カテゴリー: アストンマーティンF1チーム

  • ホンダとアストンマーティンF1が結束強化「信頼関係は日に日に強まっている」

    ホンダとアストンマーティンF1が結束強化「信頼関係は日に日に強まっている」

    2026年シーズンに苦戦が続くホンダとアストンマーティンだが、両者の関係はむしろ強化されているようだ。ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長は、バルセロナ・カタルーニャGP期間中に両陣営による「チームギャザリング(懇親会)」が開催され、率直な意見交換を通じて信頼関係を深めたことを明かした。

    アストンマーティンは2026年の新レギュレーション導入とともにホンダ製パワーユニットを搭載したが、ここまでの戦績は期待を大きく下回っている。

    それでも渡辺社長は、困難な状況だからこそホンダの挑戦する精神が試されていると強調した。

    バルセロナで開催されたチームギャザリング
    ホンダとアストンマーティンの提携は、2026年シーズン開幕当初から厳しい現実に直面している。

    フェルナンド・アロンソがモナコGPでチーム初ポイントを獲得したものの、多くのレースではキャデラックと最後尾争いを繰り広げる状況が続いている。スペインGPではアロンソとランス・ストロールの両名が完走できず、厳しい週末となった。

    そうした中、渡辺社長はホンダが公開した動画の中で、スペインGPで実施されたチームギャザリングについて語った。

    「2026年シーズンのスタートは私たちにとって非常に厳しいものでした。現在の順位は私たちが望んでいるものではありません」

    「しかし、困難な時こそホンダとHRCのDNAであるチャレンジ精神が必要になります」

    2015年の苦境と重ね合わせるホンダ
    渡辺社長は、ホンダがF1に復帰した2015年の苦しい時代を引き合いに出し、現在の状況も乗り越えられると語った。

    「2015年にも私たちは厳しいスタートを経験しました。しかし、決して諦めることなく強くなりました」

    「チームの全員が2026年型パワーユニットの改善に向けて努力を続けています」

    現在のホンダは、FIAのADUO(追加開発・アップグレード機会)制度によって認められた最大2回分のICE(内燃機関)開発枠を獲得している。ただしホンダ側は、アップグレードによって劇的な改善が得られるわけではないとの見方も示している。

    ホンダ・レーシング

    「日に日に強くなる関係」
    渡辺社長はアストンマーティンとの協力体制についても前向きな評価を示した。

    「アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワンチームとの関係は日に日に強くなっています」

    「先日のスペイングランプリではチームギャザリングを開催し、率直なコミュニケーションを取って信頼関係を強化する素晴らしい機会となりました。多くのチームメンバーと直接話ができたことも非常に良かったです」

    さらに、「ひとつのチームとして、この強固な基盤の上に立ち、共に努力を続けていきます。どんな状況でも決して諦めません」と語った。

    ニューウェイ主導の大型アップデートに期待
    アストンマーティンは、他チームが激しい開発競争を繰り広げる中で、エイドリアン・ニューウェイ主導による大規模アップデートパッケージの投入に注力している。

    チームは小規模な改良を重ねるのではなく、夏以降に導入予定のAMR26Bへ開発リソースを集中させており、その判断はチーム内でも支持されている。

    ここまでの結果は失望を伴うものとなっているが、ホンダとアストンマーティンはバルセロナでの対話を通じて結束を強めた。アップグレード版パワーユニットとAMR26Bが投入される今後数戦が、この提携の真価を占う重要な局面となりそうだ。

  • アストンマーティンF1大改修 ニューウェイがAMR26Bに残すのはフロントサスのみ

    アストンマーティンF1大改修 ニューウェイがAMR26Bに残すのはフロントサスのみ

    アストンマーティンは2026年シーズン前半を事実上“捨てる”覚悟で、大規模アップグレードパッケージの投入を待っているようだ。現在のAMR26はグリッド最後尾レベルの競争力しか示せておらず、チーム内部では今後数戦を開発のための準備期間と捉えているという。

    フェルナンド・アロンソがモナコGPで獲得した1ポイントにより辛うじてキャデラックを上回っているものの、バルセロナ・カタルーニャGPでは最後列を独占するなど、アストンマーティンの苦戦は明白となっている。

    ハンガリーGP投入予定の大型アップグレード
    Motorsport ITによると、アストンマーティンは当初予定されていたベルギーGPではなく、夏休み前最後のハンガリーGPで大型アップグレードを投入する見通しだ。

    このアップグレードは単なる改良版ではなく、チーム内では「新シーズンの始まり」と見なされるほど大規模なものになるという。

    アストンマーティンはシーズン序盤から小規模なアップデートを積み重ねるのではなく、一度に大きく性能を変える“ビッグバン方式”を選択した。そのため、現在はポイント争いよりも将来の競争力回復を優先している状況だ。

    報道では、現時点でトップチームとの差は約4秒と推定され、その原因はパワーユニットとシャシーが半々だと分析されている。

    ニューウェイが認識したシャシーの根本問題
    開幕当初、エイドリアン・ニューウェイは主にホンダ製パワーユニットの遅れが不振の原因であるとの見方を示していた。

    しかしシーズンが進むにつれ、問題はエンジンだけではないことが明らかになった。

    特にパワー依存度が低いモナコGPでアストンマーティンが予選最下位を独占したことは、車体側にも深刻な欠陥が存在することを示す決定的な証拠になったとされる。

    その結果、ニューウェイは現行マシンの設計をほぼ全面的に見直す方針を固めたという。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    唯一残されるのはフロントサスペンション
    報道によれば、ニューウェイが次期仕様車へ引き継ぐ予定なのはフロントサスペンションのみだ。

    それ以外の部分については完全に刷新される見込みで、実質的には別のマシンになるとみられている。

    ニューウェイのアストンマーティン加入が2025年3月までずれ込んだことや、ホンダ側の開発体制再編による遅れも重なり、2026年マシンは十分な準備期間を確保できなかったとされる。

    ホンダPUにもADUOによる救済措置
    一方でホンダにも改善の余地は残されている。

    2026年から導入されたADUO(性能均衡調整制度)により、ホンダは2段階の開発トークン使用が認められている。

    当初は最大支援枠の対象になる可能性も報じられていたが、FIAはホンダの性能不足がそこまで大きくないと判断し、より上位の救済措置は認めなかった。

    それでも2回のアップグレード機会を得ており、ハンガリーGPまでに最初の改良版が投入されるかが注目される。

    アロンソが「後半戦から新しいシーズンが始まる」と語っているように、アストンマーティンとホンダにとって真の勝負は夏以降になるのかもしれない。

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    ・アストンマーティンF1 AMR26BでホンダがADUOの2回分の改良を一気に投入か

  • アストンマーティンF1 ジャック・クロフォードをオーストリアGPのFP1に起用

    アストンマーティンF1 ジャック・クロフォードをオーストリアGPのFP1に起用

    アストンマーティンは、育成ドライバー兼リザーブドライバーを務めるジャック・クロフォードが、2026年F1オーストリアGPのフリー走行1回目(FP1)でランス・ストロールに代わってAMR26をドライブすると発表した。

    これはクロフォードにとってアストンマーティンで4回目のFP1出走となり、2026年シーズンでは2回目の機会となる。また、FIAが義務付けるルーキードライバー起用枠4回のうち2回目にあたる。

    バルセロナでのタイヤテストを経て再びF1マシンへ
    クロフォードは今週、バルセロナで実施されたピレリのタイヤテストに参加したばかりだ。今回のオーストリアGPでは、その経験を生かして再び実戦の週末に臨む。

    レッドブルリンクはクロフォードにとって馴染み深いサーキットであり、FIA F2およびFIA F3時代にはともに勝利を記録している。また、2024年6月には同コースでアストンマーティンのAMR22によるテストも経験している。

    それから2年が経過した現在、クロフォードはチームのドライバー育成プログラムの中核を担う存在となり、F1マシンでの走行距離は3800km以上に達している。これは現役F1ドライバー以外の若手としては非常に豊富な経験量だ。

    クロフォード「チームに有益なフィードバックを提供したい」
    クロフォードは今回のFP1出走について次のように語った。

    「レースウイーク中に再びAMR26をドライブする機会を得られて本当に嬉しいです。オーストリアはよく知っているサーキットですし、アストンマーティンF1マシンで初めてテストを行ってから約2年後に、再びレッドブルリンクへ戻れることは特別なことです」

    「今シーズンはシミュレーターで多くの時間を過ごしてチームをサポートしてきましたし、最近はバルセロナでタイヤテストも行いました。その積み重ねを実際のコースで生かせるのを楽しみにしています」

    「F1マシンに乗る機会はどれも貴重です。チームに有益なフィードバックを提供し、このセッションを最大限に活用することに集中したいと思います」

    クラック「成長を評価する重要な機会」
    トラックサイド責任者のマイク・クラックは、クロフォードの継続的な貢献を高く評価している。

    「ジャックはサードドライバーとして重要な役割を果たし続けている。今回のFP1セッションも、その成長過程における価値あるステップだ」

    「彼はシーズンを通してシミュレータープログラムに深く関わってきた。また最近のバルセロナでのピレリタイヤテストでも有意義な走行を行った」

    「オーストリアでは、レースウイークという実戦環境の中で彼の成長を評価するとともに、チームにとって有益なデータを収集する機会となる」

    アストンマーティンの育成計画における重要な一歩
    現在20歳のクロフォードは、F2でタイトル争いを続けながらアストンマーティンの育成プログラムにも参加している。今回のFP1出走は単なるルーキー枠消化ではなく、将来的なF1昇格を見据えた評価の場という意味合いも強い。

    アストンマーティンは2026年からホンダとのワークス体制を開始したが、シーズン序盤は苦戦が続いている。そんな中で、若手ドライバーの育成と評価を進めることはチームの長期的な将来戦略においても重要なテーマとなっている。

  • フェルナンド・アロンソ F1引退後はダカール再挑戦「最低2〜3回のラリーが必要」

    フェルナンド・アロンソ F1引退後はダカール再挑戦「最低2〜3回のラリーが必要」

    フェルナンド・アロンソは、将来的にF1を離れた後の目標として再びダカール・ラリーへの挑戦を見据えていることを明かした。

    2026年シーズンのアストンマーティンは深刻な苦戦を強いられており、アロンソ自身も望んでいた形でキャリアを終えられる状況にはない。それでもアロンソは、自身のF1引退後のプランとしてダカール・ラリー復帰を明確に思い描いている。

    F1引退のタイミングはまだ未定
    アロンソはスペイン紙『Mundo Deportivo』の取材で、引退時期を決めることの難しさについて語った。

    「F1というのは終わりのないサイクルなんだ。翌年はいつだって今年より良くなるように思えるからね。チームは常に新しいプロジェクトを抱え、ファクトリーではアップデートを進めていて、良いデータも持っている」

    「だからドライバーにとって、続けるチャンスがある中で『今が辞め時だ』と判断するのは難しい」

    アロンソは判断基準についても説明した。

    「僕の場合は、自分がマシンの中でどう感じるか、ドライブをどれだけ楽しめているかを重視している」

    「ただ、今のF1マシンは最も楽しい乗り物ではない。結果とは関係なく、もっと楽しいマシンにも乗ってきたからね」

    また、現在24戦にまで拡大したカレンダーも考慮要素のひとつだという。

    「僕がF1を始めた頃は16戦しかなく、そのうち11戦はヨーロッパだった。今は24戦あって、ヨーロッパ開催は7戦しかない。だから自分が何をしたいのか考える必要がある」

    しかし最も重要なのは競争力だと強調した。

    「僕にとって一番大事なのは、自分が速いと感じられること、競争力があると感じられることだ」

    「そして今もそれは感じている。自分はまだ速いと思っている」

    「いつ辞めるかは決めていない。今年なのか、来年なのか、それとも3年後なのか分からない。でも、その時が来たらベストなタイミングにしたい。ただ実際には、それが本当にベストだったかどうかは後にならないと分からないんだ」

    ダカール再挑戦へ準備プランを明かす
    アロンソはF1引退後の最優先目標として、再びダカール・ラリーに挑戦する考えを示した。

    アロンソは2020年にトヨタからダカールへ参戦。その際は事前に複数回のテストやラリーへ出場して経験を積んでいた。

    そして再挑戦する際にも、同様の準備が必要だと考えている。

    「おそらく前回と同じような形になるだろう。あの時は土のテストを2〜3回、砂丘でのテストを2回やった。そしてモロッコラリー、南アフリカのラリー、サウジアラビアのラリーにも出場した」

    「だからダカールへ自信を持って挑むには、最低でも5〜6回のテストと2〜3回のラリーが必要だと思う」

    「もちろん、それ以上できるならその方がいい」

    アロンソは、ダカール特有のスキル習得が最大の課題だと認めている。

    「ダカールのマシンでは地形や砂丘を読む能力が極めて重要なんだ」

    「でも僕にはそれがない。これまで一度も持っていなかった」

    「僕はラリー出身ではないからね。それを身につけるには時間がかかるし、もしかしたら何年も必要かもしれない」

    「それでも、やらなければならないことなんだ」

    ダカール・ラリー初挑戦から6年が経過した今も、その未完の挑戦はアロンソの頭の中に強く残っているようだ。現在はアストンマーティンとの苦しい戦いが続くが、F1キャリアに区切りをつけた先には、再び砂漠への挑戦が待っている。

    アロンソの発言から見える現実
    今回の発言で注目すべきなのは、アロンソが「引退後に何をするか」ではなく、「どうやってダカールを勝てる状態で迎えるか」を具体的に考えている点だ。

    2020年の挑戦では総合13位という結果を残したが、本人は依然として経験不足を痛感している。特に砂丘の読み方や路面変化への対応力については、F1で培った技術だけでは補えないと認識している。

    そのため、再挑戦時には複数回のテストと実戦ラリー参戦を経て準備期間を設ける考えを明かした。これは単なるイベント参戦ではなく、総合優勝を狙う本格的なプロジェクトとしてダカール復帰を考えていることを示している。

    また、F1引退時期についても「今年か来年か3年後か分からない」と語っており、少なくとも現時点で現役続行への意欲は失われていない。アストンマーティンの苦戦が続く中でも、自身のスピードと競争力への自信は揺らいでいないことがうかがえる。

  • ホンダF1苦戦の理由とは? アストンマーティンとの再出発を渡辺康治社長が説明

    ホンダF1苦戦の理由とは? アストンマーティンとの再出発を渡辺康治社長が説明

    ホンダとアストンマーティンの2026年シーズンは厳しい船出となった。ランキングでは下位に沈み、信頼性やパフォーマンス不足にも苦しんでいる。

    しかし、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長は、この状況を短期的な失敗とは捉えていない。むしろ、2015年のマクラーレンとのF1復帰時と同様の試練を乗り越え、再びトップ争いに返り咲くことを目指している。

    ホンダが苦戦する背景
    数年前までレッドブルとともにタイトル争いを繰り広げていたホンダが、なぜアストンマーティンとの新プロジェクトでは最後尾グループに苦しんでいるのか。

    渡辺康治社長は、その背景として2026年の新レギュレーションに加え、パートナーシップや周辺環境の全面刷新を挙げた。

    「現在の状況はレッドブルと組んでいた頃とは根本的に異なります」

    「レギュレーションは非常に複雑ですし、アストンマーティンとの新しいパートナーシップ、アラムコ製燃料、そしてバルボリン製オイルも新しい組み合わせです。すべてが新しく、簡単ではありません」

    さらに最大の要因として、2021年末のF1撤退決定が現在も影響していると明かした。

    撤退決定が開発に与えた影響
    ホンダは2021年末にF1活動終了を決定した際、多くのエンジニアを量産車や先端技術開発部門へ異動させた。

    しかし2023年にアストンマーティンとのワークス参戦を決断した時点で、それらの人材を即座に呼び戻すことはできなかった。

    「以前の撤退による遅れを取り戻すのに時間がかかりました」

    「開発開始が遅れたことに加え、必要な能力や体制の再構築、人材の呼び戻しにも時間を要しました」

    HRCが本来の開発体制を取り戻したのは2025年になってからだったという。

    その結果、ホンダ自身はライバルメーカーと比較して約1年の開発遅れを抱えていると認識しており、それがメルセデス、フェラーリ、アウディ、レッドブル・フォードに後れを取る大きな理由になっている。

    夏のアップグレードで反撃へ
    シーズン前半のホンダは振動などの信頼性問題への対処に多くのリソースを割いてきた。

    そのため、本格的な性能開発は後回しにならざるを得なかった。

    しかし現在は問題の大半を解決できたことで、夏に向けて内燃エンジン(ICE)の性能向上を目的としたアップグレード投入を計画している。

    ただし渡辺康治社長は即効性について慎重な見方を示している。

    「一晩で状況を劇的に変えるものにはなりません」

    「私たちのアプローチは変わりませんし、長期的な視点で改善を続けていきます」

    コストキャップ時代では資金投入だけで問題を解決することはできない。ホンダは信頼性対策に予算を消費した影響もあり、性能開発面で不利なスタートを切ったことを認めている。

    シャシー側にも課題
    アストンマーティンの低迷はパワーユニットだけが原因ではない。

    エイドリアン・ニューウェイは2025年3月の加入だったため、2026年マシン開発では他チームより数か月遅れた状態からスタートした。

    さらにチームは新ファクトリー、新風洞、新ギアボックス、新パワーユニット、新スタッフと、多くの要素を同時に統合する過程にある。

    シーズン開幕時にはアンディ・コーウェルも、2026年型シャシーについて「5番手程度の競争力しかない可能性がある」と認めていた。

    そのためアストンマーティンは小規模アップデートを重ねる方針を取らず、夏休み前に投入予定の大規模空力パッケージへ開発資源を集中させている。

    チーム内部では「AMR26B」とも呼ばれるBスペック級のマシンになる可能性があるとみられている。

    HRC(ホンダ・レーシング) / 本田技研工業

    アストンマーティンとの関係は良好
    コンストラクターズランキング10位という状況にもかかわらず、ホンダとアストンマーティンの関係は揺らいでいない。

    渡辺康治社長によれば、オーナーのローレンス・ストロールとは頻繁に話し合いを続けているという。

    「アストンマーティンとのパートナーシップはまだ新しく、強固な関係を築くには時間が必要です」

    「私はローレンス・ストロールと頻繁にコミュニケーションを取っています。率直な対話がパートナーシップをより強いものにしています」

    「彼はホンダの能力を強く信じています。もちろん現在の状況に満足していませんし、私も満足していません。しかし、PU性能やシャシー性能、チーム運営などあらゆる面について、どうやって理想の位置へ戻るかを議論しています」

    ホンダは長期戦を覚悟
    渡辺康治社長は、ホンダ経営陣が現状を深刻に受け止めている一方で、プロジェクトを短期的な結果だけで評価するつもりはないと強調した。

    「F1への挑戦はホンダのDNAの一部です。それは変わっていません」

    「経営陣は現在の結果に満足していません。しかし同時に、このプロジェクトは今年だけで評価すべきものではなく、中長期的な視点で見るべきだという共通認識があります」

    ホンダはかつてマクラーレンとの失敗を経験しながらも、レッドブルとの黄金期へとたどり着いた。アストンマーティンとのプロジェクトも同じ道を歩めるかどうか。その答えは、夏以降に投入されるホンダのアップグレードとAMR26Bの成否にかかっている。

  • アストンマーティンF1 AMR26BでホンダがADUOの2回分の改良を一気に投入か

    アストンマーティンF1 AMR26BでホンダがADUOの2回分の改良を一気に投入か

    アストンマーティンF1は2026年シーズン前半の苦戦から脱却するため、ハンガリーGPを目標に大規模アップデート版「AMR26B」の投入を準備している。その切り札のひとつとして、ホンダがFIAのADUO(追加開発・アップグレード機会)で認められた2回分の改良を一度に投入する可能性が浮上した。

    車体とパワーユニットの双方を大幅に進化させることで、最後尾争いから脱出し、ポイント圏への返り咲きを目指している。

    ホンダがADUOの2回分改良を投入か
    Motorsport Italiaによると、ホンダは現在のパワーユニット性能不足を解消するため、ADUO制度で認められた改良を最大限活用する方向で準備を進めているという。

    2026年のパワーユニット勢力図では、ホンダはメルセデスやレッドブル・パワートレインズに後れを取っているとみられており、FIAから2回分の開発機会が認められている。

    通常であればシーズン中に段階的に投入することも可能だが、ホンダはその2回分をまとめて使用し、一度に性能向上を図る可能性があると報じられている。

    もし実現すれば、アストンマーティンにとってはシーズン最大級の戦力強化となる。

    AMR26B投入で反撃開始へ
    アストンマーティンは今季ここまで深刻な低迷に苦しんでいる。

    フェルナンド・アロンソがモナコGPで獲得した1ポイント以外に目立った成果はなく、グリッド最後尾争いを強いられているのが現状だ。

    そのためチームは現行AMR26の開発を事実上凍結し、エイドリアン・ニューウェイ主導による大幅改良版AMR26Bへ開発リソースを集中している。

    当初はベルギーGPでの投入も検討されていたが、現在は夏休み前最後のレースとなるハンガリーGPでのデビューが有力視されている。

    クラック「すべての分野で改善が必要」
    アストンマーティンのサーキット運営責任者であるマイク・クラックは、チームが抱える問題が単一の要因ではないことを認めている。

    「バルセロナの特性はモナコとはまったく違っていた。高速コーナーや中速コーナーが多く、低速コーナーはほとんどなかった。一方でモナコはその逆だった」

    「モナコではタイヤを機能させることに苦労し、スペインではタイヤを冷却しようとしていた。まったく異なる状況だったが、どちらのサーキットでも我々は遅かった。それは、すべての分野で改善が必要だということを示している」

    また、苦しい状況のなかでも学びを得ることの重要性を強調した。

    「これはチーム全体に重くのしかかっている。とりわけドライバーたちが強く感じている」

    「アップデートを待つだけだと言うのは簡単だが、今のクルマでも改善できる部分はまだ数多く残っている」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ニューウェイ体制の成果が問われる
    AMR26Bは単なるアップデートカーではない。

    エイドリアン・ニューウェイを中心に、フェラーリから加入したエンリコ・カルディレ、元メルセデスのジャック・ヴィーノ、ダンカン・エリオットらが関与する新体制の成果が初めて形になるマシンとみられている。

    現行AMR26から引き継がれる部品は限られ、実質的には新車に近いレベルの改修が施される見込みだ。

    ホンダの新仕様パワーユニットとAMR26Bが同時に投入されれば、アストンマーティンにとって2026年シーズンの本当のスタートとなるかもしれない。

    チームはまず最後尾争いから脱出し、安定してポイント圏を争える位置まで浮上することを目指している。その第一歩が、ハンガリーGPで実現する可能性が高まっている。

  • アストンマーティンF1 アロンソ後任候補にペレス浮上 ニューウェイも高評価

    アストンマーティンF1 アロンソ後任候補にペレス浮上 ニューウェイも高評価

    アストンマーティンF1が、2026年限りで契約満了を迎えるフェルナンド・アロンソの後任候補としてセルジオ・ペレスを検討していると報じられた。背景には、アロンソにアルピーヌ復帰説が浮上していることがあり、チームは将来に向けた準備を進めているようだ。

    RacingNews365によると、レッドブル時代にペレスと仕事をしたエイドリアン・ニューウェイが、その技術的な知見や開発能力を高く評価していることも、アストンマーティンが関心を寄せる理由の一つとされている。

    アロンソ去就不透明で後任探しを開始
    アストンマーティンは2026年シーズンも苦戦が続いており、フェルナンド・アロンソの将来に不透明感が漂っている。

    最近のパドックでは、アロンソが2027年に古巣アルピーヌへ復帰する可能性が取り沙汰されており、その噂は徐々に勢いを増している。アロンソは今季末で契約満了を迎えるため、アストンマーティンも万一の事態に備えて代役候補の選定を進めているとみられる。

    その有力候補として名前が挙がっているのが、現在キャデラックで戦うセルジオ・ペレスだ。

    ペレスの経験と開発能力を評価
    ペレスは2026年シーズン、チームメイトのバルテリ・ボッタスを上回るパフォーマンスを見せており、その走りが複数のチームの注目を集めているという。

    アストンマーティンは、アロンソが離脱した場合には知名度と実績を兼ね備えたドライバーを求めており、F1で6勝を挙げたペレスはその条件に合致する。

    また、レッドブル時代にペレスと仕事をしたエイドリアン・ニューウェイは、彼の技術的理解力やマシン開発への貢献度を高く評価しているとされる。特に開発ドライバーとしての能力は、2026年型マシンの競争力不足に苦しむアストンマーティンにとって魅力的な要素となる。

    キャデラックとの契約を解除するために相応の報酬が必要になったとしても、アストンマーティンは大きな障害とは考えていないようだ。

    セルジオ・ペレス アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ウィリアムズやアルピーヌも関心
    ただし、ペレス獲得競争は激化する可能性がある。

    ウィリアムズもペレスに関心を示しているとされ、アレクサンダー・アルボンやカルロス・サインツJr.がより有力なチームからオファーを受けた場合の代役候補として注目しているという。

    さらに、もしアロンソがアストンマーティン残留を決断した場合には、アルピーヌもペレス獲得に動く可能性がある。アルピーヌは新たなタイトルパートナー契約を控えており、スポンサー面でもペレスの商業的価値を高く評価していると伝えられている。

    2027年ドライバー市場の焦点に
    2027年のドライバー市場では、マックス・フェルスタッペンの去就が依然として最大の注目材料となっている。

    フェルスタッペンがレッドブルを離れ、メルセデスへ移籍するような事態になれば、ジョージ・ラッセルの将来にも影響が及ぶ可能性がある。アルピーヌはラッセルやアルボンにも関心を示しているとされており、アロンソ、ペレス、サインツJr.、アルボンらを巻き込んだ大規模な移籍連鎖へ発展する可能性もある。

    現時点ではペレス本人はキャデラックでのプロジェクトに集中する姿勢を維持している。しかし、アロンソの決断次第では、2027年の移籍市場で最も注目される存在のひとりになるかもしれない。

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    ・アロンソはアストンマーティンF1の現状に「舞台裏では怒り狂っている」

  • アロンソはアストンマーティンF1の現状に「舞台裏では怒り狂っている」

    アロンソはアストンマーティンF1の現状に「舞台裏では怒り狂っている」

    フェルナンド・アロンソに、2027年にアルピーヌへ復帰する可能性が浮上している。アストンマーティンF1は当初、アロンソがチームで現役生活を終えると考えていたが、2026年シーズンの深刻な低迷によって状況が変わりつつあるようだ。

    表向きには冷静な姿勢を保っているアロンソだが、舞台裏ではチームの現状に強い不満を抱いているとされる。パドックでは、その苛立ちが将来の決断に影響を与える可能性があるとの見方が広がっている。

    アストンマーティンF1の苦境がアロンソの将来に影響
    フェルナンド・アロンソは2022年夏、当時所属していたアルピーヌを離れ、セバスチャン・ベッテルの後任としてアストンマーティンへ移籍した。

    ローレンス・ストロールは、アロンソを中心にタイトル争いができるチームを築くため莫大な投資を実施。エイドリアン・ニューウェイの招聘やホンダとのワークス契約締結など、大規模なプロジェクトを進めてきた。

    しかし、2026年の新規則導入によって飛躍を期待していたアストンマーティンは大きく苦戦。開幕から7戦を終えた時点で、チーム唯一のポイントはモナコGPでアロンソが獲得した1点のみとなっている。

    そのため、パドックではアロンソの去就を巡る憶測が急速に広がっている。

    「舞台裏では本当に怒り狂っている状態」との報道
    バルセロナ・カタルーニャGP週末には、アロンソのアルピーヌ復帰説が急浮上した。

    『Motorsport-Magazin』のクリスティアン・メナートによると、アストンマーティン内部ではアロンソが引退後もチームに残り、アンバサダー的な役割を担うと考えられていたという。

    しかし実際には、アロンソは現在の状況に強い不満を抱いているとされる。

    報道によれば、アロンソは「舞台裏では本当に怒り狂っている状態」であり、ファクトリー内では「決して冷静ではない」という。

    もっとも、アロンソは公の場でチームを批判するつもりはなく、マシンの問題点について事実を述べるにとどめている。

    ただし、こうした水面下での不満が、アルピーヌへの移籍を後押しする可能性があるとみられている。アルピーヌのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレは現在もアロンソのマネジメントに関与しているとされ、両者の関係は非常に深い。

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    2027年に向けて4つのシナリオ
    スペイン紙『SPORT』によると、現在パドックではアロンソの将来について主に4つのシナリオが語られている。

    1つ目は現役引退だ。アロンソは以前からル・マン24時間レースやダカールラリーへの再挑戦に関心を示しており、F1から離れる可能性も完全には否定されていない。

    2つ目はアストンマーティン残留。苦戦が続いているとはいえ、ホンダとの共同プロジェクトやニューウェイ体制の本格始動を見届けたいと考える可能性もある。

    3つ目が現在もっとも注目を集めているアルピーヌ復帰案だ。2005年と2006年にルノーでワールドチャンピオンを獲得したアロンソにとって、エンストンへの帰還は4度目の在籍となる。

    そして4つ目として、マクラーレン移籍説も浮上している。オスカー・ピアストリがレッドブルへ移籍した場合の後任候補として名前が取り沙汰されているが、現時点では実現性は不透明だ。

    夏休み後に決断か
    アロンソ自身は、将来について夏休み明けに判断を下す意向とされている。

    アストンマーティンは大型アップグレードやホンダの改良版パワーユニット投入による巻き返しを目指しているが、その成果がアロンソの決断を左右する重要な材料になる可能性が高い。

    現時点では残留、移籍、引退のいずれも排除できない状況だが、少なくともアストンマーティンが想定していた「アロンソはこのままチームでキャリアを終える」というシナリオは揺らぎ始めている。

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    アストンマーティンF1にBBC記者が厳しい見方「大型アップデートでも中団下位」

    アストンマーティンF1が今季後半に投入を予定している大型アップデートについて、BBCスポーツのF1担当記者アンドリュー・ベンソンが厳しい見方を示した。ベンソンは、仮にアップデートが大成功を収めたとしても、チームは中団下位グループに加わる程度にとどまる可能性が高いと分析している。

    2026年シーズンのアストンマーティンはここまでわずか1ポイント獲得に留まり、コンストラクターズランキング最下位に沈んでいる。

    開幕前にはエイドリアン・ニューウェイとホンダのタッグに大きな期待が寄せられていたが、現実は厳しいものとなっている。

    ベルギーGPで大型アップデート投入へ
    BBCのQ&Aコーナーでベンソンは、アストンマーティンがここまで大きなパフォーマンスアップデートを投入していない理由を説明した。

    「彼らが後退しているのは、他チームがアップデートを投入している一方で、アストンマーティンがほとんどパフォーマンス向上パーツを投入していないからだ」

    「これはコストキャップ下でリソースを有効活用するため、小規模なアップデートを繰り返すのではなく、大型アップデートを一度に投入する方針を選んだからだ」

    ベンソンによると、その大型アップデートはベルギーGP前後で投入される見込みだという。

    アストンマーティンはエイドリアン・ニューウェイ主導のもと、今季序盤から開発リソースを集中投入してきたとみられている。

    ホンダPU改良は夏休み明けか
    ベンソンはさらに、ホンダが進めるパワーユニット改良についても言及した。

    それによると、新たなPUアップデートはベルギーGPには間に合わず、夏休み明けのオランダGPで投入される可能性が高いという。

    つまりアストンマーティンはまず空力面の大型アップデートを投入し、その後にパワーユニット改良を組み合わせる形になる見通しだ。

    「2秒速くなっても中団下位」
    しかしベンソンは、その大型アップデートに過度な期待を抱くべきではないと警告している。

    「アストンマーティンの問題は、仮にその空力アップデートによって1周あたり2秒速くなったとしても、それは驚異的な改善だが、到達できるのはレーシングブルズやアウディのレベルだということだ」

    さらにベンソンは、そうなったとしても現在の状況よりは大幅な前進だとしながらも、本来チームが目指している位置とは大きな差が残ると指摘した。

    「それは少なくとも今のような状況よりは尊敬に値する位置だ。しかし彼らが本当に目指している場所とは、まだ大きな隔たりがある」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    チーム内部も課題の深さを認識
    アストンマーティン内部でも、単純なアップデートだけで状況が好転するとは考えていない。

    フェルナンド・アロンソはバルセロナ・カタルーニャGPで「僕たちはエンジンが悪い。おそらく最悪だ。空力も良くないし、エネルギーマネジメントも良くない」と厳しい現状認識を示した。

    これに対し、トラックサイド責任者のマイク・クラックは問題をパワーユニット単体には限定していない。

    「ドライバビリティ、シフトチェンジ、パワートレイン全体の反応、エネルギーマネジメントなど、まだ改善しなければならない部分がある」

    「少しパワーやダウンフォースを増やしただけでは解決しない問題も残っている」

    クラックは現在のAMR26について、ハードウェアそのものよりも車両全体の統合や最適化に課題があるとの見方を示している。

    大型アップデートはアストンマーティンにとって今季最大の反攻策となる。しかしBBCのベンソンは、その効果を楽観視しておらず、たとえ成功したとしても中団下位グループへの浮上が現実的な目標だと分析する。チーム内部からも根本的な改善の必要性が指摘されており、ベルギーGP以降に投入される新パッケージがどこまで状況を変えられるか注目される。

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    ホンダF1に痛烈批判「F2へ行くべき」 シュタイナーがアストンマーティン不振を酷評

    2026年シーズンのアストンマーティンとホンダの苦戦に対し、元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーが厳しい言葉を投げかけた。

    シュタイナーは、現在のアストンマーティンのパフォーマンスは「F1の基準に達していない」と断じ、さらにホンダのパワーユニットについても「このままならF2へ行くべきだ」と痛烈に批判している。

    今季のアストンマーティンは、エイドリアン・ニューウェイ加入やフェルナンド・アロンソの存在によって上位争いが期待されていた。しかし実際には、AMR26の競争力不足や信頼性問題に苦しみ、グリッド最後尾に沈むレースも少なくない状況となっている。

    「キャデラックを良く見せている」と酷評
    シュタイナーは『The Red Flags Podcast』に出演し、アストンマーティンの現状について次のように語った。

    「アストンマーティンはキャデラックを良く見せてしまっている。キャデラックはレース終了時に3周遅れだったが、それでもだ」

    「今のアストンマーティンがやっていることは、僕の意見では受け入れられない。もはやF1の基準ではない。圧倒的最下位で、しかも完走すらできないこともある」

    「ローレンス・ストロールも今起きていることを誇りに思ってはいないだろう。しかし最終的な責任は彼にある。チームオーナーなのだから」

    今季のアストンマーティンは、モナコGPでアロンソが初ポイントを獲得したものの、依然としてコンストラクターズ争いの下位に低迷している。

    「ホンダはF2へ行くべき」と過激発言
    さらにシュタイナーは、2026年からアストンマーティンへワークス供給を行っているホンダについても厳しい見方を示した。

    F1のCEOであるステファノ・ドメニカリが介入できるかと問われると、シュタイナーは次のように答えた。

    「ステファノには権限がない。誰が参戦すべきか、どのような成績を残すべきかを決めることはできない」

    「残念ながらF1には降格制度がない。多くのスポーツでは結果を出せなければ降格するものだ」

    そのうえで、現在導入が議論されているADUO(性能均衡措置)にも言及した。

    「ローレンス・ストロールは努力していないわけではない。彼ほど自分の資金をF1につぎ込んでいる人物は多くない」

    「だが彼らにはADUO以上のものが必要だ」

    「ホンダはたくさんのADUO支援を受けることになるだろう。あまりにも悪いからだ。それは確実に助けになる」

    「もしホンダを今の状態のままにしておくなら、F2へ行くべきだ」

    もっとも、これはあくまでシュタイナーらしい挑発的な表現であり、実際にホンダのF1参戦継続が危ぶまれているわけではない。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダF1

    アストンマーティンは反攻に向け大型アップデート準備
    一方、アストンマーティン陣営は現状を重く受け止めている。

    バルセロナ・カタルーニャGP後には、チーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックがファンへ謝罪した。

    「サーキットへの行き帰りで、たくさんの緑色のシャツを着たファンを見た。本当に素晴らしかった」

    「しかし僕たちは彼らに喜びを与えることができなかった」

    「高額なチケットを購入してヒーローたちを見に来てくれたファンに対して、まずは申し訳ない気持ちだ。期待に応えるパフォーマンスを見せることができなかった」

    チームは現在、夏以降の反攻に向けて大規模アップデートを準備中とされており、ベルギーGPでの投入が有力視されている。ホンダもパワーユニット改良を進めているとみられるが、シュタイナーの辛辣な評価を覆すためには、結果による証明が必要になりそうだ。

    今回の発言は過激ではあるものの、アストンマーティンとホンダが2026年最大の失望勢力のひとつと見なされている現状を象徴している。ニューウェイ、アロンソ、ホンダという強力な布陣を揃えながら結果につながっていないだけに、今後数戦での巻き返しがチーム全体にとって重要な意味を持つことになる。