日にモンツァ・サーキットに現れなかったのは、コルトン・ハータをめぐる憶測についてのメディアの熱を避けるためだと疑う人もいる。
    しかし、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、コルトン・ハータがF1にステップアップできないことは現在のシステムの欠陥であると示唆している。
    「本当に速いレーシングカーは、内部競争が激しいインディカーや日本のスーパーフォーミュラにある。それらはジュニアシリーズに比べて明らかに過小評価されている」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport に語った。

    しかし、レッドブルがピエール・ガスリーの後任としてエキサイティングなアメリカ市場にしか目を向けていないのは、レッドブルのジュニアドライバーは誰もF1にステップアップする準備ができていないからであることも明らかだ。

    ヘルムート・マルコは、レッドブルが支援するリアム・ローソン、ユアン・ダルバラ、ユーリ・ビップスのF2キャンペーンに失望していると伝えられている。

    また、日本人の岩佐歩夢についてヘルムート・マルコは「彼には2年目のF2シーズンが必要だ」と語った。

    F3のアイザック・ハジャーにも同じことが言えるが、ヘルムート・マルコは17歳のフランス人が「プロストのようなドライバー」になることを大いに期待していると語った。

    これらの理由から、ヘルムート・マルコはFIAがコルトン・ハータに例外を設けるよう強く求めており、ハータは明らかにF1にステップアップする準備ができていると語った.

    「F1もアメリカ人がいることを喜ぶだろう」とヘルムート・マルコは語った.

    しかし、コルトン・ハータが青信号を取得しない場合、つまり、ピエール・ガスリーがアルピーヌに移籍しない場合、おそらく新しいF2チャンピオンのフェリペ・ドルゴビッチがルノーが所有するアルピーヌF1チームのシートの最有力候補だ。

    彼はルノーだけでなく、ブラジルの大手銀行の 1 つからも支援を受けていると伝えられているが、メルセデスが支援するニック・デ・フリースは、最近ザントフォールトでアルピーヌF1チームの経営陣と会話しているのが目撃されている。

    レッドブルF1 岩佐歩夢

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、ペースが上がらず16位 / FIA-F2 第13戦

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、ペースが上がらず16位 / FIA-F2 第13戦

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権 FIA F2選手権第13戦のスプリントレースを16位で終えた。

    FIA F2選手権第13戦のスプリントレースが、イタリアのモンツァで行われました。9月9日(金)に行われた予選で、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、最終アタックでトップタイムを狙ってプッシュしたが、最終コーナーでコースアウトし7番手で予選を終えた。

    スプリントレース開始の午後6時、気温28℃、路面温度37℃のコンディションでフォーメーションラップがスタート。リバースグリッドで行われるスプリントレースでは、2岩佐歩夢は列目4番手からのスタートとなる。

    スタートで好ダッシュを決めた岩佐歩夢は2番手に浮上するが、第1コーナーでアウト側から来たマシンに先行され3番手となった。1周目に後続でアクシデントが発生し、セーフティカーが導入される。4周目にレースは再開されたが、ペースが上がらない岩佐歩夢は徐々に2番手から離されていく。10周目、11周目と続けて第1コーナーで後続にパスされ、岩佐歩夢は5番手にポジションを落としました。

    レース中盤、岩佐歩夢のペースはさらに落ち、苦しい展開になる。14周目、第1コーナーで後続に並ばれた岩佐歩夢は、必死にポジションを守るがショートカットするかたちでコースアウト。ポジションはキープしたが、後にペナルティーを科されることになった。マシントラブルに見舞われたように明らかにペースが落ちた岩佐歩夢は15周目からラップごとに後続にパスされ、20周目には13番手までポジションを下げた。13番手でチェッカーフラッグを受けた岩佐歩夢だが、5秒のタイムペナルティーが加算され、最終結果は16位に終わった。

    「マシンに全くペースがなく、とても悔しいレースに終わりました」と岩佐歩夢はコメント。

    「かなりオーバーステアがきつく、コーナーの立ち上がりでも進入でもリヤが流れ苦しい展開でした。コースにとどまるのが精一杯で、何回もスピンしそうになりました」
    「レース後マシンやデータをチェックしましたが、まだ原因がはっきり分からない状況です。セットアップ自体はチームメートと同じでしたが、自分だけオーバーステアがひどい症状だったので、予選のクラッシュでモノコックやほかの部分に影響があったのかもしれません」

    「マシンに異常があったことはエンジニアとも一致しているので、フィーチャーレースに向け、原因を見つけ出し改善したいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、今季5回目の表彰台でランキング6位に浮上

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、今季5回目の表彰台でランキング6位に浮上

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第12戦オランダのフィーチャーレースで3位表彰台を獲得。シリーズランキングは6位に浮上した。

    FIA F2選手権第12戦オランダは4日(日)、フィーチャーレースを迎えた。予選5番手の岩佐歩夢は、3列目5番手からのスタート。午前10時20分、気温21.4℃、路面温度21.7℃のドライコンディションでフォーメーションラップがスタートした。

    好スタートを切った後続に先行を許した岩佐歩夢だが、第1コーナーで先行車がコースアウトし5番手のポジションをキープした。コースアウトしたマシンがコースに復帰した後に再びコースアウトしてバリアに激突し、セーフティカー(SC)が導入される。2周にわたるSCの先導走行の後、バリア修復に時間を要するためレースは赤旗中断となり、全車4周を走行後ピットへ戻った。

    破損したバリアの交換作業のためおよそ20分間レースは中断され、5周目からSCの先導の後、ローリングスタートでレースは再開された。10周を終えソフトタイヤでスタートしたマシンのピットインが始まり、岩佐歩夢も13周目にピットインしハードタイヤに交換した。12番手でレースに戻った岩佐歩夢は、同じ戦略のマシンと激しいバトルを展開しポジションを上げ、同じ戦略を採るマシンのなかでは4番手に浮上する。その後先行する1台がピットインし、岩佐歩夢は10番手となった。

    10番手走行中の18周目、コースアウトしストップしたマシンが出て再びSCが導入された。4周に渡る先導走行後、22周目にレースが再開されるが、先頭車の加速が鈍く、後続車が混乱しアクシデントが発生。岩佐の周辺で数台がクラッシュし、3度目のSCが導入された。岩佐はこのアクシデントをかわしポジションを9番手に上げている。26周目にレースが再開されると、まだタイヤ交換を行なっていないマシンのピットインが始まり、29周目に全車がピットインを終えた時点で岩佐は3番手となった。

    2番手の背後1秒以内に迫る岩佐歩夢だが、追い抜きが難しいコースでなかなかオーバーテイクすることができずに周回を重ねる。最後まで果敢に攻めてポジションアップを狙った岩佐歩夢だが、レースは1時間のタイムリミットとなり38周で終了。岩佐歩夢は3番手でフィニッシュし、今シーズン5回目の表彰台を獲得した。

    このレースで15ポイントを加算した岩佐歩夢は、トータル114ポイントとなりシリーズランキング6位に上昇している。

    「全体的にまとまって、いいレースだったと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    「スタートやピットストップもよかったですし、ペースもいいレースでした。スプリントレースに比べて、若干フォローイング(後ろに着いた時の状態)がよくなかったですが、それはマシンのセットというより、スタート前やSC中のタイヤのウォームアップの問題で、それは改善点の一つだと思います」

    リスタート時のアクシデントは、あのような状況ではリスクがあるのはわかっていたので、マージンを取っていました。それでもギリギリでしたが」

    「終盤、ペースを上げて前を抜けるかいろいろ試しましたが、ペースは勝っているものの、抜くまでは難しい状況でした。スプリントレース後、皆コースに合わせてポテンシャルを上げているので、スプリントレースでオーバーテイクした時ほどのスピード差はありませんでした」

    「シリーズランキングについては、あまり気にせず、目の前のレースに集中したいと思います。まずは次のモンツァに向けて、チームと準備を進めます」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、6位フィニッシュし3ポイントを獲得

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、6位フィニッシュし3ポイントを獲得

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第12戦のスプリントレースで6位入賞を果たした。

    FIA F2選手権第12戦のスプリントレースが、オランダのザントフォールトで行われた。 9月2日(金)に行われた予選で、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、3位に0.002秒差の5位となった。

    スプリントレース開始の午後5時、天候は晴れで気温27℃、路面温度38℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートしました。リバースグリッドで行われるスプリントレースでは、岩佐歩夢は3列目6番手からのスタートとなる。

    スタートではポジションを守った岩佐歩夢だったが、密集した第3コーナーで後続に先行を許し7番手にポジションを落とした。

    タイヤのデグラデーションが厳しく、追い抜きが難しいコースのため、各車序盤からペースをコントロールし、上位のポジションは変わらないままレースは終盤に向かった。岩佐歩夢も前車との差を1秒以内に保ちながら7番手をキープしている。

    レースが残り5周となり、タイヤに余力のあるマシンがペースを上げてポジションアップを狙うタイミングとなった。しかし、26周目に後方のマシンがグラペルでストップし、セーフティカーが導入された。レースは最終ラップである29周目に再開され、岩佐歩夢は第1コーナーでオーバーテイクを決めて6番手に上がった。さらに前との差を詰めてオーバーテイクを狙うが、わずかに届かず6番手でフィニッシュし、3ポイントを獲得した。

    「結果としてはポジティブなレースで、特に最終ラップ、SC明けのリスタートでオーバーテイクできたことはよかったです」と岩佐歩夢はコメント。

    「スタートは完ぺきとは言えず、並ばれる展開になりましたがなんとかポジションを守りました。しかし第3コーナーで、バンクを使って加速するつもりでしたが前が詰まる形で加速が鈍り、イン側から来たクルマに先行されました。クルマのポテンシャルはよかったので、スタートを決めていれば4位か5位はいけたと思います」

    「タイヤの保たせ方もうまくいって、後半ペースを上げることができ、2回はオーバーテイクのチャンスがありました。全体に状態はいいのでフィーチャーレースが楽しみですが、やはり動きのないレースになる可能性が高いので、スタートとストラテジー(タイヤ戦略)に集中して上位を狙いたいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1