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  • 2009年 F1マシン 発表予定日

    2009年 F1マシン 発表予定日

    各F1チームの2009年のF1マシン発表日が明らかになってきた。

    レギュレーションが大幅に変更になる2009年、特に空力が大きく制限されるためF1マシンの外観は大きく様変わりすることになる。注目の2009年の新車発表の先陣を切るのはフェラーリ F2009になりそうだ。同日15日にはトヨタもインターネット上で2009年マシンを公開する。

    2009年は世界的な経済状況を反映して、派手な発表会は行われることはないだろう。多くのチームは、テストを行うサーキットで新型マシンを披露することになりそうだ。

    チーム 開催日 開催地 マシン
    フェラーリ 1月12日(月) ムジェロ F60
    トヨタ 1月15日(木) インターネット上※ TF109
    マクラーレン 1月16日(金) シュトゥットガルト MP4-24
    ルノー 1月19日(月) アルガルベ R29
    ウィリアムズ 1月19日(月) アルガルベ FW31
    BMW 1月20日(火) バレンシア F1.09
    レッドブル 2月9日(火) ヘレス RB5
    フォース・インディア 3月1日(日) ヘレス VJM02
    トロ・ロッソ 3月9日(月) バルセロナ STR4
    ブラウンGP 3月9日(月) バルセロナ BGP001
    ※実車公開は1月20日(火)アルガルベ・サーキット
  • 2009年 F1マシン レギュレーション

    2009年 F1マシン レギュレーション

    2009年、F1マシンは大きな変貌を遂げる。レギュレーションの大きく変更されることにより、各チームはこれまでのマシンのアップデートではなく、基本的なマシン構造から見直さなければならなくなる。

    2009年のレギュレーションでは、主にダウンフォースの50%削減、スリックタイヤの復活、KERSの導入が挙げられる。中でも、F1マシンに劇的な変化をもたらすのは、ダウンフォースを50%削減させるための空力レギュレーションの変更といえる。

    車体の最大幅は1,800mmのままとなるが、フロントウイングの最大幅は1,400mmから1,800mmに変更され、タイヤと同じ幅まで拡大される。高さは75mm〜275mmの間となる。中心部の幅400mmは規定の形状となり、エンド側がカットされた形状となる。エレメント数に規制はない。また、可変式フラップが採用され、ドライバーはフラップの角度を6度の範囲内で1周につき2度変更することが可能となる。

    また、フロントタイヤの中心部より前方450mmからリアタイヤの中心まではウイングの装着が禁止される。そのため、バージボードやホーンウイング、カナード、アッパーボーダーウイングから延びるスプリッターなど、あらゆる装飾ウイングが姿を消すことになる。サスペンションのアーム部分なども空力を考慮したデザインは使用できなくなる。

    F1 2009年 マシンレギュレーション

    サイドポンツーン上も規制され、エンジンルーバーが禁止される。エキゾーストパイプはマシン後方から見える分には問題ないが、上部から見えるのはNGとなる。ただし、2008年に多くのチームが採用したシャークフィンの使用は認められる。

    リアウイングは、全幅が1,000mmから750mmへと縮小され、高さは800mmから950mmに変更となる。前後位置に関しては今年からの変更はない。ディフューザーの開始位置は、リアタイヤの中心点で、高さは125mmから175mmに変更される。

    2009年のF1マシンは、かなりスッキリとしたデザインへと変貌する。また、KERSの導入、スリックタイヤの復活により、重量配分などの設計が変わってくることになる。2009年は、このように全てのチームが同じスタートラインから開発することになり、グリッド上の勢力図に変化が可能性がある。限られたボディーワークの中で、どのようなアイデアが生まれてくるか注目したい。

  • 2009年のF1マシンは“ショッキング”な姿

    2009年のF1マシンは“ショッキング”な姿

    大幅なレギュレーション変更、特に空力面では劇的な変化が予想される2009年のF1だが、実際にマシンを目にした関係者は、その姿に「大きなショック」を受けるだろうと語る。

    ルノーの来年のシングルシーターの開発に詳しい人物によると、初めて2009年仕様のF1マシンを目にした人は「非常に大きなショック」を受けるだろうという。

    ルノー R29の開発に協力している技術コンサルティング会社アルトランのスペイン部門の責任者アルフォンソ・マルティネスは、来年はスリックタイヤとKERSがF1に導入されるが、最も劇的な見た目の変化は、大幅な空力学的制限によるものだと語る。

    ボディワークへのフリップやウイングレットなどの追加パーツは完全に禁止され、フロントウィングは大きくなる。また、リアはウィングは、最近ウィリアムズがテストして話題にもなったが、2008年のウィングより劇的に高く小さい。

    新しいボディワーク規約の影響について、マルティネスは、「このマシンを見たときのショックはかなり大きいだろう」と語った。

    また彼は、この変更によってオーバーテイク増加という期待通りの効果があるかどうかはわからないとしている。

    「以前よりは少ないとは言え、マシンの後ろにはかなりの乱流が残るだろう」

  • ロス・ブロウン、2009年F1マシンのルックスを擁護

    ロス・ブロウン、2009年F1マシンのルックスを擁護

    ホンダのチーム代表であるロス・ブロウンは、2009年のF1マシの極端な新しいルックスにもF1ファンは慣れるだろうと語った。

    ウィリアムズは、先週のヘレステストで2009年マシンのリアエンドの評価の一部として2009年仕様の小さくて高いリアウィングで走行した。

    パドックと写真を見たファンの間は、新しいルックスのウィングに複雑な反応を示したが、ロス・ブロウンは、F1が2009年のF1マシンのルックスを受け入れるのに長くはかからないだろうと語る。

    「私にはそれらは悪く見えなかった。慣れるさ。」

    「それは我々が狭くて溝付きのタイヤを持ち込んだときのようだった。それらがスタートしたときは変に見えたけど、順応した。だから、完全にコメントするのは少し難しい」

    「好感が持てると思う。ボディーワークは、あらゆる付属品、ヴォーテック・ジェネレーター、フィン、ウィングを持たないので様々な点で素晴らしく思える。ボディーワークは比較的明確だ。より大きなフロントウィング、より小さく、より高いリアウィング。だが、我々は過去にそのようなものを持っていたんだ。」

    関連:ウィリアムズ、2009年仕様のリアウィングをテスト

  • 2009年のF1マシンはオーバーテイクが増加

    2009年のF1マシンはオーバーテイクが増加

    2009年のレギュレーション変更により、2009年のF1マシンは、より多くのオーバーテイクを演出する可能性が高い。

    2009年のレギュレーションでは、F1マシンのダウンフォースは約50%まで削減されるとされている。ウィングは小さくなり、ウィングレットやフィンなどのエアロデバイスは取り除かれ、今シーズンのF1マシンとはかなり異なる外観になるだろう。

    また、リアのディフューザーが大型化されることにより、ヨーロッパGPのような退屈なレースは、エキサイティングなレースへと変化する。

    トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルは、ヨーロッパGPを振り返り、「トヨタの後ろが特に酷かった。1秒以内に近づくことができないんだ。」と説明する。

    マクラーレンのテストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサとゲイリー・パフェットは、イギリスのワーキングにあるマクラーレンのファクトリーで2009年のシミュレーターを体験。オーバーテイクの可能性について、「わくわくする」とコメントしている。

  • スーパーアグリ 歴代F1マシン

    スーパーアグリ 歴代F1マシン

    スーパーアグリF1チームは、2年半のF1レース活動の中で4台のマシンを投入した。それぞれのマシンを振り返ってみる。

    参戦1年目は、4年落ちのアロウズA23を改良したSA05に始まり、第12戦ドイツGPでSA06Aを投入。
    さらに第14戦トルコGPではマイナーチェンジ版のSA06Bを投入し、最終戦で10位に食い込むなど、大きな進化を遂げた。

    2年目は事実上のホンダの2006年型マシンRA106をベースとしたSA07で、スペインGPで初ポイント、カナダGPで6位3ポイントを獲得するなど、印象的な戦いを見せた。

    最後の年となる2008年は、ホンダRA107を改良したマシンで参戦。失敗作といわれるRA107に加え、資金難により冬季テストにも参加できず、また開発もほとんど進められなかったため、戦闘力を見せることはできなかった。

    SA05

    スーパーアグリSA05

    予定していたホンダの1年落ちのマシンBAR007が使えなくなり、4年落ちのアロウズA23をベースに、ホンダRA806Eエンジンを搭載したスーパーアグリの1号機。2006年のレギュレーションに適合させるためにエンジンの前後にスーペサーをいれて寸法を合わせたり、ギアボックスにあわせるためにエンジンを持ち上げるなどの対応が施された。4年落ちのマシンでは、新型タイヤのグリップを使いこなすことはできず、ドライバーはマシンバランスに苦労した。SA06の投入が控えていたが、改良には40億の費用が投じられた。

    SA06A

    スーパーアグリ SA06B

    第12戦ドイツGPで満を持して投入されたSA06。念願のホンダ製ギアボックスを搭載し、エンジンを本来の位置に搭載できるようになり、重量配分が向上。また、SA05と比較して20kgの軽量化がなされたため、セッティングの幅が広がった。特にエンジン搭載位置の低下とギアボックスのナロー化は、空力面に多くの貢献をもたらし、不足していたダウンフォースを確保。リアサスペンションのジオメトリーも一新され、コーナーリング時の挙動が大幅に改善された。

    SA06B

    スーパーアグリ SA06B

    第14戦トルコGPから投入されたSA06B。アロウズA23の流れをくむツインキールのキール部を短くする改良が施され、ロワアームの取り付け位置が5cmほど引き上げられた。これにより、ジオメトリーも変更され、ゼロキールに近い空力特性を獲得。さらにアップライトの改良により、タイヤのリムが広がり、最新仕様のタイヤを使いこなせるようになった。シーズンを通して細かなエアロパーツを投入してダウンフォースの獲得に尽力。着実にポテンシャルをあげ、最終戦ブラジルGPでは佐藤琢磨が10位完走を果たした。

    SA07

    スーパーアグリ SA07

    スーパーアグリのデザインチームとホンダの栃木研究所によって共同開発されたSA07。事実上、2006年型ホンダRA106がベースに、2007年のレギュレーションにあわせた改良が施されたマシン。スペインGPでは新しいカーボンギアボックスを搭載、チムニーやウィングレット、リアウィングのパッケージなど、積極的なアップデートが見られた。その後も細かな改良が加えられ、最終戦ブラジルGPでも新しいリアウィングを持ち込むなど、限られた資金のなか、健闘をみせた。このマシンでスーパーアグリは4ポイントを獲得した。

    SA08A

    スーパーアグリ SA08A

    ホンダの2007年型マシンRA107をベースに、2008年レギュレーションにあわせてドライバーヘッドプロテクターを装着するなどしたRA107の改良型マシン。ギアボックスは4レースギアボックスに対応するために内部部品と油圧システムの強化が施されており、ケーシングも変更されている。このギアボックスは、ホンダRA108搭載のものと同じもので、SA08は言わばRA107のフロントとRA108のバックエンドをあわせたようなハイブリッドマシンだ。挙動はRA107の不安定さをそのまま引き継いでいた。