カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • 【動画】 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダF1 ミサノ・テスト

    【動画】 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダF1 ミサノ・テスト

    角田裕毅は、アルファタウリ・ホンダF1とミサノ・サーキットで2月3日(水)・4日(木)に2日間のテストを実施。チームがダイジェスト動画を公開した。

    今年1月のイモラ・サーキットで2日間のテストに続き、アルファタウリ・ホンダF1は角田裕毅に走行経験を積ませるためにイモラ・サーキットで今季2回目となる2日間のテストを実施した。

    テストには2019年マシン『トロロッソ STR14』が使用され、初日は119周を走破。初日の走行を終えた角田裕毅は「今日はミサノサーキットで119ラップを走行しました。課題をひとつひとつクリアしながら、シーズン開幕に向けて全ての要素を整えていきたいと思っています!明日も頑張ります」と語っていた。

    2日目の周回数は公表されていないが、1周4.064kmのコースで2日間合計で1000km以上を走破したことをアルファタウリ・ホンダF1は明らかにしており、トラブルなく初日よりも多くの周回数を重ねた。

    今年はプレシーズンテストが3日間に削減されており、ルーキーの角田裕毅にとって、走行距離を重ねることは重要となる。F1レギュレーションでは、チームは2年以上前のF1マシンであれば、無制限の走行距離を走行することができる。

    アルファタウリ・ホンダF1は、2月19日に2021年F1マシン『AT02』を公開することを発表。チームは2月23日~25日にイモラ・サーキットでプライベートテストを計画しており、フィルミングデーを利用して新車AT02のシェイクダウンを実施すると考えられている。

    その後、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される3日間のプレシーズンテストを実施、3月28日にF1バーレーンGPでシーズン開幕を迎える。角田裕毅は、日本人ドライバーとしては2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶりにF1グリッドに並ぶ。

  • ホンダF1、アルファタウリ担当スタッフがイタリアで6週間の“立ち往生”

    ホンダF1、アルファタウリ担当スタッフがイタリアで6週間の“立ち往生”

    アルファタウリ・ホンダF1は、2021年シーズンに先駆けて物流上のかなりの規模の問題に直面している。風洞は英国にあり、通常の準備は問題ではないが、新型コロナウイルスとブレグジットによってホンダF1のスタッフは困難な状況に直面している。

    ホンダF1のスタッフは、入国制限によって移動が難しく、ミルトンキーンズに長く滞在している人もいる。彼らはレッドブル・レーシングをサポートすることはできるが、イタリアのファエンツアに拠点を置くアルファタウリにとっては、はるかに困難な状況となっている。

    英国での新型コロナウイルスの住協は非常に憂慮するべきものであり、イタリアでも厳格な対策が講じられている。したがって、ホンダF1の従業員は通常のように行き来することはできない。一部のスタッフはすでに6週間イタリアに滞在している。

    「一部の人々は1月11日頃にここに来て、2月23〜25日のイモラでのテストが終わるまでここにとどまる。それは彼らに大きな影響を与えている」とアルファタウリ・ホンダF1のチームマネージャーを務めるグラハム・ワトソンは語った。

    「ホンダの田辺さんは、スタッフに聞いて少しナーバスになっている」

    アルファタウリは、風洞が英国・バイチェスターにあるという事実とも戦わなければならない。通常、イタリアのエンジニアの一部はファエンツアとイギリスを頻繁に行き来いているが、それも今は不可能となっている。

    「彼らはイタリアに戻って14日間の強制検疫をしなければならない。したがって、彼らが陽性であれば、実際に3週間以上拘束させる可能性もある」とグラハム・ワトソンは貴重な時間が失わることを憂慮している。

    また、風洞でテストするためには、マシンのパーツを常にレッドブル・テクノロジーセンターに輸送する必要がある。

    「かなり大きな出荷であるため、主に陸路で行く。ブレグジットは、新型コロナウイルスよりも、それにかなり大きな影響を及ぼしている。そして、計画に少しの不測の事態を組み込む必要がある」

    アルファタウリによると、特に港が問題だという。新型コロナウイルスはすべてを遅くし、24時間から48時間の遅延を引き起こしている。付随するブレグジットは、はるかに多くの事務処理とより高いコストを意味する。

  • 「角田裕毅は過去の日本人F1ドライバーとは一味違う」海外メディアも注目

    「角田裕毅は過去の日本人F1ドライバーとは一味違う」海外メディアも注目

    2021年にアルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たす角田裕毅には、日本だけでなく海外からも大きな注目が集まっている。「角田裕毅はこれまでの日本人ドライバーとは違う」。スペインの El Confidencial は特集記事で分析する。

    ホンダとレッドブルのサポートを受ける20歳の角田裕毅は、今年アルファタウリ・ホンダからF1デビュー。2021年のF1グリッドでは最年少であり、2000年代生まれの最初のF1ドライバーになる。

    日本人ドライバーとしては2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶり、ホンダのドライバー育成プログラム出身者としては2002年から2008年まで参戦していた佐藤琢磨以来13年ぶりのF1ドライバーとなる。

    「世界最大な自動車メーカーがいくるかある。その中でトヨタとホンダは、1960年代から何億もの投資を行ってきた。日本のメーカーはF1に対しても並外れた情熱を注いできたが、ここまでF1のカテゴリーで戦った日本人20人のうち、表彰台に上がったのは3人だけ(そのうち2人は鈴鹿)であり、ポイントを獲得できたのは7人だけだ。大部分が栄光も痛みもなしに去っていった」

    「だが、その流れは角田裕毅によっていつの日か全てが変わるかもしれない。ヘルムート・マルコ(レッドブルF1 モータースポーツアドバイザー)によってレッドブル・ジュニアチームに見出された日本人は大きく注目を集めることになった。2021年に彼はアルファタウリでデビューする。流星のようなバックグラウンドを持った彼は、今後どのような未来が待っているのだろうか」

    「80年代、特に過去10年間で数名が定期的にグリッドに並んだが、様々な理由で日本人ドライバーはF1で成功していない。しかし、角田裕毅は2年前にマルコの命令でヨーロッパに到着して以来、その固定観念を打ち破ってきた。マルコは、英語を話さず、もしくは競争のために日本を離れてた18歳に高い基準を設定した。角田裕毅は結果を出した。これまでのようにレッドブルの期待を維持すれば、いつの日かマックス・フェルスタッペンのチームメイトになる可能性がある」

    特集では、これまでなぜF1で日本人ドライバーが成功しなかったかについても考察している。

    「なぜ日本人はF1で成功しないのか? 日本のモーターレースは常にある種の近親交配で生きてきた。数多くのサーキット、プロフェッショナルなチャンピオンシップがあり、大手メーカーの公式チームは、国内の素晴らしい契約と忠実なファンがいるプロのドライバーの移住を奨励していない。逆に多くの西洋人でさえ、日本でのプロフェッショナルな継続性を達成している」

    「そのような近親交配は、国際選手権やサーキットで競争するリスクを冒すように彼らを鼓舞することはない。そのため、日本のドライバーは、ヨーロッパや南アメリカの下位カテゴリーから鍛えられた同世代のドライバーのような経験を欠いている。カルチャーショックと西洋のマシンの考え方も飛び込むことを妨げている」

    「だが、角田裕毅はそうではない。若い日本人ドライバーの独自性を支持するいくつかの要因があった。その一方で、日本人の育成ドライバーをF1に連れて行くというホンダの意図だった」

    「角田裕毅は、彼の流星のようなキャリア以前、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトの一部だった。近年のレッドブル・ジュニアチームの弱さは、フェルスタッペンのチームメイトを固めることができず、マルコに角田に目を向けさせた。オーストリア人は若い日本人を彼の伝統的な“グリーンベレー”プログラムにかけた。彼はヨーロッパに移住し、2年でF1に到達するためにスーパーライセンスを達成しなければならなかった」

  • アルファタウリF1代表 「ルノーのエンジンカスタマーに戻ることはない」

    アルファタウリF1代表 「ルノーのエンジンカスタマーに戻ることはない」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、ルノーのエンジンカスタマーに戻ることはないと語り、F1が2022年のエンジン開発の“凍結”に同意しない場合、レッドブルF1のプロジェクト全体が危険に晒される可能性があることを示唆した。

    F1エンジンの“凍結”が承認された場合、2025年にまったく新しいF1エンジン規則が導入されるまで、レッドブルはホンダF1の知的財産系を引き継いで、2022年から2024年まで独自のエンジンプログラムを実行する準備ができている。

    この問題に関する投票は2月11日に予定されている。

    「誰かが常に勝つと競争力が損なわれるので、私は凍結に賛成です」とハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは n-tv に語った。

    「メルセデスの素晴らしい仕事を批判したくはないが、そうしないと退屈になるので、スポーツの競争力を維持する必要がある。ニキ(ラウダ)もそう言ったことだろう」とギュンター・シュタイナーは微笑んだ。

    「我々は自分たちのために競争するのではなく、観客のために競争している。2歩前進するために一歩後退するかもしれないと言うのに十分成熟している必要がある」

    他のF1チームやメーカーも凍結に賛成票を投じると噂されているが、アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは確信を持っていない。

    「これは大手メーカーの通常のゲームだ」とフランツ・トストは motorsport-magazin.com に語った。

    「彼らは同意すると言い続けても、基本的には同意しない。彼らはただ時間を稼ぎたいだけだ」

    フランツ・トストは、ホンダF1の撤退後、レッドブルが以前の供給元であるルノーとのカスタマー取引に戻ることは2022年の選択肢ではないと述べた。

    凍結が却下された場合、レッドブルの2チームはどうなるかと質問されたフランツ・トストは「パワーユニットなしでは難しい」と答えた。

    「ルノーにはワークスチームがいるので、我々がうまく競争できるパワーユニットを手に入れることはほとんど想像できない」

    「レッドブルと(ディートリッヒ)マテシッツの要求は異なると想定する必要がある。彼らは世界選手権に出場したいと思っている。彼らは適切なマテリアルを必要としている」

  • ピエール・ガスリー 「ホンダF1には良いプランがある」

    ピエール・ガスリー 「ホンダF1には良いプランがある」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、ホンダのF1パワーユニット開発に関していくつか有望の兆候を目にしていると語る。

    昨年10月、ホンダは2021年シーズン限りでF1から撤退することを発表。だが、ホンダは最後まで全力を尽くすことを約束し、2021年シーズンに向けて新しいF1エンジンの開発に取り組んでいる。

    F1からの撤退が差し迫っているにも関わらず、ホンダF1はレッドブルがタイトル争えるF1エンジンを供給し、パートナーシップを可能な限り良いカタチで終えることを決している。

    昨年のF1イタリアGPでアルファタウリ・ホンダのマシンを衝撃的な勝利に導いたピエール・ガスリーは、ホンダは2021年に“最後のレースまで全力を尽くす”と確信しており、すでに最後のF1エンジンは良い兆候を示していると語る。

    「彼らには良いプランがあると思う」とピエール・ガスリーは語った。

    「いい感じのことをいくつか知っているけど、彼らのために話したくない」

    「あまり興奮しすぎずにラップタイムとコース上で確認するのを待っている。でも、僕はホンダがどれだけ働いているかを知っているし、2021年末で離れるからといって彼らがその前に諦めることがないと確信している。それは彼らの考え方ではない」

    「彼らは最後のレースまでプッシュしてすべてを与えてくれると思う。彼らは一貫してパッケージを改善しようとしていると思う。(アブダビで)マックス(フェルスタッペン)はメルセデスに先んじてポールを獲得し、4台のホンダ車が第Q3に進出した。僕たちはかなりまともなレベルに達している」

    「当然ながら、来年にもっと多くのことを得られれば、それはさらに良いだろう」

  • 「角田裕毅は後半戦にはガスリーを脅かすだろう」とF2時代のボス

    「角田裕毅は後半戦にはガスリーを脅かすだろう」とF2時代のボス

    トレバー・カーリンは、角田裕毅の2021年のアルファタウリ・ホンダでの成功を確信している。2020年にFIA-F2でタイトルを争った角田裕毅は“予想よりもはるかに優れていた”とし、シーズン終盤にはチームメイトのピエール・ガスリーに挑戦できると考えている。

    カーリンの代表であるトレバー・カーリンは、2019年にFIA-F3で角田裕毅のイエンツァ・モータースポーツでのスピードを目の当たりにし、レッドブルF1のヘルムート・マルコから角田裕毅を走らせるかどうかを尋ねられたときに躊躇うことはなかったと認める。

    だが、トレバー・カーリンは、角田裕毅がすぐにスピードを見せたことにまだ驚いていると認める。

    「我々はこれまで彼を走らせたことがなかったが、F3での彼の並外れたレースクラフトを目にしていた」とトレバー・カーリンは説明した。

    「F3で裕毅が激しくレースをしているのを見ていたので、彼を乗せることに満足だった良かった。F2はリアルなレーサーのチャンピオンシップだ。しかし、彼があれほど速くスピードを上げることや、レースの観点からタイヤを素早く理解することは期待していなかった。彼は予選を争うことができた。彼の予選は並外れていたし、我々が予想していたよりも良かった。だが、彼のタイヤに対する理解はさらに良かった。彼は我々が予想していたよりもはるかに優れていた」

    角田裕毅は12ラウンドのシーズンで3勝を含む7つの表彰台を獲得した。日本人ドライバーはオフシーズンから1発の速さを発揮していたが、開幕8戦で表彰台を獲得したものの、2回のポイントフィニッシュしかできなかった。

    しかし、角田裕毅はシーズンが進むにつれて急速に進歩し、後半にはタイトル争うに加わり、最終戦ではポールポジションから優勝と2位表彰台を獲得したが、わずか1ポイント差でランキング2位を逃した。。

    チャンピオンシップでの3位によって、角田裕毅はF1スーパーライセンスを獲得し、ヘルムート・マルコにアルファタウリ・ホンダでのF1でのチャンスを納得させるのに十分であることが証明された。トレバー・カーリンも、その決定を支持している人々の一人だ。

    「彼には天性の速さがあるので、彼は成功すると思う」とトレバー・カーリンは説明した。

    「彼の視覚と手の協調とマシンの中での彼の行動には生まれながらの良さがある」

    「最初は技術的な責任が多すぎない限り、運転に集中する時間が少しあれば、大きな一歩を踏み出すことができると思う。シーズン中盤以降、彼は非常に速く、ピエールを脅かし始めると思う。彼は実際にそうすると思っている」

  • アルファタウリF1代表 「競合はレッドブルF1の計画で時間稼ぎをしている」

    アルファタウリF1代表 「競合はレッドブルF1の計画で時間稼ぎをしている」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、ライバルチームはレッドブルF1のエンジン計画で時間稼ぎをしていると不満を抱いている。

    時々和刷られてしまいがちだが、アルファタウリもレッドブル・レーシングと同じ状況に陥っている。2021年でホンダがF1から撤退することで、アルファタウリも2022年にホンダのF1エンジンを継続したい場合はエンジン凍結が合意に至るかどうかに依存している。

    レッドブルは、ライバルチームとエンジンメーカーの合意を待っている。2月11日に開催されるF1コミッションの会議で合意が得らえると予想されているが、アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表をフランツ・トストはそこまで確信はしていない。

    フランツ・トストは、そこで心理戦が行われていることを知っており。誰もがコストを削減したいと思っているが、メルセデス、フェラーリ、ルノーはアルファタウリほど急いではいない。

    「これは上位チームの常套手段だ」とフランツ・トストは Motorsport-Magazin にコメント。

    「計画に同意すると言うが、実際にはそれに反対していて、ただ遅らせようとしているだけだ」

    レッドブルは、2022年にどのエンジンを搭載することがはっきりしなければ、その年の新車の開発を完全に開発することはできないため、この時間稼ぎは理に叶っている。

    だが、1年落ちのホンダのF1エンジンに代わるものはあるか? それはレギュレーションで規定されている。パワーユニットがないチームは、カスタマーの数が最も少ないエンジンメーカー、今回の場合はルノーがエンジンを提供する必要があると書いてある。

    しかし、レッドブルの上層部と同様にフランツ・トストもルノーのF1エンジンを搭載することに熱心ではない。

    「ルノーはファクトリーチームだ。我々が成功できるエンジンを手に入れることは想像できない。レッドブルとオーナーのディートリッヒ・マテシッツは、エンジンに対して異なる要件を持っていると想定する必要がある。レッドブルはチャンピオンシップを争うことを望んでおり、それに適したエキップメントが必要だ」

  • 角田裕毅 ロングインタビュー:F1デビューシーズンに向けて

    角田裕毅 ロングインタビュー:F1デビューシーズンに向けて

    角田裕毅が、2021年のF1デビューにむけてアルファタウリ・ホンダF1の公式サイトでロングインタビューに答えた。

    先週、イモラ・サーキットでアルファタウリ・ホンダの2019年F1マシンで2日間にわたるテストをポジティブに完了した角田裕毅が、モータースポーツキャリア、日本での活動、欧州にわたってからの生活、F3、F2でのシーズンなど様々な質問に答えた。

    ジュニアカテゴリーをすばやく移動してF1に到達しましたね。ここに到達するためにどのようなプロセスを踏んできたか説明していただけますか?
    毎年少しずつ上達していて、出場したすべてのカテゴリーで勝つことができました。それらの勝利は簡単ではありませんでしたし、自信になりました。F3でも勝てるとは思っていませんでした。ヨーロッパに住むのは初めてでしたし、4つのトラックはまったく新しいものでした。ヨーロッパのドライバーの多くはそれらのトラックで多くの経験を積んでいたので、簡単ではありませんでした。トラック、チーム、文化への適応に集中していましたが、やっとモンツァでF3で勝てて、(ヘルムート)マルコ博士はそれに満足してくれました。それがF2に移行することにつながりました。

    僕にとって昨年は仕事のあらゆる面で大きな進歩を遂げたシーズンでした。まず第一にドライビング面もありますが、レースへのアプローチ方法に関するメンタリティと心理学の観点からも進歩を遂げたと思っています」

    F2の間に多くのことを改善できたと思っています。非常に成功したシーズンでしたし、僕のレーシングキャリアの中で最高のシーズンのひとつでした。シーズン序盤もすでにペースが良かったですし、強いライバルと競争することができていましたが、シーズン中盤までは一貫性に欠けていました。それによって序盤のレースでは良いポイントを得ることができませんでした。そのあと、シーズン中盤から心理トレーナーと一緒に仕事をして、レースの準備方法やレース中の姿勢など、さまざまな要素について話し合いました。その結果、精神面で大きく向上しました。シーズンの終わりまでには、まだ自分が望んでいた場所にはいませんでしたが、シーズンの序盤から大きく改善しました。コース上での結果は改善し続けました。

    昨年の初め、例えばルーキーテスト中は、チームメイトと比べてタイヤマネジメントに苦労しましたが、チームと一生懸命に働き、以前のシーズンのレースを見て、より適切に管理する方法を学びました。年末までに全員が費やした努力は報われました。ピレリアワードを受賞したことは、僕がどれだけ進歩したかを示しています。モータースポーツのキャリアの次のステップは簡単ではないことはわかっていますが、待ち切れません。

    今年、あなたはグリッドで最年少のドライバーであり、唯一の日本人ドライバーになります。それに関連したプレッシャーを感じますか?
    いいえ、プレッシャーは感じていません。今年は僕のルーキーシーズンですし、できる限りマシンに適応するために序盤からハードにプッシュしていきます。でも、ミスを犯すことを恐れてはいません。もちろん、ミスは少なくするつもりですが、最初は避けられません。昨年のF22で証明したように、ミスから学ぶことができると確信しています。日本のファンのサポートを得ることができて本当にうれしいです。2014年の小林可夢偉以来、グリッドに日本人ドライバーを迎えることができたことを誇りに思っています。プレッシャーについては、自分自身にかけているので、そこに関しては何も変わりません。成功するために自分自身をプッシュしたいと思っています。

    あなたのお父さんがメカニックだった日本での始まりとカート時代に戻りましょう。
    僕が14歳か15歳くらいまで、父が簿育のメカニックでした。これまでの成功のすべては彼に感謝しなければなりません。彼は僕がより良いドライバーになるのを助けてくれました。彼が僕に最も教えてくれたのはブレーキングでした。特にブレーキをかける方法とタイミングです。彼はコーナーに入るにはブレーキが非常に重要であり、それがマシンを回転させることができ、他の人よりもマシンを回転させることができれば、他の人よりも早くスロットルを再び踏めることを教えてくれました。僕はカートでそれをたくさん練習しました。自信が持てるようになり、今でも学んだことを生かしています。

    日本からヨーロッパへの移住は文化の大きな違いです。ヨーロッパでの生活の中で最も適応しにくい側面は何だと思いましたか?
    食べ物ですね! それと言語です。最初にヨーロッパに来たとき、みんながフランス語を話すスイスに住むのは簡単ではありませんでした。また、食べ物もそうです。僕は食べ物が本当に好きですが、食事を変える必要がありました。僕は一般的に寿司と日本食が好きです。少しストレスを感じました。新しい生活は人生を少し難しくしましたが、チームと僕のトレーナーはそれを大いに助けてくれました。最終的には適応できましたし、今いる場所に満足しています。

    あなたのキャリアの中で最高の瞬間と最悪の瞬間を説明していただけますか?
    最悪だったのは2016年ですね。ホンダジュニアドライバーテストで3位になりました。通常、ホンダは最初の2人のドライバーをF4に移行させます。僕は父とテストについて話し合っていたので、うまくいかなければレースをやめると決めていました。でも、担当は元F1ドライバーの中嶋悟さんでした。彼はシケインの外から見てくれていて、彼が僕をホンダに勧めてくれました。それで僕はホンダとF4を走ることができました。だから、それは彼のおかげです。最高の瞬間は2019年のF3でのモンツァでした。あの勝利がなければ、翌年のF2にはいなかったと思います。ヨーロッパでの初優勝だったので、その日にはたくさんの幸せな思い出があります。

    今、あなたは20歳でF1でレースをすることになっています。10年前に戻ることができたら、若い自分にどのようなアドバイスをしますか?
    他のことに気を取られることなく、僕がしたよりも早くレースに全力を注ぎ始めるように言うと思います。僕は16歳になるまで、レースにそれほど興奮していませんでした。好きじゃなかったわけではありませんが、やるべきことほどの努力はしていませんでした。

    レーストラックから離れた角田裕毅はどんな人ですか?
    普通の20歳の男の子です。ゲームが好きです。レースをしていないときは、日本の友達とゲームをしています。エーペックスレジェンズやコール・オブ・デューティーなどのシューティングゲームが好きです。ゲームをプレイしているときに、嫌いな人を狙って撃つことを想像します…うまくいくと、頑張れます! また、ウェイクボードやスノーボードなどを屋外で行うのも好きです。ミルトンキーズンには屋内スノーボードができる場所があります。一般的に身体を動かすことが好きです。スポーツとゲームは僕の心をリセットするのに役立ち、その後は気分がすっきりします。でも、現実的ではないので、レースゲームは好きではありません。

    ソーシャルメディアを使うのは好きですか?
    ソーシャルメディアにそれほど強くはありません。最近は自分の存在感を高めようとしていますが、あまり考えていません。僕の焦点は主にレースと新しいシーズンに向けて可能な限り準備することにあります。

    あなたの好きな音楽は何ですか?
    Jポップ。

    好きな色は何色ですか?
    オレンジ。

    あなたの故郷、神奈川について説明してください。
    東京に次いで人口の多い海辺の県です。素晴らしい場所ですし、特に食べ物がおいしいのでそこが恋しいですね。

    家族はどのような人たちですか?
    彼らは僕のレーシングキャリアにおいて常に僕を支えてくれましたし、彼らに感謝します。僕には2歳年下の妹がいます。

    日本からイタリアへ、そしてイタリアから日本へ、何を持っていきますか?
    日本からイタリアには寿司、イタリアから日本へのチーズですかね…ブルーチーズが大好きです。

    レーシングナンバーとして『22』を選んだのはなぜですか?
    カートでレースをしていたときの僕のナンバーは11でしたが、F1ではすでにセルジオペレスが取っています。それで2倍にして22になりました。2009年のF1世界選手権で優勝したときに尊敬しているジェンソン・バトンがつけていたナンバーなので、気に入っています。日本のドライバーである佐藤琢磨さんが使用していたナンバーでもあります。

  • ガスリー、アイルトン・セナ財団にイモラで着用したヘルメットを寄付

    ガスリー、アイルトン・セナ財団にイモラで着用したヘルメットを寄付

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、昨年のF1エミリア・ロマーニャGPで着用したスペシャルヘルメットをアイルトン・セナ財団に寄付した。

    2020年にF1がイモラに戻ってきたレースで、ピエール・ガスリーは、セナ家の正式な許可を受け、アイルトン・セナの象徴的なカラーリングとデザインを取り入れたトリビュートデザインのスペシャルヘルメットを着用した。

    「当然ながら、アイルトンのためにこのスペシャルヘルメットを作った。子供の頃からずっとセナの大ファンだったからね」と当時ピエール・ガスリーは語っている。

    「彼は僕のアイドルの一人だった。そして、僕にとってここでそれをすることは重要だった」

    アイルトン・セナが、イモラで開催された1994年のF1サンマリノGPで命を落としている。彼のウィリアムズはタンブレロでコースオフし、外側のバリアにクラッシュした。

    2006年以降、イモラをF1カレンダーから外れていたが、新型コロナウイルスのパンデミックに対応してF1が変更を余儀なくされたことで、2020年の急遽グランプリスケジュールに戻った。

    ピエール・ガスリーは、予選で4番グリッドを獲得したが、残念ながら、決勝ではわずか8周でラジエーターの問題によってリタイアを余儀なくされた。

    「リタイアは決していいことではない」とピエール・ガスリーは語った。

    「でも、それがここイモラでの僕たちのホームレースだと特に難しい。トップ5の結果が出せる可能性があることを分かっていたからね」

    ピエール・ガスリーは、その週末に着用した特別なトリビュートヘルメットを、ブラジルの貧しい子供たちのために資金を調達しているアイルトン・セナ財団に贈った。

    ピエール・ガスリーは、昨年8月にF1スペインGPに出場して家を空けているときにノルマンディの自宅が空き巣の被害に遭い、ヘルメットやその他の記念品、貴重品などを失った。

    「本当に価値観がなく、無礼で卑劣な人もいる」とピエール・ガスリーはインスタグラムに投稿し、盗難についての情報提供を呼び掛けている。

    ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) 2020年 F1エミリア・ロマーニャGP(イモラ) アイルトン・セナ トリビュートヘルメット

  • アルファタウリF1代表 「トークンの例外アップグレードは不公平ではない」

    アルファタウリF1代表 「トークンの例外アップグレードは不公平ではない」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、開発トークンを使用せずにレッドブルのパーツを受け取ることができるのは不公平なことではないと主張する。

    当初、F1レギュレーションの変更は2021年シーズンに実施される予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックによって2022年まで1年延期され、シャシー開発は凍結された。

    開発凍結はマシンのほとんどのコンポーネントに適用され、F1チームは2つのトークンを使用した開発に制限される。

    ただし、トークンルールには例外があり、2020年に1年前(2019年仕様)のリステッドパーツを使用していたチームは、2020年仕様のパーツにアップグレードすることができる。

    このルールが適用されるのは、レッドブルのパーツを使用するアルファタウリ・ホンダ、メルセデスと技術的系を結ぶアストンマーティン(レーシング・ポイント)の2チームとなる。例えば、アルファタウリ・ホンダは、2021年にトークンを使用せずにレッドブル RB16の特定のコンポーネントをマシンに組み込むことができる。

    だが、昨年すでにフェラーリの2020年仕様のパーツを使用していたハースとアルファロメオにはこれは適用されない。

    多くの人は、これが凍結ルールの抜け穴だと見なしており、パーツを自社で製造しているルノーのようなチームは公平ではないと不満を述べている。

    だが、アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストはその見解に同意していない。

    「それは新しい部品ではなく、新しい開発でもないという点で不公平だとは思わない」とフランツ・トストは Motorsport Magazin に語った。

    「結局のところ、それらはすでに開発され、以前に走っているものだ」

    「ルノーはファクトリーチームだ。彼らは非常に多くのお金、マンパワー、ノウハウを持っており、いずれにしろ開発において2~3歩先を行っているはずだ」

    フランツ・トストは、凍結ルールの例外をすでに利用していることを確認し、「レッドブルからすでにいくつかのパーツを入手している」と語った。

    それらのパーツがマシンのどこにあるかは不明だが、アルファタウリ・ホンダは、RB16からのアップグレードを利用してマシンのリアを強化してはいないことを確認している。

    「昨年と同じギアボックスを搭載している。リヤサスペンションも変更していない。油圧などは同じコンポーネントだ」とフランツ・トストは語った。

    空力はトークン構造に含まれておらず、アルファタウリ・ホンダF1はそれを最大限に活用して、フロントウィングやエンジンカバーなどに大幅な変更を加えている。

    代わりに、彼らの2つのトークンは、AT02の新しいノーズ(おそらく狭いノーズ)の開発に費やされたと考えられている。ノーズは、フロントクラッシュ構造として機能することを考えると、純粋に空力のカテゴリーに分類されない。

    アルファタウリ・ホンダは、2月19日に2021年F1マシン『AT02』を発表することを明らかにしている。