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  • 関口雄飛、マカオGPを4位フィニッシュ 「これが世界の壁だと思います」

    関口雄飛、マカオGPを4位フィニッシュ 「これが世界の壁だと思います」

    関口雄飛は、第58回マカオGPの決勝レースを4位で終えた。

    12番グリッドからスタートした関口雄飛は、1コーナーの混乱をすり抜けて7番手まで順位を上げる。

    「15周のレースで3回もセーフティカーが入る荒れた展開のレースでした」と関口雄飛は決勝レースを振り返った。

    「シグナルが消えてスタートした瞬間に思い切ってコースの進行方向右側にクルマを振って加速しました。直感的に真ん中を進んだら危ないと思ったからです。結果としてこれがあたりリスボアコーナーを7番手で通過できました」

    「その後は前を走るクルマの脱落もあり3周目には6番手にあがり、5周目までには5番手になりました。その後6周目には4位となったところで決勝レース2回目のセーフティカーが導入されました」

    リスタートを決めた関口雄飛は2番手までポジションを上げる。

    「このセーフティカーランまでに、前方に位置するクルマの挙動を観察していました。そして一番、走っていて自信のあったリスボアコーナーの進入に照準をしぼって10周目に2番手まであがれました」

    「ところがこのころからタイヤがきつくなり、世界で最もコーナー通過速度が遅いメルコ・ヘアピンでさえクルマのリヤが滑るような状態でした。当然、後ろのクルマはこれを見逃すはずもなくストレートであっさり抜かれ、13周目には4番手と表彰台からはこぼれてしまいました」

    「さらにタイヤがきつくなるだろうと予測していたときにウォールにヒットした車両があり、3回目のセーフティカーが入りました。結局、この時点の順位のままでレース距離を達成してチェッカーフラッグ。4位完走となりました」

    2番手を走行していたときは「勝てるかもしれない!2番手を走行しながらそんな考えが頭をよぎりました」と関口雄飛は振り返る。

    「でもここは世界のフォーミュラ3選手権の上位ランカーが集まるレースです。簡単ではありませんでした。エンジン、車、ドライバー全てが揃わないと勝てません。せめて表彰台にはのぼりたいと最後まで踏ん張ろうとしましたがかないませんでした。

    「途中からモニター映像に走行シーンが映るようになり、リスボアコーナーなどでまわりのクルマと競りあったシーンが数多く映ったと、レース後に聞きました。世界舞台で自分の走りを印象付けることができ、自分の自信になりました」

    全日本F3王者を獲得したにも関わらず、参戦前日という土壇場でシートを獲得した関口雄飛。世界の舞台で全日本F3王者の名に恥じない走りを披露した。

    「参戦できる保証もない状態で、走りたいという気持ちだけでヘルメットとスーツをもってマカオまでやってきました。水面下で最後まであきらめずに動いてくれていたマネージャー様、僕をチームに紹介してくださった主催者のバリー・ブランド様、少ない時間のなかでクルマを仕上げてくれたミュッケ・モータースポーツのみなさまに感謝いたします」

    「これからのことはまだわかりませんが、今夜はチームスタッフと一緒に美味しいお酒で乾杯します」

    関連:F3マカオGP:優勝はD.ジュンカデラ、全日本F3王者 関口雄飛は4位

  • F3マカオGP 予選レース:日本人最高位は佐藤公哉の9位

    F3マカオGP 予選レース:日本人最高位は佐藤公哉の9位

    第58回 F3 マカオGPの予選レースが19日(土)に行われた。

    予選レースに勝利したのは、ポールポジションからスタートしたマルコ・ウィットマン(シグネチャ)。2位にはフェリペ・ナスール(カーリン)、3位にはロバート・メルヒ(プレマパワー)が続いた。

    日本人ドライバーは、佐藤公哉(モトパーク)が9位、山内英輝(戸田レーシング)が11位、関口雄飛(ミュッケ)が12位、安田裕信はリタイアだった。

    F3 マカオグランプリ 予選レース 結果

    Pos. No. Driver Nat. Team Time GAP
    1 1 M.ウィットマン GER シグネチャ 25分03秒719
    2 7 F.ナスール BRA カーリン 25分04秒586 0.867
    3 11 R.メルヒ ESP プレマパワー 25分07秒202 3,483
    4 26 V.ボッタス FIN ギャラクシー・ダブルR 25分07秒989 4.279
    5 9 C.フエルタス COL カーリン 25分08秒569 4.850
    6 12 D.ジュンカデラ ESP プレマパワー 25分09秒100 5.318
    7 2 L.バンスール BEL シグネチャ 25分10秒231 6.512
    8 3 D.アプト GER シグネチャ 25分10秒947 7.228
    9 28 佐藤公哉 JPN モトパーク 25分11秒873 8.154
    10 23 H.ファン-アッセルドンク NED ハイテック 25分13秒056 9.337
    11 14 山内英輝 JPN 戸田レーシング 25分13秒919 10.200
    12 20 関口雄飛 JPN ミュッケ 25分14秒508 10.789
    13 17 W.ビューラー GBR フォーテック 25分14秒805 11.086
    14 18 L.フォレスティ BRA フォーテック 25分15秒236 11.517
    15 32 R.スタナウェイ NZL ファン-アメルスフット 25分15秒886 12.167
    16 30 H.ロイド GBR シノ・ビジョン 25分16秒607 12.888
    17 10 J.ジェーファー MAL カーリン 25分17秒686 13.967
    18 25 M.アスマー EST ギャラクシー・ダブルR 25分18秒652 14.933
    19 8 K.マグヌッセン DEN カーリン 25分19秒277 15.558
    20 5 C.サインツJr. ESP シグネチャ 25分20秒107 16.388
    21 19 F.ローゼンクヴィスト SWE ミュッケ 25分20秒643 16.924
    22 24 M.エバンス NZL ギャラクシー・ダブルR 25分22秒320 18.601
    NOT CLASIFIED
    27 J.エリクソン SWE モトパーク 16分23秒120  
      29 A.フォング HKG シノ・ビジョン 14分14秒523  
      16 R.ブラッドレー GBR トムス 11分43秒767  
      22 A.ダ・コスタ POR ハイテック 9分49秒963  
      6 安田裕信 JPN スリーボンド 7分46秒879  
      4 C.ムニョス COL シグネチャ 2分29秒476  
      21 P.ファンティン BRA ハイテック    
  • 関口雄飛 「赤旗に引っかかってしまった」 (F3 マカオGP 予選)

    関口雄飛 「赤旗に引っかかってしまった」 (F3 マカオGP 予選)

    第58回マカオグランプリに参戦する全日本F3王者の関口雄飛が、予選2回目が行われた土曜日のセッションを振り返った。

    マカオグランプリ2日目の天気は曇り。ウェットだった初日とは異なり、路面はフリー走行2も予選2回目もともにドライコンディションとなり、スリックタイヤでの走行となった。

    関口雄飛(23)は、フリー走行2ではドライセッティングの確認をしながら走行して11番手タイムを記録した。

    「昨日のウェットタイヤでの走行でも感じたのですが、ミュッケ・モータースポーツが最初に提示してくれるセッティングは自分の走行フィーリングを大きく外すことはありませんでした。初めてスリック・タイヤでの走行となった今日の走行も最初にチェック走行を1周してこれなら行けると感じました」

    続く予選2回目。昨日の雨の予選1では暫定6番グリッドを得ていた関口雄飛だが、ドライコンディションの予選2ではウェットタイヤのタイムより10秒以上も短縮されるのでほぼ全車が2回目の予選結果でのグリッドとなる。

    「予選2回目がドライコンディションであるため、実質、この予選結果が土曜日の予選レースグリッドポジションと等しいことになりました。ドライバーに対してはやる気持ちがそうさせるのか、予選2でも何回か赤旗がでました」

    「1回目のアタックのタイミングも赤旗に引っかかってしまいました。このとき一時的に3番手タイムを出せていたので、そのまま連続周回してもう一度狙っていたので残念でした」

    「さらにピットで調整をして2回目のアタックをした際も、ベストタイムを更新してさらに連続周回とおもった矢先にまた赤旗が出てそのままタイムアップとなりました。このとき最後のアタックではセクター1の高速区間でうまくスリップ・ストリームを利用できて予選中の自己最高区間タイムを記録できていただけに残念な気持ちで一杯です」

    「ただ、セカンドベストは30台中27台なので非常に厳しいですが明日も自分のベストを尽くします」

    「明日の予選レース(10周)は現地時間14時からスタートします。今日までの2日間、ウォールにヒットしてダメージを負うことなく、走行距離を稼げました。決勝レースを見据えたグリッドポジションを確保できるように頑張ります」

    関連:
    ・F3マカオGP 予選2回目:日本人最高は関口雄飛の10番手 - 2011年11月18日
    ・F3マカオGP 予選1回目:日本人最高は関口雄飛の6番手 - 2011年11月17日

  • F3マカオGP 予選2回目:日本人最高は関口雄飛の10番手

    F3マカオGP 予選2回目:日本人最高は関口雄飛の10番手

    第58回 F3 マカオGPの予選2回目が18日(金)に行われた。

    予選レースのポールポジションを獲得したのはマルコ・ウィットマン(シグネチャ)。

    2番手タイムはロバート・メルヒ(プレマパワー)が記録したが、予選1回目のクラッシュの原因となったとしてグリッドペナルティが課せられ降格。3番手だったアントニオ-フェリックス・ダ・コスタ(ハイテック)がフロントローに昇格した。

    日本人ドライバーは、関口雄飛の10番手が最高。佐藤公哉は15番手、山内英輝は23番手、安田裕信はクラッシュでマシンを大破させ28番手だった。

    F3 マカオグランプリ 予選2回目 結果

    Pos. No. Driver Nat. Team Time GAP
    1 1 M.ウィットマン GER シグネチャ 2分12秒790
    2 11 R.メルヒ ESP プレマパワー 2分12秒854 0.064
    3 22 A.ダ・コスタ POR ハイテック 2分13秒115 0.325
    4 26 V.ボッタス FIN ギャラクシー・ダブルR 2分13秒192 0.402
    5 15 A.シムス GBR トムス 2分13秒407 0.617
    6 7 F.ナスール BRA カーリン 2分13秒429 0.639
    7 8 K.マグヌッセン DEN カーリン 2分13秒518 0.728
    8 19 F.ローゼンクヴィスト SWE ミュッケ 2分13秒528 0.738
    9 9 C.フエルタス COL カーリン 2分13秒704 0.914
    10 20 関口雄飛 JPN ミュッケ 2分13秒850 1.060
    11 2 L.バンスール BEL シグネチャ 2分13秒973 1.183
    12 25 M.アスマー EST ギャラクシー・ダブルR 2分14秒011 1.221
    13 4 C.ムニョス COL シグネチャ 2分14秒020 1.230
    14 12 D.ジュンカデラ ESP プレマパワー 2分14秒064 1.274
    15 28 佐藤公哉 JPN モトパーク 2分14秒246 1.456
    16 21 P.ファンティン BRA ハイテック 2分14秒415 1.625
    17 10 J.ジェーファー MAL カーリン 2分14秒477 1.687
    18 5 C.サインツJr. ESP シグネチャ 2分14秒511 1.721
    19 3 D.アプト GER シグネチャ 2分14秒513 1.723
    20 23 H.ファン-アッセルドンク NED ハイテック 2分14秒591 1.801
    21 32 R.スタナウェイ NZL ファン-アメルスフット 2分14秒625 1.835
    22 17 W.ビューラー GBR フォーテック 2分14秒649 1.859
    23 14 山内英輝 JPN 戸田レーシング 2分14秒863 2.073
    24 30 H.ロイド GBR シノ・ビジョン 2分15秒022 2.232
    25 18 L.フォレスティ BRA フォーテック 2分15秒061 2.271
    26 16 R.ブラッドレー GBR トムス 2分15秒855 3.065
    27 29 A.フォング HKG シノ・ビジョン 2分16秒666 3.876
    28 6 安田裕信 JPN スリーボンド 2分22秒302 9.512
    Qualification Maxima 2分26秒069
    27 J.エリクソン SWE モトパーク 2分55秒360 42.570
    24 M.エバンス NZL ギャラクシー・ダブルR
  • F3マカオGP 予選1回目:日本人最高は関口雄飛の6番手

    F3マカオGP 予選1回目:日本人最高は関口雄飛の6番手

    第58回マカオGPの予選が17日(木)に行われた。

    今年のマカオGPには、山内英輝、佐藤公哉、安田裕信、関口雄飛の4名の日本人ドライバーが参戦。

    予選1回目はウェットコンディションで行われ、暫定ポールポジションはユーロF3王者のロバート・メルヒが獲得。

    日本人最高位は、昨日参戦が決定した関口雄飛の6番手。佐藤公哉は12番手、山内英輝は23番手、安田裕信は30番手だった。

    F3 マカオグランプリ 予選1回目 結果

    Pos. No. Driver Nat. Team Machine Time
    1 11 R.メルヒ ESP プレマパワー D/MB 2分28秒860
    2 1 M.ウィットマン GER シグネチャ D/VW 2分30秒535
    3 7 F.ナスール BRA カーリン D/VW 2分30秒639
    4 12 D.ジュンカデラ ESP プレマパワー D/MB 2分30秒867
    5 15 A.シムス GBR トムス D/TT 2分31秒306
    6 20 関口雄飛 JPN ミュッケ D/MB 2秒31秒634
    7 23 H.ファン-アッセルドンク NED ハイテック D/VW 2秒31秒891
    8 22 A.ダ・コスタ POR ハイテック D/VW 2秒31秒901
    9 17 W.ビューラー GBR フォーテック D/MB 2秒32秒295
    10 19 F.ローゼンクヴィスト SWE ミュッケ D/MB 2秒32秒457
    11 18 L.フォレスティ BRA フォーテック D/MB 2秒32秒551
    12 28 佐藤公哉 JPN モトパーク D/VW 2秒32秒891
    13 32 R.スタナウェイ NZL ファン-アメルスフット D/VW 2秒32秒996
    14 8 K.マグヌッセン DEN カーリン D/VW 2秒33秒281
    15 3 D.アプト GER シグネチャ D/VW 2秒33秒428
    16 10 J.ジェーファー MAL カーリン D/VW 2秒33秒588
    17 25 M.アスマー EST ギャラクシー・ダブルR D/MB 2秒33秒866
    18 2 L.バンスール BEL シグネチャ D/VW 2秒33秒881
    19 27 J.エリクソン SWE モトパーク D/VW 2秒34秒034
    20 29 A.フォング HKG シノ・ビジョン D/MB 2秒34秒273
    21 4 C.ムニョス COL シグネチャ D/VW 2秒34秒278
    22 9 C.フエルタス COL カーリン D/VW 2秒34秒675
    23 14 山内英輝 JPN 戸田レーシング D/H 2秒34秒725
    24 5 C.サインツJr. ESP シグネチャ D/VW 2秒34秒744
    25 30 H.ロイド GBR シノ・ビジョン D/MB 2秒34秒750
    26 24 M.エバンス NZL ギャラクシー・ダブルR D/MB 2秒35秒133
    27 26 V.ボッタス FIN ギャラクシー・ダブルR D/MB 2秒35秒877
    28 21 P.ファンティン BRA ハイテック D/VW 2秒36秒057
    29 16 R.ブラッドレー GBR トムス D/TT 2秒36秒823
    30 6 安田裕信 JPN スリーボンド D/T-N 2秒43秒746
  • 桜井孝太郎、イギリスF3史上最年少ルーキーチャンピオンに王手

    桜井孝太郎、イギリスF3史上最年少ルーキーチャンピオンに王手

    桜井孝太郎は、9月2〜4日にイギリス、ロッキンガム・サーキットで開催されたイギリスF3選手権(第22〜24戦)で3戦2勝を挙げ、今シーズン11勝目を達成。英国F3史上最年少ルーキーチャンピオンに王手をかけた。

    再びイギリス本土へと舞台を移したロッキンガム・サーキットでの戦いは、波乱の幕開けとなった。イギリスのサーキットの中で唯一、オーバル・コースとロードコースの組み合わせで構成される高速サーキットのロッキンガム、第22戦の予選でポールポジションを獲得したのは、ハイテック・レーシングのチームメイトであるピエトロ・ファンテン。

    ルーキークラスポールポジションの桜井孝太郎は、スタート直後の第1コーナーで発生したマルチクラッシュに巻き込まれ、残念ながらリタイアとなってしまった。しかしレースはチームメイトのピエトロが見事なポール・ツー・フィニッシュを決め、ハイテック・レーシングの士気を高めてくれた。

    日曜日に開催された第23戦は激しい雨の中での開催となった。ルーキークラスのポールポジションは、前日の第22戦で優勝したイタリアのルカ・オルランディ。桜井孝太郎は、最後尾からのスタートだったが、1周目にうまく混乱をかわしてポジションをアップし、見事、ヘヤピンコーナーでルカの前に出ることに成功。そして20分のレースを巧みに抑えきり、今季10勝目のチェッカーを受けた。

    第24戦は、ウェット路面ながら天候はドライと、微妙なコンディションでのレースとなった。全車ウェットタイヤを装着してのスタートで、見事なスタートを見せてトップを奪ったのはケビン・マグヌッセン。ウェット路面を得意とする桜井孝太郎は慎重に1周目を終えると、次第にポジションをアップしてチャンピオンクラスのマシンと激しいバトルを展開。ライバルのヘレキマを抜き去り、トップ集団とほぼ同等のラップタイムで走行を重ねてチェッカー。見事今シーズン11勝目を挙げ、同時にF3史上最年少ルーキークラスチャンピオンに王手をかけた。

    今回のロッキンガム戦で、桜井孝太郎は獲得ポイントを300点まで伸ばし、2位以下を大きく引き離した。この結果、次戦ドニントンパークでのレース結果次第では、最終戦を待たずして、栄えあるイギリスF3権60年の歴史の中で、ルーキークラス史上最年少となる17歳でのチャンピオンに輝くこととなる。

    桜井孝太郎
    「ここで2勝できて、本当に嬉しいです。序盤は水しぶきで視界が真っ白! でも中盤から終盤にかけては水が一気にはけてきて、逆にズルズルに滑る難しいコンディションでした。6速アクセル全開のオーバルでは、マシンが驚くほどに暴れるズルズルのコンディションでしたが、なにより雨になったらチャンピオンクラスとほぼ同タイムでラップ出来たことが、本当に自分にとって自信になりました。レース1のアクシデントは残念でしたが、でもすぐに気持ちを切り換えることができたからこそ、日曜日の難しいレースで良いレースができたのだと思います。数日のオフを日本で過ごし、日本からイギリスに戻ってからの2週間、本当にずっとチームと行動を共にしてきたし、ほぼ毎日サーキットを走って特訓してきたので、今日はその成果を出せたことが嬉しいです。次戦でチャンピオンを決めます!」

  • 桜井孝太郎、スパ・フランコルシャンでもルーキークラス3連勝

    桜井孝太郎、スパ・フランコルシャンでもルーキークラス3連勝

    桜井孝太郎が、7月28〜30日にベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたイギリスF3権(第19〜21戦)に参戦し、前戦のポールリカールに続き、ルーキークラスで再び3連勝を達成。シリーズチャンピオン争いでもポイントで首位に立った。

    ヨーロッパ・ラウンドの最終戦となったベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキットは、ドライバーズ・サーキットとして名高い伝統あるサーキットのひとつ。

    通常のグランプリサーキットが1周5キロ前後のところ、スパ・フランコルシャン・サーキットは1周が約7キロと圧倒的に長く、高低差も激しく、さらに山間部特有の、スパ・ウェザーと呼ばれる不安定な天候のおかげで、1周の間にウェット、ドライが混在したりする難しいサーキット。世界的にも有名な超高速コーナー、『オー・ルージュ』が大きな壁となってドライバーに立ちはだかる、世界有数のドライバーズ・サーキット。

    伝統のスパ24時間耐久レースと併催のため、チームは火曜日にイギリスを出発し、水曜日にピット設営、木曜日〜土曜日にイベントが開催される変則スケジュール。桜井孝太郎も、チームとともに初めてドーバー海峡を車で渡り、フランス、ベルギーとヨーロッパ大陸を車で移動して現地に入った。

    今回のイベントは、ユーロF3権を戦うチームが招待枠として参戦し、総勢27台でのレースとなった。マカオGP前哨戦として、ユーロF3チームとイギリスF3チームの初顔合わせでもある。

    水曜日に2時間かけてコースウォークを入念にこなし、木曜日のフリー走行を迎えた桜井孝太郎は、毎ラップ、着実にタイムを更新。マシンのセッティング的にも、まずまずの手応えで木曜日のフリー走行を終えた。

    金曜日は、予選、決勝第1レース、第2レースが一気に実施される慌ただしい変則スケジュール。体力的にも厳しい状況の中、不安定な天候での予選となった。途中、コンディションが悪化し、アクシデントが続出。赤旗中断となった段階で、コースはセミウェット。桜井孝太郎はスリックを主張したが、チームは安全策を取って、ウェットに交換してコースインさせた。

    しかし路面コンディションは桜井孝太郎が主張したとおり次第に回復し、早めにスリックタイヤを装着し、温め続けたマシンが次々とタイムアップ。逆に後半でスリックに交換したドライバーは温めきれずに後方グリッドに沈むという難しい結果となりました。桜井孝太郎は、そのままウェットタイヤでアタックし続け、チャンピオンクラスのチームメイトのマシンを凌ぐタイムをマークし、クラストップで予選を終えた。

    エンジニアのマルコいわく、「もし赤旗直後にスリックで出ていたら、孝太郎は6番手になれたかも知れないが、他のドライバーのようにクラッシュしたかも知れない…」と、判断に悩んだ予選だったが、桜井孝太郎は見事な仕事をこなした。

    第19戦、第20戦は、結果的にドライコンディションのレースとなり、チャンピオンクラスのマシンを相手に何周にも渡って粘り強くアタックを続け、どちらもクラス優勝で表彰台を獲得。翌日に開催された第21戦でもトップグループや中団グループのクラッシュやコースアウトのアクシデントを巧みに避けながら、着実に周回を重ねて無事ルーキークラス3連勝のチェッカーを受けた。

    今回の3連勝でポイントランキングではついにヘレキマを逆転してトップに浮上。シリーズチャンピオン獲得に向けて、いよいよ後半戦へと突入する。

    桜井孝太郎
    「スパ・フランコルシャンは僕の憧れのシューマッハがF1デビュー&初優勝を飾った歴史的なサーキットなので、毎日興奮していました。初日からスパ・ウェザーに歓迎されたウィークでしたが、その中でも自分自身、多くのことを得られたと思います。他のサーキットと違い、標高の高い山間に位置するサーキット、そして一周が7kmと非常に長いサーキットとして有名ですが、ドライバーの仕事、とくに”判断力”が戦略に大きく影響するサーキットです。F1のイギリスGPの時と同じ様に、コース半分はドライ、そしてもう半分が水浸しというコンディションが多々おきるサーキットなので、ちゅうちょしたり判断を誤ると、ダメです。予選でも難しいコンディションの中で、ここぞという時にアタックを決められたし、スタート前の難しいコンディションの中でもタイヤチョイスを自らおこなったし、たとえチームスタッフを含めて周りが頭を悩ましていても、自分自身は常に攻めの姿勢を保つ事が大事だと凄く感じました。まだまだ先は長いシーズンですが常に自分自身を追い込んで戦い抜いていきますので、応援よろしくお願いします」

  • 桜井孝太郎、イギリスF3のルーキークラスで3連勝

    桜井孝太郎、イギリスF3のルーキークラスで3連勝

    桜井孝太郎が、7月15〜17日にフランス、ポールリカール・サーキットで開催されたイギリスF3選手権(第16〜18戦)に参戦し、ルーキークラスで3連勝を達成。第18戦ではチャンピオンクラスのマシンを9台抜いて、今季ルーキークラスでのベスト・フィニッシュを果たした。

    前戦のニュルブルクリンクに続くヨーロッパ・ラウンドとなったフランス、ポールリカール・サーキットは、トヨタがF1マシン開発用テスト・サーキットとして莫大な投資をしたHTTT(ハイ・テクノロジー・テスト・トラック)と呼ばれる特殊なサーキット。

    低速、中速、高速、複合といったすべてのタイプのコーナーを兼ね備え、そのうえで長い直線を持つサーキットとなっている。計測システムや監視カメラにも最新技術が投入され、ラインカット等のペナルティもいつもより厳しくチェックされる。

    桜井孝太郎にとって、ポールリカール・サーキットは、シーズン前のGP3テストで走った、ヨーロッパでの最初のサーキット。今シーズンのイギリスF3選手権では、F3マシンに慣れながら、しかも毎回初めてのサーキットでの戦いが続いてきたが、ようやく経験のあるサーキットでの戦いとなった。

    フリー走行から積極的にセットアップを煮詰め、走行開始直後から、テクニカル・セクションでは、パワー的にも20馬力以上違うチャンピオン・クラスのマシンの間に割って入る区間タイムをマークし、決勝への期待が高まった。

    土曜日の第16戦、日曜日の朝の第17戦と、得意のスタートを決めて、チャンピオンクラスのマシンと激しいバトルを展開しながら連続完走。クラス優勝とファステストラップを確実にマークし、40分に渡る最終レース、第18戦を迎えた。

    第18戦は、スタート直後の2コーナーで4台が絡む接触事故のため、セーフティーカーが導入されたが、桜井孝太郎選手は予選20番手のポジションから、今回もスタートで前方のマシンをパスし、アクシデントの混乱に乗じて、うまく11番手までポジションをアップ。再スタートが切られた直後から、チャンピオンクラスのマシンとひとつの集団になって、接触寸前の激しいバトルを展開した。

    しかし、チャンピオンクラスのマシンを相手に何周にも渡って粘ったものの、やはりパワーに劣り、ダウンフォースに劣るマシンでの戦いは厳しく、一時は16番手までポジションダウン。そこから再び粘り強い走りを見せて、次第にポジションをあげ、ラスト10分間では前をいくチャンピオンクラスのマシンを凌ぐタイムを連続でマーク。素晴らしい追い上げを見せ、クラス優勝、総合11位でチェッカーを受けた。

    所属するハイテック・レーシングのライアン・シャープ監督は「孝太郎の今日の仕事はエクセレント。エンジンパワー差が出る高速コースなのに、最後はチームのシミュレーションの計算より2秒近く速いラップタイムで走っていた。マシンではなく、ドライバーが大きく成長した証拠だ」と絶賛。

    今回、ルーキークラスで3連勝、ファステストラップを獲得したことで、ランキング首位のバート・ヘレキマとのポイント差も1点まで迫り、残り12レースでの逆転チャンピオンに向けて、大きな成果のあるレースとなった。

    桜井孝太郎
    「第16戦、第17戦の両方のレースで、チャンピオン争いをしているヘレキマ選手よりも前でゴールできたし、第18戦では最初から最後まで荒れに荒れたサバイバル戦をうまく生き残り、なおかつチャンピオンクラスのマシンにも、タイムでも走りでも食いついていくことができたので、凄くエキサイティングなレースでした。ハンディキャップが大きく響くと思っていたコースだったので、この結果はすごくポジティブだと思います。目の前のリザルトよりも来年やその先の未来のために、ドライバーとして大きく成長できた週末でした。これは今後に大いに影響すると思います。世界で戦っている同じ年代のドライバーたちよりも、一歩でも前へ行けるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」

  • キミ・ライコネン、F3チームを売却

    キミ・ライコネン、F3チームを売却

    キミ・ライコネンとマネージャーは、イギリスF3チーム「ライコネン・ロバートソン・レーシング」の株式を売却した。

    報道によると、キミ・ライコネンとマネージャーであるスティーブ&デービッド・ロバートソンは、アンソニー・ハイアットにチーム株式を売却。チーム名は「ダブルRレーシング」に改名されるという。

    アンソニー・ハイアットは「ロバートソン家とキミは非常に協力的だったが、我々は違う方向に進むべき時がきた」とコメント。

    ライコネン・ロバートソン・レーシングには、2009年から中嶋一貴の弟である中嶋大祐が所属していた。