カテゴリー: アストンマーティンF1チーム

  • セバスチャン・ベッテル、AMR21とメルセデスF1エンジンに手応え

    セバスチャン・ベッテル、AMR21とメルセデスF1エンジンに手応え

    アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、2021年のF1プレシーズンテスト1日目に初めて本格的にテストした『AMR21』に手応えを感じており、パフォーマンス面で「もっと多くのポテンシャルを秘めている」と確信していると語る。

    スクーデリア・フェラーリで6シーズン過ごしたセバスチャン・ベッテルは、2021年にブランド変更したアストンマーティンF1へと移籍。バーレーンでスタートしたF1プレシーズンテストの午前中にブリティッシュグリーンのマシンで公式デビューを果たした。

    51周を走行したセバスチャン・ベッテルは、トップタイムのマックス・フェルスタッペンから3秒遅れの総合13番手で初日のセッションを終えた。

    アストンマーティンF1での初の本格テストを振り返ったセバスチャン・ベッテルは、現時点では新しい環境に慣れ、AMR21に適応することに重点を置ていると語った。

    「とても生産的だった」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    「もちろん、初めての本格的な午前というのはその通りだし、正しいタイヤを履いたのも初めてだ。実際、シェイクダウンはマシンをチェックして、シートをチェックして、それらの日を最大限に活用することだけが重要だった」

    「まだ慣れなければなららない新しいことがたくさんある。当然ながら、マシンは違うし、動作も異なる。パワーユニットも違えば、スイッチ、ボタン、手順も違う。それだけでなく、ハンドリング的にも違ったマシンだし、アプロートも異なる。そして、基本的なもの、ステアリング、ブレーキ、マシンの挙動などに慣れなければならない」

    「だから、僕自身にまだかなりのマージンがあるし、改善できる。とにかく走り込んで、マシンに慣れなければならない。でも、正直なところ、かなりトリッキーな午前だった。とても風が強くて、グリップがかなり低かったからね。全員が同じ路面コンディションに直面していたと思うけど、それでも、マシンを本格的に読み取って、新しい要素に慣れることができたのはとても良かった」

    セバスチャン・ベッテルは、F1キャリアを通して、フェラーリ(フェラーリ/トロロッソ)とルノー(レッドブル)のF1エンジンで運転したことがあるが、メルセデスのF1エンジンを搭載したマシンを運転するのは初めてとなる。

    メルセデスのF1エンジンの第一印象についてセバスチャン・ベッテルは「もちろん、違うし、動作も異なるので、動作、走行的にたくさんのことが僕が慣れていたものとは異なる。主にそこが状況を理解しなければならないことだ」とコメント。

    「でも、もちろん、パフォーマンスの面では、誰もがメルセデスエンジンの強さを知っているし、その点で言い訳はできないので、楽しみにしている」

    セバスチャン・ベッテル アストンマーティンF1 2021年F1プレシーズンテスト初日

  • ベッテル、BWTとアンバサダー契約を結んでピンクのヘルメットを着用

    ベッテル、BWTとアンバサダー契約を結んでピンクのヘルメットを着用

    アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、水処理会社のBWTとアンバサダー契約を締結。2021年ピンクのヘルメットでレースをする。

    セバスチャン・ベッテルは、最近のシーズンの多くを、ドイツ国旗の色を縞模様として大きく特デザインした白いヘルメットでレースをしてきた。

    しかし、セバススチャン・ベッテルは、アストンマーティンF1との最初の公式走行に先立ち、BWTとのパートナーシップの結果として、今シーズンはピンクのヘルメットでレースをすることを明らかにした。

    ピンクの配色で有名なオーストリアの会社は、最近、アストンマーティンとの新しいスポンサー契約を締結したが、2020年のように、マシンを独自のブランドで完全に塗装することはできなくなった。

    代わりに、ブリティッシュグリーンのアストンマーティンF1の2021年F1マシン『AMR21』は、BWTのためにピンクのストライプをいくつか備えている。

    しかし、その視認性を高めるために、BWTはセバスチャン・ベッテルと提携。セバスチャン・ベッテルは、ペットボトルではなく、蛇口から直接健康的な飲料水を世界中で利用できるようにするキャンペーンの一環として、新しいピンクのヘルメットでレースをする。

    セバスチャン・ベッテルのピンクのヘルメットの後部に「一口ずつ世界を変えよう(Change the world, sip by sip)」というメッセージが掲載される。

    セバスチャン・ベッテルは「未来は重要であり、子供や若者のために地球を守るために最善を尽くさなければならない。僕たち全員がこの責任を共有しており、僕たちが協力すれば違いを生むことができる」とコメント。

    「F1ドライバーとして、このテーマについて発言し、僕の声を聞いてもらうのは正しいことだと思う。BWTという同じ視点と目標を共有するパートナーを見つけたことを嬉しく思う」

    「プラスチック廃棄物の量を減らすことで、一口ずつ世界を少しでも良くすることができる」

    セバスチャン・ベッテルとBWTの提携は、F1が今年パドックで使い捨てのペットボトルを使用しないようにすべてのスタッフに指示したのと同時に起こる。これは、2025年までにF1レーストラックでリサイクルまたは再利用できないものが使用されないようにするためのF1の取り組みの一環となる。

  • F1、アストンマーティンの公式セーフティカーの走行動画を公開

    F1、アストンマーティンの公式セーフティカーの走行動画を公開

    F1は、2021年のF1世界選手権で公式セーフティカーの1台を務めるアストンマーティン・ヴァンテージの走行動画を公開した。

    1996年以来、F1では、メルセデスが公式F1セーフティカーを独占的に供給してきたが、2021年のF1世界選手権では、史上初めて有名なアストンマーティン・ウィングを配した公式セーフティカーとメディカルカーが登場する。

    アストンマーティンF1チームと同じグリーンにカラーリングされたアストンマーティン・ヴァンテージは、公式セーフティカーの要件を満たすために特別装備を施され、4.0リッター V8ツインターボエンジンの馬力は25PSから535PSに増加し、わずか3.5秒で0-60mphの優れたパフォーマンス能力を発揮する。

    もう一台の公式セーフティカーは、引き続きメルセデスAMGが供給。メルセデス-AMG GT Rは、アストンマーティンとは対照的なレッドのカラーリングが施される。

    また、アストンマーティンとメルセデスAMGは、メディカルカーの供給も分担。アストンマーティンはDBX、メルセデスはメルセデスAMGC 63 Sエステートが使用される。

    アストンマーティンの公式セーフティカーおよび公式メディカルカーは、3月12日からバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるプレシーズンテストでデビューを果たし、開幕戦でもその役割を務める。

  • ベッテル 「カスタマーはワークスに勝てないという考え方は時代遅れ」

    ベッテル 「カスタマーはワークスに勝てないという考え方は時代遅れ」

    セバスチャン・ベッテルは、カスタマーチームであるアストンマーティンF1が、ワークスチームであるメルセデスF1に勝つことを“許可されない”という考え方は“時代遅れ”だと語る。

    昨年までレーシング・ポイントとして参戦していたチームは、2021年にセバスチャン・ベッテルとチームオーナーの息子であるランス・ストロールを擁し、アストンマーティンとして1960年以来、61年ぶりにコンストラクターとしてF1グリッドに戻ってくる。

    昨年、レーシング・ポイントは、2019年のF1世界選手権を制したW10と技術的に酷似していることから“ピンク・メルセデス”として揶揄された。それだけでなく、F1チームからの抗議を受け、リアブレーキダクトを“コピー”したとしてポイントを剥奪され、コンストラクターズ選手権3位を犠牲にした。

    メルセデスとアストンマーティンの間には密接な関係がある。特に、メルセデスF1チームの共同所有者であるトト・ヴォルフは、ローレンス・ストロールの友人であり、アストンマーティン・ラゴンダの株主でもある。

    しかし、2020年末でフェラーリF1を去ったセバスチャン・ベッテルには、メルセデスがアストンマーティンを近づけないようにしているとの見方を否定する。

    セバスチャン・ベッテルは、昨年のF1サヒールGPでのセルジオ・ペレスによるレーシング・ポイントの勝利は、事実上メルセデスのピットストップの失敗によって与えられものであるものの、アストンマーティンがメルセデスをより良い成績を収めることを妨げるものは何もないと信じている。

    カスタマーチームであることによってアストンマーティンF1は弱体化しているかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「それについて心配はしていない。あなたの恐れは古臭いものだと思う」とコメント。

    「世界は進んでいる。過去には、おそらくあなたは正しかっただろう。まだ存在しているかもしれないケースもあれば、かなり昔のケースもある」

    「メルセデスのような人に関しては、僕たちは非常に公正な扱いを受け、自分たちの方が速いならば、彼らを打ち負かすことが許されると信じていいと思う」

    「不利な点があると考え方は、原則として時代遅れだと思う。どうしてそう思ったのかはわからないけど、心配はない」

    「僕たちがメルセデスに非常に近い場合、それは非常に良い成果だと思うし、それは僕が最も心配することのないことだ」

    セバスチャン・ベッテルは、初めてメルセデスのF1エンジン使用することをポジティブに感じている。

    「メルセデスのユニットはおそらくグリッド上で最強であり、F1でメルセデスを使用するのは初めてだ。それらがどのように機能するか楽しみにしている」とセバスチャン・ベッテルは付け加えた。

    「もちろん、アストンマーティンは、エンジンとその開発を担当してないので、そのような強力なパートナーから利益を得ることができるし、マシンに取り組んで、それだけを心配することができる。その面でやるべきことがたくさんあると思う」

  • F1マシン解説:アストンマーティンのセーフティカー&メディカルカー

    F1マシン解説:アストンマーティンのセーフティカー&メディカルカー

    2021年のF1世界選手権では、史上初めて有名なアストンマーティン・ウィングを配した公式セーフティカーとメディカルカーが登場する。

    F1世界戦選手権の公式セーフティカーとして世界最速のレーシングカーが競い合うイベントに介入してペースを管理するという重要な役割を果たすため、量産車シリーズのヴァンテージの中でも最もパワフルなアストンマーティン・ヴァンテージに特別装備を施したモデルが開発された。

    F1マシンは、低速で走行するとタイヤの温度が低下してしまう。そのため、公式セーフティカーに速さが求められ、アストンマーティン・ラゴンダのCEOであるトビアス・ムアースは、トラックのパフォーマンスとラップタイムの改善に焦点を当ててヴァンテージを強化することをエンジニアリングチームに任せた。

    4.0リッター V8ツインターボエンジンの馬力は25PSから535PSに増加し、わずか3.5秒で0-60mphの優れたパフォーマンス能力を発揮する。685Nmのピークトルクは同じままだが、より長く維持され、トランスミッションの追加作業により、ドライバーはシフトアップとシフトダウンを通じて、より優れた直接性、精度、および制御感を得ることができる。ベーングリルと新しいフロントスプリッターを組み合わせることで、ノーマルのヴァテージが同じ速度で発生させるよりも60kg以上多い、200km / hで155.6kgのダウンフォースが発生する。サスペンション、ステアリング、ダンパーの変更も行われ、フロントの構造剛性を高めるために、さらに詳細なアンダーボディブレースの変更が行われた。これらすべてに加えて、包括的なエアロキットとロープロファイルタイヤへ切り替えられている。

    セーフティカーには、アストンマーティンF1チームように特別に開発された全く新しい塗装色『2021 アストンマーティン・レーシンググリーン」が施され、ライムグリーンのピンストライプがフロントスプリッターを際立たせている。天井のライトバーはカーボンファイバー製の台座に取り付けられ、空気抵抗が最小限に抑えられる形状はもちろん、リアリアウイングへとエアを導くように設計されている。

    車内はレーシングシートに交換され、F1マシンと同じFIAが承認した6点式ベルトを装備。ダッシュボードには2つの画面が取り付けられ、ドライバーとコ・ドライバーに対してレースのライブ中継と最新のラップタイムなどの情報が映し出される。

    セーフティカーのドライバーを務めるのは、ベルント・マイレンダー。コ・ドライバーは、リチャード・ダーカーが務める。

    ベルント・マイレンダー氏は「世界中のF1ファンは、私と同様、アストンマーティンがサーキットに戻ってくることを喜んでいる。この公式セーフティーカーは美しく、高いパフォーマンスを備えたクルマであり、アストンマーティンのエキサイティングな新時代を示すものだ」と語った。

    アストンマーティン F1 セーフティカーアストンマーティン F1 セーフティカー

    高い評価を受けるアストンマーティン初のSUVであるDBXもまた、F1の公式メディカルカーの役割を担うことになり、 緊急事態の際にはそのパワーとハンドリング能力を発揮してサポートに駆けつける。

    セーフティーカーと同じく、メディカルカーにも2021 アストンマーティン・レーシング グリーンのボディカラーにライムグリーンのアクセントが施される。搭載している4.0リッター V8ツインターボエンジンは、最高出力550PS、最大トルク700Nmを誇り、0-100km/h加速は4.5秒。最高速度は291km/hに達する。

    車内には、大型の医療バッグ、AED(自動体外式除細動器)、消火器2台、火傷対応キットなど大量の医療器具を搭載。内装は基本的に市販車と同じだが、リアシートの中央席が外されて4人乗り仕様に改造され、各シートは6点式ベルトを備えたスポーツバケットシートになっている。ダッシュボードにはセーフティーカーと同じく2つのモニターを装備していて、1つはレースのライブ中継、もう1つは救急搬送するドライバーの状態をモニタリングさせられる機能などが備わっている。

    アストンマーティン・ラゴンダのCEOを務めるトビアス・ムアースは「全従業員と同様に、私も60年の時を経て、アストンマーティンがモータースポーツの頂点であるフォーミュラ1に復帰したことを誇りに思っている。これはアストンマーティンの重要な新時代のスタートだ。我々が製造するもっともダイナミックなスポーツカーであり、高い評価を受けているヴァンテージがF1の公式セーフティーカーに、アストンマーティン初のSUVであるDBXがF1公式メディカルカーに選定されました。世界中のサーキットで、これらの車両がその役割を果たすのを目にする体験は、我々にとって誇り高い瞬間となるだろう」と語った。

    アストンマーティンの公式セーフティカーおよび公式メディカルカーは、3月12日からバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるプレシーズンテストでデビューを果たし、開幕戦でもその役割を務める。

    アストンマーティン F1 メディカルカーアストンマーティン F1 メディカルカー

  • セバスチャン・ベッテル 「ランス・ストロールは過小評価されている」

    セバスチャン・ベッテル 「ランス・ストロールは過小評価されている」

    アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、新しいチームメイトとなるランス・ストロールは“過小評価されている”と語る。

    ランス・ストロールは、F1で5シーズン目、父親であるローレンス・ストロールが買収して今年からアストンマーティンF1を名乗るチームでは3シーズン目を迎える。

    2020年、ランス・ストロールは2つの表彰台を履く得し、F1トルコGPではローグリップのコンディションでF1初ポールポジションを獲得。しかし、ジュニアカテゴリーから莫大な資金力で息子を支援してきたチームオーナーの父親の存在により、“ペイドライバー”“縁故主義”との見方が消えることはない。

    今年からアストンマーティンF1に移籍するセバスチャン・ベッテルは、そのランス・ストロールと対峙することになる。

    ランス・ストロールの印象について質問されたセバスチャン・ベッテルは「彼はちょっと過小評価されている」とコメント。

    「全体的に最近はすぐに批判されてしまう。僕自身もそれを直に経験してきた」

    「でも、昨年、彼は大幅に改善したと思う。ポテンシャルがあるのは確かだし、彼がより快適に感じられるように貢献できるのであれば、喜んでそうする」

    ランス・ストロールとの新しい関係についてセバスチャン・ベッテルは「まあ、ひとつ明らかなのは、僕はおじさんで、彼は若者ということかな! パスポートだけでなく、僕の方がはるかに経験がある」とコメント。

    「彼はたくさんの才能と生のスピードを持っている。そして、彼はまだたくさんのことを学ぶことができると思う。喜んでお手伝いするよ。これまでチームメイトに何かを隠したことがないし、今からそうし始める理由はない」

    「ウィン・ウィンの関係でしかない。スピードに関しては、彼のそばでレースをしたことは一度もないので、どうなるか見てみるつもりだけど、彼が経験してきたことのいくつかは公平ではないと思いう。彼は非常に速いことを何度も証明したと思う」

    「トルコでのポールポジションだけを見ても、F1のこれまでの14~15年間で直面した中で最も困難なコースコンディションのひとつだったとう」

    「コース上に留まるだけでなく、ラップも決めなければならない。そして、彼はポールを獲得した。それを実現するには多くの才能が必要だ」

  • セバスチャン・ベッテル 「フェラーリにリベンジすることが目標ではない」

    セバスチャン・ベッテル 「フェラーリにリベンジすることが目標ではない」

    アストンマーティンF1に移籍したセバスチャン・ベッテルは、古巣フェラーリを倒しても“個人的な満足”が得られることはないと語り、最終的に満足感を得られるのは自分のパフォーマンスだけだと語る。

    セバスチャン・ベッテルは、6年間のフェラーリ在籍時にタイトルを獲得できずに戦力通告を受け、今年、アストンマーティンF1と複数年契約を結んで、レッドからグリーンへマシンを変えた。

    昨年、レーシング・ポイントとしてレースをしていたチームは、フェラーリが6位だったのに対し、4位でシーズンを終了。フェラーリよりも好成績を収めている。

    また、フェラーリが未勝利でシーズンを終えたのに対し、レーシング・ポイントはF1サヒールGPでセルジオ・ペレスが優勝するとともに、F1トルコGPではランス・ストロールがポールポジションを獲得している。

    今年のフェラーリの競争力は未知数だが、彼らには反撃するためのリソースがあり、昨年の低迷の根源だったF1エンジンで大幅な進歩を果たすと予想されている。

    しかし、セバスチャン・ベッテルは、フェラーリにリベンジすることをモチベーションにいているとの見方を否定した。

    「信号機はある時点で赤から緑に切り替わる。その状態が続くことを願っている」とセバスチャン・ベッテルは Sky Germany に語った。

    「でも、僕たちがフェラーリの前にいるかどうかは関係ない。僕たちの非公式の目標は3位なので、フェラーリの前に立っている必要がある」

    「僕にとって、フェラーリの前でフィニッシュすることが個人的な満足ではない。その意味で言えば、その満足は自分自身とチームのパフォーマンスで得られる」

    セバスチャン・ベッテルのフェラーリでの最終シーズンはハッピーな年ではなかった。ベッテルはドライバーズ選手権を13位で終えており、これは自身最低の結果であり、2008年にトロロッソとF1で最初のフルシーズンを終えたときよりも悪いものだった。その年にベッテルは8位でシーズンを終えている。

    2021年の目標について質問されたセバスチャン・ベッテルは「数字にはそれほど固執していない」とコメント。

    「僕たちが4位にとどまることを願っている。僕たちにとっては、シーズン終了後の業績に満足しているという気持ちの方がより重要だ」

    「それなら、なぜ3位ではだめなのか…それは今のところ僕たちの目標ではない。僕たちはレースごとに進んでいる」

  • ヒュルケンベルグ、メルセデスとアストンマーティンのリザーブを兼任?

    ヒュルケンベルグ、メルセデスとアストンマーティンのリザーブを兼任?

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2つの異なるチームと契約を結んでリザーブドライバーとして2021年にF1パドックに戻ってくる可能性が報じられている。

    33歳のニコ・ヒュルケンベルグは、2019年にエステバン・オコン加入のスペースを開けるまでルノーF1チームでレースをしていた。昨年はレギュラーシートを失ったヒュルケンベルグだが、非常に短い通知でレーシング・ポイントで3回のレース出場を果たした。

    セルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したシルバーストンでのイギリスGPでは技術的な問題によってスタートできなかったが、連戦で行われた70周年記念GPでは7位入賞。ランス・ストロールが体調不良で欠場したニュルブルクリンクで開催のアイフェルGPでは8位入賞を果たしている。

    レーシング・ポイントは、今年からアストンマーティンF1へとブランド変更したが、再び必要になった場合に備えて、2021年のリザーブドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルグを正式に任命する予定だと報じられている。

    昨年、レーシング・ポイントは、シーズン中に代役ドライバーが必要になった場合に備えて、エンジンサプライヤーのメルセデスF1のリザーブドライバーを起用することができた。

    しかし、ストフェル・バンドーンがフォーミュラEに参加し、2番目のリザーブであるエステバン・グティエレスがF1スーパーライセンスポイントを再取得していなかったため、チームは代わりにスクランブルでニコ・ヒュルケンベルグを招集しなければならなかった。

    今年、メルセデスF1は、ストフェル・バンドーンに加えて、エステバン・グティエレスに代えてニック・デ・フリースをリザーブドライバーに起用したが、二人ともメルセデスのフォーミュラEチームからフル参戦している。

    つまり、アストンマーティンF1は、ランス・ストロールまたはセバスチャン・ベッテルのいずれかがレースに出場できない状況に陥った場合、メルセデスF1のリザーブを借りるにしても、日程によっては再びリザーブドライバーが不在ということになる。

    また、ルイス・ハミルトンやバルテリ・ボッタスがレースに出場できないことが判明した場合、メルセデスもリザーブドライバー不在の状況に陥る可能性がある。F1サヒールGPの前にハミルトンが新型コロナウイルスの陽性反応を示した際、チームはバンドーンではなくウィリアムズF1のジョージ・ラッセルを代役に起用している。

    その結果、アストンマーティンF1が、ニコ・ヒュルケンベルグを利用できるようにする取引は、メルセデスが必要に応じてリザーブドライバーで彼を呼び出すことを可能にする条項が盛り込まれる可能性があると報告されている。

    メルセデス W12の公式発売時に、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフがニコ・ヒュルケンベルグに言及したことで、この憶測はさらに重要視されている。

    「ニコ(ヒュルケンベルグ)は、トップチームのためにドライブする最後のチャンスをどういうわけか得られなかったトップドライバーの一人だ」とトト・ヴォルフはコメントした。

    「我々は皆、彼に何ができるかを知っている。チームにそのようなリソースを持っていることはもちろん興味深い。したがって、我々はそれについてオープンだ」とし、ヒュルケンベルグの将来の関与についての決定はすぐに行われるだろうと付け加えた。

    「問題はいつ決定が下されるかではなく、いつ発表されるかだ」とトト・ヴォルフは語った。

    一方、ニコ・ヒュルケンベルグ自身は2022年シーズンのF1へのフルタイムでの復帰をあきらめていない。

    「F1にとどまりたいし、2022年の恒久的なコックピットを見つけようとしている」とニコ・ヒュルケンベルグは先月 GQ に語った。

    「今年何が起こるか誰が知っている? 僕はF1で良い10年を過ごした。そして、僕は際どいところで続けたいタイプの人間ではない」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2021年シーズンについてF1チームと話し合ったが、「うまくいかなかった」とし、グリッド上で「ただそこにいる」ことは望まないため、バックマーカーチームからのオファーは断ったと語った。

    「比較的早くに再び先を見据え、未来に再び焦点を合わせ、自分自身をコントロールし、影響を与えることができることに集中した。他のすべては時間とエネルギーの無駄だ」

    「意図的にノーと言った。そして、僕はこのタイムアウトは個人的に非常に歓迎された時点にあった」

  • F1、アストンマーティンとメルセデスAMGとのセーフティカー契約を発表

    F1、アストンマーティンとメルセデスAMGとのセーフティカー契約を発表

    F1は、アストンマーティンおよびメルセデスAMGと新たな複数年のパートナーシップを締結。これにより、両メーカーは、2021年のF1世界選手権からオフィシャルセーフティカーとオフィシャルメディカルカーを供給する。

    2021年の各レースでの車両の供給は、25年ぶりに複数の自動車メーカーによって公式車両が供給される。アストンマーティンは、セーフティカーのために特別装備バージョンのアストンマーティン・ヴァンテージ、メディカルカーにアストンマーティン・DBXを供給する。

    アストンマーティン・ヴァンテージとアストンマーティン・DBXはどちらも、それぞれライムグリーンのアクセントが付いた“2021年 アストンマーティン・レーシング・グリーン”のカラーリングが施される。

    1996年からオフィシャルセーフティカーとオフィシャルメディカルカーを供給しているメルセデスAMGは、メルセデスAMG・GTRとメルセデスAMG・C63 Sエステートをそれぞれセーフティカーとメディカルカーとして供給する。2台は真っ赤な塗装が施され、メルセデスAMGペトロナスF1チームのセーフティカーの公式パートナーとなったアメリカのサイバーセキュリティテクノロジー企業『クラウドストライク(CrowdStrike)』のロゴが掲載される。

    アストンマーティンのセーフティカーとメディカルカーは、3月28日の開幕戦F1バーレーンGPでデビューし、メルセデスAMGのリブランドされたセーフティカーは 4月18日の第2戦F1エミリア・ロマーニャGPで登場する。2021年シーズンの残りのレースでは、2つのメーカー間で供給が分担される。

    ドイツ出身のベルント・マイレンダーが各グランプリでFIAセーフティカーのハンドルを握り続け、南アフリカのアラン・バンデルメルウェはFIAメディカルカーのドライバーの役割を継続する。

    F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは「アストンマーティンおよびメルセデスAMGの両社とFIA F1世界選手権にオフィシャルセーフティカーおよびメディカルカーを提供する新しいパートナーシップを発表できることを非常にうれしく思う」とコメント。

    「アストンマーティンとメルセデスAMGは象徴的な自動車ブランドであり、我々はスポーツにおける彼らの存在を誇りに思っている。セーフティカーとメディカルカーはF1の非常に重要な部分であり、ドライバーの安全を守るために常に存在している」

    「昨シーズン、ロマン・グロージャンを劇的な事故から救うためにクルーたちが必要とする英雄的なスピードと献身を目の当たりにした。アストンマーティンとメルセデスAMGの両方の車は、ドライバーの安全を確保するために即座に対応するよう完全に装備されている」

    F1レースディレクター兼兼セーフティデリゲートのマイケル・マシは「アストンマーティンをFIA F1セーフティーカーおよびメディカルカーのサプライヤーとして迎えることをうれしく思う。1996年以来我々と一緒にいるメルセデスAMGの長年のパートナーとその役割を分担する」とコメント。

    「セーフティーカーとメディカルカーは、トラックのテストと検査からレースの介入と中立化まで、安全で成功したFIA F1世界選手権イベントの運営の重要な一部だ。それらはレースディレクターとしての私自身と私のチームにとって、すべての人を安全に保ち、インシデントを追跡して効率的にレースに戻るために利用する重要なツールだ。これらの車はすべての条件で高速であり、大量の最先端技術を搭載している必要がある」

    「ヴァンレージとDBXを見ると、アストンマーティンは車を行動に移すための素晴らしい仕事をしている。ファンは今年の選択されたイベントでの新しい追加を本当に気に入ると思う。アストンマーティンは膨大なレースの遺産を持つ象徴的なブランドだ。そして同様に新しい外観のメルセデスAMG・GTRでも、それは確かに維持される。レーシングカーの速度を落とさなければならないときでも、F1は速く見え続けることだろう!」

    F1 新セーフティカー(2021年)

  • セバスチャン・ベッテル 「リアが不安定なマシンが苦手なわけではない」

    セバスチャン・ベッテル 「リアが不安定なマシンが苦手なわけではない」

    アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、自分がリアエンドが不安定なマシンを乗りこなすことができないという考え方がメディアによって一人歩きしていると語る。

    セバスチャン・ベッテルは、2020年に困難なシーズンに耐えた。フェラーリF1に加入した数年前よりもミスが多く見えた。何人かのオブザーバーは、ベッテルの低迷は、過去に4回のF1ワールドチャンピオンを獲得したレッドブルのF1マシンよりもフェラーリのF1マシンのリアエンドが不安定だからだとの見解を示している。

    今年、アストンマーティンF1に移籍し、3月4日(木)にシルバーストンで実際された2021年F1マシン『AMR21』のシェイクダウンで移籍後初走行を行ったセバスチャン・ベッテルに、アストンマーティン AMR21がそのような特性を備えていると思うかとの質問がなされた。

    「ていうか、レッドブル・スクールにいたときや、フェラーリの序盤のマシンを見れば、リアがナーバスだったときがいつもあったと思う。そこは問題ではない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「だから、その点で僕が他の人よりも脆弱だとは思わない。どちらかといえば、マシンが実際にアンダーステアのときは好きではない」

    「少なくともオーバーステアではあれば多くのことができる。アンダーステア​にはいくつかのドライビングテクニックもあるけど、もう少し手を縛られているというか、もう少し制限される。だから、実際には、マシンが少しルーズな方が好きだし、実際、それは曲がるときなどに役立つ」

    「もちろん、それが多すぎれば、多くのタイムを失うことになる。遅いので、誰もそれを好きではないと思う」

    シルバーストンでアストンマーティン AMR21を試したセバスチャン・ベッテルだが、それはフィルミングデーの制限のあるデモ用タイヤでの数周の走行であり、本格的に過去のマシンと比較する機会を得るには3月12日にバーレーンでスタートするプレシーズンテストを待たなければならない。

    「でも、哲学の話に戻れば、面白いと思う」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    「もちろん、まだシングルラップは試していないけど、ちょっとは見えたかもしれない。でも、実際にそれを感じるために、一貫した条件でバーレーンで走ってからだ」

    「その意味では非常に異なる。そのようなものがあるとしれば、自分に適したマシンであることを願っている。そして、それがどうなるかを見ていきたい」