カテゴリー: フェルナンド・アロンソ

  • エイドリアン・ニューウェイ アロンソに謝罪「私の責任」 2027年残留も熱望

    エイドリアン・ニューウェイ アロンソに謝罪「私の責任」 2027年残留も熱望

    エイドリアン・ニューウェイは、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールに対し、AMR26Bの開発計画を十分に共有できていなかったことを認め、自身の責任だったと謝罪した。また、2027年もアロンソに現役を続けてほしいとの考えを明かし、ハンガリーGPで投入予定のAMR26Bがその鍵になるとの見方を示した。

    アストンマーティンは2026年シーズン、新レギュレーションへの対応やホンダとの新たなパワーユニット開発に苦戦し、開幕から9戦を終えて深刻な戦力不足に直面している。

    エイドリアン・ニューウェイはチーム代表と技術責任者を兼務しながら、マシン開発の立て直しに全力を注いでいる。

    開発優先でドライバーとの対話不足を認める
    シーズン序盤のアストンマーティンは、トップ勢から1周あたり約4秒遅れる戦闘力不足に加え、激しい振動やシートポジションの問題、ブレーキング時の電気系統の不安定な挙動など、多くのトラブルを抱えてきた。

    その結果、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは無線やメディアを通じてたびたび不満を口にしてきた。

    エイドリアン・ニューウェイは、その背景には自身の説明不足もあったと認めた。

    「2人のドライバーはフラストレーションを抱えている。それが時にはメディアでも表れていた。しかし、それは理解できることだ。彼らは非常に競争心が強く、勝利を争いたいと思っている」

    さらに、ドライバーの立場について次のように説明した。

    「ドライバーは自分が感じること、運転しているマシン、そしてコース上で目にするものを基準に判断する。当然ながら、これほど多くの問題を抱え、他チームと戦えない状況は非常に大きなストレスだった」

    AMR26B開発のため現場を離れる日々
    エイドリアン・ニューウェイはAMR26Bの開発に専念しており、開幕から9戦で現地入りしたのはオーストラリア、モナコ、そして母国イギリスGPの3戦のみだった。

    そうした状況を踏まえ、6月には開発作業の手を止め、アロンソとストロールに直接説明する時間を設けたという。

    「約2週間前、時間を作ってフェルナンドとランスに、アップグレードパッケージで何を進めているのか、2027年に向けて何を学んでいるのかを詳しく説明した。そして、見えにくいかもしれないが、2人のフィードバックをしっかり聞き、それを反映しようとしていることも伝えた」

    ニューウェイは、コミュニケーション不足がドライバーの不満を大きくしたことを率直に認めている。

    「人は自分の声が聞き入れられていないと感じると、大きなフラストレーションを抱くものだ。それは自然な反応だ。フェルナンドとランスに十分な時間を割き、アップグレードパッケージや来季に向けて何を目指しているのかを説明できていなかったことについては、私に全面的な責任がある」

    エイドリアン・ニューウェイ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    2027年残留へ AMR26Bが重要な試金石
    エイドリアン・ニューウェイは、チームとしてアロンソの2027年残留を強く望んでいることも明言した。

    そのためには、ハンガリーGPでデビュー予定のAMR26Bが期待どおりの成果を示すことが重要になるという。

    「非常に重要だ。フェルナンドは今回のアップグレードに大きな期待を寄せている。もし良い結果が得られれば、あと1年ステアリングを握り続けてくれることを期待している」

    さらに、アロンソの存在価値について次のように評価した。

    「彼の経験、マシンへの理解、そして開発を導く能力は計り知れない価値がある。ただし、彼はチームが明確で具体的な進歩を示すことを望んでいる。私たちが正しい方向へ着実に前進していることを証明できれば、彼は引き続き全力でチームに貢献してくれるだろう」

    アストンマーティン再建の成否を左右するアップグレード
    アストンマーティンは次戦ベルギーGPでも厳しい戦いが予想されるが、その後のハンガリーGPでは待望のAMR26B投入が予定されている。

    ニューウェイは、自らの説明不足を認めたうえで、アップグレードによってドライバーにチームの方向性を示す必要があると語った。AMR26Bが期待どおりの成果を発揮できれば、アストンマーティンの巻き返しだけでなく、アロンソの2027年残留にも大きな弾みとなる。

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  • フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1を信頼「開発計画は把握している」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1を信頼「開発計画は把握している」

    フェルナンド・アロンソは、2026年F1第9戦イギリスGPで18位に終わったものの、アストンマーティンが進める開発計画については「落ち着いている」と語り、今後投入されるアップグレードに期待を示した。

    フェルナンド・アロンソは決勝前のフォーメーションラップで電源トラブルに見舞われた一方、レース後には開発状況や2026年F1マシンへの考えについて率直な見解を明かした。

    フォーメーションラップで突然の電源停止
    フェルナンド・アロンソは、フォーメーションラップでマシンの電源が突然落ちた状況について、原因はまだ調査中だと説明した。

    「原因はまだ分からない。これから確認するところだ。すべてが突然オフになって真っ暗になり、その後また戻った」

    このトラブルによりグリッドに着くことができず、FIAのレギュレーションに従ってピットレーンから決勝をスタートした。

    「ルール上、必ずピットに入らなければならなかった。その後のレース自体は問題なく走れた」

    開発計画には自信「以前から共有されている」
    アストンマーティンは今後数戦で大型アップグレードを投入すると見られている。エイドリアン・ニューウェイとのミーティングについて質問されたアロンソは、最近になって知らされた話ではないと強調した。

    「オーストラリアの時点からすでに把握していた。何度もファクトリーへ行ってシミュレーターを使ってきたし、チームは常に計画やパフォーマンスについて情報を共有してくれている」

    「だから僕たちは落ち着いている。シーズン後半に向けていくつか改善を実現できるよう、一緒に取り組んでいる」

    また、今回のイギリスGPも将来へ向けたデータ収集の場だったと振り返った。

    「チームのためにデータを集めるレースだった。開発に役立つものが見つかればいいし、その間も僕たちはできる限り速く走り続けるだけだ」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    2026年F1への不満「ボタンを押すだけで抜ける」
    アロンソは、シルバーストンでのレース内容についても厳しい見方を示した。現在の2026年F1マシンでは、ドライバーの技量よりもエネルギーマネジメントが勝負を左右していると指摘する。

    「今日のレースは見ていないけど、昨日のスプリントを少し見た。ストレートの途中でバッテリーが多い方が簡単にオーバーテイクしていた」

    「前のマシンを抜くのにドライバーの技術や才能は必要ない。誰よりも遅くブレーキングする必要もないし、アウト側から仕掛ける必要も、リスクを冒す必要もない。ただボタンを押して、前のマシンより大きなパワーがあれば追い抜ける」

    アロンソは今回のイギリスGPこそ苦しい週末となったものの、アストンマーティンが進める開発計画には信頼を寄せている。一方で、2026年F1マシンについては、ドライバーの技術よりもシステム性能が勝敗を左右している現状に強い危機感を示した。

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  • フェルナンド・アロンソ F1イギリスGPでトラブル「マシンが止まり再始動した」

    フェルナンド・アロンソ F1イギリスGPでトラブル「マシンが止まり再始動した」

    フェルナンド・アロンソは、F1イギリスGPで再びトラブルに見舞われたアストンマーティンについて、「マシンが止まり、その後また動き出した」と説明した。フォーメーションラップ中の電気系トラブルによりピットレーンスタートを余儀なくされ、苦しい週末となった。

    アストンマーティンは2026年シーズンを通して信頼性とパフォーマンス不足に苦しんでおり、今回も決勝前から問題が発生。アロンソは18位で完走したものの、レースでは開発に向けたデータ収集にも取り組み、シーズン後半の改善に期待を寄せた。

    フォーメーションラップでマシンが停止
    決勝レースはスタート前から波乱となった。

    アロンソのAMR26はフォーメーションラップ中、ハンガーストレートで突然停止。グリッドへ向かう他車を横目にマシンは動かなくなり、一時は決勝を走れない可能性も懸念された。

    その後、マシンは再始動に成功したものの、アロンソはグリッドには並べず、ピットレーンからレースをスタートすることになった。

    この対応についてアロンソはチームラジオで、FIAのオフィシャルが状況判断に時間をかけすぎたとして強い不満を示した。

    「彼らがあれだけ待っていたなんて恥ずべきことだ」

    「何が起きたのか分からない」
    レース後も、トラブルの原因は明らかになっていない。

    アロンソ自身も詳細は把握しておらず、突然マシンの電源が落ち、その後復旧したと説明した。

    「何が起きたのか分からない。マシンが止まって、その後また動き出した。今日はもう終わったと思ったけど、最終的にはレースを続けることができた」

    さらに、チームが原因究明を進める必要があると語った。

    「フォーメーションラップ中にマシンの電源が落ちたけど、再始動することができた。何が起きたのか調査して原因を突き止める必要がある」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    レースは開発のためのデータ収集を優先
    アロンソは、レース内容そのものはおおむね予想どおりだったと振り返った。

    「今回初めて燃料を満載した状態で走ったので、これまでのセッションより難しかった。でも結果としては予想どおりだったと思う」

    18位でチェッカーを受けたアロンソは、レースでは順位を争うだけでなく、今後のマシン開発に向けたデータ収集を重視していたことを明かした。

    「レースでは2回ピットストップを行い、このマシンの開発に役立てるため、できる限り多くのことを学ぼうとした」

    また、厳しいシーズンが続く中でもチームの結束に自信を示した。

    「チーム全員が一丸となって取り組んでいる。シーズン後半には改善が見られることを期待している」

    アップデート投入まで続く試練
    アロンソは18位でレースを終え、チームメイトのランス・ストロールとリタイアしたドライバーたちを上回る順位で完走した。

    しかし、アストンマーティンの苦境は依然として続いている。2026年シーズン開幕以来、同チームは主要アップデートを投入していない唯一のチームとなっており、ライバルとの差は拡大。予選ではキャデラックにも1秒以上遅れる厳しい状況となっている。

    チームはハンガリーGPとオランダGPで大型アップグレードを投入する予定だが、それまでは厳しい戦いが続く見込みだ。

    今回もフォーメーションラップでの予期せぬトラブルに見舞われた一方で、アロンソはレースを開発の機会として前向きに活用した。シーズン後半に予定されるアップデートが、アストンマーティン復調への転機となるか注目される。

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  • フェルナンド・アロンソ F1新規則を嘆く「ドライバーの重要性は薄れた」

    フェルナンド・アロンソ F1新規則を嘆く「ドライバーの重要性は薄れた」

    フェルナンド・アロンソは、2026年F1マシンと現行レギュレーションについて「ドライバーの重要性は以前より小さくなった」と率直な見解を示した。一方で、ルールへの不満を口にするだけでは意味がないとして、「今あるマシンを最大限に生かして勝利を目指すしかない」と前向きな姿勢を強調した。

    アストンマーティンは依然として厳しい戦いが続いており、フェルナンド・アロンソはF1イギリスGP予選でQ1敗退を喫し、決勝は22番手最後尾からのスタートとなる。それでも改善パッケージ投入まで現有戦力で戦い続ける考えを示した。

    現行F1規則は「ドライバーの重要性が薄れた」
    2026年の新レギュレーションでは、バッテリーエネルギーの運用がオーバーテイクの鍵となっている。アロンソは、これによって以前のようなドライバー主体のバトルが減ったと指摘した。

    「シーズン開幕前から言っていたことだけど、このレギュレーションではこういうレースになると思っていた」

    「コーナーで限界まで攻めたり、アウト側から思い切って仕掛けたり、最後のブレーキングで飛び込んだりといった、ドライバーの腕が見える場面は少なくなった。今は前のクルマより多くのバッテリーを残し、ボタンを押して追い抜くことが重要なんだ」

    「今あるマシンで勝つしかない」
    アロンソは現在のF1に不満を抱きつつも、ルールは全員に共通であり、その中で結果を出すことが重要だと強調した。

    「これが新しいF1だ。好きか嫌いかは別として、ドライバーの重要性は以前より小さくなった」

    「でも文句を言っても仕方がない。チームやFIAがこれがベストだと考えているなら、その中でクルマを最大限に生かしてレースに勝ち、上位を争うしかない。次のレギュレーションはその時に考えればいい。今はこれが現実であり、もっと上手くやらなければならない」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    予選は不運が重なり最後尾に
    アロンソは予選を振り返り、ミスや黄旗など複数の要因が重なって十分なアタックができなかったと説明した。

    「最後のコーナーで少し外側の縁石にはみ出してしまった。でもこういうことは起こるものだ」

    「理想的な予選ではなかった。最初のアタックでは9コーナーでリアを失ってエスケープゾーンへ行った。そのあとピットへ戻り、燃料を少し抜いて2セット目で勝負すると思っていたけど、ピットストップをして再びコースへ出た」

    「さらにラッセルの黄旗が出ていて、そこではアクセルを戻さなければならなかった。結局、最後の1回しかまともなチャンスがなく、すべてをまとめ切ることはできなかった」

    改善パッケージ投入まで耐える時期
    アストンマーティンはハンガリーGP以降に大規模アップグレードを予定しているが、それまでは苦しい戦いが続く見込みだ。それでもアロンソは、マシンの一貫性には手応えを感じているという。

    「レースは日曜日だから、今はあまり心配していない」

    「予選では再び一貫性を感じられた。オーストリアでは1分のサーキットでトップから3秒以上離されていたので、ここではもっと差が開くと思っていた。でも実際には3.5〜3.7秒差に収まっていた」

    また、強風が予選に影響したとの見方についても意に介さなかった。

    「ここでは23年間レースをしてきた。ヒースローに降りても風があるし、ガトウィックでもオックスフォードでも風が吹いている。それがイギリスだよ。特別な違いは感じなかった」

    現行レギュレーションへの率直な不満を語りながらも、アロンソは現実を受け入れる姿勢を崩していない。アストンマーティンの大型アップグレードが投入されるまで厳しい戦いは続くが、その間も限られた戦力を最大限に引き出し、チームを前進させることが自身の役割だと考えている。

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  • アストンマーティンF1 母国シルバーストンで苦戦 キャデラックに1.2秒差の屈辱

    アストンマーティンF1 母国シルバーストンで苦戦 キャデラックに1.2秒差の屈辱

    アストンマーティンはF1第9戦イギリスGP初日、母国シルバーストンで厳しい現実を突きつけられた。スプリント予選ではフェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールともにSQ1敗退を喫し、新規参戦のキャデラックに約1.2秒もの差をつけられる苦しいスタートとなった。

    チームはハンガリーGPで予定する大型アップデート「AMR26B」投入まで現状のマシンで戦う方針を崩しておらず、アロンソも「今日のパフォーマンスは驚きではなかった」と現状を受け止めている。

    母国GPでも露呈したAMR26の限界
    スプリントフォーマットで行われるイギリスGPでは、マシンを調整できるフリー走行はわずか1時間しかない。十分なセットアップ作業を行えない中、AMR26は高速コーナーが連続するシルバーストンで序盤から安定性を欠いた。

    とりわけマゴッツ、ベケッツといった高速区間ではマシンの挙動が安定せず、ドライバーは十分に攻め切れない状態が続いた。

    スプリント予選では路面コンディションの向上とともに各チームがタイムを更新した一方、アストンマーティンは改善幅が小さく、2台ともSQ1で姿を消した。

    特に衝撃的だったのはキャデラックとの差だ。今季から参戦した新チームに純粋な速さで約1.2秒離され、両車ともスプリントでは最後尾付近からのスタートを余儀なくされることになった。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    アロンソ「今日の結果は予想どおりだった」
    アロンソは予選後、現在の競争力を踏まえれば今回の結果は想定内だったと率直に認めた。

    「今日のパフォーマンスには驚かなかった。フリー走行が1回しかない中で、すべてを最適化するのは難しかった」

    一方で、限られた条件の中ではチームとして最大限の仕事はできたと評価している。

    「スプリント予選のラップには満足しているし、チームとして良い仕事ができた。ただ、まだ僕たちが目指している位置からは遠い。明日のスプリントで何ができるか見てみよう」

    これらのコメントからも、現状はドライバーや現場のオペレーションでは埋められないマシン性能そのものが課題となっていることがうかがえる。

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    ストロール「改善を待つしかない」
    チームメイトのストロールも、現状では大きな改善は望めないとの認識を示した。

    「今日はいろいろ試したけれど、難しい一日だった。今夜はデータを分析し、明日に向けて少しでも改善できる点を探したい」

    その上で、根本的な解決にはアップデートが必要だと強調した。

    「自分たちでコントロールできることに集中するしかない。でも改善パッケージが投入されるまでは忍耐強く待たなければならないと分かっている」

    AMR26B投入まで続く我慢の戦い
    アストンマーティンは今季序盤から厳しい戦いが続いており、チームはハンガリーGPで導入予定のAMR26Bを今シーズン最初の本格的な巻き返し策と位置付けている。

    それまでは現行マシンでポイント争いを続けるしかなく、高速サーキットのシルバーストンでは、その厳しい現実が改めて浮き彫りとなった。

    母国グランプリ初日は、チームが抱える課題の大きさを示す結果となったが、アロンソ、ストロールともに悲観するのではなく、改善パッケージ投入まで現実的な戦いを続ける姿勢を崩していない。

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  • フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1大幅改良は「来季への道筋が重要」

    フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1大幅改良は「来季への道筋が重要」

    フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンがハンガリーGPで投入を予定している新型マシン「AMR26B」は、2026年シーズンの巻き返しだけでなく、自身の将来やチームの2027年以降を左右する重要な存在になるとの考えを示した。

    アストンマーティンは現在、グリッド最後尾に低迷しており、シルバーストンとスパ・フランコルシャンでの大幅な戦力向上は期待していない。チームはハンガリーGPでデビュー予定のAMR26Bに反撃への望みを託している。

    2027年を左右するAMR26B
    アロンソは、AMR26Bのパフォーマンスが自身の2027年以降の去就に影響する可能性について問われると、夏休み中に将来を考える予定だと明かした。

    「夏休み中に考えるつもりだけど、それがクルマの良し悪しだけで決まるわけではない。考慮しなければならない要素はほかにもある」

    一方で、マシンの性能がまったく関係ないわけでもないと説明した。

    「クルマがとても良くても、このスポーツが自分の望む方向に進んでいないと感じるかもしれない」

    また、2026年型マシンが高速コーナー主体のサーキットで苦戦している現状にも触れ、シルバーストンへの懸念を口にした。

    「シルバーストンはグラウンドエフェクトカーには最高のサーキットだった。でも今年はまったく違う。シミュレーターで走った感触では、ドライバーにとっても観客にとっても悲しいものになると思う」

    重要なのは改善の方向性
    アロンソは、ハンガリーGPでAMR26Bが期待したほど速くなくても、それだけで将来を判断することはないと語る。

    「ブダペストで大きく改善しないかもしれない。でも来年に向けて新しいコンセプトや追加アップデートが見えてくる可能性もあるし、チーム全体の雰囲気から、さらに数年続けたいと思うかもしれない」

    そのうえで、自身が最も重視するポイントを次のように説明した。

    「ハンガリーで重要なのは、クルマの弱点を正しく特定し、それに対処できていると感じられることだ。特に最初に投入される空力パッケージについてだ」

    「今年は非常に特定の弱点に苦しんできた。それが改善され、限界まで攻められるクルマになれば、来年へ向けた明確な道筋と大きな勢いを得られる。それが僕にとって一番重要なことだ」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    AMR26Bでも優勝争いは現実的ではない
    現在のアストンマーティンはトップから1周あたり3~4秒遅れており、ダウンフォースやパワーユニット、ギアボックスなど、多方面で課題を抱えている。

    アロンソは、こうした状況を踏まえ、チームは短期的な結果よりも長期的な再建を優先する決断を下したと説明した。

    「チームは、完成度の高いパッケージが用意できるまで待つという決断をした。それが第7戦になるのか、第12戦になるのか、それともシーズン終盤になるのかは分からなかった。でも、そこが本当のスタート地点になると考えていた」

    さらに現状の問題点を挙げた。

    「ダウンフォースも足りないし、パワーも足りない。ギアボックスも経験も不足している。だから状況を分析し、体制を立て直して計画を作る必要があった」

    ただし、AMR26Bが投入されても一気に優勝争いへ加われるとは考えていない。

    「ファンは僕たちがレースに勝ち、タイトルを争うことを望んでいる。だから、どんなアップデートを投入しても、今年はファンにとって十分だとは感じられないだろう」

    「まだ何かが足りない状態は続く。それでも僕たちは昼夜を問わずクルマを改善し続けている。今年レースに勝てるかと言われれば、それはない。これは計画の第一歩であって、最後の一歩ではない」

    AMR26Bは2026年シーズンを救うためだけのアップデートではない。アロンソが重視しているのは、順位そのものよりも、チームが弱点を正確に把握し、2027年へ向けた開発の方向性を示せるかどうかだ。ハンガリーGPでの新型マシンの走りは、アストンマーティンの将来だけでなく、アロンソ自身の決断にも大きな意味を持つことになりそうだ。

  • ランド・ノリス アロンソの“資金力疑惑”を一蹴「F1ドライバーは話しすぎ」

    ランド・ノリス アロンソの“資金力疑惑”を一蹴「F1ドライバーは話しすぎ」

    ランド・ノリスは、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが各チームのアップグレード開発競争について投げかけた疑問に反論した。

    アロンソは、新レギュレーション下で一部チームが驚異的なペースで新パーツを投入していることに対し、「ファクトリーにお金を生み出す機械があるのでは」と冗談交じりに語っていた。

    しかしノリスは、ドライバーが各チームの財務状況や開発体制を把握しているわけではないと指摘。アップグレード投入の速さは資金力だけで決まるものではなく、設計や製造の効率など多くの要素が関係しているとして、他チームを推測で語るべきではないとの考えを示した。

    「ドライバーは話しすぎ」とアロンソに反論
    オーストリアGPで取材に応じたノリスは、アロンソの発言について率直な見解を語った。

    「ドライバーは話しすぎだと思う」

    「彼らは何も分かっていない。会計担当じゃないし、実際にどう機能しているのか理解しているわけでもない」

    ノリスの発言は、各チームが2026年の新レギュレーションマシンの性能向上を目指し、それぞれ異なる開発戦略を採っている状況を受けたものだ。

    マクラーレンのように小規模なアップデートを継続的に投入するチームがある一方、アストンマーティンは大型アップグレードをシーズン後半まで温存する方針を採っている。

    ランド・ノリス(マクラーレン)

    アップグレードは資金ではなく開発効率が鍵
    ノリスは、開発スピードを左右するのは予算だけではないと説明した。

    「まったく驚いていない」

    「どれだけ早く課題に取り組めるかによるし、それぞれのパーツにどれだけ時間をかけるか、風洞でどれだけ時間を使えるか、そうした細かな積み重ねが重要なんだ」

    さらに、製造工程の効率性も大きな違いを生むと続けた。

    「パーツをどれだけ効率よく製造し、完成させられるかも重要だ。だから他チームについて語るべきではないと思う」

    「どのチームも他より優れている部分があり、あらゆる面でライバルを上回らなければならない」

    開発競争はファクトリーで決まる
    2026年のF1では、サーキットでの戦いだけでなく、ファクトリーでの開発競争がかつてないほど重要になっている。

    ファンの目に映るのは週末に投入される新パーツだけだが、その裏では設計、風洞開発、製造、生産体制の効率化など、数週間から数か月にわたる作業が積み重ねられている。

    ノリスは、ライバルチームのアップグレード投入ペースを単純に資金力へ結び付ける見方を否定し、成功を左右するのは組織全体の開発力と運営効率だとの認識を示した。

  • フェルナンド・アロンソ F1引退論を一蹴「25年間の僕を知らない」

    フェルナンド・アロンソ F1引退論を一蹴「25年間の僕を知らない」

    アストンマーティンで苦戦が続くフェルナンド・アロンソが、将来や引退を巡る憶測を真っ向から否定した。2026年シーズンはチームが厳しい戦いを強いられているものの、「今さら諦めることはない」と力強く語り、逆境を乗り越える決意を示した。

    2026年仕様のマシンとホンダ製パワーユニットに苦しむアストンマーティンは、第9戦終了時点でわずか1ポイント。その唯一の得点は、モナコGPで他車へのペナルティ適用によって10位に繰り上がったアロンソが獲得したものだ。

    苦戦の中でもF1への情熱は変わらず
    7月に45歳を迎えるアロンソには、近年その去就やF1引退後の進路についての質問が増えている。

    オーストリアGPの週末にも、F1以外で興味のあるカテゴリーについて尋ねられたアロンソは、耐久レースやラリー、フォーミュラEへの関心を認めながらも、F1への思いは揺らいでいないと強調した。

    「どのクルマも楽しいよ」

    「1か月前にポール・リカールでヴァルキリーを走らせたけど、本当に楽しかった。高速域では驚くほど速く、大きなダウンフォースも感じられた」

    「WECはミシュランタイヤを使っているのも魅力だし、オーバーヒートやデグラデーション、タイヤ内圧を気にすることなく全開で走れる」

    「ダカールやラリーも、クルマと一緒に踊るような感覚があって本当に楽しい」

    「フォーミュラEも来年の四輪駆動マシンはテストを見る限りかなり速そうだ」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    「今さら諦めることはない」
    さまざまなカテゴリーの魅力を認めつつも、アロンソはF1こそが特別な存在だと語る。

    「どのカテゴリーも速くて楽しい。でもF1は唯一無二だ。今でもモータースポーツの頂点であり、とても魅力的なカテゴリーだ」

    さらに、現在の苦境を乗り越えること自体が新たな目標になっていると説明した。

    「もし今の状況を乗り越えて、この苦しいスタートをひっくり返し、来年あるいはもっと早く競争力のあるマシンを手にできるなら、それもまた魅力的な挑戦だ」

    そして、逆境を理由にプロジェクトを離れる考えは一切ないと断言した。

    「僕はこれまで一度も諦めたことはない。そして今も、少し苦しい状況や出遅れただけで諦めるつもりはない」

    「もし誰かが僕たちが今ここで諦めると思っているなら、その人はこの25年間の僕の人生を知らない」

  • フェルナンド・アロンソ「スパでも苦戦は続く」 AMR26B投入はF1ハンガリーGP

    フェルナンド・アロンソ「スパでも苦戦は続く」 AMR26B投入はF1ハンガリーGP

    フェルナンド・アロンソは、2026年F1オーストリアGPを完走したドライバーの最下位となる18位で終え、アストンマーティンの苦境が依然として続いている現状を受け止めた。

    決勝では優勝したジョージ・ラッセルから3周遅れとなり、17位のアレクサンダー・アルボンにも53秒差をつけられた。アロンソは、この状況は想定内であり、新型マシン「AMR26B」が投入されるまでは厳しい戦いが続くとの見方を示した。

    AMR26B投入はハンガリーGPが目標
    アロンソはレース後、落胆しているかと問われると、冷静に現状を受け止めていることを明かした。

    「まあ、予想外ではなかった。僕たちは自分たちがどの位置にいるのか分かっているし、シルバーストンでもスパでも同じ状況になると理解している」

    このコメントにより、新型マシンAMR26BがベルギーGPには間に合わず、投入は7月最後のレースとなるハンガリーGPが目標であることをあらためて示唆した。

    現状では戦闘力不足を補うため、チームはレース週末をオペレーション改善の機会として活用しているという。

    「できる限り多くのことを学ぼうとしている。パフォーマンスが足りないことは分かっているけれど、それでもオペレーション面では改善しなければならない部分がある。だから今は、そのための時間として使っている」

    無線でのコミュニケーション、ピットストップ、戦略判断など、マシン性能以外で改善できる部分を磨き続けている状況だ。

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    苦しいレースでも前を向くアロンソ
    今の状況でも楽しめる部分はあるかと尋ねられたアロンソは、苦笑いを交えながら率直な心境を語った。

    「今は難しい。あまりにも後方を走っているし、毎周とても扱いづらいクルマと戦わなければならないからね」

    それでも悲観的な言葉では締めくくらなかった。

    「でも、さっきも言ったように何も新しいことではない。僕たちは週末を迎える前から課題が分かっている。その課題を受け入れて、少しでも改善しようと努力している」

    ストロールはリタイア アロンソには5秒加算
    アストンマーティンにとってオーストリアGPは厳しい一戦となった。

    ランス・ストロールは47周目にパワーユニットの電気系トラブルでリタイア。アロンソもピットレーンでの速度超過により5秒ペナルティを科されたが、最後尾を走る展開だったため順位への影響はなかった。

    レースではキャデラック勢2台、カルロス・サインツJr.、ストロールの計4台がリタイアしたものの、完走したアロンソは18位でチェッカーを受けた。

    アロンソ自身も認めるように、シルバーストン、そしてスパでも厳しい戦いが続く見込みだ。アストンマーティンはAMR26BのハンガリーGP投入を目標としており、夏休み前最後のレースが今季巻き返しへの重要な転機となる。

  • フェルナンド・アロンソ F1ピット速度違反は「ホイールセンサーが過熱した」

    フェルナンド・アロンソ F1ピット速度違反は「ホイールセンサーが過熱した」

    フェルナンド・アロンソは、2026年F1オーストリアGPで科されたピットレーン速度違反による5秒加算ペナルティについて、アストンマーティンで以前から発生していたホイールセンサーの不具合が再発した可能性があるとの見方を示した。

    アロンソは18位で完走。ペナルティは結果に大きな影響を与えなかったが、チームは現在、大幅アップデート版「AMR26B」の投入を待つ厳しい時期にあり、現行マシンで得られるデータ収集を最優先としている。

    ホイールセンサーの異常が原因と推測
    アロンソはレース後、ピットレーン速度違反がソフトウェアの問題だったのか、それともピットレーンスピードリミッター操作のミスだったのかと質問され、ドライバー側のミスではないと否定した。

    「いや、指の操作ミスではない」

    そのうえで、フロントホイールの速度センサーに発生した異常が原因ではないかとの見解を明かした。

    「2回目のピットストップでは、チームから『ピットレーンでは手動で約75km/hで走ってほしい』と言われた」

    「数週間前のプラクティスでも何度か起きていたことなんだ。フロントホイールのセンサーが時々熱を持ちすぎて、実際とは違う速度を表示してしまう。今回も、おそらくそれが原因だったと思う」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    現状は新型マシンへ向けたデータ収集
    オーストリアGPで18位に終わったアロンソは、現時点では結果よりも将来へ向けた情報収集が重要だと語った。

    「バルセロナ・カタルーニャGPではバッテリーの問題があって完走できなかったけれど、それ以外の最近のレースは最後まで走り切れている」

    「チームのためにできるだけ多くのデータを集めようとしている。エネルギーマネジメントや、レース序盤にさまざまなマシンの後ろを走ること、それから周回遅れになった後も数コーナーだけは他車と比較できるから、自分たちのマシンの弱点を把握できる」

    「そうしたフィードバックは役に立つ。今のパッケージとペースでは、それが僕たちにできる唯一のことだ。少しでも将来につながる情報を集めて、新しいマシンが投入されたときに、より準備が整った状態で臨みたい」

    「1周ごとに将来への準備が進んでいる」
    アストンマーティンは直近2戦で予選ペースがキャデラックより約1秒速いタイム差をつけられるなど苦戦が続いている。

    それでもアロンソは、現状でも得られる収穫はあると前向きな姿勢を崩さなかった。

    「少しずつ理解は深まっている。例えば前のマシンから1秒以内に近づいた時に得られる追加エネルギーなど、そういうことも学べている」

    「そもそも僕たちは完走できなかったレースが多く、他車と戦う機会もあまりなかった。だから1周走るごとに新しいことを学び、シーズン後半にマシンの競争力が高まった時に備えることができる」

    現状のアストンマーティンは厳しい戦いが続いているが、アロンソは現行パッケージで可能な限りデータを蓄積し、大幅改良版AMR26Bの投入後にその成果を生かすことを見据えている。

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