カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • 角田裕毅、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目でクラッシュ…

    角田裕毅、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目でクラッシュ…

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目をクラッシュで終えた。

    前戦F1イギリスGPで10位入賞を果たし、勢いに乗りたい角田裕毅だが、セッションが残り20分に差し掛かった時点でターン4でコントロールを失ってバリアにクラッシュ。

    後ろからバリアに突っ込んだことで、リアウイングと左のサスペンションが壊れている。角田裕毅に怪我はなく、バリアの修復のためにセッションは赤旗中断となった。

    角田裕毅は、イモラ、アゼルバイジャン、ポール・リカールでは予選でクラッシュし、モナコではFP3でクラッシュを喫している。ルーキーとは言え、限られた時間と予算を潰してしまうのは評価を下げることになるだろう。

  • 角田裕毅 「主なリミテーションは乱気流の走行とオーバーテイク」

    角田裕毅 「主なリミテーションは乱気流の走行とオーバーテイク」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、自身の進歩に満足しており、現在の主なリミテーションは、乱気流のなかでの走行とオーバーテイクだと語る。

    デビュー戦で入賞という上々のF1キャリアのスタートを切った角田裕毅だが、その後はミスが目立つようになり、チームメイトのピエール・ガスリーのペースに匹敵できないことから期待と評価は徐々に下がっていった。

    しかし、前戦F1イギリスGPではそういったミスはみられず、比較的強いペースを発揮した。全体的にシルバーストンでの走りに満足していると語る角田裕毅だが、ジュニアカテゴリーでは強みだった前のマシンに追従してオーバーテイクするという点で改善の余地があると考えている。

    「フリーエアでは本当にいい感じだと思っています。フリーエアの中ではずっとかなりニュートラルなバランスを保っていました」と角田裕毅は語った。

    「でも、乱気流に入るとすぐにバランスが崩れ、しっかりと運転することに苦労しました。もっと多くのオーバーテイクなどをするためにはその部分で一生懸命努力しなければなりません。でも、それが今のところ主なリミテーションです」

    「タイヤマネジメントに専念していました…追従するクルマにとっては厳しいものになると思っていたので、なるべくタイヤマネジメントに努めました」

    「フリーエアに出たときはできる限りプッシュしようとしましたし、それは戦略、特に最初のスティントでうまくいきました」

    角田裕毅が言ったように、レース終盤にチャンスを得られることを期待してタイヤマネジメントに専念した角田裕毅は、キミ・ライコネンのスピンとピエール・ガスリーのパンクによって入賞を手にした。

    タイヤマネジメントにはついて大きく進歩したと角田裕毅は感じており、今後もそれを継続することを目指している。

    「タイヤマネジメントに関しては、本当に良かったと思います」と角田裕毅は付け加えた。

    「2回目のオーストリアのレースでは、あまりにセーブしすぎてしまいましたし、遅すぎました。シルバーストーンではこれを改善しようとしました。最初のスティントでほぼ全開でプッシュしました」

    「特にハードタイヤに変更した2回目のスティントの後、タイヤマネジメントが少し増えてもうまくいきました。その経験を維持し、将来のためにそれを使っていきたいです」

  • ホンダF1:2021年 第11戦 F1ハンガリーGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第11戦 F1ハンガリーGP プレビュー

    2021年 第11戦 F1ハンガリーGPが、ハンガロリンクで開催される。昨年はマックス・フェルスタッペンが、グリッドに向かう途中でウォールへクラッシュし、メカニックがスタートに間に合うよう必死に作業。フェルスタッペンはそれに応え、見事に2位表彰台に立つという、ドラマティックな展開が話題になった。

    ハンガロリンクでは、ホンダF1として過去に6勝を記録しており、第二期では1986~92年に7戦5勝。2006年には第三期初勝利をジェンソン・バトンのキャリア初優勝という形で挙げるなど、好成績を残したサーキットだ。

    コースはモナコのようなタイトサーキットとして知られており、オーバーテイクは厳しいレイアウト。2019年にはホンダにとってF1復帰後初のポールポジションを獲得しているが、今回も土曜日の予選でいい位置につけられることを目指す。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「先日の英国・シルバーストーンのレースでは、ポールポジションからスタートしたレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が他車との接触で1周もせずにリタイアという、非常に残念な結果になりました。初のスプリント予選が導入されるなど、新たな試みがあったシルバーストーンの週末は、我々Honda勢にとって難しい展開となってしまいました。今週末は気持ちを切り替え、前半戦最後の戦いのためにハンガリー・ブダペストに向かいます。ここまで、フランス、オーストリア、英国と、高速サーキットでのレースが続きましたが、今回の舞台となるハンガロリンクは一転して、低速かつテクニカルなサーキットです。ストレートが短く、低速コーナーが多く配されているレイアウトになっており、オーバーテイクが難しいため、予選でのポジションがとても重要になります。また、例年真夏の暑い中で開催されるのに加えて、車速が遅いことから冷却性能に厳しいこともハンガリーの特徴となります。F1サマーシャットダウン前最後となるハンガロリンクでのレースをいい形で戦えるように、そして前半戦をいい形で締めくくれるように、十分に準備を進めていきたいと思います」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「前回あのような結果になってしまっただけに、今週末ハンガリーでサーキットへ戻ってこられてうれしいです。もちろん少しあざはありますが、こうした大きなクラッシュでは当たり前のことですし、トレーニングもできていて体調はいいです。今週は24時間耐久のシムレースに参加しましたが、画面を前にして同じ姿勢を保ちながら自分の身体がどんな反応をするのか、いいテストになりました。体調は全く問題ないですし、それが今週末に向けてポジティブな気分にさせてくれています。レース再開に向けてしっかりと準備はできています! (前回のクラッシュについて)メディアが誇張して報じることに対してはあまり言うことはなく、正直なところ、そうした報道にはあまり関わりたくありません。シルバーストーンで何が起きたかは分かっていますし、僕はマシンの中にいて、このような形でレースが終わってしまったことに対して思うところはありますが、チャンピオンシップをリードし続けるために、コース上でベストを尽くすことに集中していきます。このクラッシュを受けて必要な対応については、チームが公式な手続きを進めてくれていますが、僕の仕事はいつもと同じで、全力を発揮して日曜のレースで勝ちたいと思います。ハンガリーのコースは楽しいですし、昨年はメカニックがレースに出てくれるように手を尽くしてミラクルを起こしてくれました。今回はグリッドへ向かうときに何事もなければいいですね!」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「シルバーストーンは不調に終わり、忘れるべきレースになりました。スプリントレースのフォーマットは楽しめましたが、2度のレース、2度のスタートは、ドライバーにとっては負担が大きくなります。今までと大きく異なるというのは間違いありません。今はハンガリーに向けて集中して、挽回を期しています。僕らチーム全体の士気は高いですし、今週はハードワークを重ねて、強さを取り戻すためにできることはすべてやりました。ハンガロリンクは独特なコースです。高いダウンフォースレベルという点でモナコにとてもよく似ていて、とてもテクニカルなサーキットです。夏休み前最後のレースで、力強い戦いができることを楽しみにしていますし、このブダペストでいいレースができないと、気分よく休みに入ることができません(笑)」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「シルバーストーンでの前戦は、終盤のパンクによってポイントを失い、フラストレーションのたまる結果になりました。8位入賞は可能だったと思います。誰かがコース上にグラベルを撒き、それでタイヤをカットしてしまいました。ここ数戦の展開には少しうんざりしています。オーストリアではシャルル(ルクレール)との接触でポイントを失い、次はこのパンクでした。シルバーストーンは、僕にとってはシーズン最悪のレースだったと言え、2~4ポイントを目前にして獲得を果たせなかったことにいら立ってしまいます。ただ、時にはこうしたことも起こるものですし、反省点があることも確かです。想定よりも多くの課題を解決しなければならないですし、スプリント予選形式になったシルバーストーンでの新フォーマットでは、予選前にパルクフェルメとなってしまい、フリー走行で改善する時間が足りませんでした。シーズンのスタートは非常に力強かったので、ブダペストでは前半戦をいい形で締めくくることが重要です。ハンガロリンクでは、F2で勝利を挙げ、F1でもポイント獲得が複数あるなど、いい結果を残しています。僕は大好きなサーキットで、コーナーが多く真のストレートと呼べる場所はないので、コクピットでは、ブレーキング、ターンイン、スロットルの調整など、常に何かしらの操作をしています。直線を走行することがほとんどないのも楽しいです。いいリズムに乗ることが大切で、ドライビングがとても楽しくなります。もちろん、ラップの中で一息つける場所がないのでフィジカル面ではチャレンジングですし、ヨーロッパは気温が高く今週末も熱くなりそうですが、準備はできていると感じています。ここ数戦でマクラーレンやフェラーリが大きな進歩を遂げています。僕らはアルピーヌやアストンマーティンとコンストラクター5位争いをしていますが、このポジションが僕らのターゲットです。ブダペストでは、ライバルたちとは混戦になると思いますが、僕らのパッケージが持つポテンシャルを引き出して、いいレースウイークにする必要があります。ここが終われば休暇に入りますが、前半戦は激しい戦いだったので、全員にとっていいことだと思います。過去最多の23戦が予定されているシーズンですが、後半戦も厳しい戦いになるはずです。最終戦に向けて、体力的にも精神的にもタフになるので、家族と過ごす時間が少しでも取れるといいですね」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「シルバーストーンを振り返ると、予選ではトラフィックの問題もあって満足はいきませんでした。全体的には新フォーマットによって厳しい戦いになったものの、日曜にはポイントを獲得できてうれしかったです。チームは想定通りにいかなかったマシンパフォーマンスにがっかりしたと思いますが、僕は満足していました。シルバーストーンをF1マシンで走るのは初めてで、マゴッツからベケッツのような高速セクションでは素晴らしい感覚でした。ハンガロリンクはそのシルバーストーンとは大きく特徴の異なるサーキットです。ただ、昨年、F2でレースをした際には、予選順位が悪く、レースではフロントウイングにも大きなダメージを負ったことで、いい結果を出せませんでした。マシンに最大のダウンフォースが必要でとても難しいサーキットなのですが、このコース自体は大好きです。ポイントの一つは、コーナーへの進入スピードをどれだけ上げられるかで、ドライブしていて面白いコースです。気温が高くなっており、息をつけるストレートのセクションがないので、タフな戦いになると思います。どうなるかは分かりませんが、準備はできています。これが終われば、サマーブレイクで、とても楽しみにしています。イタリアに引っ越してきたばかりなので、休みのほとんどは家の整理に時間を使うと思います。今回のレースの前には、シミュレーターセッションのためにUKへ戻っていたのですが、ホテルは空調がなくて暑さに苦しんだので、エアコン付きの家で快適に過ごすことが楽しみです!」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルF1との関係は非常にポジティブ」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルF1との関係は非常にポジティブ」

    ピエール・ガスリーは、2022年にレッドブルF1に戻るかどうかを知るために夏休みよりも長く待つことを期待していない。

    ピエール・ガスリーは、2019シーズンのレッドブル・レーシングへの昇進を獲得したが、それはあまりにも早く来たコールであり、シーズン途中でトロロッソに戻ることにつながる一連の悪いパフォーマンスに繋がった。

    それ以来、ピエール・ガスリーのキャリアは堅調に推移しており、25歳の彼は現在、名前が変更されたアルファタウリ・ホンダF1のリードドライバーを務めている。その降格、以来、レースでの勝利と2回の表彰台のフィニッシュを成し遂げている。

    そして、2021年の終わりにセルジオ・ペレスのレッドブルF1との契約が満了する中、チームは2022年にマックス・フェルスタッペンと並んで誰をそのセカンドシートに配置するかを決定する必要がある。

    ピエール・ガスリーは、その決定が8月の3週間の夏休み中、またはその直後に行われることを期待している。

    「僕サイドではそれはかなり明確だと思う。それはレッドブルの手に委ねられている」とピエール・ガスリーはF1ハンガリーGPの前に記者団に彼の将来について尋ねられたときに語った。

    「マックスはトップチームで来年の契約を結んでいる。セルジオは1年契約を結んでいると思う。そこで何が起こるか、そして、一緒に今後何をするかを見ていくつもりだ」

    「もちろん、僕は彼らともうしばらく契約を結んでいるし、夏休みのある時点で、または夏休みの後にいくつかの答えを得る必要があるとかなり確信している」

    トロロッソのアルファタウリへのリブランドの一環として、レッドブルはそのチームをジュニアではなく姉妹チームとして扱い始める意向を示し、ピエール・ガスリーをアルファタウリのチームリーダーとして高く評価していることを明らかにした。

    これはピエール・ガスリーがレッドブルと話し合った役割だが、彼の最終的な目的はグリッドの最前線での競争に戻ることだ。

    しかし、これらすべての議論は少なくとも「本当に前向き」だったとピエール・ガスリーは語る。

    「彼らは、アルファタウリのリーダーがチームを本当に前進させ、このチームを立ち上げることを望んでいる。そこには素晴らしい協力関係があるし、アルファタウリを前進させる本当の意志があると思います」とガスリーは説明しました。

    「ドライバーとして、常に最高のマシンに乗り、最高のポジションを目指して戦いたいと思っている。それが僕たちが話し合っていることだ」

    「結局のところ、僕サイドでは、週末ごとにパフォーマンスを行い、レースごとにレースを行い、自分のポテンシャルを示すことにのみ焦点を当てている」

    「彼らが僕をステップアップさせたいのか、それとも現状のペアに固執したいのかは彼らの手に委ねられている。それはセルジオがどのようなパフォーマンスをしているのか、そして、彼らがアルファタウリの将来をどのように計画しているかに依存する」

    「僕たちは多くのことについて話し合っているけど、一般的には本当に前向きだと思っている。コミュニケーションがあり、物事が順調に進んでいるときは常にそれは良くなっていく。現時点ではそれ以上の答えはない」

    「でも、今後数週間でさらにニュースが増えると思っている」

  • レッドブルF1首脳、角田裕毅の2022年のアルファタウリ残留を示唆

    レッドブルF1首脳、角田裕毅の2022年のアルファタウリ残留を示唆

    レッドブルは、2022年もレッドブル・レーシングおよびスクーデリア・アルファタウリの2つのチームのドライバーラインナップを継続することを示唆している。

    姉妹チームのアルファタウリでは、ピエール・ガスリーが明確なリードドライバーであり、今シーズン以降も間違いなくシートにとどまるように見える。

    ピエール・ガスリーは、レッドブルF1のドライバーマネージャーであるヘルムート・マルコとの最近の会談を振り返り、「オーストリアで昼食をとりながら話し合い、多くのことについて話し合った」と語った。

    「僕がまだレッドブルと数年の契約を結んでいることを考えると、彼らのビジョンと将来の計画についてもう少し理解を深めることができて良かっただ」

    ピエール・ガスリーのチームメイトである角田裕毅について、ヘルムート・マルコは最近の英国からイタリアへの転居が報われると確信していると語る。

    「それは前向きな一歩だった」とヘルムート・マルコは RTL に語った。「これから何らかの形で現れるだろう」

    シニアチームのレッドブル・レーシングでは、チャンピオンシップリーダーのマックスフェルスタッペンが2022年も残留することは明らかだ。それは新しいチームメイトであるセルジオ・ペレスにも同じことが当てはまる。

    ヘルムート・マルコは、発表は8月の夏休み後に予定されていると語る。

    「そこまでにはレッドブルとアルファタウリの両方のドライバーペアを発表する準備ができているはずだ」とヘルムート・マルコは明かした。

    「原則として、既存のペアリングを維持したい。しかし、関連するすべての要素を常に考慮するため、それには時間がかかる」

  • ホンダF1、2022年のエンジン開発協力は「レッドブルへの恩返しでもある」

    ホンダF1、2022年のエンジン開発協力は「レッドブルへの恩返しでもある」

    ホンダF1は、ヘルムート・マルコとフランツ・トストから“大きな称賛”を感じており、2022年のF1エンジンに対するレッドブルからの要求を受け入れる義務があると語る。

    ホンダは、2021年シーズン限りでF1を撤退。レッドブルは、ホンダF1の知的財産権を引き継ぎ、レッドブル・レーシングおよびスクーデリア・アルファタウリのエンジン開発を継続するためにレッドブル・パワー・トレインズを設立した。

    しかし、2022年シーズンはレッドブル・パワートレインズにとっては移行年となり、レッドブルF1からの要請によってホンダはHRD-SakuraからF1パワーユニットの供給を続ける。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、レッドブルF1から要請が来た際、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ、そして、アルファタウリF1のチーム代表であるフランツ・トストに“大きな称賛”を感じたと BBC Sport 語った。

    「彼らはホンダを信じてくれたので、我々は彼らに何かを返さなければなりません」と山本雅史は語った。

    「今年の12月31日にF1プロジェクトは終了します。しかし、レッドブルとアルファタウリから競争力をつけたいという要望があり、協力してほしいとのことでした」

    「したがって、我々は現在、彼らが競争力を維持できるようにするために、彼らと協力する方法について話し合っています」

    ホンダは、カーボンニュートラルプロジェクトに集中するためにF1エンジニアを切り替える予定だが、メルセデスとレッドブルとの間でタイトル争いが続いているため、移行を効果的に実行する時間がないため、2022年までF1での作業を続ける人もいる。

    「今年はチャンピオンシップのために戦っているので、移行したり、チームに知識を与えたりする時間があまりありません。時間的にも今年より来年にそれを行う方が合理的で」と山本雅史は説明しました。

    「エンジニアのほとんどは、カーボンニュートラルのための次のプロジェクトに移されます。ですから、来年にどれだけのヒューマンリソースを活用できるかを考えているところで、来年はレッドブルをサポートするために可能な限り活用していきます」

    山本雅史によると、ホンダF1のエンジニアは「失敗と成功から多くの経験を積んだ」とのことで、この新しい知識によって、もともと翌年に展開される予定だったレッドブルの2021年型F1エンジンの前倒しに生かされたという。

    「2年前のレッドブルでは、パワーユニットをシャシーに取り付けただけです」とホンダF1のテクニカルディレクターの田辺豊治は語った。

    「彼らが要求するすべてを作ることはできませんが、シャシ^とパワーユニットの統合は良い改善をもたらしました」

    「ホンダ側でも、パフォーマンス面で優れた改善を行いました。内燃エンジンと電気性能の両方を改善しました」

    2021年のホンダF1の特定のエリアの改善はすぐに効果を発揮し、デプロイメントがより長く利用できるようになった。これにより、ホンダのF1エンジンは全体的なパフォーマンスの点でメルセデスにはるかに近づいた。

    「これまでは、ストレートの終わりにホンダがスピードを落とすのをいつも目にしてきました」と田辺豊治は説明した。

    「それがラップタイムとオーバーテイク状況の不足となっていました。そこがPUの弱点だったので、これを他の競合他社にもっと近づけようと試みました」

  • 角田裕毅 「ハンガロリンクは大好きだがタフな戦いになると思う」

    角田裕毅 「ハンガロリンクは大好きだがタフな戦いになると思う」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が、2021年第11戦ハンガリーGPへの意気込みを語った。

    「シルバーストーンを振り返ると、予選ではトラフィックの問題もあって満足はいきませんでした。全体的には新フォーマットによって厳しい戦いになったものの、日曜にはポイントを獲得できてうれしかったです」と角田裕毅はコメント。

    「チームは想定通りにいかなかったマシンパフォーマンスにがっかりしたと思いますが、僕は満足していました。シルバーストーンをF1マシンで走るのは初めてで、マゴッツからベケッツのような高速セクションでは素晴らしい感覚でした」

    「ハンガロリンクはそのシルバーストーンとは大きく特徴の異なるサーキットです。ただ、昨年、F2でレースをした際には、予選順位が悪く、レースではフロントウイングにも大きなダメージを負ったことで、いい結果を出せませんでした」

    「マシンに最大のダウンフォースが必要でとても難しいサーキットなのですが、このコース自体は大好きです。ポイントの一つは、コーナーへの進入スピードをどれだけ上げられるかで、ドライブしていて面白いコースです。気温が高くなっており、息をつけるストレートのセクションがないので、タフな戦いになると思います。どうなるかは分かりませんが、準備はできています」

    「これが終われば、サマーブレイクで、とても楽しみにしています。イタリアに引っ越してきたばかりなので、休みのほとんどは家の整理に時間を使うと思います。今回のレースの前には、シミュレーターセッションのためにUKへ戻っていたのですが、ホテルは空調がなくて暑さに苦しんだので、エアコン付きの家で快適に過ごすことが楽しみです!」

  • ピエール・ガスリー 「ハンガリーで前半戦をしっかり締めくくることが重要」

    ピエール・ガスリー 「ハンガリーで前半戦をしっかり締めくくることが重要」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年第11戦F1ハンガリーGPへの意気込みを語った。

    「前回のシルバーストンのレースは、最後のパンクで数ポイントを失いフラストレーションを感じた。8位さえ可能だったと思う。誰かがトラックに砂利を撒き散らして、それが僕のタイヤを切った」とピエール・ガスリーはコメント。

    「正直なところ、過去数レースでの物事の全般的な進み具合に少しうんざりしている。オーストリアではシャルル(ルクレール)との衝突でいくつかのポイントが犠牲になったし、それからあのパンクがあった。全体として、シルバーストンはシーズン最悪の週末だったと思う。特に2~4ポイントを回収できるように見えたので、それを獲得できなかったのは腹立たしかった。でも、そういうことはあるものだし、これから見直さなければならないことがあるのは間違いない。新しいフォーマットでは予想以上に複雑な問題に対処する必要があったし、フリープラクティスの後に物事を整理する時間があまりなかった」

    「シーズンは非常に好調なスタートを切っているので、ブダペストで今年の前半戦をしっかりと締めくくることが重要になる。過去にハンガロリングでうまくやってきたし、F2で優勝し、F1でも数回ポイントを獲得している。リアルなストレートはないし、コーナーも多くはないので、コックピット内ではとても好きなサーキットだ。ブレーキング、ターニング、スロットルを管理するなど、常に何かをやっている。ストレートに費やす時間はほとんどないし、それを楽しんでいる。良いリズムを掴むことが重要だし、ドライビングは本当に楽しいと思う。もちろん、それは常に本当に肉体的な挑戦であり、ラップには休む機会はない。さらに、今のヨーロッパの暑さを考えると、また非常に暑い週末になりそうだ。でも、その準備はできていると感じている」

    「ハンガリーでのチャンスに関してだけど、過去数週間の週末でマクラーレンとフェラーリが大きな前進を遂げたことがわかった。僕たちがアルピーヌとアストンマーティンとチャンピオンシップで5位争いをしていることは分かっているし、それが僕たちが目指すべき目標だ。ブダペストでは、これら2つのチームとの戦いになる可能性が高いと思うけど、パッケージのポテンシャルを最大限に活用して、非常に良い週末を過ごす必要がある」

    「その後はブレークがある。今年の前半戦が激しかったので、全員にとっても良いことだと思う。シーズンの次のパートは非常に厳しいものになることを分かっているし、史上最多の23のレースが計画されている1年では休むことが重要だ。年末にかけては肉体的にも精神的にも厳しいものになると思うので、少し家族と過ごせる時間があるのは良いことだ」

  • ピエール・ガスリー、アルファタウリF1での将来についてレッドブルと議論

    ピエール・ガスリー、アルファタウリF1での将来についてレッドブルと議論

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコと最近“素晴らしいランチ”をともにしたとし、アルファタウリでの今後についてポジティブな見方とするようになったと語る。

    最近、ヘルムート・マルコは、アルファタウリ・ホンダでのパフォーマンスについて“これまで見たなかで最高のガスリー”と称賛したが、レッドブル昇格について“現時点でその問題は発生しない”と2022年もセルジオ・ペレス続投を示唆していた。

    レッドブルF1への昇格を諦めていないピエール・ガスリーは、チャンスが与えられなければ、レッドブル外の機会に目を向けることを示唆していたが、オーストリアでヘルムート・マルコとランチをともにしてアルファタウリF1の将来の見通しについて直接話を聞いたことでポジティブに感じるようになったと語る。

    「実際、オーストリアで話をした。一緒に素晴らしいランチをともにした」とピエール・ガスリーは説明した。

    「多くのことについて話をした。彼らの考え、計画、将来の見通しについてさらに理解できたのはとてもポジティブだった。僕たちにはまだこれからも一緒にやっていく契約が残っているからね」

    「今後どうなるか成り行きを見守ることになるだろう。彼らが僕のパフォーマンスやチームにもたらしていることに非常に満足していることは分かっている。そのようなことに集中する必要がある。どのようなことが起こるか見ていくことになる。彼と話せてよかったと思っている」

    2022年にはレギュレーション変更によって完全に新しいF1マシンが登場する。ピエール・ガスリーは、アルファタウリF1にもポジションを改善するチャンスはあると考えているが、解釈を間違えば、下位に沈むリスクもあると語る。

    「客観的に見れば、どっちの方向に進む可能性もあると思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「マシンに使える特別なトリックを見つけることができれば、とてもうまくいくだろう。来年はさらに良い結果を出せる可能性がある。同時に、マシンについて大きなことを見落としてしまう可能性もある。デザイナーと話をしたけど、とても難しいことだ」

    「完全に新しいページから始める場合、非常に多くの行き先があるので、どの方向に進むべきかを把握したり、どこかの時点でいかなる点も見逃さないでいるのはとても難しい」

    ピエール・ガスリーは、大きなリソースを備えたトップチームが2022年も上位にいるだろうと考えている。

    「当然ながら、トップチームには、知識、ツール、そして設備が備わっている。彼らの方が正しく理解できるチャンスが多いと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも、何も保証されていはいない。来年はうれしいサプライズがあるかもしれない。どうなるか見てみよう」

  • アルファタウリ・ホンダF1×RDS×伊藤智也 『RDS WF01TR AT01』発表

    アルファタウリ・ホンダF1×RDS×伊藤智也 『RDS WF01TR AT01』発表

    アルファタウリ・ホンダF1と株式会社RDSは、車いす陸上の伊藤智也選手をテストドライバーに開発した車いすレーサー「RDS WF01TR」のF1 アルファタウリ・ホンダ「AT01」カラー『RDS WF01TR AT01』を発表。デザイン・データ・テクノロジーをキーワードとした両社のパートナーシップを象徴するマシンとなっている。

    ■デザイン・データ・テクノロジー、最速の舞台から生まれる私たちの日常
    『RDS WF01TR AT01』は、車いすレーサー「RDS WF01TR」がF1マシン「AT01」とカラーリングでコラボレーションし誕生したマシン。なぜ、車いすレーサーとF1マシンがコラボレーションするのか。F1も車いす陸上も最速を競う舞台であるとともに最先端の技術開発の場でもある。そこで生まれる技術は様々な形で日常に落とし込まれ、私たちの新しい日常をつくりだしている。また、F1マシンも車いすレーサーも、人とマシンが最適化されることで高いパフォーマンスを発揮することがでる。

    今回、マシンのデザインはRDS、カラーリングデザインをスクーデリア アルファタウリが担当。RDSとアルファタウリ・ホンダがパートナーシップは、“デザイン・データ・テクノロジーを通して、新しい日常をつくる”という共通のコンセプトのもとにあり、『RDS WF01TR AT01』は、このコンセプトを象徴するマシンとなっている。

    ■身体データをもとにパーソナライズ化された車いすレーサー「RDS WF01TR」
    「RDS WF01TR」は、アスリート自身の能力を最大限に引き出し、競技パフォーマンスを向上させるために設計および開発された車いすレーサー。車いす陸上の伊藤智也選手をテストドライバーに迎えたマシンの開発では、コースでの走行テストだけでなく、モーションキャプチャーを活用した動作分析などを重ね、マシンの動きや走行中のフォーム、力の分散バランスなど「感覚を数値化」。また、開発過程において、車いすは座面の位置が人の能力に大きな影響を与えることが明らかになり、シーティングポジションの最適解を導き出すシミュレーターで医療格差や移動弱者などの社会課題解決にも寄与する「RDS SS01」※を開発。選手に最適な座面や背もたれの位置を導き出すなど、マシンをパーソナライズ化することで、選手のベストパフォーマンスを引き出す。短い距離のレースにフォーカスを当てたデザインは、超軽量、高剛性、高加速であり、コーナリング時のボディホールドと安定性を向上させている。

    ※「RDS SS01」
    ロボット工学のスペシャリスト千葉工業大学・未来ロボット技術研究センター「fuRo」協力のもと開発した最適なシーティングポジションを導き出す測定システム。現在、国立障害者リハビリテーションセンター(運動機能系障害研究部 神経筋機能障害研究室)にて頸損入院患者全員に対し基本試験を開始。

    フランツ・トスト (スクーデリア アルファタウリ F1チーム代表)
    「この度は私達スクーデリア アルファタウリとRDSのコラボレーションマシン、『RDS WF01TR AT01』を発表できることを大変嬉しく思います。以前から私達スクーデリア アルファタウリとRDSには非常に共通点が多いということを感じておりました。RDSがアスリート自身の能力を最大限に引き出し、競技パフォーマンスを向上させるためにたくさんの時間とテスト、分析を経て車椅子レーサーのマシンを完成させるように、F1マシンも数年をかけて設計、デザイン、ドライバーとのミーティングを重ね、シーズン開幕前のテストと膨大なデータを持ってやっとのことで世に送り出すことが許されるのです。その工程に一切の妥協は許されません。 F1と車いす陸上という最先端の技術開発の場で生まれた技術が新しい日常を作り出し、よりよい社会への貢献へと繋がることができるよう、これからもスクーデリア アルファタウリとRDSのパートナーシップを通じて両者が積極的にコラボレーションを行い、ファンの皆様へ発信していくことができれば幸いです。ぜひ今後のコラボレーションにもご期待ください」

    杉原行里 (株式会社RDS 代表取締役社長)
    「この度、スクーデリア アルファタウリとRDSのコラボレーションによって誕生したプロダクト『RDS WF01TR AT01』を発表できたことを大変光栄に思います。 この『RDS WF01TR AT01』は、チームRDSにとって特別なプロダクトです。私たちは、2017年に当時現役を引退されていた車いす陸上の伊藤智也選手をテストドライバーに迎え、メダル獲得を目指して車いすレーサーの開発プロジェクトをスタートしました。F1マシンが数多くのテストを重ね、膨大なデータをもとに開発されるように、選手の特性や感覚を数値化し、様々なデータをもとにパーソナライズされたマシンが「RDS WF01TR」です。しかし、このプロジェクトの最終的なゴールは、メダルではなく、最速を追求するなかで生まれる技術を医療や福祉など、私たちの日常に落とし込むことにあります。そして、この考えこそがスクーデリア・アルファタウリとRDSのパートナーシップの根幹であり、F1マシンと同じカラーリングの車いすレーサーは、そのメッセージを象徴するプロダクトだと思っています。 今後も、スクーデリア アルファタウリとのパートナーシップを通して、新しいテクノロジーやメッセージを発信していきたいと思っています。ぜひご期待ください」