カテゴリー: F1オーストラリアGP

  • アルファロメオF1 「マクラーレン抜きでのレース開催は不公平だった」

    アルファロメオF1 「マクラーレン抜きでのレース開催は不公平だった」

    アルファトロオF1チームの代表を務めるフレデリック・バスールは、マクラーレンなしでF1オーストラリアGPを開催することは不公平だと感じたと語る。

    マクラーレンは、チームメンバーが新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことで、木曜日の夜遅くにF1オーストラリアGPからの撤退を発表した。

    その後、F1チームの代表者はF1マネージングディレクターのロス・ブラウンと会議を開いた。アルファロメオは中止を求めたチームの1つであり、フェラリ、メルセデス、ルノーとともにFIA(国際自動車連盟)にその根拠を説明する手紙を送った。

    レースは最終的に金曜日のフリー走行がスタートする直前に中止が正式に発表された。

    「レーサーとして、この種の決定を下すのは難しいことだ」とフレデリック・バスールはオートスポーツに語った。

    「しかし、まずなにより、従業員、ファンの安全性、スポーツのイメージ、スポンサーのイメージ、そして、マクラーレンについても考えなければならない。彼らを1チームだけを欠場させるのは少し不公平だったからだ。正しい決断だったと思う」

    「チームにとっては簡単なことではなかった。レースチームだけでなく、ファクトリーの全員ががメルボルンに間に合うようにプッシュしてきたからだ」

    「だが、我々は決断を下さなければらなかった。決定が少し遅すぎたかもしれないことは残念だ。新型コロナウイルスはかなり速いスピードで爆発した」

  • F1オーストラリアGPの中止を受けオンラインで「Not the Aus GP」開催

    F1オーストラリアGPの中止を受けオンラインで「Not the Aus GP」開催

    現実世界のF1オーストラリアGPは中止となったが、バーチャルな世界でレースを戦うことになった。

    フォーミュラEドライバーのジャン・エリック・ベルニュは、ソーシャルメディアで、公式ゲーム『F1 2019』を使用して「Not the Aus GP」と呼ばれるオンラインレースが日曜日の夜にオンライン配信することを発表した。

    「今後数ヶ月間、僕たち全員が楽しみにしているレースを続けることは私たちの義務だと思います」とジャン・エリック・ベルニュは語った。

    “F1ドライバー対トップゲーマー”をテーマに掲げた本大会には、マクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスが参戦を表明。元マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンやサッカーのレアル・マドリードのキーパーを務めるティボー・クルトワらも参戦する。

    「オーストラリアでのレースだが、実際にはオーストラリアではない」とマクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスはソーシャルメディアで熱狂している。

  • レッドブルF1 「オーストラリアGPの中止は苛立たしい」

    レッドブルF1 「オーストラリアGPの中止は苛立たしい」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、新型コロナウイルスの発生によってF1オーストラリアGPが中止になったことに“フラストレーション”を感じていると認める。

    マクラーレンのF1チームスタッフが新型コロナウイルスに感染したことが発覚して出場を取りやめた後、F1は2020年のF1シーズン開幕戦となる予定だったF1オーストラリアGPの中止を決定した。

    木曜日の夜にF1チームとF1の上層部による会議の後、F1は予定されていた金曜日のフリー走行1回目まで2時間を切った段階で中止を発表している。

    「もちろん、フラストレーションを感じている」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「世界的な状況は、時間ごと、日ごとに変化している」

    「オーストラリアに到着したときの我々のレースをすることだった。だが、残念ながらパドック内で陽性反応が出たことで、イベントをキャンセルする決定が下された」

    「最終的に、スタッフ、ファン、パドックの安全性と健康は非常に重要です。」

    レッドブルはレースを進めることに賛成しているチームの1つだったが、チームの投票で5対5で意見が割れた後、メルセデスは親会社であるダイムラーからの電話で立場を変え、その後F1とFIAにキャンセルを要求する手紙を送っている。最終的にメルセデスの一連の行動がF1オーストラリアGP中止のカギとなった。

    「状況を監視したいと考えていた」とクリスチャン・ホーナーは説明する。

    「地元の保健当局はイベントの事前承認を行い、FIAも事前に承認していた」

    「さらに多くの感染が発生した場合、より多くのスクリーニングを行い、実施することに賛成する多数派がいた」

    だが、チームはミーティング後に立場を変え、その後、プロモーターはイベントをキャンセルする以外に選択肢がなかった」

    F1は、すでに延期されているF1中国GPに加えて、F1バーレーンGPとF1ベトナムGPの延期も決定。5月のオランダGPとスペインGPを開催できるかどうかも大きな疑問であり、2020年のF1世界選手権は5月末からスタートすると予想されている。

  • ピレリ、F1オーストラリアGPの中止で1800セットのタイヤを廃棄処分

    ピレリ、F1オーストラリアGPの中止で1800セットのタイヤを廃棄処分

    ピレリは、F1オーストラリアGPの中止によって1800セットのタイヤが廃棄処分されたことを確認。だが、タイヤは英国で燃料として再利用される。

    フライアウェイレース後に未使用のタイヤを捨てることはピレリにとって新しいことではない。必要のない場合は、ウェットタイヤは500本以上廃棄されている。だが、F1オーストラリアGPの中止は通常よりも多くのタイヤが処分されることになった。

    しかし、タイヤは英国に送られて燃料として使用された。

    ピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラは「より少ないコンテナに収めるためにタイヤを粉砕し、英国に返送してディドコット近くのセメント工場でリサイクルされる」とコメント。

    「我々はそれらを高温で燃やし、エネルギーを生み出しますが、汚染は生み出されることはない」

    「我々はF1タイヤをリサイクルするための多くの可能な方法を調査しているが、すべての分析の後、現時点ではこれがリサイクル方法となっている」

    タイヤはリムに取り付けた後に外すと損傷する可能性があるため、再利用することはできない。

    すでに1800セットの未装着タイヤがバーレーンとベトナムにすでに納入されている。それらの国は第2戦と第3戦が開催される予定だったが、現在では延期が決定されている。だが、スケジュールが変更されたレースが行われた場合、ピレリはタイヤをそのまま使用する。

    「バーレーンとベトナム用のタイヤはすでにあるが、問題はない。我々はほとんどのタイヤに海上輸送を使用しており、熱制御されたコンテナに入れられている」とマリオ・イゾラは語った。

    「それらは倉庫にいるようなもので、違いはない。カレンダーに変更があれば、それらを使用できる」

    「唯一の問題は、すでに装着されているタイヤの場だ。その場合、それらのタイヤは外されることになる。現時点では、リムからタイヤを外すとビードにストレスがかかるという制限がある。そして明らかに、これらのタイヤに作用する力のレベルが大きいため、我々は再びそれらのタイヤを装着する自信はない。リスクを冒したくはない」

    「ヨーロッパのイベントについては、それらを持ち越すことができる。なぜなら、使用しない場合は装備したまま、トラックにタイヤとリムを搭載しておくからだ」

    「将来的には、リムの単独サプライヤーと標準設計を持つことを考慮し、タイヤを装着後に取り外しても再利用する方法を見つけるために協力している。しかし、リスクを冒していないことを確認する必要がある」

  • メルセデスF1チーム、ダイムラーからの電話で開幕戦の中止を決意

    メルセデスF1チーム、ダイムラーからの電話で開幕戦の中止を決意

    F1オーストラリアGPの運命は、深夜のダイムラーのCEOを務めるオラ・ケレニウスからメルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフへの一本の電話で変わった。

    マクラーレンは、F1チームメンバーが新型コロナウイルスに感染したことが確認されたことを受け、木曜日の夜にF1オーストラリアGPから撤退することを発表した。

    その動きにより、メルボルンのクラウンホテルでF1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンとF1チームとの間で会議が開催され、次に何をすべきかが話し合われた。

    FIA会長のジャン・トッドは電話で会議に参加。F1シーズン開幕戦の運命は、大多数のチームが継続を望んでいるかどうか次第だと

    F1とFIAがレースを中止にできる唯一の状況は、さらに4つのチームがレースから撤退することだった。

    F1の競技規則の第5.7条には「競技会は、参加車両が12台に満たない場合には中止することができる」と記されている。

    テーブル上のオプションは、観客の有無にかかわらず、中止、もしくは金曜日のプラクティスを行うというものだった。

    F1は、新型コロナウイルスの新たな問題を発生することなく金曜日を乗り切ることができれば、F1オーストラリアGPの残りの週末を継続できたかもしれない。

    この段階で、フェラーリは、メルボルンの週末に何が起きても継続しないことをすでに明らかにしていたと理解されている。そのため、セバスチャン・ベッテルは翌朝6時のオーストラリアからの帰国便をすでに予約していた。

    金曜日にプラクティスを実施するというアイデアに対する最初の投票は、非常に好意的だった。

    ハースとウィリアムズが投票を事実上棄権したため、過半数では続行に傾いていた。メルセデス、レッドブル、アルファタウリ、レーシング・ポイントは続行、フェラーリ、ルノー、アルファロメオ、そして、すでに撤退しているマクラーレンが中止に票を入れた。

    事実上の引き分けにより、ロス・ブラウンが状況をどのように進めるかの決定票を持つことになり、彼は少なくとも状況をさらに評価する前に金曜日を実施することに賛成だ。その動きは公式に行われ、チームはイベントが進むと信じて会議を去った。

    しかし、その後、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、上司のオラ・ケレニウスから電話を受け、新型コロナウイルスの状況の影響とメルセデスがF1チームとしてどうすべきかを話し合った。

    オラ・ケレニウスは、どうするべきかについては命令せず、問題に関する最終決定をトト・ヨーロッパの悪化している新型コロナウイルスの状況について懸念を表明したと理解されている。

    オラ・ケレニウスとの会話を評価したトト・ヴォルフはロス・ブラウンに電話をかけ、メルボルンの週末を続けることに反対していると語った。これは、レースから撤退する準備ができているチームが5つになったことを意味する。つまり、10台のマシンしか参加しないという状況になった。

    これにより、FIAが必要とするトリガーポイントを超え、F1チーフは金曜日の朝にオーストラリアGPを中止する動きが進行中であることを知らせるのに十分だった。

    レースを希望しなかったチームからの撤退通知は、FIAに正式に送付された。

    ただし、F1の商業的権利保有者が一方的に行動した場合、プロモーターによって支払われた膨大なレース料金を失うリスクがあったため、最終トリガーを誰が引くかが重要だった。

    この段階では、オーストラリアのプロモーターは、週末のイベントを進めることにまだ熱心だった。しかし、金曜日の朝の午前9時に、F1が中止するつもりであることが通知された。

    並行して、ビクトリア州政府からの医学的アドバイスは、新型コロナウイルスの発生を考慮して、観客はコースに立ち入ることができないというものだった。

    これは、事実上、イベントを中止する以外に選択肢がないことを意味していた。

    関連:レッドブル、F1オーストラリアGPで中止派に寝返ったメルセデスに恨み節

  • F1オーストラリアGP主催者、今年後半へのスケジュール変更を議論

    F1オーストラリアGP主催者、今年後半へのスケジュール変更を議論

    F1オーストラリアGPの主催者は、中止という言葉は観客の混乱させないために意図的に使用したとし、今年後半へのスケジュール変更の可能性について議論していくと語る。

    F1、FIA(国際自動車連盟)、そして、オーストラリアGPの主催者は、木曜日の夕方にF1パドックでマクラーレンのスタッフが新型コロナウイルスに感染したことを受け、金曜日のプラクティスの2時間前にレースの中止を決定した。

    新型コロナウイルスに感染したマクラーレンのメンバーはオーストラリアの病院で治療を受けており、彼と濃厚接触の疑いがある14人がオーストラリアに残って2週間の検疫に置かれている。

    F1は、今後のレース開催の可能性について監視しているが、実際にシーズンが開幕するのは6月とみられており、F1カレンダーの大幅なスケジュール変更が予想されている。

    “中止”と発表されたF1オーストラリアGPだが、完全にレースはなくなったのかと質問されたオーストラリア・グランプリ・コーポレーションの代表を務めるアンドリュー・ウェスタコットは、中止という発表はファンの混乱を避けるために意図的に伝えられたものだと語った。

    「キャンセルという言葉を使用したのは、そのタイミングの即時性のためだ」とアンドリュー・ウェスタコットは述べた。

    「ここメルボルンにいたファン、ゲートにいたファンに、それが延期ではないことを知らせる、もしくは数時間、数日の延期であるという印象を受けることが重要だった」

    「ここでは、キャンセルという言葉が意図的に使用された」

    アンドリュー・ウェスタコットは、後日、レースの潜在的な新しい日付についてF1との協議が行われていくと述べた。

    「F1という世界には決して絶対というものはないことを学んだ」とアンドリュー・ウェスタコットは語った。

    「我々はここで取り組んできたし、今はチェイス・キャリー、FIA、F1と取り組んでいる」

    「私たちは問題を解決していくが、将来のステージングなどについては考え始めていない。もちおん、それは時間の経過とともに起こる通常の議論のトピックだ」

    しかし、アンドリュー・ウェスタコットは、アルバート・パーク周辺にグランプリのために配置された構造物を置き去りにすることができないことを認めた。

    「ここに何ヶ月も放置することはできない。我々が尊重しているするひとつは、ここにはスポーツ活動があることだ」とアンドリュー・ウェスタコットは語る。

    「我々が持っている特権の1つは、メルボルンのCBDにある美しい公園を占有することであると認識しているおり、建設と解体の影響を最小限に抑えたいと考えている。

    「明らかに今回の決定により、回路を解体して戻す方法が変わるが、数日から数週間ここに残すことはできない」
    「インフラストラクチャを解体して撤去し、アルバート・パークとメルボルンのスポーツクラブに戻すことになる」

  • レッドブル・ホンダF1 「オーストラリアGPの続行を主張したのは事実」

    レッドブル・ホンダF1 「オーストラリアGPの続行を主張したのは事実」

    レッドブル・ホンダF1は、マクラーレンのチームメンバーが新型コロナウイルスに感染したことが確認された後、F1オーストラリアGPでレースを続けるべきだと主張したチームのひとつであることを認めた。

    「地元の保健当局は、FIAと同様にイベントを継続する許可を与えた」とレッドブル・ホンダのF1チーム代表をクリスチャン・ホーナーはフィンランドの放送局MTVに語る。

    「大多数はレースに賛成であり、より多くのテストスクリーニングが行われていた。だが、チームはミーティング後に立場を変え、その後、プロモーターはイベントをキャンセルする以外に選択肢がなかった」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは次のように確認している。

    「他チームも準備はできていただ。だが、彼らにはエンジンがなかっただろう」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport に語った。

    ヘルムート・マルコは“特定の人々が何回か考えを変えた”ため、決定が公式に発表されるのに非常に時間がかかったと述べた。

    「パドックで新型コロナウイルスの症例があったが、もう全員がすでにそろっていたので、プラクティスを開始し、さらなる検査を実施し、最終決定を下すことができた」

    ヘルムート・マルコは、金銭的な考慮が最終的な決断の一部であることを確認した。

    「これは間違いなく責任問題になるだろう」とヘルムート・マルコは語った。

    「私が理解している限り、主催者と保健当局からOKが出ていた」

    木曜日の夜に行われた会議では、ルノー、フェラーリ、アルファロメオは中止を主張し、当初はメルセデス、レッドブル、アルファタウリ、レーシング・ポイントは続行を主張していたが、深夜にダイムラーからメルセデスのF1チーム代表であるトト・ヴォルフに電話が入り、メルセデスとそのカスタマーに欠場するよう指示したとされている。

  • F1ボス 「我々が金の亡者ならレース中止という決断はしなかった」

    F1ボス 「我々が金の亡者ならレース中止という決断はしなかった」

    F1のCEO兼会長のチェイス・キャリーは、新型コロナウイルスが蔓延しているにも関わらず、F1オーストラリアGPの開催を計画通りに進めようとしたスポーツの決定に対するルイス・ハミルトンの批判に反論した。

    F1サーカスは、新型コロナウイルスが世界的に大流行するなかでメルボルンに移動。だが、マクラーレンに感染者が出たことを受け、金曜日の1回目のプラクティスの数時間前にイベント全体の中止が決定した。

    木曜日の記者会見で、F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは新型コロナウイルスだ流行しているなかでF1がレースの準備を続けていることに“ショック”を受けたと述べ、F1は“金の亡者”だと批判した。

    レース中止が決定した後、チェイス・キャリーは「我々が金の亡者なら今日の決断を下すことはなかっただろう」とコメント。また、中止を決定するタイミングを擁護した。

    「振り返って考えれば、物事は異なって見える。変化し、進化していた状況があった」

    チェイス・キャリーは、メルボルンではF1チームがトラックに到着し始めた頃にはまだいくつかの“メジャーイベント”が開催されていたことを指摘する。

    「世界は異なる状況だった。我々は旅に出た。そして、状況は日々、何らかの形で刻々と変化していた。我々はそれを評価し続け、適切な判断を下した」

    「我々は適切なタイミングで適切な決断を下すために様々な情報を整理しようとしていた。我々はそれをしたと思っている」

    それでも、チェイス・キャリーは、新型コロナウイルスの脅威が“青天の霹靂”ではなかったと認める。

    「我々は先週までにこの問題について議論していたのは確かだ」とチェイス・キャリ-は語る。

    「私たちはここでの状況、彼らが開催していたイベント、感謝者の程度を知ってここに来るという決断を下した」

    「ヨーロッパの状況は、1週間前とは大きく異るものになった。しかし、それは我々が評価しなければならないことであることを認識していたのは確かだ」

    「1週間前は実質的にチームが移動を始めたときであり、その時点では我々はそれが正しい決定だと感じていた」

    「状況は多くの点で明らかに変化していたが、我々は常にこれらを議論し、どのように対処するかを考えて、多くの偶発事象を調べていた」

  • F1:ロス・ブラウン、オーストラリアGP中止の発表が遅れた背景を説明

    F1:ロス・ブラウン、オーストラリアGP中止の発表が遅れた背景を説明

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンが、F1オーストラリアGPを中止するという発表が遅れた理由を説明した。

    今週を迎える前から、F1オーストラリアGPを進めることは疑問視され、F1が致命的なリスクを冒していると感じている人もいた。新型コロナウイルスがサーキットに侵入した場合、F1自体が危機に晒される可能性があるためだ。

    世界中であらゆる種類のビジネス、スポーツ組織、政府が抜本的な措置を講じていたが、F1は専門家チームとともにあらゆる予防策を講じていると主張し続けた。

    13日(木)の現地時間22時23分、マクラーレンは、チームメンバーが新型コロナウイルスの陽性であるとの検査結果が出たことを受け、F1オーストラリアGPから撤退すると発表した。

    F1、FIA、オーストラリア・グランプリ・コーポレーションがイベントがキャンセルされたことを発表したのは翌13日(金)の現地時間10時20分だった。

    その12時間でチームは会議を開催。最初はレースが開催すべきかどうかについて5対5で意見が分かれた。だが、ダイムラーが最終的にチームのプラグを抜いた。レーシング・ポイントは参戦を希望していたが、最終的に継続を希望するのはレッドブルとアルファタウリだけとなった。

    会議の結果が漏れ始めると、メディアはレースが中止になったと報じ始めた。Autosportは3時07分、ロイターは4時16分に中止を伝えた。

    それにも関わらず、F1とFIAは公式発表を行うまでにロイターの報道から6時間かかった。

    その時までに、多くのチームがすでに荷物を梱包し、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンは去り、ファンは入場を拒否されるためだけにトラックに到着していた。

    マクラーレンが撤退した後、中止を発表するのに12時間を要したことについて、F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは「チーム、医療当局、FIA、およびプロモーターとの協議が行われた」とF1公式ウェブサイトで語った。

    「私は一晩中起きていた。我々には多くの課題があった。チームを再び結集して会議を開かなければならなかった。すべて時間にかかる」

    「完全な独裁では決められない。我々が決定を下すことができないようにね。考慮すべき要因がたくさんある。ヨーロッパのタイムゾーンでヨーロッパにあるFIAと話しており、ジャン・トッドと話をしなければならなかった」

    「残念ながら、チェイスは不在であり、ベトナムとここを行き来していた。だから、かなりストレスの多い時間だった。重要なことであることを考えれば、12時間ですべてを処理したできたのは良かったと思っている」

    F1が最初にレース継続を進めた理由についてロス・ブラウンは「我々はレースに参加することに非常に熱心だった。非常に前向きなイベントだ。シーズンをキックスタートしたかった。我々はここで経済に大きな影響を与え、それは私たちの経済にも影響を与える」

    「F1は機能しなければならない。それを機能させなければならないので、状況全体を見て、進めることに決めたとき、さまざまなダイナミクスを調べた。おそらく誰もが驚いたのは、この問題の急速な拡大だ。ほぼ垂直になったイタリアの国のように間違いなく新しい症例だった。誰もそれを予想できなかった」

    「ここ数週間、マッティアア・ビノットと何度も話をした。彼の感触は、過去5~7日にイタリアで見たものから変わっていた。だから我々ちはこの船に乗って、楽観的であり、F1を開始し、困難な時期に少しの安心をもたらすことができた」

    「陽性反応な出て、そのために1つのチームがレースできなくなり、明らかに対処する必要がある問題があった」

    「我々は、1件、5件、10件の場合に何が起こるかを保健当局と計画していた。しかし、これらのケースで決してわからないことは、周りの人々との関係だ。1人の発症で14人が隔離されなければならず、それは事実上そのチーム(マクラーレン)を運用不能にした」

    「その1つのケースが、異なるプロファイル、異なる責任を持つ人物であった場合、チームにそれほど影響を与えなかった可能性がある。予測に永遠に費やすことができる特定のことがあり、何が起こるかわからない。実際にパドックで陽性だった人を見つけた。それは当局の功績だ。彼らは特定し、検査し、手順はうまくいった」

    チームがメルボルンを離れる際、彼らがどこに向かっているのかは不明だ。通常の状況では、彼らはバーレーンに直行しただろう。だが、今回は異なる。。

    バーレーンGPは今や開催されないと広く予想されている。実際、ベトナム、ザントフォールト、バルセロナ、モナコも開催が疑われており、シーズンはバクーで始まると広く話されている。

    「人生でこのような状況を経験した人はいないと思う。金融危機などのドラマを経験してきたが、現時点ではその規模は膨大だ。現在の状況と、今週末から学んだことを検討している。いつ再開できるかを現実的に考えなければならない。それが現在取り組んでいることだ」

    「シーズンを再構築し、できるだけ多くの失われたレースに対応しようと考えている。今シーズンをどのように構築するかという点で、人々はある程度の寛容を示さなければならないと思う。チームは、それが必要であると認識する適切な場所にいると思う」

    F1とチームにとってレースが少ないということはお金が少なくなることを意味し、それは開発のためのお金が減り、2021年レギュレーションと予算上限の延期につながるかもしれない。

  • バルテリ・ボッタス、幻と化したF1オーストラリアGP仕様ヘルメット

    バルテリ・ボッタス、幻と化したF1オーストラリアGP仕様ヘルメット

    メルセデスのバルテリ・ボッタスは、2020年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPにむけてスペシャルヘルメットを用意していた。

    昨年、F1オーストラリアGPで2番グリッドから優勝を果たしているバルテリ・ボッタスは、2020年もスタートダッシュを決めるべく気合を入れていた。それは“メルボルン仕様”のスペシャルヘルメットにも表れている。

    海洋に浮かぶオーストラリア大陸をイメージした美しいヘルメットには右側に“アルバート・パーク”、左側に“メルボルン”の文字が入り、背面にはコアラのイラストが入れられている。昨年、オーストラリアは山火事に見舞われ、コアラを含めた何万匹もの動物が犠牲になっていた。

    しかし、残念ながら、新型コロナウイルスの影響によってF1オーストラリアGPは中止。このスペシャルヘルメットは一度もコースを走ることなく、幻と化してしまった。

    バルテリ・ボッタス 2020年 F1オーストラリアGP ヘルメット(メルセデスF1チーム)バルテリ・ボッタス 2020年 F1オーストラリアGP ヘルメット(メルセデスF1チーム)バルテリ・ボッタス 2020年 F1オーストラリアGP ヘルメット(メルセデスF1チーム)