カテゴリー: F1オーストリアGP

  • F1シュタイアーマルクGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    F1シュタイアーマルクGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第2戦 シュタイアーマルクGPの決勝が7月12日(日)にオーストリアのレッドブル・リンクで行われた。

    優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。終始レースをコントロールする走りで今季初勝利。通算85勝まで勝利数を伸ばした。2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2フィニッシュを達成。3位にはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが今季初表彰台を獲得した。

    1位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「ここは僕にとって苦手なトラックのひとつだったので、今日のようなパフォーマンスができて最高の気分だ。とても嬉しい。昨年の最終戦で優勝してからずいぶん時間がたってしまったように感じるけど、難しい最初の週末を乗り越えることができたのは大きな前進だ。チームは戦略面で素晴らしい仕事をしてくれたし、それを維持しながら、縁石を避けて、最後まで走り切った。終盤はファステストラップを狙っていたけど、40周走った古いミディアムだったので、新しいフレッシュなタイヤを履いている相手には敵わないだろうと思っていた。チームとファクトリーのみんなが素晴らしい仕事をしてくれたことに感謝したい。集中力と決断力を失うのは簡単だけど、このチームではそんなことはない。まだまだ先は長いし、誰にとってもチャレンジングなことは分かっている。でも、これは間違いなく一歩前進だ」

    2位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「4番手からのスタートで、今日はダメージを最小限に抑えることが目標だった。何とか最大限の結果を出せたと思う。昨日は理想的な状態ではなかったので、今日は25ポイントには届かなかったけど、それでも多くのポイントを獲得できた。マシンのパフォーマンスも良かったし、チャンピオンシップでもまだリードしているから、悪くはないと思う。マックス(フェルスタッペン/レッドブル)とはいいバトルができた。第1スティントを延長してタイヤのオフセットを作っていたから、終盤は彼よりもかなりペースが上がっていた。しかし、接近したレースはいつも楽しいものだし、きっちりパスできたのは良かった。最初の2戦はとても心強いものだったので、次の週末が楽しみだ」

    3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日は表彰台獲得を果たすことができた。もちろん、また表彰台に上がれたことはよかったけど、優勝争いをするにはまだ速さが及ばないということでもある。今日は可能な限りプッシュし、ルイス(ハミルトン)についていこうと全力を振り絞ったが、叶いませんでした。まだ課題は多く、改善に向けてできる限り推し進めていかなければならない。みんながどれだけ懸命に取り組んでいるか、僕は分かっている。僕にとって、今日は、バルテリ(ボッタス)とのバトル以外、最高にエキサイティングなレースとは言えない。あのとき僕のタイヤはほぼ終わりかけていて、パスされるだろうとは思っていたけど、簡単には行かせまいとアウト側から抜き返した。後続との差は大きく、僕に失うものはなかったので、リスクもなかった。3位はいい結果あけど、望んだ位置はもっと上であり、毎週優勝争いをしたいと思っている。次のハンガリーは、僕らにとっていい展開になればと考えている。ストレートは少なく、チャンスは増えそうだし、今日よりも気温が上がりそうだ。チーム全員で少し休息を取り、次週に向けてリセットしていく」

    4位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「先週のレース結果を考えると、今日はレース内容もよかったし、4位に入賞してチームのためにポイントを獲得できたこともよかった。自分が思っていたよりも後ろの方でレースを展開することになり、レースペース自体もあまりよくなかった。ただ、先週よりはマシンをよく理解できているし、どこを改善していけばいいのかも分かっている。ロングストレートや決まったタイプのコーナーでは苦しみがちで、マックスも僕も改善が必要だと考えている部分は同じだ。今日はレース終盤で(セルジオ)ペレスが非常に速く、最終ラップのターン4では抜きにかかられたけど、十分に彼の分のスペースは開けていた。彼が少し膨らんだので接触したけど、大きなクラッシュにはならなかった。ハードなレースの1シーンという感じだったと思う。ハンガリーまで1週間ということで、ここからできることをやっているけど、メルセデスは非常に強いので勝つのは難しいかもしない。ただ、僕たちもプッシュを続けていく」

    5位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日はとても良いレースだった。まず、チームは戦略に関しては素晴らしい仕事をしてくれたし、僕は最初のスティントでソフトタイヤを管理するために良い仕事ができた。ピットインするまで39周も走った。それがレースの鍵になったし、第2スティントであれだけ強さを発揮できた。一時はミディアムを履いてコース上で最速のマシンだった。10番手だったところから、最後の2周で3回もオーバーテイクを成功させて5位まで巻き返ずことができた。先週のように、自分のポジションを死守するのではなく、前進しなければならないレースだった。攻撃とオーバーテイクのレースだった。とても楽しかった。自分自身にもかなり満足しているけど、それ以上にチームのためにうれしく思う。大量ポイントを獲得できたし、カルロスのファステストラップもある。本当に素晴らしい2週間だったし、シーズンをとても良い形でスタートできた。次のレースでもことを維持する必要がある」

    6位:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    「今日、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。戦略も良かったし、マシンのペースも良かった。順位を取り戻すという目標を達成することができたし、最後は5位、もう少しで4位というところまで追い上げることができた。第2スティントではアレックス・アルボンをハードにプッシュしたし、彼を追い抜くチャンスは1回しかなかった。残念ながら、接触してしまって、ポジションを落として6位でフィニッシュすることになった。重要なのは先週末から今週末にかけて同じサーキットで前進できたことだ。今年のマシンが新しいコンセプトであることを考えると、僕たちはまだ学習中だし、理解しようとしているところだ。来週末のハンガリーでのレースに向けて興奮している」

    7位:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「強力なスタートを切って、すぐに順位を上げて落ち着くことができた。なんとか前のルノーに近づくこともできた。第2スティントは少しトリッキーだったし、ダニエル・リカルドを追い抜くのは非常に困難だった。彼はターン1の進入と立ち上がりで強かった。でも、辛抱強く、ファイナルラップで彼を追い抜く機会を見つけて仕掛けた。本当にエキサイティングなレースの終わり方だった。家で見てくれているファンも僕たちと同じくらい楽しんでくれていたらいいね。今日のマシンは競争力があったし、ライバルに力強いパフォーマンスを発揮できた。今後のレースにむけて有望だ」

    8位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「今日はもっと多くのことを期待していたのは確かだ。スタートは良かったし、順位も上げていた。最初のスティントではミディアムのフィーリングが良かったけど、ソフトは期待していたほど速くなかったし、思っていたほどの効果は得られなかった。レースの最後は苛立たしいものだったし、最後の数周はポジションをキープするのに苦労した。インシデントに関しては、ストロールが来るのが見えていたけど、ターンインしたらクラッシュしそうだったので、ああいう判断をしなければならなかった。彼をブロックすべきだったかもしれないけど、あの一瞬で2つ順位を失ってしまったのは残念だ。悔しい気持ちが強いけど、これでシーズンが始まり、走り出せた」

    9位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「僕にとってはかなり期待外れな1日だった。ピットストップで問題があり、大量のポイントを逃した。レース序盤は堅実なペースで5番手を走っていたし、後続とのギャップもコントロールしていた。でも、残念ながら、ピットストップが悪く、トラフィックの真ん中でピットから出ることになった。ギャップを取り戻すためにかなり早い段階で強くプッシュしなければならず、バッテリーが消耗し、最終的にはレース後半のタイヤも妥協を強いられることになった。思い通りにいかない1日だった。ページをめくってもっと強るときだ。でも、今日は5位という結果を失ってしまった。チームとして勝つときも負けるときも一緒だし、来週のハンガリーでは巻き返したい」

    10位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「金曜、土曜と苦戦を強いられただけに、今日は素晴らしいレースができたと言える。先週のレースに比べてリタイアしたマシンが少なかったにもかかわらず、きちんと仕事をして1ポイント獲得を果たすことができたのでうれしい。すべて計画通りに進んだ。アタックを受けることも多かったが、しっかりとポジションを守り、レース終盤にかけては後続との差を広げることもできた。ここからはまた来週末に迫っているハンガリーに向けて切り替えなければならない」

  • F1シュタイアーマルクGP 決勝:ドライバーコメント(11~20位)

    F1シュタイアーマルクGP 決勝:ドライバーコメント(11~20位)

    2020年のF1世界選手権 第2戦 シュタイアーマルクGPの決勝が7月12日(日)にオーストリアのレッドブル・リンクで行われた。

    先週末のF1オーストリアGPとは異なり、マシントラブルでリタイアしたのはルノーF1のエステバン・オコンのみ。セーフティカーが少ないレースとなったが、フェラーリF1の2台はオープニングラップで同士討ちを演じ、ダブルリタイアを喫している。

    11位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「今日のマシンはとてもいい感じだったし、ペースも確実に上がっていたので、ポイントを争うことができなかったのは少し悔しい。スタートでは2台のフェラーリのクラッシュを避けなければならず、かなりのタイムを失ってしまった。ほぼ停止しなければならなかったし、クルマがアンチストールに入ってしまい、そこから抜け出すことができなかった。最終的にはなんとか良いポジションまでリカバーしたけど、最後の20周は燃料をセーブしなければならず、クビアトを捕まえるためにプッシュすることができなかった。純粋なスピードを考えれば、ポイントを獲得することはできたと思うけど、そこまでには至らなかった。来週またチャンスがあるのでもっと良い結果を残したい」

    12位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「今日はペースが足りないだろうと思っていたし、順位を上げるには何か特別なことが起こる必要があることも分かっていた。残念ながら、先週末のようにリタイアが続出する展開にはならず、ポイントを獲得するには十分ではなかった。でも、レースはとても楽しかった。良いスタートができたし、1周目で多くのポジションを上げた。それが僕の唯一の武器になってしまっているね。マシンは一貫性があったし、最初のソフトでのスティントを十分に伸ばしてミディアムに交換することができたのは期待以上だった。これはこのマシンがタイヤに優しく、決勝でプッシュできることを示している。もっと上位からスタートできるように予選でのペースを見つける必要がある」

    13位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「少し厳しい週末だったけど、昨日のことを考えれば、ポイントを獲得する難しいと思っていた。1周目は良かったし、いくつか順位を上げることができたけど、最終的にトップ10に入ることはできなかった。それでもオーストリアで2ポイント獲得して離れられるので満足できる。来週は違うトラックでレースするのを楽しみにしている。ハンガリーはシュピールベルクとはかなり異なるし、ダウンフォースが必要で直線スピードがあまり求められないレイアウトなので、マシンから最大限を引き出すために新しいことを試すことに集中する必要がある」
    14位:ロマン・グロージャン(ハース)
    「今日のマシンははるかに良かった。もちろん、十分な速さがあるわけではないけど、かなり良くなっていたので、そこから作業を続けていきたい。マシンのフィーリングを良くして、自信を持つことが重要だ。僕たちはプッシュし続ける必要があった。金曜日、土曜日よりは明らかに良くなっていた。それがここで得られたポジティブなことだ」

    15位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「昨日の予選がよかっただけに、今日の結果にはがっかりしている。いいグリッドだったので、好結果を期待しましたが、スタートからつまずいた。ターン1でダニエル(リカルド)に接触されてスピンしそうになった。その後もかなり厳しい状況が続き、リアの感触が少しおかしかった。2ストップ作戦なども試してみたが、ペースが上がらなかった」

    16位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「まずはチームに謝らなければならない。レース序盤に完全に台無しにしてしまった。スタートはうまくいってポジションをキープしていたが、ターン6のアウト側で守っていたら、完全にコントロールを失ってしまった。あそこはグリップがなかったし、チームに謝らなければならない。今日の結果がどうなっていたかは誰にもわからないけど、来週は挽回したい」

    17位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「タフなレースだったけど、全体的にドライビングの面でかなり良い仕事ができたと思うし、マシンのフィーリングも良かったと思う。今日は何台かのマシンとバトルをしなければならなかったけこ、そのほとんどがジョージ(ラッセル)とのバトルだった。でも、一貫性があったのでいい経験になった。レースにむけて思っていた以上にペースがなかったので、もっと戦えなかったのは残念だった。やらなければならない宿題は残ってあるけど、多くのことを学ぶことができたし、それが重要だ」

    DNF:エステバン・オコン(ルノー)
    「マシンの冷却に問題があり、非常に残念な結果になってしまった。モータースポーツではこのようなことが起こるもんだけど、今日は素晴らしいチャンスがあったたけにマシンをリタイアすることになって残念だ。今年はもうこのようなことが起こらないことを願っている。ダニエルとのバトルは楽しめた。彼とは戦略が違っていたし、彼の方がタイヤ面で少し有利だったと思う。チームとして良い結果を期待していたので、このようなことになってしまったのは残念だ。来週もまたポイントを獲得するチャンスがある」

    DNF:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日起こったことは明らかに僕のせいだ。他に何も言うことはない。全責任が僕にある。僕がミスを犯したし、謝って済むことではない。僕たちはあらゆる機会をつかみ取る必要があるし、今日は機会があったはずだ。現時点で多くのポイントを獲得できるパフォーマンスはないかもしれないけど、すべてのポイントが重要であり、先週目にしたようにレースでは何が起こるわからない。でも、僕たちはポイントを持ち帰ることはできなかった。チームのために良い結果を出したかったし、3~4つは順位を上げられかもしれないと考えて、それを目指した。でも、実際にはその機会はなかった。ここにアップグレードを持ち込むために一生懸命働いてくれたチーム全体にとっては簡単なことではない。困難な時期であり、僕たちはこのような時期を必要とはしていない。チームとセブに謝罪した。彼は何も悪いことはしていない。今日みんなを失望させてしまい、大変申し訳なく思っている。ここから学び、次回はより強くまって戻ってきたい」

    DNF:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「今日は本当にレースを楽しみにしていたし、フィーリングも良かった。スタートはあまり良くなかったし、蹴り出しで少し勢いを失ってしまった。ターン3はとても慌ただしかったし、僕はすでに2台のマシンと戦っていた。インサイドのラインがあったし、誰かが何かをしようするとは思っていなかった。シャルルが来ているのは見えなかったし、残念ながら、十分なスペースがなくて、行き場がなかった。でも、僕たち二人ともこのようなインシデントから先に進めるだけ成熟している。非常に残念けど、僕の考え方では、全体的に楽観的だし、少なくともマシンに戻るまで待つ必要がないので、僕たちにとってハンガリーがより良い場所になることを期待しよう」

  • 【動画】 『表彰台ロボット』が登場 / F1シュタイアーマルクGP

    【動画】 『表彰台ロボット』が登場 / F1シュタイアーマルクGP

    2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPでは、ドライバーにトロフィーを授与する『表彰台ロボット』が登場した。

    新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、レース後のセレモニーでもソーシャルディスタンスが保たれている。また、これまでの表彰台とは異なり、コース上にセレモニーの会場が設置される。

    第2戦 F1シュタイアーマルクGPのセレモニーでは『表彰台ロボット』が登場。表彰台を乗せたロボットにトロフィーが乗せられ、各ドライバーの位置まで移動。ドライバーはそこからトロフィーを受け取り、頭上に掲げた。その様子はロボットに搭載されたカメラで撮影されている。

    ロボットの到着を待つドライバーの姿はなかなかシュールだ。

  • フェラーリF1、アップデート不発+同士討ちの二重苦

    フェラーリF1、アップデート不発+同士討ちの二重苦

    フェラーリF1は、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの決勝でチームメイト同士の接触によってポイントを獲得できなかった。

    波乱の展開となった開幕戦ではシャルル・ルクレールが2位表彰台を拾ったフェラーリだが、予選ではルクレールが7番手タイムを記録も、ベッテルはQ2敗退を喫しており、パフォーマンス不足は明快だった。

    そのため、フェラーリF1は第3戦で導入予定だったアップデートを急遽オーストリアの第2戦に持ち込んだ。しかし、状況はさほど変わることなく、シャルル・ルクレールがQ2敗退を喫した。

    フェラーリF1は、新型フロントウイングとディフュザーを含めた空力アップグレードを投入し、シャルル・ルクレールのマシンでは実験的なフロアをテストしていた。

    決勝ではオープニングラップでシャルル・ルクレールがセバスチャン・ベッテルのマシンサイドに突っ込んでリタイアに追い込むとともに、自らもフロアを破損してリタイア。ノーポイントで週末を終えることになった。

    フェラーリF1のチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、現在のパフォーマンスは“フェラーリという名前に値しない”と語り、“この状況を変えなければならない”と誓う。

    土曜日の予選後、マッティア・ビノットは「我々は十分に速くなかった」と語った。

    「本当に残念な日だ。ストップウォッチは決して嘘をつかないということを受け入れなければならない。2つの予選セッションでコンディションは異なるが、我々は過去数年間に最も近いライバルである人たちだけでなく、昨日まで一般的に我々の後ろにいた他の人々に対しても競争力がなかった」

    「我々は計画より早くマシンにアップデートをもたらすために非常に一生懸命に働いた。だが、それらはコース上でその価値を示さなかった」

    「理由を解明し、この状況を変える必要がある。これは、フェラーリという名前のチームにとっては十分ではない。我々はそのことに気を取られてはいけないが、事実を無視することはできない」

    そして、決勝では同士討ちという最も避けなければならない展開。マッティア・ビノットは「ほんの数周で2台のマシンがガレージに戻ってくるのを見るのは苦痛だ、ひどい苦痛だ」と語った。

    「集団の真ん中でスタートすればこのようなインシデントは常に起こり得ることだ。責任の割合を指摘するのは無意味だ。元々、失意の週末だったが、考えられる限り最悪の結末だ。我々はレースにほとんど参加していないが、2台がリタイアする接触を起こした事実から隠れることはできない。しかし、今は非難する時ではない。それよりも自分たちの仕事に取り掛かるべきだ。厳しい時ほど人の優れた面が引き出されるものだ。それをここで証明したい」

    フェラーリF1の競争力不足は車体だけでない。カスタマーチームのハースとアルファロメオは予選トップ10に入ることができておらず、F1エンジンのパワー不足も露呈されている。

    皮肉なことにF1シュタイアーマルクGPの予選では、来季からフェラーリF1加入が決まっているカルロス・サインツがマクラーレンでセンセーションナルな3番グリッドを獲得。来年も同じシャシーが使用することを考えれば、サインツのフェラーリF1移籍はステップダウンとなるかもしれない。

  • アルファタウリ・ホンダF1、10位入賞も落胆 「レースペースに欠けていた」

    アルファタウリ・ホンダF1、10位入賞も落胆 「レースペースに欠けていた」

    アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの決勝を振り返った。

    雨の予選ではピエール・ガスリーがQ3に進出するパフォーマンスを見せていたアルファタウリ・ホンダF1だが、決勝ではペースに苦戦。ダニール・クビアトがなんとか10位入賞を果たしたものの、ガスリーは15位でレースおを終えた。

    「10位は獲得できたが、正直、今日の我々のマシンはレースペースに欠けていたし、本来の競争力を発揮できなかった」とジョディ・エギントンは語る。

    「ピエールのマシンはレースのスタートで右リアをヒットし、結果としていくらかダメージに苦しんでいた兆候があったので、これから調査する必要がある」

    「ダニーはもっとクリーンなレースをしていたし、今日はミスをすることなく10位でフィニッシュした。ポイント圏内でフィニッシュできたことに満足するべきかもしれないが、全体的に今日は我々のパッケージにもっと多くを期待していたし、今日のパフォーマンスの背景にあったあらゆる要因を理解し、次のレースにむけて重要なポイントに対処するために詳細な分析を行っていく」

  • ダニール・クビアト、10位入賞 「すべて計画通りに進んだ」

    ダニール・クビアト、10位入賞 「すべて計画通りに進んだ」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの決勝で10位入賞。チームに2戦連続となるポイントをもたらした。

    ミディアムタイヤでスタートした13番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、35周目にハードタイヤに交換してフィニッシュ。安定したペースで10位完走を果たし、チームに2戦連続のポイント獲得をもたらした。

    「金曜、土曜と苦戦を強いられただけに、今日は素晴らしいレースができたと言える」とダニール・クビアトはコメント。

    「先週のレースに比べてリタイアしたマシンが少なかったにもかかわらず、きちんと仕事をして1ポイント獲得を果たすことができたのでうれしい。すべて計画通りに進んだ。アタックを受けることも多かったが、しっかりとポジションを守り、レース終盤にかけては後続との差を広げることもできた」

    「ここからはまた来週末に迫っているハンガリーに向けて切り替えなければならない」

  • セルジオ・ペレス、F1シュタイアーマルクGPのDriver Of The Day

    セルジオ・ペレス、F1シュタイアーマルクGPのDriver Of The Day

    レーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスが、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

    “ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。17番グリッドからスタートして、あと一歩で4位入賞まで近づくも、接触によって6位でレースを終えたセルジオ・ペレスが第2戦のドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

    セルジオ・ペレス
    「今日、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。戦略も良かったし、マシンのペースも良かった。順位を取り戻すという目標を達成することができたし、最後は5位、もう少しで4位というところまで追い上げることができた。第2スティントではアレックス・アルボンをハードにプッシュしたし、彼を追い抜くチャンスは1回しかなかった。残念ながら、接触してしまって、ポジションを落として6位でフィニッシュすることになった。重要なのは先週末から今週末にかけて同じサーキットで前進できたことだ。今年のマシンが新しいコンセプトであることを考えると、僕たちはまだ学習中だし、理解しようとしているところだ。来週末のハンガリーでのレースに向けて興奮している」

  • F1シュタイアーマルクGP 決勝:トップ3 ドライバーコメント

    F1シュタイアーマルクGP 決勝:トップ3 ドライバーコメント

    2020年のF1世界選手権 第2戦 シュタイアーマルクGPの決勝が7月12日(日)にオーストリアのレッドブル・リンクで行われた。

    優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。終始レースをコントロールする走りで今季初勝利。通算85勝まで勝利数を伸ばした。2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2フィニッシュを達成。3位にはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが今季初表彰台を獲得した。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「ここは僕にとって苦手なトラックのひとつだったので、今日のようなパフォーマンスができて最高の気分だ。とても嬉しい。昨年の最終戦で優勝してからずいぶん時間がたってしまったように感じるけど、難しい最初の週末を乗り越えることができたのは大きな前進だ。チームは戦略面で素晴らしい仕事をしてくれたし、それを維持しながら、縁石を避けて、最後まで走り切った。終盤はファステストラップを狙っていたけど、40周走った古いミディアムだったので、新しいフレッシュなタイヤを履いている相手には敵わないだろうと思っていた。チームとファクトリーのみんなが素晴らしい仕事をしてくれたことに感謝したい。集中力と決断力を失うのは簡単だけど、このチームではそんなことはない。まだまだ先は長いし、誰にとってもチャレンジングなことは分かっている。でも、これは間違いなく一歩前進だ」

    2位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「4番手からのスタートで、今日はダメージを最小限に抑えることが目標だった。何とか最大限の結果を出せたと思う。昨日は理想的な状態ではなかったので、今日は25ポイントには届かなかったけど、それでも多くのポイントを獲得できた。マシンのパフォーマンスも良かったし、チャンピオンシップでもまだリードしているから、悪くはないと思う。マックス(フェルスタッペン/レッドブル)とはいいバトルができた。第1スティントを延長してタイヤのオフセットを作っていたから、終盤は彼よりもかなりペースが上がっていた。しかし、接近したレースはいつも楽しいものだし、きっちりパスできたのは良かった。最初の2戦はとても心強いものだったので、次の週末が楽しみだ」

    3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日は表彰台獲得を果たすことができた。もちろん、また表彰台に上がれたことはよかったけど、優勝争いをするにはまだ速さが及ばないということでもある。今日は可能な限りプッシュし、ルイス(ハミルトン)についていこうと全力を振り絞ったが、叶いませんでした。まだ課題は多く、改善に向けてできる限り推し進めていかなければならない。みんながどれだけ懸命に取り組んでいるか、僕は分かっている。僕にとって、今日は、バルテリ(ボッタス)とのバトル以外、最高にエキサイティングなレースとは言えない。あのとき僕のタイヤはほぼ終わりかけていて、パスされるだろうとは思っていたけど、簡単には行かせまいとアウト側から抜き返した。後続との差は大きく、僕に失うものはなかったので、リスクもなかった。3位はいい結果あけど、望んだ位置はもっと上であり、毎週優勝争いをしたいと思っている。次のハンガリーは、僕らにとっていい展開になればと考えている。ストレートは少なく、チャンスは増えそうだし、今日よりも気温が上がりそうだ。チーム全員で少し休息を取り、次週に向けてリセットしていく」

  • 【動画】 ランド・ノリス、残り2周で8番手から5位入賞の好走

    【動画】 ランド・ノリス、残り2周で8番手から5位入賞の好走

    マクラーレンF1のランド・ノリスは、F1シュタイアーマルクGPの決勝で残り2周で8番手から5位に浮上する好走をみせ、チームの予想外のトップ10フィニッシュをもたらした。

    F1初表彰台を獲得したセンセーショナルなファイナルラップから1週間後、ランド・ノリスは再び終了間際に素晴らしい集中力を見せ、残り2周で3つポジションを上げて5位入賞を果たした。

    今週末、ランド・ノリスは胸と背中の痛みに耐えており、予選では6番手タイムを記録したものの、グリッドペナルティによって9番グリッドからスタートを迎えることになった。

    序盤はポイント圏外でのレースに耐えることになったランド・ノリスだが、ソフトタイヤでのスティントを長くするという決断により、レース終盤によりフレッシュなタイヤで戦いチャンスを得た。

    8番手で迎えた残り2周。バトルしていたランス・ストロール(レーシング・ポイント)とダニエル・リカルド(ルノー)を攻略したランド・ノリスは、ファイナルラップの最終コーナーで、アレクサンダー・アルボンとの接触でフロントウイングにダメージを負っていたセルジオ・ペレスを最終コーナーで抜き、5位でチェカーを受けた。

    「最後の数周はとても楽しかった。楽しかったのは第2スティントだけだけどね。第1スティントはDRSのトレインのなかで何もできないので気に入らなかったけど、ソフトで思ったよりもずっと長く走れれば、ミディアムに変更したにチャンスがあると思っていた。僕たちは周りの誰よりもペースが良かっただ」

    「ストロールから良いスリップストリームを得られたし、、それを最大限に活用した。ターン4のアウトサイドでちょっとナーバスになったし、手を引くというより安全なオプションを取ったけど、ラップの次の半分を使用してDRS圏内に入りたいと思っていたし、それが完全にうまくいった」

    「最後にペレスの件んは少しラッキーだった。これまでF1キャリアの中でベストレースの1つだと思う」

  • レッドブルF1代表 「メルセデスの方が速く、戦略的にも選択肢があった」

    レッドブルF1代表 「メルセデスの方が速く、戦略的にも選択肢があった」

    レッドブル・ホンダF1のクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第2戦 F1シュタイアーマルクGPの決勝を振り返り、スピード面でも戦略面でもメルセデスF1が上回っていたと完敗を認めた。

    レッドブル・ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンが2番手、アレクサンダー・アルボンが6番手からスタート。フェルスタッペンは2番手をキープし、アルボンも4番手まで順位を上げてメルセデス対レッドブル・ホンダF1の構図となる。

    しかし、アレクサンダー・アルボンは早々に上位3台から遅れをとって表彰台争いからは離脱。マックス・フェルスタッペンもフロントウイングの損傷はあったものの、バルテリ・ボッタスの追撃をかわすことができずに3位でフィニッシュ。メルセデスに1-2フィニッシュを許した。

    「シーズン初表彰台を獲得できたのは良いことだが、まだまだ今日は勝利に挑戦するペースがほぼなかったことにフラストレーションを感じている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「メルセデスは我々よりも速く、戦略的にもより多くの選択肢があった。我々はミディアムタイヤをマックスに履かせてそれらをカバーし、順調に2位を走っていたが、縁石によってフロントウィングに損傷を受けたことは彼のタイヤのデグラデーションには役立たなかった」

    「彼はボッタスを最後までプッシュしていたいし、とは差が開いていたが、今日の彼にとっては3位が最適解だった」

    「アレックスは、オコンとサインツを相手に良い動きを見せたが、レース前半は苦戦しているようだった。ピットストップの後、彼のペースは向上し、非常に速いセルジオ・ペレスを抑え続け、4位を維持するために懸命に戦った」

    「今週末、ギャップを縮めるためのアップグレードを持ち込めむことができたのはファクトリー全員の多大な努力のおかげだ。全面的にプッシュを続けていく」

    「再びレースをすることができたのは素晴らしいことだ。次の我々の焦点はハンガリー。そこではさらにギャップを縮められることを願っている」

    関連:F1シュタイアーマルクGP 決勝:ハミルトンがポール・トゥ・ウィン