カテゴリー: F1オーストリアGP

  • 2023年 F1オーストリアGP:WINNERS & LOSERS

    2023年 F1オーストリアGP:WINNERS & LOSERS

    2023年F1第10戦オーストリアGPでは、レッドブルリンクで開催されたレッドブルのホームレースで圧倒的な勝利を収め、3年連続のワールドチャンピオンシップ獲得に向けて容赦ない前進を続けた。

    しかし、彼のライバルの多く、特にトラックリミット違反でレース後にタイムペナルティを科されたドライバーたちにとっては苦痛の世界だった。オーストリアGPの『勝者』と『敗者』の次のとおり・・・。

    勝者:マックス・フェルスタッペン
    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルリンクで無慈悲なパフォーマンスを披露し、スプリントで1位を獲得して勝利を収め、メインイベントではポールポジションを獲得して勝利を収めた。日曜日の勝利は彼にとって42回目のグランプリ勝利であり、これで過去14か月間のキャリア勝利の半分を確保したことになる。フェルスタッペンにとって、レッドブルリンクでの5勝目であり、彼のキャリアの他のどのコースでも最多であり、同コースでの8度目の表彰台は、F1会場における彼の最高記録となる。彼は現在、レッドブルのチームメイトであるセルジオ・ペレスを81ポイントリード。れはグランプリ3勝以上に相当する数字であり、今年これまでの全レースで上位2位に入るという記録を継続している。

    敗者:ハースF1チーム
    ハースF1チームは普段オーストリアで好走しており、ニコ・ヒュルケンベルグは英雄的な予選を経て日曜のスプリントでポイントを獲得したが、日曜のレースではパワーユニットの故障により最初のピットストップ直後に停止し、それを再現することはできなかった。たとえエンジンの問題を回避できたとしても、ヒュルケンベルグとチームメイトのケビン・マグヌッセンには、最終的にポイント獲得に挑戦するだけのペースがなかった。それは、ハースF1チームがなぜレースディスタンスでこれほど苦戦するのかを理解するために、やるべき多くの宿題を残してオーストリアを離れることを意味する。

    勝者:シャルル・ルクレール
    シャルル・ルクレールは2023年は調子が悪く、土曜日のスプリント全体でのパフォーマンスを評価する際には自分自身に非常に厳しかった。しかし、日曜日のグランプリでは一歩も引けを取らず、一時はトップに立って2位でゴールし、自身とフェラーリにとって今季最高の結果を残した。これはレッドブルリンクでの表彰台4回目、フェラーリにとってF1通算800回目の表彰台であり、スクーデリアは2週連続の週末でレースペースの面で一歩前進したことを示した。

    シャルル・ルクレール F1 オーストリアGPルクレールはマックス・フェルスタッペンに次ぐ2位を獲得する素晴らしいレースを見せた。

    敗者:メルセデス
    レッドブルに最も近い挑戦者であるかに見えた2週間の週末を経て、メルセデスはオーストリアではどこにもいなかった。ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルは、理由は不明だがシルバーアローが遅かったことを嘆いた。彼らは、メルセデスがオーストリアの高速ターンに耐える強力なリアエンドを持っていないことにすぐに気づき、フロントウイングを大幅に取り外したが、それは車が特定のコーナーに滑りまくることを意味した。ハミルトンは2人のメルセデスドライバーの中でこれに最も苦戦し、レース中にタイムペナルティを科せられ、チェッカーフラッグ後にもう1つタイムペナルティを科せられ、ラッセルに1つ遅れの8位となった。

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 オーストリアGPハミルトンはオーストリアでイライラするレースをした。

    勝者:ランド・ノリス
    ランド・ノリスは伝統的にレッドブルリンクで好成績を収めているが、マクラーレンF1チームが今シーズンこれまで純粋なパフォーマンスでどれだけ苦労していたかを考えると、シュタイアーマルク丘陵でまた好調な週末が過ごせるとは期待していなかった。しかし、彼にはチームが早期に準備できたアップグレードパッケージが与えられ、それを最大限に活用して見事な5位フィニッシュを果たし、カルロス・サインツのペナルティにより4位となった。これはマクラーレンにとって今シーズン最高の結果であり、コンストラクターズチャンピオンシップの5位争いでアルピーヌに迫っている。

    敗者:アストンマーティン
    アストンマーティンはトラックリミットが一部で適用されなかったことに関する抗議が支持され、フェルナンド・アロンソがオーストリアでのベストリザルトとなる6位から5位に昇格。ランス・ストロールは10位から9位に浮上して追加ポイントを獲得した。また、コンストラクターズチャンピオンシップにおけるメルセデスとの差を3ポイントに縮めた。しかし、彼らにはオーストリアでレッドブルとの戦いに持ち込むだけのペースはなく、シルバーストーンに本拠を置くチームはフェラーリの後塵を拝してペースランキング3位に後退した。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 オーストリアGPアストンマーティンにはオーストリアでフェラーリに挑むペースがなかった

    勝者:セルジオ・ペレス
    セルジオ・ペレスは、一連の平均以下のパフォーマンスの後、タイトルを争うチームメイトのフェルスタッペンではなく、チャンピオンシップで2位争いをするアロンソと戦うことになった後、プレッシャーを抱えてオーストリアに到着した。発熱してから彼の生活はさらに困難になり、そのせいで木曜日のメディアデイにはコースから遠ざかり、残りの週末は体力的に100%未満で活動することになった。しかし、4戦連続でQ3進出を逃した後、彼は状況を好転させ、まずスプリントで2位に終わり、日曜日には15番手から巻き返して3位を確保し、レッドブルにレッドブル・リンクで初めてのダブル表彰台をもたらした。

    敗者:アルファタウリ
    アルファタウリは、最近マシンにアップグレードを施していないため、オーストリアGPが難しいものになることを知っていたが、角田裕毅とニック・デ・フリーズには15番手をはるかに上回るペースで戦うことができず、それが証明された。角田のレースはターン1でほぼ終了となった。角田はイン側に飛び込み、縁石に接触してエステバン・オコンをクリップし、フロントウイングを折った。その後、ターン4でグラベルに滑り込み、フロアに損傷があったとみられ、車の運転が困難になった。彼とデ・フリースはトラックリミット超過によるタイムペナルティを受け、それぞれ19位と17位となり、イタリアチームは依然としてコンストラクターズチャンピオンシップの最下位にしっかりと根付いている。

    勝者:フェラーリ
    これはフェラーリにとって今年これまでで最も競争の激しい週末の一つで、スクーデリアはレッドブルに最も近い挑戦者として浮上し、わずか0.048秒の差でポールポジションを逃した。マシンの生のペースは一歩前進し、チームは新しいフロントウイングを含むトラックにもたらした一連のアップデートに満足し、期待していた恩恵をもたらした。確かに、サインツはトラックリミットによる大量のタイムペナルティの末に6位でフィニッシュすることができず悔しがったが、レースのいくつかのフェーズでは脅威的な速さを見せた。そして全体として、彼とルクレールの両者はクルマにより快適に感じ、より多くのスピードを引き出すことができた。高速ターンが今年のこれまでの弱点だった。それは今後数レースに向けて良い兆しだ。

    スクーデリア・フェラーリ F1 オーストリアGPフェラーリはオーストリアでずっと好調だった

    敗者:アルファロメオ
    アルファロメオは、オーストリアでの精彩を欠いたパフォーマンスで終わった。スイスチームのマシンはポイント獲得を争うには遅すぎ、バルテリ・ボッタスはデブリに接触してフロントウイングを破損したことで午後のレースは難しくなった。彼のチームメイトの周冠宇は12位に分類されたが、トップ10に入ることはできなかった。この中国人レーサーとボッタスは、今週末にシルバーストーンで開催されるレースで、新しいフロアを含む適切なアップグレードに期待している。

  • アストンマーティンF1代表、抗議を擁護 「人々を怒らせることを恐れない」

    アストンマーティンF1代表、抗議を擁護 「人々を怒らせることを恐れない」

    アストンマーティンF1のチーム代表のマイク・クラックは、チームがオーストリアGPの結果に抗議せざるを得なくなった理由を説明した。

    日曜日のレース直後、アストンマーティンが最終順位に対する抗議を開始したことが発表された。そして、チェッカーフラッグから5時間後、FIAは8人のドライバーがトラックリミット違反でさらなるペナルティを受けることが発表された。

    このペナルティにより、フェルナンド・アロンソは6位から5位に順位を上げ、ランス・ストロールもひとつ順位を上げた。

    Sky Sportsのインタビューに応じたクラックは、チームの抗議はスポーツのためになるものだと擁護した。

    「スポーツの大義のため、そして、自分たちの利益のためなら、人々を怒らせることを恐れない」とクラックは語った。

    「そんなことをすれば多少の混乱が生じるだろうということは分かっていたが、結局のところ、そもそもチームにとって正しいことをしなければならない。だからこそ抗議活動を開始する必要があると判断した」

    アロンソとストロールは日曜日にペナルティを受けなかった10人のドライバーのうちの2人だった。

    クラックは、2024年にF1がオーストリアに戻ってくる際、チームは今年の出来事から学ぶだろうと確信している。

    「そうなると思う」とクラックは付け加えた。

    「正直に言うと、我々は昨年の教訓を学んだ。昨年はペナルティがあり、昨日も言ったが、ペナルティが科されるから制限を超えないよう言った。ドライバーたちの耳から血が出るくらいにね」

    「10人のドライバーにはペナルティがなく、制限内にとどまることができていたことも心に留めておかなければならない」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1

  • マクラーレン、F1オーストリアGPのような茶番劇は「二度と起こらない」

    マクラーレン、F1オーストリアGPのような茶番劇は「二度と起こらない」

    マクラーレンのボスであるザク・ブラウンは、先週日曜日に行われたオーストリアGPのトラックリミット違反によるレース後の順位修正という茶番劇は、F1では二度と起こらないだろうと考えている。

    レース中にスチュワードが記録したトラックリミット違反は1200件を超え、アストンマーティンが抗議したイベントの結果は暫定的なものとなった。

    結局、罰則が適用され、トップ3以外の順位が入れ替わり、夜遅くに修正された順位が発表された。

    ブラウンは、この修正と遅すぎる結果発表は容認できないものであり、二度とこのようなことが起こることはないだろうと語った。

    「このようなことは二度と起こってはならない。レースをして5時間後にあのような変更とペナルティがあることはありえない」とブラウンは月曜日のロイターに語った。

    「昨日起こったことは間違いなく理想的ではなかった。それは明白なことを述べているが、長期的な影響はありません。なぜなら、それが再び起こるとは思わないからだ」

    ブラウンは、オーストリアでのトラックリミットに対するドライバーの極端な脆弱性はサーキット特有の問題だと示唆した。

    「これまでそのようなことは見たことがなかったので、これが他のサーキットで現在進行中の問題ではないと思う」

    マクラーレン F1 オーストリアGP

    スチュワードはレース後の報告書の中で、今後のイベントのためにターン9と10の出口にグラベルトラップを追加するようサーキットに勧告した。

    実際、トラックリミットがすでに物議を醸していたレッドブルリンクでの昨年のレース後、FIAのレースディレクターであるニールス・ウィティヒは、サーキットのオーナーであるレッドブルの子会社に手紙を送り、9コーナーと10コーナーに小さなグラベルを追加してドライバーの幅寄せを抑止するよう提案していた。

    しかし、その要望は聞き入れられなかった。おそらく、レッドブルリンクがMotoGPの安全要件であるアスファルトのみのランオフエリアを遵守する意向を示したためだろう。

    しかし、FIAが指定した特定のコーナーにグラベルトラップを設置するよう求める要求に耳を傾けるよう、トラックへの圧力を強める可能性が高い。

    レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは日曜日のレース後、「砂利を敷き詰めるとか、あそこを走るのを躊躇させる何らかの抑止力が必要だと思う」とコメントした。

    「問題なのは、ドライバーとしては非常に難しいということだ。マシンの白線が見えないから、純粋に感覚で走るしかない」

    「サーキットはあそこへ行かせるように誘っている。おそらく来年に向けて検討する必要があることだ。ドライバーがサーキットのあの部分に引き寄せられないように、もっと抑止力を高める必要がある」

    「議論は常にMotoGPに関するものだが、F1にとって柔軟で役立つものを持たなければならないと思う」

  • F1統計:シャルル・ルクレールがフェラーリの通算800回目の表彰台を獲得

    F1統計:シャルル・ルクレールがフェラーリの通算800回目の表彰台を獲得

    F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2023年F1第10戦オーストリアGPでも優勝とファステストラップを記録した。

    しかし、注目すべきマイルストーンを達成したのはフェルスタッペンだけではなく、スクーデリア・フェラーリも特に印象的なF1ランドマークを達成した。そのほかにもレッドブルリンクでは興味深い数字が生まれた。

    ■ レッドブルは、1988年のマクラーレン・ホンダの11連勝に次ぐ史上2番目の記録となる10連勝を達成した。

    ■ フェルスタッペンは最初の24周をリードが非公式の連続記録は248周でストップ。これはアイルトン・セナとアルベルト・アスカリに次ぐ歴代3位となる。

    ■ ファステストラップを記録したフェルスタッペンは、セナとアスカリに並ぶキャリア7度目のハットトリック(優勝/ポールポジション/ファステストラップ)を達成した。

    ■ フェルスタッペンにとって、レッドブルリンクでの5勝目であり、これまでのF1キャリアでどのサーキットで得た勝利よりも多い。

    ■ また、フェルスタッペンにとってレッドブルリンクでの表彰台フィニッシュは8度目であり、F1開催地ではバルセロナと自己最高のタイ記録となる。

    ■ フェルスタッペンの通算42勝目はセナを抜いて歴代5位となった。

    ■ フェルスタッペンの42勝目のうち、その半分は過去14カ月(2022年のイモラ以降)で獲得している。

    ■ フェルスタッペンの42勝目は、過去14か月(イモラ2022以降)のキャリア勝利数のちょうど半分を獲得したことを意味する。

    ■ 今日の勝利で、フェルスタッペンは過去14カ月で21勝を挙げ、キミ・ライコネン(フェラーリ)が19シーズンのF1で挙げた勝利数と同じになった。

    次戦シルバーストーンで勝利すれば、レッドブルはマクラーレン・ホンダの11連勝記録に並ぶ。次戦シルバーストーンで勝利すれば、レッドブルはマクラーレン・ホンダの11連勝記録に並ぶ。

    ■ シャルル・ルクレールの2位は、フェラーリの2023年シーズンの最高成績となった。

    ■ ルクレールはレッドブルリンクで他のどのサーキットよりも多い4度目の表彰台を獲得した。

    ■ フェラーリにとってはF1通算800回目の表彰台獲得となった。

    ■ 3位にはセルジオ・ペレスが入り、レッドブルはレッドブルリンクで初めて2台揃って表彰台に上った(昨日のスプリントでは1-2だった)。

    ■ ペレスにとってはレッドブルリンクへの12回目の訪問で初の表彰台となった。

    ■ ランド・ノリスの4位はマクラーレンの2023年の最高成績となった。

    ■ ノリスはレッドブルリンクへの過去6回の訪問のうち5回でトップ5に入っている。

    ピエール・ガスリーはアルピーヌで5戦連続でポイントを獲得中。ピエール・ガスリーはアルピーヌで5戦連続でポイントを獲得中。

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソの5位は、2014年以来レッドブルリンクでの彼の最高成績となった。

    ■ メルセデスのルイス・ハミルトンの8位は、彼が完走したレースにおいてレッドブルリンクでの彼の史上最悪の結果となった(彼は2018年のレースでリタイア)

    ■ ピエール・ガスリーが10位に入り、アルピーヌF1チームは5戦連続ポイント獲得を達成した(彼は昨日のスプリントでも得点した)。

    ■ アストンマーティンのランス・ストロールは9位で、決勝では昨日のスプリントより5つ順位が下がった。

    ■ ハースでのリタイアにより、ニコ・ヒュルケンベルグの連続完走記録は22戦で途絶えた。

  • アルファタウリF1のデ・フリース、F1キャリア初のペナルティポイント

    アルファタウリF1のデ・フリース、F1キャリア初のペナルティポイント

    F1オーストリアGP決勝レースでケビン・マグヌッセン(ハース)ともみ合いになったニック・デ・フリース(アルファタウリ)に、F1キャリア初のペナルティポイントが科せられた。

    レース中盤、2人はポイント圏外でポジション争いをしていた。マグヌッセンはターン6のアウト側でデ・フリースをオーバーテイクしようとしたが、大きく押し出されてグラベルトラップへ陥った。

    スチュワードは「ターン6のエイペックスから20号車(マグヌッセン)はアウト側にいて、明らかに21号車(デ・フリース)に並び、そのあと前にいた」と判断した。

    「ドライビングスタンダードガイドラインに従い、20号車はレーシングスペースを与えられるべきだった」

    デ・フリースには5秒のタイムペナルティと、F1スーパーライセンスのペナルティポイント2点が科された。

    12カ月間に12ポイントを獲得したドライバーにはレース出場禁止処分が科される。

    「ハードなレースだったと思う。ペナルティは受け入れるつもりです。それについて判断するのは僕の権利ではない」とデ・フリースは語った。

    「スチュワードは僕にペナルティを与えたが、我々はそれを受け入れた。ありがたいことに、順位を落とさずに十分なギャップを確保できた」

    「それぞれの状況によって判断は微妙に異なる。ルールは理解しているけれど、負けないためにはルールの限界までプッシュしなければならない」

    「時にはそれを超えることもあるし、時にはアンダーシュートすることもある」

    ニック・デ・フリース スクーデリア・アルファタウリ F1

    デ・フリーズは、F1での将来についての疑問が残る中、さらなるプレッシャーを受けながら運転している。2023年シーズン前半のパフォーマンスについて、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士から公に批判されている。

    マグヌッセンは、デ・フリースの状況がオーストリアでの彼の攻撃的なドライビング・スタイルにつながったと示唆した。

    「彼はペナルティーを科せられたが、確かに僕を突き飛ばした」とマグヌッセンは語った。

    「彼は将来のためにレースをしていて、ちょっと絶望的な状況にあるのかもしれない。実際に僕が言うことは何もない。彼はペナルティを受けた。それだけのことだ」

  • メルセデスF1代表、チーム無線への介入は「事態を落ち着かせるため」

    メルセデスF1代表、チーム無線への介入は「事態を落ち着かせるため」

    メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、F1オーストリアGPでのチーム無線への介入は、チームにとって困難な状況の中で「事態を落ち着かせる」ためだったと説明した。

    予選5番手からスタートしたルイス・ハミルトンは、レッドブルやフェラーリ勢に挑み続けることができず、マクラーレンのランド・ノリスを引き離すのにさえ苦労した。

    その結果、何度もトラックリミット違反が発生し、タイムペナルティを受けることになり、ハミルトンから何度も苛立った無線メッセージが送られることになった。

    ハミルトンのフラストレーションが大きかったので、ヴォルフはハミルトンがレースに集中できるようにするために、珍しく無線でコミュニケーションを取ることにした。

    『ルイス、マシンが悪いんだ。我々は分かっている』とヴォルフは鋭く言った。『頼むから運転してくれ』

    無線通話を行う決断について問われたヴォルフは、それが「チームの最善の利益」のためだったと説明した。

    「トラックリミットとそれが強制されるかどうかについて多くの議論があった」とヴォルフはメディアに説明した。

    「パッケージを最大限に活用し、自分たちが持っているベストショットを出しているかどうかを確認したかった」

    「しかし、それはドライバーとチームの最善の利益のためであり、時には物事を落ち着かせる必要がある瞬間もある」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 オーストリアGP

    最近アップデートされたW14マシンを備えたメルセデスは、レッドブルリンクでのレースに大きな期待を寄せていた。しかし、スプリントレースが追加されたにもかかわらず、レースウイークをわずか11ポイントという今季最悪の成績で終えた。

    「苦しい1日だった。クルマを速くすることができなかった。金曜日からコンマ数秒、あるいはそれ以上足りないと感じていた」とヴォルフは付け加えた。

    「その振れ幅はかなり興味深いものと思う。ある週末は我々がレッドブルの最初のチャレンジャーで、次はフェラーリ、そしてアストンマーティンだ。今回、僕たちはそのグループの最後尾にいた」

    「我々は戦略を最適化したりドライバーの力を最大限に発揮しようと90分間そこに座っているが、固有のペースというものは存在しない。我々にとっては厳しい90分間だった」

    「モントリオールは理想的ではないと予想していたが、驚くほど良かった。その後、オーストリアでは高速パフォーマンスが低速コーナーでのパフォーマンスの低下を救ってくれるだろうと考えたが、決してそんなことはなかった」

    「マシンは決して正しい位置にいなかった。アンダーステアからオーバーステアまで、あらゆるコンディションに悩まされました。決して良いものではなかった」

  • アルファタウリF1 「角田裕毅はアンダーステアに苦しんだ」

    アルファタウリF1 「角田裕毅はアンダーステアに苦しんだ」

    スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2023年F1第10戦オーストリアGPの決勝レースを振り返った。

    アルファタウリのドライバーは、角田裕毅が1周目にコースアウトし、デ・フリースはマグヌッセンをコース外に押し出したとして5秒加算のペナルティを受けた。結局、両ドライバーはポイント圏外でフィニッシュし、デ・フリースもペース不足を認めている。

    「ニックが金曜日の予選で20番手だったため、パルクフェルメからマシンを撤去し、リアウイングのレベルやサスペンションなどのセットアップを変更したので、彼はピットレーンからスタートすることになった。マグヌッセンも同様だったので、レースのスタートでピット出口から彼とレースをすることになった」とジョナサン・エドルズは語った。

    「裕毅はターン1でフロントウイングの大部分を失い、その後ターン4でコースアウトしたため、1周目にピットインしなければならなかった。第1スティントで、タイヤのデグラデーションが高く、マルチストップを要するレースになることは明らかだった」

    「残念ながら、我々はセーフティカー導入前の周回である12周目にニックをピットインさせたが、他のドライバーたちはそのチャンスを利用してニックをジャンプうることができた。非常に不運だった。セーフティカーが導入された後、裕毅はアンダーステアに苦しみ、次のピットストップで大きなフラップ調整を行ったので、彼のマシンにダメージがあったかどうかを理解する必要がある」

    「それ以降は、2台ともタイヤのデグラデーションとトラックポジションを最適化するために、ピットストップを繰り返しながらレースを進めた。全体的に、ポイントを狙えるほどのペースはなかった。トラックリミットも裕毅にとっては大きな代償となり、合計15秒のペナルティを受けて18位でチェッカーを受けた」

    「ニックはレースである程度の前進を遂げ、スタートより5つ上の順位でフィニッシュした。これは心強いことだ。我々の焦点は現在シルバーストーンに向けられている。そこでさらなる空力アップデートを導入し、AT04の弱点のいくつかに対処している。ハードにプッシュし続け、次のレースに向けて前向きな姿勢を崩さないようにしていく」

    ニック・デ・フリースは15位、角田裕毅は18位でフィニッシュしたが、トラックリミット違反によって、レース後にデ・フリースは15秒加算で17位、角田裕毅は5秒加算で19位に降格した。

  • 2023年 F1オーストリアGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2023年 F1オーストリアGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2023年F1第10戦オーストリアGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    F1オーストリアGPは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が独走。最後にピットインしてファイナルラップでファステストラップを記録してハットトリックを達成。通算42勝目を挙げ、アイルトン・セナを抜いて歴代5位の勝利数となった。

    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「これ以上にないすばらしい週末になった。戦略からピットストップまで、チーム全員がすばらしい仕事をしてくれた。タイヤに関して疑問が残る中レースを迎えたけど、他車と比べても満足できるパフォーマンスになった。週末を通してマシンの手応えはすばらしく、計画通りに進めることができた。最後のピットストップはリスクが高かったけど、きっとチームは僕の声色からピットストップしたいことを察してくれたと思う。無茶に見えたかもしれないけど、自信があったし、築けていたギャップを最大限に活かしたかった」

    2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「表彰台に戻れてうれしい。金曜日と今日は持てる力を最大限に発揮できたし、今週末に導入したアップグレードもうまく機能した。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、これからもこの方向でプッシュしていく。また、チェコに対して素晴らしいディフェンスを見せてくれたカルロスにも感謝したい。そのおかげで少し楽になった。大きなスクリーンで見ていたけど、とても興奮したよ!これから僕たちはシルバーストーンに行く。スピルバーグと並んで大好きなサーキットだ。マシンに施した新しいアップグレードを生かして、次戦ではレッドブルにもう少し挑戦できるといいね」

    3位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
    「すばらしいレースができた。スプリント・レースに引き続き今日のレースも、速さを見せることができた。マシンの手応えはすばらしく、この位置に戻ってくることができてとてもうれしい。みんなが白熱したレースになったようだけど、今日のカルロス(サインツ/フェラーリ)とのようなバトルは何時でも楽しい。ここ数戦は苦戦していたので、この速さと感覚を取りもどすことができて安心した。でもまだ体力的には100%ではないので、次戦のシルバーストーンに向けて準備を進めたいと思う」

    4位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「とてもいい一日だった!自分たちのレースペースには少し驚いた。フェラーリやレッドブルと戦えたことは素晴らしかった。さらに重要なのは、今日の主な目標だったアストン勢とメルセデス勢の両方に勝ったことだ。全体的にはいい1日だったし、多くのポイントも獲得できた。「このトラックは罰を受けやすい。僕たちはトラックをキープし、大きなミスもなく、時にはいいレースもできた。チームは今回も素晴らしい仕事をしてくれた。今日は間違いなくそのおかげでポイントを獲得できたので、アップグレードをもたらしてくれたファクトリーの皆さんに感謝する。彼らに大きな声援を送る」

    5位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「多かれ少なかれ、今日我々が達成できた最大限の結果だったと思う。ペース的にはランド(・ノリス)に非常に迫っていたし、メルセデスにも迫っていた。我々はハードでスタートすることで何か違うことを試みたけど、その後、VSCのせいで、第1スティントで長く走れるというアドバンテージがなくなってしまった。昨年はこのサーキットが僕らのマシンに合わなかったから、何か検討すべきことがあるのかもしれない。全体的には、スプリントウイークエンドで多くのポイントを獲得できた。シーズンは長いし、来週はシルバーストンでホームレースがある。素晴らしいコースなので全力を尽くすつもりだ」

    6位:カルロス・サインツ(フェラーリ)※
    「最終結果には満足していないけれど、今日はダブル表彰台に値すると思うし、とても堅実なレースだった。マシンとても速く、フィーリングは快適だったけど、1回目のピットストップのあと、タイムとポジションを落としてしまい、レースは妥協を強いられた。懸命にプッシュして挽回し、オーバーテイクもできたけど、残念ながらトラックリミットでペナルティを受けることになってしまった。結局、チェコからポジションを守るために全力を尽くしたけど、表彰台を守りきることはできなかった。見直すべき点はいくつかあるが、全般的にはこの進歩に満足しなければならないし、この方向に向かって前進し続ける必要がある」

    7位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日は本当にチャレンジングだったし、ペースも期待通りではなかった。昨日に続いて、このグランプリではもう少し上を目指していた。ここで僕たちはパフォーマンスの底に到達すると確信している。バルセロナで乗っていたのと同じマシンなので、何が問題だったのか理解する必要がある。現時点でクルマが思うように動いていないのは確かだ。動き回るし、今週末は他のサーキットよりも少し悪く感じた。とはいえ、ペースは大幅に悪かったので、その原因を究明する必要がある。僕たちのパフォーマンスは明らかにサーキットに依存している。モントリオールとバルセロナでは良かったけど、それは前兆だ。シルバーストーンはオーストリアよりもバルセロナに似たサーキットなので、来週末のイギリスGPが楽しみだ。もっと強くなって戻ってくることを目指す」

    8位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)※
    「今日は最高の日ではなかった。これほど遅いとは予想していなかったし、今週末のパフォーマンスは驚きだった。理由はまだわからないけど、このトラックでいくつか改善すべき点が浮き彫りになった。今週末はリアエンドが強くないことはわかっていたので、バランスを保つためにフロントウイングをかなり削った。特定のコーナー、特にターン10では本当に苦戦してスライドしてしまい、どうすることもできなかった。それがトラックリミットで苦しんだ理由だ。両ストップでフロントウイングを追加し、クルマは戻ってきたけれど、それでもまだチャレンジだった」

    9位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はタフな1日だったけど、それでもチームとしてはまずまずのポイントを獲得してして週末を終えることができた。午後のVSCでストップするタイミングを少し間違えてしまい、ピットでいくつか順位を落としてしまった。その判断が残りのレースの戦略を決めてしまった。今にして思えば、VSCの2周目ではなく1周目にピットインすべきだった。だから、それを見直して学ぶ必要がある。コース上で反撃しながら、いくつかの良いバトルができた。特にターン3で角田(祐毅)をとらえたのは楽しかった。今はシルバーストーンに焦点を移している。カレンダーの中で最高のトラックの1つなので、数日以内にそこに戻るのを楽しみにしている」

    10位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)※
    「今日はできる限りのことをしたと思う。ポイント圏内に戻れたことは満足しているが、9位よりもっと上を目指しているので、望むところではない。最も近いライバルと比べて我々はペースに欠けており、それが今日も現れた。かなりプッシュしていたので、最終的には今日も他のクルマと同じように、トラックリミットにより5秒のペナルティを受けた。それはおそらく結果を変えるものではなく、ただ我々が前にいるジョージ(・ラッセル)ではなく、最後にランス(・ストロール)と戦ったとだけだ。シルバーストーンを本当に楽しみにしているし、チームのホームレースでは全体的にさらに力強い週末を過ごせると思う」

    ※
    カルロス・サインツ +10秒 (4位→6位)
    ルイス・ハミルトン +10秒 (7位→8位)
    ピエール・ガスリー +10秒 (9位→10位)

  • 2023年 F1オーストリアGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2023年 F1オーストリアGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2023年F1第11戦オーストリアGPの決勝で入賞圏外となる11位以降でドライバーのコメント。

    トラックリミット違反の通知が乱れ飛んだF1オーストリアGPでは、チャッカー後も順位に変動があった。リタイアはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)1台のみにで、19台がレースを完走した。

    11位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「上位4チームと上位8台がその順位にいるのは普通のことだと思うので、獲得できるポイントはわずか2ポイントだ」ランド(・ノリス)はピエール(・ガスリー)と同様に素晴らしいレースをしたので、残りのポイントは彼らのものになり、我々はネクストベストだった。僕たちにとっては力強い週末だった。最悪の結果は13位で、ほとんどの時間で7位を走行していた。そう考えると悔しいけど、一歩ずつ前進していることがわかる。明らかに、このトラックは我々に適しており、より良い結果を期待していた。少し残念ではあるけど、それでも素晴らしいレースだったし、素晴らしい結果だった。私たちは良い仕事をしたと思うし、ローガンが素晴らしいレースをしたことは、僕たちが前進したことを示している」

    12位:周冠宇(アルファロメオ)
    「残念ながら、ターン1での接触でフロントウイングにダメージを負ってしまった。そのせいで第1スティントで順位を落としてしまった。これほどタイトなフィールドで挽回するのはほぼ不可能だったため、その後のレースは厳しいものになった。このサーキットは最近のレースほど僕らに合っていなかった。とはいえ、来週のシルバーストーンには新しいパーツを持ち込む予定で、それによってパフォーマンスが変わるはずだ。主要なライバルたちがアップグレードによってペースを向上させているのを目の当たりにしてきたし、僕たちも同じようにすぐにトップ10争いに復帰できることを願っている」

    13位:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
    「このところ厳しい状況が続いていたので、今日のような進歩が見られてうれしい。予選がうまくいかないと、日曜日にやるべきことがたくさん残ってしまう。そのため、良い予選を通過できたのは素晴らしい前進だ。今日のレースは僕たちに何ができるかを示してくれたし、最終的に正しい方向に進んでいると感じている。僕らにとって馴染みのあるヨーロッパでのレースが続くので、それが僕たちにとって良いスタートになることを願っている。来週末は大好きなトラックに向かうけど、高速コーナーが多い難しいコースでもあるので、集中しなければならない。マシンをアップグレードしてくれたチームのみんなに感謝している。次のレースを楽しみにしている」

    14位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は我々にとって簡単なレースではなかった。もちろん、ポイント獲得を逃すのはいつも残念だ。じっくりとレースを振り返って改善点を見つけ、来週のシルバーストーンではもっと競争力を発揮できるようにしたい。1周目に裕毅(角田)と接触してダメージを負い、さらにそのあとのセーフティ・リリースのペナルティもあり、僕たちの日ではなかったのは確かだ!土曜日はまずまずの成績でポイントを獲得できたが、日曜日はもっと改善しなければならない。来週はシルバーストーンだ」

    15位:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
    「残念ながら、今週末は期待していたほどの競争力がなく、トップ10には手が届かなかった。スタートはまずまずで、前に行けると思ったんだけど、リアブレーキダクトのティアオフを除去するためにピットインした数周後にセーフティカーが入った。結局、助けにはならなかった。全体的に、僕たちのペースは最近見せていたようなものではなかった。次のレースに向けてやるべきことは確かにある。来週のシルバーストーンでは新しいアップグレードを投入することになっている。また、来週のシルバーストーンでは新しいアップグレードを投入する予定だ。それらが一歩前進をもたらし、再び順位を上げてくれることを願っている」

    16位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「長い午後だった。中盤でフロントウイングにダメージを負ってしまった。目の前で3台のマシンがインシデントを起こしたような状態で、行き場がなくなってしまった。残念だったし、ペースも良くなかった。何はともあれ、次のレースが楽しみだ。チームにとってはホームレースだし、僕のマシンには新しいパーツも装着されるので、とても楽しみにしている。来週末に何ができるか見てみよう」

    17位:ニック・デ・フリース(アルファタウリ)
    「いいレースになったと思う。パフォーマンス向上のために昨晩マシンに変更を行い、レースはピットレーンからのスタートだった。序盤のバーチャルセーフティカーによって全車のギャップが縮まり、僕たちにとって有利な展開になった。マシンの力を最大限に引き出すことができたと思うけど、トップ10で戦うには力が足りなかった。スチュワードからのペナルティーは受け止めるけど、ただ限界を見つけようとしていただけだ。でも十分なギャップを築けていたので、ポジションに影響することはなかった。改善点はまだあるし、目指しているレベルではないけど、着実に改善していけるよう努力する」

    18位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「ペースがとても悪かった。ターン6でデ・フリースにプッシュされたときに高速でグラベルに突っ込んでしまった。フロアにダメージがあったのかどうかわからないので、確認しなければならないけど、今日はチャンスがなかった。少しでも速くなれるよう、引き続き努力していく」

    19位:角田裕毅(アルファタウリ)
    「スタートはポジションを少しでも上げられるようアグレッシブに攻めました。うまくいったように思えましたが、残念ながら1コーナーでマシンにダメージを負い、さらに4コーナーではコースアウトしてしまいました。これでフロアにダメージを受けたのか分かりませんが、その後は速さがなく、トラックリミット内を走ることも難しかったです。今後のために学んだことが多く、とてもチャレンジングなレースでした」

    DNF:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    「全容はまだわからないけれど、1回目のピットストップの後に問題が発生し、パワーを失って続行できなくなった。理想的な状況ではないし、情報が少ないから今後が難しくなるけど、僕たちは持っているものを最大限に活用する必要がある。後ろから追い上げてくる速いクルマに囲まれているので、必ずしもついていけないペースで走らざるを得ない。ポジティブなのは今週末の予選セッションが2回とも非常に良かったことと、スプリントが非常に良かったことだ。少なくともそれは僕たちにはある」

    ※
    アレックス・アルボン +10秒 (11位→11位)
    ローガン・サージェント +10秒 (13位→13位)
    ニック・デ・フリース +15秒 (15位→17位)
    角田裕毅 +5秒 (18位→19位)

  • アルファタウリF1のデ・フリース 「マシンの最大限を引き出せた」

    アルファタウリF1のデ・フリース 「マシンの最大限を引き出せた」

    スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは、2023年F1第10戦オーストリアGPの決勝を15位でフィニッシュ。レース後、追加で15秒ペナルティを科されて17位に降格した。

    パルクフェルメコンディションでマシンに変更を加えたため、デ・フリースはピットレースからレースをスタートした。

    「いいレースになったと思う」とニック・デ・フリースはコメント。

    「パフォーマンス向上のために昨晩マシンに変更を行い、レースはピットレーンからのスタートだった。序盤のバーチャルセーフティカーによって全車のギャップが縮まり、僕たちにとって有利な展開になった」

    「マシンの力を最大限に引き出すことができたと思うけど、トップ10で戦うには力が足りなかっただ」

    「スチュワードからのペナルティーは受け止めるけど、ただ限界を見つけようとしていただけだ。でも十分なギャップを築けていたので、ポジションに影響することはなかった」

    「改善点はまだあるし、目指しているレベルではないけど、着実に改善していけるよう努力する」

    結局、ポジションが降格したニック・デ・フリースは、同じノーポイントのライバルであるローガン・サージェント(ウィリアムズ)が13位でフィニッシュしたことで、ドライバーズランキングで最下位に後退した。

    ニック・デ・フリース スクーデリア・アルファタウリ F1 オーストリアGP